JP2613373B2 - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

Info

Publication number
JP2613373B2
JP2613373B2 JP61091781A JP9178186A JP2613373B2 JP 2613373 B2 JP2613373 B2 JP 2613373B2 JP 61091781 A JP61091781 A JP 61091781A JP 9178186 A JP9178186 A JP 9178186A JP 2613373 B2 JP2613373 B2 JP 2613373B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
silver halide
general formula
formula
halide emulsion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61091781A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62247366A (ja
Inventor
重雄 田中
啓治 大林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP61091781A priority Critical patent/JP2613373B2/ja
Publication of JPS62247366A publication Critical patent/JPS62247366A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2613373B2 publication Critical patent/JP2613373B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/388Processes for the incorporation in the emulsion of substances liberating photographically active agents or colour-coupling substances; Solvents therefor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント用に好適なハロゲン化銀カラー写
真感光材料に関するものであり、更に詳しくは、迅速処
理が可能で、白の再現にすぐれたカラープリント等を得
ることのできるハロゲン化銀カラー写真感光材料に関す
るものである 〔発明の背景〕 ハロゲン化銀カラー写真感光材料は、高感度であるこ
と、階調性にすぐれていることから、今日、非常に多く
用いられている。さらに、プリンター、自動現像機が改
良され、大量のハロゲン化銀カラー写真感光材料を連続
して現像処理することが可能となり、高い生産性を示す
ようになり、上述のすぐれた性能とあわせ、実用上の価
値が非常に高いものとなっている。
こうしてすぐれた性質をもつ反面、ハロゲン化銀カラ
ー写真感光性材料の現像処理は、いわゆる湿式処理であ
って、処理液調整に手間がかかる,汚れる,種々の薬品
を含んだ排液がでる,暗室が必要である,操作を始めて
から最初のプリントが得られるまでの時間が長い、など
種々の欠点があった。こうした欠点を補い、前述したハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料の長所を生かすため、こ
れまでは、もっぱら、少数の大きな現像所において、カ
ラーネガの現像からカラープリントの作製までを、熟練
した技術者が集中して行なう方式がとられてきた。
現在では、湿式処理という本質には変わりがないもの
の、プリンター、自動現像機の改良により清潔で、かつ
取扱いが容易な技術が開発されるに至っている。また、
ハロゲン化銀カラー写真感光材料、写真処理液の改良に
より、写真処理や取扱いが容易で、その処理時間もより
短くなってきている。こうした動きともあいまって、店
頭で注文を受付け、すぐその場でプリント作業を行うと
いう、いわゆるミニラボが、その数を増してきており、
今後、ますますその数を増すであろうと予想されてい
る。
こうした状況下においては、上述のように数々の改良
がなされ、処理時間が短縮されたとはいえ、未だ十分な
改良がなされたとはいえず、さらに迅速な処理を可能な
らしめることが望まれている。
ハロゲン化銀カラー写真感光材料の迅速な処理を達成
するには、カラー写真の現像処理工程の各工程をそれぞ
れ短縮することが必要である。特に発色現像工程は、時
間的にも長く、改良の効果は大きい。発色現像工程での
処理時間を短縮する一つの方法として、露光されたハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料を芳香族第1級アミン系発
色現像主薬を使って現像を行なう場合に現像促進剤を使
用することが知られている。このような現像促進剤のう
ち、比較的高度の活性を備えている化合物は、しばしば
カブリを生成する欠点を有している。
また、こうした欠点の少ない化合物であっても、ハロ
ゲン化銀乳剤層の各層ごとにその効果の受け方は異な
り、適正な階調バランスを保ちながら十分な現像促進効
果を得ることは困難であった。また、現像促進剤のうち
の多くの化合物は、アルカリ性条件下であまり安定では
なく、処理液の経時変化が大きくなる傾向があった。
発色現像工程での処理時間を短縮するもう一つの方法
として、高塩化ハロゲン化銀乳剤を利用する方法があ
る。この方法では、非常に速やかにハロゲン化銀の現像
が行なわれ、好ましい結果を与えるが、ステインの発生
がみられ、白さの再現として不十分であった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、迅速に高品質な画像を得ることがで
きるプリント用に好適なハロゲン化銀カラー写真感光材
料を提供することにあり、更に詳しくは、迅速処理が可
能であり、すぐれた白さを再現しうるプリント用に好適
なハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することにあ
る。
〔発明の構成〕
本発明者等は、上記目的達成のため、鋭意研究を重ね
た結果、支持体上に少なくとも一層のハロゲン化乳剤層
を有し、該ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも一層中のハ
ロゲン化銀乳剤が少なくとも80モル%が塩化銀乳剤から
なり、かつ、一般式〔I〕の化合物を含む融点25℃以上
の成分を少なくとも一種の高沸点有機溶媒に溶解して乳
化分散した分散物を含有するハロゲン化銀カラー写真感
光材料において、前記融点25℃以上の成分と前記高沸点
有機溶媒の重量比重が2.0以上であり、かつ前記高沸点
有機溶媒の少なくとも1種が一般式〔II〕〜〔V〕で示
される化合物より選ばれる高沸点有機溶媒であり、さら
に前記分散物を含有するハロゲン化銀乳剤層中の油層成
分とゼラチンとの重量比率が0.7以下であることを特徴
とするハロゲン化銀カラー写真感光材料によって上記目
的が達成されることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
一般式〔I〕 式中、R11は耐拡散性基を表わし、R12は炭素原子数1
〜4個の直鎖または、分岐のアルキル基を表わす。Z1
