JP2549812B2 - セメントクリンカの焼成装置 - Google Patents

セメントクリンカの焼成装置

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JP2549812B2 JP5073890A JP7389093A JP2549812B2 JP 2549812 B2 JP2549812 B2 JP 2549812B2 JP 5073890 A JP5073890 A JP 5073890A JP 7389093 A JP7389093 A JP 7389093A JP 2549812 B2 JP2549812 B2 JP 2549812B2
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克治 向井
俊幸 石鉢
橋本  勲
親徳 熊谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、噴流層若しくは流動層
形式の造粒炉で造粒された造粒物を、焼成炉に投入する
ための排出シュート構造を改良したセメントクリンカの
焼成装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、セメントクリンカの焼成装置としては、図2に示し
たような構成が採用されている。すなわち、予め、原料
投入シュート1から投入されたセメント原料粉が、サイ
クロンC1、C2及びC3から構成されるサスペンショ
ンプレヒータ2において、順次サイクロンC1、C2及
びC3を経て予熱されるようになっている。そして、予
熱されたセメント原料粉が、流動層形式又は噴流層形式
の造粒炉3内に投入され、造粒炉3内で流動又は噴流整
粒された造粒物が、造粒炉3の下方に配置された流動層
焼成炉7に投入されるようになっている。このように流
動焼成炉7内で焼成された後、流動床クーラ8、移動床
クーラ9を経て、最終的にセメントクリンカとして回収
されるようになっている。なお、図中、A1は重油供給
ラインを示している。
【0003】この場合、造粒炉3内で整粒された造粒物
を流動層焼成炉7に投入するための構造としては、特公
昭44−32193号公報及び特開昭62−22887
5号公報に開示される構造が提案されている。これらの
構造では、造粒炉3と流動層焼成炉7との間のスロート
部を排出孔として利用するか、排出孔を設けて、流速を
調整して大きい粒子を選択的に焼成炉7内に落下させよ
うとするものである。しかしながら、これらの構造で
は、大きい粒子が落下し始めると排出孔内の空気の流量
が悪くなり、造粒炉3内の造粒物が全て焼成炉7内に落
下することがあり、また制御が複雑となり好ましくなか
った。
【0004】このような問題を解消するために、従来よ
り、図3に示したように、造粒炉3の底部近傍の側壁に
設けられた排出孔4から排出シュート5及びいわゆるL
バルブ6(気密排出装置)を介して、造粒炉3の下方に
配置された流動層焼成炉7に投入されるような構成(い
わゆるボトムフロー形式)が提案されている。この構成
では、排出シュートの閉塞を防止するために、排出シュ
ート5と炉排出口付近を、空気、水などの冷却媒体を吹
送させた冷却ジャケット4aにより間接的に冷却する構
造、あるいは直接的に冷却する構造が採用されている
(例えば、特開昭62−233677号公報など参
照)。
【0005】しかしながら、この構成では、排出シュー
ト内の造粒物は、造粒炉層内と同様な活発な動きがなく
移動層を形成するために、高温で一部溶融した造粒物
が、排出孔付近の排出シュート内で造粒物の相互付着が
生じ、また、排出シュート壁面への造粒物の付着により
排出シュートが閉塞することがあり、その結果、造粒物
の安定した排出が確保できず、操業が安定しないという
問題があった。すなわち、排出シュート壁面の直接若し
くは間接的な冷却を行っても、冷却される造粒物が部分
的に限定される上、造粒炉層内に粒子との混合により排
出シュート内の造粒物の冷却が不十分となり、閉塞防止
が不完全となり、好ましくなかった。
