JPH0351381Y2 - - Google Patents

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JPH0351381Y2
JPH0351381Y2 JP12817386U JP12817386U JPH0351381Y2 JP H0351381 Y2 JPH0351381 Y2 JP H0351381Y2 JP 12817386 U JP12817386 U JP 12817386U JP 12817386 U JP12817386 U JP 12817386U JP H0351381 Y2 JPH0351381 Y2 JP H0351381Y2
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JP
Japan
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formwork
drain pipe
flat plate
fixture
drainage pipe
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JP12817386U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンクリート擁壁や砂防ダム等を構
築する際に水抜きパイプの埋設工に使用する水抜
きパイプの固定具に関する。
[従来技術] かかる固定具は知られており、例えば実公昭59
−16618号公報には、型枠連結固定具を介して型
枠に固定し、水抜きパイプの径に合つた円筒状の
パイプ嵌着部と型枠の勾配に合つたテーパ状の型
枠取付面を有する固定具が提案されている。
ところで、コンクリート擁壁や砂防ダム等の構
造物は、両面直壁、片面勾配、両面勾配と種々の
壁形状があり、その勾配も設計上多種である。ま
た水抜きパイプ径も、一般的に50ないし100mmと
数種に及ぶ。そのため、前記提案では、水抜きパ
イプ径や構造物壁面の勾配により、それらに合う
ような固定具を用意しなければならない不具合が
ある。さらに固定具を型枠に固定するために型枠
に穿孔する等の工数を要し、その穿孔等により型
枠の耐用年数が短くなる不具合もある。
[考案の目的] したがつて本考案の目的は、水抜きパイプの径
や構造物壁面の勾配の制約を受けないコンクリー
ト構造物用水抜きパイプの固定具を提供すること
にある。
[考案の構成] 本考案によれば、半球状の水抜きパイプ嵌入部
とその底円部中央から突設され、型枠間に挟持固
定される平板部とを合成樹脂で一体に形成してい
る。
[考案の作用効果] したがつて、半球状の水抜きパイプ嵌入部によ
りパイプ径と構造物壁面の勾配の変化に広く対応
することができ、また平板部を型枠間に挟持し、
型枠に加工しないで水抜きパイプを容易に取付け
ることができ、取付工数を低減し、型枠の耐用年
数を伸ばすことができる。
[好ましい実施の態様] 本考案の実施に際し、一般的に使用される水抜
きパイプ径(例えば50,60,75および100mm)お
よび構造物壁面の一般的な勾配(例えば90ないし
60度)に対し、パイプ嵌入部の底円の径を例えば
100mmより若干大きく形成するのが好ましい。こ
のようにすると、前記一般的なパイプ径および勾
配にすべて対応することができる。
本考案の実施に際し、平板部には型枠連結用の
Uクリツプに適合したUクリツプ挿入孔を設ける
のが好ましい。このようにすると、該Uクリツプ
で型枠と共に平板部を固定することができて、便
利である。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図aないしdにおいて、固定具1は、底円
部2aの直径が例えば100mmより若干大きい半球
状の水抜きパイプ嵌入部2と、その底円部2aの
中央から突設された長方形の平板部3とからな
り、合成樹脂で一体に形成されており、その平板
部3の端部付近には後述するUクリツプ6が挿入
されるUクリツプ挿入孔4が設けられている。
次に本考案の固定具の使用例を第2図および第
3図を参照して説明する。一例として水抜きパイ
プ6の固定手順を示せば、一方の固定具1の平板
部3を一方の側の型枠5,5間の所定箇所に挿入
し、型枠5,5連結用のUクリツプ6を型枠5,
5の図示しない連結孔、平板部3のUクリツプ挿
入孔4に挿通し、型枠5,5で平板部3を挟持し
て固定したのち、固定具1の水抜きパイプ嵌入部
2に水抜きパイプ6の一端を嵌入する。次いで、
他方の固定具1の平板部3を型枠5,5に傾斜状
に対向させて設けてある型枠7,7間の所定箇所
に前記同様に挿入しUクリツプ6により固定し、
水抜きパイプ6の他端を水抜きパイプ嵌入部2に
嵌入する。
水抜きパイプ嵌入部2の底円部2aの直径は
100mmより若干大きいので、水抜きパイプ6の径
が変つても、径が50ないし100mmの範囲であれば
同じ固定具1で対応することができる。また型枠
5,5あるいは7,7に勾配があつても、水抜き
パイプ6を水抜きパイプ嵌入部2に対し、実線あ
るいは鎖線で示すように傾斜させて嵌入すること
により、勾配が90度ないし60度の範囲であれば同
一の固定具1で対応することができる。さらに、
上記したように、平板部3を型枠間に挿入し、U
クリツプで固定するので、型枠に穿孔等の加工が
不要で、水抜きパイプの取付け作業は極めて容易
であり、型枠の耐用年数が長くなる。
コンクリート打設硬化後、型枠解体時に固定具
1を取り外すが、水抜きパイプ嵌入部2は半球状
の合成樹脂製なのでコンクリートからの剥離が良
く、完成仕上面を美しくすることができる。
[まとめ] 以上説明したように本考案によれば、水抜きパ
イプ径と構造物壁面の勾配の変化に広く対応する
ことができ、また、型枠に加工しないで容易に水
抜きパイプを容易に取付けることができ、型枠の
耐用年数を伸ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aないしdは本考案の一実施例を示し、
第1図aは側面図、第1図bは第1図aのA矢視
図、第1図cは第1図aのB矢視図、第1図dは
第1図aのC矢視図、第2図は固定具の使用状態
を説明する側面図、第3図は本考案の効果を説明
する要部の側面図である。 1……固定具、2……水抜きパイプ嵌入部、2
a……底円部、3……平板部、4……Uクリツプ
挿入孔、5,7……型枠、6……水抜きパイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半球状の水抜きパイプ嵌入部とその底円部中央
    から突設され、型枠間に挟持固定される平板部と
    を合成樹脂で一体に形成したことを特徴とするコ
    ンクリート構造物用水抜きパイプの固定具。
JP12817386U 1986-08-25 1986-08-25 Expired JPH0351381Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12817386U JPH0351381Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12817386U JPH0351381Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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Publication Number Publication Date
JPS6336549U JPS6336549U (ja) 1988-03-09
JPH0351381Y2 true JPH0351381Y2 (ja) 1991-11-05

Family

ID=31023604

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JP12817386U Expired JPH0351381Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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JPS6336549U (ja) 1988-03-09

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