JP2971061B1 - 基礎コンクリート打設時における土台用アンカーボルトの保持装置 - Google Patents

基礎コンクリート打設時における土台用アンカーボルトの保持装置

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Abstract

【要約】 【課題】 アンカーボルトを基礎コンクリートに均一に
立設し、しかも、アンカーボルトの螺子部にコンクリー
トが付着することを可及的に防ぐ。 【解決手段】 互いに相対設した一対の基礎コンクリー
ト用型枠パネル6,6間に保持金具1を架設し、該保持
金具1に設けた貫通孔5に着脱自在にして保持筒2を嵌
着する。保持筒2には前記型枠パネル6,6間に打設し
た基礎コンクリートCに下端側を埋入させるアンカーボ
ルト8の上端側を組付け手段によって組付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】木造住宅においては、基礎コンク
リート上に土台用アンカーボルトを突設し、該アンカー
ボルトを基礎コンクリート上に載置した土台(木製)に
貫通させてボルト先端に螺合したナットで締付けて土台
を基礎コンクリートに固定するようにしているが、本考
案は基礎コンクリートに土台用アンカーボルトを突設す
る際に用いる基礎コンクリート打設時における土台用ア
ンカーボルトの保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基礎コンクリートに下部を埋入して基礎
コンクリート上に土台用アンカーボルトを立設するに
は、型枠パネル間にコンクリートを打設後、該コンクリ
ートの未硬化状態中に土台用アンカーボルトの下端を埋
入させ、これを一定時間手先等で保持するようにして行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は前記の通りであ
るので、基礎コンクリートからの土台用アンカーボルト
の突出量を均一にすることがむずかいしばかりか、正位
置への設定等々の作業性が悪い。
【0004】
【課題を解決するための手段】互いに相対設した一対の
基礎コンクリート用型枠パネルに、端部片に固着した磁
石を吸着させて該型枠パネル間に保持金具を架設し、該
保持金具に縦設した貫通孔に着脱自在に嵌着した保持筒
に、下端側を前記コンクリート用型枠パネル間に打設し
た基礎コンクリートに埋入させる土台用アンカーボルト
の上端側を組付け手段によって組付けたことを基本的手
段とし、前記組付け手段を、土台用アンカーボルトの上
端側に設けた、土台締結用ナット螺合用の螺子部を保持
筒に貫通させ、該保持筒より突出する上端に螺合したナ
ットを前記保持筒に受支させて構成したり、或いは組付
け手段を、土台用アンカーボルトの上端側に設けた、土
台締結用ナット螺合用の螺子部を保持筒に螺合して構成
したりするのである。
【0005】
【実施例】図面は本発明に係る基礎コンクリート打設時
における土台用アンカーボルトの保持装置の実施例を示
し、図1は縦断面図、図2は第二実施例の縦断面図、図
3は実施例主要部材の斜視図である。
【0006】本発明は、保持金具1と保持筒2を互いに
組付けて適用するのであって、保持金具1は、中央部片
3aと該中央部片3aの長手方向に沿う両側に相対設し
た側部片3b,3bで成る主体枠3の前記中央部片3a
の長手方向の両端に屈曲可能に連設した端部片4,4の
下面に磁石12を固着して構成し、主体枠3の前記中央
部片3aの中央にはバーリング加工による筒状体から成
る貫通孔5を縦設して構成し、図1で示すように、一対
の基礎コンクリート用型枠パネル(金属製)6,6の高
さが互いに同じくするときは、該パネル6の上部片6a
に端部片4を載置して磁石12により吸着させて定着す
るようにして前記パネル6,6間に架設して用い、図2
で示す通り、型枠パネル6´,6´´の高さが異なると
きは、わずかな溝によって構成した折目7に沿って屈曲
して、高い側の型枠パネル6´の壁面6´bに前記磁石
12により一方の端部片4を吸着させるようにし、他の
一方の端部片4を図1の実施例と同様にパネル上部片6
´´a上に載置吸着させて両型枠パネル6´,6´´間
に架設するように用いるものである。
【0007】前記保持筒2は周側の適所に長手方向(縦
方向)に沿う突条11…を突設した合成樹脂製の筒体で
構成し、前記パネル6,6又は6´,6´´間に架設し
た保持金具1の前記貫通孔5に強制的に嵌挿し、突条1
1と貫通孔5の壁面5aの接触摩擦を利用して保持金具
1に嵌着支持させたもので、実施例では、この保持筒2
にアンカーボルト8の上端側(土台締結用ナット螺合用
の)螺子部9を下側から貫通させ、保持筒2より突出す
る先端に、ナット(概し、土台締結用)10を螺合し
て、該ナット10を前記保持金具1に受支させて実施例
装置としたものである。
【0008】しかして、前記の通りの構成によりアンカ
ーボルト8を保持金具1と保持筒2により保持し、型枠
パネル6,6.6´,6´´間に未硬化状態の基礎コン
クリートCを打設し、該コンクリートが硬化するまでア
ンカーボルト8を保持させた後、アンカーボルト8より
保持金具1等を取り外すことにより、アンカーボルトを
突設した基礎コンクリートを得られるのである。
【0009】なお、実施例のものは、アンカーボルト8
の螺子部9の外径より保持筒2の内径を大径にして、保
持筒2に前記螺子部9を貫通させ、保持筒2より突出す
る先端にナット10を螺合してこれを保持筒2に受支さ
せるようにしてアンカーボルト8の保持筒2に対する組
付け手段としてあるが、保持筒2に前記螺子部9を螺合
して組付け手段を構成しても良く、この場合、保持筒2
には予め雌螺子を形成するか、または、保持筒2に螺子
部9を強制的に螺入(相対的)させる手段がある。
【0010】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
簡単な構造でアンカーボルトを保持させておくことがで
きるので、作業性が増大するのみならず、アンカーボル
トを基礎コンクリートに均一に立設することができる。
【0011】しかも、土台締結用ナット螺合用の螺子
部、殊に、コンクリート打設時に未硬化状態の基礎コン
クリートが付着し易い螺子部部分を保持筒によって套装
できるから、コンクリート付着による妨害を受けずに、
土台締結用ナットの螺合操作を円滑に行え、付着したコ
ンクリートの除去という無駄な作業を事前に防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断面図。
【図2】第二実施例の縦断面図。
【図3】実施例主要部材の斜視図。
【符号の説明】
1 保持金具 2 保持筒 5 貫通孔 6 型枠パネル 8 アンカーボルト

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに相対設した一対の基礎コンクリー
    ト用型枠パネルに、端部片に固着した磁石を吸着させて
    該型枠パネル間に保持金具を架設し、該保持金具に縦設
    した貫通孔に着脱自在に嵌着した保持筒に、下端側を前
    記コンクリート用型枠パネル間に打設した基礎コンクリ
    ートに埋入させる土台用アンカーボルトの上端側を組付
    け手段によって組付けた、基礎コンクリート打設時にお
    ける土台用アンカーボルトの保持装置。
  2. 【請求項2】 組付け手段を、土台用アンカーボルトの
    上端側に設けた、土台締結用ナット螺合用の螺子部を保
    持筒に貫通させ、該保持筒より突出する上端に螺合した
    ナットを前記保持筒に受支させて構成した、請求項1記
    載の基礎コンクリート打設時における土台用アンカーボ
    ルトの保持装置。
  3. 【請求項3】 組付け手段を、土台用アンカーボルトの
    上端側に設けた、土台締結用ナット螺合用の螺子部を保
    持筒に螺合して構成した、請求項1記載の基礎コンクリ
    ート打設時における土台用アンカーボルトの保持装置。
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