水素原子またはカップリング離脱基を表わす。
一般式〔II〕 式中、R21,R22は、それぞれアルキル基、アルケニル
基またはアリール基を表わす。
n2は整数値で0〜1を表わす。
一般式〔III〕 式中、R31,R32及びR33は、それぞれアルキル基、アル
ケニル基、アリール基、シクロアルキル基を表わす。
一般式〔IV〕 式中、R41,R42は炭素原子数3〜20のアルキル基を表
わし、n41,n42は0〜4の整数を表わす。
一般式〔V〕 R51OCH2CH2n5OR52 式中、R51はアルキル基を表わし、R52は、水素原子、
アルキルカルボニル基を表わす。n5は1〜10の整数を表
わす。
〔発明の具体的構成〕
上記一般式〔I〕中のR11で表わされる耐拡散性基
は、カプラーが適用される層から、カプラーを実質的に
他層へ拡散できないようにするのに十分なかさばりをカ
プラー分子に与えるところの大きさと形状を有する有機
基である。
代表的な耐拡散性基としては、炭素原子数8〜32のア
ルキル基またはアリール基があげられる。これらのアル
キル基、アリール基は置換基を有していてもよく、この
アリール基の置換基としては例えばアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、カルボキシル
基、アシル基、エステル基、ヒドロキシル基、シアノ
基、ニトロ基、カルバモイル基、カルボンアミド基、ア
ルキルチオ基、アリールチオ基、スルホニル基、スルホ
ンアミド基、スルファモイル基、ハロゲン原子があげら
れ、また、アルキル基の置換基としては、アルキル基を
除く前記アリール基に挙げた置換基が挙げられる。
R12で表わされるアルキル基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、tert−ブチル基などで
あり、これらは、アシルアミノ基、アルコキシ基などで
置換されていてもよいが、無置換である方が好ましい。
暗所保存における画像の安定性という観点からは、炭素
原子数2〜4のアルキル基が好ましい。
以下に、一般式〔I〕で表わされるカプラーの具体例
を示す。
本発明に用いられる一般式〔I〕Rの化合物は、高沸
点有機溶媒に溶解され、乳化分散物としてハロゲン化銀
乳剤層中に含有される。
本発明において高沸点有機溶媒とは、沸点が150℃以
上の有機溶媒をいい、好ましくは、100℃における蒸気
圧が0.5mmHg以下の高沸点有機溶媒である。高沸点有機
溶媒としては、フタル酸エステル類、リン酸エステル
類、シクロヘキサン含有エステル類、炭化水素類、有機
酸アミド類、ケトン類などをあげることができるが、本
願の高沸点有機溶媒の少なくとも1種は下記一般式〔I
I〕〜〔V〕で表わされる化合物より選ばれる高沸点有
機溶媒である。
一般式〔II〕 式中、R21,R22は、それぞれアルキル基、アルケニル
基またはアリール基を表わす。
n2は整数値で0〜1を表わす 上記一般式〔II〕中、R21およびR22で表わされるアル
キル基は、直鎖もしくは分岐のものであり、例えばブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、ヘプタデシル基等、オクタデシル基等であ
る。R21およびR22で表わされるアリール基はフェニル
基、ナフチル基等であり、またアルケニル基はヘキセニ
ル基、ヘプテニル基、オクタデセニル基等である。これ
らのアルキル基、アルケニル基およびアリール基は、単
一もしくは複数の置換基を有していても良く、アルキル
基およびアルケニル基の置換基としては、例えばハロゲ
ン原子、アルコキシ基、アリール基、アリーロキシ基、
アルケニル基、アルコキシカルボニル基等が挙げられ、
アリール基の置換基としては、例えばハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリーロキシ
基、アルケニル基、アルコキシカルボニル基を挙げるこ
とができる。これらの置換基の2つ以上がアルキル基、
アルケニル基またはアリール基に導入されていても良
い。
以下に一般式〔II〕で示される化合物の具体例を例示
する。
(例示化合物) 一般式〔III〕 式中、R31,R32及びR33は、それぞれアルキル基、アル
ケニル基、アリール基、シクロアルキル基を表わす。
R31、R32およびR33で表わされるアルキル基は、例え
ばブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オ
クチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシ
ル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル
基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル
基、ノナデシル基等である。アルケニル基としてはアリ
ル基等、アリール基としてはフェニル基、トリル基、シ
クロアルキル基としてはシクロヘキシル基等がある。
これらのアルキル基、アルケニル基およびアリール基
は、単一もしくは複数の置換基を有していても良い。好
ましくはR31、R32およびR33はアルキル基であり、例え
ば、2−エチルヘキシル基、n−オクチル基、3,5,5−
トリメチルヘキシル基、n−ノニル基、n−デシル基、
sec−デシル基、sec−ドデシル基、t−オクチル基等が
挙げられる。
以下一般式〔III〕で表わされる化合物を例示する。
一般式〔IV〕 式中、R41,R42は炭素原子数3〜20のアルキル基を表
わし、n41,n42は0〜4の整数を表わす。
R41,R42で表わされるアルキル基としては、ペンチル
基、1−エチルペンチル基、ノニル基、ドデシル基等が
ある。
下記に化合物の具体例を示す。
一般式〔V〕 R51OCH2CH2n5OR52 式中、R51はアルキル基を表わし、R52は、水素原子、
アルキルカルボニル基を表わす。n5は1〜10の整数を表
わす。
R51が表わすアルキル基としては炭素原子数1〜20の
直鎖、分岐のアルキル基(ブチル基、2−エチルヘキシ
ル基、ノニル基等)が好ましい。
R52が表わすアルキルカルボニル基としては、炭素原
子数1〜20のアルキルカルボニル基(アセチル基、プロ
ピルカルボニル基等)が好ましい。
下記に化合物の具体例を示す。
(V−1) C4H9OCH2CH2OCH2CH2OCOCH3 (V−2) C8H17OCH2CH2OCH2CH2OCOCH3 (V−3) C4H9OCH2CH2OCH2CH2OCH2CH2OCOCH3 さらにその他の高沸点有機溶媒としては一般式〔VI〕
等で表わされる化合物がある。
一般式〔VI〕 式中、R61,R62はアルキル基または水素原子を表わ
す。
R61,R62が表わすアルキル基としてはブチル基、ノニ
ル基、ドデシル基などがある。
下記に化合物の具体例を示す。
一般式〔I〕の化合物を乳化分散するに際して、本発
明の効果を損なわない範囲で他のカプラーやその他の化
合物を同時に高沸点有機溶媒に溶解し、乳化分散しても
よい。
本発明に用いられるカプラーの乳化分散物は、一般式
〔I〕の化合物及びそれと一緒に高沸点有機溶媒、分散
される融点25℃以上の化合物の重量と高沸点有機溶媒と
の比率(以下C/Sと表わす)は2.0以上でなければならな
この比率が2.5以上であることがより好ましい。この
比率の上限は、いくつであってもよいが、カプラー等、
高沸点有機溶媒に溶解、分散される化合物の溶解度によ
って決められる。
一般式〔I〕の化合物、それと一緒に分散される化合
