JPH06202304A - 割付処理装置 - Google Patents
割付処理装置Info
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- JPH06202304A JPH06202304A JP35846492A JP35846492A JPH06202304A JP H06202304 A JPH06202304 A JP H06202304A JP 35846492 A JP35846492 A JP 35846492A JP 35846492 A JP35846492 A JP 35846492A JP H06202304 A JPH06202304 A JP H06202304A
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- predetermined
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- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の割付対象物の相互位置を考慮した割り
付け作業を容易に行うことができるようにする。 【構成】 対象物データ格納手段3内には、割付対象物
についての画像データや文字データが格納されている。
オペレータは指示入力手段7から指示入力を行い、どの
対象物をどの位置に割り付けるかを指定する。割付デー
タ生成手段5は、この指示に基づき、割付データを作成
し、これを割付データ格納手段4に格納する。画像表示
手段2は、対象物データ格納手段3内の対象物データ
と、割付データ格納手段4内の割付データとに基づい
て、オペレータの指示した割付結果をディスプレイ1の
画面上に表示する。割付補正手段6は、オペレータの指
示に基づき、複数の割付対象物の一端を揃えたり、位置
間隔を特定の間隔にしたりするような補正を行う。
付け作業を容易に行うことができるようにする。 【構成】 対象物データ格納手段3内には、割付対象物
についての画像データや文字データが格納されている。
オペレータは指示入力手段7から指示入力を行い、どの
対象物をどの位置に割り付けるかを指定する。割付デー
タ生成手段5は、この指示に基づき、割付データを作成
し、これを割付データ格納手段4に格納する。画像表示
手段2は、対象物データ格納手段3内の対象物データ
と、割付データ格納手段4内の割付データとに基づい
て、オペレータの指示した割付結果をディスプレイ1の
画面上に表示する。割付補正手段6は、オペレータの指
示に基づき、複数の割付対象物の一端を揃えたり、位置
間隔を特定の間隔にしたりするような補正を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は割付処理装置、特に、デ
ィスプレイ画面上で所定の割付対象物を所定位置に割り
付ける作業を行うための割付処理装置に関する。
ィスプレイ画面上で所定の割付対象物を所定位置に割り
付ける作業を行うための割付処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チラシ・カタログ類を印刷する場合、掲
載する商品の写真や説明文などを紙面上の所望の位置に
割り付ける作業を行う必要がある。近年では、コンピュ
ータの発達により、このような割付作業は、コンピュー
タを用いた割付処理装置によって行われている。従来、
一般的に用いられている割付処理装置では、ディスプレ
イ画面上で所定の割付対象物を所定位置に割り付ける作
業を行うことができる。オペレータは、ディスプレイ画
面を見ながら、キーボードやマウスなどの入力機器を操
作してコンピュータに割り付けのための指示を与える。
割り付け結果は直ちにディスプレイ上で確認することが
できるため、オペレータはコンピュータと対話形式で作
業を進めてゆくことができる。
載する商品の写真や説明文などを紙面上の所望の位置に
割り付ける作業を行う必要がある。近年では、コンピュ
ータの発達により、このような割付作業は、コンピュー
タを用いた割付処理装置によって行われている。従来、
一般的に用いられている割付処理装置では、ディスプレ
イ画面上で所定の割付対象物を所定位置に割り付ける作
業を行うことができる。オペレータは、ディスプレイ画
面を見ながら、キーボードやマウスなどの入力機器を操
作してコンピュータに割り付けのための指示を与える。
割り付け結果は直ちにディスプレイ上で確認することが
できるため、オペレータはコンピュータと対話形式で作
業を進めてゆくことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チラシ・カタログ類で
は、1頁の紙面内に多数の商品が割り付けられる。この
とき、個々の商品の割付位置は、隣接して割り付けられ
る商品の位置に関連して決定される場合が少なくない。
たとえば、仮想の水平線上に複数の商品写真を揃えて横
一列に並べるような場合、左右に隣接する商品写真は上
下位置を揃えて割り付ける必要がある。また、2つの商
品写真の端と端とが揃うような割り付けを行う場合もあ
り、互いに所定の間隔だけ離して割り付けたい場合もあ
る。従来の割付処理装置には、このような複数の割付対
象物の相互位置を考慮した割付機能が用意されていない
ため、割付作業が煩雑になり、労力と時間を必要として
いた。
は、1頁の紙面内に多数の商品が割り付けられる。この
とき、個々の商品の割付位置は、隣接して割り付けられ
る商品の位置に関連して決定される場合が少なくない。
たとえば、仮想の水平線上に複数の商品写真を揃えて横
一列に並べるような場合、左右に隣接する商品写真は上
下位置を揃えて割り付ける必要がある。また、2つの商
品写真の端と端とが揃うような割り付けを行う場合もあ
り、互いに所定の間隔だけ離して割り付けたい場合もあ
る。従来の割付処理装置には、このような複数の割付対
象物の相互位置を考慮した割付機能が用意されていない
ため、割付作業が煩雑になり、労力と時間を必要として
いた。
【0004】そこで本発明は、複数の割付対象物の相互
位置を考慮した割付作業を容易に行うことのできる割付
処理装置を提供することを目的とする。
位置を考慮した割付作業を容易に行うことのできる割付
処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
(1) 本願第1の発明は、ディスプレイ画面上で所定の
割付対象物を所定位置に割り付ける作業を行うための割
付処理装置において、個々の割付対象物を表現するため
の対象物データを格納する対象物データ格納手段と、デ
ィスプレイ画面上の位置に関する情報を入力するための
座標入力手段を含み、割付作業に関する指示を入力する
指示入力手段と、この指示入力手段により入力された指
示に基づいて、特定の割付対象物を特定の位置に割り付
けることを示す割付データを生成する割付データ生成手
段と、生成された割付データを格納する割付データ格納
手段と、割付データ格納手段内に格納されている割付デ
ータと、対象物データ格納手段内に格納されている対象
物データとに基づいて、特定の割付対象物を特定の位置
に割り付けた状態を示す画像をディスプレイ画面上に表
示させる画像表示手段と、指示入力手段により入力され
た指示に基づいて、割付データ格納手段内に格納されて
いる割付データに対して、割付位置に関する補正を行う
割付補正手段と、を設け、割付補正手段は、現在ディス
プレイ上に割り付けられている第1の割付対象物内の点
Pおよび第2の割付対象物内の点Qを指定する所定の補
正指示を受けたときに、所定の座標軸に沿った第1の方
向と、同じく所定の座標軸に沿い第1の方向とは正反対
を向いた第2の方向と、を定義し、点Pが第1の割付対
象物内において2つの方向のうちのいずれに偏っている
かを判断するとともに、点Qが第2の割付対象物内にお
いて2つの方向のうちのいずれに偏っているかを判断
し、点Pおよび点Qがいずれも第1の方向に偏っている
場合には、第1の割付対象物の第1の方向に向かった端
点に、第2の割付対象物の第1の方向に向かった端点
を、所定の座標軸に関して揃えるように、第2の割付対
象物の割付位置を所定の座標軸に沿って平行移動させる
補正を行い、点Pおよび点Qがいずれも第2の方向に偏
っている場合には、第1の割付対象物の第2の方向に向
かった端点に、第2の割付対象物の第2の方向に向かっ
た端点を、所定の座標軸に関して揃えるように、第2の
割付対象物の割付位置を所定の座標軸に沿って平行移動
させる補正を行い、点Pが第1の方向に偏り、点Qが第
2の方向に偏っている場合には、第1の割付対象物の第
1の方向に向かった端点に、第2の割付対象物の第2の
方向に向かった端点を、所定の座標軸に関して揃えるよ
うに、第2の割付対象物の割付位置を所定の座標軸に沿
って平行移動させる補正を行い、点Pが第2の方向に偏
り、点Qが第1の方向に偏っている場合には、第1の割
付対象物の第2の方向に向かった端点に、第2の割付対
象物の第1の方向に向かった端点を、所定の座標軸に関
して揃えるように、第2の割付対象物の割付位置を所定
の座標軸に沿って平行移動させる補正を行うようにした
ものである。
割付対象物を所定位置に割り付ける作業を行うための割
付処理装置において、個々の割付対象物を表現するため
の対象物データを格納する対象物データ格納手段と、デ
ィスプレイ画面上の位置に関する情報を入力するための
座標入力手段を含み、割付作業に関する指示を入力する
指示入力手段と、この指示入力手段により入力された指
示に基づいて、特定の割付対象物を特定の位置に割り付
けることを示す割付データを生成する割付データ生成手
段と、生成された割付データを格納する割付データ格納
手段と、割付データ格納手段内に格納されている割付デ
ータと、対象物データ格納手段内に格納されている対象
物データとに基づいて、特定の割付対象物を特定の位置
に割り付けた状態を示す画像をディスプレイ画面上に表
示させる画像表示手段と、指示入力手段により入力され
た指示に基づいて、割付データ格納手段内に格納されて
いる割付データに対して、割付位置に関する補正を行う
割付補正手段と、を設け、割付補正手段は、現在ディス
プレイ上に割り付けられている第1の割付対象物内の点
Pおよび第2の割付対象物内の点Qを指定する所定の補
正指示を受けたときに、所定の座標軸に沿った第1の方
向と、同じく所定の座標軸に沿い第1の方向とは正反対
を向いた第2の方向と、を定義し、点Pが第1の割付対
象物内において2つの方向のうちのいずれに偏っている
かを判断するとともに、点Qが第2の割付対象物内にお
いて2つの方向のうちのいずれに偏っているかを判断
し、点Pおよび点Qがいずれも第1の方向に偏っている
場合には、第1の割付対象物の第1の方向に向かった端
点に、第2の割付対象物の第1の方向に向かった端点
を、所定の座標軸に関して揃えるように、第2の割付対
象物の割付位置を所定の座標軸に沿って平行移動させる
補正を行い、点Pおよび点Qがいずれも第2の方向に偏
っている場合には、第1の割付対象物の第2の方向に向
かった端点に、第2の割付対象物の第2の方向に向かっ
た端点を、所定の座標軸に関して揃えるように、第2の
割付対象物の割付位置を所定の座標軸に沿って平行移動
させる補正を行い、点Pが第1の方向に偏り、点Qが第
2の方向に偏っている場合には、第1の割付対象物の第
1の方向に向かった端点に、第2の割付対象物の第2の
方向に向かった端点を、所定の座標軸に関して揃えるよ
うに、第2の割付対象物の割付位置を所定の座標軸に沿
って平行移動させる補正を行い、点Pが第2の方向に偏
り、点Qが第1の方向に偏っている場合には、第1の割
付対象物の第2の方向に向かった端点に、第2の割付対
象物の第1の方向に向かった端点を、所定の座標軸に関
して揃えるように、第2の割付対象物の割付位置を所定
の座標軸に沿って平行移動させる補正を行うようにした
ものである。
【0006】(2) 本願第2の発明は、ディスプレイ画
面上で所定の割付対象物を所定位置に割り付ける作業を
行うための割付処理装置において、個々の割付対象物を
表現するための対象物データを格納する対象物データ格
納手段と、ディスプレイ画面上の位置に関する情報を入
力するための座標入力手段を含み、割付作業に関する指
示を入力する指示入力手段と、この指示入力手段により
入力された指示に基づいて、特定の割付対象物を特定の
位置に割り付けることを示す割付データを生成する割付