【0006】このような現状を考慮して、本発明では、
従来のいわゆるボトムフロー形式の排出シュートを備え
た構造において、排出された造粒物を、排出シュート内
で付着性を有しない程度の温度(1200℃以下)まで
均一に冷却することが可能で、かつ、造粒炉層内に粒子
との混合を抑制することの可能で、その結果、造粒物の
相互付着、排出シュートへ壁面への付着による排出シュ
ートの閉塞などを効果的に防止でき、焼成炉への造粒物
が円滑に供給され操業が安定するなセメントクリンカの
焼成装置を提供せんとすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術の課題及び目的を達成するために発明されたもので
あり、本発明の構成は、サスペンションプレヒータなど
の予熱手段により予熱されたセメント原料を造粒炉に投
入造粒し、造粒炉内にて造粒された造粒物を、造粒炉の
底部近傍の側壁に設けられたボトムフロー排出孔より取
り出し、前記ボトムフロー排出孔に接続した排出シュー
トおよび気密排出装置を介して、造粒物を焼成炉に投入
して焼成してセメントクリンカを得るセメントクリンカ
の焼成装置において、前記ボトムフロー排出孔を開閉可
能なプラグ機構を設けるとともに、前記ボトムフロー排
出孔に接続した排出シュートを、ボトムフロー排出孔よ
り排出された造粒物を流動化冷却する流動層クーラ構造
としたことを特徴とするセメントクリンカの焼成装置で
ある。
【0008】また、本発明は、サスペンションプレヒー
タなどの予熱手段により予熱されたセメント原料を造粒
炉に投入造粒し、造粒炉内にて造粒された造粒物を、造
粒炉の底部近傍の側壁に設けられたボトムフロー排出孔
より取り出し、前記ボトムフロー排出孔に接続した排出
シュートおよび気密排出装置を介して、造粒物を焼成炉
に投入して焼成してセメントクリンカを得るセメントク
リンカの焼成装置において、ボトムフロー排出孔に接続
した排出シュートを流動層クーラ構造とし、その流動層
差圧を検出する手段を設け、層差圧が所定範囲内となる
ようにプラグの開閉を制御可能にしたことを特徴とする
セメントクリンカの焼成装置である。
【0009】さらに、本発明は、サスペンションプレヒ
ータなどの予熱手段により予熱されたセメント原料を造
粒炉に投入造粒し、造粒炉内にて造粒された造粒物を、
造粒炉の底部近傍の側壁に設けられたボトムフロー排出
孔より取り出し、前記ボトムフロー排出孔に接続した排
出シュートおよび気密排出装置を介して、造粒物を焼成
炉に投入して焼成してセメントクリンカを得るセメント
クリンカの焼成装置において、前記ボトムフロー排出孔
を開閉可能なプラグ機構を設けるとともに、前記ボトム
フロー排出孔に接続した排出シュートを流動層クーラ構
造とし、その流動層クーラの層温度を検出する温度検知
手段を設け、排出シュート内で付着を生じない温度にな
るように、流動層クーラに吹き込む冷却空気量を調整可
能にするための流量制御バルブを設けたことを特徴とす
るセメントクリンカの焼成装置である。
【0010】
【実施例】以下、本発明のセメントクリンカの焼成装置
について、添付図面に基づいてより詳細に説明する。
【0011】先ず、本発明のセメントクリンカの焼成装
置は、図2に示したような従来と同様な構成において使
用されるものである。すなわち、従来の装置では、前述
したように、予め、原料投入シュート1から投入された
セメント原料粉が、サイクロンC1〜C4から構成され
るサスペンションプレヒータ2において、順次サイクロ
ンC1、C2、C3及びC4を経て予熱され、予熱され
たセメント原料粉が、流動層形式又は噴流層形式の造粒
炉3内に投入され、その後、造粒炉3内で流動又は噴流
整粒された造粒物が、造粒炉3の下方に配置された流動
層焼成炉7に投入されるような構成であり、本発明はこ
の構成においてその投入経路を改善したものである。
【0012】より詳細には、以下に、本発明のセメント
クリンカの焼成装置の部分拡大断面図である図1につい
て説明する。
【0013】図1において、10は、セメントクリンカ
の焼成装置を示しており、セメントクリンカの焼成装置