物及び高沸点有機溶媒を油相成分と呼ぶと、この油相成
分は、乳化分散された後、ハロゲン化銀乳剤と混合さ
れ、塗布液が調製される。油相成分はハロゲン化銀乳剤
層中において、微細な油滴として存在する。
本発明に係る、一般式〔I〕の化合物を含有するハロ
ゲン化銀乳剤層は前記油相成分の重量とゼラチンの重量
の比(以下O/Gと表わす)は0.7以下でなければならない 油相成分の重量とゼラチンの重量の比の下限は、いく
つであっても良いが、油相成分の量は発色に必要な量か
ら制約を受けるし、ゼラチン量も、処理後の水洗の負
荷、乾燥の負荷から制限され、0.1以上であることが好
ましい。より好ましいのは0.2以上の場合である。
一般式〔I〕の化合物を高沸点有機溶媒に溶解し、こ
れを乳化分散する時、必要に応じて低沸点、及び又は水
溶性有機溶媒を併用して溶解し、ゼラチン水溶液などの
親水性バインダー中に界面活性剤を用いて攪はん器、ホ
モジナイザー、コロイドミル、フロージェットミキサ
ー、超音波装置等の分散手段を用いて、乳化分散した
後、目的とする親和性コロイド層中に添加すればよい。
分散後又は分散と同時に低沸点有機溶媒を除去する工程
を入れてもよい。
本発明を実施する場合、高沸点有機溶媒と低沸点有機
溶媒の比率は1:0.1乃至1:50、更には1:1乃至1:20である
ことが好ましい。
高沸点溶媒と共に、又はその代わりに使用できる低沸
点又は水溶性有機溶媒は米国特許第2,801,171号 2,94
9,360号に記載されたものを挙げることができる。低沸
点の実質的に水に不溶の有機溶媒としてはエチルアセテ
ート、プロピルアセテート、ブチルアセテート、ブタノ
ール、クロロホルム、四塩化炭素、ニトロメタン、ニト
ロエタン、ベンゼン等があり、又水溶性有機溶媒として
は、アセトン、メチルイソブチルケトン、β−エトキシ
エチルアセテート、メトキシグリコールアセテート、メ
タノール、エタノール、アセトニトリル、ジオキサン、
ジメチルホルムアミ、ジメチルスルホキサイド、ヘキサ
メチルホスホルアミド、ジエチレングリコールモノフェ
ニルエーテル、フェノキシエタノール等が例として挙げ
られる。
疎水性化合物を低沸点溶媒単独又は高沸点溶媒と併用
した溶媒に溶かし、機械的又は超音波を用いて水中に分
散するときの分散助剤として、アニオン性界面活性剤、
ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤を用いる
ことができる。
本発明で用いるハロゲン化銀乳剤は、塩臭化銀、妖塩
化銀、塩妖臭化銀、塩化銀のいずれであってもよいが、
塩化銀が80モル%以上である高塩化物ハロゲン化銀乳剤
である。
妖化銀含量は好ましくは1モル%以下、更に好ましく
は0.5モル%以下であり、妖化銀を含まないことが最も
好ましい。臭化銀含量は5モル%以下であることが好ま
しく、1モル%以下であることがより好ましいが、最も
好ましいのは、純塩化銀である。
本発明に係るカラー写真感光材料に用いられるハロゲ
ン化銀粒子の粒径は、立方体状のハロゲン化銀粒子の場
合は、その一辺の長さ、また、球状などの立方体以外の
形状の粒子の場合は、同一体積を有する立方体に換算し
た時の一辺の長さをもって粒径とし、平均粒径は、粒
子個々の粒径をri、粒径をriをもつ粒子数niとで、 として表す。
本発明に用いられるハロゲン化銀粒子の粒径分布は、
多分散であっても単分散であってもよいが、単分散乳剤
であることがより好ましい。ここで、単分散とは、乳剤
中に含有されるハロゲン化銀粒子の粒径分布において、
その変動係数が22%以下、好ましくは、15%以下である
ような乳剤をいう。変動係数は、粒径分布の広さを示す
係数で、次式によって定義される。
なお上記の粒子径は、上記の目的のために当該技術分
野において一般に用いられる各種の方法によってこれを
測定することができる。代表的な方法としては、ラブラ
ンドの「粒子径分析法」A.S.T.M.シンポジウム・オン・
ライト・マイクロスコピー、1955年、94〜122頁、また
は「写真プロセスの理論」ミース及びジェームズ共著、
第3版、マクミラン社発行(1966年)の第2章に記載さ
れている。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀
粒子は、酸性法、中性法及びアンモニア法のいずれで得
られたものでもよい。該粒子は一時的に成長させてもよ
いし、種粒子をつくった後成長させてもよい。種粒子を
つくる方法と成長させる方法は同じであっても、異なっ
てもよい。
ハロゲン化銀乳剤はハロゲン化物とイオンと銀イオン
を同時に混合しても、いずれか一方が存在する液中に、
他方を混合してもよい。また、ハロゲン化銀結晶の臨界
成長速度を考慮しつつ、ハロゲン化物イオンと銀イオン
を混合釜内のpH、pAgをコントロールしつつ逐次同時に
添加する事により生成させてもよい。
この方法により、結晶形が規則性で粒径が均一に近い
単分散ハロゲン化銀粒子が得られる。成長後にコンバー
ジョン法を用いて、粒子のハロゲン組成を変化させても
よい。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤の製造装置とし
ては、写真業界において知られているものを、どれも用
いることができるが、特に銀塩水溶液とハロゲン化物塩
水溶液を、混合釜内の親水性コロイド溶液中に浸漬され
たノズルから導入する方法、添加液の濃度を連続的に変
化させる方法、限外濾過などの方法により混合釜内の親
水性コロイド溶液中の過剰の可溶性塩及び水を除去し、
粒子間距離の拡大を防止する方法等を応用た装置を好ま
しく用いることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、その製造時に、必要に
応じてハロゲン化銀乳剤を用いて、ハロゲン化銀粒子の
粒子サイズ、粒子の形状、粒子サイズ分布及び粒子の成
長速度をコントロールすることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀
粒子は、粒子を形成する過程及び/または成長させる過
程で、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリ
ジウム塩(を含む錯塩)、ロジウム塩(を含む錯塩)及
び鉄塩(を含む錯塩)から選ばれる少なくとも1種を用
いて金属イオンを添加し、粒子内部に及び/または粒子
表面にこれらの金属元素を含有させることができ、また
適当な還元的雰囲気におくことにより、粒子内部及び/
または粒子表面に還元感核を付与できる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成
長の終了後に不要な可溶性塩類を除去してもよいし、あ
るいは含有させたままでもよい。該塩類を除去する場合
には、リサーチ.ディスクロジャー(Research Disclos
ure)17643号記載の方法に基づいて行うことができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀
粒子は、粒子内において均一なハロゲン化銀組成分布を
有するものでも、粒子の内部と表面層とでハロゲン化銀
組成が異なるコア/シェル粒子であってもよい。
高塩化物ハロゲン化銀乳剤のハロゲン化銀粒子は、立
方体の形状のものが得られやすいが、粒子形成時に種々
の化合物を存在させるなどして調製した立方体、八面
体、十四面体のような規則的な結晶形を持つものでもよ
いし、球状や板状のような変則的な結晶形を持つもので