データ生成手段と、生成された割付データを格納する割
付データ格納手段と、割付データ格納手段内に格納され
ている割付データと、対象物データ格納手段内に格納さ
れている対象物データとに基づいて、特定の割付対象物
を特定の位置に割り付けた状態を示す画像をディスプレ
イ画面上に表示させる画像表示手段と、指示入力手段に
より入力された指示に基づいて、割付データ格納手段内
に格納されている割付データに対して、割付位置に関す
る補正を行う割付補正手段と、を設け、割付補正手段
は、現在ディスプレイ上に割り付けられている第1の割
付対象物内の点Pおよび第2の割付対象物内の点Qを指
定するとともに、両対象物の間隔値を指定する所定の補
正指示を受けたときに、所定の座標軸に沿った第1の方
向と、同じく所定の座標軸に沿い第1の方向とは正反対
を向いた第2の方向と、を定義し、点Pが第1の割付対
象物内において2つの方向のうちのいずれに偏っている
かを判断するとともに、点Qが第2の割付対象物内にお
いて2つの方向のうちのいずれに偏っているかを判断
し、点Pおよび点Qがいずれも第1の方向に偏っている
場合には、第1の割付対象物の第1の方向に向かった端
点に、第2の割付対象物の第1の方向に向かった端点
を、所定の座標軸に関して揃えるように、かつ、両対象
物の所定の座標軸に直交する方向に関する間隔が指定さ
れた値となるように、第2の割付対象物の割付位置を平
行移動させる補正を行い、点Pおよび点Qがいずれも第
2の方向に偏っている場合には、第1の割付対象物の第
2の方向に向かった端点に、第2の割付対象物の第2の
方向に向かった端点を、所定の座標軸に関して揃えるよ
うに、かつ、両対象物の所定の座標軸に直交する方向に
関する間隔が指定された値となるように、第2の割付対
象物の割付位置を平行移動させる補正を行い、点Pが第
1の方向に偏り、点Qが第2の方向に偏っている場合に
は、第1の割付対象物の第1の方向に向かった端点に、
第2の割付対象物の第2の方向に向かった端点を、所定
の座標軸に関して揃えるように、かつ、両対象物の所定
の座標軸に直交する方向に関する間隔が指定された値と
なるように、第2の割付対象物の割付位置を平行移動さ
せる補正を行い、点Pが第2の方向に偏り、点Qが第1
の方向に偏っている場合には、第1の割付対象物の第2
の方向に向かった端点に、第2の割付対象物の第1の方
向に向かった端点を、所定の座標軸に関して揃えるよう
に、かつ、両対象物の所定の座標軸に直交する方向に関
する間隔が指定された値となるように、第2の割付対象
物の割付位置を平行移動させる補正を行うようにしたも
のである。
面上で所定の割付対象物を所定位置に割り付ける作業を
行うための割付処理装置において、個々の割付対象物を
表現するための対象物データを格納する対象物データ格
納手段と、ディスプレイ画面上の位置に関する情報を入
力するための座標入力手段を含み、割付作業に関する指
示を入力する指示入力手段と、この指示入力手段により
入力された指示に基づいて、特定の割付対象物を特定の
位置に割り付けることを示す割付データを生成する割付
データ生成手段と、生成された割付データを格納する割
付データ格納手段と、割付データ格納手段内に格納され
ている割付データと、対象物データ格納手段内に格納さ
れている対象物データとに基づいて、特定の割付対象物
を特定の位置に割り付けた状態を示す画像をディスプレ
イ画面上に表示させる画像表示手段と、指示入力手段に
より入力された指示に基づいて、割付データ格納手段内
に格納されている割付データに対して、割付位置に関す
る補正を行う割付補正手段と、を設け、割付補正手段
は、現在ディスプレイ上に割り付けられている第1の割
付対象物内の点Pおよび第2の割付対象物内の点Qを指
定するとともに、両対象物の間隔値を指定する所定の補
正指示を受けたときに、所定の座標軸に沿った第1の方
向と、同じく所定の座標軸に沿い第1の方向とは正反対
を向いた第2の方向と、を定義し、点Pが第1の割付対
象物内において2つの方向のうちのいずれに偏っている
かを判断するとともに、点Qが第2の割付対象物内にお
いて2つの方向のうちのいずれに偏っているかを判断
し、点Pおよび点Qがいずれも第1の方向に偏っている
場合には、第1の割付対象物の第1の方向に向かった端
点に、第2の割付対象物の第1の方向に向かった端点
を、所定の座標軸に関して揃えるように、かつ、両対象
物の所定の座標軸に直交する方向に関する間隔が指定さ
れた値となるように、第2の割付対象物の割付位置を平
行移動させる補正を行い、点Pおよび点Qがいずれも第
2の方向に偏っている場合には、第1の割付対象物の第
2の方向に向かった端点に、第2の割付対象物の第2の
方向に向かった端点を、所定の座標軸に関して揃えるよ
うに、かつ、両対象物の所定の座標軸に直交する方向に
関する間隔が指定された値となるように、第2の割付対
象物の割付位置を平行移動させる補正を行い、点Pが第
1の方向に偏り、点Qが第2の方向に偏っている場合に
は、第1の割付対象物の第1の方向に向かった端点に、
第2の割付対象物の第2の方向に向かった端点を、所定
の座標軸に関して揃えるように、かつ、両対象物の所定
の座標軸に直交する方向に関する間隔が指定された値と
なるように、第2の割付対象物の割付位置を平行移動さ
せる補正を行い、点Pが第2の方向に偏り、点Qが第1
の方向に偏っている場合には、第1の割付対象物の第2
の方向に向かった端点に、第2の割付対象物の第1の方
向に向かった端点を、所定の座標軸に関して揃えるよう
に、かつ、両対象物の所定の座標軸に直交する方向に関
する間隔が指定された値となるように、第2の割付対象
物の割付位置を平行移動させる補正を行うようにしたも
のである。
【0007】(3) 本願第3の発明は、XY二次元座標
系が定義されたディスプレイ画面上で所定の割付対象物
を所定位置に割り付ける作業を行うための割付処理装置
において、個々の割付対象物を表現するための対象物デ
ータを格納する対象物データ格納手段と、ディスプレイ
画面上の位置に関する情報を入力するための座標入力手
段を含み、割付作業に関する指示を入力する指示入力手
段と、この指示入力手段により入力された指示に基づい
て、特定の割付対象物を特定の位置に割り付けることを
示す割付データを生成する割付データ生成手段と、生成
された割付データを格納する割付データ格納手段と、割
付データ格納手段内に格納されている割付データと、対
象物データ格納手段内に格納されている対象物データと
に基づいて、特定の割付対象物を特定の位置に割り付け
た状態を示す画像をディスプレイ画面上に表示させる画
像表示手段と、指示入力手段により入力された指示に基
づいて、割付データ格納手段内に格納されている割付デ
ータに対して、割付位置に関する補正を行う割付補正手
段と、を設け、割付補正手段は、現在ディスプレイ上に
割り付けられている第1の割付対象物内の点Pおよび第
2の割付対象物内の点Qを指定するとともに、両対象物
のX軸方向の間隔値ΔXと、Y軸方向の間隔値ΔYとを
指定する所定の補正指示を受けたときに、第1の割付対
象物の外接矩形Aおよび第2の割付対象物の外接矩形B
を求め、外接矩形Aの中心に原点をもつVW二次元座標
系を定義したときに、このVW二次元座標系において点
Pが所属する象限内の外接矩形Aの頂点R(Xr,Y
r)を求め、外接矩形Bの中心に原点をもつVW二次元
座標系を定義したときに、このVW二次元座標系におい
て点Qが所属する象限内の外接矩形Bの頂点Sを求め、
頂点SがVW二次元座標系の第1象限に所属する場合に
は、この頂点SがXY二次元座標系における座標位置
(Xr−ΔX,Yr−ΔY)にくるように、第2の割付
対象物の割付位置を平行移動させる補正を行い、頂点S
がVW二次元座標系の第2象限に所属する場合には、こ
の頂点SがXY二次元座標系における座標位置(Xr+
ΔX,Yr−ΔY)にくるように、第2の割付対象物の
割付位置を平行移動させる補正を行い、頂点SがVW二
次元座標系の第3象限に所属する場合には、この頂点S
がXY二次元座標系における座標位置(Xr+ΔX,Y
r+ΔY)にくるように、第2の割付対象物の割付位置
を平行移動させる補正を行い、頂点SがVW二次元座標
系の第4象限に所属する場合には、この頂点SがXY二
次元座標系における座標位置(Xr−ΔX,Yr+Δ
Y)にくるように、第2の割付対象物の割付位置を平行
移動させる補正を行うようにしたものである。
系が定義されたディスプレイ画面上で所定の割付対象物
を所定位置に割り付ける作業を行うための割付処理装置
において、個々の割付対象物を表現するための対象物デ
ータを格納する対象物データ格納手段と、ディスプレイ
画面上の位置に関する情報を入力するための座標入力手
段を含み、割付作業に関する指示を入力する指示入力手
段と、この指示入力手段により入力された指示に基づい
て、特定の割付対象物を特定の位置に割り付けることを
示す割付データを生成する割付データ生成手段と、生成
された割付データを格納する割付データ格納手段と、割
付データ格納手段内に格納されている割付データと、対
象物データ格納手段内に格納されている対象物データと
に基づいて、特定の割付対象物を特定の位置に割り付け
た状態を示す画像をディスプレイ画面上に表示させる画
像表示手段と、指示入力手段により入力された指示に基
づいて、割付データ格納手段内に格納されている割付デ
ータに対して、割付位置に関する補正を行う割付補正手
段と、を設け、割付補正手段は、現在ディスプレイ上に
割り付けられている第1の割付対象物内の点Pおよび第
2の割付対象物内の点Qを指定するとともに、両対象物
のX軸方向の間隔値ΔXと、Y軸方向の間隔値ΔYとを
指定する所定の補正指示を受けたときに、第1の割付対
象物の外接矩形Aおよび第2の割付対象物の外接矩形B
を求め、外接矩形Aの中心に原点をもつVW二次元座標
系を定義したときに、このVW二次元座標系において点
Pが所属する象限内の外接矩形Aの頂点R(Xr,Y
r)を求め、外接矩形Bの中心に原点をもつVW二次元
座標系を定義したときに、このVW二次元座標系におい
て点Qが所属する象限内の外接矩形Bの頂点Sを求め、
頂点SがVW二次元座標系の第1象限に所属する場合に
は、この頂点SがXY二次元座標系における座標位置
(Xr−ΔX,Yr−ΔY)にくるように、第2の割付
対象物の割付位置を平行移動させる補正を行い、頂点S
がVW二次元座標系の第2象限に所属する場合には、こ
の頂点SがXY二次元座標系における座標位置(Xr+
ΔX,Yr−ΔY)にくるように、第2の割付対象物の
割付位置を平行移動させる補正を行い、頂点SがVW二
次元座標系の第3象限に所属する場合には、この頂点S
がXY二次元座標系における座標位置(Xr+ΔX,Y
r+ΔY)にくるように、第2の割付対象物の割付位置
を平行移動させる補正を行い、頂点SがVW二次元座標
系の第4象限に所属する場合には、この頂点SがXY二
次元座標系における座標位置(Xr−ΔX,Yr+Δ
Y)にくるように、第2の割付対象物の割付位置を平行
移動させる補正を行うようにしたものである。
【0008】(4) 本願第4の発明は、ディスプレイ画
面上で所定の割付対象物を所定位置に割り付ける作業を
行うための割付処理装置において、個々の割付対象物を
表現するための対象物データを格納する対象物データ格
納手段と、ディスプレイ画面上の位置に関する情報を入
力するための座標入力手段を含み、割付作業に関する指
示を入力する指示入力手段と、この指示入力手段により
入力された指示に基づいて、特定の割付対象物を特定の
位置に割り付けることを示す割付データを生成する割付
データ生成手段と、生成された割付データを格納する割
付データ格納手段と、割付データ格納手段内に格納され
ている割付データと、対象物データ格納手段内に格納さ
れている対象物データとに基づいて、特定の割付対象物
を特定の位置に割り付けた状態を示す画像をディスプレ
イ画面上に表示させる画像表示手段と、先に割り付けら
れた割付対象物の割付位置に揃えるように、後に割り付
けられた割付対象物の割付位置を補正する割付補正手段
と、を設けたものである。
面上で所定の割付対象物を所定位置に割り付ける作業を
行うための割付処理装置において、個々の割付対象物を
表現するための対象物データを格納する対象物データ格
納手段と、ディスプレイ画面上の位置に関する情報を入
力するための座標入力手段を含み、割付作業に関する指
示を入力する指示入力手段と、この指示入力手段により
