JP2607440Y2 - 焦電センサ - Google Patents

焦電センサ

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JP2607440Y2
JP2607440Y2 JP1992069908U JP6990892U JP2607440Y2 JP 2607440 Y2 JP2607440 Y2 JP 2607440Y2 JP 1992069908 U JP1992069908 U JP 1992069908U JP 6990892 U JP6990892 U JP 6990892U JP 2607440 Y2 JP2607440 Y2 JP 2607440Y2
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pyroelectric
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準一 大沢
慎一郎 森
康治 横田
友宏 山村
光朗 気田
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、赤外線検出に用いる焦電
センサに関する。
【0002】
【従来の技術】上記目的に用いられる一般的な従来の焦
電センサは、図6に示すようにゲート抵抗21及びFE
T22の実装部品は、アルミナ基板23に取付け、焦電
素子24の受光電極25と、各実装部品間をリード端子
26で導通させるとともに焦電素子24とアルミナ基板
23とをリード端子26に支持させてケース27内に収
納する構造が殆どであった。
【0003】ゲート抵抗21及びFET22の実装にア
ルミナ基板23を用いる理由は、焦電素子24の強度の
制約から、これらの部品を焦電素子24に直接実装する
ことができないと考えられていたからであるが、上記構
造によるときには、ケース27内にアルミナ基板23の
設置空間を必要とするため、センサの小型化に限界があ
り、また、部品間の配線接続に厄介な回路パターンを必
要とする。
【0004】焦電素子31に直接部品を実装した例とし
て例えば実開平3−72328号がある。この先行例で
は、図7のように焦電素子31の固有抵抗をゲート抵抗
に使用し、実装部品としてチップFET32のみを焦電
素子31に形成された電極パターンに導通接続し、リー
ド端子33上に焦電素子31を支えて電極パターンをリ
ード端子33に直接導通接続している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記構造によるときに
は、アルミナ基板が不要となり、センサの小型化を実現
できる。また、焦電素子31の固有抵抗をゲート抵抗に
利用するため、抵抗器を別個に実装する必要がなく、焦
電素子31に対する重量負担を軽減するうえには有効で
あると思われるが、焦電素子に固有の抵抗を利用するた
め、焦電センサ特性を任意に変更するときに抵抗値の変
更によって対応することができず、焦電素子自体を取替
える必要があり、このためには、固有抵抗値が異なる焦
電素子を何種類も予め用意しておかなければならない。
【0006】本案の目的は、抵抗素子の実装により焦電
素子に重量の負担をかけず、逆に焦電素子の安定支持に
寄与しうる構造の焦電センサを提供することにある。
【0007】上記目的を達成するため、本発明による焦
電センサにおいては、焦電素子と、FETと、抵抗素子
とを有し、ステムに取付けられた3本のリード端子とス
テムに取付けられた抵抗素子との4点支持によって焦電
素子を支えてケース内に収容した焦電センサであって、
焦電素子は、赤外線を入力として電荷を発生するセラミ
ック板状体であり、表面に受光電極、裏面にそれぞれF
ETのドレイン・ソース・ゲート接続用電極と、設置電
極とが付され、FETは、インピーダンス変換用であ
り、前記FETのドレイン・ソース・ゲート接続用電極
に接続して焦電素子の裏面に搭載され、前記FETのド
レイン・ソース・ゲート接続用電極は、3本のリード端
子の1本にそれぞれ接続され、接地電極に接続されたリ
ード端子は、アース用リード端子であり、抵抗素子は、
ゲート抵抗であり、前記各リード端子の立上がり高さと
同長の柱状をなし、FETのゲート接続用電極と、ステ
ムを通してアース用リード端子とに電気的に接続され、
焦電素子に重量の負担をかけずにステム上に直立姿勢で
接着されたものである。
【0008】
【作用】焦電素子は、給電用及び接地用の3本のリード
端子と、抵抗素子とによってステム上に安定に支持され
る。抵抗素子は、FETのゲート接続用電極と接地用リ
ード端子に電気的に接続されてゲート抵抗として機能す
る。抵抗素子には、市販の柱状の抵抗器を使用でき、抵
抗素子の実装により焦電素子に重量の負担をかけず、焦
電センサ特性の変更には抵抗素子の交換によって対応で
きる。
【0009】
【実施例】以下に本案の実施例を図によって説明する。
図1において、本案の焦電センサに内蔵する焦電素子1
には、FET2を実装し、ステム3上に柱状の抵抗素子
4を取付け、該抵抗素子4と、ステム3上に突出させた
3本のリード端子5とによって焦電素子1の四隅を支持
し、シールドケース6によりハーメチックシールされた
ものである。シールドケース6の上面の赤外線受光窓に
は光学フィルタ7が設けられている。
【0010】焦電素子1は、赤外線を入力として電荷を
発生するセラミック板状体であり、実施例では角状チッ
プを用いている。
【0011】図2(a),(b)において、焦電素子1
の表面には、受電電極8、裏面には接地電極9と、FE
Tのドレイン・ソース・ゲート接続用電極10a,10
b,10cとを形成する。
【0012】図3(a)において、FETのドレイン・
ソース・ゲート接続用電極10a,10b,10cの要
所には●で示すA位置に導電性接着剤を塗布し、図3
(b)のように各電極間にまたがってFET2を接続す
る。なお、図中○で示すB位置は、リード端子の接続位
置である。
【0013】図4(a)において、ステム3上には、焦
電素子1の接地電極9及びFETのドレイン・ソース接
続用電極10a,10bのB位置にそれぞれ対応して3
本のリード端子5が設けられている。すなわち、3本の
リード端子5は、それぞれ接地電極9と、ドレイン接続
用電極10aと、ソース接続用電極10bとに個別に接
続され、焦電素子1は、3本のリード端子5上に支えら
れる。接地用電極9に接続されたリード端子がアース用
リード端子である。本案においては、さらにステム3上
の位置Aに導電性接着剤を塗布し、図4(b)のように
各リード端子5の立ち上がり高さと同長の柱状の抵抗素
子4を直立姿勢で接着し、その上端に塗布した導電性接
着剤をもってFETのゲート電極10cに接続する。
抗素子4は、FETのゲート抵抗であり、ステム3を通
じてアース用リード端子5に電気的に導通し、焦電素子
1は、3本のリード端子5、5、5と1個の抵抗素子4
との4点支持によって支持される。
【0014】次に、各リード端子5及び抵抗素子4の頂
部Cに、導電性接着剤を塗布し、焦電素子1を接着後、
焼付けを行い、図5(a)のように焦電素子1をリード
端子5及び抵抗素子4に支えて固定する。その後、ケー
ス11を焦電素子1に被せてステム3上に重ね合せ、図
5(b)のように接合部を溶接してシールを行い、図1
に示す焦電センサを完成する。以上、実施例では素子の
接着に導電性接着剤を用いたが、半田を用いて接着する
ことも勿論できる。
【0015】
【考案の効果】本案は以上のように焦電素子に用いるゲ
ート抵抗器に柱状の抵抗素子を用い、FETのドレイン
・ソース・ゲート接続用及び接地用の3本のリード端子
と、抵抗素子とによって焦電素子をステム上に支持させ
るため、4点支持によって焦電素子を安定に支持するこ
とができ、焦電素子に抵抗素子の重量負担をかけること
がない。また、焦電素子と抵抗素子との接触面積が小さ
いため、熱伝導の低下が少なく、赤外線に対する反応速
度の低下を防ぐことができる。
【0016】さらに、ステム上から突出する各リード端
子の突出長さ及び抵抗素子の長さを短くして焦電素子に
搭載するFETをステム上に支えれば、焦電素子の支持
の安定性をより向上できる。
【0017】また、抵抗素子には、市販の柱状の抵抗素
子を使用でき、焦電センサ特性の変更には、抵抗素子の
交換によって対応できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の一実施例を示す焦電センサの断面図であ
る。
【図2】(a)は焦電素子の表面図、(b)は裏面図で
ある。
【図3】(a)は焦電素子の裏面に対するFETの実装
位置を示す図、(b)はFETの実装並びにリード端子
の取付位置を示す図である。
【図4】(a)は抵抗素子の取付要領、(b)は焦電素
子の取付要領を示す図である。
【図5】(a)はシールの要領を示す図、(b)はシー
ルされた焦電センサを示す図である。
【図6】焦電センサの従来例である。
【図7】焦電センサの他の従来例である。
【符号の説明】
1 焦電素子 2 FET 3 ステム 4 抵抗素子 5 リード端子 6 シールドケース 7 光学フィルタ 8 受電電極 9 接地電極 10a,10b,10c FETのドレイン・ソース・
ゲート接続用電極 11 ケース
フロントページの続き (72)考案者 山村 友宏 富山県上新川郡大沢野町下大久保3158番 地 北陸電気工業株式会社内 (72)考案者 気田 光朗 埼玉県狭山市新狭山1丁目11番4号 株 式会社大泉製作所内 (56)参考文献 特開 平3−4127(JP,A) 実開 平2−72944(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 1/02 G01J 1/42 G01J 5/02 G01J 5/12 G01V 9/04 H01L 37/00 - 37/02 G08B 13/19 - 13/191

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦電素子と、FETと、抵抗素子とを有
    し、ステムに取付けられた3本のリード端子とステムに
    取付けられた抵抗素子との4点支持によって焦電素子を
    支えてケース内に収容した焦電センサであって、 焦電素子は、赤外線を入力として電荷を発生するセラミ
    ック板状体であり、表面に受光電極、裏面にそれぞれF
    ETのドレイン・ソース・ゲート接続用電極と、設置電
    極とが付され、 FETは、インピーダンス変換用であり、前記FETの
    ドレイン・ソース・ゲート接続用電極に接続して焦電素
    子の裏面に搭載され、 前記FETのドレイン・ソース・ゲート接続用電極は、
    3本のリード端子の1本にそれぞれ接続され、 接地電極に接続されたリード端子は、アース用リード端
    子であり、 抵抗素子は、ゲート抵抗であり、前記各リード端子の立
    上がり高さと同長の柱状をなし、FETのゲート接続用
    電極と、ステムを通してアース用リード端子とに電気的
    に接続され、焦電素子に重量の負担をかけずにステム上
    に直立姿勢で接着されたものであることを特徴とする焦
    電センサ。
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JPH0633035U JPH0633035U (ja) 1994-04-28
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10809130B2 (en) 2016-11-14 2020-10-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Infrared detection circuit and infrared sensor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10809130B2 (en) 2016-11-14 2020-10-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Infrared detection circuit and infrared sensor

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