もよい。これらの粒子において、{100}面と{111}面
の比率は任意のものが使用できる。また、これら結晶形
の複合形を持つものでもよく、様々な結晶形の粒子が混
合されてもよい。本発明において立方体粒子を使用する
のが好ましい。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以
上のハロゲン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感す
ることができる。即ち、硫黄増感法、セレン増感法、還
元増感法、金その他の貴金属化合物を用いる貴金属増感
法などを単独でまたは組み合わせて用いることができ
る。
また、例えば英国特許第618,061号、同第1,315,755
号、同第1,396,696号、特公昭44−15748号、米国特許第
1,574,944号、同第1,623,499号、同第1,673,522号、同
第2,278,947号、同第2,399,082号、同第2,410,689号、
同第2,419,974号、同第2,448,060号、同第2,487,850
号、同第2,518,698号、同第2,521,926号、同第2,642,36
1号、同第2,694,637号、同第2,728,668号、同第2,739,0
60号、同第2,743,182号、同第2,743,183号、同第2,983,
609号、同第2,983,610号、同第3,021,215号、同第3,02
6,203号、同第3,297,446号、同第3,297,447号、同第3,3
61,564号、同第3,411,914号、同第3,554,757号、同第3,
565,631号、同第3,565,633号、同第3,591,385号、同第
3,656,955号、同第3,761,267号、同第3,772,031号、同
第3,857,711号、同第3,891,446号、同第3,901,714号、
同第3,904,415号、同第3,930,867号、同第3,984,249
号、同第4,054,457号、同第4,067,040号、リサーチ・デ
ィスクロージャー(Research Disclosure)12008号、同
13452号、同13564号、ティー・エイチ・ジェイムズ・
「ザ・セオリイ・オブ・ザ・フォトグラフイック・プロ
セス」(T・H・James.The Theory of the Potographi
c Process.)(4rh Ed.Macmillan.1977)pp67〜76等に
記載の化学増感剤や増感方法を用いて増感することが好
ましい。
本発明のハロゲン化銀乳剤には、感光材料の製造工
程、保存中、あるいは写真処理中のカブリの防止、また
は写真性能を安定に保つ事を目的として化学熟成中、化
学熟成の終了時、及び/または化学熟成の終了後、ハロ
ゲン化銀乳剤を塗布するまでに、写真業界においてカブ
リ防止剤または安定剤として知られている化合物を加え
ることができる。
本発明で使用するハロゲン化銀乳剤に用いる増感色素
としては、シアニン色素、メロシアニン色素、複合シア
ニン色素、複合メロシアニン色素、ポロポーラーシアニ
ン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素及びヘキオキ
サノール色素が用いられる。
特に有用な色素は、シアニン色素、メロシアニン色
素、および複合メロシアニン色素である。これらの色素
類には、塩基性異節環核としてシアニン色素類に通常利
用される核のいずれをも適用できる。すなわち、ピロリ
ン核、オキサゾリン核、チアゾリン核、ピロール核、オ
キサゾール核、チアゾール核、セレナゾール核、イミダ
ゾール核、テトラゾール核、ピリジン核及びこれらの核
に脂環式炭化水素環が融合した核:及びこれらの核に芳
香族炭化水素環が融合した核、即ち、インドレニン核、
ベンズインドレニン核、インドール核、ベンズオキサゾ
ール核、ナフトオキサゾール核、ベンゾチアゾール核、
ナフトチアゾール核、ベンゾセレナゾール核、ベンズイ
ミダゾール核キノリン核などである。これらの核は、炭
素原子上で置換されてもよい。
メロシアニン色素または複合メロシアニン色素にはケ
トメチレン構造を有する核として、ピラゾリン−5−オ
ン核、チオヒダントイン核、2−チオオキサゾリジン−
2,4−ジオン核、チアゾリジン−2,4−ジオン核、ローダ
ニン核、チオバルビツール酸核などの5〜6員異節環核
を適用することができる。
これらの増感色素は単独に用いても良いが、それらの
組み合わせを用いても良い。増感色素の組み合わせは特
に、強色増感の目的でしばしば用いられる また上記増感色素とともに用いることができる。それ
自身分光増感作用を持たない色素、あるいは可視光を実
質的に吸収しない物質であって強色増感を示す物質とし
ては、例えば芳香族有機酸ホルムアルデヒド縮合物(例
えば、米国特許第3,437,510号に記載のもの)、カドミ
ウム塩、アザインデン化合物、含窒素異節感核で置換さ
れたアミノスチルベン化合物(例えば、米国特許第2,93
3,390号、同第3,635,721号に記載のもの)などがある。
米国特許第3,615,613号、同第3,615,641号、同第3,617,
295号、同第3,635,721号に記載の組み合わせは特に有用
である。
本発明の感光材料の乳剤層には、一般式〔I〕で表わ
されるシアン色素形成カプラー以外に、発色現像処理に
おいて、芳香族第1級アミン現像剤(例えば、p−フェ
ニレンジアミン誘導体や、アミノフェノール誘導体な
ど)の酸化体とカップリング反応を行い色素を形成する
色素形成カプラーが用いられる。
これら色素形成カプラーは分子中にバラスト基と呼ば
れるカプラーを非拡散化する、炭素数8以上の基を有す
ることが望ましい。又、これら色素形成カプラーは1分
子の色素が形成されるために4個の銀イオンが環元され
る必要がある4等量性であっても、2個の銀イオンが環
元されるだけで良い2等量性のどちらでもよい。色素形
成カプラーには現像主薬の酸化体とのカップリングによ
って現像促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶
剤、調色剤、硬膜剤、カブリ剤、カブリ防止剤、化学増
感剤、分光像感剤、及び減感剤のような写真的に有用な
フラグメントを放出する化合物を含有させることができ
る。これら色素形成カプラーにあるいは現像に伴って現
像抑制を放出し、画像の鮮鋭性や画像の粒状性を改良す
るDIRカプラーが併用されてもよい。この際、DIRカプラ
ーは該カプラーから形成される色素が同じ乳剤層に用い
られる色素形成カプラーから形成される色素と同系統で
ある方が好ましいが、色の濁りが目立たない場合は異な
った種類の色素を形成するものでもよい。DIRカプラー
に替えて、該カプラーと又は併用して現像主薬の酸化体
とカップリング反応し、無色の化合物を生成すると同時
に現像抑制剤を放出するDIR化合物を用いてもよい。
用いられるDIRカプラー及びDIR化合物には、カップリ
ング位に直接抑制剤が結合したものと、抑制剤が2価基
を介してカップリング位に結合しており、カップリング
反応により離脱した基内での分子内核反応や、分子内電
子移動反応等により抑制剤が放出されるように結合した
もの(タイミングDIRカプラー、及びタイミングDIR化合
物と称する)が含まれる。また、抑制剤も離脱後拡散性
のものとそれほど拡散性を有していないものを、用途に
より単独でまたは併用して用いることができる。芳香族
第1級アミン現像剤の酸化体とカップリング反応を行う
が、色素を形成しない無色カプラーを色素形成カプラー