10は、基本的には、造粒炉13と、造粒炉13の下方
に、スロート部12及びその上方に設けられた多孔板形
式の分散板14を介して接続された流動層焼成炉17
と、造粒炉13の底部近傍の側壁から流動層焼成炉17
へ至る排出経路20とから構成されている。
【0014】また、造粒炉13の下方は、逆円錐台形状
部13aとなっており、その側壁13bには原料供給口
16が設けられ、予めサスペンションプレヒータにおい
て予熱された原料が、押し込みブロワー(図示せず)に
て、エゼクター15を介して該供給口16から吹き込み
供給され、図2に示したように、燃料供給ラインA1を
経て造粒炉下部に吹き込まれた燃料とともに噴流層若し
くは流動層を形成して自己造粒するようになっている。
なお、流動層焼成炉17には、流動層クーラ8と連通し
た開口部17a、移動層クーラ9と連通した開口部17
bがそれぞれ設けられている。
【0015】一方、造粒炉13には、その下方の逆円錐
台形状部13aの底部近傍の側壁13cに、ボトムフロ
ー排出孔13dが形成され、このボトムフロー排出孔1
3dに排出経路20が接続されている。
【0016】この排出経路20は、ボトムフロー排出孔
13dに接続された上部排出シュート部21と、上部排
出シュート部21より下方に鉛直方向に垂設された流動
化冷却シュート部22と、流動化冷却シュート部22に
接続された断面略L字型のLバルブ(気密排出装置部)
部23と、その下方に連設され、流動層焼成炉17へ至
る下方排出シュート部24から構成されている。
【0017】上部排出シュート部21には、その側壁2
1aの外側に付設された周知のシリンダ機構25のロッ
ド25aが側壁21aを貫通し、このロッド25aの先
端にプラグ25bが設けられており、このプラグ25b
がシリンダ機構25の作動により突出して、造粒炉13
に設けられたボトムフロー排出孔13dを開閉可能なプ
ラグ機構が設けられている。なお、上部排出シュート部
21の上壁21bには、ガス排出孔21cが設けられ、
後述する分散板22dを介して、流動化冷却シュート部
22内に吹き込まれた冷却空気で、造粒物により熱交換
された温度が上昇した高温空気が造粒炉13に導入され
るようになっている。
【0018】また、流動化冷却シュート部22は、排出
シュートの閉塞を防止するために、流動化冷却シュート
部22の上方部分は、内部を空気、水などの冷却媒体を
循環させたいわゆる冷却ジャケット22aの構造となっ
ており、排出された造粒物を間接的に冷却し、内壁面へ
の造粒物の付着を防止するようになっている。さらに、
この流動化冷却シュート部22の下端の炉側の側壁22
bの下端は、外側に突出した突出部22cが設けられて
おり、該突出部22cには多孔板構造からなる分散板2
2dが設けられており、この分散板22d下方より、冷
却空気が上向きに流動化冷却シュート部22内に吹き込
まれ、いわゆる流動層が形成され、造粒物の流動化と冷
却がおこなわれるようになっている。このように、前述
した冷却ジャケット22aの構成ならびにこの流動層構
成により、いわゆる小型の流動層クーラ構造体が形成さ
れている。なお、26は熱電対などの温度検出装置であ
る。
【0019】また、Lバルブ(気密排出装置部)部23
は、従来周知の構造であり、下方の滞留室23bに滞留
した造粒物が、23bの側方より吹き込まれた空気によ
り、下方排出シュート部24に一定量排出されるような
構成となっている。
【0020】このような構成を有する本発明のセメント
クリンカ焼成装置を使用する場合について、以下に説明
する。
【0021】先ず、ボトムフロー排出孔13dを閉塞し
ているプラグ25bをシリンダ機構25を作動させるこ
とにより、造粒炉13で自己造粒された造粒物が、排出
経路20内に排出され、上部排出シュート部21より、
Lバルブ(気密排出装置部)部23の下方の滞留室23
bにいたるまで造粒物が充填され、マテリアルシールさ
れる(図1のD参照)。
【0022】そして、上部排出シュート部21の一定の
レベルまで造粒物が排出経路20内に排出された段階
で、シリンダ機構25を作動させることにより、プラグ
