JP2613640B2 - 鋼管杭の継杭方法 - Google Patents
鋼管杭の継杭方法Info
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- JP2613640B2 JP2613640B2 JP25695688A JP25695688A JP2613640B2 JP 2613640 B2 JP2613640 B2 JP 2613640B2 JP 25695688 A JP25695688 A JP 25695688A JP 25695688 A JP25695688 A JP 25695688A JP 2613640 B2 JP2613640 B2 JP 2613640B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は土木、建築、海洋構造物等の分野に用いる鋼
管杭の継杭方法に関する。
管杭の継杭方法に関する。
[従来の技術] 鋼管杭は、構造材としての優れた機能を買われ、土
木、建築、海洋構造物等の分野において、多量に使用さ
れている。
木、建築、海洋構造物等の分野において、多量に使用さ
れている。
ところで、該鋼管杭は製造や輸送の制約条件から、寸
法的に制限があるため、使用に際しては溶接するか、又
は補強材を使ってボルトまたはリベット止めする手段を
採用する。
法的に制限があるため、使用に際しては溶接するか、又
は補強材を使ってボルトまたはリベット止めする手段を
採用する。
しかし、該鋼管杭の溶接接合は、高度な技術と設備が
必要であるため現地作業の場合、コスト高になり、また
気象条件によって施工が困難になるなどの課題がある。
必要であるため現地作業の場合、コスト高になり、また
気象条件によって施工が困難になるなどの課題がある。
また、補強材を使ってボルトまたはリベット止めする
手段も、事前の加工や作業に多くの人手を必要とし、接
合費が割高になり易く、さらに接合部の防錆などに、か
なりの費用がかかるなどの問題点があることから、鋼管
杭の接合において、充填接着材を利用する方法が開発さ
れ、また本発明者等も地滑り防止鋼管杭の建込みにおい
て、改良された接合方法即ち鋼管杭の継手部に径大な円
筒状スリーブを配し、鋼管杭外周と該径大円筒状スリー
ブ内周との間隙に充填固化材を注入する方法を開発し、
コスト切り下げに成功した。
手段も、事前の加工や作業に多くの人手を必要とし、接
合費が割高になり易く、さらに接合部の防錆などに、か
なりの費用がかかるなどの問題点があることから、鋼管
杭の接合において、充填接着材を利用する方法が開発さ
れ、また本発明者等も地滑り防止鋼管杭の建込みにおい
て、改良された接合方法即ち鋼管杭の継手部に径大な円
筒状スリーブを配し、鋼管杭外周と該径大円筒状スリー
ブ内周との間隙に充填固化材を注入する方法を開発し、
コスト切り下げに成功した。
その改良された接合方法を、第8図〜第10図の概略断
面図に従って説明する。
面図に従って説明する。
第8図に示すように、基礎地盤1の上にすべり土塊2
があり、その境界がすべり面3になっている。
があり、その境界がすべり面3になっている。
地滑りを抑止するため、前記すべり土塊2および基礎
地盤1、すべり面3を貫通する竪坑4を穿設し、該竪坑
4の中に先行鋼管杭5、後行鋼管杭6を後述する径大円
筒形スリーブを使って充填固化手段により継杭しつつ挿
入したのち、前記先行・後行鋼管杭5,6の中および該先
行・後行鋼管杭5,6と竪坑4との間にコンクリート7a,7b
を充填し地滑り抑止鋼管杭8を構成する。
地盤1、すべり面3を貫通する竪坑4を穿設し、該竪坑
4の中に先行鋼管杭5、後行鋼管杭6を後述する径大円
筒形スリーブを使って充填固化手段により継杭しつつ挿
入したのち、前記先行・後行鋼管杭5,6の中および該先
行・後行鋼管杭5,6と竪坑4との間にコンクリート7a,7b
を充填し地滑り抑止鋼管杭8を構成する。
第9図は前記径大円筒形スリーブによる接合要領を示
すもので、先行鋼管杭5の後端にリング金物9を溶接
し、ついでスペーサー10を該リング金物9の上に載せ、
つぎにあらかじめ径大円筒形スリーブ11を仮止めしてお