と併用して用いることもできる。
イエロー色素形成カプラーとしては、アシルアセトア
ニリド系カプラーを好ましく用いることができる。これ
らのうち、ベンゾイルアセトアニリド系及びビバロイル
アセトアニリド系化合物は有利である。用い得る黄色カ
プラーの具体例は、英国特許第1,077,874号、特公昭45
−40757号、特開昭47−1031号、同47−26133号、同48−
94432号、同50−87650号、同51−3631号、同52−115219
号、同54−99433号、同54−133329号、同56−30127号、
米国特許第2,875,057号、同3,253,924号、同3,265,506
号、同3,408,194号、同3,551,155号、同,551,156号、同
3,664,841号、同3,725,072号、同3,730,722号、同3,89
1,445号、同3,900,483号、同3,929,484号、同3,933,500
号、同3,973,968号、同3,990,896号、同4,012,259号、
同4,022,620号、同4,029,508号、同4,057,432号、同4,1
06,942号、同4,133,958号、同4,269,936号、同4,286,05
3号、同4,304,845号、同4,314,023号、同4,336,327号、
同4,356,258号、同4,386,155号、同4,401,752号等に記
載されたものである。
マゼンタ色素形成カプラーとしては、5−ピラゾロン
系カプラー、ピラゾロベンツイミダゾール系カプラー、
ピラゾロトリアゾール系カプラー等ピラゾロアゾール系
カプラー 開鎖アシルアセトニトリル系カプラーを好ま
しく用いることができる。有利に用い得るマゼンタカプ
ラーの具体例は、特公昭40−6031号、同40−6035号、同
45−40757号、同49−37854号、特開昭50−13041号、同5
1−105820号、同52−42121号、同53−123129号、同53−
125835号、同53−129035号、同54−48540号、同56−292
36号、同56−75648号、同57−17950号、同57−35858
号、同57−146251号、米国特許第2,600,788号、同3,00
5,712号、同3,062,653号、同3,127,269号、同3,214,437
号、同、3,253,924号、同3,311,476号、同3,419,391
号、同3,519,429号、同3,558,319号、同3,582,322号、
同3,615,506号、同3,658,544号、同3,823,156号、同3,8
34,908号、同3,891,445号、同3,907,571号、同3,926,63
1号、同3,928,044号、同3,935,015号、同3,960,571号、
同4,133,686号、同4,264,723号、同4,301,235号、同4,3
10,623号等に記載されたものである。
色素形成カプラーは、各々の乳剤層に対して乳剤層の
感光スペクトル光を吸収する色素が形成されるように選
択されるのが普通であり、青感性乳剤層にはイエローカ
プラーが、緑感性乳剤層にはマゼンタ色素形成カプラー
が、赤感性乳剤層にはシアン色素形成カプラーが用いら
れる。しかしながら目的に応じて上記組み合わせと異な
った用い方でハロゲン価銀カラー写真感光材料をつくっ
てもよい。
一般式〔I〕で表わされるシアン色素形成カプラー以
外のハロゲン化銀結晶表面に吸着させる必要のない色素
形成カプラー、DIRカプラー、DIR化合物、画像安定剤、
色カブリ防止剤、紫外線吸収剤、蛍光増白剤等のうち、
疎水性化合物は固体分散法、ラテックス分散法、水中油
滴型乳化分散法等、種々の方法を用いることができ、こ
れはカプラー等の疎水性化合物の化学構造等に応じて適
宜選択することができる。水中油滴乳化分散法は、カプ
ラー等の疎水性添加物を分散させる従来公知の方法が適
用でき、通常、沸点約150℃以上の高沸点有機溶媒に必
要に応じて低沸点、及び又は水溶性有機溶媒を併用して
妖怪し、一般式〔I〕の化合物の場合と同じ方法で乳化
分散することができる。乳化分散した後、目的とする親
水性コロイド層中に添加すればよい。分散後又は分散と
同時に低沸点有機溶媒を除去する工程を入れてもよい。
本発明の実施において各種カプラー等、及び前述した
高沸点有機溶媒に併用してに用いることのできる高沸点
有機溶媒としては、米国特許第2,322,027号、同2,533,5
14号、同2,835,579号、同3,287,134号、同2,353,262
号、同2,852,383号、同3,554,755号、同3,676,137号、
同3,676,142号、同3,700,454号、同3,748,141号、同3,7
79,765号、同3,837,863号、英国特許第958,441号、同1,
222,753号、OLS2,538,889、特開昭47−1031号、同49−9
0523号、同50−23823号、同51−26037号、同51−27921
号、同51−27922号、同51−26035号、同51−26036号、
同50−62632号、同53−1520号、同53−1521号、同53−1
5127号、同54−119921号、同54−119922号、同55−2505
7号、同55−36869号、同56−19049号、同56−81836号、
特公昭48−29060号などに記載されている。
高沸点溶媒と共に、又はその代わりに使用できる低沸
点又は水溶性有機溶媒は一般式〔I〕で表わされる化合
物の場合と同じ物が使える。
本発明の感光材料の乳剤層間(同一感色性層感及び/
又は異なった感色性層感)で、現像主薬の酸化又は電子
移動剤が移動して色濁りが生じたり、鮮鋭性が劣化した
り、粒状性が目立つのを防止するために色カブリ防止剤
を用いることができる。
該色カブリ防止剤は乳剤層自身に含有させてもよい
し、中間層を隣接乳剤層間に設けて、該中間層に含有さ
せてもよい。
本発明の感光材料には、色素画素の劣化を防止する画
像安定剤を用いることができる。
本発明の感光材料の保護層、中間層等の親水性コロイ
ド層は感光材料が摩擦等で帯電する事に起因する放電に
よるカブリ防止、画像のUV光による劣化を防止するため
に紫外線吸収剤を含んでいてもよい。
本発明の感光材料には、白地の白さを強調するととも
に白地部の着色を目立たせない目的で蛍光増白剤を用い
ることができる。
本発明の感光材料には、フィルター層、ハレーション
防止剤、及び/又はイラジエーション防止層等の補助層
を設けることができる。これらの層中及び/又は乳剤層
中には現像処理中に感光材料から流出するかもしくは漂
白される染料が含有させられてもよい。
本発明の感光材料の写真乳剤及び/又は他の親水性コ
ロイド層には、塗布性改良、帯電防止、スベリ性改良、
乳化分散、接着防止、写真特性(現像促進、硬膜化、増
感等)改良等を目的として、種々の界面活性剤を用いる
ことができる。
本発明に係るカラー写真感光材料には、バインダーと
してゼラチンが好ましく用いられるが、ゼラチンの一部
または全部をゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子の
グラフトポリマー、それ以外のたん白質、糖誘導体、セ
ルロース誘導体、単一あるいは共重合体の如き合成親水
性高分子物質等の親水性コロイドに置換えることができ
る。
本発明に係るハロゲン化銀乳剤層及び/又は他の親水
性コロイド層には柔軟性を高める目的で、エチレングリ
コール、グリセリンなどのポリオール化合物を添加でき
