JP2630588B2 - 色濁りの改良された熱現像感光材料 - Google Patents

色濁りの改良された熱現像感光材料

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JP2630588B2
JP2630588B2 JP62011031A JP1103187A JP2630588B2 JP 2630588 B2 JP2630588 B2 JP 2630588B2 JP 62011031 A JP62011031 A JP 62011031A JP 1103187 A JP1103187 A JP 1103187A JP 2630588 B2 JP2630588 B2 JP 2630588B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱現像感光材料に関し、詳しくは色濁りのな
い鮮明な画像が得られる熱現像感光材料に関する。
[発明の背景] 現像工程を熱による乾式処理で行うことにより、簡易
で迅速に画像を得る感光材料(熱現像感光材料)は公知
であり、その熱現像感光材料及び画像形成方法は例えば
特公昭43-4921号、同43-4924号公報、写真工学の基礎
(1979年コロナ社刊行)の553頁〜555頁、およびリサー
チ・ディスクロージャー誌1978年6月号9頁〜15頁(RD
-17029)等に記載されている。
また近年各種の色素供与物質を用いてカラー画像を得
る熱現像カラー感光材料の開発が試みられている。これ
らの中で熱現像により拡散性の色素を放出又は形成させ
た後、色素を転写させることによりカラー画像を得る方
式は画像の安定性や鮮明性及び処理の簡易性や迅速性等
の点ですぐれている。この転写方式の熱現像カラー感光
材料及び画像形成方法は例えば特開昭59-12431号、同59
-159159号、同59-181345号、同59-229556号、同60-2950
号、同61-52643号、同61-61158号、同61-61157号、同59
-180550号、同61-132952号、同61-139842号、米国特許
4,595,652号、同4,590,154号及び同4,584,267号等に記
載されている。
上記の転写方式の熱現像カラー感光材料において、色
素供与物質自体が十分に不動化されていないと、目的と
する色素が転写されるのみでなく、未反応の色素供与物
質自体も転写され、得られる色素画像の汚染の原因とな
ったり、さらに例えばそれぞれ異なる波長域に分光増感
した感光性層を重層する感光材料の場合、色素供与物質
が層間を拡散し、色濁りあるいは発色不良を引き起こす
問題点があった。
[発明の目的] 本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、本発
明の目的は、耐拡散化された色素供与性の錯体化合物を
含有する熱現像感光材料を提供することにある。
本発明の他の目的は、色濁りの少ない鮮明な画像を得
ることができる熱現像感光材料を提供することにある。
[発明の構成] 本発明者等は、上記目的を達成すべく鋭意研究の結
果、2価の遷移金属と配位可能な基を含む耐拡散性基を
有する下記一般式で表される色素供与物質と、2価の遷
移金属との錯体化合物(以下、本発明の色素供与性の錯
体化合物という。)を含有する熱現像感光材料により、
上記目的が達成されることを見い出した。
一般式[I] (LA) 式中、Lは2価の遷移金属と配位可能な基を含む耐拡
散性基を表し、Aは色素供与物質残基を表す。mおよび
nはそれぞれ1以上の整数を表す。
[発明の具体的構成] 本発明における2価の遷移金属と配位可能な基を含む
耐拡散性基を有する色素供与物質は、好ましくは下記一
般式[1]で表される化合物である。
一般式[1] (LA) 式中、Lは2価の遷移金属と配位可能な基を含む耐拡
散性基を表し、Aは色素供与物質残基を表す。mおよび
nはそれぞれ1以上の整数を表す。
Lで表される耐拡散性基は、好ましくは炭素原子数8
個以上、より好ましくは12個以上の有機基、親水性基、
ポリマー鎖等であり、その分子構造中に2価の遷移金属
と配位可能な基を含んでいる。
2価の遷移金属と配位可能な基を含むLの好ましい例
は、硫黄原子、窒素原子、酸素原子を含む基であり、例
えばチオール基、アミノ基、水酸基、チオエーテル基、
エーテル基等を含有する基である。
Aで表される色素供与物質残基を生じる色素供与物質
としては、感光性ハロゲン化銀及び/又は必要に応じて
用いられる有機銀塩の還元反応に関与し、その反応関数
として拡散性の色素を形成または放出できるものであれ
ば良く、その反応形態に応じて、正の関数に作用するネ
ガ型の色素供与物質(すなわち、ネガ型のハロゲン化銀
を用いた場合にネガの色素画像を形成する)と負の関数
に作用するポジ型の色素供与物質(すなわち、ネガ型の
ハロゲン化銀を用いた場合にポジの色素画像を形成す
る)に分類できる。
ネガ型の色素供与物質はさらに以下のように分類され
る。
各々の色素供与物質についてさらに説明する。
還元性色素放出化合物としては、例えば一般式(2)
で示される化合物が挙げられる。
一般式(2) (L)l−Car−NHSO2−Dye 式中Carは、感光性ハロゲン化銀及び/又は必要に応
じて用いられる有機銀塩の還元に際し、酸化され色素を
放出する還元性の基質(所謂キャリアー)であり、Dye
は拡散性の色素残基である。
lは1以上の整数を表し、Lは一般式(1)における
Lと同義である。
上記の還元性色素放出化合物の具体例としては、特開
昭57-179840号、同58-116537号、同59-60434号、同59-6
5839号、同59-71046号、同59-87450号、同59-88730号、
同59-123837号、同59-165054号、同59-165055号、同59-
124329号公報各明細書等に記載されている。
還元性色素放出化合物を部分構造として含むことがで
きる。
カップリング色素放出型化合物としては、一般式
(3)で示される化合物が挙げられる。
一般式(3) (L)l−Cp1n1Dye 式中、Cp1は還元剤の酸化体と反応して拡散性の色素
を放出することができる有機基(いわゆるカプラー残
基)であり、Jは2価の結合基であり、還元剤の酸化体
との反応によりCp1とJとの結合が開裂する。n1は0又
は1を表し、Dyeは一般式(2)で定義されたものと同
義である。またCp1はカップリング色素放出型化合物を
非拡散性にする為に各種のバラスト基で置換されている
