JP2613652B2 - 乾燥果実エキスの製造方法及び香味変調剤 - Google Patents
乾燥果実エキスの製造方法及び香味変調剤Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は乾燥果実エキスの製造方法に関し、殊にたば
こ、飲料、菓子類、保健医薬品などの広い分野において
利用可能な香味の優れた乾燥果実エキスの製造方法に関
する。
こ、飲料、菓子類、保健医薬品などの広い分野において
利用可能な香味の優れた乾燥果実エキスの製造方法に関
する。
[従来の技術] プルーン、レーズン等に代表される乾燥果実を水抽出
してエキス乃至ジュースを製造することは一般的に行わ
れている。この際、ペクチナーゼ、ヘミセルラーゼ等の
酵素で処理することによって瀘過等の処理を容易にする
技術(特開昭49−108261号公報)、或いは、プルーンの
エキスを抽出した後活性炭等の吸着剤で処理して該抽出
物の苦味、渋味及び過度の酸味等を除去するプルーンエ
キスの製法が開示されている(特開昭61−199756号公
報)。また、プルーンの水抽出液を限外瀘過し、得られ
る内液に低級アルコールを加えて生成する沈殿を採取し
て人免疫活性を有するプルーン多糖体の製法(特開昭62
−221632号公報)などが知られている。さらに、かりん
を有機溶媒で抽出したエキスを配合した抗う蝕性、抗炎
症作用を有する菓子類も提案されている(特開昭62−61
538号公報)。
してエキス乃至ジュースを製造することは一般的に行わ
れている。この際、ペクチナーゼ、ヘミセルラーゼ等の
酵素で処理することによって瀘過等の処理を容易にする
技術(特開昭49−108261号公報)、或いは、プルーンの
エキスを抽出した後活性炭等の吸着剤で処理して該抽出
物の苦味、渋味及び過度の酸味等を除去するプルーンエ
キスの製法が開示されている(特開昭61−199756号公
報)。また、プルーンの水抽出液を限外瀘過し、得られ
る内液に低級アルコールを加えて生成する沈殿を採取し
て人免疫活性を有するプルーン多糖体の製法(特開昭62
−221632号公報)などが知られている。さらに、かりん
を有機溶媒で抽出したエキスを配合した抗う蝕性、抗炎
症作用を有する菓子類も提案されている(特開昭62−61
538号公報)。
[発明が解決しょうとする課題] しかしながら、上記のごとき従来提案は、乾燥果実を
そのまま抽出処理しているため、得られるエキスはいず
れも特有のひなた臭、かび臭、酸臭或いは苦味、渋味等
を有するという重大な欠点を有していた。特に従来法に
よって得られた乾燥果実エキスを、例えばタバコに賦香
した場合には、これらの欠点が強調され、タバコの持つ
渋味、辛味、酸味および刺激が強く且つ煙が粗くなり、
現代の嗜好の主流である明るさ、軽さを伴った緩和な香
喫味を有する高級感のあるタバコを製造することは困難
であった。
そのまま抽出処理しているため、得られるエキスはいず
れも特有のひなた臭、かび臭、酸臭或いは苦味、渋味等
を有するという重大な欠点を有していた。特に従来法に
よって得られた乾燥果実エキスを、例えばタバコに賦香
した場合には、これらの欠点が強調され、タバコの持つ
渋味、辛味、酸味および刺激が強く且つ煙が粗くなり、
現代の嗜好の主流である明るさ、軽さを伴った緩和な香
喫味を有する高級感のあるタバコを製造することは困難
であった。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、かかる従来の乾燥果実エキスの欠点を
解決すべく鋭意研究を行った。
解決すべく鋭意研究を行った。
その結果、乾燥果実を水系溶媒で抽出して乾燥果実エ
キスを調製するに先立って、該乾燥果実を予め相対湿度
80〜100%、品温45〜70℃の条件下に1日〜約1ヶ月間
保持して熟成させることによって、意外なことにも前記
のごとき従来法の欠点が一挙に解決できることを見いだ
し、本発明に到達した。
キスを調製するに先立って、該乾燥果実を予め相対湿度
80〜100%、品温45〜70℃の条件下に1日〜約1ヶ月間
保持して熟成させることによって、意外なことにも前記
のごとき従来法の欠点が一挙に解決できることを見いだ