る。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料の写真乳
剤層、その他の親水性コロイド層は、バインダー(又は
保護コロイド)分子を架橋させ、膜強度を高める硬膜剤
を1種又は2種以上用いることにより硬膜することがで
きる。硬膜剤は、処理液中に硬膜剤を加える必要がない
程度に感光材料を硬膜出来る量添加することができる
が、処理液中に硬膜剤を加えることも可能である。
本発明の感光材料に用いられる支持体には、α−オレ
フィンポリマー(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン/ブテン共重合体)等をラミネートした
紙、合成紙等の可撓性反射支持体、酢酸セルロース、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリカーボネイト、ポリアミド等の半合成又は合
成高分子からなるフィルムや、これらのフィルムに反射
層を設けた可撓性支持体、ガラス、金属、陶器などが含
まれる。
本発明の感光材料を作成するに当たりハロゲン化銀乳
剤層及びその他の保護コロイド層はリサーチ.ディスク
ロージャー(Research Disclosure)17463号、XVのAに
記載の方法で塗布し、同Bに記載の方法で乾燥すること
ができる。
本発明の感光材料は、各種の方法で処理することがで
きる。例えばカラー現像処理として、発色現像処理工
程、漂白処理工程、定着処理工程、必要に応じて水洗処
理工程、及び/又は安定化処理工程を行うが、漂白液を
用いた処理工程と定着液を用いた処理工程の代わりに、
1浴漂白定着液を用いて、漂白定着処理工程を行なうこ
とも出来るし、発色現像、漂白、定着を1浴中で行なう
ことが出来る1浴現像漂白定着処理液を用いたモノバス
処理工程を行なうことも出来る。
これらの処理工程に組み合わせて前硬膜処理工程、そ
の中和工程、停止定着処理工程、後硬膜処理工程等を行
なってもよい。これらの処理中代表的な処理を示す。
(これらの処理は最終工程として、水洗処理工程、安定
化処理工程、水洗処理工程及び安定化処理工程のいずれ
かを行なう。) ・発色現像処理工程−漂白処理工程−定着処理工程 ・発色現像処理工程−漂白定着処理工程 ・前硬膜処理工程−中和処理工程−発色現像処理工程−
停止定着処理工程−水洗処理工程−漂白処理工程−定着
処理工程−水洗処理工程−後硬膜処理工程 ・発色現像処理工程−水洗処理工程−補足発色現像処理
工程−漂白処理工程−定着処理工程 ・モノバス処理工程 発色現像液に含まえる発色現像主薬は芳香族第1級ア
ミン発色現像主薬であり、アミノフェノール系及びp−
フェニレンジアミン系誘導体が含まれる。これらの発色
現像主薬は有機酸及び無機酸の塩として用いることがで
き、例えば塩酸塩、硫酸塩、p−トルエンスルホン酸
塩、亜硫酸塩、シュウ酸塩、ベンゼンスルホン酸塩を用
いることができる。
これらの化合物は一般式に発色現像液1について約
0.1g〜約30gの濃度、更に好ましくは、発色現像液1
について約1g〜15gの濃度で使用する。0.1gよりも少な
い添加量では充分なる発色濃度が得られない。
また、発色現像槽の処理液温度は10℃〜65℃、より好
ましくは25℃〜45℃で処理される。
上記アミノフェノール系現像剤としては例えば、o−
アミノフェノール、p−アミノフェノール、5−アミノ
−2−オキシ−トルエン、2−アミノ−3−オキシ−ト
ルエン、2−オキシ−3−アミノ−1,4−ジメチル−ベ
ンゼン等が含まれる。
特に有用な第1級芳香族アミン系発色現像剤は、N,N
−ジアルキル−p−フェニレンジアミン系化合物であ
り、アルキル基及びフェニル基は置換されていても、あ
るいは置換されていなくてもよい。その中でも特に有用
な化合物例としてはN,N−ジメチル−p−フェニレンジ
アミン塩酸塩、N−メチル−p−フェニレンジアミン塩
酸塩、2−アミノ−5−(N−エチル−N−ドデシルア
ミノ)−トルエン、N−エチル−N−β−メタンスルホ
ンアミドエチル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸
塩、N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノアニ
リン、4−アミノ−3−メチル−N,N−ジエチルアニリ
ン、4−アミノ−N−(2−メトキシエチル)−N−エ
チル−3−メチルアニリンp−トルエンスルホネート等
を挙げることができる。
本発明に用いる発色現像液は、現像液に通常用いられ
るアルカリ剤、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、硫酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウムまたは硼砂
等を含む事ができ、更に種々の添加剤、例えばベンジル
アルコール、ハロゲン化アルカリ金属、例えば、臭化カ
リウム又は塩化カリウム等、あるいは現像調節剤として
例えばシトラジン酸等、保恒剤としてヒドロキシルアミ
ン又は亜硫酸塩等を含有してもよい。更に各種消泡剤や
界面活性剤を、またメタノール、ジメチルホルムアミド
またはジメチルスルホキシド等の有機溶剤等を適宜含有
せしめることができる。
用いる発色現像液のpHは通常7以上であり、好ましく
は約9〜13である。
また、本発明の実施の際に用いられる発色現像液には
必要に応じて酸化防止剤としてジエチルヒドロキシアミ
ン、テトロン酸、テトロンイミド、2−アニリノエタノ
ール、ジヒドロキシアセトン、芳香族第2アルコール、
ヒドロキサム酸、ペントースまたはヘキソース、ピロガ
ロール−1,3−ジメチルエーテル等が含有されていても
よい。
本発明に用いることができる発色現像液中には、金属
イオン封鎖剤として、種々なるキレート剤を併用するこ
とができる。例えば、該キレート剤としてエチレンジア
ミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸等のアミンポ
リカルボン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1′−ジ
ホスホン酸等の有機ホスホン酸、アミノトリ(メチレン
ホスホン酸)もしくはエチレンジアミンテトラリン酸等
のアミノポリホスホン酸、クエン酸もしくはグリコン酸
等のオキシカルボン酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−
トリカルボン酸等のホスホノカルボン酸、トリポリリン
酸もしくはヘキサメタリン酸等のポリリン酸等、ポリヒ
ドロキシ化合物が挙げられる。
発色現像液中には、本発明の効果を損なわない範囲で
ベンジルアルコール等の発色促進剤を含有していてもよ
い。本発明の効果はベンジルアルコールの不存在下でも
顕著にあらわれ、このような処理には特に有用である。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本
発明の態様はこれに限定されない。
(実施例1) 硝酸銀の1モル/溶液1と塩化ナトリウムの1モ
ル/溶液とを計量ポンプを用いて、6gの塩化ナトリウ
ムを含む700mlの4%ゼラチン水溶液に50分間にわたっ
て添加した。この間pAgは7.7に保つように調製した。次
いで以下の操作により水洗、脱塩を行なった。
沈殿剤として花王アトラス社製デモールN5%水溶液と
硫酸マグネシウム20%水溶液を10:9の割合で沈殿が生じ
るまで加えた。静置により沈殿が沈降した後、上澄みを
デカンテーションし、次いで蒸留水3を加え沈殿を再
分散させた。20%硫酸マグネシウム水溶液を再び沈殿が
生じるまで加え、静置後上澄みをデカンテーションし、
その後ゼラチン水溶液を加え、40℃で20分間撹拌し再分
散した後、塩化ナトリウム水溶液を加え、pAgを7.6に調
整し、同時に蒸留水を加え体積を調整した。得られた乳
剤はゼラチン濃度5%、体積560mlであった。以下この
乳剤をFm−1と呼ぶ。電子顕微鏡観察の結果、この乳剤
は平均粒径0.4μmであることがわかった。
1モル/の硝酸銀溶液1と1モル/の塩化ナト
リウム溶液とを計量ポンプを用いて0.03gの塩化ナトリ
ウムと25mgの1,8−ジヒドロキシ−3,6−ジチアオクタン
を含有する4%ゼラチン水溶液350mlに49分間にわたっ
て添加し、その間pAgを7.9に保った。添加終了後Em−1
の調製に示したと同じ方法で脱塩・水洗しゼラチン溶液
中に再分散させた。再分散液後体積を560mlに調整し
た。
この乳剤を17mlとり、ゼラチンと蒸留水とを加え体積
を717ml、ゼラチン濃度を3.9%に調整した。塩化ナトリ
ウム水溶液を加えpAgを7.1に調整した後1モル/の硝
酸銀溶液970mlと1モル/の塩化ナトリウムを82分間
にわたって添加しこの間pAgを7.1に保った。
Em−1の調製で述べた方法により脱塩・水洗しゼラチ
ン水溶液に再分散した後、体積を560mlに、pAgを7.6に
調製した。以下この乳剤をEm−2と呼ぶ。電子顕微鏡観
察の結果、この乳剤の平均粒径は0.7μmであることが
わかった。
硝酸銀の1モル/溶液1と混合ハロゲン化物塩の
1モル/溶液(臭化物塩25モル%、残りは塩化物塩)
を0.1gの臭化カリウムと4gの塩化ナトリウムを含む700m
lの4%ゼラチン水溶液中に70分間にわたって添加し
た。この間pAgは6.5に調製した。Em−1と同様に脱塩・
再分散した。以下この乳剤層をEm−3と呼ぶ。電子顕微
鏡観察の結果、このハロゲン化銀粒子の平均粒径は、0.
4μmであった。
添加時間を150分にした以外、Em−3の調製と全く同
様にしてEm−4を調製した。得られたハロゲン化銀粒子
の平均粒径は、0.62μmであった。
Em−1〜4をとり、チオ硫酸ナトリウムを添加し、常
法により化学熟成を行った。化学熟成終了5分前にEm
1,3を2分割し、一方には緑感光性増感色素を、もう一
方には赤感光性増感色素を添加し、Em−2,4には青感光
性増感色素を添加した。化学熟成終了時には、安定剤
(ST−1)をハロゲン化銀1モル当り1g添加した。
次に重量試料を以下の要領で作製した。
ポリエチレンをコーティングした紙支持体上に順次下
記の7つの層を重層塗布してハロゲン化銀カラー写真感
光材料を作製した。ここで、各化合物の量は、カラー写
真感光材料1m2当りの値で示した。
(層1)イエローカプラー(Y−1)0.85gと0.015gの
色濁防止剤を溶解した0.4gのジブチルフタレート、トリ
クレジルホスフェート1:1混合物の分散物、青感光性乳
剤(銀として0.45g)と2gとゼラチンを含有するハロゲ
ン化銀乳剤層 (層2)0.02gの色濁防止剤を溶解した0.03gのジブチル
フタレート分散物と1gのゼラチンを含有する中間層。こ
こに硬膜剤を0.04g/m2量含有させた。
(層3)マゼンタカプラー(M−1)0.63g及び0.015g
の色濁防止剤を溶解した0.34gのトリクレジルフォスフ
ェート分散物、緑感光性乳剤(銀として0.40g)と2gと
ゼラチンを含有するハロゲン化銀乳剤層。
(層4)0.03gの色濁防止剤と紫外線吸収剤0.8gを溶解
した0.5gのジブチルフタレート分散物とゼラチン0.15g
を含有する中間層。ここに硬膜剤を0.04g/m2の量含有さ
せた。
(層5)表1に示したシアンカプラー0.7×10-3モルと
0.015gの色濁防止剤を溶解した高沸点有機溶媒分散物、
赤感光性乳剤(銀として0.30g)とゼラチンを含有する
ハロゲン化銀乳剤層。
(層6)紫外線吸収剤0.4gを溶解した0.3gのジブチルフ
タレート分散物とゼラチン1gを含有する中間層。ここに
硬膜剤を0.04g/m2の量含有させた。
(層7)1gのゼラチンを含有する層。
硬膜剤 CH2=CHSO2CH2OCH2SO2CH=CH2 このようにして得られた試料を常法に従い、白露光し
た後、後記の現像処理を行なった。形成した画像の濃度
をPDA−65濃度計(小西六写真工業(株)製)で最小濃
度を測定し、R濃度で感度γ1を測定した。感度は
試料1を100として相対感度で表わした。γは反射濃
度0.2〜0.7の脚部階調を、γは反射濃度、0.7〜2.0の
肩部階調を表わす。
各工程で用いた処理液の組成は次のようなものであ
る。
表1にみられるように、ハロゲン化銀乳剤中の臭化銀
含量が25モル%の乳剤では、この現像処理では、かなり
良好な性能にまで到達するもの、感度,肩部階調などは
十分な性能まで達していない(No.4)。
同じ塩化銀乳剤を用いた試料(No.1〜3)では、感
度,肩部階調ともほぼ同等の性能が得られているが、最
小濃度特にB,G濃度に差が認められ、C/S,O/Gが本発明の
範囲外の試料では、最小濃度が高い。カラーペーパーの
ような反射支持体をもつ感光材料では、このようなステ
インは、非常に目立つため、大きな問題であるが、C/S,
O/Gを調整することにより、本発明の試料No.1では改良
される。
(実施例2) ハロゲン化銀乳剤として、青感性乳剤としてEm−2、
緑,赤感光性乳剤としてEm−1を用い、カプラー及び高
沸点溶媒,C/S,O/Gの値を変化して試料を作製した。これ
を実施例1と同様に、露光,現像し、評価した。
表2にみられるように、カプラーを比較化合物Aに変
更した場合、最小濃度としては、さほど高くなく、良好
であるが、脚部が硬調化するという欠点と、肩部がやや
軟調であるという欠点がみられる。一方、一般式〔I〕
の化合物をカプラーとして用いた場合には、そうしたこ
とはなく良好な性能であるが、特にG濃度で最小濃度が
高目になる。C/S,O/Gを本発明の範囲内に調整すると、
比較化合物Aと同等の良好な最小濃度が得られる。どち
らかというとこの現像はC/Sの方に依存するところが大
きいようであるが、いずれにしても、両者が関連してい
ることは確かである。このようにいくつかのカプラー、
高沸点溶媒の組合わせによっても本発明の効果は明らか
に認められる。
(実施例3) 実施例2で作製した試料No.13,8の2種類について、
赤光による分解露光を行ない、実施例1と同様に処理を
行った。得られた試料を77℃dryの条件下に放置し、初
濃度1.0での濃度低下を比較したところ、表3のようで
あった。
表3に示すように、一般式〔1〕の式中R12がエチル
基であるカプラーI−5は、暗所における画像の安定性
にすぐれ、本発明の好ましい態様である。
〔発明の効果〕
以上本発明によれば、迅速処理が可能であり、優れた
白さを再現しうるプリント用に好適なハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料を提供することができる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀
    乳剤層を有し、該ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも一層
    中のハロゲン化銀乳剤が少なくとも80モル%が塩化銀乳
    剤からなり、かつ、一般式〔I〕の化合物を含む融点25
    ℃以上の成分を少なくとも一種の高沸点有機溶媒に溶解
    して乳化分散した分散物を含有するハロゲン化銀カラー
    写真感光材料において、前記融点25℃以上の成分と前記
    高沸点有機溶媒の重量比率が2.0以上であり、かつ前記
    高沸点有機溶媒の少なくとも1種が一般式〔II〕〜
    〔V〕で示される化合物より選ばれる高沸点有機溶媒で
    あり、さらに前記分散物を含有するハロゲン化銀乳剤層
    中の油相成分とゼラチンとの重量比率が0.7以下である
    ことを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。 一般式〔I〕 式中、R11は耐拡散性基を表わし、R12は炭素原子数1〜
    4個の直鎖または、分岐アルキル基を表わす。Z1は水素
    原子または、カップリング離脱基を表わす。 一般式〔II〕 式中、R21,R22は、それぞれアルキル基、アルケニル基
    またはアリール基を表わす。 n2は整数値で0〜1を表わす。 一般式〔III〕 式中、R31,R32及びR33は、それぞれアルキル基、アルケ
    ニル基、アリール基、シクロアルキル基を表わす。 一般式〔IV〕 式中、R41,R42は炭素原子数3〜20のアルキル基を表わ
    し、n41,n42は0〜4の整数を表わす。 一般式〔V〕 R51OCH2CH2n5OR52 式中、R51はアルキル基を表わし、R52は、水素原子、ア
    ルキルカルボニル基を表わす。n5は1〜10の整数を表わ
    す。
JP61091781A 1986-04-21 1986-04-21 ハロゲン化銀カラー写真感光材料 Expired - Fee Related JP2613373B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61091781A JP2613373B2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21 ハロゲン化銀カラー写真感光材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61091781A JP2613373B2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21 ハロゲン化銀カラー写真感光材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62247366A JPS62247366A (ja) 1987-10-28
JP2613373B2 true JP2613373B2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=14036132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61091781A Expired - Fee Related JP2613373B2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21 ハロゲン化銀カラー写真感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2613373B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850533A (ja) * 1981-09-21 1983-03-25 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー感光材料の処理方法
JPS5895736A (ja) * 1981-12-02 1983-06-07 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPS60250344A (ja) * 1984-05-26 1985-12-11 Fuji Photo Film Co Ltd カラ−写真感光材料

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62247366A (ja) 1987-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4746600A (en) Light-sensitive silver halide color photographic material with non-diffusable light-insensitive dye layer
JPH0656483B2 (ja) カラ−画像形成法
JPH07119976B2 (ja) 迅速処理可能でカブリ防止効果等にすぐれるハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPH0715571B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPH0560581B2 (ja)
JPS62279337A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0754404B2 (ja) カラ−画像形成方法
JPH0743523B2 (ja) カラ−画像形成法
JPS6224250A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPH0610760B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JP2514054B2 (ja) カラ―感光材料
US3706556A (en) Method for preventing color mixing in multiple layer-type reversal color photographic light-sensitive materials
JP2613373B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH0640210B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JPH0727190B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法
JPH0562322B2 (ja)
JPS62166334A (ja) ハロゲン化銀カラ−感光材料
JPS62253170A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62129858A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真材料の処理方法
JP2557210B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−感光材料
JPH0833599B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JP2582547B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法
JPS62275252A (ja) カラ−画像形成法
JPS62247365A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料
JP2700498B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees