JP2618531B2 - 住宅ユニット生産ライン - Google Patents
住宅ユニット生産ラインInfo
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- JP2618531B2 JP2618531B2 JP2335168A JP33516890A JP2618531B2 JP 2618531 B2 JP2618531 B2 JP 2618531B2 JP 2335168 A JP2335168 A JP 2335168A JP 33516890 A JP33516890 A JP 33516890A JP 2618531 B2 JP2618531 B2 JP 2618531B2
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- Japan
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- line
- housing unit
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- wall panel
- panel
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ユニット工法で建てられるユニット住宅の
構成要素となる住宅ユニットを生産するラインに関す
る。
構成要素となる住宅ユニットを生産するラインに関す
る。
近年、予め工場でボックス状の住宅ユニットを生産
し、この住宅ユニットを建設現場で組み合わせることで
建てられるユニット住宅が、施工期間が短く高品質であ
るなどの利点を備えるため広く普及するようになった。
このユニット住宅では、工業化率を高めて現場作業を少
なくすることが望まれているため、各住宅ユニットも外
壁パネルや造作・設備材をできるだけ工場で取付けて工
場での完成率を高めることが行われている。
し、この住宅ユニットを建設現場で組み合わせることで
建てられるユニット住宅が、施工期間が短く高品質であ
るなどの利点を備えるため広く普及するようになった。
このユニット住宅では、工業化率を高めて現場作業を少
なくすることが望まれているため、各住宅ユニットも外
壁パネルや造作・設備材をできるだけ工場で取付けて工
場での完成率を高めることが行われている。
このため、住宅ユニットの生産ラインにおいても、工
程が増えてラインが長くなるとともに、住宅ユニットに
取付けるパネルや造作・設備材の種類や数も多くなって
いた。
程が増えてラインが長くなるとともに、住宅ユニットに
取付けるパネルや造作・設備材の種類や数も多くなって
いた。
住宅ユニットの生産ラインが長くなると、工場敷地の
制限等から一直状にラインを設置することができなくな
る。また、工場内には屋根ユニット等のボックス形の住
宅ユニットの生産ラインとは別のラインも設ける必要が
ある。このため、従来より一般的な敷地形状、つまり平
面矩形状の工場内に住宅ユニット生産ラインと屋根ユニ
ット生産ライン等のその他のラインとを効率的に配置し
て敷地の有効利用を図れる配置が望まれていた。
制限等から一直状にラインを設置することができなくな
る。また、工場内には屋根ユニット等のボックス形の住
宅ユニットの生産ラインとは別のラインも設ける必要が
ある。このため、従来より一般的な敷地形状、つまり平
面矩形状の工場内に住宅ユニット生産ラインと屋根ユニ
ット生産ライン等のその他のラインとを効率的に配置し
て敷地の有効利用を図れる配置が望まれていた。
また、通常の工場では出入口は1〜2か所であり、こ
の出入口から柱や梁等の構成材やパネルや造作・設備材
などの部材が搬入されているが、工場内は各種設備機器
が設置されていたり、住宅ユニットの構成材やパネル、
造作・設備材等がストックされているため、特に出入口
から遠いラインまでフォークリフト等で部材を運ぶ場
合、各設備や部材あるいは作業者にぶつからないように
慎重に運ぶ必要があり、作業者に負担を掛けていた。こ
のため、特に外壁パネル等の比較的大きな部材や、造作
・設備材のように種類や数が多い部材を各ラインに容易
に運ぶことができる住宅ユニット生産ラインが望まれて
いた。
の出入口から柱や梁等の構成材やパネルや造作・設備材
などの部材が搬入されているが、工場内は各種設備機器
が設置されていたり、住宅ユニットの構成材やパネル、
造作・設備材等がストックされているため、特に出入口
から遠いラインまでフォークリフト等で部材を運ぶ場
合、各設備や部材あるいは作業者にぶつからないように
慎重に運ぶ必要があり、作業者に負担を掛けていた。こ
のため、特に外壁パネル等の比較的大きな部材や、造作
・設備材のように種類や数が多い部材を各ラインに容易
に運ぶことができる住宅ユニット生産ラインが望まれて
いた。
さらに、造作・設備材は外壁パネルが取付けられた後
の住宅ユニットの骨組みに取付けられるため、作業者が
作業のため住宅ユニットに出入りする際に、外壁パネル
に妨げられることなく自由に出入りできる住宅ユニット
生産ラインが望まれていた。
の住宅ユニットの骨組みに取付けられるため、作業者が
作業のため住宅ユニットに出入りする際に、外壁パネル
に妨げられることなく自由に出入りできる住宅ユニット
生産ラインが望まれていた。
本発明の目的は、工場内に各ラインを効率的に設置で
きて敷地を有効に利用できるとともに、外壁パネルや造
作・設備材の各ラインへの搬入を容易に行え、かつ造作
・設備材の取付作業を容易に行うことができる住宅ユニ
ット生産ラインを提供することにある。
きて敷地を有効に利用できるとともに、外壁パネルや造
作・設備材の各ラインへの搬入を容易に行え、かつ造作
・設備材の取付作業を容易に行うことができる住宅ユニ
ット生産ラインを提供することにある。
本発明に係る住宅ユニット生産ラインは、柱および梁
から住宅ユニットの骨組みを生産する骨組み生産ライン
と、この骨組みに外壁パネルを取付ける外壁パネル取付
ラインと、前記骨組みに造作・設備材を取付ける造作・
設備取付ラインとを、前記骨組み生産ライン、外壁パネ
ル取付ライン、造作・設備取付ラインの順で工場内に略
