JP5130832B2 - 圧電デバイス - Google Patents
圧電デバイス Download PDFInfo
- Publication number
- JP5130832B2 JP5130832B2 JP2007225280A JP2007225280A JP5130832B2 JP 5130832 B2 JP5130832 B2 JP 5130832B2 JP 2007225280 A JP2007225280 A JP 2007225280A JP 2007225280 A JP2007225280 A JP 2007225280A JP 5130832 B2 JP5130832 B2 JP 5130832B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- piezoelectric device
- terminal
- piezoelectric
- solder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
そこで、この小型薄型化の要求に応えるために、電子部品(以下、回路素子という)が搭載されたフレキシブル配線基板(以下、回路基板という)の上に、回路素子を覆うように複数の柱部材を介して圧電振動子を配置した圧電デバイスの構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記の圧電デバイスは、複数の柱部材としての金属ボールが回路基板の4隅のランドパターン(以下、接続端子という)上に1個ずつ配置され、回路基板の接続端子と、この接続端子に対応する位置に形成された圧電振動子の面実装端子(以下、外部端子という)とが、金属ボールを介して半田により接続される。
これにより、圧電デバイスは、配線パターン125の配線距離が長くなることから、回路基板の配線が効率的に行われていない。
このことから、圧電デバイスは、外形サイズを小型化するのに必要な、配線の簡素化による回路基板の小型化が困難であるという問題がある。
これにより、圧電デバイスは、外形サイズを小型化するのに必要な、配線の簡素化による回路基板の小型化ができるので、圧電デバイスを小型化することが可能となる。
なお、少なくとも1つの支持部材が、中心線から上記2辺の長さの1/4までの距離に配置されている、としたのは、本発明の発明者が、上記効果を奏する値として見出したものである。
これにより、圧電デバイスは、外部出力端子及び回路素子と外部出力端子とを接続する配線パターンが、2つの支持部材及び接続端子と重ならないことから、増幅された発振信号に起因する発振周波数の変化などの圧電振動子への影響を回避することができる。
(第1の実施形態)
図1、図2は、圧電デバイスの一例としての水晶発振器の概略構成を示す構成図である。図1は、展開斜視図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は、図2(a)のA−A線での断面図、図2(c)は、水晶発振器の構成部品である水晶振動子の裏面図である。なお、図1では、理解を容易にするためにモールド部材を省略し、図2の平面図では、同様に水晶振動子、モールド部材を省略し、水晶振動子の外形を2点鎖線で表している。
パッケージ11の外面としての外側底面17には、外部端子16が2箇所に形成されており、図示しないビアホールにより内部電極12と接続されている。
なお、外部端子16の一方側16a及び他方側16bの円弧形状の半径Rは、金属ボール30a,30bの半径rと略同一または若干大きくなるように形成されている。なお、円弧形状の半径Rの大きさは、金属ボール30a,30bの半径rの大きさ、水晶振動子10と回路基板20との目標接続強度、半田31塗布量などにより適宜設定される。
接続端子21は、配線パターンのボンディングパッド22とICチップ23のボンディングパッド24とがボンディングワイヤ25で接続されることにより、ICチップ23と電気的に接続される。
これにより、回路基板20は、半田31溶融時に半田31のセルフアライメント作用が働き、金属ボール30aが接続端子21の一方側21aの略中央に位置決めされ、金属ボール30bが接続端子21の他方側21bの略中央に位置決めされる。
これにより、配線パターンのボンディングパッド22a、スルーホール26aは、接続端子21及び金属ボール30a,30bと近接することなく、ICチップ23のボンディングパッド24aと短い距離で接続される。
また、金属ボール30a,30bは、水晶振動子10のパッケージ11の外部端子16と回路基板20の接続端子21との間に半田31を介して配置される。
つまり、回路基板20の短辺の長さをW、中心線Cから金属ボール30aの外形までの距離をLとしたときに、L≦W×1/4となる。なお、この範囲は、回路基板20において、外部出力端子27aと、接続端子21及び金属ボール30a,30bとが重ならず、外部出力端子27aと重なるスペースに配線パターンのボンディングパッド22a、スルーホール26aが形成でき、且つ水晶振動子10を安定した状態で搭載できる範囲として、発明者が見出したものである。
このとき、金属ボール30a,30bと外部端子16との間に半田フィレット(半田付けしたときの略弓状に反った半田の形状をいう)31a,31bが形成される。なお、半田31の塗布量は、半田フィレット31a,31bが所定の形状になるように適宜調整される。
なお、半田フィレット31a,31bは、金属ボール30a,30bの間隔が広い場合には、互いに接触しなくてもよい。
また、金属ボール30a,30bは、回路基板20の長辺に沿った方向の両端部に配置されている。そして、金属ボール30aが、回路基板20の短辺の中点を互いに結んだ中心線Cから両側へ、それぞれ短辺に沿った方向に短辺の長さの1/4までの、中心線Cに沿った領域内に配置されている。
これによれば、水晶発振器1は、外形サイズを小型化するのに必要な、配線の簡素化による回路基板20の小型化が可能になるので、外形サイズを小型化することができる。