ことが好ましく、バラスト基としては用いられる感光材
料の形態に応じて炭素原子数8個以上(より好ましくは
12個以上)の有機基、又はスルホ基、カルボキシ基等の
親水性基、或いは8個以上(より好ましくは12個以上)
の炭素原子とスルホ基、カルボキシ基等の親水性基を共
に有する基である。別の特に好ましいバラスト基として
はポリマー鎖を挙げることができる。
カップリング色素放出型化合物の具体例としては、特
開昭57-186744号、同57-122596号、同57-160698号、同5
9-174834号、同57-224883号、同59-159159号、同59-231
540号各明細書に記載されている。カップリング色素放
出性化合物を部分構造として含むことができる。
カップリング色素形成型化合物としては、一般式
(4)で示される化合物が挙げられる。
一般式(4) Cp2FB(L)l 式中、Cp2は還元剤の酸化体と反応(カップリング反
応)して拡散性の色素を形成することができる有機基
(いわゆるカプラー残基)であり、Fは二価の結合基を
表し、Bはバラスト基を表す。
Cp2で表されるカプラー残基としては形成される色素
の拡散性の為にその分子量が700以下が好ましく、より
好ましくは500以下である。
また、バラスト基は一般式(3)で定義されたバラス
ト基と同じバラスト基が好ましく、特に8個以上(より
好ましくは12個以上)の炭素原子とスルホ基、カルボキ
シ基等の親水性基を共に有する基が好ましく、さらにポ
リマー鎖がより好ましい。
一般式(4)で表されるカップリング色素形成型化合
物の具体例としては、特開昭59-124339号、同59-181345
号、同60-2950号、特願昭59-179657号、同59-181604
号、同59-182506号、同59-182507号の各明細書等に記載
されている。カップリング色素形成型化合物を部分構造
として含むことができる。
上述の一般式(3)及び(4)において、Cp1又はCp2
で定義されるカプラー残基について更に詳述すると、下
記一般式で表される基が好ましい。
一般式(5) 一般式(6) 一般式(7) 一般式(8) 一般式(9) 一般式(10) 一般式(11) 一般式(12) 一般式(13) 一般式(14) 式中、R7、R8、R9及びR10はそれぞれ水素原子、ハロゲ
ン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、
アシル基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基、アルキルスルホニル基、アリールスル
ホニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、アシル
オキシ基、アミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、シアノ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホ
ニル基、ウレイド基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、カルボキシ基、スルホ基又は複素環残基を表し、こ
れらはさらに水酸基、カルボキシ基、スルホ基、アルコ
キシ基、シアノ基、ニトロ基、アルキル基、アリール
基、アリールオキシ基、アシルオキシ基、アシル基、ス
ルファモイル基、カルバモイル基、イミド基、ハロゲン
原子等で置換されていてもよい。
一般式(3)の場合には、一般式(5)、(11)、
(14)においてはR7、R8、R9のうち少なくともひとつが、
一般式(6)、(8)、(13)においてはR7、R8のう
ち、少なくともひとつが、一般式(7)、(9)におい
てはR7、R8、R9、R10のうち少なくともひとつが、一般式
(10)においてはR8R9のうち少なくともひとつが、一般
式(12)においてはR7がLに連結していなければならな
い。
これらの置換基はCp1及びCp2の目的に応じて選択さ
れ、前述の如くCp1においては置換基の一つはバラスト
基であることが好ましく、Cp2においては形成される色
素の拡散性を高めるために分子量が700以下、より好ま
しくは500以下になるよう置換基が選択されることが好
ましい。
ポジ型の色素供与物質としては、具体的には特開昭59
-166954号、同59-154445号、同59-124327号、同59-1524
40号等に記載されているポジ型色素供与物質を部分構造
として含むことができる。
上述の一般式(2)、(3)においてDyeで表される
拡散性色素の残基についてさらに詳述する。拡散性色素
の残基としては、色素の拡散性の為に分子量が800以
下、より好ましくは600以下であることが好ましく、ア
ゾ色素、アゾメチン色素、アントラキノン色素、ナフト
キノン色素、スチリル色素、ニトロ色素、キノリン色
素、カルボニル色素、フタロシアニン色素等の残基が挙
げられる。これらの色素残基は、熱現像時或いは転写時
に複色可能な一時短波化された形でもよい。
また、上述の2価の遷移金属と配位可能な基を含む耐
拡散性基を有する耐拡散性色素供与物質と錯体化合物を
形成する2価の遷移金属は、例えばNi,Co,Cu,Pd,Pt,Zn
などが挙げられる。
一般式[1]において、mおよびnはそれぞれ1以上
の整数を表すが、mとnは同じであっても、異なっても
よく、すなわち、本発明の色素供与性の錯体化合物は単
座配位であっても、多座配位であってもよい。
以下に本発明の色素供与性の錯体化合物の具体的化合
物例を挙げるが、本発明は、これらに限定されるもので
はない。
次に本発明の色素供与性の錯体化合物の合成例につい
て説明する。
(1)(a)→(c) ジカルボン酸化合物から脱水することによって得た無
水物(b)14gに(a)14gをアセトニトリル100ml中で
添加し、50℃にて、2時間攪拌後、反応溶液を500mlの
水にあけ、析出した固体を酢酸エチルにて再結晶するこ
とにより(c)12gを得た。
(2)(c)→(7) (c)12gを150mlのメチノールに溶かし、攪拌・還留
していることろへ4.3gの酢酸ニッケル・4水塩を40mlの
メチノールに溶かした溶液を約10分間で滴下する。その
後1時間、還留・攪拌後、溶媒を留去して得られた固体
を酢酸エチルおよびアセトニトリルの混合溶媒にて再結
晶し、化合物(7)を13g得た。
本発明の色素供与性の錯体化合物の作用機構を以下に
説明する。加熱現像時、感光材料中において、色素供与
物質は、主に共存する熱溶剤の働きにより層間を移動さ
せようとする力を受ける。この際、本発明の色素供与性
の錯体化合物のように、色素供与性有機部位が、金属に
配位することにより、2倍以上のかさ高さをもつことに
なり、層間の移動しやすさが減少する。また、金属原子
を含有することにより、該錯体化合物は、前記色素供与
性有機部位を単にかさ高くした場合よりも、さらに移動
しにくくなる。この理由は明らかではないが、熱溶剤に
対する溶解度が低下する為であろうと考えられる。
本発明の色素供与性の錯体化合物は、単独で用いても
よいし、2つ以上併用してもよい。また、本発明の色素
供与性の錯体化合物以外の色素供与物質を併用してもよ
い。
本発明の色素供与性の錯体化合物の使用量は特に限定
されないが、例えば1m2当たり、0.005g〜50g用いるこ
とができる。
本発明の色素供与性の錯体化合物を熱現像感光材料の
写真構成層に含有せしめる方法は任意であり、例えば低
沸点溶媒(メタノール、エタノール、酢酸エチル等)ま
たは高沸点溶媒(ジブチルフタレート、ジオクチルフタ
レート、トリクレジルホスフェート等)に溶解した後、
超音波分散するか、あるいはアルカリ水溶液(例えば、
水酸化ナトリウム10%水溶液等)に溶解した後、鉱酸
(例えば、塩酸または硝酸等)にて中和して用いるか、
あるいは適当なポリマーの水溶液(例えば、ゼラチン、
ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリドン等)と共
にボールミルを用いて分散させた後使用することができ
る。
本発明において併用できる色素供与物質としては、例
えば特願昭60-185186号、特願昭60-271117号、特願昭61
-11563号に記載されている非拡散性の色素を形成する色
素供与物質でも良いが、好ましくは拡散性の色素を形成
又は放出する拡散型色素供与物質であり、特にカップリ
ング反応により拡散性の色素を形成する化合物が好まし
い。
本発明に併用することのできる色素供与物質の具体例
としては、ネガ型のハロゲン化銀を用いた場合にネガの
色素画像を形成するものとして、特開昭57-179840号、
同58-116537号、同59-60434号、同59-65839号、同59-71
046号、同59-87450号、同59-88730号、同59-123837号、
同59-165054号、同59-165055号および同59-124329号公
報各明細書等に記載されている還元性色素放出化合物
や、特開昭57-186744号、同57-122596号、同57-160698
号、同59-174834号、同57-224883号、同59-159159号、
同59-231540号各明細書等に記載されているカップリン
グ色素放出型化合物および特開昭59-124339号、同59-18
1345号、同60-2950号、特願昭59-179657号、同59-18160
4号、同59-182506号、同59-182507号各明細書等に記載
されているカップリング色素形成型化合物が挙げられ、
さらに、ネガ型のハロゲン化銀を用いた場合にポジの色
素画像を形成するものとして、特開昭59-166954号、同5
9-154445号、同59-124327号、同59-152440号、同59-154
445号各明細書等に記載されている色素供与物質が挙げ
られる。
本発明の熱現像感光材料には、基本的には一つの熱現
像感光性層中に(1)感光性ハロゲン化銀、(2)還元
剤、(3)本発明の色素供与性の錯体化合物、(4)バ
インダーを含有し、さらに必要に応じて(5)有機銀塩
を含有することが好ましい。しかし、これらは必ずしも
単一の写真構成層中に含有させる必要はなく、例えば、
熱現像感光性層を2層に分け、前記(1)、(2)、
(4)、(5)の成分を一方側の熱現像感光性層に含有
させ、この感光性層に隣接する他方側の層に(3)の成
分を含有せしめる等、相互に反応可能な状態であれば2
以上の構成層に分けて含有せしめてもよい。
また、熱現像感光性層を高感度層と低感度層、高濃度
層と低濃度層等の2層またはそれ以上に分割して設けて
もよい。
本発明の熱現像感光材料は、支持体上に1または2以
上の熱現像感光性層を有する。カラーの場合には、一般
に感色性の異なる3つの熱現像感光性層を有し、各感光
層では、熱現像によってそれぞれ色相の異なる色素が形
成または放出される。通常、青感光性層ではイエロー色
素、緑感光性層ではマゼンタ色素、赤感光性層ではシア
ン色素が組み合わされるが、これに限らない。また、近
赤外感光性層を組み合わせることも可能である。
各層の構成は目的に応じて任意に選択でき、例えば、
支持体上に順次、赤感光性層、緑感光性層、青感光性層
とする構成、逆に支持体上に順次、青感光性層、緑感光
性層、赤感光性層とする構成、あるいは支持体上に順
次、緑感光性層、赤感光性層、青感光性層とする構成等
がある。
本発明の熱現像感光材料は、前記熱現像感光性層の他
に、下塗り層、中間層、保護層、フィルター層、バッキ
ング層、剥離層等の非感光性層を設けることができる。
前記熱現像感光性層およびこれらの非感光性層を支持体
上に塗布するには、一般のハロゲン化銀感光材料を塗布
調製するのに用いられるものと同様の方法が適用でき
る。
本発明に用いられる感光性ハロゲン化銀としては、塩
化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃化銀、沃臭化
銀、塩沃臭化銀等があげられる。該感光性ハロゲン化銀
は、写真技術分野のシングルジェット法やダブルジェッ
ト法等の任意の方法で調製することができる。好ましい
実施態様によれば、シェルを持つハロゲン化銀粒子を有
するハロゲン化銀乳剤を用いることができる。
さらに、粒子のハロゲン組成が、表面と内部で異なっ
た多重構造から成る、例えばコア/シェル型ハロゲン化
銀粒子のシェルのハロゲン組成がステップ状に変化し
た、あるいは連続的に変化したハロゲン化銀粒子を有す
るハロゲン化銀乳剤を用いることができる。また、その
形状は、立方体、球形、8面体、12面体、14面体等の明
確に晶癖を有するものでも、そうでないものでも用いる
ことができる。この種のハロゲン化銀としては、特願昭
60-215948号に記載されている。
また、例えば特開昭58-111933号、同58-111934号、同
58-108526号、リサーチ・ディスクロージャー22534号等
に記載されているような、2つの平行する結晶面を有
し、かつ、これらの結晶面は各々この粒子の他の単結晶
よりも面積が大きい粒子であって、そのアスペクト比す
なわち、粒子の直径対厚みの比が5:1以上の平板状ハロ
ゲン化銀粒子から成るハロゲン化銀乳剤を用いることも
できる。
さらに、本発明には表面が予めカブラされていない内
部潜像型ハロゲン化銀粒子を含有するハロゲン化銀乳剤
を用いることができる。表面が予めカブラされていない
内部潜像型ハロゲン化銀については、例えば米国特許第
2,592,250号、同3,206,313号、同3,317,322号、同3,51
1,662号、同3,447,927号、同3,761,266号、同3,703,584
号、同3,736,140号等に記載されている如く、ハロゲン
化銀粒子の表面の感度よりも粒子内部の感度の方が高い
ハロゲン化銀である。また、米国特許第3,271,157号、
同第3,447,927号および同第3,531,291号に記載されてい
る多価金属イオンを内蔵しているハロゲン化銀粒子を有
するハロゲン化銀乳剤、または米国特許第3,761,276号
に記載されているドープ剤を含有するハロゲン化銀粒子
の粒子表面を弱く化学増感したハロゲン化銀乳剤、また
は特開昭50-8524号および同50-38525号等に記載されて
いる積層構造を有する粒子からなるハロゲン化銀乳剤、
その他特開昭52-156614号および特開昭55-127549号に記
載されているハロゲン化銀乳剤などである。
該感光性ハロゲン化銀乳剤は、写真技術分野の任意の
方法で化学的に増感しても良い。
上記感光性乳剤中のハロゲン化銀は、粗粒子であって
も微粒子であっても良いが、好ましい粒子サイズは、そ
の径が約0.001μm〜約1.5μmであり、さらに好ましく
は約0.01μm〜約0.5μmである。
本発明において、他の感光性ハロゲン化銀の調製法と
して、感光性銀塩形成成分を後述する有機銀塩と共存さ
せ、有機銀塩の一部に感光性ハロゲン化銀を形成させる
こともできる。
これら感光性ハロゲン化銀および感光性銀塩形成成分
は、種々の方法において組合せて使用でき、使用量は、
一層当り支持体1m2に対して、0.001g〜50gであること
が好ましく、より好ましくは、0.1g〜10gである。
本発明に用いられる代表的な分光増感色素としては、
例えばシアニン、メロシアニン、コンプレックス(3核
又は4核の)シアニン、ホロポーラーシアニン、スチリ
ル、ヘミシアニン、オキソノール等があげられる。
これら増感色素の添加量は感光性ハロゲン化銀または
ハロゲン化銀形成成分1モル当り1×10-4モル〜1モル
である。更に好ましくは、1×10-4モル〜1×10-1モル
である。
本発明の熱現像感光材料においては、必要に応じて感
度の上昇や現像性の向上を目的として各種の有機銀塩を
用いることができる。
本発明の熱現像感光材料に用いられる有機銀塩として
は、特公昭43-4921号、特開昭49-52626号、同52-141222
号、同53-36224号および同53-37610号等の各公報ならび
に米国特許第3,330,633号、同第3,794,496号、同第4,10
5,451号等の各明細書中に記載されているような長鎖の
脂肪族カルボン酸の銀塩やヘテロ環を有するカルボン酸
の銀塩、例えばラウリン酸銀、ミリスチン酸銀、パルミ
チン酸銀、ステアリン酸銀、アラキドン酸銀、ベヘン酸
銀、α−(1−フェニルテトラゾールチオ)酢酸銀な
ど、芳香族カルボン酸銀、例えば安息香酸銀、フタル酸
銀など、特公昭44-26582号、同45-12700号、同45-18416
号、同45-22185号、特開昭52-137321号、特開昭58-1186
38号、同58-118639号、米国特許第4,123,274号等の各公
報に記載されているイミノ基の銀塩がある。
その他特開昭52-31728号に記載されている様な安定度
定数4.5-10.0の銀錯化合物、米国特許第4,168,980号明
細書に記載されている様なイミダゾリンチオンの銀塩等
が用いられる。
以上の有機銀塩のうちでもイミノ基の銀塩が好まし
く、特にベンゾトリアゾール誘導体の銀塩、より好まし
くは5−メチルベンゾトリアゾールおよびその誘導体、
スルホベンゾトリアゾールおよびその誘導体、N−アル
キルスルファモイルベンゾトリアゾールおよびその誘導
体が好ましい。
本発明に用いられる有機銀塩は、単独でも或いは2種
以上併用して用いてもよい。また、適当なバインダー中
で銀塩を調製し、単離せずにそのまま使用に供してもよ
いし、単離したものを適当な手段によりバインダー中に
分散して使用に供してもよい。分散の方法としては、ボ
ールミル、サンドミル、コロイドミル、振動ミル等を挙
げることができるが、これに制限されることはない。
また、有機銀塩の調製法は、一般的には水または有機
溶媒に硝酸銀および原料有機化合物を溶解して混合する
方法であるが、必要に応じてバインダーを添加したり、
水酸化ナトリウムなどのアルカリを添加して有機化合物
の溶解を促進したり、またアンモニア性硝酸銀溶液を用
いたりすることも有効である。
該有機銀塩の使用量は、通常感光性ハロゲン化銀1モ
ル当り0.01モル〜500モルが好ましく、より好ましくは
0.1〜100モルである。さらに好ましくは0.3〜30モルで
ある。
本発明の熱現像感光材料に用いられる還元剤は、熱現
像感光材料の分野で通常用いられるものを用いることが
できる。
本発明の熱現像感光材料において用いられている色素
供与物質が例えば、特開昭57-186744号、同58-79247
号、同58-149046号、同58-149047号、同59-124339号、
同59-181345号、同60-2950号等に開示されている様な還
元剤の酸化体とカップリングする事によって、拡散性の
色素を放出あるいは、形成する色素供与物質である場合
は、本発明に用いられる還元剤としては、例えば米国特
許第3,531,286号、同第3,761,270号、同第3,764,328号
各明細書、またRD No.12146号、同No.15108、同No.1512
7および特開昭56-27132号公報に記載のp−フェニレン
ジアミン系およびp−アミノフェノール系現像主薬、フ
ォスフォロアミドフェノール系、スルホンアミドフェノ
ール系現像主薬、スルホンアミドアニリン系現像主薬、
またヒドラゾン系発色現像主薬等を用いる事ができる。
また、米国特許第3,342,599号、同第3,719,492号、特開
昭53-135628号、同57-79035号等に記載されている発色
現像主薬プレカーサー等も有利に用いることができる。
特に好ましい還元剤として、特開昭56-146133号及び
特願昭61-71683号に記載のN−(P−N,N−ジアルキ
ル)フェニルスルファミン酸塩が挙げられる。
前記還元剤は2種以上同時に用いてもよい。また、黒
白現像主薬を現像性をあげる等の目的で併用する事も可
能である。
また、本発明において用いられる色素供与物質が、特
開昭57-179840号、同58-58543号、同59-152440号、同59
-154445号等に示されるような酸化により色素を放出す
る化合物、酸化されることにより色素放出能力を失う化
合物、還元されることにより色素を放出する化合物等の
場合(あるいは単純に銀画像のみを得る場合)には、以
下に述べるような現像主薬を用いることもできる。
例えば、フェノール類、スルホンアミドフェノール
類、またはポリヒドロキシベンゼン類、ナフトール類、
ヒドロキシビナフチル類およびメチレンビスナフトール
類、メチレンビスフェノール類、アスコルビン酸類、3
−ピラゾリドン類、ピラゾロン類、ヒドラゾン類および
パラフェニレンジアミン類が挙げられる。
これら前記の現像主薬も又単独、或いは2種以上組合
せて用いることができる。
本発明の熱現像感光材料に用いられる前記の還元剤の
使用量は、使用される感光性ハロゲン化銀の種類、有機
酸銀塩の種類およびその他の添加剤の種類などに依存す
るが、通常は感光性ハロゲン化銀1モルに対して0.01〜
1500モルの範囲であり、好ましくは0.1〜200モルであ
る。
本発明の熱現像感光材料に用いられるバインダーとし
ては、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビニル、エチル
セルロース、ポリメチルメタクリレート、セルロースア
セテートブチレート、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン等の合成高分子、ゼラチン、フタル化ゼラ
チン等のゼラチン誘導体、セルロース誘導体、タンパク
質、デンプン、アラビアゴム等の合成或いは天然の高分
子物質を1又は2以上組合せて用いることができる。特
に、ゼラチンまたその誘導体とポリビニルピロリドン、
ポリビニルアルコール等の親水性ポリマーとを併用する
ことは好ましく、より好ましくは特開昭59-229556号に
記載のゼラチンとポリビニルピロリドン(ビニルピロリ
ドンと他のモノマーとの共重合体も含む)との混合バイ
ンダーである。
バインダーの使用量は、通常支持体1m2当たり0.05g
〜50gであり、好ましくは0.1〜10gである。
また、バインダーは、色素供与物質1gに対して0.1〜1
0g用いることが好ましく、より好ましくは0.25g〜4gで
ある。
本発明の熱現像感光材料に用いられる支持体として
は、例えばポリエチレンフィルム、セルロースアセテー
トフィルムおよびポリエチレンテレフタレートフィル
ム、ポリ塩化ビニル等の合成プラスチックフィルム、写
真用原紙、印刷用紙、バライタ紙およびレジンコート紙
等の紙支持体、さらに、これらの支持体の上に電子線硬
化性樹脂組成物を塗布、硬化させた支持体等が挙げられ
る。
本発明の熱現像感光材料、さらに該感光材料が転写型
で受像部材を用いる場合、別現像感光材料および/また
は受像部材には、各種の熱溶剤が添加されることが好ま
しい。本発明に用いられる熱溶剤とは、熱現像および/
または熱転写を促進する化合物である。これらの化合物
については、例えば米国特許第3,347,675号、同第3,66
7,959号、リサーチ・ディスクロージャーNo.17643(XI
I)、特開昭59-229556、同59-68730号、同59-84236号、
同60-191251号、同60-232547号、同60-14241号、同61-5
2643号、特願昭60-218768号、同60-181965号、同60-184
637号等、米国特許第3,438,776号、同3,666,477号、同
3,667,956号、特開昭51-19525号、同53-24829号、同53-
60223号、同58-118640号、同58-198038号に記載されて
いるような極性を有する有機化合物が挙げられ、本発明
に特に有用なものとしては、例えば尿素誘導体(例え
ば、ジメチルウレア、ジエチルウレア、フェニルウレア
等)、アミド誘導体(例えば、アセトアミド、ベンズア
ミド、p−トルアミド、p−ブトキシベンズアミド
等)、スルホンアミド誘導体(例えばベンゼンスルホン
アミド、α−トルエンスルホンアミド等)、多価アルコ
ール類(例えば、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、ペンタエ
リスリトール、トリメチロールエタン等)、又はポリエ
チレングリコール類が挙げられる。
上記熱溶剤において、以下に述べる水不溶性固体熱溶
剤がさらに好ましく用いられる。
水不溶性固体熱溶剤とは、常温では固体であるが、高
温(60℃以上、好ましくは100℃以上、特に好ましくは1
30℃以上250℃以下)では液状になる化合物であり、無
機性/有機性の比(“有機概念図”甲田善生、三共出版
(株)、1984)が0.5〜3.0、好ましくは0.7〜2.5、特に
好ましくは1.0〜2.0の範囲にある化合物である。
上記水不溶性熱溶剤の具体例としては、例えば特開昭
60-278331号、同60-280824号等に記載されている。
熱溶剤を添加する層としては、感光性ハロゲン化銀乳
剤層、中間層、保護層、受像部材の受像層等それぞれの
効果が得られるよう添加されて用いられる。
熱溶剤の添加量は通常バインダー量の10重量%〜500
重量%、好ましくは30重量%〜200重量%である。
本発明の熱現像感光材料には上記各成分以外に必要に
応じ各種添加剤を含有する事が出来る。
熱現像感光材料において色調剤として知られているも
のが現像促進剤として本発明の熱現像感光材料に添加さ
れてもよい。色調剤としては、例えば特開昭46-4928
号、同46-6077号、同49-5019号、同49-5020号、同49-91
215号、同49-107727号、同50-2524号、同50-67132号、
同50-67641号、同50-114217号、同52-33722号、同52-99
813号、同53-1020号、同53-55115号、同53-76020号、同
53-125014号、同54-156523号、同54-156524号、同54-15
6525号、同54-156526号、同55-4060号、同55-4061号、
同55-32015号等の公報ならびに西独特許第2,140,406
号、同第2,141,063号、同2,220,618号、米国特許第3,84
7,612号、同第3,782,941号、同第4,201,582号並びに特
開昭57-207244号、同57-207245号、同58-189628号、同5
8-193541号等の各明細書に記載されている化合物であ
る。
別の現像促進剤としては、特開昭59-177550号、同59-
111636号に記載の化合物が挙げられる。また特願昭59-2
80881号に記載の現像促進剤放出化合物も用いることが
できる。
カブリ防止剤としては、例えば米国特許第3,645,739
号に記載されている高級脂肪族、特公昭47-11113号に記
載の第2水銀塩、特開昭51-47419号に記載のN−ハロゲ
ン化合物、米国特許第3,700,457号、特開昭51-50725号
に記載のメルカプト化合物放出性化合物、同49-125016
号に記載のアリールスルホン酸、同51-47419号に記載の
カルボン酸リチウム塩、英国特許第1,455,271号、特開
昭50-101,019号に記載の酸化剤、同53-19825号に記載の
スルフィン酸類あるいはチオスルホン酸類、同51-3223
号に記載の2−チオウラシル類、同51-26019号に記載の
イオウ単体、同51-42529号、同51-81124号、同55-93149
号に記載のジスルフィドおよびポリスルフィド化合物、
同51-57435号に記載のロジンあるいはジテルペン類、同
51-104338号に記載のフリーのカルボキシル基又はスル
ホン酸基を有したポリマー酸、米国特許第4,138,265号
に記載のチアゾリンチオン、特開昭54-51821号、米国特
許第4,137,079号に記載の1,2,4−トリアゾールあるいは
5−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、特開昭55-1408
33号に記載のチオスルフィン酸エステル類、同55-14233
1号に記載の1,2,3,4−チアトリアゾール類、同59-46641
号、同59-57233号、同59-57234号に記載のジハロゲン化
合物あるいはトリハロゲン化合物、さらに同59-111636
号に記載のチオール化合物、同60-198540号に記載のハ
イドロキノン誘導体、同60-227255号に記載のハイドロ
キノン誘導体とベンゾトリアゾール誘導体との併用等が
あげられる。
さらに別の特に好ましいカブリ防止剤としては、特願
昭60-218169号に記載されている親水性基を有する抑制
剤、特願昭60-262177号に記載されているポリマー抑制
剤および特願昭60-263564号に記載のバラスト基を有す
る抑制剤化合物が挙げられる。
さらに、無機或いは有機の塩基、又は塩基プレカーサ
ーを添加することができる。塩基プレカーサーとしては
加熱により脱炭酸して塩基性物質を放出する化合物(例
えばグアニジニウムトリクロロアセテート)、分子内求
核置換反応等の反応により分解してアミン類を放出する
化合物等が挙げられ、例えば特開昭56-130745号、同56-
132332号、英国特許2,079,480号、米国特許第4,060,420
号、特開昭59-157637号、同59-166943号、同59-180537
号、同59-174830号、同59-195237号等に記載されている
塩基放出剤等を挙げることができる。
その他にも必要に応じて熱現像感光材料に用いられる
各種の添加剤、例えばハレーション防止染料、蛍光増白
剤、硬膜剤、帯電防止剤、可塑剤、延展剤、マット剤、
界面活性剤、退色防止剤等が挙げられ、具体的にはリサ
ーチ・ディスクロージャー誌Vol.170,1978年6月No.170
29号、特願昭60-276615号公報等に記載されている。
本発明の熱現像感光材料は像様露光後通常80℃〜200
℃、好ましくは100℃〜170℃の温度範囲で、1秒間〜18
0℃間、好ましくは1.5秒間〜120秒間加熱するだけで現
像される。拡散性色素の受像層への転写は熱現像時に受
像部材を感光材料の感光面と受像層を密着させる事によ
り熱現像と同時に行ってもよく、又、熱現像後に受像部
材と密着し加熱したり、又、水を供給した後に密着しさ
らに必要ならば加熱したりする事によって転写してもよ
い。また、露光前に70℃〜180℃の温度範囲で予備加熱
を施してもよい。又、特開昭60-143338号、特願昭60-36
44号に記載されているように相互の密着性を高めるため
感光材料及び受像部材を熱現像転写の直前に80℃〜250
℃の温度でそれぞれ予備加熱してもよい。
本発明による熱現像感光材料には、種々の露光手段を
用いることができる。
加熱手段は、通常の熱現像感光材料に適用し得る方法
がすべて利用でき、例えば加熱されたブロックないしプ
レートに接触させたり、熱ローラーや熱ドラムに接触さ
せたり、高温の雰囲気中を通過させたり、あるいは高周
波加熱を用いたり、さらには、本発明の感光材料の裏面
もしくは熱転写用受像部材の裏面にカーボンブラック等
の導電性物質を含有する導電性層を設け、通電によって
生ずるジュール熱を利用することもできる。加熱パター
ンは特に制限されることはなく、あらかじめ予熱(プレ
ヒート)した後、再度加熱する方法をはじめ、高温で短
時間、あるいは低温で長時間、連続的に上昇、下降ある
いは繰りかえし、さらには不連続加熱も可能ではある
が、簡便なパターンが好ましい。また露光と加熱が同時
に進行する方式であってもよい。
本発明に有効に用いられる受像部材の受像層として
は、熱現像により放出乃至形成された熱現像感光性層中
の色素を受容する機能を有すればよく、例えば3級アミ
ン又は四級アンモニウム塩を含むポリマーで、米国特許
第3,709,690号に記載されているものが好ましく用いら
れる。典型的な拡散転写用の受像層としては、アンモニ
ウム塩、3級アミン等を含むポリマーをゼラチンやポリ
ビニルアルコール等と混合して支持体上に塗布すること
により得られる。別の有用な色素受容物質としては特開
昭57-207250号等に記載されたガラス転移温度が40℃以
上、250℃以下の耐熱性有機高分子物質で形成されるも
のが挙げられる。
これらポリマーは受像層として支持体上に担持されて
いてもよく、又これ自身を支持体として用いてもよい。
前記耐熱性有機高分子物質の例としては、ポリスチレ
ン、炭素原子数4以下の置換基をもつポリスチレン誘導
体、ポリビニルシクロヘキサン、ポリジビニルベンゼ
ン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルカルバゾール、
ポリアリルベンゼン、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルホルマールおよびポリビニルブチラールなどのポリア
セタール類、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、ポ
リ三塩化フッ化エチレン、ポリアクリロニトリル、ポリ
−N,N−ジメチルアリルアミド、p−シアノフェニル
基、ペンタクロロフェニル基および2,4−ジクロロフェ
ニル基をもつポリアクリレート、ポリアクリルクロロア
クリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメ
タクリレート、ポリプロピルメタクリレート、ポリイソ
プロピルメタクリレート、ポリイソブチルメタクリレー
ト、ポリ−tert−ブチルメタクリレート、ポリシクロヘ
キシルメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタ
クリレート、ポリ−2−シアノ−エチルメタクリレー
ト、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル
類、ポリスルホン、ビスフェノールAポリカーボネート
等のポリカーボネート類、ポリアンヒドライド、ポリア
ミド類並びにセルロースアセテート類があげられる。ま
た、ポリマーハンドブック セカンドエディション(ジ
ェイ・ブランドラップ,イー・エイチ・インマーガット
編)ジョン ウィリィアンド サイズ{Polymer Handbo
ok 2nd ed.(J,Brandrup,E.H.Immergut編)John Wiley
&Sons}出版に記載されているガラス転移温度40℃以上
の合成ポリマーも有用である。一般的には前記高分子物
質の分子量としては2,000〜200,000が有用である。これ
らの高分子物質は、単独でも2種以上をブレンドして用
いてもよく、また2種以上を組み合わせて共重合体とし
て用いてよい。
特に好ましい受像層としては、特開昭59-223425号に
記載のポリ塩化ビニルより成る層及び特開昭60-19138号
に記載のポリカーボネートと可塑剤より成る層が挙げら
れる。
これらのポリマーを使用して支持体兼用受像層(受像
部材)として用いることもでき、その時には支持体は単
一の層から形成されていてもよいし、また多数の層によ
り形成されていてもよい。
受像部材用支持体としては、透明支持体、不透明支持
体等何を使用してもよいが、例えば、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のフィルム
及びこれらの支持体中に酸化チタン、硫酸バリウム、炭
酸カルシウム、タルク等の顔料を含有させた支持体、バ
ライタ紙、紙の上に顔料を含んだ熱可塑性樹脂をラミネ
ートしたRC紙、布類、ガラス類、アルミニウム等の金属
等、又、これら支持体の上に顔料を含んだ電子線硬化性
樹脂組成物を塗布、硬化させた支持体、及びこれらの支
持体の上に顔料を含んだ塗布層を設けた支持体等が挙げ
られる。さらに特願昭61-126972号に記載されたキャス
トコート紙も支持体として有用である。
特に、紙の上に顔料を含んだ電子線硬化性樹脂組成物
を塗布、硬化させた支持体、又は紙の上に顔料塗布層を
有し、顔料塗布層上に電子線硬化性樹脂組成物を塗布
し、硬化させた支持体はそれ自身で樹脂層が受像層とし
て使用できるので受像部材としてそのまま使用できる。
本発明の熱現像感光材料は、リサーチ・ディスクロー
ジャー誌15108号、特開昭57-198458号、同57-207250
号、同61-80148号に記載されているような、感光層と受
像層が同一支持体上に設層されたいわゆるモノシート型
熱現像感光材料であることができる。
本発明の熱現像感光材料には保護層を設けることが好
ましい。
保護層には、写真分野で使用される各種の添加剤を用
いることができる。該添加剤としては、各種マット剤、
コロイダルシリカ、スベリ剤、有機フルオロ化合物(特
に、フッ素系界面活性剤)、帯電防止剤、紫外線吸収
剤、高沸点有機溶媒、酸化防止剤、ハイドロキノン誘導
体、ポリマーラテックス、界面活性剤(高分子界面活性
剤を含む)、硬膜剤(高分子硬膜剤を含む)、有機銀塩
粒子、非感光性ハロゲン化銀粒子等が挙げられる。
これらの添加剤については、リサーチ・ディスクロー
ジャー誌Vol.170,1978年6月No.17029号、特願昭60-276
615号公報に記載されている。
[発明の具体的効果] 本発明の熱現像感光材料は、本発明の色素供与性の錯
体化合物を含有することにより、色濁りの少ない鮮明な
画像を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明の具体的実施例について詳述するが、本
発明はこれらの態様に限定されない。
〈妖臭化銀乳剤の調製〉 50℃において、特開昭57-92523号、同57-92524号明細
書に示される混合攪拌機を用いてオセインゼラチン20
g、蒸留水1000ml及びアンモニアを溶解させた(A)液
に沃化カリウム11.6gと臭化カリウム131gを含有してい
る水溶液500mlの(B)液と硝酸銀1モルとアンモニア
を含有している水溶液500mlの(C)液とを同時にpAgを
一定に保ちつつ添加した。調製する乳剤粒子の形状とサ
イズはpH、pAg及びB液とC液の添加速度を制御するこ
とで調節した。このようにして、沃化銀含有率7モル
%、正8面体、平均粒径0.25μmのコア乳剤を調製し
た。
次に上記の方法と同様にして、沃化銀含有率1モル%
のハロゲン化銀のシェルを被覆することで、正8面体平
均粒径0.3μmのコア/シェル型ハロゲン化銀乳剤を調
製した(単分散性は9%であった。)このようにして調
製した乳剤を水洗、脱塩した。乳剤の収量は800mlであ
った。
さらに、前記で調製した沃臭化銀乳剤を下記の様にし
て、感光性ハロゲン化銀乳剤を調製した。
a)赤感性沃臭化銀乳剤の調製 前記沃臭化銀乳剤 700ml 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザイン
デン 0.4g ゼラチン 32g チオ硫酸ナトリウム 10mg 下記増感色素(a)メタノール1%液 80ml 蒸留水 1200ml b)緑感性沃臭化銀乳剤の調製 前記沃臭化銀乳剤 700ml 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザイン
デン 0.4g ゼラチン 32g チオ硫酸ナトリウム 10mg 下記増感色素(b)メタノール1%液 80ml 蒸留水 1200ml c)青感性沃臭化銀乳剤の調製 前記沃臭化銀乳剤 700ml 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザイン
デン 0.4g ゼラチン 32g チオ硫酸ナトリウム 10ml 下記増感色素(c)メタノール1%液 80ml 蒸留水 1200ml 〈有機銀塩分散液の調製〉 5−メチルベンゾトリアゾールと硝酸銀を、水−アル
コール混合溶媒中で反応させて得られた5−メチルベン
ゾトリアゾール銀28.8gと、ポリ(N−ビニルピロリド
ン)16.0g、および4−スルホベンゾトリアゾールナト
リウム塩1.33gをアルミナボールミルで分散し、pH5.5に
して200mlとした。
〈還元剤溶液の調製〉 下記還元剤(R-1)23.3g、下記現像促進剤1.10g、ポ
リ(N−ビニルピロリドン)14.6g、下記フッ素系界面
活性剤0.50gを水に溶解し、pH5.5にして250mlとした。
〈色素供与性の錯体化合物の分散液−1〉 本発明の色素供与性の錯体化合物(5)22.8g、下記
ハイドロキノン化合物5.0g、下記高沸点溶媒22.8gおよ
び酢酸エチル200mlを混合して加熱溶解し、アルカノー
ルXC(デュポン社製)5重量%水溶液124ml、フェニル
カルバモイル化ゼラチン(ルスロー社タイプ17819PC)3
0.5gを含むゼラチン水溶液720mlと混合して、超音波ホ
モジナイザーで分散し、酢酸エチルを留去したのち、pH
5.5にして795mlとした。
〈色素供与性の錯体化合物の分散液−2〉 色素供与性の錯体化合物(5)22.8gにかえて、本発
明の色素供与性の錯体化合物(3)18.7gにし、高沸点
溶媒の重量を22.8gにかえて18.7gにする以外は、色素供
与性の錯体化合物の分散液−1と同様にして、色素供与
性の錯体化合物の分散液−2を調整した。
〈色素供与性の錯体化合物の分散液−3〉 色素供与性の錯体化合物(5)22.8gにかえて、本発
明の色素供与性の錯体化合物(4)19.0gにし、高沸点
溶媒の重量を22.8gにかえて、19.0gにする以外は色素供
与性の錯体化合物の分散液−1と同様にして、色素供与
性の錯体化合物の分散液−3を調整した。
〈本発明の熱現像感光材料の作成〉 有機銀塩分散液、沃臭化銀乳剤、還元剤溶液および、
本発明の色素供与性の錯体化合物の分散液1、2または
3を混合し、さらに、硬膜剤溶液{テトラ(ビニルスル
ホニルメチル)メタンとタウリンを1:1(重量比)で反
応させ、フェニルカルバモイル化ゼラチン1%水溶液に
溶解して、テトラ(ビニルスルホニルメチル)メタンが
3重量%になるようにしたもの。}、熱溶剤として、ポ
リエチレングリコール300(関東化学)を添加した後、
下引が施された厚さ180μmの写真用ポリエチレンテレ
フタレートフィルム上に、塗布量が表−1のようになる
ように塗布した。
S-1 ポリエチレングリコール(平均分子量300) 比較例 〈色素供与物質分散液−1〉 下記比較化合物Y 22.4g、前記ハイドロキノン化合物
5.0g、前記高沸点溶媒22.4gおよび酢酸エチル200mlを混
合して、加熱溶解し、アルカノールXC(デュポン社製)
5重量%水溶液124ml、フェニルカルバモイル化ゼラチ
ン(ルスロー社、タイプ17819PC)30.5gを含むゼラチン
水溶液720mlと混合して、超音波ホモジナイザーで分散
し、酢酸エチルを留去したのち、pH5.5にして795mlとし
た。
〈色素供与物質分散液−2〉 比較化合物Y 22.4gにかえて、比較化合物M 16.3g、高
沸点溶媒の重量を22.4gにかえて、16.3gにする以外は、
色素供与物質分散液−1と同様にして、色素供与物質分
散液−2を調整した。
〈色素供与物質分散液−3〉 比較化合物Y 22.4gにかえて、比較化合物C 14.9gに
し、高沸点溶媒の重量を22.4gにかえて、14.9gにする以
外は、色素供与物質分散液−1と同様にして色素供与物
質分散液−3を調整した。
〈比較用の熱現像感光材料の作成〉 前記有機銀塩分散液、前記沃臭化銀乳剤、前記還元剤
溶液および色素供与物質分散液1、2または3を混合
し、さらに硬膜剤溶液{テトラ(ビニルスルホニルメチ
ル)メタンとタウリンを1:1(重量比)で反応させ、フ
ェニルカルバモイル化ゼラチン1%水溶液に溶解して、
テトラ(ビニルスルホニルメチル)メタンが3重量%に
なるようにしたもの。}、熱溶剤として、ポリエチレン
グリコール300(関東化学)を添加した後、下引が施さ
れた厚さ180μmの写真用ポリエチレンテレフタレート
フィルム上に塗布量が表−2のようになるように塗布し
た。
〈受像部材〉 写真用バライタ紙上に、ポリカーボネート帝人化成パ
ンライトL-1250の塩化エチレン溶液を塗布して、ポリカ
ーボネートが12g/m2となるようにした。
(i)前記本発明及び比較用の熱現像感光材料に対し、
ステップウェッジを通して、1600CMSの青色露光を与
え、前記受像部材と合わせて、熱現像機(ティベロッパ
ーモジュール277,3M社)にて、150℃1分間の熱現像を
行なった後、感光材料と受像部材をすみやかにひきはが
して、受像部材のポリカーボネート表面に得られた色素
画像に対し、青色光、緑色光、赤色光で画像の濃度(Dm
axおよびDmin)を測定し、表−3に示す結果を得た。
(ii)1600CMSの青色露光にかえて、1600CMSの緑色露光
にかえる以外は(i)と同様にして色素画像を得、濃度
測定した結果を表−3に示した。
(iii)1600CMSの青色露光にかえて、1600CMSの赤色露
光にかえる以外は(i)と同様にして色素画像を得、濃
度測定した結果を表−3に示した。
表−3の結果より、本発明の色素供与性の錯体化合物
を用いることにより、色濁りが大幅に改良され、鮮明な
色素画像が得られることがわかった。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2価の遷移金属と配位可能な基を含む耐拡
    散性基を有する下記一般式[I]で表される色素供与物
    質と、2価の遷移金属との錯体化合物を含有することを
    特徴とする熱現像感光材料。 一般式[I] (LA) (式中、Lは2価の遷移金属と配位可能な基を含む耐拡
    散性基を表し、Aは色素供与物質残基を表す。mおよび
    nはそれぞれ1以上の整数を表す。)
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