U字形に配置するとともに、前記外壁パネル取付ライン
の外側に、搬入された外壁パネルをストックする外壁パ
ネルストック手段を設け、前記造作・設備取付ラインの
外側に、造作・設備材の取付作業を行う造作・設備取付
ステージを設け、外壁パネル取付ラインおよび造作・設
備取付ライン間に、住宅ユニットを進行方向に対して前
後および左右を反転する反転手段を設けるとともに、前
記外壁パネル取付ラインは、前記住宅ユニットの骨組み
のライン外側に向いた面に外壁パネルを取付可能に構成
されていることを特徴とするものである。
から住宅ユニットの骨組みを生産する骨組み生産ライン
と、この骨組みに外壁パネルを取付ける外壁パネル取付
ラインと、前記骨組みに造作・設備材を取付ける造作・
設備取付ラインとを、前記骨組み生産ライン、外壁パネ
ル取付ライン、造作・設備取付ラインの順で工場内に略
U字形に配置するとともに、前記外壁パネル取付ライン
の外側に、搬入された外壁パネルをストックする外壁パ
ネルストック手段を設け、前記造作・設備取付ラインの
外側に、造作・設備材の取付作業を行う造作・設備取付
ステージを設け、外壁パネル取付ラインおよび造作・設
備取付ライン間に、住宅ユニットを進行方向に対して前
後および左右を反転する反転手段を設けるとともに、前
記外壁パネル取付ラインは、前記住宅ユニットの骨組み
のライン外側に向いた面に外壁パネルを取付可能に構成
されていることを特徴とするものである。
このような本発明においては、住宅ユニット生産ライ
ンを工場内に略U字形に配置したので、一般的な平面矩
形状の工場でも長いラインを設置できるとともに、住宅
ユニット生産ラインの内側に屋根ユニット生産ライン等
の他のラインを配置することができるため、工場内の敷
地が有効に利用される。
ンを工場内に略U字形に配置したので、一般的な平面矩
形状の工場でも長いラインを設置できるとともに、住宅
ユニット生産ラインの内側に屋根ユニット生産ライン等
の他のラインを配置することができるため、工場内の敷
地が有効に利用される。
また、外壁パネル取付ラインの外側に外壁パネルスト
ック手段を設け、造作・設備取付ラインの外側に造作・
設備取付ステージを設けているので、つまりパネルや造
作・設備材のストック場所をラインよりも工場の壁側に
設けているので、それらの壁に各パネルや造作・設備材
搬入用の出入口を設ければ各ストック場所までの距離が
短くなり各部材を容易に搬入できる。
ック手段を設け、造作・設備取付ラインの外側に造作・
設備取付ステージを設けているので、つまりパネルや造
作・設備材のストック場所をラインよりも工場の壁側に
設けているので、それらの壁に各パネルや造作・設備材
搬入用の出入口を設ければ各ストック場所までの距離が
短くなり各部材を容易に搬入できる。
さらに、反転手段を設けているので、外壁パネル取付
ラインでラインの外側に向いた面に外壁パネルが取付け
られた住宅ユニットは、造作・設備取付ラインにおいて
外壁パネルが取付けられた面がライン内側に面し、造作
・設備取付ステージ側にはパネルが取付けられていない
面が面するので、作業者は外壁パネルに妨げられること
なく住宅ユニット内に自由に出入りでき、造作・設備材
の取付作業を容易に行える。
ラインでラインの外側に向いた面に外壁パネルが取付け
られた住宅ユニットは、造作・設備取付ラインにおいて
外壁パネルが取付けられた面がライン内側に面し、造作
・設備取付ステージ側にはパネルが取付けられていない
面が面するので、作業者は外壁パネルに妨げられること
なく住宅ユニット内に自由に出入りでき、造作・設備材
の取付作業を容易に行える。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例の住宅ユニット生産ラインについて説明する
前に、この生産ラインで生産される住宅ユニットについ
て説明する。第4図および第5図に示すように、住宅ユ
ニット1の骨組み1Aは、天井パネル2と床パネル3と2
個の妻パネル4,5とで組み立てられる。天井パネル2
は、2本の平行な長辺梁6と、長辺梁6間に設けられた
野縁7と、天井用面材8とで構成されている。床パネル
3は、2本の平行な長辺梁6と、長辺梁6間に設けられ
る根太と、床用面材9とで構成されている。妻パネル4,
5は、2本の平行な柱10と、この柱10の上端間および下
端間に溶接接合された短辺梁11とで構成されている。こ
の骨組み1Aには、外壁パネルや、間仕切壁や家具等の造
作材、エアコンや衛生器具類等の設備材が取付けられて
住宅ユニット1が完成される。
前に、この生産ラインで生産される住宅ユニットについ
て説明する。第4図および第5図に示すように、住宅ユ
ニット1の骨組み1Aは、天井パネル2と床パネル3と2
個の妻パネル4,5とで組み立てられる。天井パネル2
は、2本の平行な長辺梁6と、長辺梁6間に設けられた
野縁7と、天井用面材8とで構成されている。床パネル
3は、2本の平行な長辺梁6と、長辺梁6間に設けられ
る根太と、床用面材9とで構成されている。妻パネル4,
5は、2本の平行な柱10と、この柱10の上端間および下
端間に溶接接合された短辺梁11とで構成されている。こ
の骨組み1Aには、外壁パネルや、間仕切壁や家具等の造
作材、エアコンや衛生器具類等の設備材が取付けられて
住宅ユニット1が完成される。
次に、本実施例の住宅ユニット生産ラインについて第
1図〜第3図に基づいて説明する。
1図〜第3図に基づいて説明する。
平面矩形状の工場14内において、長手方向の一方の壁
14Aに沿って長辺梁6を生産する長辺梁生産ライン15が
略直線状に配置されている。ライン15の先端部分には、
工場14に搬入された長辺梁6をストックする長辺梁スト
ック装置16が設けられるとともに、ライン15に沿って図
示しない穴明け加工装置や溶接ロボットが配置されてい
る。
14Aに沿って長辺梁6を生産する長辺梁生産ライン15が
略直線状に配置されている。ライン15の先端部分には、
工場14に搬入された長辺梁6をストックする長辺梁スト
ック装置16が設けられるとともに、ライン15に沿って図
示しない穴明け加工装置や溶接ロボットが配置されてい
る。
