JPH0935823A - フィルタコネクタ - Google Patents

フィルタコネクタ

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Publication number
JPH0935823A
JPH0935823A JP7181515A JP18151595A JPH0935823A JP H0935823 A JPH0935823 A JP H0935823A JP 7181515 A JP7181515 A JP 7181515A JP 18151595 A JP18151595 A JP 18151595A JP H0935823 A JPH0935823 A JP H0935823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
ground plate
lead
filter element
signal contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP7181515A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hagiwara
健治 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP7181515A priority Critical patent/JPH0935823A/ja
Publication of JPH0935823A publication Critical patent/JPH0935823A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立工数の簡略化,ひいてはこれに基づいて
コストダウンを図ることのできるフィルタコネクタを提
供すること。 【解決手段】 フィルタコネクタは,信号コンタクト3
と,グランドプレート4とリード付き2端子型のフィル
タ素子とを有している。信号コンタクト3は,一端が基
板に電気接続され,他端側がハウジング2のコンタクト
挿通孔21から相手側コネクタ9のコンタクトを受容す
るコンタクト挿通孔内に向けて延在する。グランドプレ
ート4はハウジングの外部所定位置に設けられている。
リード付き2端子型のフィルタ素子は,一方のリード6
1aがコンタクト挿通孔21内において前記信号コンタ
クト3と接触するように固定保持され,他方のリード6
1bが前記グランドプレートに形成された圧接端子に挟
持状態で接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ノイズ対策用とし
てフィルタ素子を備えたフィルタコネクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルタコネクタとしては,例え
ば図5に示すような,コンタクト81の所定部分周りを
離間状態で囲繞するように筒状のグランド外部電極83
を設けて貫通コンデンサ一体型コンタクト80を得,こ
れを図6に示すように,グランドシェル84に半田付け
85して固定するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来技術における貫通一体型コンタクト80のグランドシ
ェル84への半田付け作業は,信号コンタクトの数の分
だけ行わなければならず,組立工数が煩雑なものとな
り,コストアップの要因となっていた。
【0004】近時,電子機器の高機能化によりピン数も
増加してきており,斯かる事態の見直しが急務となって
いた。
【0005】そこで,本発明の技術的課題は,組立工数
の簡略化,ひいてはこれに基づいてコストダウンを図る
ことのできるフィルタコネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルタコネク
タでは,上記課題を解決するために,信号コンタクト
と,グランドプレートと,前記信号コンタクト及び前記
グランドプレートとは別体の部品であってこれらの間に
接続されたフィルタ素子と,前記信号コンタクト,前記
グランドプレート,及び前記フィルタ素子を保持したハ
ウジングとを含むことを特徴としている。
【0007】また,本発明のフィルタコネクタは,信号
コンタクトと,グランドプレートと,前記信号コンタク
ト及び前記グランドプレート間に接続されたフィルタ素
子と,前記信号コンタクト,前記グランドプレート,及
び前記フィルタ素子を保持したハウジングとを含むフィ
ルタコネクタにおいて,前記フィルタ素子は第1及び第
2のリード端子を有し,前記ハウジングは前記信号コン
タクトに対向したリード受け面を有し,前記信号コンタ
クトは前記リード受け面に向けて突出したランスを有
し,前記第1のリード端子は前記リード受け面と前記ラ
ンスとの間に接触状態で挿入され,前記第2のリード端
子は前記グランドプレートに接触していることを特徴と
している。
【0008】また,本発明の前記フィルタコネクタにお
いて,前記グランドプレートは前記第2のリード端子に
圧接接続される圧接端子を有することを特徴とする。
【0009】また,本発明のフィルタコネクタは,一端
が基板に電気接続され,他端側がハウジングのコンタク
ト挿通孔から相手側コネクタのコンタクトを受容するコ
ンタクト挿通孔内に向けて延在する信号コンタクトと,