し、本発明に到達した。
従って、本発明の目的は、乾燥果実の好ましい風味を
著しく増強し、濃厚感、熟成感及び高級感に富み、嗜好
性に優れた乾燥果実エキスを提供するにある。
著しく増強し、濃厚感、熟成感及び高級感に富み、嗜好
性に優れた乾燥果実エキスを提供するにある。
かくして本発明によれば、乾燥果実又はその細片を水
系溶媒で抽出して乾燥果実エキスを調製するに際し,該
乾燥果実又はその細片を予め相対湿度80〜100%、品温4
5〜70℃の条件下に1日〜1ヶ月間保持して熟成させる
ことを特徴とする乾燥果実エキスの製造方法及び得られ
た乾燥果実エキスを有効成分として含有した香味変調剤
が提供される。
系溶媒で抽出して乾燥果実エキスを調製するに際し,該
乾燥果実又はその細片を予め相対湿度80〜100%、品温4
5〜70℃の条件下に1日〜1ヶ月間保持して熟成させる
ことを特徴とする乾燥果実エキスの製造方法及び得られ
た乾燥果実エキスを有効成分として含有した香味変調剤
が提供される。
次に本発明の具体的な態様について説明する。本発明
において利用することのできる乾燥果実としては、例え
ば、かりん、プルーン、レーズン、アプリコット、リン
ゴ、カキ、アンズ、モモ、バナナ、イチジク、ナツメヤ
シ、リュウガン、梅などの乾燥物を挙げることができ
る。
において利用することのできる乾燥果実としては、例え
ば、かりん、プルーン、レーズン、アプリコット、リン
ゴ、カキ、アンズ、モモ、バナナ、イチジク、ナツメヤ
シ、リュウガン、梅などの乾燥物を挙げることができ
る。
これらの乾燥果実を、そのまま或いは所望の大きさ、
例えば、約0.5〜50mm程度に細断し、又は磨砕してペー
スト状にした材料を温度及び湿度を調整できる密閉容器
に収納し、相対湿度約80〜100%、好ましくは約90〜100
%、品温約45〜70℃、好ましくは、約50〜55℃の条件下
に約1日〜1ヶ月間、好ましくは約5日〜15日間保持し
て熟成させる。
例えば、約0.5〜50mm程度に細断し、又は磨砕してペー
スト状にした材料を温度及び湿度を調整できる密閉容器
に収納し、相対湿度約80〜100%、好ましくは約90〜100
%、品温約45〜70℃、好ましくは、約50〜55℃の条件下
に約1日〜1ヶ月間、好ましくは約5日〜15日間保持し
て熟成させる。
またこの際、細断した果実細片に加水して、予め果実
の水分含量を約10〜40%、好ましくは、約20〜30%に調
整しておくことが熟成を促進させるうえから好ましく、
更に、所望により、この加える水に糖類、アミノ酸類を
加えて溶解しておくこともできる。かかるアミノ酸類と
しては、例えば、グリシン、アラニン、β−アラニン、
ヒスチジン、リジン、セリン、グルタミン酸、バリン、
スレオニン、アルギニン、アスパラギン酸、プロリン、
オキシプロリン及びα−アミノ酪酸のうち1種、或いは
2種以上の混合物を挙げることができる。かかるアミノ
酸類の添加量は、果実にたいして約0.005〜10重量%の
範囲で用いるのがよく、好ましくは約0.1〜1重量%で
ある。
の水分含量を約10〜40%、好ましくは、約20〜30%に調
整しておくことが熟成を促進させるうえから好ましく、
更に、所望により、この加える水に糖類、アミノ酸類を
加えて溶解しておくこともできる。かかるアミノ酸類と
しては、例えば、グリシン、アラニン、β−アラニン、
ヒスチジン、リジン、セリン、グルタミン酸、バリン、
スレオニン、アルギニン、アスパラギン酸、プロリン、
オキシプロリン及びα−アミノ酪酸のうち1種、或いは
2種以上の混合物を挙げることができる。かかるアミノ
酸類の添加量は、果実にたいして約0.005〜10重量%の
範囲で用いるのがよく、好ましくは約0.1〜1重量%で
ある。
また糖類としては、リボース、キシロース、アラビノ
ース等のペントース類、或いはグルコース、フラクトー
スなどのヘキソース類及びこれらの任意の混合物を挙げ
ることができる。かかる糖類の添加量としては、乾燥果
実に対して約0.1〜20重量%、好ましくは約0.5〜10重量
%の如き添加量を例示することができる。又かかるアミ
ノ酸類及び糖類の混合物を使用してもよく、その混合比
は重量比で0.01:1〜10:1が好ましく、殊に好ましくは0.
