JPH01213018A - 弾性表面波ディバイスの構造 - Google Patents

弾性表面波ディバイスの構造

Info

Publication number
JPH01213018A
JPH01213018A JP3747688A JP3747688A JPH01213018A JP H01213018 A JPH01213018 A JP H01213018A JP 3747688 A JP3747688 A JP 3747688A JP 3747688 A JP3747688 A JP 3747688A JP H01213018 A JPH01213018 A JP H01213018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric substrate
lid
acoustic wave
surface acoustic
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3747688A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Kishi
正一 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3747688A priority Critical patent/JPH01213018A/ja
Publication of JPH01213018A publication Critical patent/JPH01213018A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 圧電体基板の表面に櫛形電極部を有する導体パターンを
形成した弾性表面波ディバイスに関し、圧電体基板を気
密に収容するための金属パッケージを必要とすることな
く櫛形電極部の酸化等による特性変化を防止することが
でき、しかも、リード線等を必要とすることなく、圧電
体基板上の導体パターンと外部回路とを電気的に接続す
ることができるベアチップ形の弾性表面波ディバイスを
提供することを目的とし、 圧電体基板と同じ熱膨脹係数を有する蓋部材を櫛形電極
部の周りを取り囲む溶着用ガラスのパターンを介して圧
電体基板上に固着することにより、櫛形電極部を不活性
ガスとともに気密封止し、蓋部材に外部回路との接続用
端子として形成したスルーホールを導電性接着剤で圧電
体基板上の導体パターンに接続するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は通信回路の信号フィルタなどに用いられる弾性
表面波ディバイスの構造の改良に関し、特に、ペアチッ
プ形弾性表面波ディバイスの構造に関する。
圧電体基板の表面に櫛形電極部を有する導体パターンを
形成した弾性表面波ディバイスにおいては、櫛形電極部
の酸化等による特性の変化を防止するために、不活性ガ
スを封入した気密パッケージ構造により、櫛形電極部を
保護する必要がある。
一方、弾性表面波ディバイスを用いる通信装置やモジュ
ール等の小型化及び高密度実装化の要請に伴い、チップ
化した弾性表面波ディバイスをセラミック回路基板等に
直接実装して圧電体基板上の導体パターンとセラミック
回路基板上の回路パターンとの電気的接続構造を簡素化
する必要性が高まっている。
〔従来の技術〕
第5図は従来の弾性表面波ディバイスの構造を概略的に
示したものである。同図を参照すると、圧電体基板1の
上面にはアルミニウムの薄膜パターンからなる一対の櫛
形電極部2と、金の薄膜パターンからなる信号入力用、
信号出力用、アース用等のランド部3,4.5とが部分
的に重なり合うように形成されている。従来の弾性表面
波ディバイスはリード端子7を備えた矩形成いは丸形の
金属ベース6と金属キャップ8とからなる金属パッケー
ジを備えており、圧電体基板1は金属ベース6上に固着
され、各リード端子7はリード線9を介して圧電体基板
1上のランド部3,4.5に接続されている。金属キャ
ップ8は窒素等の不活性ガス雰囲気内で金属ベース6の
フランジ部6aに抵抗溶接、シーム溶接等によって固着
され、これにより、金属キャップ8内に不活性ガスが封
入されるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の弾性表面波ディバイスは圧電体基板lを
気密に収容するための金属ベース6と金属キャンプ8と
による金属パッケージ構造を必要としているため、セラ
ミック回路基板等に対する弾性表面波ディバイスの実装
スペースが増大し、回路基板の小型化、高密度集積化が
困難になるという問題が生じていた。また、圧電体基板
1上のランド部3,4.5とセラミック回路基板との間
の電気的接続のためにリード線9及びリード端子7が必
要であるため、弾性表面波ディバイスの製造及び実装工
数が増加することとなっていた。
したがって、本発明の課題は、圧電体基板を気密に収容
するための金属パッケージを必要とすることなく櫛形電
極部の酸化等による特性変°化を防止することができ、
しかも、リード線等を必要とすることなく、圧電体基板
上の導体パターンと外部回路とを電気的に接続すること
ができるペアチップ形の弾性表面波ディバイスを提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明に従う弾性表面波デ
ィバイスは、圧電体基板の表面に櫛形電極部を有する導
体パターンを形成し、圧電体基板と同じ熱膨張係数を有
する蓋部材を櫛形電極部の周りを取り囲む溶着用ガラス
のパターンを介して圧電体基板上に固着することにより
、櫛形電極部を不活性ガスとともに気密封止し、蓋部材
に外部回路との接続用端子として形成したスルーホール
を導電性接着剤で圧電体基板上の導体パターンに接続す
るように構成される。
〔作 用〕
本発明による弾性表面波ディバイスの構造においては、
圧電体基板と蓋部材との間に気密封入される不活性ガス
によって圧電体基板上の櫛形電極部の酸化等が防止され
る。したがって、圧電体基板を気密に収容する金属パッ
ケージ構造が不要となり、弾性表面波ディバイスの小型
化が可能となる。また、スルーホールが表出している蓋
部材の表面を下にしてセラミック回路基板上に搭載し、
スルーホールをセラミック回路基板上の回路バタ−ンに
直接接続することにより、リード線等を必要とすること
なく、蓋部材に設けられているスルーホールを介して圧
電体基板上の回路パターンとセラミック回路基板等との
電気的接続を行なうことができる。したがって、セラミ
ック回路基板上の回路パターン等外部回路に対する圧電
体基板上の導体パターンの電気的接続構造を簡素化する
ことができ、弾性表面波ディバイスの製造及び実装工数
を削減できることとなる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示したもので
ある。はしめに第1図を参照すると、弾性表面波ディバ
イス10ば例えば矩形の平板状に形成された水晶からな
る圧電体基板11を備えており、圧電体基板11の上面
には例えばアルミニウムの薄膜からなる一対の櫛形電極
部12.13と、例えば金の薄膜からなる信号入力用ラ
ンド部14、信号出力用ランド部15及びアース用ラン
ド部16.17が部分的に重なり合うようにパターン形
成されて導体パターンを形成している。なお、第1図に
おいては櫛形電極部12.13のパターンが簡略的に図
示されている。
弾性表面波ディバイス10は圧電体基板11と同一サイ
ズ及び同じ熱膨張係数を有する例えば水晶、石英、セラ
ミック等からなる蓋部材18を備えている。第1図ない
し第3図から判るように、蓋部材18には金等の導体膜
からなるスルーホール19が形成されている。この実施
例では、4つのランド部14〜17に対応する4つのス
ルーホール19が形成されており、各スルーホール19
は蓋部材18の下面を圧電体基板11の上面に重ね合わ
せたときに対応するランド部14〜17と重なるように
配置されている。
蓋部材18の下面には、第1図に示すように、櫛形電極
部12.13の周りを取り囲み且つ各スルーホール19
の周りを取り囲むように所定の厚みを有する溶着用ガラ
ス20のパターンが設けられている。
第2図及び第3図は溶着用ガラス20で蓋部材18と圧
電体基板11とを溶着した状態を示しており、第3図に
示すように、圧電体基板11上の櫛形電極部12.13
の箇所には溶着用ガラス20の厚みに相当する幅の気密
空間21が形成されている。蓋部材18と圧電体基板1
1との溶着を例えば窒素等の不活性ガス雰囲気中で行な
うことにより、蓋部材18と圧電体基板11との間の気
密空間21内に不活性ガスが封入される。したがって、
圧電体基板11上の櫛形電極部12゜13は不活性ガス
雰囲気内に保たれ、酸化等による周波数特性の変化が防
止される。
蓋部材18に外部回路との接続用端子として形成された
各スルーホール19は、第3図に示すように、導電性接
着剤22で圧電体基板11上の対応するランド部14〜
17に接続される。導電性接着剤22は硬化時にガスを