前記ハウジングの外部所定位置に設けられたグランドプ
レートと,一方のリードがコンタクト挿通孔内において
前記信号コンタクトと接触するように固定保持され,他
方のリードが前記グランドプレートに形成された圧接端
子に挟持状態で接続されるリード付き2端子型のフィル
タ素子とを有してなることを特徴としている。
【0010】さらに,本発明の前記した内のいずれかの
フィルタコネクタにおいて,前記フィルタ素子はリード
付き2端子型コンデンサであることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下,添付の図面を参照して本発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の実施の一形態におけるフィ
ルタコネクタを示す斜視図,図2はその側面断面図,図
3は組立工程を説明する一部部品を省略した分解状態の
斜視図,図4は本実施の形態の信号コンタクトを示した
説明図である。
【0013】図1〜図4に示すように,本実施の形態に
おけるフィルタコネクタは,基板1上に載置固定された
ハウジング2と,一端が基板1の電気接続部に固定さ
れ,他端がハウジング2のコンタクト挿通孔21に挿入
される直角状に曲成された信号ピン3と,ハウジング2
の後端側の上面を被覆するようにしてハウジング2に固
定された導電性材料で構成されたグランドプレート4
と,一方のリード端がコンタクト挿通孔21に挿通され
て前記信号コンタクト3と導通接続し,他方のリード端
が前記グランドプレート4に導通接続する2端子フィル
タ素子6を有する。
【0014】ハウジング2は絶縁性材料で成形されてお
り,コンタクト3の数およびピッチに対応するコンタク
ト挿通孔21が,前後方向に向けて貫通形成されてい
る。また,ハウジング2には,ネジ孔が形成された取付
脚部22が形成されており,かつ,この取付脚部22の
上面側には金属製アースラグ23を有している。ハウジ
ング2は,取付脚部22において,アースラグ23と一
体にネジ24でもって基板1に固定される。取付脚部2
2とアースラグ23との間には,後述するグランドプレ
ート4の脚部43が挟持されて,このグランドプレート
4をハウジング2の後方の上部を被覆するような状態で
固定される。なお,参照番号45はネジ24が螺合する
ネジ孔である。
【0015】信号コンタクト3は,図4(a)および
(b)からもっともよく分るように,直角状に曲成され
ている。この信号コンタクト3は,ハウジング2のコン
タクト挿通孔21に挿通される部分は,両側面部30
a,30bとこれらを連結する底面部30cを有し,上
面が全面的に開口している。そして,信号コンタクト3
の両側面部30a,30bの先端部には,相手側コネク
タ9のピンコンタクト91を挟持するようにバネ性を有
するように構成されている。また,底面部30cの後端
側には,上方に向けてランス33が打抜き押出し形成さ
れている。このランス33は後述するフィルタ素子6の
一方のリード61aがコンタクト挿通孔21に挿入され
た時に,信号コンタクト3とこのリード61aとを導通
接続させると共に,このリード61aをコンタクト挿通
孔21の上壁面に押し付けてフィルタ素子6をハウジン
グ2に固定するものである。なお,本実施の形態におい
ては,信号コンタクト3はコンタクト挿入孔21に圧入
されて,ハウジング2に固定保持されるものである。
【0016】グランドプレート4はハウジング2の後端
部側の上面と側面を被覆するもので,脚部43が前記ハ
ウジングの取付脚部22とアースラグ23との間に挟持
状態で固定取付けされるものである。このグランドプレ
ート4の上面には,フィルタ素子6の他方のリード61
bと導通接続し,かつ,この他方のリード61bを固定
保持するための圧接端子41がコンタクト挿通孔21に
対応する位置に設けられている。この圧接端子41に
は,中央部に上下方向に向けて延在し,かつ上方におい
て開口するスリット41aが形成されており,このスリ
ット41aに前記他方のリード61bが挟持状態となる
ように圧入される。
【0017】上記したように,各コンタクト挿通孔21
にフィルタ素子6の一方のリード61aを圧入して信号
コンタクト3と導通接続させるとともに,この一方のリ
ード61aを固定保持し,また,他方のリード61bを
グランドプレート4の上面の圧接端子41のスリット4
1aに圧入保持させるとともにこの他方のリード61b
との導通を図ることにより,信号コンタクト3とグラン
ドプレート4との間にフィルタ素子が並列接続され,フ
ィルタ回路が構成される。本実施の形態においては,こ
のフィルタ素子6として,例えば,コンデンサ素子を使
用し,ローパスフィルタを構成するものである。
【0018】上記の説明においては,フィルタ素子とし
てコンデンサ素子を使用することとしたが,本発明はこ
れに限定されるものではなく,このフィルタ素子とし
て,インダクタンス素子を用いれば,ハイパスフィルタ
を構成できる。また,バリスタ素子を用いれば,雷サー
ジや静電気放電による高電圧から回路を保護することが
できる。更に,フィルタ素子として,その他の抵抗ダイ
オードやハイブリッド素子等を用いれば,様々な回路を
コネクタに付加させることができる。
【0019】また,上記説明においては,フィルタコネ
クタの信号コンタクトをソケットコンタクトとし,相手
