JP2614862B2 - 赤外線吸収色素を含む要素 - Google Patents

赤外線吸収色素を含む要素

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JP2614862B2 JP62164114A JP16411487A JP2614862B2 JP 2614862 B2 JP2614862 B2 JP 2614862B2 JP 62164114 A JP62164114 A JP 62164114A JP 16411487 A JP16411487 A JP 16411487A JP 2614862 B2 JP2614862 B2 JP 2614862B2
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    • C09B23/08Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing an odd number of >CH- or >C[alkyl]- groups more than three >CH- groups, e.g. polycarbocyanines
    • C09B23/086Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing an odd number of >CH- or >C[alkyl]- groups more than three >CH- groups, e.g. polycarbocyanines more than five >CH- groups

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は赤外吸収性色素およびこれらの色素を含む層
を有する写真要素に関する。
〔従来の技術〕
ハレーションを減少させる遮光層を有する写真要素が
知られている。かかる層は、写真業界ではハレーション
防止層と呼ばれている。ハレーション防止層は、輻射線
感受性層特にはハロゲン化銀乳剤層を支持する透明な支
持体のいずれの側に配してもよい。更に、かかるハレー
ション防止層は、多層要素中の2個以上のハロゲン化銀
乳剤層の間に、または感受性層から離れた支持体の側の
裏地層としてコーティングしてもよい。
赤外スペクトル領域で発光する半導体レーザーダイオ
ードを用いる情報記録装置の開発によって、適当な分光
感度を有する写真要素、特にはハロゲン化銀写真要素も
平行して開発することが必要となってきた。この様な要
素も、赤外領域にハレーション防止吸収層を必要とす
る。
米国特許第4,362,800号明細書には、1,1,1′,1′−テ
トラメチル−3,3′−ビス(スルホアルキル)−1H−ベ
ンズ〔e〕インドロトリカルボシアニンナトリウム塩が
開示されている。この色素をハレーション防止層を用い
て好結果を得たこともあった。問題は、要求されるコー
ティング水準で、この色素が、処理後に緑色を帯びた汚
染を残すことである。この様な汚染は好ましくない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
赤外線に感受性を有する写真要素のハレーション防止
層は、 (1)レーザーダイオードの発光波長(通常のレーザー
の発光波長は約800nmであり、他の典型的なレーザー発
光波長は約750、780、820および870nmである)に依存し
て約730nmから約900nmの領域でハレーション防止保護を
提供し、 (2)少なくとも10mg/mlの水準で水溶性であり、色素
を水に溶解することができ、親水性層と相溶性を有し、
且つ (3)処理されたフィルムにはほとんどまたは全く汚染
が残らないようにすべきである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、 (A)尿素; (B)4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラ
アザインデン; (C)p−ジオキサン; (D)オクチルフェノキシポリエトキシエタノール; (E)4,4′−ビス[4,6−ビス(2−クロロアニリノ−