25bによってボトムフロー排出孔13dを閉塞させて
造粒物の排出を停止する。
【0023】この場合、排出経路20内に排出された造
粒物は、約1300℃程度の温度を有し付着性が大きい
が、冷却ジャケット22aによる冷却、ならびに分散板
22dを介して吹き込まれる冷却空気によって形成され
る流動化冷却シュート部22におけるいわゆる流動層の
作用によって、造粒物の流動化と冷却がおこなわれ、そ
の結果、造粒物が付着性を有しない1200℃以下に冷
却されるようになっている。
【0024】そして、このように冷却された造粒物は、
Lバルブ23の滞留室23bにおいて、滞留した造粒物
が、23bの側方より吹き込まれた空気により、下方排
出シュート部24に一定量づつ連続的に排出され、流動
層焼成炉17内に投入されて焼成されるようになってお
り、順次このサイクルが繰り返されるようになってい
る。
【0025】なお、これらのサイクルが行われる際に
は、下記のような調整が実施される。すなわち、図1に
示したように、造粒炉13の層差圧ΔPBとを所定の滞
留時間に対応する値になるように、Lバルブ23の排出
量が制御される。この場合、排出量は、Lバルブ23の
後端から間欠的に吹き出す圧縮空気の圧力、風量、吹き
出し間隔を制御することにより変更可能である。なお、
排出量過多で造粒炉13の流動層とクーラの流動層が混
合(逆流)すると、分散板22dを介して吹き込まれる
冷却空気では温度維持が困難となるのでこのように調整
することが重要である。
【0026】また、流動層クーラの層差圧ΔPCが一定
範囲になるように、プラグ25bの開閉度が調整され
る。これにより、前述した造粒炉13の層差圧制御に追
従して、流動層クーラの温度が、造粒物が確実に付着し
ない温度に維持され、かつ、流動層クーラからLバルブ
23の間の充填層が維持されて気密を保つことが可能と
なる。
【0027】さらに、流動層クーラの温度Tが、付着し
ない温度(1200℃以下)になるように、分散板22
dを介して吹き込まれる冷却空気が調整される。
【0028】
【発明の作用・効果】本発明のセメントクリンカの焼成
装置では、従来の造粒炉の底部近傍の側壁に設けられた
ボトムフロー排出孔より取り出し、該排出孔に接続した
排出シュート及び気密排出装置を介して、造粒物を焼成
炉に投入するいわゆるボトムフロー排出構造において、
プラグ機構によってボトムフロー排出孔を開閉可能にす
るとともに、排出シュートを、造粒物を流動化冷却する
流動化冷却手段を備えた流動層クーラ構造としたので、 (1) ボトムフロー排出孔より排出された造粒物は、
排出シュート内で液相が生成しない温度(1200℃以
下)まで均一に冷却され、造粒物の相互付着、排出シュ
ートへ壁面への付着による排出シュートの閉塞などが防
止でき、その結果、焼成炉への造粒物が円滑に供給さ
れ、操業が安定する、 (2)ボトムフロー排出孔をプラグ機構によって開閉自
在とすることで、排出経路内に排出される造粒物のレベ
ルを調整できるとともに、その逆流を防止することも可
能で、さらには、造粒炉の層差圧(滞留時間)を制御す
ることが可能となる、 (3)粒径肥大した造粒物、コーチィング脱落による大
塊なども排出できるので、流動化異常による運転停止が
防止できる、など幾多の作用効果を奏する極めて優れた
発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のセメントクリンカの焼成装置
の部分拡大断面図である。
【図2】図2は、従来のセメントクリンカの焼成装置の
概略を示す図である
【図3】図3は、従来のセメントクリンカの焼成装置の