側コネクタの信号コンタクトをピンコンタクトとした
が,本発明は,これに限定されるものではなく,フィル
タコネクタの信号コンタクトをピンコンタクトとし,相
手側コネクタのコンタクトをソケットコンタクトとして
おいてもよい。
【0020】
【発明の効果】上記したように,本発明によれば,フィ
ルタ素子として2端子のものを用い,一方の端子(リー
ド)をハウジングのコンタクト挿通孔に信号コンタクト
との導通を図りながら固定させ,また,他方の端子(リ
ード)をグランドプレートの圧接端子に挟持させるよう
にして,フィルタ素子をコネクタへ取付るので,半田付
け作業が必要がなくなり,組立工程が大幅に改善され,
大幅な組立コストのダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるフィルタコネク
タを示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の一形態におけるフィルタコネク
タを示す側面断面図である。
【図3】本発明の実施の一形態におけるフィルタコネク
タの組立工程を説明する一部部品を省略した分解状態の
斜視図である。
【図4】本発明の実施の一形態におけるフィルタコネク
タの信号コンタクトを示した説明図である。
【図5】従来のフィルタコネクタに用いられる貫通コン
デンサ一体型コンタクトの一例を示す側面断面図であ
る。
【図6】従来のフィルタコネクタの一例を示す側面断面
図である。
【符号の説明】
1 基板 2 ハウジング 3 信号コンタクト 4 グランドプレート 6 フィルタ素子 21 コンタクト挿通(圧入)孔 22 取付脚部 23 アースラグ 24 ネジ 30a 側面部 30b 側面部 30C 底面部 31 バネ部 33 ランス 41 圧接端子 41a スリット 43 取付部 80 貫通コンデンサ一体型コンタクト 81 コンタクト 83 グランド外部電極 84 グランドシェル 85 半田付け部 91 ピンコンタクト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号コンタクトと,グランドプレート
    と,前記信号コンタクト及び前記グランドプレートとは
    別体の部品であってこれらの間に接続されたフィルタ素
    子と,前記信号コンタクト,前記グランドプレート,及
    び前記フィルタ素子を保持したハウジングとを含むこと
    を特徴とするフィルタコネクタ。
  2. 【請求項2】 信号コンタクトと,グランドプレート
    と,前記信号コンタクト及び前記グランドプレート間に
    接続されたフィルタ素子と,前記信号コンタクト,前記
    グランドプレート,及び前記フィルタ素子を保持したハ
    ウジングとを含むフィルタコネクタにおいて,前記フィ
    ルタ素子は第1及び第2のリード端子を有し,前記ハウ
    ジングは前記信号コンタクトに対向したリード受け面を
    有し,前記信号コンタクトは前記リード受け面に向けて
    突出したランスを有し,前記第1のリード端子は前記リ
    ード受け面と前記ランスとの間に接触状態で挿入され,
    前記第2のリード端子は前記グランドプレートに接触し
    ていることを特徴とするフィルタコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記グランドプレートは前記第2のリー
    ド端子に圧接接続される圧接端子を有することを特徴と
    する請求項2記載のフィルタコネクタ。
  4. 【請求項4】 一端が基板に電気接続され,他端側がハ
    ウジングのコンタクト挿通孔から相手側コネクタのコン
    タクトを受容するコンタクト挿通孔内に向けて延在する
    信号コンタクトと,前記ハウジングの外部所定位置に設
    けられたグランドプレートと,一方のリードがコンタク
    ト挿通孔内において前記信号コンタクトと接触するよう
    に固定保持され,他方のリードが前記グランドプレート
    に形成された圧接端子に挟持状態で接続されるリード付
    き2端子型のフィルタ素子とを有してなることを特徴と
    するフィルタコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記フィルタ素子はリード付き2端子型
    コンデンサであることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1つに記載のフィルタコネクタ。
JP7181515A 1995-07-18 1995-07-18 フィルタコネクタ Pending JPH0935823A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990064372A (ko) * 1998-06-23 1999-08-05 정진택 전기 접속기용 커넥터의 지지장치
JP2008175622A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Mitsubishi Electric Corp 車載電波レーダ装置

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Effective date: 20031015