長辺梁生産ライン15の終端には、振分手段17が設けら
れている。振分手段17は、長辺梁6を2本づつ2系統に
振り分ける振分装置18と、振り分けられた長辺梁6をク
レーンで吊り上げて左右両側に移動させる移載装置19と
で構成されている。
れている。振分手段17は、長辺梁6を2本づつ2系統に
振り分ける振分装置18と、振り分けられた長辺梁6をク
レーンで吊り上げて左右両側に移動させる移載装置19と
で構成されている。
移載装置19の左右両側部分には、天井パネル2を生産
する天井パネル生産ライン20と、床パネル3を生産する
床パネル生産ライン25の先端部がそれぞれ配置されてい
る。
する天井パネル生産ライン20と、床パネル3を生産する
床パネル生産ライン25の先端部がそれぞれ配置されてい
る。
天井パネル生産ライン20は、長辺梁生産ライン15の延
長上で壁14Aに沿って略直線状に配置されている。この
天井パネル生産ライン20には、ライン20上を循環して移
動する複数の天井パネル用台車21が設けられ、ライン20
の中間部には天井パネル2の上下を反転する反転機22が
設置されている。また、ライン20の終端部の上方には、
住宅ユニット1の骨組み1Aを組み立てる総組みライン50
に天井パネル2を搬送する天井走行クレーン23が設けら
れている。
長上で壁14Aに沿って略直線状に配置されている。この
天井パネル生産ライン20には、ライン20上を循環して移
動する複数の天井パネル用台車21が設けられ、ライン20
の中間部には天井パネル2の上下を反転する反転機22が
設置されている。また、ライン20の終端部の上方には、
住宅ユニット1の骨組み1Aを組み立てる総組みライン50
に天井パネル2を搬送する天井走行クレーン23が設けら
れている。
床パネル生産ライン25は、天井パネル生産ライン20に
隣接して平行に配置されている。このライン25には、ラ
イン25上を循環して移動する複数の床パネル用台車26が
設けられ、ライン25の中間部には床パネル3の上下を反
転する反転機27が設置されている。また、ライン25の終
端部には、総組みライン50に床パネル3を搬送する床パ
ネル搬送コンベア28が設けられている。
隣接して平行に配置されている。このライン25には、ラ
イン25上を循環して移動する複数の床パネル用台車26が
設けられ、ライン25の中間部には床パネル3の上下を反
転する反転機27が設置されている。また、ライン25の終
端部には、総組みライン50に床パネル3を搬送する床パ
ネル搬送コンベア28が設けられている。
これらの長辺梁生産ライン15、天井パネル生産ライン
20、床パネル生産ライン25に隣接して、柱10を生産する
柱生産ライン30、短辺梁11を生産する短辺梁生産ライン
35、妻パネル4,5を生産する妻パネル生産ライン40が配
置されている。
20、床パネル生産ライン25に隣接して、柱10を生産する
柱生産ライン30、短辺梁11を生産する短辺梁生産ライン
35、妻パネル4,5を生産する妻パネル生産ライン40が配
置されている。
柱生産ライン30は、長辺梁生産ライン15に平行に配置
され、その先端部には柱10をストックする柱ストック装
置31が設けられるとともに、ライン30に沿って図示しな
い穴明け加工装置や溶接ロボット等が配置されている。
され、その先端部には柱10をストックする柱ストック装
置31が設けられるとともに、ライン30に沿って図示しな
い穴明け加工装置や溶接ロボット等が配置されている。
短辺梁生産ライン35は、柱生産ライン30に平行に配置
され、その先端部には短辺梁11をストックする短辺梁ス
トック装置36が設けられるとともに、ライン35に沿って
図示しない穴明け加工装置や溶接ロボット等が配置され
ている。
され、その先端部には短辺梁11をストックする短辺梁ス
トック装置36が設けられるとともに、ライン35に沿って
図示しない穴明け加工装置や溶接ロボット等が配置され
ている。
柱生産ライン30および短辺梁生産ライン35の終端部に
は、柱10および短辺梁11を妻パネル生産ライン40に搬送
する搬送手段37が設けられている。この搬送手段37の下
方部分には、妻パネル生産ライン40の先端部が配置され
ている。
は、柱10および短辺梁11を妻パネル生産ライン40に搬送
する搬送手段37が設けられている。この搬送手段37の下
方部分には、妻パネル生産ライン40の先端部が配置され
ている。
妻パネル生産ライン40は、柱生産ライン30、短辺梁生
産ライン35の延長上で床パネル生産ライン25に隣接して
平行に配置されている。この妻パネル生産ライン40に
は、ライン40上を循環して移動する複数の妻パネル用台
車41と、妻パネル4,5の上下左右を反転する反転機42
と、妻パネル搬送コンベア43とが直列状に配置されてい
る。この搬送コンベア43の終端部分の上方には、複数の
レール45を自走するホイストにより妻パネル4,5を総組
みライン50に搬送する妻パネル搬送手段46が設けられて
いる。
産ライン35の延長上で床パネル生産ライン25に隣接して
平行に配置されている。この妻パネル生産ライン40に
は、ライン40上を循環して移動する複数の妻パネル用台
車41と、妻パネル4,5の上下左右を反転する反転機42
と、妻パネル搬送コンベア43とが直列状に配置されてい
る。この搬送コンベア43の終端部分の上方には、複数の
レール45を自走するホイストにより妻パネル4,5を総組
みライン50に搬送する妻パネル搬送手段46が設けられて
いる。
総組みライン50は、各パネル生産ライン20,25,40の終
端部近傍に配置され、図示しない組立装置や組立られた
住宅ユニット1の骨組み1Aを搬送するコンベア等が設け
られている。
端部近傍に配置され、図示しない組立装置や組立られた
住宅ユニット1の骨組み1Aを搬送するコンベア等が設け
られている。
以上の長辺梁生産ライン15、柱生産ライン30、短辺梁
生産ライン35、天井パネル生産ライン20、床パネル生産
ライン25、妻パネル生産ライン40、総組みライン50によ
り骨組み生産ライン52が構成され、この骨組み生産ライ
ン52は壁14Aに沿って略直線状に配置されている。
生産ライン35、天井パネル生産ライン20、床パネル生産