s−トリアジン−2−イル)−アミノ]−2,2′−スチ
ルベン−ジスルホン酸二ナトリウム塩; (F)ビス[3−メチル−1−(4−スルホフェニル)
−2−ピラゾリン−5−オン−(4)]メチンオキソノ
ール; (G)ビス[3−メチル−1−(4−スルホフェニル)
−2−ピラゾリン−5−オン−(4)]ペンタメチンオ
キソノール; (H)ビス[3−カルボキシ−1−(4−スルホフェニ
ル)−2−ピラゾリン−5−オン(4)]トリメチンオ
キソノール二ナトリウム塩;及び (I)ビス[1−ブチル−3−カルボキシメチルバルビ
ツール酸(5)]トリメチンオキソノール からなる群より選ばれる解凝集性化合物と、 それと関連する、赤外線吸収性色素として、式 [式中、R1及びR2は、それぞれ、独立して、炭素数3〜
6の、スルホアルキル基、カルボキシアルキル基、もし
くはスルファトアルキル基であって、それぞれのZ環の
窒素原子とスルホ基もしくはスルファト基との間のアル
キル鎖中には、炭素原子少なくとも3個を含み、そし
て、それぞれのZ環の窒素原子とカルボキシ基との間の
アルキル鎖中には炭素原子少なくとも2個を含み、 R3及びR5は、それぞれ、水素であるか又は一緒になっ
て5員もしくは6員の炭素環式環を完成するのに必要な
原子団を表し、 R4は、水素、炭素数1〜4のアルキル基、アリール
基、シアノ基、ハロゲンもしくは (但し、R6及びR7はそれぞれ独立して炭素数1〜6のア
ルキルもしくはアリール又は一緒になって5員もしくは
6員の複素環式環を形成するのに必要な非金属原子を表
す)であり、 X+はカチオンであり、 Z1及びZ2は、それぞれ独立して、インドール、ナフト
インドールもしくはベンズインドール核を形成するに必
要な原子団を表す] の化合物とを含んで成る要素を提供する。
本発明の要素に有用な色素は、式(I)を有する色素
である。式(I)の上記色素では、R1およびR2はそれぞ
れ独立に炭素原子3〜6個のスルホアルキル、カルボア
ルキルまたはスルファトアルキルを表す。また、置換さ
れたスルホアルキル、カルボアルキルおよびスルファト
アルキルもR1およびR2として有用である。これらの基
は、メチル、ヒドロキシおよびClあるいはFのようなハ
ロゲンで置換されていてもよい。R1およびR2の例として
は、3−スルホプロピル、3−スルホブチル、4−スル
ホブチル、3−スルファトプロピル、3−カルボプロピ
ルおよび2−ヒドロキシ−3−スルホプロピルがある。
R3およびR5はそれぞれ独立に水素または一緒になって
5員または6員の炭素環式環、例えばシクロペンチルま
たはシクロヘイキセニルを完成するのに必要な原子を表
す。(例えばアルキル、ハロゲンまたはヒドロキシで置
換された)置換炭素環式環もR3およびR5として有用であ
る(例えば、5−ヒドロキシシクロヘキセニルまたは、
5,5′−ジメチル−シクロヘキセニル)。
R4は水素、炭素原子1〜5個のアルキル、例えばメチ
ル、エチルまたはプロピル、シアノ、ハロゲン(例えば
F、Cl、I)または (但し、R6およびR7はそれぞれ独立に1〜6個の炭素原
子を有するアルキル(例えば、メチル、エチル、プロピ
ル)、アリール(例えば、フェニル、p−メトキシフェ
ニル)を表すか、または一緒になって5員または6員の
複素環式環を形成するのに要する非金属原子を表す。こ
の様な複素環式環の例としては、モルホリノ、チオモル
ホリノおよび4−エトキシカルボニル−1−ピペラジノ
および4−メチル−1−ピペラジノのようなピペラジノ
がある。また、置換アルキル、アリールまたは複素環式
環もR6およびR7として有用である。有用な置換基には、
ヒドロキシ、アルコキシおよびハロゲンがあり、有用な
置換された基には、4−メトキシフェニル、ヒドロキシ
エチルメトキシエチルおよび4−クロロフェニルがあ
る。
本明細書では、ハロゲン(例えば、ClおよびF)、ヒ
ドロキシ、アルコキシ(例えばメトキシ)またはアリー
ル(例えばフェニルおよび4−メトキシフェニル)のよ
うな置換基で置換されているインドール、ナフトインド
ールまたはベンズインドール核も本発明のZ1およびZ2
して有用であると考えられる。
式(I)の好ましい色素化合物類は、式 (式中、X+、R1、R2、R3、R4およびR5は、上記定義の通
りであり、 R8、R9、R10およびR11はそれぞれ独立にメチルまたは
エチルであるか、またはR8とR9またはR10とR11はそれら
が結合している炭素原子と共にシクロアルキル基を形成
してもよい)を有する。
本発明に有用な色素は、米国特許第2,895,955号明細
書、米国特許第3,148,187号明細書および米国特許第3,4
23,207号明細書の方法によって製造することができる。
この様な製造法は、以下の実施例1に例示している。
この様な染料の例には、 がある。
解凝集性化合物または解凝集剤もしばしば用いられ、
本発明で有用な色素が所望な吸収極大波長を有する様に
することができる。これらの色素は分子の形状では望ま
しい波長範囲に吸収極大を有するが、凝集すると極大吸
収波長がシフトする。このことは、解凝集剤を含む場合
と含まない場合の極大吸収を、単に測定することによ
り、容易に決定することができる。凝集についてのその
他の情報は、ジェームズ(James)著の「ザ・セオリー
・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス(The Theo
ry ot the Photographic Process)、第4版、218〜22
頁(1977年)に開示されている。
本発明の要素における色素を親水性コロイド層に効果
的に解凝集させるのに要する解凝集剤の量は、以下の実
施例5および表−4に示されるように、特定の色素およ
び選択される特定の解凝集剤によって変わる。しかしな
がら、当業者は、選択された解凝集剤の各種濃度の色素
の吸収挙動に対する影響を示す一連の分光曲線を得るこ
とによって効果的な解凝集剤の水準を容易に確立するこ
とができる。所望な吸収極大を生じる解凝集剤の濃度水
準の点が、解凝集剤の最適量になる。
使用される解凝集剤の特定の型は本発明の実施にとっ
て臨界的ではなく、多数の公知の解凝集化合物の如何な
るものでも本発明の実施において色素と組み合わせて用
いられる。表−1は有用な解凝集化合物の代表的なもの
を示しているが、当業者は更に多くの公知の解凝集剤の
如何なるものからも容易に選択することができる。
その他の有用な解凝集剤には、尿素、4−ヒドロキシ
−6−メチル−1,3,3a,7−テトラアザインデン、フェノ
ールおよび置換フェノール、p−ジオキサン、オクチル
フェノキシポリエトキシエタノール、並びに各種有機溶
媒がある。更に具体的な解凝集剤と、化合物を解凝集剤
として有用にする特性の説明については、ヘルツ(Her
z)著、「フォトグラフィック・サイエンス・アンド・
エンジニアリング(Photographic Science and Englnee
ring)」、第18巻、323〜35頁、5月/6月、1974年およ
び上記のジェイムズの文献に開示されている。
本発明の好ましい態様では、色素は写真要素のハレー
ション防止層のような親水性コロイド層に0.01〜0.10g/
m2の濃度で存在する。解凝集剤は、好ましくは色素の重
量に対して25〜10,000重量%の量で存在する。
ハレーション防止層は、当業界に周知の方法で要素上
またはその支持体上に、色素、解凝集剤、親水性コロイ
ド結合剤およびサポニンのようなコーティング助剤の水
溶液をコーティングすることによって調製される。
本発明の要素はスペクトルの赤外領域の光を吸収する
のに好ましい如何なる要素であってもよい。例えば、要
素は光フィルター要素または写真要素であることができ
る。本発明に有用な色素と選択された解凝集剤は、フィ
ルター層または写真乳剤層のような要素の如何なる層に
も有用に添加することができる。
多くの目的のために、コロイド状結合剤材料を硬化さ
せる化合物を加えて、ハレーション防止層が処理操作中
および後に要素中にそのまま残るようにするのが望まし
い。コーティング溶液のpHは、必要ならば、通常の方法
によって、感光性乳剤層と相溶性になる水準に調整す
る。
有用なハレーション防止層を作成するのに使用される
色素、解凝集剤、水透過性の親水性コロイド結合剤、硬
