JP2609555B2 - 織物、編物のような帯状繊維物品を連続して耐久性蒸絨及び形態固定する方法 - Google Patents

織物、編物のような帯状繊維物品を連続して耐久性蒸絨及び形態固定する方法

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JP2609555B2 JP2110745A JP11074590A JP2609555B2 JP 2609555 B2 JP2609555 B2 JP 2609555B2 JP 2110745 A JP2110745 A JP 2110745A JP 11074590 A JP11074590 A JP 11074590A JP 2609555 B2 JP2609555 B2 JP 2609555B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、全部又は一部が毛から成り加湿される帯状
の繊維物品を、回転可能に支持されて閉じた滑らかな表
面を持つ加熱可能な蒸気不透性のシリンダを経て導き、
複数の転向ローラにわたつて巻付けられる蒸気不透性の
押圧ベルトによりシリンダ表面の一部へ繊維物品の一方
の側を押付ける第1の処理段階と、それに続いて回転可
能に支持される加熱可能な別の蒸気不透性のシリンダを
経て繊維物品を導き、複数の転向ローラにわたつて巻付
けられる蒸気不透性の押圧ベルトによりシリンダ表面の
一部へ繊維物品の他方の側を押付ける第2の処理段階と
を含む、織物又は編物のような帯状物品を連続して耐久
性蒸絨又は形態固定する方法に関する。
ここで耐久性蒸絨効果とは、既製服製造業者における
蒸気アイロンの使用によつても減ずることのない効果を
いう。周知のように蒸熱及びアイロンがけの際耐久性蒸
絨効果は、艶、風合い、及び外観に関してその性質を失
わない。
〔従来の技術〕
耐久性蒸絨効果は、一般に例えばキヤー蒸絨機による
不連続な処理条件においてのみ得られる。この場合繊維
物品及び下敷き布(連行帯)は一緒に蒸絨シリンダ及び
処理シリンダに巻付けられ、続いて耐圧釜中において高
温で処理される。
得られる効果が繊維物品の各角内従つてその始めと終
りとの間で著しく異なる外観を持つので、別の欠点が不
連続な処理法の欠点を上回る。
ドイツ連邦共和国特許第3539792号明細書は、連続し
て耐久性蒸絨効果に達することができる方法を示してい
る。この場合化学的形態固定剤を物理的蒸絨効果に並行
して使用して、耐久性形態固定度を保証せねばならな
い。この公知の方法によれば、化学的形態固定剤は、パ
ツダ(バツデング機)の範囲において、従つて幅出し及
び乾燥の過程の前に、吸湿性物質を添加して塗布され
る。
この場合本来の蒸絨兼形態固定過程の直前に、制御さ
れる再加湿により形態固定剤が活性化される。加湿によ
り活性化される形態固定剤は、蒸絨兼形態固定装置の範
囲において繊維物品の繊維組織内で、温度及び機械的圧
力を受けて反応せしめられる。
この公知の方法により耐久性蒸絨効果が連続的に得ら
れるけれども、この方法は実際には現在まであまり正し
く評価されなかつた。なぜならば、多くの使用者例えば
織物業者は薬剤で処理するのを好まず、特に乾燥装置の
範囲で薬剤をやめることを望むからである。化学的形態
固定剤を常に購入するための費用が別の欠点である。外
貨の少ない国では、薬剤購入の問題も加わる。
第1の処理段階で押圧ベルトにより繊維物品の一方の
側をシリンダへ押付け、第2の処理段階で押圧ベルトに
より繊維物品の他方の側をシリンダへ押付けることは公
知であるが(実開昭49−111598号)、これは艶出しに関
するもので、耐久性蒸絨及び形態固定に関するものでは
ない。
下敷き布(連行帯)を加熱可能なシリンダを経て導
き、処理すべき繊維物品をこの下敷き布と押圧ベルトと
の間に挟んで蒸絨を行なうことも公知である。この場合
繊維物品は直接シリンダに載つておらず、下敷き布上に
載つている。従つて介在する下敷き布のため、シリンダ
を160℃の温度まで加熱しても、繊維物品はシリンダの
温度よりかなり低い温度で処理されることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、いかなる種類の薬剤も使用すること
なく、連続して耐久性蒸絨及び形態固定の効果が得られ
るようにすることである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するため本発明によれば、各処理段階
における繊維物品の湿度が20%より高く100%までの湿
度となるように、繊維物品を水で加湿し、各処理段階の
加熱可能な蒸気不透性のシリンダの表面を140℃より高
い温度に加熱し、それにより蒸気不透性のシリンダと蒸
気不透性の押圧ベルトとの間に繊維物品に含まれている
水を蒸気に変換する。
〔発明の効果〕
こうして本発明によれば、繊維物品を乾燥させること
になる蒸気によつて繊維物品の加湿を行なうのではな
く、水で加湿を行なうので、従来より高い温度及び湿度
で、従つて繊維の損傷及び黄ばみを避けながら、繊維物
品の効果的な耐久性蒸絨及び形態固定を行なうことがで
きる。
本発明による方法では、繊維物品を水で20より高く35
%までの湿度に加湿し、第2の処理段階でも繊維物品を
水で加湿する。
繊維物品の湿度及び加熱可能なシリンダの表面温度を
両方の処理段階で互いに無関係に変化するのがよい。
実際上これは、例えば第1の処理段階において繊維物
品の一方の側を処理するために、第2の処理段階の加熱
可能なシリンダの表面温度より高い温度で処理できるこ
とを意味している。
両方の処理段階で互いに異なる湿度で処理を行なうこ
ともできるが、その際繊維の損傷及び黄ばみを避けるた
め、高い温度を使用すると共に高い湿度を使用する。
第3の処理段階における処理は必要に応じて仕上げ蒸
絨とみなされ、艶、容積及び風合いのみを改善又は修正
することができる。このような仕上げ処理は同じ蒸絨機
で行なわれるが、この場合繊維物品を加熱可能なシリン
ダの表面に直接接触させる。
特定品質の繊維物品にとつては、2つの処理段階によ
る処理で充分である。しかしこの場合第2の処理段階を
出る繊維物品を吸引場所へ導入するのがよい。
繊維物品へ作用する押圧ベルトは不透性なので、繊維
物品へ水の形で入る湿気はシリンダ及び押圧ベルトの加
熱により蒸気に変換される。加熱可能なシリンダ及び押
圧ベルトの適当な選択によつて、耐久性形態固定効果が
高温条件下で生ずるように、繊維物品の温度を高く選ぶ
ことができる。この作用は、繊維物品に充分な湿度を確
保すれば、例えば160〜180℃までの高い接触温度を使用
しても、繊維物品に損傷も黄ばみも生じないことの確認
に基いている。
これに反し乾燥しすぎた羊毛繊維物品が高い温度にさ
らされる時にのみ、損傷がおこる。換言すれば、羊毛繊
維物品を10〜12%以下の湿度で120℃以上の温度にさら
してはならない。
本発明の方法によれば、従来技術とは異なり、繊維物
品の制御可能な湿度値で処理される。この重要な要素
は、すべての公知の蒸絨方法ではこれまで考慮されなか
つた。一般に湿気は蒸気を介して繊維物品内へ達するも
のと信じられていたが、事実はちようど逆である。むし
ろ蒸気は繊維物品を乾燥させる。測定によれば、通常の
蒸絨過程では繊維物品中における湿度損失は約2〜3%
である。
前述したように、本発明による蒸絨及び形態固定方法
は、処理すべき繊維物品の湿つた状態が水による効果的
な加湿により得られることを前提としている。このため
加湿が、大気へ開放している蒸気筒内における蒸熱即ち
開放蒸熱と、これにすぐ続く微細水霧の吹付け即ち霧吹
きとにより行なわれると、特に効果的なことがわかつ
た。即ち開放蒸熱により、まず繊維物品とこれに封入さ
れている空気(空隙)が加熱されるので、続いて行なわ
れる霧吹きの際、露点へ達するまで繊維物品に著しく多
量の水を与えることができる。
こうして加熱される繊維物品及びその中の空隙は、常
温の物品表面へ霧吹きする場合よりも速くかつ容易に湿
気を吸収する。しかし蒸絨の際物品の湿気含有量の意義
は形態固定度のみに限られない。むしろ多いか又は少な
い加湿度により、蒸絨効果にとつて重要な更に別の次の
ようなパラメータに有利な影響を与えることができる。
1)湿気含有量の変化による繊維物品の厚さ又は容積へ
の影響(物品の多い湿気は物品をかさばつたものにし、
従つて風合いを軟らかにする)。
2)湿気含有量の変化による繊維物品の艶への影響(物
品の多い湿気は物品の艶を消し、艶の発生を少なくし、
結局艶を上品にする)。
微細な水霧の霧吹きのために、回転子加湿装置が実際
に特によいことがわかつた。
霧吹き等による物品の加湿の代わりに、予熱される水
浴へ物品を直接浸漬することができる。その時物品は水
で完全に湿らされ、それに続いて絞り機構により約80〜
85%の湿度となるように絞られる。この状態で繊維物品
の一方の側の第1の処理段階が行なわれる。この湿式形
態固定では、第1の処理段階の加熱可能なシリンダと押
圧ベルトとの間の範囲における蒸気変換によつて、85%
か約50〜48%への物品湿度の減少が行なわれる。第2と
処理段階における物品の他方の側の処理の際、約17〜20
%への湿度減少が行なわれるので、原則的には第2の処
理段階後既に所望の残留湿度が得られる。
最後の仕上げ蒸絨処理は、艶、容積、風合い及び形態
について得られる形態固定効果を更に改善することがで
きる。
本発明による方法では、シリンダ及び押圧ベルトの加
熱は油循環加熱で行なうのがよい。なぜならば、実際上
普通の蒸気圧力値では、本発明の方法において要求され
る高い温度は一般に得られないからである。油循環を介
して得られる熱流は、必要な温度値における著しく高い
精度を保証する。
〔実施例〕
本発明による方法を図面に基いて以下に説明する。
第1図及び第4図において、I及びIIで第1の処理段
階及び第2の処理段階を示している。閉じた滑らかな表
面を持つ加熱可能なシリンダ1及び2は、その表面温度
が140℃以上となるように加熱される。これに反し不透
性押圧ベルト3は、加熱可能なシリンダ1,2の一部のま
わり及び複数の転向ローラにわたつて導かれている。転
向ローラのうち4で引張りローラが示され、転向ローラ
5はシリンダ1,2と無関係に加熱可能である。加熱され
る転向ローラ5は押圧ベルト3を加熱する役割を持つて
いる。
繊維物品6は押圧ベルト3を巻付けられるシリンダ1,
2の一部にわたつて導かれて、シリンダ1,2と押圧ベルト
3との間に来る。押圧ベルト3と加熱可能なシリンダ1,
2との間へ繊維物品6を導入する前に、繊維物品6は加
湿装置7を通される。
第1図において各処理段階I及びIIに加湿装置7が設
けられている。加湿装置7の好ましい実施例の詳細が第
2図に示されている。この装置は大気へ開放した蒸気筒
7aとそのすぐ後に設けられ回転子霧吹き装置7bとから成
り、加湿の強さは水の圧力及び量により調整することが
できる。適当な目標値設定を介して、繊維物品の種類と
は無関係にしかも物品の速度に関係して調整を自動的に
行なうことができる。
第3図のモリエ線図から、第2図の蒸気筒7aにおける
蒸熱とそれにすぐ続いて霧吹き装置7bにより行なわれる
水の霧吹きの利点がよくわかる。第3図において横軸x
は繊維物品の湿気含有量を示し、縦軸iはエンタルピー
を示し、曲線群は繊維物品の空隙における空気の相対湿
度を示している。繊維物品は蒸気筒7a内で蒸気を当てら
れ、即ち加熱される。その際熱容量(エンタルピーi)
が増大し、繊維物品の相対湿度が低下するが、繊維物品
の湿気含有量xは不変である(点a→c)。続いて霧吹
き装置7bにより繊維物品への水の霧吹きが行なわれる
と、エンタルピーiが減少し、繊維物品の空隙の相対湿
度が繊維物品の湿気含有量xと共に増大する(点c→
d)。繊維物品の空隙の相対湿度が100%になると、点
dが得られる。
出発点aにおいて繊維物品が蒸気筒7aの蒸気により加
熱されず、水の霧吹きが行なわれるだけであると、繊維
物品の空隙の相対湿度は、著しく速く100%へ達する
(a→b)。区間c→dと区間a→bとの比較からよく
わかるように、高温の空気は一層多くの湿気を吸収する
ことができる。
繊維物品例えば織物は最大80%と空隙率を持つている
ので、織物に均一に分布している空隙内の空気の上述し
た加熱及び水による加湿は、形態固定すべき織物の良好
な加湿効果を生ずる。
第1の処理段階Iを出る繊維物品6は、第1図による
実施例では第1の処理段階Iと同じ装置を含む第2の処
理段階IIへ導入される。しかし重要なことは、第1図及
び第4図による両方の実施例において、加熱可能なシリ
ンダ2が加熱可能なシリンダ1に対して面対称に設けら
れていることであり、対称面はA−Aで示されている。
これにより第1の処理段階Iでは繊維物品6の一方の側
(裏側)がシリンダ1に載り、第2の処理段階IIではそ
の他方の側(表側)がシリンダ2に載るようにすること
ができる。これにより均一な物品外観が保証される。
処理段階IIを出る繊維物品6は、場合によつては吸引
場所9へ供給される。
第4図によよる実施例は、処理段階Iにのみ加湿装置
8が設けられて、繊維物品6へ100%の加湿を行なう点
で、第1図による実施例とは相違している。この加湿装
置8は高温水槽から成り、駆動されるローラ10が繊維物
品6の送りを引受ける。
絞りローラ11により過剰な水が約80%の残留湿度にな
るまで絞り出される。駆動される供給ローラ12の後に設
けられる浮動ローラ装置13は、処理段階Iの蒸絨機へ物
品6を張力なく進入させる。これらの駆動手段により、
高温水処理により通過中の繊維物品6に生ずる危険な伸
びモーメントを回避することができる。
加熱可能なシリンダ1の範囲において繊維物品6へ作
用する大きい面圧力のため、両側からの熱供給により、
繊維物品6が処理段階Iの通過後既にその湿気含有量を
約85%から40〜48%に減少するほど大きい熱伝達率が得
られる。
繊維物品6がシリンダ1を出ると、蒸発が始まる。
高感度の浮動ローラ装置14は、荷重をかけることなく
物品6を走査して、保持ベルト15による物品送りの自動
再調整を行なう。これから処理段階IIへの張力のない物
品送りが行なわれ、この処理段階IIで物品の他方の側
(表側)が形態固定処理を受ける。
【図面の簡単な説明】
第1図は必要な装置を持つ2つの処理段階の構成図、第
2図はその加湿装置の拡大断面図、第3図は第2図によ
る加湿装置の作用原理を示すモリエ線図、第4図は蒸絨
装置へ入る前に繊維物品へ100%加湿する加湿装置を持
つ2つの処理段階の構成図である。 1,2……加熱可能なシリンダ、3……押圧ベルト、4,5…
…転向ローラ、6……繊維物品、I,II……処理段階。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−75174(JP,A) 特開 昭63−66370(JP,A) 特開 昭54−6985(JP,A) 実開 昭49−111598(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全部又は一部が毛から成り加湿される帯状
    の繊維物品を、回転可能に支持されて閉じた滑らかな表
    面を持つ加熱可能な蒸気不透性のシリンダを経て導き、
    複数の転向ローラにわたつて巻付けられる蒸気不透性の
    押圧ベルトによりシリンダ表面の一部へ繊維物品の一方
    の側を押付ける第1の処理段階と、それに続いて回転可
    能に支持される加熱可能な別の蒸気不透性のシリンダを
    経て繊維物品を導き、複数の転向ローラにわたつて巻付
    けられる蒸気不透性の押圧ベルトによりシリンダ表面の
    一部へ繊維物品の他方の側を押付ける第2の処理段階と
    を含む、帯状繊維物品の連続耐久性蒸絨及び形態固定方
    法において、各処理段階における繊維物品(6)の湿度
    が20%より高く100%までの湿度となるように、繊維物
    品(6)を水で加湿し、各処理段階(I又はII)の加熱
    可能な蒸気不透性のシリンダ(1又は2)の表面を140
    ℃より高い温度に加熱し、それにより蒸気不透性のシリ
    ンダ(1又は2)と蒸気不透性の押圧ベルト(3)との
    間で、繊維物品(6)に含まれている水を蒸気に変換す
    ることを特徴とする、織物又は編物のような帯状物品を
    連続して耐久性蒸絨又は形態固定する方法。
  2. 【請求項2】繊維物品(6)を水で20%より高く35%ま
    での湿度に加湿し、第2の処理段階(II)でも繊維物品
    (6)を水で加湿することを特徴とする、請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】繊維物品(6)の湿度及びシリンダ(1又
    は2)の表面温度を両方の処理段階(I及びII)で互い
    に無関係に変化することを特徴とする、請求項2に記載
    の方法。
JP2110745A 1989-04-29 1990-04-27 織物、編物のような帯状繊維物品を連続して耐久性蒸絨及び形態固定する方法 Expired - Lifetime JP2609555B2 (ja)

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