JP2610832B2 - 画面分割パターン登録方式 - Google Patents

画面分割パターン登録方式

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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 コンピュータ援用設計(Computer Aided Design:以下
CADという)における画面分割パターン登録方式であっ
て、画面分割パターン(以下分割パターンという)を作
成するパターン作成手段,画面に表示された分割パター
ンの登録指示手段,登録指示に基いて入力されたパター
ン名称データが付加された画面分割パターンを格納する
分割パターン格納手段とを設けることにより、一度表示
した分割パターンをいつでも利用することができる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、CADにおける分割パターンに係り、特に画
面に表示された分割パターンを登録することにより、繰
り返して利用することができる分割パターン登録方式に
関するものである。
近来、コンピュータを利用した設計方式,即ち、CAD
が開発,実用化されており、電機,機械等の製造業を中
心として利用分野も拡大しつつある。
CADはホストコンピュータ,カラーグラフィックディ
スプレイ,XYプロッタ,及び各種入力装置とベーシック
ソフトウェアによってシステムが構築されており、デー
タを入力しながら図形処理が行われるが、分割パターン
を組り返して利用できる方法が望まれている。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕
第5図に示すように、CADにおいては、表示装置のキ
ーボード20より操作指示して、物体を種々の方向から見
た投影図形をグラフィックディスプレイ(以下CRTとい
う)10の画面上に同時に複数個表示するのが一般的であ
る。
しかしながら、同時に複数個の投影図を表示できた
としても、その分割パターンはシステム固有のものであ
って自由に設定することはできない。或いはマルチウ
インドウ機能を持つグラフィックディスプレイ装置の場
合では、自由に分割パターンを定義できるが、それが保
存できないので毎回定義する必要があり、従って面倒で
ある。
という問題点がある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。
図において、1は入力されるパターンデータに基いて
分割パターンを作成するパターン作成手段、 2は画面に表示された分割パターン1の登録を指示す
る登録指示手段、 3は登録指示手段2の指示に基いて、入力されたパタ
ーン名称データが付加された画面分割パターンを格納す
る画面分割パターン格納手段である。
従ってパターン作成手段1よって作成された分割パタ
ーンを登録指示手段2の登録指示に基いて分割パターン
格納手段3に格納するように構成されている。
〔作用〕
パターンデータの入力操作によりパターン作成手段1
で作成された分割パターンは画面上に表示され、登録指
示手段2によって登録指示すると、入力されたパターン
名称データが付加された分割パターンが分割パターン格
納手段3に格納される。従って登録された分割パターン
はいつでも読み出して使用することができ、繰り返して
利用することができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第2図〜第4図を参照して説明す
る。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。第2図
で第1図に対応するものは1点鎖線で囲んで示してい
る。
第2図において、分割パターン作成処理部1aは、タブ
レット11によるパターンデータの操作入力に基いて分割
パターンを作成処理する機能を有する。
キーボード20aは、従来例で説明したキーボード20に
分割パターンの登録を指示する登録指示釦2aが付加され
ている。
分割パターンファイル3aは、ファイル制御部9の制御
により分割パターンが登録/読出しされるメモリであ
る。
パターンデータメモリ4は、分割パターン作成処理部
1aによって作成処理された分割パターンデータ,或いは
画面分割パターンファイル3aから読みされた分割パター
ンデータが一時格納されるメモリである。
付加データ処理部5は、キーボード20aから入力され
るパターン名称データを登録される分割パターンデータ
に付加する機能を有する。
また6,8は入力データ制御部、7は表示制御部を示
す。
主制御部12は、上記各部を制御して、分割パターン作
成,及び登録/読出しを遂行せしめる機能を有する。
このような構成及び機能を有するもので、第3図のフ
ローチャートにより作用を説明すると、 まずタブレット11により所望の分割パターンを入力操
作すると、分割パターン作成処理部1aは、順次入力され
たパターンデータを処理して分割パターンを作成し、パ
ターンデータメモリ4へ送る。
パターンデータメモリ4へ格納された分割パターンデ
ータは、第4図に例示するようにCRT10に表示される。
所望の分割パターンができ上がり、その分割パターン
を使用した図形表示作業が終了した時に、その分割パタ
ーンを登録する必要性があれば、登録指示釦2aを押下
し、パターン名称データを入力する。
すると、パターンデータメモリ4に格納されている分
割パターンデータは送り出されて、パターン名称データ
対応に分割パターンファイル3aにファイルされる。
このようにして、CRT10上の分割パターンを登録する
ことにより、登録した分割パターンを利用したい時は、
キーボード20aよりパターン名称データを入力すると分
割パターンファイル3aより該当する分割パターンが読み
出されて、表示データメモリ4へ一端格納された後、CR
T10に表示されるので夫々の分割パターン内に画面表示
を行うことができる。
上記例において、分割パターン作成処理部1a、分割パ
ターンファイル3a,及びファイル制御部9は分離された
データ処理装置に備えても良いことは勿論で、同様の効
果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、利用者独自の分
割パターンを作成して登録することができるので業務に
適切な表示環境が作れ、また登録された分割パターンは
誰でも利用することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明による実施例を示すブロック図、 第3図は第2図のフローチャート、 第4図な第2図の説明図、 第5図は従来例を説明する表示装置の斜視図である。 図において、 1は分割パターン作成手段、 1aは分割パターン作成処理部、 2は登録指示手段、2aは登録指示釦、 3は分割パターン格納手段、 3aは分割パターンファイル、 4はパターンデータメモリ、 5は付加データ処理部、6,8は入力データ制御部、 7は表示制御部、9はファイル制御部、 10はCRT、11はタブレット、 12は主制御部、 20,20aはキーボードを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたパターンデータに基いてコンピ
    ュータを用いて図形を作成する設計処理方式において、 前記パターンデータに基いて画面分割パターンを作成す
    るパターン作成手段と、 画面表示された画面分割パターンの登録を指示する登録
    指示手段と、 該登録指示手段の指示に基いて、入力されたパターン名
    称データが付加された該画面分割パターンを格納する画
    面分割パターン格納手段とを備えることを特徴とする画
    面分割パターン登録方式。
JP61170380A 1986-07-18 1986-07-18 画面分割パターン登録方式 Expired - Fee Related JP2610832B2 (ja)

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