JPH0851333A - Saw装置 - Google Patents

Saw装置

Info

Publication number
JPH0851333A
JPH0851333A JP18334394A JP18334394A JPH0851333A JP H0851333 A JPH0851333 A JP H0851333A JP 18334394 A JP18334394 A JP 18334394A JP 18334394 A JP18334394 A JP 18334394A JP H0851333 A JPH0851333 A JP H0851333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
holding
saw element
saw
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18334394A
Other languages
English (en)
Inventor
Naruhiro Mita
成大 三田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18334394A priority Critical patent/JPH0851333A/ja
Publication of JPH0851333A publication Critical patent/JPH0851333A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はSAW装置に関するもので小型化を
目的とするものである。 【構成】 この目的を達成するため、保持パッケージ2
の内底部で、前記圧電基板の弾性表面波電極11の外周
部に、その高さが少なくとも前記弾性表面波電極11の
厚みを超え、且つ、その表面に前記SAW素子10の端
子部12と導通する内部端子7が露出する構造の保持部
を形成するとともに、この保持部の内部端子7表面と前
記端子部12とを導電性接着剤3にて接着し、前記SA
W素子10の外周部を絶縁性樹脂5で覆った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話等の移動体通信
用フィルタ等として用いられるSAW装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やページャ等の小型化、
高性能化に向け、SAW素子の表面実装化(SMT)化
が強く要求されている。図3はSMT型SAW素子の内
部構造断面図であり、10はSAW素子、20はセラミ
ック等から成る表面実装用保持パッケージ、30は保護
用キャップ、40はSAW素子10を保持パッケージ2
0に接着固定させるための樹脂、50はSAW素子10
の端子部12と保持パッケージ20の内部端子22とを
導通させるリード線である。
【0003】保持パッケージ20には上記SAW素子1
0を収納するための凹形状のステージ21が形成されて
おり、接着固定させる樹脂40を凹形状ステージ21に
塗布し、その上にSAW素子10を配置している。凹形
状ステージ21近傍にはSAW素子10の端子部12と
接続するための保持パッケージ20の内部端子22が形
成されている。この保持パッケージ20の内部端子22
は、保持パッケージ20の側面部および底面部に露出す
る導電部材23と一体に形成されており、下方のプリン
ト基板(図示せず)と接続することが可能となってい
る。また、端子部12と保持パッケージ20の内部端子
22とはリード線50にて電気的に接続する。
【0004】その後、一体化したSAW素子10と保持
パッケージ20に保護用キャップ30を被せ、その後、
窒素雰囲気中等のSAW素子10の腐食を防ぐ雰囲気中
で保持パッケージ20に溶接させる。なお11は弾性表
面波電極である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成で
は、保持パッケージ20への接着用樹脂40の塗布、S
AW素子10の保持パッケージ20への配置、リード線
50の接続作業、保護用キャップ30の溶接作業が必要
となる。このため、製造工程が多種多様で複雑となり量
産に向けて大きな問題点となっている。またSAW素子
10の裏面部を保持パッケージのステージ21に接着す
ることから、ステージ21の寸法はSAW素子10の寸
法以上に余分に取る必要がある。また保持パッケージ2
0を保護用キャップ30で密封する際に、接続済のリー
ド線50との接触を避ける必要があり、保持パッケージ
20の高さは一定以上必要となる。そのため、保持パッ
ケージ20の小型化には限界があり、プリント基板上の
実装密度を向上させることが出来ない問題もある。本発
明では、以上の製造工程を簡略化させるとともに、小型
化、表面実装密度の向上を目指すことを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、圧電基板上に弾性表面波電極とその端
子部とが形成されたSAW素子と、このSAW素子をそ
の前記弾性表面波電極を下面側にして収納固定する表面
実装保持パッケージとを備え、前記保持パッケージの内
底部で、前記圧電基板の弾性表面波電極の外周部に、そ
の高さが少なくとも前記弾性表面波電極の厚みを超え、
且つ、その表面に前記端子部と導通する内部端子が露出
する構造の保持部を形成するとともに、この保持部の内
部端子表面と前記端子部とを導電性接着剤にて接着し、
前記SAW素子の外周部を絶縁性樹脂で覆い密封し接着
固定させたものである。
【0007】
【作用】以上の構成とすれば弾性表面波素子の端子部が
保持パッケージの内部端子と導電性接着剤を通して直接
接触する。また、SAW素子外周に絶縁性樹脂を設ける
ことで、素子を密封するとともに、保持パッケージに固
定させることが可能であり、SAW素子の形状も最小限
に抑えることが出来る。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図1,図2を用いて
説明する。
【0009】図1は本発明一実施例におけるSMT型S
AW素子の断面図であり、SAW素子10、保持パッケ
ージ2、導電性接着剤3、SAW素子10と保持パッケ
ージ2を密封し接着固定させる絶縁性樹脂4、SAW素
子10の上面、外周全体を覆い、保護する絶縁性樹脂5
から成る。また図2の(a)はSAW素子10の電極形
成面、(b)は保持パッケージを上から見た図である。
【0010】保持パッケージ2の内底部の保持ステージ
6をSAW素子10の形状よりも小さくし、SAW素子
10を配置した際にその外周部が保持パッケージ2の端
子部8と接触するようにする。この時、SAW素子10
の端子部12は導電性接着剤3により保持パッケージ2
の内部端子8と接続される。また、SAW素子10の電
極形成面の外周部は、絶縁性樹脂4により保持パッケー
ジ2に接着固定される。すなわち、SAW素子10は電
極形成面を保持パッケージ2に対向させた裏返しの状態
(フェイスダウン式)で位置決めを行い接着されている
のである。
【0011】配置後は、SAW素子10と保持パッケー
ジ2の隙間をさらに絶縁性樹脂5で埋め尽くし、SAW
素子10を完全に保護してしまう。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明により、SAW素子
の電極形成面が保持パッケージに向かい合い、また導電
性接着剤および絶縁性樹脂により接着されるので余分な
領域を確保する必要がなくなり保持パッケージの形状を
小型化できる効果がある。また、従来のリード線による
電気的な接続作業を導電性接着剤で行うため、より確実
で迅速に作業を行うことの出来る効果がある。さらに保
護キャップの溶接に従来まで多大な時間を費やしていた
作業を、絶縁性樹脂で完全にSAW素子を保護出来る。
また、前記の導電性接着剤によるSAW素子の端子部と
保持パッケージの内部端子との接続も同様に、製造工程
の簡略化が図れ、製造コストの大幅低減を実現できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるSAW装置の断面図
【図2】(a)はSAW素子の電極形成面を示す下面図 (b)は保持パッケージを上から見た平面図
【図3】従来例の断面図
【符号の説明】
2 保持パッケージ 3 導電性接着剤 4 絶縁性樹脂 5 絶縁性樹脂 7 内部端子 8 導電部材 10 SAW素子 11 弾性表面波電極 12 端子部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板上に弾性表面波電極とその端子
    部とが形成されたSAW素子と、このSAW素子を、そ
    の前記弾性表面波電極を下面側にして収納固定する表面
    実装保持パッケージとを備え、前記保持パッケージの内
    底部で、前記圧電基板の弾性表面波電極の外周部に、そ
    の高さが少なくとも前記弾性表面波電極の厚みを超え、
    且つ、その表面に前記端子部と導通する内部端子が露出
    する構造の保持部を形成するとともに、この保持部の内
    部端子表面と前記端子部とを導電性接着剤にて接着し、
    前記SAW素子の外周部を絶縁性樹脂で覆い密封接着固
    定したことを特徴とするSAW装置。
  2. 【請求項2】 SAW素子の上面および外周面全体を絶
    縁性樹脂により覆ったことを特徴とする請求項1に記載
    のSAW装置。
JP18334394A 1994-08-04 1994-08-04 Saw装置 Pending JPH0851333A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18334394A JPH0851333A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 Saw装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18334394A JPH0851333A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 Saw装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0851333A true JPH0851333A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16134073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18334394A Pending JPH0851333A (ja) 1994-08-04 1994-08-04 Saw装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0851333A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002232257A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Kyocera Corp 電子部品装置及びその製造方法
US6528924B1 (en) 1996-05-24 2003-03-04 Siemens Aktiengesellschaft Electronic component, in particular a component operating with surface acoustic waves
JP2007273585A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Sony Corp マイクロデバイスモジュール及びその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6528924B1 (en) 1996-05-24 2003-03-04 Siemens Aktiengesellschaft Electronic component, in particular a component operating with surface acoustic waves
JP2002232257A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Kyocera Corp 電子部品装置及びその製造方法
JP4582922B2 (ja) * 2001-01-31 2010-11-17 京セラ株式会社 電子部品装置及びその製造方法
JP2007273585A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Sony Corp マイクロデバイスモジュール及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6518501B1 (en) Electronic part and method of assembling the same
US5801474A (en) Surface acoustic wave (SAW) device
US5939817A (en) Surface acoustic wave device
US20060197197A1 (en) Surface acoustic wave device and manufacruring method thereof
JP2001094390A (ja) 弾性表面波デバイスおよびその製造方法
JP4984809B2 (ja) 電子部品パッケージ
JPH09232351A (ja) 電子素子用パッケージ
JPH0818390A (ja) 弾性表面波装置
JP2798375B2 (ja) 弾性表面波素子又はic封入パッケージ
JPH11150440A (ja) フリップチップ実装型表面弾性波素子の樹脂封止構造
JPH0851333A (ja) Saw装置
JPH05335878A (ja) 表面実装型弾性表面波素子
JP4084188B2 (ja) 弾性表面波装置
JP3968782B2 (ja) 電子部品用パッケージおよび当該パッケージを用いた圧電振動デバイスおよび圧電振動デバイスの製造方法
JPH01213018A (ja) 弾性表面波ディバイスの構造
JPH06188672A (ja) 電子部品装置
KR100501194B1 (ko) 수정발진기
JP2002330050A (ja) 中空樹脂モールド弾性表面波フィルタ
JP2001144580A (ja) 水晶振動子
JPH10163798A (ja) 弾性表面波素子とこれを用いた電子部品
JP5130832B2 (ja) 圧電デバイス
JP2003273690A (ja) 圧電振動デバイス
JPH0529870A (ja) チツプ型表面波デバイス
JPH0884042A (ja) パッケージ部材
JPS6236299Y2 (ja)