ライン25、妻パネル生産ライン40、総組みライン50によ
り骨組み生産ライン52が構成され、この骨組み生産ライ
ン52は壁14Aに沿って略直線状に配置されている。
総組みライン50の終端には、第3図にも示すように、
住宅ユニット1の骨組み1Aを吊り上げて搬送するクレー
ン51が設けられている。このクレーン51に交差するよう
に、ホイスト53およびクレーン架構54で構成される移動
台車返送クレーン55の終端部が設けられ、このクレーン
55で返送された移動台車56上にクレーン51で住宅ユニッ
ト1の骨組み1Aが載置固定されるように構成されてい
る。
住宅ユニット1の骨組み1Aを吊り上げて搬送するクレー
ン51が設けられている。このクレーン51に交差するよう
に、ホイスト53およびクレーン架構54で構成される移動
台車返送クレーン55の終端部が設けられ、このクレーン
55で返送された移動台車56上にクレーン51で住宅ユニッ
ト1の骨組み1Aが載置固定されるように構成されてい
る。
このクレーン55の終端部から壁14Aに沿って第1ロー
ラコンベア57が設置され、このコンベア57上に載置され
た移動台車56を牽引するロープコンベア等の牽引手段が
設けられている。このローラコンベア57に隣接して第1
ターンテーブル58が設けられている。ターンテーブル58
は、住宅ユニット1の進行方向後側を回動中心として90
度回動可能に構成され、移動台車56に載置された住宅ユ
ニット1の骨組み1Aを壁14Aに沿った方向から短辺方向
の壁14Bに沿った方向に向きを変えるように構成されて
いる。
ラコンベア57が設置され、このコンベア57上に載置され
た移動台車56を牽引するロープコンベア等の牽引手段が
設けられている。このローラコンベア57に隣接して第1
ターンテーブル58が設けられている。ターンテーブル58
は、住宅ユニット1の進行方向後側を回動中心として90
度回動可能に構成され、移動台車56に載置された住宅ユ
ニット1の骨組み1Aを壁14Aに沿った方向から短辺方向
の壁14Bに沿った方向に向きを変えるように構成されて
いる。
このターンテーブル58に隣接して、壁14Bに沿った方
向に延長された外壁パネル取付ライン60が配置されてい
る。外壁パネル取付ライン60には、移動台車56を移動さ
せるための第2ローラコンベア61と図示しないチェーン
コンベア等の牽引手段とが設けられ、このローラコンベ
ア61の上方には、コンベア架構62が設けられている。
向に延長された外壁パネル取付ライン60が配置されてい
る。外壁パネル取付ライン60には、移動台車56を移動さ
せるための第2ローラコンベア61と図示しないチェーン
コンベア等の牽引手段とが設けられ、このローラコンベ
ア61の上方には、コンベア架構62が設けられている。
コンベア架構62の上部は、第3図に示すように、上下
に2重に設けられたフレーム63,64がローラコンベア61
に沿って形成されており、下側のフレーム64には住宅ユ
ニット1の移動速度、つまり移動台車56を牽引する牽引
手段に同期して駆動される外壁パネル取付コンベア65が
取付けられている。架構62には、コンベア65上およびフ
レーム63上を自走して上下方向に循環移動される複数の
循環台車66が設けられている。
に2重に設けられたフレーム63,64がローラコンベア61
に沿って形成されており、下側のフレーム64には住宅ユ
ニット1の移動速度、つまり移動台車56を牽引する牽引
手段に同期して駆動される外壁パネル取付コンベア65が
取付けられている。架構62には、コンベア65上およびフ
レーム63上を自走して上下方向に循環移動される複数の
循環台車66が設けられている。
フレーム64の住宅ユニット1の進行方向の前後両端部
近傍には、略U字状に設けられたホイスト走行レール68
が設けられている。このレール68の下方には、第2図に
示すように、外壁パネル69がラック等にストックされて
順次搬送される外壁パネルストック手段である外壁パネ
ル搬送コンベア70が設けられ、レール68を自走するホイ
スト71はコンベア70から外壁パネル69を吊り上げて搬出
可能に構成されている。また、レール68の途中には、外
壁パネル69を住宅ユニット1の骨組み1Aの短辺側に取付
ける場合と、長辺側のうちのライン60の外側に向いた面
に取付ける場合とでレール68を切り換えるレール切換装
置72が設けられている。
近傍には、略U字状に設けられたホイスト走行レール68
が設けられている。このレール68の下方には、第2図に
示すように、外壁パネル69がラック等にストックされて
順次搬送される外壁パネルストック手段である外壁パネ
ル搬送コンベア70が設けられ、レール68を自走するホイ
スト71はコンベア70から外壁パネル69を吊り上げて搬出
可能に構成されている。また、レール68の途中には、外
壁パネル69を住宅ユニット1の骨組み1Aの短辺側に取付
ける場合と、長辺側のうちのライン60の外側に向いた面
に取付ける場合とでレール68を切り換えるレール切換装
置72が設けられている。
パネル69が吊り下げられたホイスト71は、レール68か
ら循環台車66上に移動可能に構成され、この循環台車66
に乗せられて住宅ユニット1と同速度で移動される。
ら循環台車66上に移動可能に構成され、この循環台車66
に乗せられて住宅ユニット1と同速度で移動される。
第2ローラコンベア61に隣接して第2ターンテーブル
74が設けられている。ターンテーブル74は住宅ユニット
1の進行方向前側に回動中心として90度回転可能に構成
され、移動台車56に載置された住宅ユニット1の骨組み
1Aを壁14Bに沿った方向から長辺方向の壁14Cに沿った方
向に向きを変えるとともに、進行方向に対する住宅ユニ
ット1の前後及び左右を反転するように構成され、この
ターンテーブル74により反転手段が構成されている。
74が設けられている。ターンテーブル74は住宅ユニット
1の進行方向前側に回動中心として90度回転可能に構成
され、移動台車56に載置された住宅ユニット1の骨組み
1Aを壁14Bに沿った方向から長辺方向の壁14Cに沿った方
向に向きを変えるとともに、進行方向に対する住宅ユニ