発生するが、この実施例では、各スルーホール19が溶
着用ガラス20のパターンによって櫛形電極部12.1
3の箇所の気密空間21に対し隔絶されているので、導
電性接着剤22の硬化時に発生するガスが気密空間21
内に侵入することを防止できる。
上記構成を有する弾性表面波ディバイス10は、第4図
に示すように、蓋部材18の上面を下にして例えばセラ
ミック回路基板23上に搭載し、蓋部材18の表面に表
出しているスルーホール19の端面をボンディング等に
よってセラミック回路基板23上の回路パターン24〜
27上に直接接続することができる。したがって、圧電
体基板11上の導体パターンとセラミック回路基板23
上の回路パターン24〜27との間の接続構造が簡素に
なり、リード線等による接続作業が不要になる。
以上、図示実施例につき説明したが、本発明は上記実施
例の態様のみに限定されるものではない。
例えば、圧電体基板11の上面にはアルミニウムの薄膜
パターンのみによって櫛形電極部12゜13と蓋部材1
8のスルーホール19に接続するための端子パターンと
を形成してもよい。また、圧電体基板11の上面に形成
される導体パターンの形状や蓋部材18に形成されるス
ルーホール19の配置場所等は必要に応じて変更するこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、圧電
体基板と蓋部材との間に気密封入される不活性ガスによ
って圧電体基板上の櫛形電極部の酸化等が防止される。
したがって、圧電体基板を気密に収容するための金属パ
ッケージが不要となる。また、蓋部材に形成されている
スルーホールの端面を外部回路に直接接続することがで
きるので、リード線等による接続作業が不要になる。し
たがって、圧電体基板を気密に収容するための金属パッ
ケージを必要とすることなく櫛形電極部の酸化等による
特性変化を防止することができ、しかも、リード線等を
必要とすることなく、圧電体基板上の導体パターンと外
部回路とを電気的に接続することができるベアチップ形
の弾性表面波ディバイスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す弾性表面波ディバイス
の分解斜視図、 第2図は第1図に示す弾性表面波ディバイスの完成状態
を示す斜視図、 第3図は第2図に示す弾性表面波ディバイスの断面図、 第4図は第2図に示す弾性表面波ディバイスを回路基板
上に実装した状態を示す斜視図、第5図は従来の弾性表
面波ディバイスのパッケージ構造を示す分解斜視図であ
る。 図において、10は弾性表面波ディバイス、11は圧電
体基板、12.13は櫛形電極部、14〜17はランド
部、18は蓋部材、19はスルーホール、20は溶着用
ガラスをそれぞれ示す。 第1図に示すディバイスの完成状態を示す斜視図第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.圧電体基板(11)の表面に櫛形電極部(12,1
    3)を有する導体パターンを形成した弾性表面波ディバ
    イスにおいて、 圧電体基板(11)と同じ熱膨脹係数を有する蓋部材(
    18)を櫛形電極部(12,13)の周りを取り囲む溶
    着用ガラス(20)のパターンを介して圧電体基板(1
    1)上に固着することにより、櫛形電極部(12,13
    )を不活性ガスとともに気密封止し、 蓋部材(18)に外部回路との接続用端子として形成し
    たスルーホール(19)を導電性接着剤(22)で圧電
    体基板(11)上の導体パターンに接続したことを特徴
    とする弾性表面波ディバイスの構造。
JP3747688A 1988-02-22 1988-02-22 弾性表面波ディバイスの構造 Pending JPH01213018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3747688A JPH01213018A (ja) 1988-02-22 1988-02-22 弾性表面波ディバイスの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3747688A JPH01213018A (ja) 1988-02-22 1988-02-22 弾性表面波ディバイスの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01213018A true JPH01213018A (ja) 1989-08-25

Family

ID=12498574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3747688A Pending JPH01213018A (ja) 1988-02-22 1988-02-22 弾性表面波ディバイスの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01213018A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5187756A (en) * 1990-09-12 1993-02-16 Hitachi, Ltd. Surface acoustic waveguide device and manufacturing method
US5818145A (en) * 1995-04-10 1998-10-06 Nec Corporation Surface acoustic wave device
US6310420B1 (en) * 1995-12-21 2001-10-30 Siemens Aktiengesellschaft Electronic component in particular an saw component operating with surface acoustic waves and a method for its production
JP2002217673A (ja) * 2001-01-15 2002-08-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Sawデバイスとその製造方法及びこのsawデバイスを用いた電子部品
EP1540736A2 (en) * 2002-08-28 2005-06-15 Silicon Light Machines Corporation Wafer-level seal for non-silicon-based devices
JP2007516602A (ja) * 2003-09-26 2007-06-21 テッセラ,インコーポレイテッド 流動可能な伝導媒体を含むキャップ付きチップの製造構造および方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544300A (en) * 1978-09-25 1980-03-28 United Technologies Corp Vacuum sealed saw device structure and method of manufacturing same
JPS5733818A (en) * 1980-08-08 1982-02-24 Murata Mfg Co Ltd Elastic surface wave element

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544300A (en) * 1978-09-25 1980-03-28 United Technologies Corp Vacuum sealed saw device structure and method of manufacturing same
JPS5733818A (en) * 1980-08-08 1982-02-24 Murata Mfg Co Ltd Elastic surface wave element

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5187756A (en) * 1990-09-12 1993-02-16 Hitachi, Ltd. Surface acoustic waveguide device and manufacturing method
US5818145A (en) * 1995-04-10 1998-10-06 Nec Corporation Surface acoustic wave device
US6310420B1 (en) * 1995-12-21 2001-10-30 Siemens Aktiengesellschaft Electronic component in particular an saw component operating with surface acoustic waves and a method for its production
JP2002217673A (ja) * 2001-01-15 2002-08-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Sawデバイスとその製造方法及びこのsawデバイスを用いた電子部品
JP4691787B2 (ja) * 2001-01-15 2011-06-01 パナソニック株式会社 Sawデバイス
EP1540736A2 (en) * 2002-08-28 2005-06-15 Silicon Light Machines Corporation Wafer-level seal for non-silicon-based devices
EP1540736A4 (en) * 2002-08-28 2006-03-08 Silicon Light Machines Corp SEAL AT PLATE LEVEL FOR SILICON-FREE DEVICES
JP2007516602A (ja) * 2003-09-26 2007-06-21 テッセラ,インコーポレイテッド 流動可能な伝導媒体を含むキャップ付きチップの製造構造および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4795602B2 (ja) 発振器
JP2001196488A (ja) 電子部品装置及びその製造方法
JP2000114918A (ja) 表面弾性波装置及びその製造方法
JP3418373B2 (ja) 弾性表面波装置及びその製造方法
JP3201681B2 (ja) 表面実装型混成集積回路装置
JPH01213018A (ja) 弾性表面波ディバイスの構造
JPH0730059A (ja) マルチチップモジュール
JPS5931217B2 (ja) マイクロ波集積回路用パッケ−ジ
JPH0818390A (ja) 弾性表面波装置
JP4724518B2 (ja) 圧電発振器
JP5024317B2 (ja) 電子部品および電子部品の製造方法
JP3911426B2 (ja) 弾性表面波フィルタ用パッケージおよび弾性表面波フィルタ装置
JPH06196577A (ja) 電子素子収納用パッケージ
JPH0319406A (ja) 表面実装型水晶発振器
JP3620451B2 (ja) 圧電デバイスのパッケージ構造
JPH10163798A (ja) 弾性表面波素子とこれを用いた電子部品
JPH02179017A (ja) 弾性表面波装置
JPH0851333A (ja) Saw装置
JPH04216653A (ja) 半導体集積回路用パッケージおよびその実装方法
JPH01273390A (ja) 電気回路部品
JPH0735451Y2 (ja) 圧電装置
JPH02141109A (ja) 圧電発振器の構造
JPH09232899A (ja) 電子素子のパッケージ実装方法
JPH0457357A (ja) 集積回路装置
JPS62241415A (ja) 圧電振動子