JP3348878B2 - ハロゲン化銀写真材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真材料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外線吸収染料とその染
料を含有する層を有するハロゲン化銀写真材料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真材料の分野では特定の
光の波長を吸収する適当な染料を写真材料層中へ混合す
ることは、一般的である。上記の染料は、中間層、感放
射線性層、オーバーコート層、アンダーコート層、裏打
ち層などの写真材料のどのような層において使用されて
もよく、またフィルター染料、ハレーション防止染料、
放射線防止染料、または写真用エマルジョンの感光性の
調節のためなどの様々な目的に使用することができる。
【0003】このような染料が添加される写真材料層は
一般的にゼラチンまたは他の親水性コロイドからなる。
それゆえ、上記の染料は使用目的に沿った適当な吸収ス
ペクトルを有し、写真的に不活性(ハロゲン化銀エマル
ジョン層の使用上不利な影響−感度の減少、濳像の減
退、かぶり現象のような−をもたらさない)であり、写
真処理中に脱色または溶解により、除去されるべきであ
り、また、それらは処理後のフィルムに残存すべきもの
ではない。
【0004】近年、赤外線領域の電磁スペクトルを発す
る半導体レーザーダイオードを使用する情報記録技術が
開発され、この技術には上記領域に感光性を有するハロ
ゲン化銀写真材料が必要とされる。この技術の例として
は、ヘリウム−ネオンまたはアルゴンレーザーのような
従来のガスレーザーと比べてより長い使用寿命を有し、
廉価かつ小型のレーザーダイオードを使用したレーザー
スキャナーがある。レーザーダイオードを使用したレー
ザースキャナーとともに使用するための感赤外線性ハロ
ゲン化銀写真材料は、ハレーション防止および放射線防
止の為の染料を必要とする。これらの染料は赤外線領域
の光を吸収するものでなければならない。この目的のた
めに、多くの赤外線吸収染料が提案されている。米国特
許第4,362,800号には、ハレーション防止層用として2
個のスルホアルキル基を有するインドールトリカルボシ
アニン(indolotoricarbocyanine)染料が開示されている
が、これは処理後に緑がかったステイン(stain)を残
す。このステインの問題を解決するために、赤外線吸収
染料としてインドロトリカルボシアニン染料を使用する
ことが米国特許第4,839,265号、同第4,871,656号、同第
4,876,181号、および同第4,933,269号、および欧州特許
願第342,576号および同第342,939号に提案されている。
【0005】これらの染料の問題点は、それらが電磁ス
ペクトルの赤外線領域において適当なスペクトル吸収を
示さない点にある。通常は、上記染料は分子状態におい
て所望の波長範囲に吸収極大を有する。しかしながら、
これらは凝集することにより最大吸収波長のシフトが生
じる。したがって、これらの染料を用いて所望の吸収極
大波長を得るためには、凝集しない化合物が必要とな
る。しかしながら、凝集防止剤は、保存中における速度
低下のような望ましくない写真効果を引き起こしうる。
米国特許第4,871,656号には、凝集防止剤を必要としな
い特定のインドロトリカルボシアニン赤外線フィルター
染料が記載されている。この染料は分子状態において所
望の吸収極大を有し、凝集しない。短すぎる波長におけ
る分子吸収を示させないためのこのような染料は、好ま
しくは、ベンズ[e]インドールトリカルボシアニン染料
である。しかしながら、ベンズ[e]インドール環は危険
なナフチルアミン出発化合物から調製される。したがっ
て、赤外線フィルター染料として有用な波長範囲の分子
吸収を有しており、凝集により望ましい波長範囲をシフ
トして逸脱せず、そして、非毒性中間体を用いて合成す
ることが可能な赤外線吸収フィルター染料を提供するこ
とは未だに望まれいている。
【0006】米国特許第4,933,269号には、メチン鎖に
結合した5または6員の複素環を有するインドロトリカ
ルボシアニン赤外線吸収フィルター染料が記載されてい
る。複素環の例には、ピペリジン、ピロリドン、インド
リン、3-ピロリン、ピペラジン、モルホリン、チオモル
ホリンおよび他の飽和複素環が含まれる。しかしなが
ら、本発明において示してきたように、米国特許第4,93
3,269号のフィルター染料は750nm以上の波長における吸
収において発光を示し、その際にそれらがベンズ[e]イ
ンドロトリカルボシアニン染料であれば、凝集しうる。
【0007】
【発明の要旨】本発明は、支持体、少なくとも1層の感
赤外線性ハロゲン化銀エマルジョン感光性層、および少
なくとも1層の親水性コロイド非感光性層を有するハロ
ゲン化銀写真材料であって、該層の少なくとも1層が、
【0008】
【化5】
【0009】[式中、R1およびR2は、それぞれ独立し
て、2〜4個の炭素原子を有するスルホアルキルまたは
スルファトアルキル基であり、Qは5〜7員の置換また
は無置換炭素環を完結するのに必要な原子であり、Z3
置換または無置換の5員のN含有芳香環を完結するのに
必要な原子であり、X-はアニオンであり、nは1または
2の整数であって、ただし、該染料が分子内塩を形成す
る場合はnは1であり、そしてZ1およびZ2は、それぞれ
独立して、置換または無置換のインドール核を完結する
のに必要な原子である。]で示す構造を有する染料を赤
外線吸収量で含有するハロゲン化銀写真材料を提供す
る。
【0010】他の局面では、本発明は上述の構造を有す
る赤外線吸収染料を提供する。
【0011】本発明の染料は分子状態において赤外線領
域における所望の波長範囲に十分な吸収スペクトル特性
を有しており、凝集せず、高温高湿における保存安定性
を有し、ハロゲン化銀エマルジョンに対して不活性であ
り、そして、写真処理中において脱色可能であり、写真
材料から溶解除去することができるので、処理後に残留
染料ステインがないか、または少ない。
【0012】
【発明の構成】本発明の赤外線吸収染料の構造におい
て、R1およびR2は、それぞれ独立して、2〜4個の炭素
原子を有するスルホアルキルまたはスルファトアルキル
である。さらに、置換されたスルホアルキルおよびスル
ファトアルキルはR1およびR2として有用である。このよ
うな基はメチル、ヒドロキシ、およびClまたはFのよう
なハロゲンのような置換基で置換されうる。R1およびR2
の例には、スルホエチル、2-スルホプロピル、3-スルホ
プロピル、3-スルホブチル、4-スルホブチル、3-スルフ
ァトプロピルおよび2-ヒドロキシ-3-スルホプロピルが
挙げられる。
【0013】Qは置換または無置換の5〜7員の炭素
環、好ましくは6員の炭素環(例えば、シクロヘキセン)
を完結するのに必要な原子である。この環は、当業者に
知られているように置換されてよい。置換基の例には、
置換または無置換アルキル(例えば、メチル、エチル、
プロピル、クロロエチル、ベンジル)、置換または無置
換アリール(例えば、フェニル、p-クロロフェニル)、ハ
ロゲン(例えば、クロロ、フルオロ)、ヒドロキシ、アル
コキシ(例えば、メトキシ、エトキシ)および当業者に周
知の他の従来の染料置換基が挙げられる。
【0014】Z3は置換または無置換の5員のN含有芳香
環を完結するのに必要な原子である。このような複素環
には環中に2個の共役二重結合を含む。上記複素環の芳
香族性は化学の文献において周知である。このことは、
例えば、S.H.パイン(Pine)、有機化学、第5版、マグロ
ウヒル・ブック・カンパニー、1987年、第703頁に記載
されている。この環は、当業者に周知のように、置換さ
れていてよい。置換基の例には、ヒドロキシ、ハロゲン
など(例えば、ヒドロキシエチル、クロロエチル)のよう
な周知の置換基でそれ自体も置換されうる1〜4個の炭
素原子を有するアルキル(例えば、メチル、エチル、ブ
チル)、1〜4個の炭素原子を有するカルボキシレート
(例えば、メチルエステル、エチルエステル)、アミド、
スルホンアミド、ハロゲン(例えば、クロロ、フルオ
ロ)、および当業者に周知の他のものが挙げられる。5
員のN含有芳香環の好ましい例には、ピラゾール、トリ
アゾール、イミダゾールおよびピロールが挙げられる。
【0015】アニオンはX-により表わされる。これらは
特に限定されず、例えば、ハロゲンイオン(例えば、ク
ロリド、ブロミド、イオダイド)、p-トルエンスルホネ
ート、エチルスルフェート、パークロレートなどが挙げ
られる。
【0016】Z1およびZ2は、それぞれ独立して、置換ま
たは無置換のインドール核を完結するによ必要な原子で
ある。これらのインドール核は、このような核の置換基
として知られるすべての多くの基により置換されうる。
これらには、スルホ、ハロゲン(例えば、クロロ、フル
オロ)、ヒドロキシ、ハロゲンまたはスルホのような周
知の置換基によりそれ自身も置換されうるアルキル(好
ましくは約1〜4個の炭素原子を有するもの、例えば、
メチル、エチル、ブチル)、アルコキシ(好ましくは、約
1〜4個の炭素原子のもの、例えば、メトキシ、エトキ
シ、ブトキシ)、カルボキシ、または1〜4個の炭素原
子を有するカルボキシレート(例えば、メチルエステ
ル、エチルエステル)が挙げられる。本発明において上
記インドール核に好ましい置換基には、スルホンアミド
またはカーボンアミド基、特に式
【0017】
【化6】
【0018】で示す構造を有するスルホンアミド基、ま
たは、式
【0019】
【化7】
【0020】で示す構造を有するカーボンアミド基[式
中、R3およびR4は、それぞれ独立して、水素原子、アル
キル基、好ましくは6個までの炭素原子を有するアルキ
ル基、アリール基、好ましくはフェニルまたは5または
6員の複素環を形成するのに必要な非金属原子(例え
ば、炭素、窒素、硫黄および酸素)、好ましくはモルホ
リノである。]である。
【0021】本発明において「基」という用語は化合物ま
たは置換基を表し、これによって示される化学物質は、
基本的な基と従来の置換基とを含む。化合物または置換
基を説明するために「部分」という用語が使われている場
合は、非置換化学物質のみを含むことが意図されてい
る。例えば、「アルキル基」はメチル、エチル、オクチ
ル、ステアリルなどの部分だけでなくハロゲン、シア
ノ、ヒドロキシル、ニトロ、アミン、カルボキシレート
などのような置換基を有する部分をも含む。一方、「ア
ルキル部分」という用語はメチル、エチル、オクチル、
ステアリル、シクロヘキシルなどのみを包含する。
【0022】本発明の好ましい染料は、酸性置換基(す
なわち、スルホおよびスルファトのようなアニオンを形
成することができる置換基)を有する基R1およびR2と、Z
1およびZ2上の置換基として2個のスルホンアミドまた
はカルボンアミド基とを有する。有機化合物の酸性度は
水中におけるプロトンの消失によるものであり、一般的
にpKa、すなわち化学物質の解離定数の-log10値で表さ
れる。実質的にスルホおよびカルボキシ基より高いpKa
値を有するスルホンアミドおよびカルボンアミド基は水
性媒体中では実際はほとんど解離せず、以下から明らか
なように微弱な酸性を示す。ベンゼンスルホン酸のpKa
は0.7でありpH5における水中の解離度99.9%以上に一
致する、ベンゼンカルボン酸のpKa値は4.2でありpH5に
おける水中の解離度86.1%に一致する、ベンゼンスルホ
ンアミドのpKaは10でありpH5における水中の解離度9.9
9×10-4(中性型とアニオン型との比がおよそ100000:1
である)に一致する、またベンズアミドのpKa値は13から
14でありpH5における水中での解離度が9.99×10-5未満
に一致する。(これらの値は、ザ・メルク・インデック
ス(The Merk Index)第8版第128〜132頁(1968年);ヘル
ベチカ・キミカ・アクタ(Hervetica Chimica Acta)第39
巻第48頁(1956年)および、A.アルバート(A. Albert)ら
のザ・デターミネーション・オブ・イオニゼーシヨン・
コンスタンツ(The Determination of Ionization Const
ants)第88頁を参照)
【0023】酸性置換基が水溶性を改善し、その結果処
理中における染料の除去が容易になることはよく知られ
ており(米国特許第4,877,721号参照)、この目的のため
に2個を上回る酸性基を有する染料を漂白可能染料とし
て使用することが米国特許第4,839,265号および欧州特
許願第251,282号、同第288,076号および同第342,939号
にて提案されている。驚くべきことに、2個の酸性基と
2個のスルホンアミドもしくはカルボンアミド基との組
み合わせは、2個を上回る酸性基を有する染料と同様の
漂白能、および水または実質的に水からなる溶媒(溶媒
の80%を越えて水を含有する)に対する充分な溶解性を
提供し、また酸性基を有さない染料を使用したときに生
じるような問題なく、ゼラチン写真組成物へ添加される
ことが見出された。
【0024】本発明による赤外線吸収性染料の例は以下
のものを包含する;しかし本発明の範囲はこれらに限定
されない。
【0025】
【化8】
【0026】
【化9】
【0027】
【化10】
【0028】本発明の染料は、米国特許第2,985,955
号、同第3,148,187号および同第3,423,207号およびJ. C
ehm. Soc.、189(1933年)に記載の方法にしたがって調製
しうる。このような調製法は以下の実施例1に例示され
ている。
【0029】本発明の染料は近赤外線領域に吸収を示
し、可視領域における吸収は非常に低く、吸収極大にお
いて高い励起係数を有する。本発明の染料は所望の波長
領域において分子吸収を有し、赤外ハレーション防止層
に用いるのに有用であって、凝集により望ましい波長範
囲からのシフトを生じさせない。一般に、本発明の染料
は極大吸収波長(典型的には780nm以上)において2.5×10
5〜3.5×105の程度の励起係数を有する。しかしなが
ら、一般に、700nmにおいては、このメタノール溶液で
測定した吸収は、概してこの値の約20%にまで、そして
650nmにおいては、約0.1%まで低下する。
【0030】この染料を従来の技術に従ってアキュータ
ンス染料として写真材料中へ取り込ませてもよい。また
この染料を従来の技術によって例えばハレーション防止
背面層、ハレーション防止下層またはオーバーコート層
としてハレーション防止層へ取り込ませてもよい。本発
明の染料のハロゲン化銀エマルジョン層、または他の親
水性コロイド層への取り込みは通常の方法で容易に行わ
れる。一般にこの染料は被覆物質に加えるための特定の
水性溶媒を作成するため、水または、水とメタノール、
エタノール、アセトン、メチルセロソルブのような水溶
性溶媒からなる水性溶媒に溶解され、そしてこの被覆物
質は知られた方法によって被覆される。
【0031】本発明の染料は一般的にその染料のλmax
における伝導性光学密度(transmissive optical densit
y)が0.1を上回る値を与えるのに充分な量で加えられ
る。一般的に、このような効果を与える染料の被覆重量
は0.5から0.01g/m2である。
【0032】本発明に適合するハロゲン化銀写真材料の
例には白黒およびカラー写真材料が包含される。
【0033】本発明に用いられるハロゲン化銀は塩化
銀、臭化銀、ヨウ化銀、塩化臭化銀、塩化ヨウ化銀、塩
化ヨウ化臭化銀のいずれであってもよい。
【0034】写真エマルジョン中のハロゲン化銀粒は、
立方体、八面体または14面体のような規則的な結晶構造
を有する規則的な粒子又は、球体または不規則な結晶構
造をしたもの、双晶面のようなに結晶に欠陥のあるも
の、または平板状なもの、またはそれらの混合物であっ
てよい。
【0035】本発明の染料を含有する層からなる写真材
料はセルロースアセテート、セルロースニトレート、
紙、およびポリエチレンテレフタレートのようなポリエ
ステルのような写真に使用されるどの支持体上に被覆さ
れてもよい。
【0036】写真材料におけるバインダーまたは保護コ
ロイドとしてはゼラチンが主に使用されるが、ゼラチン
置換体、コロジオン、アラビアゴム、カルボキシル化セ
ルロースのアルキルエステルのようなセルロースエステ
ル誘導体、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、米国特許第2,949,442号に記載のよう
な両性共重合体のような合成樹脂、ポリビニルアルコー
ル、およびその他の当業者によく知られている親水性コ
ロイドであってもよい。
【0037】本発明の赤外線吸収染料を使用した写真材
料は、感赤外線性ハロゲン化銀エマルジョン層(すなわ
ち、750nm以上、好ましくは750〜1200nmの波長の光に最
も感光度が高いハロゲン化銀エマルジョン層)を有す
る。このハロゲン化銀エマルジョンに所望の赤外線感応
特性を与えるために、一般的に使用される全てのスペク
トル増感剤を使用し得る。
【0038】このような材料を作製する方法では、赤外
線照射に対する感光性を与え、本発明の染料を混入する
事を目的として、化学増感剤、かぶり防止剤および安定
剤、減感剤、光輝剤、カプラー、硬化剤、被覆補助剤、
可塑剤、潤滑剤、つや消し剤、高沸点有機溶媒、現像促
進剤、帯電防止剤、ステイン防止剤および例えば、リサ
ーチ・ディスクロージャー(Reseach Disclosure)第176
巻第17643号(1979年12月)第1章から4章までに述べら
れているような添加剤が使用される。
【0039】
【実施例】本発明は以下の実施例によって詳細に説明さ
れるが、この発明はこの実施例によってまたこの実施例
に限定されるものではない。
【0040】
【実施例1】 (染料の合成) a)比較例染料A 等モル量の2,3,3,-トリメチル-5-スルホンアミド-イン
ドレニン(米国特許第4,062,682号の第11欄、第30〜40行
に記載の方法で収率92%で調製した)と2-クロロエタン
スルホニルクロリドとをアセトニトリル中で室温で撹拌
した。分離した固体を収集し、アセトニトリルで洗浄
し、乾燥することにより収率90%で以下に示す化合物A
を得た。
【0041】
【化11】
【0042】2.6gの化合物A、無水酢酸18ml中0.68gの3-
ヒドロキシメチレン-2-クロロシクロヘキセンアルデヒ
ドおよび酢酸(3:2w/w)を含有する混合物を室温で数分
間撹拌した。ジイソプロピルエチルアミン(1.28ml)を添
加し、この混合物を室温で一晩撹拌した。沈澱した固体
を収集し、数mlの溶媒混合物で洗浄した後に、乾燥させ
ることにより2.8gのグリーン-ゴールド粉体を得た。こ
れはメタノール中で786nmのλmaxを示した。得られた比
較例染料Aの構造を以下に示す。
【0043】
【化12】
【0044】b)比較例染料B 式
【0045】
【化13】
【0046】で示す構造を有する中間体染料Aを、例え
ば、以下の文献に示される公知の方法により調製した。
Yu.L.スロミンスキー(Slominskii)、I.D.ラドチェンコ
(Radchenko)およびA.I.トルマチェフ(Tolmachev)、Zhu
r. Org. Khim.、第14巻、第2214〜21頁、1978年; Yu.L.
スロミンスキー、I.D.ラドチェンコおよびA.I.トルマチ
ェフ、Zhur. Org. Khim.、第15巻、第400〜407頁、1979
年、およびS.M.マーキン(Makin)、L.I.ボイコ(Boiko)お
よびO.A.シャブリギナ(Shavrygina)、Zhur. Org.Khi
m.、第13巻、第1189頁、1977年。メタノール(5ml)中の
上記中間体染料A(1g)に、撹拌しながら室温でN-カルボ
キシエチルピペラジン(0.25g)を加えた。分離した固体
を収集し、乾燥し、そしてメタノール(15ml)中に溶解し
た。酢酸ナトリウム(0.2g)を添加するこによりメタノー
ル中で676nmのλmaxを有する比較例染料B(0.5g)を得
た。この構造を以下の式に示す。
【0047】
【化14】
【0048】c)染料1 比較例染料A(15g)とピラゾール(75g)を30分間100℃に保
った。この溶解組成物に体積比3:2のメタノール-エタ
ノール混合物(220ml)を添加した。分離した固体を収集
し、メタノール中で792nmにλmaxを有する染料1(12g)
を得た。この染料の構造を以下に示す。
【0049】
【化15】
【0050】d)染料2 出発物質として以下に示す構造の化合物Bを用いること
以外は染料1を得たのと同様の操作で染料2を得た。
【0051】
【化16】 染料2はメタノール中において793nmにλmaxを有する化
合物であり、以下の式に示す構造を有する。
【0052】
【化17】
【0053】e)比較例染料C 発煙硫酸(120ml)(20重量%のso3)に5-フェニルスルホニ
ルインドレニン(30g)を加え、一晩撹拌した。この溶液
を粉砕した氷(200g)に注ぎ、分離した固体を濾別し、ま
ず水で、そして次いでエタノールで洗浄した。この固体
を減圧下で乾燥させることにより34gの以下の式に示す
化合物Cを得た。
【0054】
【化18】
【0055】ブチロニトリル(50ml)中の化合物C(18g)お
よびエチルアミン(4.9g)に2,4-ブタンスルトン(8g)を
加えた。得られる溶液を110℃に一晩保った。分離した
生成物をアセトンで2回洗浄し、そしてエチルアセテー
トで粉砕した。得られた固体を濾別し、減圧下で乾燥し
た。10gの乾燥固体をメタノール(35ml)中に溶解し、NaI
(10g)を添加した。分離した固体を濾別し、減圧下で乾
燥することにより以下の式に示す化合物D(6g)を得た。
【0056】
【化19】
【0057】化合物C(11g)および無水酢酸(50ml)中3-ジ
メチルアミノメチレン-2-クロロ-1-シクロペンテンアル
デヒド(1.5g)を1時間100℃に加熱した。分離した固体
を濾別し、乾燥した。メタノール(80ml)中の粗製の染料
にエタノール(60ml)を添加し、分離した固体を濾別し、
乾燥することにより、メタノール中で816nmにλmaxを有
する以下に示す構造を有する比較例染料C4gを得た。
【0058】
【化20】
【0059】f)染料3 比較例染料C(0.2g)とピラゾール(1g)とを15分間100℃
で加熱した。メタノール(2ml)を添加し、この混合物を
アセトン(50ml)中に注いだ。分離した固体を濾別し、ア
セトンで洗浄することにより、メタノール中で812nmの
λmaxを有する以下の式に示す構造を有する染料3(0.1
g)を得た。
【0060】
【化21】
【0061】g)染料4 中間体染料A(5g)とピラゾール(10g)とを15分間100℃に
加熱した。この溶解組成物を体積比3:2のメタノール-
エタノール混合物(50ml)に添加した。分離した固体を収
集し、乾燥することにより、メタノール中で802nmのλ
maxを有する以下の式に示す構造の染料4(3g)を得た。
【0062】
【化22】
【0063】
【実施例2】本実施例では、本発明の赤外線ハレーショ
ン防止染料の望ましい吸収および安定性を示し、ならび
に比較例染料が不安定で所望の吸収を示さないために赤
外線吸収ハレーション防止染料として好ましくないこと
を説明する。
【0064】9mlの水、1mlのメチルアルコール、0.05
gの各染料からなる溶液8mlを、6.7gのゼラチン、6.7ml
の10%(w/w)ホスタプール(Hostapur)TM SAS(ヘキスト(H
oechst)AG社によって製造されているアルカンスルホン
酸ナトリウムタイプのアニオン性界面活性剤)水溶液,お
よび3.5mlの1.6%(w/w)ホルムアルデヒド水溶液を含む
水175mlへ38℃で加えた。上記のようにして調製した被
覆溶液を、7ミル(18/100mm)の下塗りポリエチレンテレ
フタレート支持体へ塗布した。その後、被覆層を乾燥し
た。得られるハレーション防止層は3.5g/m2のゼラチン
を含む。界面活性剤、つや消し剤およびホルムアルデヒ
ド硬化剤を含む硬化ゼラチン耐摩耗層をゼラチン部が1
g/m2となるようハレーション防止層上に被覆した。810n
mにスペクトル増感されたハロゲン化銀エマルジョン層
を、支持体の逆の面に被覆した。界面活性剤、つや消し
剤およびホルムアルデヒド硬化剤を含む硬化ゼラチン耐
摩耗層をゼラチン部が1g/m2となるようハロゲン化銀エ
マルジョン層上に被覆した。
【0065】各フィルムを中密度フィルターとウラッテ
ン(Wratten)R87フィルターをもつEDG感光計(イーストマ
ン・コダック社製)に、標準ステップ-ウエッジを通して
露光し、3MのXAD/2現像剤中で35℃にて27秒間現像し、
定着は30℃にて27秒間、洗浄は水道水で35℃にて22秒
間、そして乾燥は、3Mのトリマチック(Trimatic)TM XP5
15ローラートランスポートプロセッサー内で35℃にて22
秒間行った。以下の表はメタノール溶液中におけるそれ
ぞれの染料のλmaxmax1)、それぞれのゼラチン被覆
試料のλmaxmax2)、およびそれぞれの被覆試料を50
℃で相対湿度50において3日間保存した後のλmaxにお
ける光学密度の消失%による安定性を示す。
【0066】 フィルムNo. 染料 λmax1(nm) λmax2(nm) 染料消失(%) 1 A 786 790 26 2 B 676 690 4 3 1 792 805 6 4 2 793 805 2 5 3 812 820 5 6 C 816 913 25 7 4 802 815 7
【0067】以上の結果より、置換基Z3がピラゾール環
である本発明による染料が電磁スペクトルの赤外領域に
おいて望ましい吸収を示し、凝集防止剤を使わなくても
保存中に凝集せず安定であることが示された。置換基Z3
がCl原子である比較例染料は保存中において不安定であ
る。置換基Z3がピペラジン環である比較例染料は保存安
定性は有するけれども、電磁スペクトルの赤外線領域に
おける吸収を有しない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントニオ・ルッチ イタリア17016フェラーニア(サヴォー ナ)(番地の表示なし) スリーエム・ イタリア・リチェルシェ・ソシエタ・ペ ル・アチオニ内 (72)発明者 ステファーノ・マーナ イタリア17016フェラーニア(サヴォー ナ)(番地の表示なし) スリーエム・ イタリア・リチェルシェ・ソシエタ・ペ ル・アチオニ内 (56)参考文献 特開 平2−110548(JP,A) 特開 平3−171136(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体、少なくとも1層の感赤外線性ハ
    ロゲン化銀エマルジョン感光性層、および少なくとも1
    層の親水性コロイド非感光性層を有するハロゲン化銀写
    真材料であって、該層の少なくとも1層が、式 【化1】 [式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、2〜4個の
    炭素原子を有するスルホアルキルまたはスルファトアル
    キル基であり、Qは5〜7員の無置換炭素環、または
    置換もしくは無置換のアルキル、置換もしくは無置換の
    アリール、ハロゲン、ヒドロキシ、またはアルコキシ基
    で置換されている5〜7員の炭素環を完結するのに必要
    な原子であり、Z3、無置換の5員のN含有芳香環、ま
    たは1〜4個の炭素原子を有する置換もしくは無置換の
    アルキル基、1〜4個の炭素原子を有するカルボキシレ
    ート、アミド、スルホンアミド、またはハロゲン基で置
    換されている5員のN含有芳香環を完結するのに必要な
    原子であり、X-はアニオンであり、nは1または2の整
    数であって、ただし、該染料が分子内塩を形成する場合
    はnは1であり、そしてZ1およびZ2は、それぞれ独立し
    て、無置換のインドール核、またはスルホ、ハロゲン、
    1〜4個の炭素原子を有する置換もしくは無置換のアル
    キル基、1〜4個の炭素原子を有する置換もしくは無置
    換のアルコキシ基、カルボキシ、1〜4個の炭素原子を
    有するカルボキシレート、スルホンアミド、またはカー
    ボンアミド基で置換されているインドール核を完結する
    のに必要な原子である。]で示す構造を有する染料を赤
    外線吸収量で含有するハロゲン化銀写真材料。
  2. 【請求項2】 式 【化2】 [式中、R1およびR2は、それぞれ独立して、2〜4個の
    炭素原子を有するスルホアルキルまたはスルファトアル
    キル基であり、Qは5〜7員の無置換炭素環、または
    置換もしくは無置換のアルキル、置換もしくは無置換の
    アリール、ハロゲン、ヒドロキシ、またはアルコキシ基
    で置換されている5〜7員の炭素環を完結するのに必要
    な原子であり、Z3、無置換の5員のN含有芳香環、ま
    たは1〜4個の炭素原子を有する置換もしくは無置換の
    アルキル基、1〜4個の炭素原子を有するカルボキシレ
    ート、アミド、スルホンアミド、またはハロゲン基で置
    換されている5員のN含有芳香環を完結するのに必要な
    原子であり、X-はアニオンであり、nは1または2の整
    数であって、ただし、該染料が分子内塩を形成する場合
    はnは1であり、そしてZ1およびZ2は、それぞれ独立し
    て、無置換のインドール核、またはスルホ、ハロゲン、
    1〜4個の炭素原子を有する置換もしくは無置換のアル
    キル基、1〜4個の炭素原子を有する置換もしくは無置
    換のアルコキシ基、カルボキシ、1〜4個の炭素原子を
    有するカルボキシレート、スルホンアミド、またはカー
    ボンアミド基で置換されているインドール核を完結する
    のに必要な原子である。]で示す構造を有する染料。
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