JPH07295777A - Gui構築ツール - Google Patents

Gui構築ツール

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JPH07295777A
JPH07295777A JP6088689A JP8868994A JPH07295777A JP H07295777 A JPH07295777 A JP H07295777A JP 6088689 A JP6088689 A JP 6088689A JP 8868994 A JP8868994 A JP 8868994A JP H07295777 A JPH07295777 A JP H07295777A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 GUI画面の生産性を向上することのできる
GUI構築ツールを実現すること。 【構成】画面に表示する以外の能動的な機能を有する部
品と画面に表示される文字、直線、円弧、楕円弧、多角
形、矩形の図形からなる画面構成要素を通して情報を表
示し、ユーザとの会話を行うGUI画面を構築する混在
型GUI構築ツールであって、入力装置と、表示装置
と、前記画面構成要素についての、画面構成要素の形状
や色等を定義する描画情報と部品の機能を定義する機能
情報とを登録する登録装置と、前記入力装置への指示入
力に従って前記登録手段への登録内容の編集を行うとと
もに、該編集結果を前記表示手段に図形と部品とが混在
した形態で表示させる処理装置とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品、図形が同じ画面
に混在するGUI(Graphical User Interface)画面を
作成するためのGUI構築ツールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のGUI構築ツールは、「機能をも
つ部品」か、もしくは「図形」のいずれか一方について
入力、表示、編集機能を実現するように構成されてい
た。
【0003】ここで、「図形」とは、直線、文字、円
弧、楕円弧、多角形、矩形の画面構成要素であり、「機
能をもつ部品」とは、画面に表示する以外の能動的な機
能を有する画面構成要素である。
【0004】また、以下の説明において、「部品のもつ
能動的な機能」とは、GUI構築ツールで描画した属性
(大きさ、位置、色)を、部品が外部からの要求や自己
の要求によって変更する動作を示す。「外部からの要
求」とは、ユーザの部品に対するマウス入力、キーボー
ド入力、他のアプリケーションによって生起するイベン
トである。「自己の要求」とは、時計の秒針の更新の様
な、一定の時間間隔で起動される要求である。「能動的
な機能をもつ部品」とは、例えば、プッシュボタン、ト
グルボタン、時計、メータ、日付時刻入力、グラフ
(円、棒、折れ線)、テキスト領域、ロギング領域、リ
スト領域である。
【0005】部品、図形を同時にGUI画面に表示でき
ないGUI構築ツールでは、作成するGUI画面の表現
力に制限が生じる。そのため、部品・図形を同時にGU
I画面に表示させるために、次のような手段をとる。
【0006】図形のみの入力、表示、編集機能をもつG
UI構築ツールでは、GUI画面に部品をソースコード
レベルで組み込み、部品を配置した後に、ユーザがソー
スコードに図形表示のロジックを追加する。
【0007】ここで、図形表示のロジックとは、表示す
る図形のデータをファイルにまとめ、ソフトウェア実行
時にファイルを読み込んでGUI画面に表示する手続き
である。
【0008】表示する図形のデータはユーザが任意に作
成する。一般に図形表示に使用する図形データは、図形
のみのGUI構築ツールまたはCADソフトを用いて作
成する。
【0009】上記のようにして同じ画面に部品、図形を
表示させ、表示したGUI画面をチェックしながら、不
具合や図形の表示位置変更等の編集作業を、個々のGU
I構築ツールで行っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、部品、図形を同じ画面で入力、表示、編集すること
ができないため、部品または図形のどちらか一方のGU
I構築ツールを使用しながらGUIを組み込んだソフト
ウェアを実行することにより、同じ画面に部品、図形を
表示させている。
【0011】上記のようにして表示されたGUI画面を