5:1〜4:1である。かかる混合物の添加量は、乾燥果実に
対して0.001〜30重量%である。
ース等のペントース類、或いはグルコース、フラクトー
スなどのヘキソース類及びこれらの任意の混合物を挙げ
ることができる。かかる糖類の添加量としては、乾燥果
実に対して約0.1〜20重量%、好ましくは約0.5〜10重量
%の如き添加量を例示することができる。又かかるアミ
ノ酸類及び糖類の混合物を使用してもよく、その混合比
は重量比で0.01:1〜10:1が好ましく、殊に好ましくは0.
5:1〜4:1である。かかる混合物の添加量は、乾燥果実に
対して0.001〜30重量%である。
上記熟成処理中、品温のコントロールは殊に重要で、
品温が約70℃を超えると果実に焦げ臭乃至日焼け臭等の
異臭を生じ易く、また品温が45℃を下回った場合には、
熟成処理中に果実が腐敗する原因となるので避けること
が好ましい。
品温が約70℃を超えると果実に焦げ臭乃至日焼け臭等の
異臭を生じ易く、また品温が45℃を下回った場合には、
熟成処理中に果実が腐敗する原因となるので避けること
が好ましい。
熟成処理した果実は、次いで水を用いて抽出処理す
る。その際必要に応じて細片することもできる。かかる
抽出処理の条件は、任意に選択することができるが、一
般的には熟成処理済みの乾燥果実1重量部に対して水を
約3〜100重量部、好ましくは約5〜20重量部加え、約1
0〜110℃、好ましくは約50〜100℃の温度で約1〜50時
間撹拌する如き条件を例示することができる。
る。その際必要に応じて細片することもできる。かかる
抽出処理の条件は、任意に選択することができるが、一
般的には熟成処理済みの乾燥果実1重量部に対して水を
約3〜100重量部、好ましくは約5〜20重量部加え、約1
0〜110℃、好ましくは約50〜100℃の温度で約1〜50時
間撹拌する如き条件を例示することができる。
上記抽出溶媒としての水には、少量のアルコール、グ
リコール、ケトン、エーテルなどを加えたものであって
も差し支えがない。
リコール、ケトン、エーテルなどを加えたものであって
も差し支えがない。
抽出終了後、約30℃以下に冷却し、瀘過、遠心分離等
の任意の分離手段により不溶性の固形分を分離除去し、
分離液を得るが、この際、所望により珪藻土、セルロー
ス粉末などの濾過助剤を使用して清澄な抽出液とするこ
ともできる。或いはまた、得られた抽出液又はその清澄
化液に、セルラーゼ、ペクチナーゼ、ヘキセルラーゼ、
タンナーゼ等の酵素を添加し、それぞれの酵素の最適p
H、温度、時間によって酵素処理し、更に殺菌と酵素の
失活を兼ねて例えば、約85〜95℃で約1〜30分間加熱処
理することができる。
の任意の分離手段により不溶性の固形分を分離除去し、
分離液を得るが、この際、所望により珪藻土、セルロー
ス粉末などの濾過助剤を使用して清澄な抽出液とするこ
ともできる。或いはまた、得られた抽出液又はその清澄
化液に、セルラーゼ、ペクチナーゼ、ヘキセルラーゼ、
タンナーゼ等の酵素を添加し、それぞれの酵素の最適p
H、温度、時間によって酵素処理し、更に殺菌と酵素の
失活を兼ねて例えば、約85〜95℃で約1〜30分間加熱処
理することができる。
酵素処理後、約30℃以下に冷却し、前記のごとき濾過
助剤を加えて、瀘過、遠心分離等によって清澄化処理を
行う。得られた瀘液は次いで減圧条件下に、例えば、Br
ix約50〜80゜まで濃縮し、常法により殺菌することによ
って本発明の乾燥果実エキスを得ることができる。
助剤を加えて、瀘過、遠心分離等によって清澄化処理を
行う。得られた瀘液は次いで減圧条件下に、例えば、Br
ix約50〜80゜まで濃縮し、常法により殺菌することによ
って本発明の乾燥果実エキスを得ることができる。
また、本発明においては、前記抽出に先立って、所望
により、レーズン、かりん、カキ等の渋味を有する乾燥
果実にあっては、例えば、エタノール等に浸漬処理する
ことにより渋味の原因物質であるポリフェノール類を不
溶化せしめるか、またはタンナーゼ処理を行うことによ
って、エキスの呈味を一層改善することができる。
により、レーズン、かりん、カキ等の渋味を有する乾燥
果実にあっては、例えば、エタノール等に浸漬処理する
ことにより渋味の原因物質であるポリフェノール類を不
溶化せしめるか、またはタンナーゼ処理を行うことによ
って、エキスの呈味を一層改善することができる。
さらに、本発明によって得られる乾燥果実エキスは、
所望により澱粉、加工澱粉、デキストリン、サイクロデ
キストリン、アラビアガム、ダイエタリーファイバーそ
の他の天然又は合成の糊料を配合し,常法により噴霧乾
燥、凍結乾または真空乾燥などの手段により粉末化する
ことができる。
所望により澱粉、加工澱粉、デキストリン、サイクロデ
キストリン、アラビアガム、ダイエタリーファイバーそ
の他の天然又は合成の糊料を配合し,常法により噴霧乾
燥、凍結乾または真空乾燥などの手段により粉末化する
ことができる。
本発明によって得られる乾燥果実エキスはそのまま或
いは可食性溶媒などの媒体と混合して香味変調剤として
利用することができる。その場合の乾燥果実エキスの添
加量は約0.01〜50重量%、好ましくは約0.1〜10重量%
の如き添加量を挙げることができる。
いは可食性溶媒などの媒体と混合して香味変調剤として
利用することができる。その場合の乾燥果実エキスの添
加量は約0.01〜50重量%、好ましくは約0.1〜10重量%
の如き添加量を挙げることができる。
本発明によって得られる乾燥果実エキスは、保健飲
料、炭酸飲料、果実飲料などの飲料類;アイスキャンデ
ィー、シャーベット、アイスクリーム等の冷菓類;キャ
ンディー、和菓子、洋菓子類;各種調味料及びソース
類;ジャム、フルーツプレザーブ等の果汁・果肉加工
品、医薬品及びそのシロップ類;リキュール類;たばこ
等に好適に配合することができ、かくすることにより、
これら飲食品、医薬品及びたばこ等にこくのある芳醇な
風味を付与することができる。殊に、たばこに配合した
場合には、従来法によって得られたエキスを配合した場
合の欠点即ち、渋味、辛味、酸味および刺激の強さが和
らげられ、且つ煙の粗さが緩和されて、現代の嗜好の主
流である明るさ、軽さを伴ったマイルドな香喫味を有す
る高級感のあるタバコが得られる。
料、炭酸飲料、果実飲料などの飲料類;アイスキャンデ
ィー、シャーベット、アイスクリーム等の冷菓類;キャ
ンディー、和菓子、洋菓子類;各種調味料及びソース
類;ジャム、フルーツプレザーブ等の果汁・果肉加工
品、医薬品及びそのシロップ類;リキュール類;たばこ
等に好適に配合することができ、かくすることにより、
これら飲食品、医薬品及びたばこ等にこくのある芳醇な
風味を付与することができる。殊に、たばこに配合した
場合には、従来法によって得られたエキスを配合した場
合の欠点即ち、渋味、辛味、酸味および刺激の強さが和
らげられ、且つ煙の粗さが緩和されて、現代の嗜好の主
流である明るさ、軽さを伴ったマイルドな香喫味を有す
る高級感のあるタバコが得られる。
本発明の乾燥果実エキスの飲食品、医薬品などに対す
る配合量は任意に選択することができるが、例えば、飲
食品に対して一般的には約0.5〜50重量%、好ましく
は、約1〜30重量%の如き配合量を例示することができ
る。又、たばこに対する添加量としては、例えば、約0.
005〜5重量%、好ましくは約0.01〜0.5重量%の如き添
加量を例示することができる。
る配合量は任意に選択することができるが、例えば、飲
食品に対して一般的には約0.5〜50重量%、好ましく
は、約1〜30重量%の如き配合量を例示することができ
る。又、たばこに対する添加量としては、例えば、約0.
005〜5重量%、好ましくは約0.01〜0.5重量%の如き添
加量を例示することができる。
上記の如き飲食品、医薬品及びタバコ等には、本発明
の乾燥果実エキスのほかに、従来公知の方法によって得
られる乾燥果実エキス、天然動植物エキス類等の他の香
気香味成分を配合できることはいうまでもない。
の乾燥果実エキスのほかに、従来公知の方法によって得
られる乾燥果実エキス、天然動植物エキス類等の他の香
気香味成分を配合できることはいうまでもない。
以下実施例により本発明の具体的態様について更に詳
しく説明する。
しく説明する。
[実施例] 実施例1 乾燥カリン粗砕物100g(水分17%)をジャケット付き
密閉容器に入れ、相対湿度約90〜95%、品温約50〜55℃
で2週間保持して熟成させた。この熟成処理カリンに水
1000gを加え、80〜85℃で1時間加熱撹拌して抽出を行
った。抽出後約30℃まで冷却し、遠心分離及び珪藻土瀘
過を行い、得られた清澄瀘液を減圧濃縮してBrix60゜の
カリンエキス40gを得た(本発明品1)。
密閉容器に入れ、相対湿度約90〜95%、品温約50〜55℃
で2週間保持して熟成させた。この熟成処理カリンに水
1000gを加え、80〜85℃で1時間加熱撹拌して抽出を行
った。抽出後約30℃まで冷却し、遠心分離及び珪藻土瀘
過を行い、得られた清澄瀘液を減圧濃縮してBrix60゜の
カリンエキス40gを得た(本発明品1)。
比較例1 実施例1において乾燥カリン粗砕物を熟成処理するこ
となくそのまま用いたほかは、実施例1と同一条件にて
抽出し、カリンエキス38gを得た(比較品1)。
となくそのまま用いたほかは、実施例1と同一条件にて
抽出し、カリンエキス38gを得た(比較品1)。
参考例1 実施例1及び比較例1で得られたカリンエキスに適量
の水を加え、国内産バーレー種タバコ葉に本発明品1及
び比較品1をそれぞれスプレー加香し、0.1%加香品を
調製した。両者を一定時間同一条件下に静置してなじま
せた後、官能検査に供試した。官能検査は、専門パネル
20人により行い、喫味及びくせ、嫌味について2点識別
試験法により比較評価を行った。その結果は第1表のと
おりであった。
の水を加え、国内産バーレー種タバコ葉に本発明品1及
び比較品1をそれぞれスプレー加香し、0.1%加香品を
調製した。両者を一定時間同一条件下に静置してなじま
せた後、官能検査に供試した。官能検査は、専門パネル
20人により行い、喫味及びくせ、嫌味について2点識別
試験法により比較評価を行った。その結果は第1表のと
おりであった。
表1の結果から明らかな通り、本発明品1を添加した
ものは、はタバコ喫味上の悪癖即ち渋味、辛味、刺激、
酸味及び青生臭み等が除去され、タバコに芳醇な香りを
賦与し、高級感があり嗜好性の高い喫味に改善された
が、従来法によって得られた比較品1を添加したもの
は、タバコ葉の欠点をマスキングしきれず、これら総て
の点において劣っていた。
ものは、はタバコ喫味上の悪癖即ち渋味、辛味、刺激、
酸味及び青生臭み等が除去され、タバコに芳醇な香りを
賦与し、高級感があり嗜好性の高い喫味に改善された
が、従来法によって得られた比較品1を添加したもの
は、タバコ葉の欠点をマスキングしきれず、これら総て
の点において劣っていた。
実施例2 プルーンの乾燥果実粗砕物100gを密閉容器に容れ、湿
度90〜95%、温度50〜55%で5日間熟成させた。この熟
成処理物に水300gを加え、約80〜90℃で1時間抽出した
後冷却し、遠心分離、珪藻土濾過を行って不溶物を除去
し、次いで減圧濃縮してBrix70゜のプルーンエキス85g
を得た(本発明品2)。
度90〜95%、温度50〜55%で5日間熟成させた。この熟
成処理物に水300gを加え、約80〜90℃で1時間抽出した
後冷却し、遠心分離、珪藻土濾過を行って不溶物を除去
し、次いで減圧濃縮してBrix70゜のプルーンエキス85g
を得た(本発明品2)。
比較例2 実施例2において,プルーンの熟成処理を省略したほ
かはすべて実施例2と同一の条件で抽出を行い、Brix70
゜のプルーンエキス81gを得た(比較品2)。
かはすべて実施例2と同一の条件で抽出を行い、Brix70
゜のプルーンエキス81gを得た(比較品2)。
参考例2 実施例2及び比較例2で得られたプルーンエキスを参
考例1と同様に、タバコに0.1%加香し、パネル20名を
使って官能比較した結果、本発明品2は、比較品2に比
べて苦味、渋味がなく酸味も和らげられ、芳醇でしかも
濃厚な風味を有し、嗜好性が著しく改善されたと判定さ
れた。
考例1と同様に、タバコに0.1%加香し、パネル20名を
使って官能比較した結果、本発明品2は、比較品2に比
べて苦味、渋味がなく酸味も和らげられ、芳醇でしかも
濃厚な風味を有し、嗜好性が著しく改善されたと判定さ
れた。
実施例3 乾燥ナツメヤシ粗砕物100g(水分28%)をジャケット
付き密閉容器に容れ、相対湿度90〜95%、品温約50〜55
℃で1週間保持して熟成させた。
付き密閉容器に容れ、相対湿度90〜95%、品温約50〜55
℃で1週間保持して熟成させた。
この熟成処理ナツメヤシにグリセリン濃度10重量%の
グリセリン水溶液800gを加え、50〜55℃で2日間浸漬抽
出を行った。抽出後約40℃まで冷却し、晒布瀘過により
不溶性固形物を除き、得られた分離液にスクラーゼN
(三共製薬)を0.1g添加し、40〜45℃で2時間酵素処理
を行った。
グリセリン水溶液800gを加え、50〜55℃で2日間浸漬抽
出を行った。抽出後約40℃まで冷却し、晒布瀘過により
不溶性固形物を除き、得られた分離液にスクラーゼN
(三共製薬)を0.1g添加し、40〜45℃で2時間酵素処理
を行った。
次いでこの酵素処理液を90〜95℃で10分間加熱処理
し、酵素の失活と同時に殺菌処理を行った。30℃以下ま
で冷却後、珪藻土を瀘過助剤として吸引瀘過を行い清澄
な瀘液を得、この瀘液を減圧濃縮してBrix70゜のナツメ
ヤシエキス32gを得た(本発明品3)。
し、酵素の失活と同時に殺菌処理を行った。30℃以下ま
で冷却後、珪藻土を瀘過助剤として吸引瀘過を行い清澄
な瀘液を得、この瀘液を減圧濃縮してBrix70゜のナツメ
ヤシエキス32gを得た(本発明品3)。
比較例3 実施例3において、ナツメヤシの熟成処理を省略した
ほかはすべて実施例3と同一の条件でナツメヤシを抽出
し、酵素処理、濃縮を行って、Brix70゜のナツメヤシエ
キス28gを得た(比較品3)。
ほかはすべて実施例3と同一の条件でナツメヤシを抽出
し、酵素処理、濃縮を行って、Brix70゜のナツメヤシエ
キス28gを得た(比較品3)。
参考例3 実施例3及び比較例3で得られたナツメヤシエキスを
ドロップに賦香し、参考例1に準じて20名のパネルによ
り官能評価を行った。
ドロップに賦香し、参考例1に準じて20名のパネルによ
り官能評価を行った。
(ドロップの調製) グラニュー糖120g、水飴(固形分85%)95g、水50gを
鍋に入れ加熱熔融し、約145℃で煮詰めた。加熱を止
め、品温130〜135℃になったところでナツメヤシエキス
(本発明品3または比較品3)2gを加え均一に混合後、
型に流して冷却固化した。
鍋に入れ加熱熔融し、約145℃で煮詰めた。加熱を止
め、品温130〜135℃になったところでナツメヤシエキス
(本発明品3または比較品3)2gを加え均一に混合後、
型に流して冷却固化した。
(官能評価) よく訓練された男女各10名、合計20名のパネルを使っ
て、2点比較法により上記ドロップの風味、嗜好性につ
いて評価した結果、全員が本発明品3は比較品3に比べ
て苦味,渋味がなくナツメヤシ特有の芳醇で且つ重厚な
風味を有し、嗜好性が著しく改善されたと判定した。
て、2点比較法により上記ドロップの風味、嗜好性につ
いて評価した結果、全員が本発明品3は比較品3に比べ
て苦味,渋味がなくナツメヤシ特有の芳醇で且つ重厚な
風味を有し、嗜好性が著しく改善されたと判定した。
実施例4 レーズン粗砕物100g(水分11%)にスレオニン0.5g、
バリン0.25g及びグルコース2gを添加し、さらに水18.7g
を加え、均一に混合溶解して水分25%のレーズンペース
トを調製した。このペーストをジャケット付き密閉容器
に容れ、相対湿度90〜95%、品温約50〜55℃で2週間保
持して熟成させた。この熟成処理レーズンにプロピレン
グリコール濃度10重量%のプロピレングリコール水溶液
800gを加え、50〜55℃で2日間浸漬抽出を行った。抽出
後約40℃まで冷却し、晒布瀘過により不溶性固形物を除
き、得られた分離液にスクラーゼN(三共製薬)0.1gを
添加し、40〜45℃で2時間酵素処理を行った。
バリン0.25g及びグルコース2gを添加し、さらに水18.7g
を加え、均一に混合溶解して水分25%のレーズンペース
トを調製した。このペーストをジャケット付き密閉容器
に容れ、相対湿度90〜95%、品温約50〜55℃で2週間保
持して熟成させた。この熟成処理レーズンにプロピレン
グリコール濃度10重量%のプロピレングリコール水溶液
800gを加え、50〜55℃で2日間浸漬抽出を行った。抽出
後約40℃まで冷却し、晒布瀘過により不溶性固形物を除
き、得られた分離液にスクラーゼN(三共製薬)0.1gを
添加し、40〜45℃で2時間酵素処理を行った。
次いでこの酵素処理液を90〜95℃で10分間加熱処理
し、酵素の失活と同時に殺菌処理を行った。30℃以下ま
で冷却後、珪藻土を瀘過助剤として吸引瀘過を行い清澄
な瀘液を得、この瀘液を減圧濃縮してBrix70゜のレーズ
ンエキス76gを得た(本発明品4)。
し、酵素の失活と同時に殺菌処理を行った。30℃以下ま
で冷却後、珪藻土を瀘過助剤として吸引瀘過を行い清澄
な瀘液を得、この瀘液を減圧濃縮してBrix70゜のレーズ
ンエキス76gを得た(本発明品4)。
比較例4 実施例4においてレーズンの熟成処理を省略したほか
は総て実施例4と同一条件によって行い、Brix70゜のレ
ーズンエキス70gを得た(比較品4) 参考例4 実施例4及び参考例4で得られたレーズンエキスを参
考例3と同様にドロップに賦香し、20名のパネルを使っ
て官能評価を行った。その結果、本発明品4は、比較品
4に比べて酸味が和らげられ、レーズン特有の甘く芳醇
な芳香が著しく強まり、且つ濃厚で嗜好性に優れた風味
に改善されたと判定された。これに対し比較品4は日向
臭及び蒸れた酸臭が残り好ましくないと判定された。
は総て実施例4と同一条件によって行い、Brix70゜のレ
ーズンエキス70gを得た(比較品4) 参考例4 実施例4及び参考例4で得られたレーズンエキスを参
考例3と同様にドロップに賦香し、20名のパネルを使っ
て官能評価を行った。その結果、本発明品4は、比較品
4に比べて酸味が和らげられ、レーズン特有の甘く芳醇
な芳香が著しく強まり、且つ濃厚で嗜好性に優れた風味
に改善されたと判定された。これに対し比較品4は日向
臭及び蒸れた酸臭が残り好ましくないと判定された。
[発明の効果] 本発明によって、乾燥果実を高湿度条件下に加熱熟成
処理することにより、乾燥果実の濃厚感、熟成感及び高
級感のある香味が著しく強化される。かかる効果は、乾
燥果実をそのまま抽出処理していた従来提案のエキスが
特有のひなた臭、かび臭、酸臭或いは苦味、渋味等を有
していたことに比較すると画期的な効果である。
処理することにより、乾燥果実の濃厚感、熟成感及び高
級感のある香味が著しく強化される。かかる効果は、乾
燥果実をそのまま抽出処理していた従来提案のエキスが
特有のひなた臭、かび臭、酸臭或いは苦味、渋味等を有
していたことに比較すると画期的な効果である。
本発明によって得られる乾燥果実エキスは、飲料類、
冷果類、菓子類、調味料及びソース類、果汁・果肉加工
品、医薬品類、リキュール類;たばこ等に好適に配合す
ることができ、これら飲食品、医薬品及びたばこ等に厭
味がなく、且つ、こくのある芳醇な風味を付与すること
ができる。
冷果類、菓子類、調味料及びソース類、果汁・果肉加工
品、医薬品類、リキュール類;たばこ等に好適に配合す
ることができ、これら飲食品、医薬品及びたばこ等に厭
味がなく、且つ、こくのある芳醇な風味を付与すること
ができる。
殊に、たばこに配合した場合には、従来法によって得
られたエキスを配合した場合の欠点即ち、渋味、辛味、
酸味および刺激の強さが和らげられ、且つ煙の粗さが緩
和されて、現代の嗜好の主流である明るさ、軽さを伴っ
たマイルドな香喫味を有する高級感のあるタバコが得ら
れる。
られたエキスを配合した場合の欠点即ち、渋味、辛味、
酸味および刺激の強さが和らげられ、且つ煙の粗さが緩
和されて、現代の嗜好の主流である明るさ、軽さを伴っ
たマイルドな香喫味を有する高級感のあるタバコが得ら
れる。
さらに本発明によれば、上記の如き乾燥果実エキスを
香味変調剤として香料組成物に配合することにより、乾
燥果実の濃厚感、熟成感及び高級感のある香味を賦与強
化された香料組成物を提供することができる。
香味変調剤として香料組成物に配合することにより、乾
燥果実の濃厚感、熟成感及び高級感のある香味を賦与強
化された香料組成物を提供することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A24B 3/12 A24B 3/12 C A61K 35/78 A61K 35/78 Y 47/46 47/46 L C12G 3/04 C12G 3/04
Claims (2)
- 【請求項1】乾燥果実またはその細片を水系溶媒で抽出
して乾燥果実エキスを調製するに際し、該乾燥果実また
はその細片を予め相対湿度80〜100%、品温45〜70℃の
条件下に1日〜1ヶ月間保持して熟成させることを特徴
とする乾燥果実エキスの製造方法。 - 【請求項2】乾燥果実またはその細片を予め相対湿度80
〜100%、品温45〜70℃の条件下に1日〜1ヶ月間保持
して熟成せしめ、しかる後水系溶媒で抽出して得られた
乾燥果実エキスを有効成分として含有した香味変調剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13479189A JP2613652B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 乾燥果実エキスの製造方法及び香味変調剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13479189A JP2613652B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 乾燥果実エキスの製造方法及び香味変調剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH034766A JPH034766A (ja) | 1991-01-10 |
JP2613652B2 true JP2613652B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=15136629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13479189A Expired - Fee Related JP2613652B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 乾燥果実エキスの製造方法及び香味変調剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2613652B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009296941A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | National Research Inst Of Brewing | 酒類の製造方法 |
EP2767176B1 (en) * | 2011-10-12 | 2018-08-15 | Japan Tobacco, Inc. | Method for augmenting component providing smoking flavor for tobacco product, tobacco raw material, cigarette, and cigar |
JP5618277B2 (ja) * | 2012-11-22 | 2014-11-05 | 独立行政法人酒類総合研究所 | 酒類の製造方法 |
JP6315767B2 (ja) * | 2013-12-10 | 2018-04-25 | 長谷川香料株式会社 | 果実風味飲食品用呈味改善剤 |
JP6595179B2 (ja) * | 2014-12-16 | 2019-10-23 | 麒麟麦酒株式会社 | ボディ感が付与された低アルコール飲料 |
KR102326389B1 (ko) * | 2020-11-30 | 2021-11-15 | 주식회사 디엠코리아 | 콜로이드밀을 이용한 건포도 콜로이드 페이스트 및 소스와 그 제조방법 |
CN113712238B (zh) * | 2021-09-03 | 2023-03-10 | 福建中烟工业有限责任公司 | 珊瑚藻酶解产物的制备及其在卷烟中的应用 |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP13479189A patent/JP2613652B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH034766A (ja) | 1991-01-10 |
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