部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1…原料投入シュート 2…サスペンションプレヒータ 3…造粒炉 4…排出孔 5…排出シュート 6…Lバルブ(気密排出装置) 7…流動層焼成炉 8…流動層クーラ 9…移動層クーラ A1…重油供給ライン C1〜C4…サイクロン 10…セメントクリンカの焼成装置 12…スロート部 13…造粒炉 13a…逆円錐台形状部 13b…側壁 13c…側壁 13d…ボトムフロー排出孔 14…分散板 15…エゼクター 16…原料供給口 17…流動層焼成炉 17a,17b…開口部 20…排出経路 21…上部排出シュート部 21a…側壁 21b…上壁 21c…ガス排出孔 22…流動化冷却シュート部 22a…冷却ジャケット 22c…突出部 22d…分散板 23…Lバルブ(気密装置部)部 23b…滞留室 24…下方排出シュート部 25…シリンダ機構 25a…ロッド 25b…プラグ 26…温度検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石鉢 俊幸 東京都千代田区神田美土代町1番地 住 友セメント株式会社内 (72)発明者 橋本 勲 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工 業株式会社 明石工場内 (72)発明者 熊谷 親徳 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工 業株式会社 明石工場内 (72)発明者 村尾 三樹雄 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社 神戸工場内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サスペンションプレヒータなどの予熱手段
    により予熱されたセメント原料を造粒炉に投入造粒し、
    造粒炉内にて造粒された造粒物を、造粒炉の底部近傍の
    側壁に設けられたボトムフロー排出孔より取り出し、前
    記ボトムフロー排出孔に接続した排出シュートおよび気
    密排出装置を介して、造粒物を焼成炉に投入して焼成し
    てセメントクリンカを得るセメントクリンカの焼成装置
    において、 前記ボトムフロー排出孔を開閉可能なプラグ機構を設け
    るとともに、 前記ボトムフロー排出孔に接続した排出シュートを、ボ
    トムフロー排出孔より排出された造粒物を流動化冷却す
    る流動層クーラ構造とした、 ことを特徴とするセメントクリンカの焼成装置。
  2. 【請求項2】サスペンションプレヒータなどの予熱手段
    により予熱されたセメント原料を造粒炉に投入造粒し、
    造粒炉内にて造粒された造粒物を、造粒炉の底部近傍の
    側壁に設けられたボトムフロー排出孔より取り出し、前
    記ボトムフロー排出孔に接続した排出シュートおよび気
    密排出装置を介して、造粒物を焼成炉に投入して焼成し
    てセメントクリンカを得るセメントクリンカの焼成装置
    において、 ボトムフロー排出孔に接続した排出シュートを流動層ク
    ーラ構造とし、その流動層差圧を検出する手段を設け、
    層差圧が所定範囲内となるようにプラグの開閉を制御可
    能にしたことを特徴とするセメントクリンカの焼成装
    置。
  3. 【請求項3】サスペンションプレヒータなどの予熱手段
    により予熱されたセメント原料を造粒炉に投入造粒し、
    造粒炉内にて造粒された造粒物を、造粒炉の底部近傍の
    側壁に設けられたボトムフロー排出孔より取り出し、前
    記ボトムフロー排出孔に接続した排出シュートおよび気
    密排出装置を介して、造粒物を焼成炉に投入して焼成し
    てセメントクリンカを得るセメントクリンカの焼成装置
    において、前記ボトムフロー排出孔を開閉可能なプラグ機構を設け
    るとともに、前記 ボトムフロー排出孔に接続した排出シ
    ュートを流動層クーラ構造とし、その流動層クーラの層
    温度を検出する温度検知手段を設け、排出シュート内で
    付着を生じない温度になるように、流動層クーラに吹き
    込む冷却空気量を調整可能にするための流量制御バルブ
    を設けたことを特徴とするセメントクリンカの焼成装
    置。
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