JPH0726830Y2 - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

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JPH0726830Y2
JPH0726830Y2 JP1989047244U JP4724489U JPH0726830Y2 JP H0726830 Y2 JPH0726830 Y2 JP H0726830Y2 JP 1989047244 U JP1989047244 U JP 1989047244U JP 4724489 U JP4724489 U JP 4724489U JP H0726830 Y2 JPH0726830 Y2 JP H0726830Y2
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JP
Japan
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case
capacitor
mounting leg
capacitor element
entire
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隆夫 吉成
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Shizuki Electric Co Inc
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Shizuki Electric Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は例えば自動車用コンデンサのように電極板を
兼ねる取付脚を有するコンデンサに関するものである。
(従来の技術) この種のコンデンサの従来例としては、第3図及び第4
図に示すものを挙げることができる。かかる従来のコン
デンサでは、電極板を兼ねる取付脚1とコンデンサ素子
4とを樹脂製のケース2内に収納し、封入樹脂3を充填
し、コンデンサ素子4の一方のリード線6を上記取付脚
1に導通し、他方のリード線5を外部に導出している。
上記取付脚1は固定ビス(図示せず)を介して自動車の
ボディにアースされ、リード線5は電気回路中の端子に
接続されて、電気回路を構成している。
この考案に関連する先行技術としては、例えば実公昭55
−50993号、実開昭58−124935号がある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来例では、ケース2内にコンデン
サ素子4と取付脚1の一部とを収納してあるので、ケー
ス2が大型になってしまい、コンデンサの小型化が困難
であることは否めない。特に、コンデンサ素子4自体の
小型化が可能になっている現状では、コンデンサ素子4
の小型化に対応してコンデンサ全体の小型化が要望され
ている。
この考案は上記従来の欠点を解消するためになされたも
のであって、その目的は、電極板を兼ねる取付脚を備え
ながら、全体の外形を小型化できるコンデンサを提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの考案のコンデンサにおいては、コンデンサ素
子を直方体状の樹脂製のケース内に収納して設け、電極
板を兼ねる平板状の取付脚に上記ケースの側面のうち最
大の面積を有する一側面の略全面を接着し、上記ケース
から導出されるコンデンサ素子のリード部の一方を上記
取付脚に電気的に導通するように接続している。
(作用) 上記構成のコンデンサにおいては、取付脚にケースを固
定するようにしたので、ケース内に取付脚の一部を挿入
していた従来の場合と比較して、ケースの外形をコンデ
ンサ素子に応じた最小の寸法に設定することが可能にな
り、コンデンサ全体が小型化される。
またコンデンサ全体に伝わる重力及び衝撃力等の外力は
取付脚で支持され、ケース内のコンデンサ素子等にその
まま伝わることがなくなり、コンデンサ素子やリード部
が損傷し難くなる。
さらに、直方体状のケースの側面のうち最大の面積を有
する一側面の略全面を平板状の取付脚に固定するように
しているので、取付脚へのケースの固定が強固となる。
(実施例) 次にこの考案のコンデンサの具体的な実施例について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
例えば自動車用コンデンサに適用した場合を示す第1図
において、10は小型化されたコンデンサ素子である。こ
のコンデンサ素子10は樹脂製のケース11内に収納されて
おり、ケース11とコンデンサ素子10との間には封入樹脂
12が充填されている。ケース11はケース片13及び14(第
2図)を合せ面15で衝合して密封容器状に形成されてい
る。このケース11の外形寸法は小型化されたコンデンサ
素子10の外形寸法に対応した最小の寸法に設定されてい
る。上記コンデンサ素子10のリード線16及び17(いずれ
もリード部)は合せ面15の上部からケース11の外部に導
出されている。
以上のケース11の側面のうち最大の面積を有する一側面
20には平板状の金属製の取付脚21が接着されている。こ
の取付脚21は電極板を兼ねている。取付脚21の上端部に
はビス孔22が開口し、このビス孔22に取付用のビスを通
して、コンデンサ全体を固定するようになっている。上
記リード線16の先端部は半田23で取付脚21に電気的に導
通している。
したがって、ビス孔22に取付ビス(図示せず)を通して
取付脚21を所定の位置に固定すると共に、自動車のボデ
ィにアースし、他方のリード線17を電気回路中の端子に
接続することによって電気回路を構成するようになされ
ている。
以上の一実施例の構成では、ケース11内には取付脚21を
挿入する必要がなく、ケース11の外形寸法が最小に設定
されており、このケース11を取付脚21に接着することに
よってコンデンサを形成している。したがって、コンデ
ンサ全体の外形寸法が従来より小型になる。また、コン
デンサ全体に伝わる重力及び衝撃力等の外力は取付脚21
で支持され、ケース11内のコンデンサ素子10等にそのま
ま伝わることがなくなり、コンデンサ素子10やリード線
16及び17の損傷を防止する。しかも取付脚21は略平板状
にプレス加工するだけでよいので、加工が容易である。
また取付脚21にケース11を接着し、リード線16を取付脚
21に導通するだけの構造であるので、構造が簡単にな
る。
さらにケース11の側面のうち最大の面積を有する一側面
20の略全面を平板状の取付脚21に接着しているので、そ
の固定が強固となる。
以上にこの考案のコンデンサの具体的な実施例について
説明したが、この考案のコンデンサは上記実施例に限定
されるものではなく、この考案の範囲内で種々変更して
実施することが可能である。例えば上記実施例において
は、全周にわたって密封したケース11を使用する場合に
限らず、上記第3図及び第4図に示すように上部が開口
した有底容器状のケースを使用することも可能である。
また、リード部はリード線16及び17に限らず、金属板製
の端子板にすることもでき、この場合、上記端子板と取
付脚21との導通はプリント配線の場合と同様に行えばよ
い。更に自動車用コンデンサに限らず、他の用途にも使
用できる。
(考案の効果) 上記したように、この考案のコンデンサにおいては、取
付脚にケースを固定するようにしたので、ケース内に取
付脚の一部を挿入している従来の場合と比較して、ケー
スの外形をコンデンサ素子に応じた最小の寸法に設定す
ることができ、コンデンサ全体の外形を小型化できる。
またコンデンサ全体に伝わる重力及び衝撃力等の外力を
取付脚で直接に支持でき、ケース内のコンデンサ素子等
にそのまま伝わることがなくなり、コンデンサ素子やリ
ード部が損傷することを防止できる。
さらに、直方体状のケースの側面のうち最大の面積を有
する一側面の略全面を平板状の取付脚に接着するように
しているので、取付脚へのケースの固定が強固となり、
耐震性等がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を採用した自動車用コンデンサを示す
縦断面正面図、第2図は第1図のII−II断面図、第3図
は従来例を示す縦断面図、第4図は第3図のIV−IV断面
図である。 10……コンデンサ素子、11……ケース、12……封入樹
脂、16、17……リード線(リード部)、21……取付脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサ素子を直方体状の樹脂製のケー
    ス内に収納して設け、電極板を兼ねる平板状の取付脚に
    上記ケースの側面のうち最大の面積を有する一側面の略
    全面を接着し、上記ケースから導出されるコンデンサ素
    子のリード部の一方を上記取付脚に電気的に導通するよ
    うに接続したことを特徴とするコンデンサ。
JP1989047244U 1989-04-21 1989-04-21 コンデンサ Expired - Fee Related JPH0726830Y2 (ja)

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JPH02138412U JPH02138412U (ja) 1990-11-19
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JPS5550993U (ja) * 1978-10-02 1980-04-03
JPS55122334U (ja) * 1979-02-20 1980-08-30

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JPH02138412U (ja) 1990-11-19

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