化剤およびコーティング助剤の比率は、製造される要素
の具体的要件によって広範囲に変えることができる。最
適組成物を決定するのに用いられる方法は当業界に周知
であり、本明細書で説明の必要はない。
ハレーション防止層は、ポリエチレンテレフタレー
ト、硝酸セルロース、酢酸セルロース、紙などの写真に
用いられる任意の適当な支持材料上にコーティングして
もよい。
結合剤として使用される親水性コロイド材料には、ゼ
ラチン、ゼラチン代替品、コロジオン、アラビアゴム、
カルボキシル化セルロースのアルキルエステル、ヒドロ
キシエチルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシエ
チルセルロースのようなセルロースエステル誘導体、19
60年、8月16日発行のクラビーア(Clavier)らの米国
特許第2,949,442号明細書に記載されている両性コポリ
マーのような合成樹脂、ポリビニルアルコールおよびそ
の他の当業界に周知の材料がある。
高分子ゼラチン代替品の例には、アリルアミンとメタ
クリル酸とのコポリマー、アリルアミンとアクリル酸と
アクリルアミドのコポリマー、アリルアミンとメタクリ
ル酸と酢酸ビニルとの加水分解コポリマー、アリルアミ
ンとアクリル酸とスチレンとのコポリマー、アリルアミ
ンとメタクリル酸とアクリロニトリルとのコポリマーな
どがある。
色素と解凝集剤は、一般的には水透過性のコロイド性
結合剤の水またはメタノール溶液に加えられる。通常
は、サポニンのようなコーテイング助剤は、色素を加え
たコロイド状懸濁液が要素上に層としてコーティングさ
れる前にその中に加えられる。
上記色素を用いる写真要素は、一般的には赤外感受性
乳剤層を有する。かかる層は、感受性材料として塩化
銀、臭化銀、塩臭化銀、ヨウ化銀、臭ヨウ化銀、塩臭ヨ
ウ化銀等を含む。実際には、これらの要素には如何なる
赤外吸収性の感光性ハロゲン化銀乳剤層を用いてもよ
い。ハロゲン化銀乳剤は望ましいセンシトメトリー特性
を得るのに一般的に用いられる増感剤のいずれかによっ
て赤外吸収について増感される。
このような要素の製造法、それらの要素を赤外輻射線
に対して増感させる手段および上記色素を含むハレーシ
ョン防止層の配合は周知であり、本明細書で説明の必要
はない。これに関する詳細な説明はリサーチ・ディスク
ロージャー(Research Disclosure)、1978年、Item 17
643の「フォトグラフィック・シルバー・ハライド・エ
マルジョンズ、プレパレーションズ、アデンダ、プロセ
ッシング・アンド・システムス(Photographic Silver
Halide Emulsions,Preparations,Addenda,Processing a
nd Systems)」という標題の文献に見ることができる。
〔実施例〕
本発明の実施を、以下の実施例によって更に説明す
る。実施例の色素の構造を、表−2および表−3に示
す。
製造例1:表−2の色素2の調製 工程A:7−スルホ−1,1,2−トリメチル−1H−ベンズ
〔e〕インドール(中間体A)の調製 1,1,2−トリメチル−1H−ベンズ〔e〕インドール100
gを濃硫酸500mlに攪拌しながら加えた。混合物を180℃
で0.5時間加熱し、60℃に冷却し、2kgの氷に注いだ。50
%水性NaOH500mlを注意しながら加えた。室温で24時間
後に、固形物を過して除き、飽和Na2SO4水溶液500ml
を加えた。生成する固形物沈澱を集めて、以前に過し
た固形物に加え、水2リットルから再結晶させた。一晩
真空で50℃で乾燥したところ、収量は25gであった。ス
ルホ基の位置はプロトンNMR測定によって7位と決定し
た。
工程B:アンヒドロ−7−スルホ−3−(3−スルホブチ
ル)−1,1,2−トリメチル−1H−ベンズ〔e〕インドリ
ニウムヒドロキシド(中間体B)の調製 7−スルホ−1,1,2−トリメチル−1H−ベンズ〔e〕
インドール(中間体A)28gと2,4−ブタンスルトン40g
の混合物を攪拌し、1.5時間を要して内部温度210℃まで
徐々に加熱した。反応マスを210℃に20分間保持し、均
一な褐色液体を得た。室温まで冷却した後、固化したマ
スを沸騰メタノール100mlに溶解した。室温に冷却した
後、沈澱した固形物を吸引過によって集めた。この固
形物を、アセトン500mlに攪拌しながら分散した。過
し、0.5mmHgで一晩乾燥したところ、35g(85%)の淡灰
色固形物を得た。赤外スペクトルは、予想した構造と一
致した。
工程C:アンヒドロ−3,3′−(3−スルホブチル)−7,
7′−ジスルホ−1,1,1′,1′−テトラメチルベンズ
〔e〕インドールトリカルボシアニンヒドロキシド三ナ
トリウム塩(表−2の色素2)の調製 中間体B10.0gとグルタコンジアルデヒドジアニル塩酸
塩3.4gを、十分攪拌しながらアセトニトリル50mlに分散
させた。トリエチルアミン4mlを加え、次いで無水酢酸4
mlを加えた。更にトリエチルアミン4mlを加えた後、混
合物を5分間還流させた。暗所で室温まで冷却した後、
ヨウ化ナトリウム5.5gをメタノール10mlに溶解した溶液
を加えた。沈澱した固形物を集め、新しいアセトニトリ
ルで洗浄した。0.5mmHgで2時間乾燥したところ、10.0g
(87%)の緑色粉末を得た。
λmax=784nm(メタノール)、吸光係数(εmax)=23.
5×104
製造例2:表−3の色素3の調製 製造例1の中間体B2.0gとグルタコンジアルデヒドジ
アニルプロミド0.8gを、ピリジン10mlとトリエチルアミ
ン2mlに加えて、還流温度で15分間加熱した。冷却後、
混合物を攪拌しながら、エーテルで希釈した。エーテル
相を傾瀉して、残っている生成物を熱メタノールに溶解
して、過した。過剰の酢酸カリウムを液に加え、生
成する沈澱を集めて、メタノールと水の50/50混合物か
ら再結晶すると、表−3の染料3を得た。
λmax=806nm(メタノール/水)、 εmax=24.79×104
製造例3:表−3の色素4の調製 製造例1の中間体B8.5gと3−メチル−2,4−トリメチ
レングルタコンジアルデヒドジアニル3.3gを、無水酢酸
5mlとピリジン100mlに加えて、還流温度で5分間加熱し
た。冷却後、混合物を攪拌しながら、エーテル500mlで
希釈した。エーテル相を傾瀉して、残っている生成物を
熱ピリジンと水に溶解した。過剰の酢酸カリウムを液
に加え、混合物を室温に冷却した。生成する沈澱を集め
て、乾燥すると、表−3の色素4を得た。
λmax=806n(メタノール/水)、 εmax=26.82×104
製造例4:表−3の色素5の調製 製造例1の中間体B2.1gと1−〔2,5−ビス(アニリノ
メチレン)シクロペンチリデン〕−4−エトキシカルボ
ニルピペラジニウムテトラフルオロボレート1.3gをトリ
エチルアミン5mlとジメチルホルムアミド20mlに混合し
て、還流温度で5分間加熱した。冷却後、混合物を攪拌
しながら、エーテルで希釈した。エーテル相を傾瀉し
て、残っている生成物をメタノールと水の50/50混合物
に溶解した。過剰の酢酸カリウムをメタノールに溶解し
て加え、生成する沈澱を集めて、メタノールと水の50/5
0混合物から再結晶すると、表−3の色素5を得た。
λmax=738nm(メタノール)、 εmax=15.34×104
実施例1 この実施例は、(a)本発明の有用な色素と類似の構
造を有する比較用色素(比較用色素6,7および8)で
は、望ましい吸収を有するが、後処理の汚染の問題が深
刻であることと、(b)本発明の有用な色素1〜5を単
独でコーチィングした場合には、赤外領域にほとんど吸
収を持たない凝集かまたは着色を生じ、あるいはこれら
の両方を生じること、および(c)本発明において有用
な色素1〜5を表−1の解凝集剤と共にコーティングし
た場合には、望ましい吸収が得られ、残存汚染は少ない
ことを説明する。
本例のコーティング組成物は、組成物のコーティング
後の層において望ましい被覆率を基準として予め決めら
れた水準で、各成分をゼラチンのような親水性材料に加
えることによって調製した。これらの実施例では、組成
物をポリエチレンテレフタレート支持体上にコーティン
グしてゼラチン被覆率3.14g/m2および表−4にまとめら
れた成分の被覆率を得た。吸収スペクトルは、分光光度
計を用いて処理の前および後に得た。
処理はラック・アンド・タンク(rack and tank)法
によって行い、コダック・ラピッド・スキャナー・デベ
ロパー(Kodak Rapid Scanner Developer)(商品名)
中で38℃で30秒間現像し、コダック・ラピッド・フィク
サー(Kodak Rapid Fixer)(商品名)中で38℃で定着
し、約32℃で60秒間洗浄した。処理の前後に総透過濃度
測定を行い、処理の前後の汚染水準を示した。処理後の
汚染については、目視による評価も行った。結果を表−
4にまとめてある。目視評価と観察された分光曲線との
相互関係においては、目は約750nmまで光を感じること
に留意すべきである。
表−3の比較用色素6,7および8は、目的とするスペ
クトル領域に強い吸収を有する。しかしながら、それら
の色素は処理後の汚染も強いことを示している。
色素1〜4は、単独でコーティングした場合には、赤
外領域に幾分か吸収を有するが、そのピークは長波長側
にあり、凝集が起きていることを示している。凝集した
色素は、極めて強いものから中位のものまでの処理後汚
染も生じる。しかしながら解凝集剤1または2を加える
と、800nmのピークは大きくなり、一方長波長側の吸収
は大巾に減少し、本発明の要素における色素が解凝集す
ることを示している。色素5は目的とする領域に凝集物
による吸収を有するが、解凝集剤なしでコーティングし
た場合には処理後汚染が極めて強くなる。この汚染は、
解凝集剤を用いることによって著しく減少する。
表−4において、コーティング5、7、8、10、12お
よび14は色素と本発明において有用な解凝集剤を含んで
いる。コーティング1、2および3は、それぞれ表−2
において比較用色素として示した色素6、7および8を
含んでいる。コーティング4〜5は、色素1を単独また
は表−1に示した解凝集剤2と組み合わせて含んでい
る。コーティング6〜8は、色素2を単独または解凝集
剤1または2と組み合わせて含んでいる。コーティング
9、11および13は、解凝集剤なしでコーティングされる
色素3、4および5を含む。コーティング10、12および
14は、表−1の解凝集剤2と共にコーティングされる染
料3、4および5を含む。
表−4において、目視で行った汚染の評価は、次のよ
うな略号を用いて記録した。VS=極めて強い、S=強
い、M=中位、SL=わずか、およびBD=ほとんど検出さ
れず。他の記号には*があるが、これはこのコーティン
グにおける色素が900nmより長波長側に凝集ピークを有
することを示す。凝集物ピークの光学的濃度(OD)は、
表における極大値よりもずっと高い。λmaxは、300〜90
0nmの領域において最も高いODを有するピークであり、
λsecは第二の極大値または大抵の場合には肩(sで表
示)または若干カーブした変曲点(iで表示)を示す。
数値の代わりの文字「a」は、極大値がほとんど存在
しないことを示す。コーティング7については、濃度が
820〜830nmおよび740〜750nmでそれぞれ読みとれた。コ
ーティング10については、濃度がそれぞれ800〜820nmお
よび730〜750nmで読みとれた。
比較用色素6、7および8は、コーティング時にそれ
らは既に解凝集された状態になっていたので、解凝集剤
を用いてコーティングしなかった。それらは目的とする
スペクトル領域に強い吸収を示す。しかしながら、それ
らは強い処理後汚染をも示す。
実施例2 このコーティング実施例は、本発明の要素における色
素2を、表−2の解凝集剤2、3、4および5の存在に
おいてコーティングした場合に解凝集することを説明す
る。
コーティングは、色素2を1.7×10-5のモル濃度およ
び解凝集剤を表−5に示したモル濃度で含む12%ゼラチ
ン溶液を用いて調製した。コーティング・メルトを手動
コーターを用いてポリエステル支持体に約130ml/2で塗
布し、ゼラチン重量の1.39%のホルムアルデヒドを用い
て硬化させた。
チル硬化および乾燥の後、吸収スペクトルを分光光度
計を用いて測定した。
色素2を単独でコーティングした場合には、約800nm
に極小さな吸収ピークが観察されただけであった。主吸
収は900nmより長波長側にあった。解凝集剤2、3、4
および5を用いた場合には、様々な程度に800nmの吸収
ピークが増加し、これらの化合物はそれぞれ本発明の要
素の色素2に解凝集効果を有することを示していた。
〔発明の効果〕
本発明の実施に有用な赤外吸収色素を、解凝集性化合
物と組み合わせて用いると、それらが用いられる要素に
おいて処理後汚染が低いことに加えて赤外光線を効果的
に吸収する光吸収特性を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビッド ジェームズ コレット アメリカ合衆国,ニューヨーク 14568, ウォルウァース,ウォーターフォード ロード 1679 (72)発明者 デイビッド アラン ステッグマン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14428, チャーチビル,スターンズ ロード 618 (72)発明者 リチャード リー パートン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14580, ウェブスター,コッグデル サークル 708 (56)参考文献 特開 昭62−280263(JP,A) 特開 昭50−71321(JP,A) 特開 昭54−4118(JP,A) 特公 平5−55056(JP,B2) 米国特許3384487(US,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)尿素; (B)4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラ
    アザインデン; (C)p−ジオキサン; (D)オクチルフェノキシポリエトキシエタノール; (E)4,4′−ビス[4,6−ビス(2−クロロアニリノ−
    s−トリアジン−2−イル)−アミノ]−2,2′−スチ
    ルベン−ジスルホン酸二ナトリウム塩; (F)ビス[3−メチル−1−(4−スルホフェニル)
    −2−ピラゾリン−5−オン−(4)]メチンオキソノ
    ール; (G)ビス[3−メチル−1−(4−スルホフェニル)
    −2−ピラゾリン−5−オン−(4)]ペンタメチンオ
    キソノール; (H)ビス[3−カルボキシ−1−(4−スルホフェニ
    ル)−2−ピラゾリン−5−オン(4)]トリメチンオ
    キソノール二ナトリウム塩;及び (I)ビス[1−ブチル−3−カルボキシメチルバルビ
    ツール酸(5)]トリメチンオキソノール からなる群より選ばれる解凝集性化合物と、 それと関連する、赤外線吸収性色素として、式 [式中、R1及びR2は、それぞれ、独立して、炭素数3〜
    6の、スルホアルキル基、カルボキシアルキル基、もし
    くはスルファトアルキル基であって、それぞれのZ環の
    窒素原子とスルホ基もしくはスルファト基との間のアル
    キル鎖中には、炭素原子少なくとも3個を含み、そし
    て、それぞれのZ環の窒素原子とカルボキシ基との間の
    アルキル鎖中には炭素原子少なくとも2個を含み、 R3及びR5は、それぞれ、水素であるか又は一緒になって
    5員もしくは6員の炭素環式環を完成するのに必要な原
    子団を表し、 R4は、水素、炭素数1〜4のアルキル基、アリール基、
    シアノ基、ハロゲンもしくは (但し、R6及びR7はそれぞれ独立して炭素数1〜6のア
    ルキルもしくはアリール又は一緒になって5員もしくは
    6員の複素環式環を形成するのに必要な非金属原子を表
    す)であり、 X+はカチオンであり、 Z1及びZ2は、それぞれ独立して、インドール、ナフトイ
    ンドールもしくはベンズインドール核を形成するに必要
    な原子団を表す] の化合物とを含んで成る要素。
JP62164114A 1986-07-02 1987-07-02 赤外線吸収色素を含む要素 Expired - Lifetime JP2614862B2 (ja)

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