このことから、水晶発振器1は、回路基板20の表面28における外部出力端子27aと重なる範囲内に、ICチップ23と外部出力端子27aとを接続する配線パターンを形成することができる。
このことから、水晶発振器1は、ICチップ23により増幅された発振信号に起因する水晶発振器1の発振周波数の変化などの特性変化を回避することができる。
また、水晶発振器1は、金属ボール30a,30bが球状に形成されていることから、金属ボール30a,30bが半田31のセルフアライメント作用により、回路基板20の接続端子21の一方側21a及び他方側21bのそれぞれの略中央に位置決めされ易い。
これにより、水晶発振器1は、半田フィレット31a,31bが十分に形成され、水晶振動子10の外部端子16と金属ボール30a,30bとをより確実に接続することができる。
図3は、圧電デバイスの一例としての水晶発振器の概略構成を示す構成図である。図3(a)は平面図、図3(b)は、図3(a)のB−B線での断面図、図3(c)は、水晶発振器の構成部品である水晶振動子の裏面図である。なお、平面図では、理解を容易にするために水晶振動子を省略し、水晶振動子の外形を2点鎖線で表している。また、第1の実施形態との共通部分には同じ符号を附し、その説明を省略する。
水晶発振器101は、第1の実施形態の水晶発振器1と比較して、金属ボール30a,30bの間隔が異なる。以下この点を中心に説明する。
これにより、水晶発振器101は、金属ボール30a,30bが互いに接触した状態で水晶振動子10と回路基板20とが接続される。
なお、外部端子16の一方側16aと他方側16bとの接続形状は、第1の実施形態とは異なり、団子状となっている。この接続形状は、第1の実施形態と同様の小判状にしてもよい。
上述したように、水晶発振器101は、金属ボール30a,30bが互いに接触した状態で水晶振動子10と回路基板20とが接続されることから、外部端子16及び接続端子21の金属ボール30a,30bが並ぶ方向に沿った長さを、第1の実施形態の水晶発振器1と比較して短くすることができる。
これにより、水晶発振器101は、外部端子16及び接続端子21の外形形状を小さくできることから、回路基板20をさらに小型化することが可能になり、水晶発振器101の外形サイズをさらに小型化することができる。
図4に示すように、他の実施形態の水晶発振器201では、金属ボール30a,30bが、回路基板20の両端部で異なる長辺に片寄って配置されている。つまり、回路基板20の短辺20a側では、金属ボール30a,30bが、長辺20c側に片寄って配置され、短辺20b側では、金属ボール30a,30bが、長辺20d側に片寄って配置されている。
図5(a)は、金属ボール30a,30bが中心線Cの両側に配置され、金属ボール30aと金属ボール30bとが中心線Cを挟んで接するように配置された例を示す。図5(b)は、金属ボール30aと金属ボール30bとの間隔が各端部で異なるように配置された例を示す。図5(c)は、金属ボール30a,30bの並ぶ方向が回路基板20の短辺と交差するように配置された例を示す。
なお、金属ボール30a,30bは、図5(a)〜図5(c)に示した配置を組み合わせた配置にしてもよい。
さらに、圧電デバイスとしては、水晶発振器だけではなく、弾性表面波発振器、ジャイロセンサなどでもよい。
Claims (6)
- 圧電振動片と、該圧電振動片を収容しているパッケージと、該パッケージの外面に設けられている外部端子とを有している圧電振動子と、
前記外部端子と間隔を持って対向して配置されている接続端子を有している、矩形状の回路基板と、
前記回路基板に搭載され、前記接続端子に接続されている回路素子と、
前記外部端子と前記接続端子との間に配置され、前記外部端子と前記接続端子とを接続しており、表面が半田で覆われている支持部材と、
を備え、
前記支持部材は、前記回路基板上の領域であって前記回路基板の長辺に沿った方向の両端側の領域において、各2つ配置されており、
前記支持部材の少なくとも一つが、前記回路基板の各短辺の中点同士を結んだ中心線から長辺方向へ前記短辺の1/4の長さまでの領域内に配置されていることを特徴とする圧電デバイス。 - 請求項1に記載の圧電デバイスにおいて、前記支持部材が、球状の金属ボールであることを特徴とする圧電デバイス。
- 請求項2に記載の圧電デバイスにおいて、前記圧電振動子の前記外部端子の平面形状の一部が、前記金属ボールと同心の円弧形状であることを特徴とする圧電デバイス。
- 請求項3に記載の圧電デバイスにおいて、前記外部端子の前記円弧形状の半径が、前記金属ボールの半径と略同一であることを特徴とする圧電デバイス。
- 請求項2〜4のいずれか一項に記載の圧電デバイスにおいて、前記金属ボールの材質が、銅であることを特徴とする圧電デバイス。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の圧電デバイスにおいて、前記回路基板は、前記接続端子が形成される面の反対側の面に、前記回路素子により増幅された前記圧電振動子の発振信号が出力される外部出力端子を備え、
前記外部出力端子が、平面視において、前記支持部材及び前記接続端子と重ならない位置に配置されていることを特徴とする圧電デバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007225280A JP5130832B2 (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 圧電デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007225280A JP5130832B2 (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 圧電デバイス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009060333A JP2009060333A (ja) | 2009-03-19 |