入力された指示に基づいて、特定の割付対象物を特定の
位置に割り付けることを示す割付データを生成する割付
データ生成手段と、生成された割付データを格納する割
付データ格納手段と、割付データ格納手段内に格納され
ている割付データと、対象物データ格納手段内に格納さ
れている対象物データとに基づいて、特定の割付対象物
を特定の位置に割り付けた状態を示す画像をディスプレ
イ画面上に表示させる画像表示手段と、先に割り付けら
れた割付対象物の割付位置に揃えるように、後に割り付
けられた割付対象物の割付位置を補正する割付補正手段
と、を設けたものである。
【0009】(5) 本願第5の発明は、ディスプレイ画
面上で所定の割付対象物を所定位置に割り付ける作業を
行うための割付処理装置において、個々の割付対象物を
表現するための対象物データを格納する対象物データ格
納手段と、ディスプレイ画面上の位置に関する情報を入
力するための座標入力手段を含み、割付作業に関する指
示を入力する指示入力手段と、この指示入力手段により
入力された指示に基づいて、特定の割付対象物を特定の
位置に割り付けることを示す割付データを生成する割付
データ生成手段と、生成された割付データを格納する割
付データ格納手段と、割付データ格納手段内に格納され
ている割付データと、対象物データ格納手段内に格納さ
れている対象物データとに基づいて、特定の割付対象物
を特定の位置に割り付けた状態を示す画像をディスプレ
イ画面上に表示させる画像表示手段と、を設け、座標入
力手段によりディスプレイ画面上の所定点の入力を受け
たときに、この所定点から所定半径r以内に、先に割り
付けられた割付対象物を構成する図形の頂点、交点ある
いは端点が存在するかを捜索し、存在する場合には、入
力された所定点の位置を捜索された点の位置に補正する
機能を設けたものである。
面上で所定の割付対象物を所定位置に割り付ける作業を
行うための割付処理装置において、個々の割付対象物を
表現するための対象物データを格納する対象物データ格
納手段と、ディスプレイ画面上の位置に関する情報を入
力するための座標入力手段を含み、割付作業に関する指
示を入力する指示入力手段と、この指示入力手段により
入力された指示に基づいて、特定の割付対象物を特定の
位置に割り付けることを示す割付データを生成する割付
データ生成手段と、生成された割付データを格納する割
付データ格納手段と、割付データ格納手段内に格納され
ている割付データと、対象物データ格納手段内に格納さ
れている対象物データとに基づいて、特定の割付対象物
を特定の位置に割り付けた状態を示す画像をディスプレ
イ画面上に表示させる画像表示手段と、を設け、座標入
力手段によりディスプレイ画面上の所定点の入力を受け
たときに、この所定点から所定半径r以内に、先に割り
付けられた割付対象物を構成する図形の頂点、交点ある
いは端点が存在するかを捜索し、存在する場合には、入
力された所定点の位置を捜索された点の位置に補正する
機能を設けたものである。
【0010】
【作 用】本願発明に係る割付処理装置の特徴は、割付
補正手段による補正機能にある。本願第1の発明におけ
る補正機能によれば、既に割り付けられた2つの割付対
象物について、一座標軸方向に関する揃え作業を容易に
行うことが可能になる。すなわち、第1の割付対象物内
の点Pと第2の割付対象物内の点Qとを指定する入力を
行うだけで、第2の割付対象物の割付位置を4とおりの
態様で補正することができる。4とおりの態様のいずれ
を採用するかは、点Pおよび点Qの位置によって決定さ
れる。また、本願第2の発明における補正機能では、更
に、2つの割付対象物の間隔値を指定することにより、
所定の間隔をあけた割り付けが可能になる。本願第3の
発明における補正機能では、やはり点Pおよび点Qの指
定により、縦および横の両方向に関する割付位置補正が
可能になる。このように、2点を指定するだけの簡単な
操作による位置補正は、非常に効率的な割付作業を可能
にする。
補正手段による補正機能にある。本願第1の発明におけ
る補正機能によれば、既に割り付けられた2つの割付対
象物について、一座標軸方向に関する揃え作業を容易に
行うことが可能になる。すなわち、第1の割付対象物内
の点Pと第2の割付対象物内の点Qとを指定する入力を
行うだけで、第2の割付対象物の割付位置を4とおりの
態様で補正することができる。4とおりの態様のいずれ
を採用するかは、点Pおよび点Qの位置によって決定さ
れる。また、本願第2の発明における補正機能では、更
に、2つの割付対象物の間隔値を指定することにより、
所定の間隔をあけた割り付けが可能になる。本願第3の
発明における補正機能では、やはり点Pおよび点Qの指
定により、縦および横の両方向に関する割付位置補正が
可能になる。このように、2点を指定するだけの簡単な
操作による位置補正は、非常に効率的な割付作業を可能
にする。
【0011】また、本願第4の発明における補正機能に
よれば、直前に割り付けられた割付対象物に揃えて、次
の割付対象物が割り付けられるような補正が行われる。
したがって、順番に割り付ける割付対象物を順次揃えて
ゆくことが可能になる。更に、本願第5の発明における
補正機能によれば、ディスプレイ上で所定点の入力を行
った場合に、この所定点を近隣の図形の頂点、交点、端
点に補正することができる。したがって、頂点、交点、
端点を正確に指定する作業を容易に行うことが可能にな
る。
よれば、直前に割り付けられた割付対象物に揃えて、次
の割付対象物が割り付けられるような補正が行われる。
したがって、順番に割り付ける割付対象物を順次揃えて
ゆくことが可能になる。更に、本願第5の発明における
補正機能によれば、ディスプレイ上で所定点の入力を行
った場合に、この所定点を近隣の図形の頂点、交点、端
点に補正することができる。したがって、頂点、交点、
端点を正確に指定する作業を容易に行うことが可能にな
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて詳
述する。
述する。
【0013】§0. 割付処理装置の基本構成 はじめに、本発明に係る割付処理装置の基本構成を図1
のブロック図に基づいて説明する。この装置は、割付状
態を表示するためのディスプレイ1と、このディスプレ
イ1への画像表示を行うための画像表示手段2と、個々
の割付対象物を表現するための対象物データを格納する
対象物データ格納手段3と、特定の割付対象物を特定の
位置に割り付けることを示す割付データを格納する割付
データ格納手段4と、割付データを生成する処理を行う
割付データ生成手段5と、生成された割付データに対す
る補正を行う割付補正手段6と、割付作業に関する指示
を入力する指示入力手段7と、によって構成されてい
る。
のブロック図に基づいて説明する。この装置は、割付状
態を表示するためのディスプレイ1と、このディスプレ
イ1への画像表示を行うための画像表示手段2と、個々
の割付対象物を表現するための対象物データを格納する
対象物データ格納手段3と、特定の割付対象物を特定の
位置に割り付けることを示す割付データを格納する割付
データ格納手段4と、割付データを生成する処理を行う
割付データ生成手段5と、生成された割付データに対す
る補正を行う割付補正手段6と、割付作業に関する指示
を入力する指示入力手段7と、によって構成されてい
る。
【0014】ここでは、チラシ・カタログ類の版下を作
成するための割り付けを行う場合を考えよう。この場
合、チラシ・カタログ類に掲載する個々の商品の写真や
説明文(商品名,価格,産地など)が割付対象物とな
り、写真についてはスキャナ装置などによって入力され
たラスター画像データを、説明文についてはワードプロ
セッサなどによって入力された文字コードデータを、そ
れぞれ対象物データとして、対象物データ格納手段3内
に予め用意しておくことになる。したがって、版下作成
装置としては、これらの対象物データを取り込むための
スキャナ装置やワードプロセッサなどが必要になるが、
図1には割付処理装置として必要な構成要素のみをブロ
ックとして示している。指示入力手段7は、ディスプレ
イ1の画面上の位置に関する情報を入力するための座標
入力手段を含んでいる。具体的には、この実施例の装置
では、指示入力手段7はキーボードおよびマウスにより
構成されており、マウスによりディスプレイ1の画面上
の任意の位置を指定する入力を行うことができる。
成するための割り付けを行う場合を考えよう。この場
合、チラシ・カタログ類に掲載する個々の商品の写真や
説明文(商品名,価格,産地など)が割付対象物とな
り、写真についてはスキャナ装置などによって入力され
たラスター画像データを、説明文についてはワードプロ
セッサなどによって入力された文字コードデータを、そ
れぞれ対象物データとして、対象物データ格納手段3内
に予め用意しておくことになる。したがって、版下作成
装置としては、これらの対象物データを取り込むための
スキャナ装置やワードプロセッサなどが必要になるが、
図1には割付処理装置として必要な構成要素のみをブロ
ックとして示している。指示入力手段7は、ディスプレ
イ1の画面上の位置に関する情報を入力するための座標
入力手段を含んでいる。具体的には、この実施例の装置
では、指示入力手段7はキーボードおよびマウスにより
構成されており、マウスによりディスプレイ1の画面上
の任意の位置を指定する入力を行うことができる。
【0015】割付データ生成手段5は、指示入力手段7
により入力された指示に基づいて、対象物データ格納手
段3内に格納されている特定の割付対象物を、ディスプ
レイ1の画面上の特定の位置に割り付けることを示す割
付データを生成する機能を有する。具体的には、この割
付データは、「どの割付対象物を、どの位置に、どの大
きさで、どの向きに割り付けるか」ということを示す情
報となる。こうして作成された割付データは割付データ
格納手段4に格納される。この割付処理装置を用いた割
付作業の目的は、このような割付データを作成すること
にある。
により入力された指示に基づいて、対象物データ格納手
段3内に格納されている特定の割付対象物を、ディスプ
レイ1の画面上の特定の位置に割り付けることを示す割
付データを生成する機能を有する。具体的には、この割
付データは、「どの割付対象物を、どの位置に、どの大
きさで、どの向きに割り付けるか」ということを示す情
報となる。こうして作成された割付データは割付データ
格納手段4に格納される。この割付処理装置を用いた割
付作業の目的は、このような割付データを作成すること
にある。
【0016】画像表示手段2は、割付データ格納手段4
内に格納されている割付データと、対象物データ格納手
段3内に格納されている対象物データとに基づいて、特
定の割付対象物を特定の位置に割り付けた状態を示す画
像をディスプレイ1の画面上に表示させる機能を有す
る。オペレータが、指示入力手段7から所望の割付指示
(たとえば、割付対象物を特定する指示と、これを割り
付ける位置を特定する指示)を入力すると、割付データ
生成手段5によって、この割付指示に対応する割付デー
タが生成され、割付データ格納手段4内に格納される。
すると、画像表示手段2は、対象物データ格納手段3内
のデータと割付データ格納手段4内のデータとに基づい
て、オペレータの指示どおりの割り付けが行われた画像
をディスプレイ1に表示させる。したがって、オペレー
タは、入力した割付指示に基づく割付結果を、直ちにデ
ィスプレイ1上で確認することができ、必要があれば、
これを取り消したり、修正したりすることができる。こ
のように、オペレータは、割付処理装置に対して対話形
式で割付作業を進めてゆくことができる。
内に格納されている割付データと、対象物データ格納手
段3内に格納されている対象物データとに基づいて、特
定の割付対象物を特定の位置に割り付けた状態を示す画
像をディスプレイ1の画面上に表示させる機能を有す
る。オペレータが、指示入力手段7から所望の割付指示
(たとえば、割付対象物を特定する指示と、これを割り
付ける位置を特定する指示)を入力すると、割付データ
生成手段5によって、この割付指示に対応する割付デー
タが生成され、割付データ格納手段4内に格納される。
すると、画像表示手段2は、対象物データ格納手段3内
のデータと割付データ格納手段4内のデータとに基づい
て、オペレータの指示どおりの割り付けが行われた画像
をディスプレイ1に表示させる。したがって、オペレー
タは、入力した割付指示に基づく割付結果を、直ちにデ
ィスプレイ1上で確認することができ、必要があれば、
これを取り消したり、修正したりすることができる。こ
のように、オペレータは、割付処理装置に対して対話形
式で割付作業を進めてゆくことができる。
【0017】本発明の特徴は、このような装置に、更に
割付補正手段6を設けた点にある。この割付補正手段6
は、割付データ生成手段5によって作成された割付デー
タに対して補正を行う機能を有する。この装置には、い
くつかの補正機能が設けられており、個々の補正機能に
ついては、具体例を挙げながら後に詳述する。
割付補正手段6を設けた点にある。この割付補正手段6
は、割付データ生成手段5によって作成された割付デー
タに対して補正を行う機能を有する。この装置には、い
くつかの補正機能が設けられており、個々の補正機能に
ついては、具体例を挙げながら後に詳述する。
【0018】以上、この割付処理装置の基本構成を機能
ブロックとして示したが、実際には、コンピュータおよ
びその周辺機器によってハードウエアが構成される。た
とえば、対象物データ格納手段3および割付データ格納
手段4は、コンピュータの内部あるいは外部記憶装置に
よって実現され、画像表示手段2、割付データ生成手段
5および割付補正手段6は、所定のソフトウエアを搭載
したコンピュータ本体によって実現され、ディスプレイ
1はこのコンピュータに接続されたディスプレイ装置に
よって実現される。また、前述したように、指示入力手
段7は、このコンピュータに接続されたキーボードおよ
びマウスによって実現される。
ブロックとして示したが、実際には、コンピュータおよ
びその周辺機器によってハードウエアが構成される。た
とえば、対象物データ格納手段3および割付データ格納
手段4は、コンピュータの内部あるいは外部記憶装置に
よって実現され、画像表示手段2、割付データ生成手段
5および割付補正手段6は、所定のソフトウエアを搭載
したコンピュータ本体によって実現され、ディスプレイ
1はこのコンピュータに接続されたディスプレイ装置に
よって実現される。また、前述したように、指示入力手
段7は、このコンピュータに接続されたキーボードおよ
びマウスによって実現される。
【0019】§1. 水平補正機能 続いて、割付補正手段6のもつ機能のひとつである水平
補正機能について説明する。この水平補正の処理手順を
図2の流れ図に示す。いま、図3に示すように、ディス
プレイ1の画面にXY二次元平面を定義し、ここに、第
1の割付対象物Aと第2の割付対象物Bとが既に割り付
けられている状態を考える。前述したように、このよう
な割り付けは、割付データ生成手段5によって行われ、
このような割付状態を示す割付データが割付データ格納
手段4内に格納されていることになる。なお、チラシ・
カタログ類についての割り付けでは、割付対象物は商品
の写真や説明文となるが、ここでは便宜上、すべての割
付対象物として単純な矩形図形を用いた場合について説
明する。
補正機能について説明する。この水平補正の処理手順を
図2の流れ図に示す。いま、図3に示すように、ディス
プレイ1の画面にXY二次元平面を定義し、ここに、第
1の割付対象物Aと第2の割付対象物Bとが既に割り付
けられている状態を考える。前述したように、このよう
な割り付けは、割付データ生成手段5によって行われ、
このような割付状態を示す割付データが割付データ格納
手段4内に格納されていることになる。なお、チラシ・
カタログ類についての割り付けでは、割付対象物は商品
の写真や説明文となるが、ここでは便宜上、すべての割
付対象物として単純な矩形図形を用いた場合について説
明する。
【0020】さて、図3のような割り付けがなされてい
る状態において、オペレータが、割付対象物Bの位置を
割付対象物Aの位置に揃えるような補正を行いたいと考
えたとする。従来の割付処理装置では、このような場
合、割付対象物Bを再度割り付ける処理を行うか、割付
対象物Bを移動する処理を行う必要がある。別言すれ
ば、割付対象物Bの新たな割付位置をマウスなどで正確
に指示する必要がある。本発明による割付処理装置で
は、このような位置補正を、以下のような簡単な操作で
行うことができる。
る状態において、オペレータが、割付対象物Bの位置を
割付対象物Aの位置に揃えるような補正を行いたいと考
えたとする。従来の割付処理装置では、このような場
合、割付対象物Bを再度割り付ける処理を行うか、割付
対象物Bを移動する処理を行う必要がある。別言すれ
ば、割付対象物Bの新たな割付位置をマウスなどで正確
に指示する必要がある。本発明による割付処理装置で
は、このような位置補正を、以下のような簡単な操作で
行うことができる。
【0021】まず、割付対象物Aの右側の辺bのX座標
値に、割付対象物Bの右側の辺dのX座標値を揃えるよ
うな位置補正を行う場合について説明する。この場合、
オペレータは、指示入力手段7から水平補正開始を示す
所定のコマンドコードを入力した後、図3に示すよう
に、割付対象物Aの辺bを示すための点Pを入力し(た
とえば、マウスにより点Pの位置をクリックすればよ
い)、続いて、図4に示すように、割付対象物Bの辺d
を示すための点Qを入力すればよい。このような入力を
行うだけで、割付補正手段6は、割付対象物Aの右側の
辺bのX座標値に、割付対象物Bの右側の辺dのX座標
値を揃えるように、割付対象物Bの位置をX軸に沿って
水平に移動する補正を行う。その結果、図5に示すよう
な割付結果が得られることになる。要するに、オペレー
タの操作としては、水平補正開始を指示するコマンドコ
ードに続いて、点Pと点Qの指定を行うだけでこのよう
な補正が可能になる。ここで、点Pは辺aまたは辺bの
いずれか一方を特定するための情報を与えることができ
れば足り、厳密な位置指定は不要である。すなわち、割
付対象物A内の右半分の領域(図3では、+Xと示して
ある)内の任意の位置に点Pを指定すれば、辺bを特定
することができる。逆に、左半分の領域(図3では、−
Xと示してある)内の任意の位置に点Pを指定すれば、
辺aを特定することができる。点Qの指定についても同
様である。すなわち、図4に示すように、割付対象物B
内の右半分の領域+X内の任意の位置に点Qを指定すれ
ば、辺dを特定することができ、逆に、左半分の領域−
X内の任意の位置に点Qを指定すれば、辺cを特定する
ことができる。
値に、割付対象物Bの右側の辺dのX座標値を揃えるよ
うな位置補正を行う場合について説明する。この場合、
オペレータは、指示入力手段7から水平補正開始を示す
所定のコマンドコードを入力した後、図3に示すよう
に、割付対象物Aの辺bを示すための点Pを入力し(た
とえば、マウスにより点Pの位置をクリックすればよ
い)、続いて、図4に示すように、割付対象物Bの辺d
を示すための点Qを入力すればよい。このような入力を
行うだけで、割付補正手段6は、割付対象物Aの右側の
辺bのX座標値に、割付対象物Bの右側の辺dのX座標
値を揃えるように、割付対象物Bの位置をX軸に沿って
水平に移動する補正を行う。その結果、図5に示すよう
な割付結果が得られることになる。要するに、オペレー
タの操作としては、水平補正開始を指示するコマンドコ
ードに続いて、点Pと点Qの指定を行うだけでこのよう
な補正が可能になる。ここで、点Pは辺aまたは辺bの
いずれか一方を特定するための情報を与えることができ
れば足り、厳密な位置指定は不要である。すなわち、割
付対象物A内の右半分の領域(図3では、+Xと示して
ある)内の任意の位置に点Pを指定すれば、辺bを特定
することができる。逆に、左半分の領域(図3では、−
Xと示してある)内の任意の位置に点Pを指定すれば、
辺aを特定することができる。点Qの指定についても同
様である。すなわち、図4に示すように、割付対象物B
内の右半分の領域+X内の任意の位置に点Qを指定すれ
ば、辺dを特定することができ、逆に、左半分の領域−
X内の任意の位置に点Qを指定すれば、辺cを特定する
ことができる。
【0022】結局、辺bに辺dを揃えるような補正を行
いたいのであれば、図3に示すように、割付対象物Aの
右半分の領域+X内に点Pを指定して辺bを特定し、図
4に示すように、割付対象物Bの右半分の領域+X内に
点Qを指定して辺dを特定すれば、図5に示すような水
平補正が行われることになる。このような指定方法は、
感覚的に非常に認識しやすく、操作性の向上が期待でき
る。なお、この実施例では、点Pの指定により辺の特定
が行われた際に、その辺上に参考線Lを表示させるよう
にし、オペレータに対する注意を促すようにしている。
たとえば、図3において、点Pが指定されて辺bが特定
されると、直ちに、図4に示すように、辺b上に参考線
Lを表示するようにしている。オペレータは、この参考
線Lを見て、割付対象物Bをこの参考線Lに揃える補正
を行いつつあることを認識することができる。なお、こ
の時点で、点Pを再度指定することにより、特定すべき
辺を変更できる機能を設けておくと便利である。
いたいのであれば、図3に示すように、割付対象物Aの
右半分の領域+X内に点Pを指定して辺bを特定し、図
4に示すように、割付対象物Bの右半分の領域+X内に
点Qを指定して辺dを特定すれば、図5に示すような水
平補正が行われることになる。このような指定方法は、
感覚的に非常に認識しやすく、操作性の向上が期待でき
る。なお、この実施例では、点Pの指定により辺の特定
が行われた際に、その辺上に参考線Lを表示させるよう
にし、オペレータに対する注意を促すようにしている。
たとえば、図3において、点Pが指定されて辺bが特定
されると、直ちに、図4に示すように、辺b上に参考線
Lを表示するようにしている。オペレータは、この参考
線Lを見て、割付対象物Bをこの参考線Lに揃える補正
を行いつつあることを認識することができる。なお、こ
の時点で、点Pを再度指定することにより、特定すべき
辺を変更できる機能を設けておくと便利である。
【0023】この水平補正では、全部で4とおりの補正
が可能である。たとえば、辺bに辺cを揃えるような補
正を行いたいのであれば、図6に示すように、割付対象
物A内に点Pを指定して辺bを特定した後、割付対象物
Bの左半分の領域−X内に点Qを指定して辺cを特定す
れば、図7に示すような水平補正が行われることにな
る。また、辺aに辺dを揃えるような補正を行いたいの
であれば、図8に示すように、割付対象物Aの左半分の
領域−X内に点Pを指定して辺aを特定し(このとき
は、辺a上に参考線Lが表示されるようになる)、続い
て、割付対象物Bの右半分の領域+X内に点Q1を指定
して辺dを特定すれば、図9に示すような水平補正が行
われることになる。また、辺aに辺cを揃えるような補
正を行いたいのであれば、図8に示すように、割付対象
物Aの左半分の領域−X内に点Pを指定して辺aを特定
し、続いて、割付対象物Bの左半分の領域−X内に点Q
2を指定して辺cを特定すれば、図10に示すような水
平補正が行われることになる。
が可能である。たとえば、辺bに辺cを揃えるような補
正を行いたいのであれば、図6に示すように、割付対象
物A内に点Pを指定して辺bを特定した後、割付対象物
Bの左半分の領域−X内に点Qを指定して辺cを特定す
れば、図7に示すような水平補正が行われることにな
る。また、辺aに辺dを揃えるような補正を行いたいの
であれば、図8に示すように、割付対象物Aの左半分の
領域−X内に点Pを指定して辺aを特定し(このとき
は、辺a上に参考線Lが表示されるようになる)、続い
て、割付対象物Bの右半分の領域+X内に点Q1を指定
して辺dを特定すれば、図9に示すような水平補正が行
われることになる。また、辺aに辺cを揃えるような補
正を行いたいのであれば、図8に示すように、割付対象
物Aの左半分の領域−X内に点Pを指定して辺aを特定
し、続いて、割付対象物Bの左半分の領域−X内に点Q
2を指定して辺cを特定すれば、図10に示すような水
平補正が行われることになる。
【0024】このような水平補正において、割付補正手
段6が行う補正処理手順は図2の流れ図に示すとおりで
ある。まず、ステップS1において、第1の対象物(上
述の例では割付対象物A)内の点Pを入力し、続いて、
ステップS2において点Pの偏りを判断する。すなわ
ち、領域+X内にあるか、領域−X内にあるかが判断さ
れる。そして、領域+X内にある場合には、ステップS
3を経てステップS4aにおいて、第2の対象物(上述
の例では割付対象物B)内の点Qを入力し、領域−X内
にある場合には、ステップS3を経てステップS4bに
おいて、同様に点Qを入力する。このとき、必要があれ
ば参考線Lを表示させる。続いて、ステップS5aもし
くはS5bにおいて、点Qの偏りを判断する。そして、
点Qの存在する領域に応じて、ステップS6aもしくは
S6bにおいて分岐し、結局、ステップS7a〜S7d
のいずれかの補正を行うことになる。
段6が行う補正処理手順は図2の流れ図に示すとおりで
ある。まず、ステップS1において、第1の対象物(上
述の例では割付対象物A)内の点Pを入力し、続いて、
ステップS2において点Pの偏りを判断する。すなわ
ち、領域+X内にあるか、領域−X内にあるかが判断さ
れる。そして、領域+X内にある場合には、ステップS
3を経てステップS4aにおいて、第2の対象物(上述
の例では割付対象物B)内の点Qを入力し、領域−X内
にある場合には、ステップS3を経てステップS4bに
おいて、同様に点Qを入力する。このとき、必要があれ
ば参考線Lを表示させる。続いて、ステップS5aもし
くはS5bにおいて、点Qの偏りを判断する。そして、
点Qの存在する領域に応じて、ステップS6aもしくは
S6bにおいて分岐し、結局、ステップS7a〜S7d
のいずれかの補正を行うことになる。
【0025】なお、割付補正手段6には、上述の水平補
正機能と同様に、垂直補正機能も備えられている。水平
補正機能によれば、割付対象物を水平方向(X軸方向)
に移動させる補正が行われるのに対し、垂直補正機能に
よれば、割付対象物を垂直方向(Y軸方向)に移動させ
る補正が行われる。ただ、この垂直補正機能は、水平補
正機能と原理的には同じであるため、ここでは詳細な説
明は省略する。
正機能と同様に、垂直補正機能も備えられている。水平
補正機能によれば、割付対象物を水平方向(X軸方向)
に移動させる補正が行われるのに対し、垂直補正機能に
よれば、割付対象物を垂直方向(Y軸方向)に移動させ
る補正が行われる。ただ、この垂直補正機能は、水平補
正機能と原理的には同じであるため、ここでは詳細な説
明は省略する。
【0026】§2. 垂直移動を伴う水平補正機能 上述した水平補正機能は、割付対象物を水平方向(X軸
方向)にのみ移動する補正であったが、これに更に、垂
直方向に関する間隔値を指定することにより、垂直方向
(Y軸方向)についての移動を付加することもできる。
たとえば、図4に示すように、点Pおよび点Qを指定す
るとともに、Y軸方向の間隔値ΔYを指定するような入
力を行った場合には、図11に示すように、X軸方向に
関しては、辺bに辺dを揃えるような水平移動が行わ
れ、Y軸方向に関しては、両割付対象物A,Bの間隔が
ΔYとなるような垂直移動が行われる。間隔値ΔY=0
に指定すれば、図12に示すように、Y軸方向に関して
両割付対象物A,Bは接触した状態になる。このよう
に、水平補正機能に、更に間隔値ΔYに応じた垂直移動
を付加することにより、より柔軟な位置補正操作が可能
になる。なお、同様に、垂直補正機能に、間隔値ΔXに
応じた水平移動を付加することも可能である。
方向)にのみ移動する補正であったが、これに更に、垂
直方向に関する間隔値を指定することにより、垂直方向
(Y軸方向)についての移動を付加することもできる。
たとえば、図4に示すように、点Pおよび点Qを指定す
るとともに、Y軸方向の間隔値ΔYを指定するような入
力を行った場合には、図11に示すように、X軸方向に
関しては、辺bに辺dを揃えるような水平移動が行わ
れ、Y軸方向に関しては、両割付対象物A,Bの間隔が
ΔYとなるような垂直移動が行われる。間隔値ΔY=0
に指定すれば、図12に示すように、Y軸方向に関して
両割付対象物A,Bは接触した状態になる。このよう
に、水平補正機能に、更に間隔値ΔYに応じた垂直移動
を付加することにより、より柔軟な位置補正操作が可能
になる。なお、同様に、垂直補正機能に、間隔値ΔXに
応じた水平移動を付加することも可能である。
【0027】§3. 縦横補正機能 続いて、割付補正手段6のもつ別な機能のひとつである
縦横補正機能について説明する。この縦横補正の処理手
順を図13の流れ図に示す。いま、図14に示すよう
に、第1の割付対象物Aと第2の割付対象物Bとが既に
割り付けられている状態を考える。この状態において、
オペレータが、割付対象物Bの位置を割付対象物Aの右
下の頂点R(Xr,Yr)を基準とした所定位置に移動
させる補正を行いたいと考えたとする。この場合、オペ
レータは、指示入力手段7から縦横補正開始を示す所定
のコマンドコードを入力した後、まず、図14に示すよ
うに、割付対象物Aの右下頂点Rを特定するための点P
を入力する(たとえば、マウスにより点Pの位置をクリ
ックすればよい)。この頂点を特定するための点Pの入
力位置は、次のようにして決定する。まず、矩形状の割
付対象物Aの中心に原点をもつようなVW二次元座標系
を定義する。そして、点Pがこの座標系における第1象
限にある場合には、同じ第1象限にある右上頂点が特定
され、点Pがこの座標系における第2象限にある場合に
は、同じ第2象限にある左上頂点が特定され、点Pがこ
の座標系における第3象限にある場合には、同じ第3象
限にある左下頂点が特定され、点Pがこの座標系におけ
る第4象限にある場合には、同じ第4象限にある右下頂
点が特定されるようにするのである。要するに、VW二
次元座標系において、点Pが所属する同じ象限内の頂点
が特定されることになる。図14に示す例では、点Pは
第4象限に所属するので、同じ第4象限に所属する右下
頂点Rが特定されることになる。このような方法によ
り、第1の割付対象物Aの4頂点のうちの基準となる1
頂点が特定される。このような頂点の特定方法は、非常
に操作性に富んでいる。オペレータの感覚によれば、特
定したい頂点の付近を点Pとして指定する操作を行えば
よいことになる。VW二次元座標系における4象限とい
う概念は、あくまでも割付補正手段6において演算処理
を行う際に必要な概念であって、オペレータは、直観的
に特定したい頂点付近をマウスで指定する操作を行うだ
けですむ。なお、この実施例では、頂点Rが特定された
ら、図15に示すように、この頂点Rを含む2辺上に参
考線L1,L2を表示するようにしている。これによ
り、オペレータは、頂点Rを基準とした位置補正が行わ
れつつあることを認識することができる。
縦横補正機能について説明する。この縦横補正の処理手
順を図13の流れ図に示す。いま、図14に示すよう
に、第1の割付対象物Aと第2の割付対象物Bとが既に
割り付けられている状態を考える。この状態において、
オペレータが、割付対象物Bの位置を割付対象物Aの右
下の頂点R(Xr,Yr)を基準とした所定位置に移動
させる補正を行いたいと考えたとする。この場合、オペ
レータは、指示入力手段7から縦横補正開始を示す所定
のコマンドコードを入力した後、まず、図14に示すよ
うに、割付対象物Aの右下頂点Rを特定するための点P
を入力する(たとえば、マウスにより点Pの位置をクリ
ックすればよい)。この頂点を特定するための点Pの入
力位置は、次のようにして決定する。まず、矩形状の割
付対象物Aの中心に原点をもつようなVW二次元座標系
を定義する。そして、点Pがこの座標系における第1象
限にある場合には、同じ第1象限にある右上頂点が特定
され、点Pがこの座標系における第2象限にある場合に
は、同じ第2象限にある左上頂点が特定され、点Pがこ
の座標系における第3象限にある場合には、同じ第3象
限にある左下頂点が特定され、点Pがこの座標系におけ
る第4象限にある場合には、同じ第4象限にある右下頂
点が特定されるようにするのである。要するに、VW二
次元座標系において、点Pが所属する同じ象限内の頂点
が特定されることになる。図14に示す例では、点Pは
第4象限に所属するので、同じ第4象限に所属する右下
頂点Rが特定されることになる。このような方法によ
り、第1の割付対象物Aの4頂点のうちの基準となる1
頂点が特定される。このような頂点の特定方法は、非常
に操作性に富んでいる。オペレータの感覚によれば、特
定したい頂点の付近を点Pとして指定する操作を行えば
よいことになる。VW二次元座標系における4象限とい
う概念は、あくまでも割付補正手段6において演算処理
を行う際に必要な概念であって、オペレータは、直観的
に特定したい頂点付近をマウスで指定する操作を行うだ
けですむ。なお、この実施例では、頂点Rが特定された
ら、図15に示すように、この頂点Rを含む2辺上に参
考線L1,L2を表示するようにしている。これによ
り、オペレータは、頂点Rを基準とした位置補正が行わ
れつつあることを認識することができる。
【0028】さて、第1の割付対象物Aについて、基準
となる頂点Rが特定できたら、続いて、オペレータは、
第2の割付対象物Bについて、基準となる頂点Sを特定
する入力を行う。前述のように、頂点Rの特定は点Pの
指定によって行われたが、これと全く同様に、頂点Sの
特定は点Qの指定によって行われる。すなわち、オペレ
ータは、特定したい頂点Sの付近を点Qとして指定すれ
ばよい。どの頂点が特定されたかを認識する手法として
は、やはりVW二次元座標系を用いる。すなわち、図1
5に示すように、矩形状の割付対象物Bの中心に原点を
もつようなVW二次元座標系を定義し、指定された点Q
が所属する同じ象限内の頂点を特定の頂点として認識す
る。具体的には、図15において、点Q1を指定すれば
頂点S1が特定され、点Q2を指定すれば頂点S2が特
定され、点Q3を指定すれば頂点S3が特定され、点Q
4を指定すれば頂点S4が特定されることになる。
となる頂点Rが特定できたら、続いて、オペレータは、
第2の割付対象物Bについて、基準となる頂点Sを特定
する入力を行う。前述のように、頂点Rの特定は点Pの
指定によって行われたが、これと全く同様に、頂点Sの
特定は点Qの指定によって行われる。すなわち、オペレ
ータは、特定したい頂点Sの付近を点Qとして指定すれ
ばよい。どの頂点が特定されたかを認識する手法として
は、やはりVW二次元座標系を用いる。すなわち、図1
5に示すように、矩形状の割付対象物Bの中心に原点を
もつようなVW二次元座標系を定義し、指定された点Q
が所属する同じ象限内の頂点を特定の頂点として認識す
る。具体的には、図15において、点Q1を指定すれば
頂点S1が特定され、点Q2を指定すれば頂点S2が特
定され、点Q3を指定すれば頂点S3が特定され、点Q
4を指定すれば頂点S4が特定されることになる。
【0029】この縦横補正では、第1の割付対象物Aの
頂点Rおよび第2の割付対象物Bの頂点Sを特定する入
力の他に、X軸方向の間隔値ΔXとY軸方向の間隔値Δ
Yとを入力する必要がある。頂点R,Sを特定する入力
は、前述したようにマウスなどにより点P,Qを指定す
ることにより行うことができ、間隔値ΔX,ΔYの入力
は、たとえばキーボードからの数値入力により行うこと
ができる。
頂点Rおよび第2の割付対象物Bの頂点Sを特定する入
力の他に、X軸方向の間隔値ΔXとY軸方向の間隔値Δ
Yとを入力する必要がある。頂点R,Sを特定する入力
は、前述したようにマウスなどにより点P,Qを指定す
ることにより行うことができ、間隔値ΔX,ΔYの入力
は、たとえばキーボードからの数値入力により行うこと
ができる。
【0030】この縦横補正では、VW二次元座標系にお
いて頂点Sが所属する象限によって、それぞれ異なった
態様の位置補正が実行される。いま、図15に示すよう
に、第1の割付対象物Aの右下頂点Rを特定した後、第
2の割付対象物Bの頂点Sとして、4つの頂点S1〜S
4を特定した場合に、どのような位置補正が行われるか
を具体例を挙げて示そう。まず、右上頂点S1を特定し
た場合には、図16に示すように、頂点S1が頂点Rの
左下位置にくるような位置補正が行われる。また、左上
頂点S2を特定した場合には、図17に示すように、頂
点S2が頂点Rの右下位置にくるような位置補正が行わ
れる。更に、左下頂点S3を特定した場合には、図18
に示すように、頂点S3が頂点Rの右上位置にくるよう
な位置補正が行われ、右下頂点S4を特定した場合に
は、図19に示すように、頂点S4が頂点Rの左上位置
にくるような位置補正が行われる。しかも、特定された
両頂点の間隔は、X軸方向に関しては指定された間隔値
ΔXとなり、Y軸方向に関しては指定された間隔値ΔY
となる。なお、移動対象となる割付対象物Bの割り付け
の向きは元のまま、位置だけが補正されることになり、
いわゆる平行移動が行われる。
いて頂点Sが所属する象限によって、それぞれ異なった
態様の位置補正が実行される。いま、図15に示すよう
に、第1の割付対象物Aの右下頂点Rを特定した後、第
2の割付対象物Bの頂点Sとして、4つの頂点S1〜S
4を特定した場合に、どのような位置補正が行われるか
を具体例を挙げて示そう。まず、右上頂点S1を特定し
た場合には、図16に示すように、頂点S1が頂点Rの
左下位置にくるような位置補正が行われる。また、左上
頂点S2を特定した場合には、図17に示すように、頂
点S2が頂点Rの右下位置にくるような位置補正が行わ
れる。更に、左下頂点S3を特定した場合には、図18
に示すように、頂点S3が頂点Rの右上位置にくるよう
な位置補正が行われ、右下頂点S4を特定した場合に
は、図19に示すように、頂点S4が頂点Rの左上位置
にくるような位置補正が行われる。しかも、特定された
両頂点の間隔は、X軸方向に関しては指定された間隔値
ΔXとなり、Y軸方向に関しては指定された間隔値ΔY
となる。なお、移動対象となる割付対象物Bの割り付け
の向きは元のまま、位置だけが補正されることになり、
いわゆる平行移動が行われる。
【0031】このような縦横補正機能を用いれば、非常
にバリエーションに富んだ位置補正が可能になる。すな
わち、第1の割付対象物Aの4頂点のうちのいずれを頂
点Rとして特定し、第2の割付対象物Bの4頂点のうち
のいずれを頂点Sとして特定するか、という選択によ
り、16とおりの態様の位置補正が可能になる。しか
も、特定された両頂点R,Sの間隔は、間隔値ΔXおよ
びΔYによって任意に指定することができる。特に、頂
点SがVW二次元座標系においてどの象限に所属するか
によって、異なった態様の位置補正が行われる点は非常
にユニークな機能である。すなわち、図16に示すよう
に、右上頂点S1(第1象限)を特定すると、頂点S1
が頂点Rの左下に位置するような補正がなされ、図17
に示すように、左上頂点S2(第2象限)を特定する
と、頂点S2が頂点Rの右下に位置するような補正がな
され、図18に示すように、左下頂点S3(第3象限)
を特定すると、頂点S3が頂点Rの右上に位置するよう
な補正がなされ、図19に示すように、右下頂点S4
(第4象限)を特定すると、頂点S4が頂点Rの左上に
位置するような補正がなされる。オペレータの感覚的な
認識によれば、右上頂点は左下に、左上頂点は右下に、
左下頂点は右上に、右下頂点は左上に、それぞれ位置補
正されることになる。
にバリエーションに富んだ位置補正が可能になる。すな
わち、第1の割付対象物Aの4頂点のうちのいずれを頂
点Rとして特定し、第2の割付対象物Bの4頂点のうち
のいずれを頂点Sとして特定するか、という選択によ
り、16とおりの態様の位置補正が可能になる。しか
も、特定された両頂点R,Sの間隔は、間隔値ΔXおよ
びΔYによって任意に指定することができる。特に、頂
点SがVW二次元座標系においてどの象限に所属するか
によって、異なった態様の位置補正が行われる点は非常
にユニークな機能である。すなわち、図16に示すよう
に、右上頂点S1(第1象限)を特定すると、頂点S1
が頂点Rの左下に位置するような補正がなされ、図17
に示すように、左上頂点S2(第2象限)を特定する
と、頂点S2が頂点Rの右下に位置するような補正がな
され、図18に示すように、左下頂点S3(第3象限)
を特定すると、頂点S3が頂点Rの右上に位置するよう
な補正がなされ、図19に示すように、右下頂点S4
(第4象限)を特定すると、頂点S4が頂点Rの左上に
位置するような補正がなされる。オペレータの感覚的な
認識によれば、右上頂点は左下に、左上頂点は右下に、
左下頂点は右上に、右下頂点は左上に、それぞれ位置補
正されることになる。
【0032】このような縦横補正において、割付補正手
段6が行う補正処理手順は図13の流れ図に示すとおり
である。まず、ステップS11において、間隔値ΔX,
ΔYの指定を入力する。続いて、ステップS12におい
て、第1の対象物(上述の例では割付対象物A)内の点
Pを入力し、続いて、ステップS13で、VW二次元座
標系において点Pが所属する象限内の頂点R(Xr,Y
r)を求める。必要があれば、このときに、頂点Rを通
る2辺上に参考線L1,L2を表示する。次に、ステッ
プS14において、第2の対象物(上述の例では割付対
象物B)内の点Qを入力し、続いて、ステップS15
で、VW二次元座標系において点Qが所属する象限内の
頂点Sを求める。そして、この頂点SがVW二次元座標
系の第1象限に所属する場合には、ステップS16から
ステップS16Yへと進み、この頂点SがXY二次元座
標系における座標位置(Xr−ΔX,Yr−ΔY)にく
るように、第2の割付対象物Bの割付位置を平行移動さ
せる補正を行う。また、頂点SがVW二次元座標系の第
2象限に所属する場合には、ステップS17からステッ
プS17Yへと進み、この頂点SがXY二次元座標系に
おける座標位置(Xr+ΔX,Yr−ΔY)にくるよう
に、第2の割付対象物Bの割付位置を平行移動させる補
正を行う。更に、頂点SがVW二次元座標系の第3象限
に所属する場合には、ステップS18からステップS1
8Yへと進み、この頂点SがXY二次元座標系における
座標位置(Xr+ΔX,Yr+ΔY)にくるように、第
2の割付対象物Bの割付位置を平行移動させる補正を行
い、頂点SがVW二次元座標系の第4象限に所属する場
合には、ステップS19からステップS19Yへと進
み、この頂点SがXY二次元座標系における座標位置
(Xr−ΔX,Yr+ΔY)にくるように、第2の割付
対象物Bの割付位置を平行移動させる補正を行う。
段6が行う補正処理手順は図13の流れ図に示すとおり
である。まず、ステップS11において、間隔値ΔX,
ΔYの指定を入力する。続いて、ステップS12におい
て、第1の対象物(上述の例では割付対象物A)内の点
Pを入力し、続いて、ステップS13で、VW二次元座
標系において点Pが所属する象限内の頂点R(Xr,Y
r)を求める。必要があれば、このときに、頂点Rを通
る2辺上に参考線L1,L2を表示する。次に、ステッ
プS14において、第2の対象物(上述の例では割付対
象物B)内の点Qを入力し、続いて、ステップS15
で、VW二次元座標系において点Qが所属する象限内の
頂点Sを求める。そして、この頂点SがVW二次元座標
系の第1象限に所属する場合には、ステップS16から
ステップS16Yへと進み、この頂点SがXY二次元座
標系における座標位置(Xr−ΔX,Yr−ΔY)にく
るように、第2の割付対象物Bの割付位置を平行移動さ
せる補正を行う。また、頂点SがVW二次元座標系の第
2象限に所属する場合には、ステップS17からステッ
プS17Yへと進み、この頂点SがXY二次元座標系に
おける座標位置(Xr+ΔX,Yr−ΔY)にくるよう
に、第2の割付対象物Bの割付位置を平行移動させる補
正を行う。更に、頂点SがVW二次元座標系の第3象限
に所属する場合には、ステップS18からステップS1
8Yへと進み、この頂点SがXY二次元座標系における
座標位置(Xr+ΔX,Yr+ΔY)にくるように、第
2の割付対象物Bの割付位置を平行移動させる補正を行
い、頂点SがVW二次元座標系の第4象限に所属する場
合には、ステップS19からステップS19Yへと進
み、この頂点SがXY二次元座標系における座標位置
(Xr−ΔX,Yr+ΔY)にくるように、第2の割付
対象物Bの割付位置を平行移動させる補正を行う。
【0033】なお、以上の実施例では、説明の便宜上、
割付対象物がすべて矩形図形である場合についての取扱
いを述べたが、実際の割付対象物(たとえば、商品写真
や商品の説明文)は必ずしも矩形図形であるとは限らな
い。そこで、一般には、まず割付対象物についての外接
矩形を求め、この外接矩形に対して上述の処理を実施す
ればよい。たとえば、図20にハッチングを施したよう
な任意形状の図形が割付対象物であった場合には、この
割付対象物について、図に一点鎖線で示すような外接矩
形を演算によって求め、この外接矩形に対して上述の処
理が実行されることになる。
割付対象物がすべて矩形図形である場合についての取扱
いを述べたが、実際の割付対象物(たとえば、商品写真
や商品の説明文)は必ずしも矩形図形であるとは限らな
い。そこで、一般には、まず割付対象物についての外接
矩形を求め、この外接矩形に対して上述の処理を実施す
ればよい。たとえば、図20にハッチングを施したよう
な任意形状の図形が割付対象物であった場合には、この
割付対象物について、図に一点鎖線で示すような外接矩
形を演算によって求め、この外接矩形に対して上述の処
理が実行されることになる。
【0034】§4. 揃え割り付け機能 割付補正手段6の更に別な機能として、揃え割り付け機
能がある。この機能は、先に割り付けられた割付対象物
の割付位置に揃えるように、後に割り付けられた割付対
象物の割付位置を自動的に補正する機能である。この揃
え割り付け機能を開始するコマンドコードを入力する
と、以後、順次割り付けられた割付対象物は、常に先に
割り付けられた割付対象物に揃うように位置補正されて
割り付けられることになる。たとえば、下端を揃えるよ
うな指定を行って揃え割り付け機能を実行しておくと、
次のような位置補正が行われる。すなわち、図21に示
すように、第1の割付対象物Aを割り付けた後、第2の
割付対象物Bを図の位置に割り付ける旨の位置指定を行
うと、図22に示すように、自動的に両割付対象物A,
Bの下端位置が揃うように、割付対象物Bの割付位置が
補正されることになる。この後、割付対象物C,D,
E,…と順次割り付けを行った場合も、いずれも下端位
置が先の割付対象物に揃えられることになる。このよう
な補正は、先に割り付けられた割付対象物AのY軸方向
の割付位置座標値に基づいて、後に割り付けるべき割付
対象物BのY軸方向の割付位置座標値を求めるような演
算を行えばよい。
能がある。この機能は、先に割り付けられた割付対象物
の割付位置に揃えるように、後に割り付けられた割付対
象物の割付位置を自動的に補正する機能である。この揃
え割り付け機能を開始するコマンドコードを入力する
と、以後、順次割り付けられた割付対象物は、常に先に
割り付けられた割付対象物に揃うように位置補正されて
割り付けられることになる。たとえば、下端を揃えるよ
うな指定を行って揃え割り付け機能を実行しておくと、
次のような位置補正が行われる。すなわち、図21に示
すように、第1の割付対象物Aを割り付けた後、第2の
割付対象物Bを図の位置に割り付ける旨の位置指定を行
うと、図22に示すように、自動的に両割付対象物A,
Bの下端位置が揃うように、割付対象物Bの割付位置が
補正されることになる。この後、割付対象物C,D,
E,…と順次割り付けを行った場合も、いずれも下端位
置が先の割付対象物に揃えられることになる。このよう
な補正は、先に割り付けられた割付対象物AのY軸方向
の割付位置座標値に基づいて、後に割り付けるべき割付
対象物BのY軸方向の割付位置座標値を求めるような演
算を行えばよい。
【0035】また、X軸方向に関して隣接する割付対象
物の間隔値ΔXを予め設定しておけば、Y軸方向に関し
ては下端位置が揃うような補正を行い、X軸方向に関し
ては間隔値ΔXに対応する距離だけ離れた位置にくるよ
うな補正を行うようにすることも可能である。
物の間隔値ΔXを予め設定しておけば、Y軸方向に関し
ては下端位置が揃うような補正を行い、X軸方向に関し
ては間隔値ΔXに対応する距離だけ離れた位置にくるよ
うな補正を行うようにすることも可能である。
【0036】§5. 指定点補正機能 割付補正手段6は更に付加的な機能として、指示入力手
段7(たとえばマウス)によって入力された指定点の位
置を自動的に補正する機能をもっている。具体的には、
指示入力手段7により、ディスプレイ1の画面上の所定
点の入力を受けたときに、この所定点から所定半径r以
内に、先に割り付けられた図形の頂点、交点あるいは端
点が存在するかを捜索し、存在する場合には、入力され
た所定点の位置を捜索された点の位置に補正する。これ
を図23に示す具体例に基づいて説明しよう。たとえ
ば、オペレータがマウスにより点Pを所定点として入力
したとする。通常は、この点Pが割付データ生成手段5
にそのまま入力点として伝えられる。ところが、この指
定点補正機能を起動させておくと、割付補正手段6によ
って点Pの位置に対する補正が行われた後、補正後の点
が割付データ生成手段5へ伝えられることになる。この
補正処理は次のとおりである。まず、入力された点Pに
関して予め設定された半径r内の範囲を捜索し、その範
囲内に存在する、先に割り付けられた図形の頂点、交点
あるいは端点が見付けられる。図23の例では、先に割
り付けられた図形の交点Qが見付けられることになる。
すると、割付補正手段6は、点Pを点Qに補正してか
ら、割付データ生成手段5に伝える。別言すれば、オペ
レータが点Pを指示したのにもかかわらず、割付データ
生成手段5には、オペレータが点Qを指示したかのよう
に伝えられることになる。
段7(たとえばマウス)によって入力された指定点の位
置を自動的に補正する機能をもっている。具体的には、
指示入力手段7により、ディスプレイ1の画面上の所定
点の入力を受けたときに、この所定点から所定半径r以
内に、先に割り付けられた図形の頂点、交点あるいは端
点が存在するかを捜索し、存在する場合には、入力され
た所定点の位置を捜索された点の位置に補正する。これ
を図23に示す具体例に基づいて説明しよう。たとえ
ば、オペレータがマウスにより点Pを所定点として入力
したとする。通常は、この点Pが割付データ生成手段5
にそのまま入力点として伝えられる。ところが、この指
定点補正機能を起動させておくと、割付補正手段6によ
って点Pの位置に対する補正が行われた後、補正後の点
が割付データ生成手段5へ伝えられることになる。この
補正処理は次のとおりである。まず、入力された点Pに
関して予め設定された半径r内の範囲を捜索し、その範
囲内に存在する、先に割り付けられた図形の頂点、交点
あるいは端点が見付けられる。図23の例では、先に割
り付けられた図形の交点Qが見付けられることになる。
すると、割付補正手段6は、点Pを点Qに補正してか
ら、割付データ生成手段5に伝える。別言すれば、オペ
レータが点Pを指示したのにもかかわらず、割付データ
生成手段5には、オペレータが点Qを指示したかのよう
に伝えられることになる。
【0037】このような指定点補正機能は、既に割り付
けられた割付対象物についての任意の点を正確に指定す
る必要がある場合に有効である。たとえば、図24に示
すような例を考える。この例では、音響機器についての
商品写真とともに、2つの菱形図形が割り付けられてい
る。このような状態で、商品写真の一部をトリミング
し、図25に示すような画像を得たい場合、通常は、2
つの菱形図形の交点および頂点となる4点Q1〜Q4を
指定し、この4点を頂点とする正方形を指定し、この正
方形の内部のみ商品写真の画像を残すような画像演算処
理を行えばよい。ところが、オペレータは、ディスプレ
イ1に表示された画面上において、マウスなどの座標入
力装置を用いて点の指定入力を行うことになるため、4
点Q1〜Q4を正確に指定することは困難である。この
ような場合に、指定点補正機能を起動しておけば、所望
の点Qから若干離れた位置の点Pを指定した場合であっ
ても、点Pから所定の半径r以内に所望の点Qが存在す
れば、点Pは自動的に点Qに補正されることになる。
けられた割付対象物についての任意の点を正確に指定す
る必要がある場合に有効である。たとえば、図24に示
すような例を考える。この例では、音響機器についての
商品写真とともに、2つの菱形図形が割り付けられてい
る。このような状態で、商品写真の一部をトリミング
し、図25に示すような画像を得たい場合、通常は、2
つの菱形図形の交点および頂点となる4点Q1〜Q4を
指定し、この4点を頂点とする正方形を指定し、この正
方形の内部のみ商品写真の画像を残すような画像演算処
理を行えばよい。ところが、オペレータは、ディスプレ
イ1に表示された画面上において、マウスなどの座標入
力装置を用いて点の指定入力を行うことになるため、4
点Q1〜Q4を正確に指定することは困難である。この
ような場合に、指定点補正機能を起動しておけば、所望
の点Qから若干離れた位置の点Pを指定した場合であっ
ても、点Pから所定の半径r以内に所望の点Qが存在す
れば、点Pは自動的に点Qに補正されることになる。
【0038】ここで、所定の半径rは、操作性を考慮し
て、予め適当な値に設定しておくこともできるし、指定
点補正機能を起動するごとに新たな半径rを設定するよ
うにすることもできる。また、半径rの範囲内に、先に
割り付けられた図形の頂点、交点、端点が複数存在する
場合には、入力した点Pに最も近いものを優先的に選択
するようにしてもよいし、頂点,交点,端点の間に優先
順位を決めておくようにしてもよい。
て、予め適当な値に設定しておくこともできるし、指定
点補正機能を起動するごとに新たな半径rを設定するよ
うにすることもできる。また、半径rの範囲内に、先に
割り付けられた図形の頂点、交点、端点が複数存在する
場合には、入力した点Pに最も近いものを優先的に選択
するようにしてもよいし、頂点,交点,端点の間に優先
順位を決めておくようにしてもよい。
【0039】以上、本発明を図示する実施例に基づいて
説明したが、本発明はこれらの実施例のみに限定される
ものではなく、この他にも種々の態様で実施可能であ
る。特に、上述の実施例においては、説明の便宜上、割
付対象物として単純な矩形図形を用いているが、本発明
は、任意の形状の割付対象物に対して適用可能である。
説明したが、本発明はこれらの実施例のみに限定される
ものではなく、この他にも種々の態様で実施可能であ
る。特に、上述の実施例においては、説明の便宜上、割
付対象物として単純な矩形図形を用いているが、本発明
は、任意の形状の割付対象物に対して適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のとおり本発明に係る割付処理装置
によれば、割付補正手段により割付位置の補正を種々の
方法で行えるようにしたため、複数の割付対象物の相互
位置を考慮した割り付け作業を容易に行うことができる
ようになる。
によれば、割付補正手段により割付位置の補正を種々の
方法で行えるようにしたため、複数の割付対象物の相互
位置を考慮した割り付け作業を容易に行うことができる
ようになる。
【図1】本発明に係る割付処理装置の基本構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明に係る割付処理装置における水平補正の
処理手順を示す流れ図である。
処理手順を示す流れ図である。
【図3】図2の流れ図におけるステップS1,S2の処
理を示す図である。
理を示す図である。
【図4】図2の流れ図におけるステップS4a,S5a
の処理を示す図である。
の処理を示す図である。
【図5】図2の流れ図におけるステップS7aの処理を
示す図である。
示す図である。
【図6】図2の流れ図におけるステップS4a,S5a
の処理を示す図である。
の処理を示す図である。
【図7】図2の流れ図におけるステップS7bの処理を
示す図である。
示す図である。
【図8】図2の流れ図におけるステップS4b,S5b
の処理を示す図である。
の処理を示す図である。
【図9】図2の流れ図におけるステップS7cの処理を
示す図である。
示す図である。
【図10】図2の流れ図におけるステップS7dの処理
を示す図である。
を示す図である。
【図11】図2の流れ図におけるステップS7aの処理
に、更に、間隔値ΔYの指定を付加した処理を示す図で
ある。
に、更に、間隔値ΔYの指定を付加した処理を示す図で
ある。
【図12】図11に示す処理において、間隔値ΔY=0
に設定したときの処理を示す図である。
に設定したときの処理を示す図である。
【図13】本発明に係る割付処理装置における縦横補正
の処理手順を示す流れ図である。
の処理手順を示す流れ図である。
【図14】図13の流れ図におけるステップS12,S
13の処理を示す図である。
13の処理を示す図である。
【図15】図13の流れ図におけるステップS14,S
15の処理を示す図である。
15の処理を示す図である。
【図16】図13の流れ図におけるステップS16Yの
処理を示す図である。
処理を示す図である。
【図17】図13の流れ図におけるステップS17Yの
処理を示す図である。
処理を示す図である。
【図18】図13の流れ図におけるステップS18Yの
処理を示す図である。
処理を示す図である。
【図19】図13の流れ図におけるステップS19Yの
処理を示す図である。
処理を示す図である。
【図20】任意形状の割付対象物について本発明を適用
する場合に用いる外接矩形の概念を示す図である。
する場合に用いる外接矩形の概念を示す図である。
【図21】本発明に係る割付処理装置における揃え割り
付け機能を示す図である。
付け機能を示す図である。
【図22】図21に示す状態に対して、揃え割り付けを
行った状態を示す図である。
行った状態を示す図である。
【図23】本発明に係る割付処理装置における指定点補
正機能を示す図である。
正機能を示す図である。
【図24】本発明に係る指定点補正機能の利用例を示す
図である。
図である。
【図25】本発明に係る指定点補正機能を利用したトリ
ミング結果を示す図である。
ミング結果を示す図である。
1…ディスプレイ 2…画像表示手段 3…対象物データ格納手段 4…割付データ格納手段 5…割付データ生成手段 6…割付補正手段 7…指示入力手段 A,B…割付対象物 a〜d…割付対象物の辺 P,Q,R,S…指定点 L,L1,L2…参考線
Claims (5)
- 【請求項1】 ディスプレイ画面上で所定の割付対象物
を所定位置に割り付ける作業を行うための割付処理装置
であって、 個々の割付対象物を表現するための対象物データを格納
する対象物データ格納手段と、 ディスプレイ画面上の位置に関する情報を入力するため
の座標入力手段を含み、割付作業に関する指示を入力す
る指示入力手段と、 この指示入力手段により入力された指示に基づいて、特
定の割付対象物を特定の位置に割り付けることを示す割
付データを生成する割付データ生成手段と、 生成された割付データを格納する割付データ格納手段
と、 前記割付データ格納手段内に格納されている割付データ
と、前記対象物データ格納手段内に格納されている対象
物データとに基づいて、特定の割付対象物を特定の位置
に割り付けた状態を示す画像をディスプレイ画面上に表
示させる画像表示手段と、 前記指示入力手段により入力された指示に基づいて、前
記割付データ格納手段内に格納されている割付データに
対して、割付位置に関する補正を行う割付補正手段と、 を備え、前記割付補正手段は、現在ディスプレイ上に割
り付けられている第1の割付対象物内の点Pおよび第2
の割付対象物内の点Qを指定する所定の補正指示を受け
たときに、所定の座標軸に沿った第1の方向と、同じく
所定の座標軸に沿い第1の方向とは正反対を向いた第2
の方向と、を定義し、 点Pが前記第1の割付対象物内において前記2つの方向
のうちのいずれに偏っているかを判断するとともに、点
Qが前記第2の割付対象物内において前記2つの方向の
うちのいずれに偏っているかを判断し、 点Pおよび点Qがいずれも第1の方向に偏っている場合
には、前記第1の割付対象物の第1の方向に向かった端
点に、前記第2の割付対象物の第1の方向に向かった端
点を、前記所定の座標軸に関して揃えるように、前記第
2の割付対象物の割付位置を前記所定の座標軸に沿って
平行移動させる補正を行い、 点Pおよび点Qがいずれも第2の方向に偏っている場合
には、前記第1の割付対象物の第2の方向に向かった端
点に、前記第2の割付対象物の第2の方向に向かった端
点を、前記所定の座標軸に関して揃えるように、前記第
2の割付対象物の割付位置を前記所定の座標軸に沿って
平行移動させる補正を行い、 点Pが第1の方向に偏り、点Qが第2の方向に偏ってい
る場合には、前記第1の割付対象物の第1の方向に向か
った端点に、前記第2の割付対象物の第2の方向に向か
った端点を、前記所定の座標軸に関して揃えるように、
前記第2の割付対象物の割付位置を前記所定の座標軸に
沿って平行移動させる補正を行い、 点Pが第2の方向に偏り、点Qが第1の方向に偏ってい
る場合には、前記第1の割付対象物の第2の方向に向か
った端点に、前記第2の割付対象物の第1の方向に向か
った端点を、前記所定の座標軸に関して揃えるように、
前記第2の割付対象物の割付位置を前記所定の座標軸に
沿って平行移動させる補正を行うことを特徴とする割付
処理装置。 - 【請求項2】 ディスプレイ画面上で所定の割付対象物
を所定位置に割り付ける作業を行うための割付処理装置
であって、 個々の割付対象物を表現するための対象物データを格納
する対象物データ格納手段と、 ディスプレイ画面上の位置に関する情報を入力するため
の座標入力手段を含み、割付作業に関する指示を入力す
る指示入力手段と、 この指示入力手段により入力された指示に基づいて、特
定の割付対象物を特定の位置に割り付けることを示す割
付データを生成する割付データ生成手段と、 生成された割付データを格納する割付データ格納手段
と、 前記割付データ格納手段内に格納されている割付データ
と、前記対象物データ格納手段内に格納されている対象
物データとに基づいて、特定の割付対象物を特定の位置
に割り付けた状態を示す画像をディスプレイ画面上に表
示させる画像表示手段と、 前記指示入力手段により入力された指示に基づいて、前
記割付データ格納手段内に格納されている割付データに
対して、割付位置に関する補正を行う割付補正手段と、 を備え、前記割付補正手段は、現在ディスプレイ上に割
り付けられている第1の割付対象物内の点Pおよび第2
の割付対象物内の点Qを指定するとともに、両対象物の
間隔値を指定する所定の補正指示を受けたときに、所定
の座標軸に沿った第1の方向と、同じく所定の座標軸に
沿い第1の方向とは正反対を向いた第2の方向と、を定
義し、 点Pが前記第1の割付対象物内において前記2つの方向
のうちのいずれに偏っているかを判断するとともに、点
Qが前記第2の割付対象物内において前記2つの方向の
うちのいずれに偏っているかを判断し、 点Pおよび点Qがいずれも第1の方向に偏っている場合
には、前記第1の割付対象物の第1の方向に向かった端
点に、前記第2の割付対象物の第1の方向に向かった端
点を、前記所定の座標軸に関して揃えるように、かつ、
両対象物の前記所定の座標軸に直交する方向に関する間
隔が指定された値となるように、前記第2の割付対象物
の割付位置を平行移動させる補正を行い、 点Pおよび点Qがいずれも第2の方向に偏っている場合
には、前記第1の割付対象物の第2の方向に向かった端
点に、前記第2の割付対象物の第2の方向に向かった端
点を、前記所定の座標軸に関して揃えるように、かつ、
両対象物の前記所定の座標軸に直交する方向に関する間
隔が指定された値となるように、前記第2の割付対象物
の割付位置を平行移動させる補正を行い、 点Pが第1の方向に偏り、点Qが第2の方向に偏ってい
る場合には、前記第1の割付対象物の第1の方向に向か
った端点に、前記第2の割付対象物の第2の方向に向か
った端点を、前記所定の座標軸に関して揃えるように、
かつ、両対象物の前記所定の座標軸に直交する方向に関
する間隔が指定された値となるように、前記第2の割付
対象物の割付位置を平行移動させる補正を行い、 点Pが第2の方向に偏り、点Qが第1の方向に偏ってい
る場合には、前記第1の割付対象物の第2の方向に向か
った端点に、前記第2の割付対象物の第1の方向に向か
った端点を、前記所定の座標軸に関して揃えるように、
かつ、両対象物の前記所定の座標軸に直交する方向に関
する間隔が指定された値となるように、前記第2の割付
対象物の割付位置を平行移動させる補正を行うことを特
徴とする割付処理装置。 - 【請求項3】 XY二次元座標系が定義されたディスプ
レイ画面上で所定の割付対象物を所定位置に割り付ける
作業を行うための割付処理装置であって、 個々の割付対象物を表現するための対象物データを格納
する対象物データ格納手段と、 ディスプレイ画面上の位置に関する情報を入力するため
の座標入力手段を含み、割付作業に関する指示を入力す
る指示入力手段と、 この指示入力手段により入力された指示に基づいて、特
定の割付対象物を特定の位置に割り付けることを示す割
付データを生成する割付データ生成手段と、 生成された割付データを格納する割付データ格納手段
と、 前記割付データ格納手段内に格納されている割付データ
と、前記対象物データ格納手段内に格納されている対象
物データとに基づいて、特定の割付対象物を特定の位置
に割り付けた状態を示す画像をディスプレイ画面上に表
示させる画像表示手段と、 前記指示入力手段により入力された指示に基づいて、前
記割付データ格納手段内に格納されている割付データに
対して、割付位置に関する補正を行う割付補正手段と、 を備え、前記割付補正手段は、現在ディスプレイ上に割
り付けられている第1の割付対象物内の点Pおよび第2
の割付対象物内の点Qを指定するとともに、両対象物の
X軸方向の間隔値ΔXと、Y軸方向の間隔値ΔYとを指
定する所定の補正指示を受けたときに、前記第1の割付
対象物の外接矩形Aおよび前記第2の割付対象物の外接
矩形Bを求め、前記外接矩形Aの中心に原点をもつVW
二次元座標系を定義したときに、このVW二次元座標系
において点Pが所属する象限内の外接矩形Aの頂点R
(Xr,Yr)を求め、前記外接矩形Bの中心に原点を
もつVW二次元座標系を定義したときに、このVW二次
元座標系において点Qが所属する象限内の外接矩形Bの
頂点Sを求め、 頂点SがVW二次元座標系の第1象限に所属する場合に
は、この頂点SがXY二次元座標系における座標位置
(Xr−ΔX,Yr−ΔY)にくるように、前記第2の
割付対象物の割付位置を平行移動させる補正を行い、 頂点SがVW二次元座標系の第2象限に所属する場合に
は、この頂点SがXY二次元座標系における座標位置
(Xr+ΔX,Yr−ΔY)にくるように、前記第2の
割付対象物の割付位置を平行移動させる補正を行い、 頂点SがVW二次元座標系の第3象限に所属する場合に
は、この頂点SがXY二次元座標系における座標位置
(Xr+ΔX,Yr+ΔY)にくるように、前記第2の
割付対象物の割付位置を平行移動させる補正を行い、 頂点SがVW二次元座標系の第4象限に所属する場合に
は、この頂点SがXY二次元座標系における座標位置
(Xr−ΔX,Yr+ΔY)にくるように、前記第2の
割付対象物の割付位置を平行移動させる補正を行うこと
を特徴とする割付処理装置。 - 【請求項4】 ディスプレイ画面上で所定の割付対象物
を所定位置に割り付ける作業を行うための割付処理装置
であって、 個々の割付対象物を表現するための対象物データを格納
する対象物データ格納手段と、 ディスプレイ画面上の位置に関する情報を入力するため
の座標入力手段を含み、割付作業に関する指示を入力す
る指示入力手段と、 この指示入力手段により入力された指示に基づいて、特
定の割付対象物を特定の位置に割り付けることを示す割
付データを生成する割付データ生成手段と、 生成された割付データを格納する割付データ格納手段
と、 前記割付データ格納手段内に格納されている割付データ
と、前記対象物データ格納手段内に格納されている対象
物データとに基づいて、特定の割付対象物を特定の位置
に割り付けた状態を示す画像をディスプレイ画面上に表
示させる画像表示手段と、 先に割り付けられた割付対象物の割付位置に揃えるよう
に、後に割り付けられた割付対象物の割付位置を補正す
る割付補正手段と、 を備えることを特徴とする割付処理装置。 - 【請求項5】 ディスプレイ画面上で所定の割付対象物
を所定位置に割り付ける作業を行うための割付処理装置
であって、 個々の割付対象物を表現するための対象物データを格納
する対象物データ格納手段と、 ディスプレイ画面上の位置に関する情報を入力するため
の座標入力手段を含み、割付作業に関する指示を入力す
る指示入力手段と、 この指示入力手段により入力された指示に基づいて、特
定の割付対象物を特定の位置に割り付けることを示す割
付データを生成する割付データ生成手段と、 生成された割付データを格納する割付データ格納手段
と、 前記割付データ格納手段内に格納されている割付データ
と、前記対象物データ格納手段内に格納されている対象
物データとに基づいて、特定の割付対象物を特定の位置
に割り付けた状態を示す画像をディスプレイ画面上に表
示させる画像表示手段と、 を備え、前記座標入力手段によりディスプレイ画面上の
所定点の入力を受けたときに、この所定点から所定半径
r以内に、先に割り付けられた割付対象物を構成する図
形の頂点、交点あるいは端点が存在するかを捜索し、存
在する場合には、入力された前記所定点の位置を捜索さ
れた点の位置に補正する機能を有することを特徴とする
割付処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35846492A JPH06202304A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 割付処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35846492A JPH06202304A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 割付処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06202304A true JPH06202304A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18459450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35846492A Pending JPH06202304A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 割付処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06202304A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0745487A1 (en) * | 1994-12-02 | 1996-12-04 | Seiko Epson Corporation | Character information processor with layout display function |
US6892375B2 (en) * | 1999-07-30 | 2005-05-10 | Fujitsu Limited | Data processing method and apparatus, reticle mask, exposing method and apparatus, and recording medium |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP35846492A patent/JPH06202304A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0745487A1 (en) * | 1994-12-02 | 1996-12-04 | Seiko Epson Corporation | Character information processor with layout display function |
EP0745487A4 (en) * | 1994-12-02 | 1997-04-16 | Seiko Epson Corp | CHARACTER INFORMATION PROCESSOR WITH FUNCTION FOR DISPLAY |
US5873110A (en) * | 1994-12-02 | 1999-02-16 | Seiko Epson Corporation | Character information processing device equipped with a layout display function |
US6490604B1 (en) | 1994-12-02 | 2002-12-03 | Seiko Epson Corporation | Character information processing device equipped with a layout display function |
US6892375B2 (en) * | 1999-07-30 | 2005-05-10 | Fujitsu Limited | Data processing method and apparatus, reticle mask, exposing method and apparatus, and recording medium |
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