JPH0633035U - 焦電センサ - Google Patents

焦電センサ

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JPH0633035U
JPH0633035U JP6990892U JP6990892U JPH0633035U JP H0633035 U JPH0633035 U JP H0633035U JP 6990892 U JP6990892 U JP 6990892U JP 6990892 U JP6990892 U JP 6990892U JP H0633035 U JPH0633035 U JP H0633035U
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pyroelectric
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準一 大沢
慎一郎 森
康治 横田
友宏 山村
光朗 気田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抵抗素子の実装により焦電素子に重量の負担
をかけず、焦電素子の支持の安定化を図る。 【構成】 ステム3上には、3本のリード端子5を有し
ており、各リード端子5は、FET2を実装した焦電素
子1と電気的に接続され、且つ、その頂部で焦電素子1
を支えている。また、リード端子5と同じ立上り高さの
柱状の抵抗素子4がステム3上に設置されている。抵抗
素子4は、リード端子5とともに焦電素子1を支えるも
のであり、焦電センサのゲート抵抗となるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、赤外線検出に用いる焦電センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記目的に用いられる一般的な従来の焦電センサは、図6に示すようにゲート 抵抗21及びFET22の実装部品は、アルミナ基板23に取付け、焦電素子2 4の受光電極25と、各実装部品間をリード端子26で導通させるとともに焦電 素子24とアルミナ基板23とをリード端子26に支持させてケース27内に収 納する構造が殆どであった。
【0003】 ゲート抵抗21及びFET22の実装にアルミナ基板23を用いる理由は、焦 電素子24の強度の制約から、これらの部品を焦電素子24に直接実装すること ができないと考えられていたからであるが、上記構造によるときには、ケース2 7内にアルミナ基板23の設置空間を必要とするため、センサの小型化に限界が あり、また、部品間の配線接続に厄介な回路パターンを必要とする。
【0004】 焦電素子31に直接部品を実装した例として例えば実開平3−72328号が ある。この先行例では、図7のように焦電素子31の固有抵抗をゲート抵抗に使 用し、実装部品としてチップFET32のみを焦電素子31に形成された電極パ ターンに導通接続し、リード端子33上に焦電素子31を支えて電極パターンを リード端子33に直接導通接続している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記構造によるときには、アルミナ基板が不要となり、センサの小型化を実現 できる。また、焦電素子31の固有抵抗をゲート抵抗に利用するため、抵抗器を 別個に実装する必要がなく、焦電素子31に対する重量負担を軽減するうえには 有効であると思われるが、焦電素子に固有の抵抗を利用するため、焦電センサ特 性を任意に変更するときに抵抗値の変更によって対応することができず、焦電素 子自体を取替える必要があり、このためには、固有抵抗値が異なる焦電素子を何 種類も予め用意しておかなければならない。
【0006】 本案の目的は、抵抗素子の実装により焦電素子に重量の負担をかけず、逆に焦 電素子の安定支持に寄与しうる構造の焦電センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本案による焦電センサにおいては、焦電素子と、F ETと、抵抗素子とを有し、焦電素子をステム上のリード端子上に支えてケース 内に収容した焦電センサであって、 焦電素子は、赤外線を入力として電荷を発生するセラミック板状体であり、表 面に受光電極、裏面にそれぞれFETのドレイン・ソース・ゲート接続用電極と 接地電極が付され、 FETは、インピーダンス変換用であり、前記FETのドレイン・ソース・ゲ ート接続用電極に接続して焦電素子の裏面に搭載され、 抵抗素子は、ゲート抵抗であり、柱状をなし、焦電素子のFETのゲート接続 用電極に接続して接地され、前記リード端子とともに焦電素子をステム上に支え るものである。
【0008】
【作用】
焦電素子は、給電用及び接地用の3本のリード端子と、抵抗素子とによってス テム上に安定に支持される。抵抗素子は、FETのゲート接続用電極と接地用リ ード端子に電気的に接続されてゲート抵抗として機能する。抵抗素子には、市販 の柱状の抵抗器を使用でき、抵抗素子の実装により焦電素子に重量の負担をかけ ず、焦電センサ特性の変更には抵抗素子の交換によって対応できる。
【0009】
【実施例】
以下に本案の実施例を図によって説明する。図1において、本案の焦電センサ に内蔵する焦電素子1には、FET2を実装し、ステム3上に柱状の抵抗素子4 を取付け、該抵抗素子4と、ステム3上に突出させた3本のリード端子5とによ って焦電素子1の四隅を支持し、シールドケース6によりハーメチックシールさ れたものである。シールドケース6の上面の赤外線受光窓には光学フィルタ7が 設けられている。
【0010】 焦電素子1は、赤外線を入力として電荷を発生するセラミック板状体であり、 実施例では角状チップを用いている。
【0011】 図2(a),(b)において、焦電素子1の表面には、受電電極8、裏面には 接地電極9と、FETのドレイン・ソース・ゲート接続用電極10a,10b, 10cとを形成する。
【0012】 図3(a)において、FETのドレイン・ソース・ゲート接続用電極10a, 10b,10cの要所には●で示すA位置に導電性接着剤を塗布し、図3(b) のように各電極間にまたがってFET2を接続する。なお、図中○で示すB位置 は、リード端子の接続位置である。
【0013】 図4(a)において、ステム3上には、焦電素子1の接地電極9及びFETの ドレイン・ソース接続用電極10a,10bのB位置にそれぞれ対応して3本の リード端子5が取付けられている。本案においては、ステム3上の位置Aに導電 性接着剤を塗布し、図4(b)のように各リード端子5の立上り高さと同長の柱 状の抵抗素子4をステム3上に直立姿勢で接着する。抵抗素子4はゲート抵抗で あり、FETのゲート接続用電極10cに接続され、ステム3を通してアース用 リード端子5に電気的に導通させる。
【0014】 次に、各リード端子5及び抵抗素子4の頂部Cに、導電性接着剤を塗布し、焦 電素子1を接着後、焼付けを行い、図5(a)のように焦電素子1をリード端子 5及び抵抗素子4に支えて固定する。その後、ケース11を焦電素子1に被せて ステム3上に重ね合せ、図5(b)のように接合部を溶接してシールを行い、図 1に示す焦電センサを完成する。以上、実施例では素子の接着に導電性接着剤を 用いたが、半田を用いて接着することも勿論できる。
【0015】
【考案の効果】
本案は以上のように焦電素子に用いるゲート抵抗器に柱状の抵抗素子を用い、 FETのドレイン・ソース・ゲート接続用及び接地用の3本のリード端子と、抵 抗素子とによって焦電素子をステム上に支持させるため、4点支持によって焦電 素子を安定に支持することができ、焦電素子に抵抗素子の重量負担をかけること がない。また、焦電素子と抵抗素子との接触面積が小さいため、熱伝導の低下が 少なく、赤外線に対する反応速度の低下を防ぐことができる。
【0016】 さらに、ステム上から突出する各リード端子の突出長さ及び抵抗素子の長さを 短くして焦電素子に搭載するFETをステム上に支えれば、焦電素子の支持の安 定性をより向上できる。
【0017】 また、抵抗素子には、市販の柱状の抵抗素子を使用でき、焦電センサ特性の変 更には、抵抗素子の交換によって対応できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の一実施例を示す焦電センサの断面図であ
る。
【図2】(a)は焦電素子の表面図、(b)は裏面図で
ある。
【図3】(a)は焦電素子の裏面に対するFETの実装
位置を示す図、(b)はFETの実装並びにリード端子
の取付位置を示す図である。
【図4】(a)は抵抗素子の取付要領、(b)は焦電素
子の取付要領を示す図である。
【図5】(a)はシールの要領を示す図、(b)はシー
ルされた焦電センサを示す図である。
【図6】焦電センサの従来例である。
【図7】焦電センサの他の従来例である。
【符号の説明】
1 焦電素子 2 FET 3 ステム 4 抵抗素子 5 リード端子 6 シールドケース 7 光学フィルタ 8 受電電極 9 接地電極 10a,10b,10c FETのドレイン・ソース・
ゲート接続用電極 11 ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山村 友宏 富山県上新川郡大沢野町下大久保3158番地 北陸電気工業株式会社内 (72)考案者 気田 光朗 埼玉県狭山市新狭山1丁目11番4号 株式 会社大泉製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦電素子と、FETと、抵抗素子とを有
    し、焦電素子をステム上のリード端子上に支えてケース
    内に収容した焦電センサであって、 焦電素子は、赤外線を入力として電荷を発生するセラミ
    ック板状体であり、表面に受光電極、裏面にそれぞれF
    ETのドレイン・ソース・ゲート接続用電極と接地電極
    が付され、 FETは、インピーダンス変換用であり、前記FETの
    ドレイン・ソース・ゲート接続用電極に接続して焦電素
    子の裏面に搭載され、 抵抗素子は、ゲート抵抗であり、柱状をなし、焦電素子
    のFETのゲート接続用電極に接続して接地され、前記
    リード端子とともに焦電素子をステム上に支えるもので
    あることを特徴とする焦電センサ。
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JP6662469B2 (ja) 2016-11-14 2020-03-11 株式会社村田製作所 赤外線検出回路及び赤外線センサ

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