JP5130832B2 true JP5130832B2 (ja) | 2013-01-30 |
Family
ID=40555670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007225280A Expired - Fee Related JP5130832B2 (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | 圧電デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5130832B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5262530B2 (ja) | 2008-09-30 | 2013-08-14 | セイコーエプソン株式会社 | 電子デバイス及び電子デバイスの製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004350247A (ja) * | 2003-05-26 | 2004-12-09 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 圧電発振器 |
JP2004363839A (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-24 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 圧電振動子とこれを用いた圧電発振器 |
-
2007
- 2007-08-31 JP JP2007225280A patent/JP5130832B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009060333A (ja) | 2009-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4718284B2 (ja) | 表面実装水晶発振器 | |
JP2006339943A (ja) | 圧電デバイス | |
US20110193645A1 (en) | Piezoelectric vibrator and oscillator using the same | |
EP2355341A2 (en) | Piezoelectric vibrator and oscillator using the same | |
JP2010050778A (ja) | 圧電デバイス | |
JP2008005088A (ja) | 圧電振動子用パッケージおよび圧電振動子、圧電発振器 | |
JP2005033293A (ja) | 圧電デバイス | |
US20110193644A1 (en) | Piezoelectric vibrator and oscillator using the same | |
JP5130832B2 (ja) | 圧電デバイス | |
JP2005065104A (ja) | 表面実装型圧電振動子およびその製造方法 | |
JP2009060335A (ja) | 圧電デバイス | |
JP2009232336A (ja) | 圧電発振器 | |
JP5045316B2 (ja) | 圧電デバイス | |
JP2013157692A (ja) | 振動デバイス及び発振器 | |
JP3620451B2 (ja) | 圧電デバイスのパッケージ構造 | |
JP2003273690A (ja) | 圧電振動デバイス | |
TW202332197A (zh) | 壓電振動元件 | |
JP4336213B2 (ja) | 圧電発振器 | |
JP2008042603A (ja) | 圧電デバイス | |
JP5613370B2 (ja) | セット基板に対する表面実装水晶発振器の実装方法 | |
JP2007060394A (ja) | 水晶振動子及びその実装方法 | |
JP2009213003A (ja) | 圧電デバイス及び圧電デバイスの製造方法 | |
JP2009194608A (ja) | 圧電デバイス | |
JP2008017091A (ja) | 圧電振動子及び圧電発振器 | |
JP2009089437A (ja) | 表面実装型圧電発振器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100827 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20110729 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110729 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110819 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120619 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120828 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120919 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121009 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121022 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5130832 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |