JP2625394B2 - コンクリート埋設用アンカー金具 - Google Patents

コンクリート埋設用アンカー金具

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JP2625394B2
JP2625394B2 JP32655994A JP32655994A JP2625394B2 JP 2625394 B2 JP2625394 B2 JP 2625394B2 JP 32655994 A JP32655994 A JP 32655994A JP 32655994 A JP32655994 A JP 32655994A JP 2625394 B2 JP2625394 B2 JP 2625394B2
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徹二 延原
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セイコー産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばマンションなど
のバルコニーにおいて、手摺形成用下地パイプを立設す
べくコンクリートに埋設されるコンクリート埋設用アン
カー金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種、コンクリート埋設用アン
カー金具は例えば図8〜図10に示すように上端のフラッ
トなアンカープレート1と、このアンカープレート1の
下面に溶接にて固定されてなり且つ下向きに折り曲げら
れたアンカー2と、前記アンカープレート1の下面に溶
接にて固定され一側方に水平に突出する仮止め用の金属
製支持棒3とからなり、コンクリート打設のために枠組
みされた型枠4内に位置され、前記金属製支持棒3を一
側方に位置する型枠4に形成された孔部5に挿通させ、
金属製支持棒3にこの支持棒3の長さ方向に移動自在に
外嵌された挟持部材6を前記一側方に位置する型枠4の
内面に当接させるとともに金属製支持棒3の先端に形成
された雄ねじ部にナット部材7を螺合させて、このナッ
ト部材7を前記一側方に位置する型枠4の外面に当接す
るように締め付け、前記一側方に位置する型枠4をナッ
ト部材7と挟持部材6とにより挟持することによって金
属製支持棒3を介してアンカー金具を一側方に位置する
型枠4に仮止めするように構成されている。アンカー金
具を一側方に位置する型枠4に仮止めした後は、前記型
枠4内にコンクリート8が打設される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンクリート埋設用アンカー金具にあってはアンカ
ープレート1に対しアンカー2と金属製支持棒3を溶接
にて取り付けなければならず、製造に手間がかかるとい
う問題があった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもの
で、前記従来のような溶接を不要とし、製造が容易に行
なえ、安価なコンクリート埋設用アンカー金具を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、上端の水平板部と、この水平板部の両側に
連設された側板部とからアンカー金具本体を構成し、こ
のアンカー金具本体の側板部に型枠に対する仮止め用の
金属製支持棒を打ち込みにより取り付けてなることを要
旨とするものである。
【0006】
【作用】この構成により、アンカー金具が上端の水平板
部と、この水平板部の両側に連設された側板部とを備え
たアンカー金具本体の側板部に金属製支持棒を打ち込み
により取り付けて形成されているため、アンカー金具の
製造に当たって前記従来のような溶接を不要となり、製
造が容易に行なえ、安価に提供することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。先ず、図1〜図4に示す第1実施例につ
いて説明すると、11は上端の水平板部12と、この水平板
部12の両側から直角に折り曲げられて連設された側板部
13とからなるアンカー金具本体で、前記側板部13には中
央部に打ち抜き孔14が形成されるとともに、この打ち抜
き孔14の上端に小さな凹部15が形成されている。そし
て、一方の側板部13の凹部15に外径が凹部15の内径より
も若干大きな仮止め用の金属製支持棒16の一端が打ち込
まれて金属製支持棒16が一方の側板部13から一側方に水
平に突出するように設けられている。17は金属製支持棒
16の他端にこの支持棒16の長さ方向に移動自在に外嵌さ
れた挟持部材で、金属製支持棒16の長さ方向中間部に形
成された凸部18により挟持部材17が金属製支持棒16の一
端側へ移動するのを止めるように構成されている。19は
金属製支持棒16の他端に形成された雄ねじ部で、この雄
ねじ部19に締め付け用のナット部材20が螺合されるよう
になっている。
【0008】このような構成のアンカー金具は、コンク
リート打設のために枠組みされた型枠21内に位置され、
前記金属製支持棒16を一側方に位置する型枠21に形成さ
れた孔部22に挿通させ、前記挟持部材17を前記一側方に
位置する型枠21の内面に当接させるとともに金属製支持
棒16の先端に形成された雄ねじ部19にナット部材20を螺
合させて、このナット部材20を前記一側方に位置する型
枠21の外面に当接するように締め付け、前記一側方に位
置する型枠21をナット部材20と挟持部材17とにより挟持
することによって金属製支持棒16を介して一側方に位置
する型枠21に仮止めされるように構成されている。アン
カー金具を一側方に位置する型枠21に仮止めした後は、
前記型枠21内にコンクリート23が打設される。
【0009】なお図中、24は金属製支持棒16の前記凸部
18に金属製支持棒16の一端側に隣接して形成された切り
込み溝で、型枠21を取り外した後でこの切り込み溝24よ
りも金属製支持棒16の他端側を叩いて取り除くために形
成されている。図4は型枠21内に打設されたコンクリー
ト23が硬化した後で金属製支持棒16の先端の雄ねじ部19
からナット部材20を取り外し、その後型枠21を取り外
し、金属製支持棒16の他端側を叩き折って挟持部材17と
共にコンクリート23から取り除いた状態を示している。
【0010】25は発泡スチロール製の成形体で、この成
形体25は前記アンカー金具を型枠21内にセットした状態
でアンカー金具本体11の上端の水平板部12上に脱着自在
に載置され、前記型枠21内に打設されたコンクリート23
が硬化した後で水平板部12上から取り除かれる。ところ
で、図面では示されていないが、成形体25が取り除かれ
た水平板部12上にはバルコニーの手摺用支柱が溶接によ
り立設される。
【0011】以上述べた第1実施例のアンカー金具で
は、水平板部12の両側から直角に折り曲げられて連設さ
れた各側板部13にはそれぞれ中央部に1つの打ち抜き孔
14が形成されているが、図5に示す第2実施例のように
各側板部13にそれぞれ2つづつの打ち抜き孔14を形成
し、一方の側板部13の各打ち抜き孔14に形成された凹部
15に金属製支持棒16を取り付けるようにしても良い。ま
た、第1実施例のアンカー金具では、一方の側板部13の
凹部15に金属製支持棒16の一端が打ち込まれて金属製支
持棒16が一方の側板部13から一側方に水平に突出するよ
うに設けられているが、図6に示す第3実施例のように
金属製支持棒16の一端を他方の側板部13の凹部15に打ち
込むと共に長さ方向中間部を一方の側板部13の凹部15に
打ち込み、この金属製支持棒16を一方の側板部13から一
側方に水平に突出するように設けることも可能である。
【0012】さらに、図7に示す第4実施例のように、
アンカー金具本体11の一方の側板部13の下端に水平に張
り出す板部26を一体に備え、この板部26に複数の孔部27
を設けるようにすることも可能である。アンカー金具本
体11に前記板部26を設けることにより、コンクリートに
対するアンカー金具埋設時の抜け止め強度を向上させる
ことができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アンカー
金具が上端の水平板部と、この水平板部の両側に連設さ
れた側板部とを備えたアンカー金具本体の側板部に金属
製支持棒を打ち込みにより取り付けて形成されているた
め、アンカー金具の製造に当たって前記従来のような溶
接を不要となり、製造が容易に行なえ、安価に提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるアンカー金具の分
解斜視図である。
【図2】同アンカー金具の斜視図である。
【図3】同アンカー金具を型枠内にセットした状態を示
す断面図である。
【図4】同コンクリート硬化後において型枠を取り外し
た状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例におけるアンカー金具本体
の斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例におけるアンカー金具を型
枠内にセットした状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第4実施例におけるアンカー金具本体
の斜視図である。
【図8】従来例におけるアンカー金具の斜視図である。
【図9】同アンカー金具を型枠内にセットした状態を示
す断面図である。
【図10】同コンクリート硬化後において型枠を取り外
した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 アンカー金具本体 12 水平板部 13 側板部 14 打ち抜き孔 15 凹部 16 金属製支持棒 17 挟持部材 18 凸部 19 雄ねじ部 20 ナット部材 21 型枠 22 孔部 23 コンクリート 24 切り込み溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端の水平板部と、この水平板部の両側
    に連設された側板部とからアンカー金具本体を構成し、
    このアンカー金具本体の側板部に型枠に対する仮止め用
    の金属製支持棒を打ち込みにより取り付けてなることを
    特徴とするコンクリート埋設用アンカー金具。
JP32655994A 1994-12-28 1994-12-28 コンクリート埋設用アンカー金具 Expired - Lifetime JP2625394B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH08184181A JPH08184181A (ja) 1996-07-16
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