ット1の前後及び左右を反転するように構成され、この
ターンテーブル74により反転手段が構成されている。
ターンテーブル74に隣接して造作・設備取付ライン75
が配置されている。造作・設備取付ライン75は、工場14
の長手方向の壁14Cに沿った方向の第3ローラコンベア7
6を備え、ローラコンベア76上には移動台車56が互いに
連結された状態でチェーンコンベア等の牽引手段により
移動される。このローラコンベア76の壁14C側には造作
・設備取付ステージ77がコンベア76に沿って配置されて
いる。ステージ77には、住宅ユニット1の骨組み1Aに取
付ける造作・設備材が乗せられた台車78を移動台車56に
同期させて移動させる造作・設備用台車搬送手段79が設
けられている。
が配置されている。造作・設備取付ライン75は、工場14
の長手方向の壁14Cに沿った方向の第3ローラコンベア7
6を備え、ローラコンベア76上には移動台車56が互いに
連結された状態でチェーンコンベア等の牽引手段により
移動される。このローラコンベア76の壁14C側には造作
・設備取付ステージ77がコンベア76に沿って配置されて
いる。ステージ77には、住宅ユニット1の骨組み1Aに取
付ける造作・設備材が乗せられた台車78を移動台車56に
同期させて移動させる造作・設備用台車搬送手段79が設
けられている。
造作・設備取付ライン75の終端部分には、住宅ユニッ
ト1に防水シートを掛けるシート掛け装置80が設けられ
ている。造作・設備取付ライン75の終端は、移動台車56
を短辺方向に移動するトラバーサ81に接続されている。
このトラバーサ81は工場14の壁14Dの外側に設けられて
おり、トラバーサ81上の住宅ユニット1はフォークリフ
ト等でトラックに移載されて運び出されるようになって
いる。
ト1に防水シートを掛けるシート掛け装置80が設けられ
ている。造作・設備取付ライン75の終端は、移動台車56
を短辺方向に移動するトラバーサ81に接続されている。
このトラバーサ81は工場14の壁14Dの外側に設けられて
おり、トラバーサ81上の住宅ユニット1はフォークリフ
ト等でトラックに移載されて運び出されるようになって
いる。
造作・設備取付ライン75のローラコンベア76の工場内
部側には、一端がトラバーサ81に接続され、他端が移動
台車返送クレーン55のクレーン架構54の下方まで延長さ
れた移動台車返送コンベア83が配置され、このコンベア
83は造作・設備取付ステージ77と略同じ高さのカバー台
84で覆われている。
部側には、一端がトラバーサ81に接続され、他端が移動
台車返送クレーン55のクレーン架構54の下方まで延長さ
れた移動台車返送コンベア83が配置され、このコンベア
83は造作・設備取付ステージ77と略同じ高さのカバー台
84で覆われている。
以上説明した骨組み生産ライン52、外壁パネル取付ラ
イン60、造作・設備取付ライン75は、工場14内において
略U字状に配置され、その内側には屋根ユニットを生産
する屋根ユニット生産ライン85と、規格化されていない
特注品等を生産する特装ライン86とが設けられている。
イン60、造作・設備取付ライン75は、工場14内において
略U字状に配置され、その内側には屋根ユニットを生産
する屋根ユニット生産ライン85と、規格化されていない
特注品等を生産する特装ライン86とが設けられている。
次に本実施例の作用について説明する。
壁14D側から搬入された長辺梁6、柱10、短辺梁11は
それぞれストック装置16,31,36にストックされる。長辺
梁6は、ストック装置16からライン15に送られた後、ラ
イン15上を搬送されながら順次穴明け加工や溶接ロボッ
トによるブラケットの溶接接合等が行われる。この長辺
梁6は、振分手段17により2本づつ振り分けられて天井
パネル用台車21および床パネル用台車26に2本づつ平行
に固定される。
それぞれストック装置16,31,36にストックされる。長辺
梁6は、ストック装置16からライン15に送られた後、ラ
イン15上を搬送されながら順次穴明け加工や溶接ロボッ
トによるブラケットの溶接接合等が行われる。この長辺
梁6は、振分手段17により2本づつ振り分けられて天井
パネル用台車21および床パネル用台車26に2本づつ平行
に固定される。
台車21上に載置固定された長辺梁6には、天井パネル
生産ライン20において野縁7が連結され、さらに天井用
面材8が貼着されて天井パネル2が生産される。この天
井パネル2は、天井走行クレーン23で吊り上げられて総
組みライン50に送られる。
生産ライン20において野縁7が連結され、さらに天井用
面材8が貼着されて天井パネル2が生産される。この天
井パネル2は、天井走行クレーン23で吊り上げられて総
組みライン50に送られる。
一方、台車26上に載置固定された長辺梁6には、床パ
ネル生産ライン25において根太が連結され、さらに床用
面材9が貼着されて床パネル3が生産される。この床パ
ネル3は、床パネル搬送コンベア28で総組みライン50に
送られる。
ネル生産ライン25において根太が連結され、さらに床用
面材9が貼着されて床パネル3が生産される。この床パ
ネル3は、床パネル搬送コンベア28で総組みライン50に
送られる。
柱10は、ストック装置31からライン30に送られ、ライ
ン30上を搬送されながら順次穴明け加工や内ダイアフラ
ム、柱頭・柱脚プレート等の溶接接合が行われる。この
柱10は、搬送手段37で妻パネル生産ライン40の妻パネル
用台車41に移載される。
ン30上を搬送されながら順次穴明け加工や内ダイアフラ
ム、柱頭・柱脚プレート等の溶接接合が行われる。この
柱10は、搬送手段37で妻パネル生産ライン40の妻パネル
用台車41に移載される。
また、短辺梁11は、ストック装置36からライン35に送
られて穴明け加工やブラケット溶接接合等が行われ、搬
送手段37で妻パネル生産ライン40の妻パネル用台車41に
移載される。
られて穴明け加工やブラケット溶接接合等が行われ、搬
送手段37で妻パネル生産ライン40の妻パネル用台車41に
移載される。
台車41上の柱10および短辺梁11は、妻パネル生産ライ