チェックすることにより、部品、図形が混在するGUI
画面の開発がなされるため、開発に時間がかかり、非効
率的となり、生産性が悪いという問題点がある。
【0012】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、画面の作成
に際し、部品と図形を同じ画面で入力、表示、編集を可
能とし、効率的かつ柔軟性よく画面を作成することによ
り、GUI画面の生産性を向上することのできるGUI
構築ツールを実現することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のGUI構築ツー
ルは、画面に表示する以外の能動的な機能を有する部品
と画面に表示される文字、直線、円弧、楕円弧、多角
形、矩形の図形からなる画面構成要素を通して情報を表
示し、ユーザとの会話を行うGUI画面を構築する混在
型GUI構築ツールであって、入力装置と、表示装置
と、前記画面構成要素についての、画面構成要素の形状
や色等を定義する描画情報と部品の機能を定義する機能
情報とを登録する登録装置と、前記入力装置への指示入
力に従って前記登録手段への登録内容の編集を行うとと
もに、該編集結果を前記表示手段に図形と部品とが混在
した形態で表示させる処理装置とを有することを特徴と
する。
【0014】この場合、登録装置は、画面構成要素の格
納に際して画面構成要素が図形と部品のいずれであるか
の識別を行うための識別領域を有しており、処理装置
は、前記識別領域を参照し、画面構成要素が図形と部品
のいずれであるかによって登録内容の編集手順を変更す
るものとしてもよい。
【0015】
【作用】GUI構築ツールにおける部品と図形のデータ
構造は異なり同一の編集手段で編集を行うことはできな
い。また部品はそれぞれ異なる機能を実現するため、部
品が異なればデータ構造は異なる。
【0016】しかし、部品と図形をGUI構築ツールで
入力、表示、編集機能が使用できる同等の画面構成要素
として扱うことができれば、混在型GUIツールを実現
できる。
【0017】本発明では部品と図形からなる画面構成要
素を、同等の描画情報と機能情報からなるものとして扱
っているので、画面構成要素を1つの編集手段で編集す
ることができる。
【0018】登録装置に識別領域を設け、処理装置は、
前記識別領域を参照し、画面構成要素が図形と部品のい
ずれであるかによって登録内容の編集手順を変更する場
合には、より複雑な部品に対する処理を図形に対して行
うことがないので、処理が速やかに行われる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例の構成を示す図で
ある。
【0021】本実施例は、処置装置1と入力装置2と表
示装置3と登録装置4から構成されている。処理装置1
は、入力装置2からの入力を受け付けて登録装置4の登
録内容の変更を行い、かつ、該登録装置4の登録内容を
参照することにより、画像生成を行い、表示装置3に表
示させる。
【0022】図2は、図1中の登録装置4の格納内容を
示す図である。
【0023】登録装置4は、図2に示すような画面構成
要素管理テーブル101を格納している。
【0024】画面構成要素管理テーブル101は個々の
画面構成要素として、画面構成要素管理テーブル101
の描画情報格納領域104と機能情報格納領域105
に、描画情報テーブル106と機能情報テーブル107
のアドレスを格納する。図形の場合には、描画情報テー
ブル106のアドレスのみを描画情報格納領域104に
格納し、部品の場合には、描画情報テーブル106およ
び機能情報テーブル107のアドレスを描画情報格納領
域104および機能情報格納領域105のそれぞれに格
納する。
【0025】図3は、画面構成要素の描画情報106の
格納状態を示す図である。
【0026】部品の外観は、複数の図形から構成される
ので、図3に示すように画面構成要素の描画情報は、複
数の図形の描画情報から構成できるように複数の図形デ
ータ113〜116を格納するテーブル112のアドレ
スを図形データテーブル格納領域111に格納する。
【0027】図形の場合には、1つの図形の描画情報で
あるため、図形の種類によらず固定の大きさのテーブル
である。
【0028】図3に示す「描画情報の要素を構成する図
形の個数」110を格納する領域を、図1の画面構成要
素管理テーブル101に持たせる方法をとることもでき
る。
【0029】部品の描画情報以外の機能情報は部品の種
類によって異なるが、同じ部品であれば機能情報は固定
長レコードである。
【0030】上記のように画面構成要素の描画情報と機
能情報を分けて画面構成要素管理テーブル101を構成
すると、部品と図形を同等の画面構成要素として入力、
表示、編集することができる。
【0031】次に、本発明の実施例のGUI構築の具体
的な動作例について説明する。
【0032】以下の実施例では、GUI作成者が混在型
GUI構築ツールを使用し、画面を作成する場合に、ど
のように画面構成要素管理テーブル101のデータが操
作されるかについて述べる。
【0033】GUI構築には、GUI作成者が画面に画
面構成要素を入力、編集する手続きが必要であり、画面
毎に画面構成要素管理テーブル101が存在する。
【0034】画面構成要素を画面に入力した場合の混在
型GUI構築ツールの動作について説明する。
【0035】図4は、本実施例のGUI構築動作を示す
フローチャートである。図1に示した入力装置2に対し
て構成要素への操作入力がなされると(ステップS40
1)、該入力の内容の確認が行われる。この確認におい
ては、構成要素の追加であるか(ステップS402)、
構成要素の削除であるか(ステップS405)、構成要
素の編集であるか(ステップS407)、構成要素の描
画順序変更であるか(ステップS409)が確認され
る。これらの確認の結果に応じて追加フロー(ステップ
S403)、削除フロー(ステップS406)、編集フ
ロー(ステップS408)、描画順序変更フローをそれ
ぞれ経て構成要素際描画フロー(ステップS404)が
行われる。
【0036】上記の様々な動作のうち、まず、構成要素
を追加する場合について説明する。
【0037】画面にGUI作成者が画面構成要素を1つ
追加すると、画面構成要素管理テーブル101のレコー
ドが1つテーブルの最後に追加され、画面構成要素の種
別によって追加されたレコードに応じたデータが格納さ
れる。このデータの格納について以下に詳細を記述す
る。
【0038】画面構成要素の種別が部品である場合に
は、画面構成要素管理テーブル101の構成要素には情
報が以下のように格納される。
【0039】部品の種別については画面構成要素識別コ
ード格納領域103に保存する。部品を画面表示する際
に必要な描画情報テーブル106、部品の機能を使用す
る際に必要な機能情報テーブル107を生成し、両方の
情報テーブルのアドレスをそれぞれ描画情報格納領域1
04、機能情報格納領域105に格納する。
【0040】画面構成要素の種別が図形の場合には、画
面構成要素管理テーブル101の構成要素には情報が以
下のようにを格納される。図形の種別については画面構
成要素識別コード格納領域103に保存する。図形を画
面表示する際に必要な描画情報テーブル106を生成
し、描画情報テーブル106のアドレスを描画情報格納
領域104に保存する。このとき機能情報格納領域10
5にはNULLの値を代入する。
【0041】その後、混在型GUI構築ツールは入力さ
れた画面構成要素を、画面構成要素管理テーブル101
の描画情報テーブル106の情報をもとに追加された画
面構成要素のみ画面に表示する。
【0042】次に、画面構成要素をGUI作成者が編集
する場合の混在型GUI構築ツールの各動作を説明す
る。
【0043】GUI作成者が行う画面構成要素に対する
編集機能は、複写する追加機能、削除する機能、画面上
の配置、見掛けの属性(色、太さ、大きさ、タイルパタ
ーン)を変更する編集機能、描画順序を変更する機能、
部品の機能情報を変更する機能である。
【0044】〔追加動作〕図5は上述したような追加動
作を示すフローチャートであり、図4中のステップS4
03における追加フローに相当するものである。
【0045】構成要素への操作が構成要素の追加である
ことが確認されると、まず、画面構成要素管理テーブル
101に(n+1)番目のレコードを追加する(ステッ
プS501)。次に、追加要素の描画情報を格納する描
画情報テーブル106をアロケートし(ステップS50
2)、要素を構成する図形の個数を描画情報テーブルの
図形個数格納領域に代入する(ステップS503)。続
いて、図形の個数分のデータ配列をアロケートし(ステ
ップS504)、アロケートしたデータ配列に追加要素
の描画図形情報を格納する(ステップS505)。次
に、アロケートしたデータ配列の先頭アドレスを図形デ
ータテーブル格納領域111に代入し(ステップS50
6)、アロケートした描画情報テーブル106の先頭ア
ドレスを描画情報格納領域104に代入する(ステップ
S507)。
【0046】この後、追加される要素が部品であるかの
確認を行い(ステップS508)、部品である場合には
追加要素の機能情報を格納する機能情報テーブル107
をアロケートし(ステップS509)、追加要素の機能
情報を上記ステップS509にてアロケートした機能情
報テーブル107に複写し(ステップS510)、該ア
ロケートし、複写した機能情報テーブル107の先頭ア
ドレスを機能情報格納領域105に代入した後に(ステ
ップS511)、画面構成要素識別コード格納領域10
3に追加要素の識別コードを代入し(ステップS51
2)、終了する。また、ステップS508にて追加要素
が部品ではないことが確認された場合には、ステップS
509〜S511の作業を行うことなく、ステップS5
12での識別コードの代入作業を行い、終了する。
【0047】〔削除動作〕削除する機能の場合は、画面
構成要素管理テーブル101のデータを削除する。デー
タの削除される順番は、最初に描画情報テーブル106
を解放し、削除される画面構成要素が部品であれば機能
情報テーブル107を解放し、画面構成要素管理テーブ
ルのレコードを削除する。
【0048】図6は上述したような削除動作を示すフロ
ーチャートであり、図4中のステップS406における
削除フローに相当するものである。
【0049】構成要素への操作が構成要素の削除である
ことが確認されると、まず、削除するレコード番号10
2の取得を行う(ステップS601)。続いて、取得し
たレコード番号102より描画情報テーブル106のア
ドレスを取得する(ステップS602)。次に、図形デ
ータテーブル112の領域をフリーとした後に(ステッ
プS603)、削除要素が部品であるかの確認を行う
(ステップS604)。削除要素が部品である場合に
は、取得したレコード番号102より描画情報テーブル
106のアドレスを再度取得し(ステップS605)、
描画データテーブルの領域をフリーとしたうえで(ステ
ップS606)、取得したレコード番号102のレコー
ドを画面構成要素管理テーブル101より削除して(ス
テップS607)終了する。また、ステップS604に
て削除する要素が部品でないことが確認された場合に
は、ステップS605,S606での作業を行うことな
く、ステップS607での削除を行って終了する。
【0050】〔編集動作〕画面上の配置、見掛けの属性
(色、太さ、大きさ、タイルパターン等)を変更する機
能の場合は、画面構成要素の描画情報テーブル106に
ある位置情報、見掛けの属性情報を変更するので、画面
構成要素管理テーブル101の情報は不変である。
【0051】部品の機能情報を変更する機能の場合は、
機能情報テーブル107の情報を変更するので、画面構
成要素管理テーブル101の情報は不変である。
【0052】図7は上述したような編集動作を示すフロ
ーチャートであり、図4中のステップS408における
編集フローに相当するものである。
【0053】構成要素への操作が構成要素の編集である
ことが確認されると、まず、編集する画面構成要素のレ
コード番号102を取得する(ステップS701)。次
に、描画情報に変更が有るかの確認を行い(ステップS
702)、描画情報に変更がある場合には、取得したレ
コード番号102より描画情報テーブル106のアドレ
スを取得し(ステップS703)、変更した図形データ
を描画情報テーブル106の図形データテーブル112
へ複写した後に(ステップS704)編集要素が部品で
あるかの確認を行う(ステップS705)。また、ステ
ップS702にて描画情報に変更がないことが確認され
た場合には、ステップS703,S704での各動作を
行うことなくステップS705へ移行し、編集要素が部
品であるかの確認を行う。
【0054】ステップS705にて編集要素が部品であ
ることが確認された場合には、さらに機能情報に変更が
あるかの確認を行う(ステップS706)。機能情報に
変更がある場合には取得したレコード番号102より描
画情報テーブル106のアドレスを取得し(ステップS
707)、変更した図形データを描画情報テーブル10
6の図形データテーブル112へ複写して(ステップS
708)終了する。また、ステップS705にて編集要
素が部品でないことが確認された場合や、ステップS7
06にて機能情報に変更がないことが確認された場合に
は、ステップS707,S708での各動作を行うこと
なく、終了する。
【0055】〔描画順序変更動作〕描画順序を変更する
機能の場合、多くは、最も手前(番号が大きい)か奥
(番号が小さい)に画面構成要素を移動する動作であ
り、画面構成要素管理テーブル101の変更すべき画面
構成要素のレコードを画面構成要素管理テーブル101
の先頭または最後の位置へ移動する。
【0056】図8は上述したような描画順序変更動作を
示すフローチャートであり、図4中のステップS410
における描画順序変更フローに相当するものである。
【0057】構成要素への操作が構成要素の描画順序の
変更であることが確認されると、まず、描画順序を変更
する画面構成要素のレコード番号102を取得する(ス
テップS801)。続いて、画面構成要素管理テーブル
101に(n+1)番目のレコードを追加し(ステップ
S802)、ステップS801にて取得したレコード番
号102中の情報を前ステップS802にて追加作成し
た(n+1)番目のレコードに複写する(ステップS8
03)。
【0058】次に、レコード番号102を変数jに代入
した後に、画面構成要素のレコードが最上位である先頭
へ移動するかの確認を行う(ステップS805)。最上
位へ移動することが確認された場合には、画面構成当粗
管理テーブル101の(j+1)番目のレコードの情報
をj番目のレコードへ複写し(ステップS806)、j
=j+1として(ステップS807)、j<nであるか
の確認を行う(ステップS808)。jがnよりも小で
ある場合には、ステップS806へ戻り、上記各ステッ
プS806〜S808までの動作を繰返し行う。また、
jがnよりも大である場合には、画面構成要素管理テー
ブル101の(n+1)番目のテーブルを削除して(ス
テップS813)終了する。
【0059】ステップS805にて最上位へ移動しな
い、すなわち、最も奥へ移動することが確認されると画
面構成要素管理テーブル101の(j−1)番目のレコ
ードの情報をj番目のレコードへ複写し(ステップS8
09)、j=j−1としたうえで(ステップS81
0)、j<2であるかを確認する(ステップS81
1)。jが2よりも大である場合には、ステップS80
9へ戻り、上記の各ステップS809〜S811の動作
を繰返し行う。jが2よりも小であることが確認される
と、画面構成要素管理テーブル101の(n+1)番目
のレコードの情報を1番目のレコードへ複写し(ステッ
プS812)、画面構成要素管理テーブル101の(n
+1)番目のテーブルを削除して(ステップS813)
終了する。
【0060】なお、上記の画面順序変更動作について
は、画面構成要素管理テーブル101の先頭または最後
の位置へ移動する場合について説明したが、画面構成要
素管理テーブル101の所定のレコード位置へ移動する
場合には、上記の場合と同様に画面構成要素管理テーブ
ル101に(n+1)番目のテーブルを追加し、複写し
たうえで、移動するレコードの複写動作および所定の番
号となったかの確認動作を行うことにより対処すること
ができる。
【0061】〔画面再描画動作〕これらの機能の実行
後、必ず画面の再表示は行われる。画面の再表示は、変
更した画面構成要素の範囲のみを、画面構成要素管理テ
ーブル101のテーブル・レコード番号102の順番に
したがって行う。画面の再表示は画面構成要素の種類に
よらず、一括して行われる。
【0062】図9は上述したような画面再表示動作を示
すフローチャートであり、図4中のステップS404に
おける構成要素再描画フローに相当するものである。
【0063】構成要素への操作が構成要素の再描画であ
ることが確認されると、まず、i=1とし(ステップS
901)、画面構成要素管理テーブル101のi番目の
レコードの描画情報テーブル106のアドレスを取得し
て(ステップS902)、該取得した描画情報テーブル
106より図形データテーブル112の総個数をmへ代
入する(ステップS903)。続いてj=1とし(ステ
ップS904)、図形データテーブル112に格納され
る図形jの描画データにより図形を描画する(ステップ
S905)。次に、j=j+1としたうえで(ステップ
S906)、j>mであるかを確認する(ステップS9
07)。jがmより小である場合には、ステップS90
5へ戻って上記各ステップS905〜S907の動作を
繰返し行う。jがmより大である場合にはi=i+1と
したうえで(ステップS908)、i>nを確認する
(ステップS909)。iがnより小である場合にはス
テップS902へ戻って上記各ステップS902〜S9
09の動作を繰返し行い、iがnより大である場合には
終了する。
【0064】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0065】請求項1に記載のものにおいては、部品、
図形を同じ画面に混在するGUI画面の作成時に、同一
画面上で入力、表示、編集が可能となる。同じ画面上で
部品と図形が混在するGUIを作成できるため、別々の
ツールを使用して混在する画面を作成する場合よりも効
率的となり、生産性を向上することができる効果があ
る。
【0066】請求項2に記載のものにおいては、上記効
果に加えて、処理をさらに効率よく行うことができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】図1中の登録装置4内の画面構成要素管理テー
ブルの構成を示す図である。
【図3】図2中の描画情報テーブル106の構成を示す
図である。
【図4】本発明による装置でのGUI構築手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明による装置でのGUI構築手順のうち、
構成要素の追加を行う場合の動作を示すフローチャート
である。
【図6】本発明による装置でのGUI構築手順のうち、
構成要素の削除を行う場合の動作を示すフローチャート
である。
【図7】本発明による装置でのGUI構築手順のうち、
構成要素の編集を行う場合の動作を示すフローチャート
である。
【図8】本発明による装置でのGUI構築手順にうち、
構成要素の描画順序を変更する場合の動作を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明による装置でのGUI構築手順のうち、
構成要素を再表示する動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 処理装置 2 入力装置 3 表示装置 4 登録装置 101 画面構成要素管理テーブル 102 レコード番号 103 画面構成要素識別コード格納領域 104 描画情報格納領域 105 機能情報格納領域 106 描画情報テーブル 107 機能情報テーブル 110 要素を構成する図形の個数 111 図形データテーブル格納領域 112 図形データテーブル 113 図形1のデータ 114 図形2のデータ 115 図形3のデータ 116 図形mのデータ S401〜S410,S501〜S512,S601〜
S607,S701〜S708,S801〜S813,
S901〜S909 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/50

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面に表示する以外の能動的な機能を有
    する部品と画面に表示される文字、直線、円弧、楕円
    弧、多角形、矩形の図形からなる画面構成要素を通して
    情報を表示し、ユーザとの会話を行うGUI画面を構築
    する混在型GUI構築ツールであって、 入力装置と、 表示装置と、 前記画面構成要素についての、画面構成要素の形状や色
    等を定義する描画情報と部品の機能を定義する機能情報
    とを登録する登録装置と、 前記入力装置への指示入力に従って前記登録手段への登
    録内容の編集を行うとともに、該編集結果を前記表示手
    段に図形と部品とが混在した形態で表示させる処理装置
    とを有することを特徴とするGUI構築ツール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のGUI構築ツールにおい
    て、 登録装置は、画面構成要素の格納に際して画面構成要素
    が図形と部品のいずれであるかの識別を行うための識別
    領域を有しており、 処理装置は、前記識別領域を参照し、画面構成要素が図
    形と部品のいずれであるかによって登録内容の編集手順
    を変更することを特徴とするGUI構築ツール。
JP6088689A 1994-04-26 1994-04-26 Gui構築ツール Expired - Fee Related JP2555976B2 (ja)

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