いた後行鋼管杭6を、先行鋼管杭5に当接12するか、も
しくは当接後溶接したのち、径大円筒形スリーブ11の仮
止めを外して、後行鋼管杭5に嵌め、前記スペーサー10
と径大円筒形スリーブ11の下端を嵌合すると、先行・後
行鋼管杭5,6と径大円筒形スリーブ11とは、たとえば2
〜5mm程度に設定した間隙13を保つことが出来る。
すもので、先行鋼管杭5の後端にリング金物9を溶接
し、ついでスペーサー10を該リング金物9の上に載せ、
つぎにあらかじめ径大円筒形スリーブ11を仮止めしてお
いた後行鋼管杭6を、先行鋼管杭5に当接12するか、も
しくは当接後溶接したのち、径大円筒形スリーブ11の仮
止めを外して、後行鋼管杭5に嵌め、前記スペーサー10
と径大円筒形スリーブ11の下端を嵌合すると、先行・後
行鋼管杭5,6と径大円筒形スリーブ11とは、たとえば2
〜5mm程度に設定した間隙13を保つことが出来る。
つぎに、前記径大円筒形スリーブ11の下端に設けた注
入孔14にホース15を接続し、充填固化材供給装置16から
前記間隙13に充填固化材を注入する。
入孔14にホース15を接続し、充填固化材供給装置16から
前記間隙13に充填固化材を注入する。
該注入に際して充填固化材の充填を確実にするため、
径大円筒形スリーブ11の上端に余盛り装置17を取付け
て、充填固化材18の充填状況を監視する。
径大円筒形スリーブ11の上端に余盛り装置17を取付け
て、充填固化材18の充填状況を監視する。
また、径大円筒形スリーブ11の傾きを少なくするた
め、該径大円筒形スリーブ11の上端部内側にスペーサー
19を挿入する。
め、該径大円筒形スリーブ11の上端部内側にスペーサー
19を挿入する。
前記方法は、従来法のような熟練がいらず、作業が簡
単で継杭費用が低額で済み、そのうえ接合個所の機械的
強度が高いと云う利益が有る。
単で継杭費用が低額で済み、そのうえ接合個所の機械的
強度が高いと云う利益が有る。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは、前記充填固化材を用いる継杭方法を実
施した結果所定の成果をおさめたが、先行・後行鋼管杭
より直径の大きい径大円筒形スリーブを用いるため、直
径の大きい竪坑を掘削せねばならぬ場合があり、また礫
質や玉石交じりの地盤へ適用する場合には特に掘削費用
が高くなると云う課題が有ることが判った。
施した結果所定の成果をおさめたが、先行・後行鋼管杭
より直径の大きい径大円筒形スリーブを用いるため、直
径の大きい竪坑を掘削せねばならぬ場合があり、また礫
質や玉石交じりの地盤へ適用する場合には特に掘削費用
が高くなると云う課題が有ることが判った。
即ち、第10図に示すように、地滑り抑止鋼管杭8の径
T1より、径の大きい径大円筒形スリーブT2を用いるの
で、竪坑の径T3をかなり大きくせねばならず、そのため
掘削費用が嵩み、経済的に不利になると云う課題があ
る。
T1より、径の大きい径大円筒形スリーブT2を用いるの
で、竪坑の径T3をかなり大きくせねばならず、そのため
掘削費用が嵩み、経済的に不利になると云う課題があ
る。
また、地滑り抑止鋼管杭に限らず、接合個所の径が大
きくなることはいろいろな用途において不利であり、た
とえば梁や補強部材の取り付けなどに支障となる場合が
多い。
きくなることはいろいろな用途において不利であり、た
とえば梁や補強部材の取り付けなどに支障となる場合が
多い。
本発明の目的は、鋼管杭の継杭方法において、鋼管杭
自身の直径より接合個所の径が大きくならず、かつ接合
個所の機械的強度が高く、さらに継杭費用の低廉な方法
を提供することにある。
自身の直径より接合個所の径が大きくならず、かつ接合
個所の機械的強度が高く、さらに継杭費用の低廉な方法
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は前記課題を解決し、目的を達成するため、管
端をそれぞれ印篭継手に形成した上・下鋼管杭を逐次継
手接合しつつ建込みを行う鋼管杭の継杭方法において、
あらかじめ後端内壁に溶着したスリーブ支持金物を有す
る先行鋼管杭の後端に、両端部にシールリングを周設し
た設定長さの径小円筒形スリーブを前記スリーブ支持金
物に当接するまで内挿し、ついで前記径小円筒形スリー
ブをガイドとして後行鋼管杭を継手嵌合したのち、先行
もしくは後行鋼管杭の管壁に穿設した注入孔から前記上
・下鋼管杭内壁と円筒形スリーブ外周面との間隙に、充
填固化材を充填し継手接合を行う鋼管杭の継杭方法を提
供するとともに、前記方法において、両端部周面に穿設
した輪状溝にシールリングを嵌着している径小円筒形ス
リーブを用いる方法である。
端をそれぞれ印篭継手に形成した上・下鋼管杭を逐次継
手接合しつつ建込みを行う鋼管杭の継杭方法において、
あらかじめ後端内壁に溶着したスリーブ支持金物を有す
る先行鋼管杭の後端に、両端部にシールリングを周設し
た設定長さの径小円筒形スリーブを前記スリーブ支持金
物に当接するまで内挿し、ついで前記径小円筒形スリー
ブをガイドとして後行鋼管杭を継手嵌合したのち、先行
もしくは後行鋼管杭の管壁に穿設した注入孔から前記上
・下鋼管杭内壁と円筒形スリーブ外周面との間隙に、充
填固化材を充填し継手接合を行う鋼管杭の継杭方法を提
供するとともに、前記方法において、両端部周面に穿設
した輪状溝にシールリングを嵌着している径小円筒形ス
リーブを用いる方法である。
更に本発明は管端をそれぞれ印篭継手に形成した上・
下鋼管杭を逐次継手接合しつつ建込みを行う鋼管杭の継
杭方法において、あらかじめ先行鋼管杭の後端内壁にス
リーブ支持金物を溶着したのち、該スリーブ支持金物上
にシールリングを載置し、ついで設定長さの径小円筒形
スリーブを前記シールリングを介してスリーブ支持金物
に当接するまで内挿し、ついで前記径小円筒形スリーブ
をガイドとして後行鋼管杭を継手嵌合したのち、先行も
しくは後行鋼管杭の管壁に穿設した注入孔から前記上・
下鋼管杭内壁と円筒形スリーブ外周面との間隙に充填固
化材を充填し継手接合を行う鋼管杭の継杭方法を提供
し、加えて、前記方法において外周面にスペーサー突起
を有する径小円筒形スリーブを用いる方法と、それぞれ
の当接面が嵌合自在な印篭継手に形成されている径小円
筒形スリーブおよびスリーブ支持金物を用いる継杭方法
と、先行又は後行鋼管杭の管壁に穿設されている注入孔
にあらかじめ、逆止弁注入具を装着しておき、充填固化
材の充填を行う方法、さらに前記後行鋼管杭の管壁に穿
設された貫通孔に装着した充填度表示具を介して充填固
化材の充填度を観測しつつ充填する方法を提供するもの
である。
下鋼管杭を逐次継手接合しつつ建込みを行う鋼管杭の継
杭方法において、あらかじめ先行鋼管杭の後端内壁にス
リーブ支持金物を溶着したのち、該スリーブ支持金物上
にシールリングを載置し、ついで設定長さの径小円筒形
スリーブを前記シールリングを介してスリーブ支持金物
に当接するまで内挿し、ついで前記径小円筒形スリーブ
をガイドとして後行鋼管杭を継手嵌合したのち、先行も
しくは後行鋼管杭の管壁に穿設した注入孔から前記上・
下鋼管杭内壁と円筒形スリーブ外周面との間隙に充填固
化材を充填し継手接合を行う鋼管杭の継杭方法を提供
し、加えて、前記方法において外周面にスペーサー突起
を有する径小円筒形スリーブを用いる方法と、それぞれ
の当接面が嵌合自在な印篭継手に形成されている径小円
筒形スリーブおよびスリーブ支持金物を用いる継杭方法
と、先行又は後行鋼管杭の管壁に穿設されている注入孔
にあらかじめ、逆止弁注入具を装着しておき、充填固化
材の充填を行う方法、さらに前記後行鋼管杭の管壁に穿
設された貫通孔に装着した充填度表示具を介して充填固
化材の充填度を観測しつつ充填する方法を提供するもの
である。
[作用] 本発明は径小円筒形スリーブを鋼管杭の内側に装着
し、接合するので、接合部の径は鋼管杭と同径となり、
地滑り抑止鋼管杭のような用途において掘削費が低額で
すみ、また地中建築物の構築などの際の梁や補強材取り
付けにおいて、従来のように径大な接合部のため、特殊
な加工をする必要がなく、経済的な構築が可能となる。
し、接合するので、接合部の径は鋼管杭と同径となり、
地滑り抑止鋼管杭のような用途において掘削費が低額で
すみ、また地中建築物の構築などの際の梁や補強材取り
付けにおいて、従来のように径大な接合部のため、特殊
な加工をする必要がなく、経済的な構築が可能となる。
また、径小円筒形スリーブは両端部にシールリングを
有しているので、先・後行鋼管杭に挿入した時点で、該
先・後行鋼管杭内面と前記径小円筒形スリーブ外面との
間隙がシールされ、密閉された空間即ち充填固化材の注
入可能な空間(単に間隙とも云う)が構成される。
有しているので、先・後行鋼管杭に挿入した時点で、該
先・後行鋼管杭内面と前記径小円筒形スリーブ外面との
間隙がシールされ、密閉された空間即ち充填固化材の注
入可能な空間(単に間隙とも云う)が構成される。
さらに、先・後行鋼管杭の管壁には、あらかじめ充填
固化材の注入孔が穿設されており、該注入孔に充填固化
材注入用のホースの装着するのみで、充填固化材の注入
が実施出来るため、熟練が必要で無く、かつ作業時間も
極めて少なくて済む。
固化材の注入孔が穿設されており、該注入孔に充填固化
材注入用のホースの装着するのみで、充填固化材の注入
が実施出来るため、熟練が必要で無く、かつ作業時間も
極めて少なくて済む。
さらに、径小円筒形スリーブの両端部周面に輪状溝を
穿設し、シールリングを嵌着する手段は、該シールリン
グの取り付けが容易で、かつ保持が確実なため、優れた
シール機能を発揮できる。
穿設し、シールリングを嵌着する手段は、該シールリン
グの取り付けが容易で、かつ保持が確実なため、優れた
シール機能を発揮できる。
また、あらかじめ先行鋼管杭の後端内壁にスリーブ支
持金物を溶着し、該スリーブ支持金物にシールリングを
載置し、径小円筒形スリーブを内挿する手段は、前記径
小円筒形スリーブに輪状溝のような加工を施す必要が無
いので、加工費が安くすむ利点がある。
持金物を溶着し、該スリーブ支持金物にシールリングを
載置し、径小円筒形スリーブを内挿する手段は、前記径
小円筒形スリーブに輪状溝のような加工を施す必要が無
いので、加工費が安くすむ利点がある。
さらに、該径小円筒形スリーブの外周面にスペーサー
突起を設ける構成を採用した場合は、偏心が完全に無く
なるので、接合部の機械的強度について偏りが無く、信
頼性が高い。
突起を設ける構成を採用した場合は、偏心が完全に無く
なるので、接合部の機械的強度について偏りが無く、信
頼性が高い。
また、それぞれの当接面が嵌合自在な印篭継手に形成
されている径小円筒形スリーブおよびスリーブ支持金物
を用いる場合は、当接するのみで芯合わせができるの
で、作業が極めて容易で有り、価格も安くてすむ利点が
ある。
されている径小円筒形スリーブおよびスリーブ支持金物
を用いる場合は、当接するのみで芯合わせができるの
で、作業が極めて容易で有り、価格も安くてすむ利点が
ある。
また、先・後行鋼管杭の注入孔に、あらかじめ逆止弁
注入具を装着する手段は、充填固化材注入用のホースと
の接合が容易で、かつ、充填固化材の逆流が無いので、
作業時間の著しい短縮と充填性の向上が図れる。
注入具を装着する手段は、充填固化材注入用のホースと
の接合が容易で、かつ、充填固化材の逆流が無いので、
作業時間の著しい短縮と充填性の向上が図れる。
また、後行鋼管杭に充填度表示具を装着する手段は、
充填固化材の充填具合の観測が容易、かつ確実に行なえ
るので、充填固化材の注入不足による事故の恐れが無
く、充填の信頼性を高めることが出来る。
充填固化材の充填具合の観測が容易、かつ確実に行なえ
るので、充填固化材の注入不足による事故の恐れが無
く、充填の信頼性を高めることが出来る。
本発明の方法は、径小円筒スリーブを先・後行鋼管杭
の接合部内側に装着するので、特に水平方向の作用力に
対する抵抗力が大きく、地滑り抑止鋼管杭などに利用し
た場合、その高機能によって、抑止効果を充分に発揮出
来る。
の接合部内側に装着するので、特に水平方向の作用力に
対する抵抗力が大きく、地滑り抑止鋼管杭などに利用し
た場合、その高機能によって、抑止効果を充分に発揮出
来る。
[実 施 例] 第1図は本発明にかかる継手接合部の概略断面図で、
先行鋼管杭5の後端縁5aと後行鋼管杭6の先端縁6bはそ
れぞれ印篭継手に形成されており、嵌合によって同径の
一体鋼管とするが、その接合手順は下記〜項の通り
である。
先行鋼管杭5の後端縁5aと後行鋼管杭6の先端縁6bはそ
れぞれ印篭継手に形成されており、嵌合によって同径の
一体鋼管とするが、その接合手順は下記〜項の通り
である。
先行鋼管杭5の後端内壁にあらかじめ冠形のスリーブ
支持金具20を溶着21しておき、建込み後、先・後行鋼管
杭5,6の内径より、やや小さい外径を有する径小円筒形
スリーブ22を該スリーブ支持金具20に当接するまで前記
先行鋼管杭5に内挿する。
支持金具20を溶着21しておき、建込み後、先・後行鋼管
杭5,6の内径より、やや小さい外径を有する径小円筒形
スリーブ22を該スリーブ支持金具20に当接するまで前記
先行鋼管杭5に内挿する。
つぎに、先行鋼管杭6を図示していないクレーン装
置によって吊り下げしつつ、径小円筒形スリーブ22をガ
イドとして先行鋼管杭5に継手嵌合するが、その場合必
要に応じて先行鋼管杭5と後行鋼管杭6とを簡単な溶接
方法によって接合しても良い。
置によって吊り下げしつつ、径小円筒形スリーブ22をガ
イドとして先行鋼管杭5に継手嵌合するが、その場合必
要に応じて先行鋼管杭5と後行鋼管杭6とを簡単な溶接
方法によって接合しても良い。
しかして、前記径小円筒形スリーブ22の両端部にはシ
ールリング23a,23bが周設されているので、先・後行鋼
管杭5,6と径小円筒形スリーブ22の間には密閉空間24が
形成される。
ールリング23a,23bが周設されているので、先・後行鋼
管杭5,6と径小円筒形スリーブ22の間には密閉空間24が
形成される。
先行鋼管杭5の管壁に穿設した注入孔25に逆止弁注入
具26を螺着し、充填固化材供給装置(図示せず)に接続
されたホース27を該逆止弁注入具26に接続する。
具26を螺着し、充填固化材供給装置(図示せず)に接続
されたホース27を該逆止弁注入具26に接続する。
後行鋼管杭6の管壁に穿設した貫通孔28に、取付プラ
グ29を備えた透明チューブ30からなる充填度表示具Dを
装着する。
グ29を備えた透明チューブ30からなる充填度表示具Dを
装着する。
つぎに、充填固化材供給装置から充填固化材を前記ホ
ース27、逆止弁注入具26を介して前記密閉空間24に圧入
充填する。
ース27、逆止弁注入具26を介して前記密閉空間24に圧入
充填する。
前記充填度表示具Dに充填固化材が進入し、その高さ
がシールリング23bの位置を超え、充填固化材の固化収
縮量を保証するに充分な高さに達した時点で、充填固化
材の圧入を停止する。
がシールリング23bの位置を超え、充填固化材の固化収
縮量を保証するに充分な高さに達した時点で、充填固化
材の圧入を停止する。
以上の手順により径小円筒形スリーブ22と先・後行鋼
管杭5,6は強固な一体物に接合される。
管杭5,6は強固な一体物に接合される。
なお、前記径小円筒形スリーブ22はシールリング23a,
23bによって芯合わせができるが、さらに径小円筒形ス
リーブ22の外周にスペーサーとして機能する突起31a〜3
1dを適宜に設けても良く、この場合芯合わせやガイド機
能がさらに向上する。
23bによって芯合わせができるが、さらに径小円筒形ス
リーブ22の外周にスペーサーとして機能する突起31a〜3
1dを適宜に設けても良く、この場合芯合わせやガイド機
能がさらに向上する。
また、第2図に示すように、それぞれの当接面22a,20
aが嵌合自在な印篭継手に形成されている径小円筒形ス
リーブ22およびスリーブ支持金物20を用いる場合は、前
述のとおり当接するのみで芯合わせができるので作業が
極めて容易で有り、価格も安くてすむ利点がある。
aが嵌合自在な印篭継手に形成されている径小円筒形ス
リーブ22およびスリーブ支持金物20を用いる場合は、前
述のとおり当接するのみで芯合わせができるので作業が
極めて容易で有り、価格も安くてすむ利点がある。
次に、第3図はシールリング23aを径小円筒形スリー
ブ22に穿設した輪状溝32に嵌着した状況を示す部分拡大
断面図で、シールリング23aは高分子化合物からなる弾
性リングを用いるが、特にゴム系の弾性リングが好適に
用いられる。
ブ22に穿設した輪状溝32に嵌着した状況を示す部分拡大
断面図で、シールリング23aは高分子化合物からなる弾
性リングを用いるが、特にゴム系の弾性リングが好適に
用いられる。
次に、第4図は先行鋼管杭5に溶着したスリーブ支持
金具20の概略斜視図で、上部に鋸歯状体33を設け、該鋸
歯状体33の上面34で径小円筒形スリーブ22(図示せず)
を支承する。
金具20の概略斜視図で、上部に鋸歯状体33を設け、該鋸
歯状体33の上面34で径小円筒形スリーブ22(図示せず)
を支承する。
溶接は前記上面34を除いた部分即ち鋸歯状体33の側面
や、基部36に対して実施することにより、上面の平滑が
保たれ、正確な支承が出来る。
や、基部36に対して実施することにより、上面の平滑が
保たれ、正確な支承が出来る。
さらに、本実施例のようにスリーブ支持金具20を冠状
の環状体とする他に、複数個の弧状体として溶着する形
態としても良い。
の環状体とする他に、複数個の弧状体として溶着する形
態としても良い。
さて、第5図〜第7図は異なった実施例にかかる継手
接合要領を示す概略断面図で、第5図は先行鋼管杭5の
後端に、断面角形環状のスリーブ支持金物37を溶着した
状態を示し、第6図は前記スリーブ支持金物37の上に、
可縮性のスポンジ状シールリング38を載せ、ついで径小
円筒形スリーブ22を内挿した状態を示す。
接合要領を示す概略断面図で、第5図は先行鋼管杭5の
後端に、断面角形環状のスリーブ支持金物37を溶着した
状態を示し、第6図は前記スリーブ支持金物37の上に、
可縮性のスポンジ状シールリング38を載せ、ついで径小
円筒形スリーブ22を内挿した状態を示す。
この際径小円筒形スリーブ22の外周面に設けた突起31
a〜31dはスペーサーとして有効に機能し、芯合わせは挿
入するのみで確実に出来る。
a〜31dはスペーサーとして有効に機能し、芯合わせは挿
入するのみで確実に出来る。
次に、第7図は後行鋼管杭6を図示していないクレー
ン装置により上方から吊り下し、先・後行鋼管杭5,6を
継手接合する直前の状況を示す概略断面図で、後行鋼管
杭6の端部内側には、径小円筒形スリーブ22の上端部押
さえリング39を溶着し、前記径小円筒形スリーブ22の上
端には、スポンジ状のシールリング40を接着しておく
と、後行鋼管杭6を先行鋼管杭5に継手嵌合した時点
で、第1図で説明したとおり密閉空間24が出来る。
ン装置により上方から吊り下し、先・後行鋼管杭5,6を
継手接合する直前の状況を示す概略断面図で、後行鋼管
杭6の端部内側には、径小円筒形スリーブ22の上端部押
さえリング39を溶着し、前記径小円筒形スリーブ22の上
端には、スポンジ状のシールリング40を接着しておく
と、後行鋼管杭6を先行鋼管杭5に継手嵌合した時点
で、第1図で説明したとおり密閉空間24が出来る。
その後での充填固化材充填は、前述の第1図において
説明した手順と全く同様に実施する。
説明した手順と全く同様に実施する。
また、本実施例では先・後行鋼管杭として、JIS G 34
44一般構造用炭素鋼管の直径300mm、厚さ25mmを用い、
径小円筒形スリーブ22としては、JIS G 3439油井用継目
無鋼管の直径244mm、厚さ20mm、長さ700mmを採用し、充
填固化材としてはエポキシ系接着材を採用して好結果を
得たが、これに限ることなく他の金属接着材やモルタル
のようなセメント系充填固化材を採用しても良い。
44一般構造用炭素鋼管の直径300mm、厚さ25mmを用い、
径小円筒形スリーブ22としては、JIS G 3439油井用継目
無鋼管の直径244mm、厚さ20mm、長さ700mmを採用し、充
填固化材としてはエポキシ系接着材を採用して好結果を
得たが、これに限ることなく他の金属接着材やモルタル
のようなセメント系充填固化材を採用しても良い。
本発明における充填固化材とは、前記エポキシ系接着
材をはじめとする高分子系接着材やセメント系充填固化
材を総称するものである。
材をはじめとする高分子系接着材やセメント系充填固化
材を総称するものである。
[発明の効果] 本発明の継杭方法は、従来の溶接方法に比し、作業が
簡単で、その上鋼管杭自身の直径より接合個所の直径が
大きくならず、地滑り抑止鋼管杭のような場合、穿設施
工費が低廉で済み、強度に対する信頼性が高いので、利
用範囲が広く、経済的価値が大きい。
簡単で、その上鋼管杭自身の直径より接合個所の直径が
大きくならず、地滑り抑止鋼管杭のような場合、穿設施
工費が低廉で済み、強度に対する信頼性が高いので、利
用範囲が広く、経済的価値が大きい。
第1図は本発明にかかる継手接合部の概略断面図、第2
図は径小円筒形スリーブ22およびスリーブ支持金物20の
当接状況説明図、第3図はシールリング取り付け状況を
示す部分拡大断面図、第4図はスリーブ支持金物の取り
付け状況を示す概略斜視図、第5図〜第7図は本発明の
実施例にかかる継手接合手順を示す概略説明図、第8図
は鋼管杭の建込み状況を示す概略説明図、第9図は鋼管
杭の継手接合要領説明図、第10図は竪坑と鋼管杭接合部
との寸法関係にかかる説明図である。 1……基礎地盤、2……すべり土塊 3……すべり面、4……竪坑 5……先行鋼管杭、5a……後端縁 6……後行鋼管杭、6b……先端縁 7a,7b……コンクリート 8……地滑り抑止鋼管杭、9……リング金物 10……スペーサー 11……径大円筒形スリーブ、12……当接 13……間隙、14……注入孔 15……ホース 16……充填固化材供給装置、17……余盛り装置 18……充填固化材、19……スペーサー 20……スリーブ支持金物、20a……当接面 21……溶着 22……径小円筒形スリーブ、22a……当接面 23a……シールリング、23b……シールリング 24……密閉空間、25……注入孔 26……逆止弁注入具、27……ホース 28……貫通孔、29……取付けプラグ 30……透明チューブ、D……充填度表示具 31a〜31d……突起、32……輪状溝 33……鋸歯状体、34……上面 35……側面、36……基部 37……環状スリーブ支持金具 38……スポンジ状シールリング 39……上端部押さえリング、40……シールリング
図は径小円筒形スリーブ22およびスリーブ支持金物20の
当接状況説明図、第3図はシールリング取り付け状況を
示す部分拡大断面図、第4図はスリーブ支持金物の取り
付け状況を示す概略斜視図、第5図〜第7図は本発明の
実施例にかかる継手接合手順を示す概略説明図、第8図
は鋼管杭の建込み状況を示す概略説明図、第9図は鋼管
杭の継手接合要領説明図、第10図は竪坑と鋼管杭接合部
との寸法関係にかかる説明図である。 1……基礎地盤、2……すべり土塊 3……すべり面、4……竪坑 5……先行鋼管杭、5a……後端縁 6……後行鋼管杭、6b……先端縁 7a,7b……コンクリート 8……地滑り抑止鋼管杭、9……リング金物 10……スペーサー 11……径大円筒形スリーブ、12……当接 13……間隙、14……注入孔 15……ホース 16……充填固化材供給装置、17……余盛り装置 18……充填固化材、19……スペーサー 20……スリーブ支持金物、20a……当接面 21……溶着 22……径小円筒形スリーブ、22a……当接面 23a……シールリング、23b……シールリング 24……密閉空間、25……注入孔 26……逆止弁注入具、27……ホース 28……貫通孔、29……取付けプラグ 30……透明チューブ、D……充填度表示具 31a〜31d……突起、32……輪状溝 33……鋸歯状体、34……上面 35……側面、36……基部 37……環状スリーブ支持金具 38……スポンジ状シールリング 39……上端部押さえリング、40……シールリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二村 肇 福岡県北九州市八幡東区枝光1―1―1 新日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭52−109703(JP,A) 実開 昭49−47407(JP,U) 実開 昭52−107407(JP,U) 実開 昭55−50195(JP,U)
Claims (7)
- 【請求項1】管端をそれぞれ印篭継手に形成した上・下
鋼管杭を逐次継手接合しつつ建込みを行う鋼管杭の継杭
方法において、あらかじめ後端内壁に溶着したスリーブ
支持金物を有する先行鋼管杭の該後端に、両端部にシー
ルリングを周設した設定長さの径小円筒形スリーブを前
記スリーブ支持金物に当接するまで内挿し、ついで前記
径小円筒形スリーブをガイドとして後行鋼管杭を継手嵌
合したのち、先行もしくは後行鋼管杭の管壁に穿設した
注入孔から、前記上・下鋼管杭内壁と円筒形スリーブ外
周面との間隙に、充填固化材を充填し継手接合を行う鋼
管杭の継杭方法。 - 【請求項2】両端部周面に穿設した輪状溝にシールリン
グを嵌着している径小円筒形スリーブを用いる請求項1
記載の鋼管杭の継杭方法。 - 【請求項3】管端をそれぞれ印篭継手に形成した上・下
鋼管杭を逐次継手接合しつつ建込みを行う鋼管杭の継杭
方法において、あらかじめ先行鋼管杭の後端内壁にスリ
ーブ支持金物を溶着したのち、該スリーブ支持金物上に
シールリングを載置し、ついで設定長さの径小円筒形ス
リーブを、前記シールリングを介してスリーブ支持金物
に当接するまで内挿し、ついで前記径小円筒形スリーブ
をガイドとして後行鋼管杭を継手嵌合したのち、先行も
しくは後行鋼管杭の管壁に穿設した注入孔から、前記上
・下鋼管杭内壁と円筒形スリーブ外周面との間隙に充填
固化材を充填し継手接合を行う鋼管杭の継杭方法。 - 【請求項4】外周面にスペーサー突起を有する径小円筒
形スリーブを用いる請求項1,2又は3記載の鋼管杭の継
杭方法。 - 【請求項5】当接面が嵌合自在な印篭継手に形成されて
いる径小円筒形スリーブおよびスリーブ支持金物を用い
る請求項1,2又は3記載の鋼管杭の継杭方法。 - 【請求項6】先行又は後行鋼管杭の管壁に穿設されてい
る注入孔に、あらかじめ逆止弁注入具を装着しておき、
充填固化材の充填を行う請求項1,2,3,4又は5記載の鋼
管杭の継杭方法。 - 【請求項7】前記後行鋼管杭の管壁に穿設された貫通孔
に装着した充填度表示具を介して、充填固化材の充填度
を観測しつつ充填する請求項1,2,3,4,5または6記載の
鋼管杭の継杭方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25695688A JP2613640B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 鋼管杭の継杭方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25695688A JP2613640B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 鋼管杭の継杭方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02104815A JPH02104815A (ja) | 1990-04-17 |
| JP2613640B2 true JP2613640B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=17299703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25695688A Expired - Fee Related JP2613640B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 鋼管杭の継杭方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2613640B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7001507B2 (ja) * | 2018-03-16 | 2022-01-19 | 株式会社共生 | 透過型堰堤及びその施工方法 |
| JP7354872B2 (ja) * | 2020-02-20 | 2023-10-03 | Jfeエンジニアリング株式会社 | ジャケット式構造物およびその構築方法 |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP25695688A patent/JP2613640B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02104815A (ja) | 1990-04-17 |
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