JP2618836B2 - セメントクリンカの焼成方法及び焼成装置 - Google Patents

セメントクリンカの焼成方法及び焼成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流動層造粒・焼成炉の
1炉を使用してセメントクリンカを焼成する方法及びこ
の方法を実施する焼成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セメントクリンカは、石灰石や珪砂等を
配合・粉砕した原料粉を予熱し、予熱及び一部仮焼され
た原料粉を造粒し、それを焼成した後、冷却することに
よって製造されるが、近年、その製造には、噴流層造粒
炉又は流動層造粒炉と流動層焼成炉との2炉を備える焼
成装置がよく使用される(例えば、特開平2−2297
45号公報参照)。なお、この特開平2−229745
号公報記載のセメントクリンカの製造装置は、さらに1
次冷却器及び2次冷却器を備えている。また、近年、造
粒と焼成とを一つの流動層炉で実施するようにしたセメ
ントクリンカの焼成装置も知られている(例えば、特開
昭58−115047号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−22974
5号公報記載のセメントクリンカの焼成装置において
は、噴流層造粒炉で造粒し、流動層焼成炉で焼成し、1
次流動層冷却装置で急冷した後、2次流動層冷却装置で
冷却するとともに熱回収している。このように、噴流層
造粒炉と流動層焼成炉との2炉としたことにより、高温
焼成が可能となり、きわめて高品質のセメントクリンカ
を焼成できるが、装置数が多い上にランニングコストも
増加するという問題点がある。このため、コンパクトな
設備で、熱消費・電力消費を大幅に低減し得る焼成装置
の開発が望まれていた。
【0004】また、特開昭58−115047号公報記
載のセメントクリンカの焼成装置においては、焼成炉か
らの排出シュート内に複数の風速の異なる分級ゾーンを
形成するように、冷却器排気を排出シュートに導入して
いるが、各ダクトの通風量は差圧で決まるので、排出シ
ュートへの造粒物の落下状況等により変動し、所定の風
速に制御することが困難であった。また、一度シュート
内に落下したら、シュート内での分散は悪いので、小粒
子を流動層に戻す分級効果も少ない。従って、クリンカ
粒度分布が広くなり品質が低下する(小粒子は焼成不十
分)。また、層内の粒度分布も広くなるので、造粒物同
士の付着が進行しすぎる、いわゆるアグロメレーション
という不都合な現象が生じ易くなり、十分焼成温度を上
げられず、高品質のセメントクリンカを得ることができ
ないという問題があった。
【0005】本発明は上記の諸点に鑑みなされたもの
で、本発明の目的は、きわめて簡単な1炉構造の設備
で、少ないランニングコストで高品質のセメントクリン
カを焼成することができる方法及び装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、本発明のセメントクリンカの焼成方法は、予熱
されたセメント原料粉を流動層造粒・焼成炉で造粒・焼
成した後、造粒・焼成されたクリンカを冷却器に導入す
るセメントクリンカの焼成方法において、流動層造粒・
焼成炉のガス分散板上面又はガス分散板上面の延長上に
設けられた落下口からクリンカを排出し、この落下口に
連なる排出シュートにクリンカを分級・冷却するための
空気を吹き込んで、落下口から吹き出す空気流速が前記
ガス分散板のノズル(開口)を通って流入する空気流速
と異なるように吹込空気量を調節するとともに、流動層
差圧が略一定範囲になるように落下口の開口面積を調整
し、分級・冷却空気吹込位置より下方の気密排出手段を
経てクリンカを冷却器に導入するように構成される。通
常は、落下口から吹き出す空気流速が、分散板の開口を
通って流動層内に流入する空気流速より小さくなるよう
に制御する。
【0007】 このように、流動層差圧が略一定範囲に
なるように、落下口の開口面積を調整する。また、この
方法において、分級・冷却空気を吹き込む代わりに、分
級空気と冷却空気とを別々に吹き込むこともある。さら
に、排出シュート内のクリンカの温度を検出し、この温
度により冷却空気量を調節してクリンカの冷却温度を制
御することが好ましい。
【0008】 本発明のセメントクリンカの焼成装置
は、予熱されたセメント原料粉を流動層造粒・焼成炉で
造粒・焼成し、造粒・焼成されたクリンカを冷却器で冷
却するセメントクリンカの焼成装置において、流動層造
粒・焼成炉のガス分散板上面又はガス分散板上面の延長
上にクリンカ落下口を設け、このクリンカ落下口近傍に
クリンカ落下口の開口面積を調整可能なゲートを設け、
クリンカ落下口を排出シュート及び気密排出手段を介し
て冷却器に接続し、排出シュートにクリンカを分級する
とともに冷却するための分級・冷却空気吹込管を接続し
たことを特徴としている。
【0009】 このように、クリンカ落下口近傍に、こ
の落下口の開口面積を調整可能なゲートを設ける。
た、この装置において、分級・冷却空気吹込管の代わり
に、分級空気吹込管及び冷却空気吹込管を別々に設ける
こともある。さらに、ガス分散板を傾斜させ、下向き傾
斜端の延長上に複数のノズル(開口)を有する排出溝を
介してクリンカ落下口を設け、この落下口直上及び排出
溝上でクリンカの分級を行うように構成することが好ま
しい。
【0010】この場合、排出溝のノズル(開口)直径が
ガス分散板のノズル(開口)直径と異なるようにするこ
とが好ましい。また、クリンカ落下口と空気吹込管との
間の排出シュートに2次分級のための絞り部材を設けた
り、クリンカ落下口の近傍に大塊排出口を設けたりする
ことがある。
【0011】冷却器としては、一例として、冷却器本体
内に冷却空気吹込による移動層を有し、この移動層の上
側に部分流動層が形成されるように、冷却器本体上部の
横断面積が選択された構造とすることが好ましい。例え
ば、冷却器本体上部に絞り部を設けて、この部分の空気
流速を大きくして、部分流動層を形成させ、粒子の偏析
をなくすようにする。
【0012】
【作用】予熱されたセメント原料粉は、流動層造粒・焼
成炉の流動層に投入され造粒・焼成される。造粒・焼成
されたクリンカはガス分散板上面側方の排出溝及び落下
口直上で、排出シュート内に吹き込まれた空気により分
級され、小粒子は排出シュート内にほとんど落下しな
い。すなわち、バックミキシングがなくなる。また、排
出シュート内に落下した粒子は、冷却用空気により効率
よく冷却される。さらに、スロートの温度が低くなり、
分散板下面のコーチングがなくなる。また、流動層造粒
・焼成炉内の粒度分布が狭くなり、アグロメレーション
を防止することができるとともに、焼成温度を上げるこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるも
のではなく、適宜変更して実施することが可能なもので
ある。 実施例1 図1は本発明の実施例1としてのセメントクリンカの焼
成装置を示し、図2はA−A線拡大断面を、図3はB−
B線拡大断面を示している。
【0014】図1において、10はサイクロンC1 〜C
4 を含むサスペンションプレヒータ、12は仮焼炉、1
4は流動層造粒・焼成炉、16は冷却器である。なお、
仮焼炉12は必ずしも必要ではなく、設置されない場合
もある。サスペンションプレヒータ10及び仮焼炉12
で予熱及び一部仮焼されたセメント原料粉は、流動層造
粒・焼成炉14の流動層18に導入され、ここで下方の
冷却器16からスロート20及びガス分散板22を経て
送られる空気により流動化しつつ造粒・焼成される。4
2はエジェクターである。
【0015】図2に示すように、ガス分散板22の延長
上に複数の開口を有する排出溝24を介してクリンカ落
下口26を設け、このクリンカ落下口26を排出シュー
ト28及び気密排出手段30を介して冷却器16に接続
し、排出シュート28に分級・冷却空気吹込管32を接
続している。なお、クリンカ落下口を分散板22に設け
ることも可能である。また、クリンカ落下口26の近傍
には、この落下口26の開口面積を調整可能なゲート3
4が設けられる。このゲート34は、油圧シリンダ、空
気圧シリンダ、モータシリンダなどの駆動手段(図示
略)により水平方向に移動できるように構成されてい
る。
【0016】排出溝24のノズル(開口)直径は、ガス
分散板22のノズル(開口)直径と異なることが好まし
い。このように構成すれば、分散板22上のクリンカ
は、分級されながら、落下口26内に落下することがで
きる。冷却器16としては、流動層式冷却器、移動層の
上側に部分流動層を有する冷却器などが用いられる。図
1及び図3は、一例として後者を示している。36は冷
却空気導入管、38はコーン部、40は冷却空気主管で
ある。冷却器16内に導入された空気は、冷却空気導入
管36及びコーン部38の下部から層内に吹き込まれ
て、冷却器16内に移動層を形成し、クリンカにより加
熱された空気は膨張して流速を上げ、冷却器16内の上
部に部分流動層を形成する。詳細は図4に基づいて後述
する。
【0017】実施例2 図4は本発明の実施例2としてのセメントクリンカの焼
成装置を示し、図5はC−C線断面を示している。本実
施例では、ガス分散板22を傾斜させ、下向き傾斜端の
延長上に複数の開口を有する排出溝24を介してクリン
カ落下口26を設け、この落下口直上及び排出溝上でク
リンカの分級を行うように構成している。この場合、ガ
ス分散板22上面の水平方向に対する角度は5〜30
度、好ましくは5〜15度である。また、クリンカ落下
口26と空気吹込管32との間の排出シュート28に2
次分級のための絞り部材44を設けて、落下口26の直
上を1次分級部46とし、絞り部材44に隣接した上側
を2次分級部48としている。
【0018】また、クリンカ落下口26の近傍に、コー
チングの剥離物などの大塊を排出するための大塊排出口
50が設けられている。52はゲート34の駆動手段、
54は絞り部材44の駆動手段、56はバーナである。
気密排出手段30は、造粒物を一旦内部に堆積させ、そ
の造粒物自身によるマテリアルシール作用で通気を遮断
するとともに、圧縮空気や機械的手段で押し出すことに
より、造粒物を冷却器16に払い出すように構成された
ものである。
【0019】冷却器16は、一例として、冷却器本体内
に冷却空気吹込による移動層58を有し、この移動層5
8の上側に部分流動層60が形成されるように、冷却器
本体上部の横断面積が選択された構造を有している。図
4では、冷却器本体上部に絞り部62を設け、移動層5
8を形成するクリンカで加熱され膨張した空気が絞り部
62でさらに流速を上げ、部分流動層60を形成する構
成を示している。このように構成することにより、移動
層58の上側に部分流動層60が形成され、クリンカが
流動化して偏析を少なくし空気の偏流を少なくすること
ができるという利点がある。他の構成及び作用は実施例
1の場合と同様である。
【0020】図4においては、気密排出手段30として
Lバルブを用いているが、図6に示すように、排出シュ
ート28の下端にロータリバルブ64などの弁を設け、
排出シュート28内に一定量の造粒物が溜まるように、
このロータリバルブ64の排出量を調整することによ
り、造粒物を冷却器16内に導入するように構成するこ
ともできる。
【0021】実施例3 図7は本発明の実施例3としてのセメントクリンカの焼
成装置を示している。本実施例は、分級空気吹込管66
及び冷却空気吹込管68を別々に設けたものである。そ
して、パルスエア管74に設けられた調節弁76と、排
出シュート28の流動層に設けられた層差圧検出器78
とを接続し、流動層18の差圧を検知する層差圧検出器
86と、分級空気吹込管66に設けられた調節弁90と
を接続している。80は製品クリンカの温度検出器、8
2は冷却空気供給管84の調節弁である。他の構成は実
施例1の場合と同様である。
【0022】つぎに、本発明のセメントクリンカの焼成
装置における操作について、図7に基づいて説明する。 (1) 流動層18の層差圧を層差圧検出器86で検出
し、層差圧が一定になるようにゲート34の駆動手段5
2を制御して、ゲート34の開度で層内の粒子滞留時間
が一定になるように制御する。 (2) 排出シュート28内のクリンカの温度を温度検
出器72で検知し、この温度(1次冷却温度)が110
0℃以下になるように、冷却空気吹込管68の調節弁7
0を制御する。 (3) 排出シュート28内の2点間の層差圧を層差圧
検出器78で検知し、この検出位置にクリンカが存在す
ると(圧力が大きいと)、パルスエア管74の調節弁7
6を開として気密排出手段30からクリンカを排出し、
検出位置にクリンカが存在しないと(圧力が小さい
と)、調節弁76を閉としてクリンカの排出を止める。 (4) 気密排出手段30のサンプリング手段88から
サンプリングし、クリンカの粒径が大きいと分級空気吹
込管66の弁90を絞って分級空気量を少なくし、サン
プリングしたクリンカの粒径が小さいと弁90の開度を
大きくして分級空気量を多くする。 (5) 冷却器16出口の製品クリンカの温度を温度検
出器80で検知して、冷却空気供給管84の弁82を調
節して冷却器16内の2次冷却温度を制御する。
【0023】図8は、図7に示す本発明の装置、及び従
来の装置(図7に示す装置から分級排出機構を除いた装
置)を用いて実験を行った結果を示す粒度分布図(R−
R線図)である。横軸は粒径を示し、縦軸は残留量を示
している。図8から、従来の方法では、N=2.5〜4
と小さく粒径が揃っておらず、平均粒子径の標準偏差も
0.3〜0.4と広くなっている。これに対し、本発明
の方法では、N=4.5〜5と大きく粒径が揃っている
ことがわかる。また、平均粒子径の標準偏差も0.1〜
0.15と狭くなっていることがわかる。
【0024】表1は、図7に示す本発明の装置、及び特
開平2−229745号公報の第1図に記載された2炉
型式の従来の装置を用いて、セメントクリンカを製造し
た場合の性能比較を示している。表1から、本発明の方
法の方が、装置数(流動層数)が少なくなるので、熱消
費及び電力消費が少なくなっていることがわかる。
【0025】
【表1】
【0026】上記の実施例は、いずれも原料粉及び燃料
を流動層の側方から供給するものであるが、図9に示す
ように、流動層18の下方から供給することも可能であ
る。また、分級排出機構を一系列設ける場合について説
明したが、炉が大型化すると、分級排出機構を複数系列
設けることも可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 粒径制御が精密に行なえるので、流動層造粒・
焼成炉内の粒径分布が狭くなり、1炉方式においても1
450℃以上の焼成が可能となり、高品質の製品を得る
ことができる。従って、特開平2−229745号公報
におけるような流動層焼成炉は不要となる。また、冷却
器での偏析がなくなり、熱回収効率が向上する。 (2) 排出溝及び落下口直上で分級されるので、小粒
子は排出シュートにほとんど落下しない(バックミキシ
ングがない)。従って、流動層造粒・焼成炉で燃料を低
減でき、排出シュートでの冷却効率も良くなる。 (3) 排出シュート内で急冷されるので(例えば11
00℃以下に急冷される)、排出シュート閉塞も熱損失
も少なく特開平2−229745号公報に記載されてい
るような1次冷却器が不要となる。なお、特開平2−2
29745号公報記載の装置では、造粒炉排出シュート
及び焼成炉排出シュートの閉塞防止のため水冷・空冷が
必要となり、熱損失大で、品質にも悪影響がある。 (4) 流動層焼成炉及び1次冷却器が不要となるの
で、建設費、熱消費、電力消費が大幅に低減でき、運転
操作も簡単になる。 (5) スロート温度が低くなるので、流動層造粒・焼
成炉の分散板下面のコーチングがなくなる。 (6) 分散板を下向き傾斜にする場合、排出溝のノズ
ルを分散板のノズルと異なる直径とする場合、排出シュ
ートに2次分級のための絞り部材を設ける場合は、分級
効率がさらに向上する。 (7) 排出シュートでの冷却温度を制御する場合、冷
却風量と落下口面積を調整する場合、落下口付近に大塊
排出口を設ける場合は、分級粒径、冷却温度を一定に維
持できるので、運転が安定する。 (8) 移動層冷却器の層上部が流動化するように冷却
器上部の断面積を選ぶ場合は、さらに熱消費を低減で
き、冷却器を小型化することができる。 (9) 装置を大型化しても分級性能は変わらず、大型
化が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセメントクリンカの焼成装置の一実施
例及びサスペンションプレヒータなどを示す全体系統図
である。
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図である。ただ
し、流動層を省略している。
【図3】図1におけるB−B線拡大断面図である。ただ
し、移動層を省略している。
【図4】本発明の装置の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図5】図4におけるC−C線断面図である。ただし、
流動層を省略している。
【図6】図4における気密排出手段の他の例を示す断面
説明図である。
【図7】本発明の装置のさらに他の例を示す断面説明図
である。
【図8】本発明の方法及び従来の方法における粒度分布
線図(R−R線図)である。
【図9】本発明の装置における流動層及びガス分散板ま
わりの他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 サスペンションプレヒータ 14 流動層造粒・焼成炉 16 冷却器 18 流動層 20 スロート 22 ガス分散板 24 排出溝 26 クリンカ落下口 28 排出シュート 30 気密排出手段 34 ゲート 44 絞り部材 46 1次分級部 48 2次分級部 50 大塊排出口 58 移動層 60 部分流動層 62 絞り部 86 層差圧検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村尾 三樹雄 神戸市中央区東川崎町3丁目1番1号 川崎重工業株式会社 神戸工場内 (72)発明者 横田 紀男 東京都千代田区神田美土代町1番地 住 友セメント株式会社内 (72)発明者 佐藤 二千隆 東京都千代田区神田美土代町1番地 住 友セメント株式会社内 (72)発明者 向井 克治 東京都千代田区神田美土代町1番地 住 友セメント株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−115047(JP,A) 特公 昭44−32193(JP,B1) 特公 平4−16706(JP,B2) 実公 昭60−636(JP,Y2)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予熱されたセメント原料粉を流動層造粒
    ・焼成炉で造粒・焼成した後、造粒・焼成されたクリン
    カを冷却器に導入するセメントクリンカの焼成方法にお
    いて、流動層造粒・焼成炉のガス分散板上面又はガス分
    散板上面の延長上に設けられた落下口からクリンカを排
    出し、この落下口に連なる排出シュートにクリンカを分
    級・冷却するための空気を吹き込んで、落下口から吹き
    出す空気流速が前記ガス分散板のノズルを通って流入す
    る空気流速と異なるように吹込空気量を調節するととも
    に、流動層差圧が略一定範囲になるように落下口の開口
    面積を調整し、分級・冷却空気吹込位置より下方の気密
    排出手段を経てクリンカを冷却器に導入することを特徴
    とするセメントクリンカの焼成方法。
  2. 【請求項2】 分級・冷却空気を吹き込む代わりに、分
    級空気と冷却空気とを別々に吹き込んで、分級空気量と
    冷却空気量とを別々に調節する請求項記載のセメント
    クリンカの焼成方法。
  3. 【請求項3】 排出シュート内のクリンカの温度を検出
    し、この温度により冷却空気量を調節してクリンカの冷
    却温度を制御する請求項1又は2記載のセメントクリン
    カの焼成方法。
  4. 【請求項4】 予熱されたセメント原料粉を流動層造粒
    ・焼成炉で造粒・焼成し、造粒・焼成されたクリンカを
    冷却器で冷却するセメントクリンカの焼成装置におい
    て、流動層造粒・焼成炉のガス分散板上面又はガス分散
    板上面の延長上にクリンカ落下口を設け、このクリンカ
    落下口近傍にクリンカ落下口の開口面積を調整可能なゲ
    ートを設け、クリンカ落下口を排出シュート及び気密排
    出手段を介して冷却器に接続し、排出シュートにクリン
    カを分級するとともに冷却するための分級・冷却空気吹
    込管を接続したことを特徴とするセメントクリンカの焼
    成装置。
  5. 【請求項5】 分級・冷却空気吹込管の代わりに、分級
    空気量を調節するための分級空気吹込管及び冷却空気量
    を調節するための冷却空気吹込管を別々に設けた請求項
    記載のセメントクリンカの焼成装置。
  6. 【請求項6】 ガス分散板を傾斜させ、下向き傾斜端の
    延長上に複数のノズルを有する排出溝を介してクリンカ
    落下口を設け、この落下口直上及び排出溝上でクリンカ
    の分級を行うようにした請求項4又は5記載のセメント
    クリンカの焼成装置。
  7. 【請求項7】 排出溝のノズル直径がガス分散板のノズ
    ル直径と異なる請求項記載のセメントクリンカの焼成
    装置。
  8. 【請求項8】 クリンカ落下口と空気吹込管との間の排
    出シュートに2次分級のための絞り部材を設けた請求項
    4〜7のいずれかに記載のセメントクリンカの焼成装
    置。
  9. 【請求項9】 クリンカ落下口の近傍に大塊排出口を設
    けた請求項4〜8のいずれかに記載のセメントクリンカ
    の焼成装置。
  10. 【請求項10】 冷却器が、冷却器本体内に冷却空気吹
    込による移動層を有し、この移動層の上側に部分流動層
    が形成されるように、冷却器本体上部の横断面積が選択
    された構造である請求項4〜9のいずれかに記載のセメ
    ントクリンカの焼成装置。
  11. 【請求項11】 冷却器本体上部に絞り部が設けられた
    請求項10記載のセメントクリンカの焼成装置。
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