ン40において2本の平行な柱10の上端間および下端間に
短辺梁11が溶接接合されて妻パネル4,5が生産される。
この妻パネル4,5は搬送手段46で総組みライン50に贈ら
れる。
ン40において2本の平行な柱10の上端間および下端間に
短辺梁11が溶接接合されて妻パネル4,5が生産される。
この妻パネル4,5は搬送手段46で総組みライン50に贈ら
れる。
総組みライン50において、妻パネル4,5は天井パネル
2、床パネル3の両側に配置され、第4図に示すよう
に、柱10の上下端と天井パネル2、床パネル3の各長辺
梁6の両端部とが溶接されることにより、第5図の住宅
ユニット1の骨組み1Aが組み立てられる。骨組み1Aは、
クレーン51により移動台車56上に載置固定され、第1ロ
ーラコンベア57、第1ターンテーブル58を介して外壁パ
ネル取付ライン60に搬送される。
2、床パネル3の両側に配置され、第4図に示すよう
に、柱10の上下端と天井パネル2、床パネル3の各長辺
梁6の両端部とが溶接されることにより、第5図の住宅
ユニット1の骨組み1Aが組み立てられる。骨組み1Aは、
クレーン51により移動台車56上に載置固定され、第1ロ
ーラコンベア57、第1ターンテーブル58を介して外壁パ
ネル取付ライン60に搬送される。
外壁パネル取付ライン60においては、まず外壁パネル
69を吊り下げたホイスト71が循環台車66上に移動され
る。この循環台車66は、外壁パネル取付コンベア65によ
り移動台車56に同期して移動され、よって第2ローラコ
ンベア61上を移動台車56が移動しても循環台車66、つま
りホイスト71は、住宅ユニット1の骨組み1Aに対して相
対的に停止し、この状態で外壁パネル69は骨組み1Aに取
付けられる。なお、外壁パネル取付ライン60では、軽量
気泡コンクリート製の外壁パネル69の他に窓サッシ等も
取付けられる。
69を吊り下げたホイスト71が循環台車66上に移動され
る。この循環台車66は、外壁パネル取付コンベア65によ
り移動台車56に同期して移動され、よって第2ローラコ
ンベア61上を移動台車56が移動しても循環台車66、つま
りホイスト71は、住宅ユニット1の骨組み1Aに対して相
対的に停止し、この状態で外壁パネル69は骨組み1Aに取
付けられる。なお、外壁パネル取付ライン60では、軽量
気泡コンクリート製の外壁パネル69の他に窓サッシ等も
取付けられる。
外壁パネル69等が取付けられた住宅ユニット1の骨組
み1Aは、移動台車56に載置されたまま、第2ターンテー
ブル74を介して造作・設備取付ライン75に搬送される。
この際、ターンテーブル74は住宅ユニット1の進行方向
前側を回動中心として第2図中反時計回りに回動される
ため、住宅ユニット1は進行方向に対して前後および左
右が逆になって、第3ローラコンベア76上を移動され
る。
み1Aは、移動台車56に載置されたまま、第2ターンテー
ブル74を介して造作・設備取付ライン75に搬送される。
この際、ターンテーブル74は住宅ユニット1の進行方向
前側を回動中心として第2図中反時計回りに回動される
ため、住宅ユニット1は進行方向に対して前後および左
右が逆になって、第3ローラコンベア76上を移動され
る。
造作・設備取付ライン75では、住宅ユニット1の骨組
み1Aを移動しながら、階段ユニットやキッチンユニッ
ト、バスユニット等が取付けられ、これにより住宅ユニ
ット1が完成される。
み1Aを移動しながら、階段ユニットやキッチンユニッ
ト、バスユニット等が取付けられ、これにより住宅ユニ
ット1が完成される。
この住宅ユニット1は、検査された後シート掛け装置
80で防水用のシートを掛けられて、移動台車56ごとトラ
バーサ81まで搬送された後、フォークリフト等でトラッ
クの乗せられる。このように工場で生産された複数の住
宅ユニット1はトラックで建設現場に運ばれ、これらの
住宅ユニット1が前後、左右、上下に組み合わされて結
合されることにより、ユニット住宅が出来上がる。
80で防水用のシートを掛けられて、移動台車56ごとトラ
バーサ81まで搬送された後、フォークリフト等でトラッ
クの乗せられる。このように工場で生産された複数の住
宅ユニット1はトラックで建設現場に運ばれ、これらの
住宅ユニット1が前後、左右、上下に組み合わされて結
合されることにより、ユニット住宅が出来上がる。
住宅ユニット1が外された移動台車56は、トラバーサ
81から移動台車返送コンベア83および移動台車返送クレ
ーン55により初期位置まで返送される。
81から移動台車返送コンベア83および移動台車返送クレ
ーン55により初期位置まで返送される。
このような本実施例によれば、次のような効果があ
る。
る。
すなわち、骨組み生産ライン52と、外壁パネル取付ラ
イン60と、造作・設備取付ライン75とを略U字形状に配
置したので、平面矩形状の工場14内に長さの長いライン
を設置できるとともに、その内側に屋根ユニット生産ラ
イン85と特装ライン86とを配置でき、工場14内の敷地を
有効に利用することができる。
イン60と、造作・設備取付ライン75とを略U字形状に配
置したので、平面矩形状の工場14内に長さの長いライン
を設置できるとともに、その内側に屋根ユニット生産ラ
イン85と特装ライン86とを配置でき、工場14内の敷地を
有効に利用することができる。
また、外壁パネル取付ライン60の外側に外壁パネル69
をストックする外壁パネル搬送コンベア70を設け、造作
・設備取付ライン75の外側に造作・設備取付ステージ77
を設けているので、これらの外壁パネル69や造作・設備
材を工場14の壁14B,14C側から直接搬入すれば工場内で
の搬送距離が短くなり、搬入作業を容易に行うことがで
きる。
をストックする外壁パネル搬送コンベア70を設け、造作
・設備取付ライン75の外側に造作・設備取付ステージ77
を設けているので、これらの外壁パネル69や造作・設備
材を工場14の壁14B,14C側から直接搬入すれば工場内で
の搬送距離が短くなり、搬入作業を容易に行うことがで
きる。
さらに、外壁パネル取付ライン60および造作・設備取
付ライン75間に、住宅ユニット1の骨組み1Aを進行方向
に対して前後および左右を反転させる反転手段としての
第2ターンテーブル74を設けたので、外壁パネル取付ラ
イン60でライン外側に向いていた住宅ユニット1の側面
は、造作・設備取付ライン75ではライン内側を向くこと
になる。従って、ライン60でライン外側の住宅ユニット
1の面に外壁パネル69を取付けた場合、この外壁パネル
69が取付けられた面は造作・設備取付ライン75ではライ
ン内側を向き、造作・設備取付ステージ77側には外壁パ
ネル1が取付けられていない開放された面が向くので、
作業者はステージ77から壁パネル69に妨げられることな
く自由に住宅ユニット1内に出入りして造作・設備材の
取付作業を行うことができ、作業効率を向上できる。
付ライン75間に、住宅ユニット1の骨組み1Aを進行方向
に対して前後および左右を反転させる反転手段としての
第2ターンテーブル74を設けたので、外壁パネル取付ラ
イン60でライン外側に向いていた住宅ユニット1の側面
は、造作・設備取付ライン75ではライン内側を向くこと
になる。従って、ライン60でライン外側の住宅ユニット
1の面に外壁パネル69を取付けた場合、この外壁パネル
69が取付けられた面は造作・設備取付ライン75ではライ
ン内側を向き、造作・設備取付ステージ77側には外壁パ
ネル1が取付けられていない開放された面が向くので、
作業者はステージ77から壁パネル69に妨げられることな
く自由に住宅ユニット1内に出入りして造作・設備材の
取付作業を行うことができ、作業効率を向上できる。
また、長辺梁生産ライン15の終端に振分手段17を設
け、ライン15で生産された長辺梁6を天井パネル生産ラ
イン20および床パネル生産ライン25に順次振り分けて供
給するように構成したので、従来のように各生産ライン
20,25毎に長辺梁6を加工する設備機器を設ける必要が
なく、設置する機器を少なくできて工場14の設備費を低
減できる。
け、ライン15で生産された長辺梁6を天井パネル生産ラ
イン20および床パネル生産ライン25に順次振り分けて供
給するように構成したので、従来のように各生産ライン
20,25毎に長辺梁6を加工する設備機器を設ける必要が
なく、設置する機器を少なくできて工場14の設備費を低
減できる。
さらに、住宅ユニット1を構成する各パネル2〜5
は、各生産ライン20,25,40より総組みライン50に順次供
給されるので、従来のように作業者がパネル2〜5を運
ぶ必要がなく、作業者の負担が軽減されて作業効率を向
上できる。
は、各生産ライン20,25,40より総組みライン50に順次供
給されるので、従来のように作業者がパネル2〜5を運
ぶ必要がなく、作業者の負担が軽減されて作業効率を向
上できる。
また、各パネル生産ライン20,25,40は、互いに平行に
かつ各ライン20,25,40の流れ方向に直交する方向に隣接
して設けられ、各パネル2〜5はこれら生産ライン20,2
5,40上を順次搬送されているので、作業者は生産されて
いる各パネル2〜5の種類やサイズを容易に確認でき、
平行して搬送されている各パネル2〜5が互いにサイズ
が合ったものであるかも容易に確認できるので、たとえ
何れかのパネル2〜5の送り順序が間違っていた場合で
も総組みライン50に送る前に正しく直すことができる。
従って、総組みライン50には常に正しいサイズのパネル
2〜5が搬送されるため、パネルサイズの間違い等でラ
イン50が停止されることがなく、住宅ユニット1の生産
効率を向上できる。
かつ各ライン20,25,40の流れ方向に直交する方向に隣接
して設けられ、各パネル2〜5はこれら生産ライン20,2
5,40上を順次搬送されているので、作業者は生産されて
いる各パネル2〜5の種類やサイズを容易に確認でき、
平行して搬送されている各パネル2〜5が互いにサイズ
が合ったものであるかも容易に確認できるので、たとえ
何れかのパネル2〜5の送り順序が間違っていた場合で
も総組みライン50に送る前に正しく直すことができる。
従って、総組みライン50には常に正しいサイズのパネル
2〜5が搬送されるため、パネルサイズの間違い等でラ
イン50が停止されることがなく、住宅ユニット1の生産
効率を向上できる。
さらに、移動台車56を返送する返送コンベア83や返送
クレーン55を設けたので、住宅ユニット1を搬出した後
の移動台車56を自動的に返送することができ、移動台車
56を循環させて効率良く使用することができる。
クレーン55を設けたので、住宅ユニット1を搬出した後
の移動台車56を自動的に返送することができ、移動台車
56を循環させて効率良く使用することができる。
なお、本発明は前述の実施例に限定されるものではな
く、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は
本発明に含まれるものである。
く、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は
本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施例では骨組み生産ライン52と、外壁
パネル取付ライン60と、造作・設備取付ライン75とをそ
れぞれ直交させて略U字形に配置していたが、例えば骨
組み生産ライン52と外壁パネル取付ライン60とを直線状
に配置し、造作・設備取付ライン75を略L字形に配置し
てもよく、要するに、各ライン52,60,75からなる住宅ユ
ニット生産ラインが全体として略U字形状に配置されて
いればよい。
パネル取付ライン60と、造作・設備取付ライン75とをそ
れぞれ直交させて略U字形に配置していたが、例えば骨
組み生産ライン52と外壁パネル取付ライン60とを直線状
に配置し、造作・設備取付ライン75を略L字形に配置し
てもよく、要するに、各ライン52,60,75からなる住宅ユ
ニット生産ラインが全体として略U字形状に配置されて
いればよい。
以上の本発明の住宅ユニット生産ラインによれば、工
場内に各ラインを効率的に設置できて敷地を有効に利用
できるとともに、外壁パネルや造作・設備材の各ライン
への搬入を容易に行え、かつ造作・設備材の取付作業を
容易に行うことができるという効果がある。
場内に各ラインを効率的に設置できて敷地を有効に利用
できるとともに、外壁パネルや造作・設備材の各ライン
への搬入を容易に行え、かつ造作・設備材の取付作業を
容易に行うことができるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例に係る住宅ユニットの生産ラ
インを示すブロック図、第2図はその平面図、第3図は
外壁パネル取付ラインと造作・設備取付ラインとを示す
概略斜視図、第4図は住宅ユニットを構成する天井パネ
ル、床パネル、妻パネルを示す斜視図、第5図は住宅ユ
ニットを示す斜視図である。 1……住宅ユニット、1A……骨組み、52……骨組み生産
ライン、60……外壁パネル取付ライン、70……外壁パネ
ルストック手段である外壁パネル搬送コンベア、74……
反転手段である第2ターンテーブル、75……造作・設備
取付ライン、77……造作・設備取付ステージ。
インを示すブロック図、第2図はその平面図、第3図は
外壁パネル取付ラインと造作・設備取付ラインとを示す
概略斜視図、第4図は住宅ユニットを構成する天井パネ
ル、床パネル、妻パネルを示す斜視図、第5図は住宅ユ
ニットを示す斜視図である。 1……住宅ユニット、1A……骨組み、52……骨組み生産
ライン、60……外壁パネル取付ライン、70……外壁パネ
ルストック手段である外壁パネル搬送コンベア、74……
反転手段である第2ターンテーブル、75……造作・設備
取付ライン、77……造作・設備取付ステージ。
Claims (1)
- 【請求項1】柱および梁を備えてボックス状に形成され
る住宅ユニットを生産する住宅ユニット生産ラインであ
って、 柱および梁から住宅ユニットの骨組みを生産する骨組み
生産ラインと、この骨組みに外壁パネルを取付ける外壁
パネル取付ラインと、前記骨組みに造作・設備材を取付
ける造作・設備取付ラインとを、前記骨組み生産ライ
ン、外壁パネル取付ライン、造作・設備取付ラインの順
で工場内に略U字形に配置するとともに、 前記外壁パネル取付ラインの外側に、搬入された外壁パ
ネルをストックする外壁パネルストック手段を設け、 前記造作・設備取付ラインの外側に、造作・設備材の取
付作業を行う造作・設備取付ステージを設け、 外壁パネル取付ラインおよび造作・設備取付ライン間
に、住宅ユニットを進行方向に対して前後および左右を
反転する反転手段を設けるとともに、 前記外壁パネル取付ラインは、前記住宅ユニットの骨組
みのライン外側に向いた面に外壁パネルを取付可能に構
成されていることを特徴とする住宅ユニット生産ライ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335168A JP2618531B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 住宅ユニット生産ライン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335168A JP2618531B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 住宅ユニット生産ライン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04201031A JPH04201031A (ja) | 1992-07-22 |
JP2618531B2 true JP2618531B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=18285517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2335168A Expired - Lifetime JP2618531B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 住宅ユニット生産ライン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2618531B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102503035B1 (ko) * | 2022-06-30 | 2023-02-23 | 장영호 | 이동식 주택의 레일시스템 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109202429B (zh) * | 2018-10-29 | 2024-03-08 | 陈志勇 | 多角度自由翻转机构 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61265228A (ja) * | 1985-05-16 | 1986-11-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 建物ユニツトの組立装置 |
JPS6268234A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 建物ユニツト製造ラインの搬送装置 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2335168A patent/JP2618531B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
芝山栄二「工場ソフトのノウハウ96」共立出版(昭59−7−25)P.35〜41 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102503035B1 (ko) * | 2022-06-30 | 2023-02-23 | 장영호 | 이동식 주택의 레일시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04201031A (ja) | 1992-07-22 |
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