JP2008017091A - 圧電振動子及び圧電発振器 - Google Patents

圧電振動子及び圧電発振器 Download PDF

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Abstract

【課題】圧電振動素子のマウント位置のバラツキによる浮遊容量のバラツキを低減するこ
とができる圧電振動子を提供する。
【解決手段】圧電基板11と、圧電基板11の表裏両面に夫々形成された励振電極12、
13と、励振電極12、13から夫々圧電基板11の端面に引き出されたリード端子12
a、13aとを備えた圧電振動素子10と、上面に圧電振動素子10のリード端子12a
、13aが導電性接合部材6を介して夫々接合される素子搭載用パッド7a、7bを備え
た凹所3と、外部底面に設けられた複数の実装電極5a〜5dと、素子搭載用パッド7a
、7bと実装電極5a、5bとを接続する内部配線とを有するパッケージ2とを備えた圧
電振動子1であって、実装電極5aと素子搭載用パッド7aとを接続する内部配線8aが
励振電極12、13と対面すると共に、内部配線8aと励振電極12、13間の距離が一
定となるように配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面実装型の圧電振動子及び圧電発振器に関わり、特に圧電振動子において
発生する浮遊容量のバラツキを抑制するのに好適なものである。
携帯電話機等の移動体通信機器の小型化に伴い、これらの移動体通信機器に使用される
圧電デバイス、例えば表面実装型の圧電振動子や圧電発振器等も、より一層の小型化が求
められている。
図5は、従来の圧電デバイスの一例として、特許文献1に開示されている表面実装型水
晶振動子の概略構造を示した図であり、(a)は表面実装用パッケージの平面図、(b)
は表面実装用パッケージを一点鎖線X−Xで切断した縦断面図、(c)は表面実装用パッ
ケージ内に収容される水晶振動素子の平面図である。
図5(a)(b)に示す表面実装用パッケージ(以下、単に「パッケージ」と称する)
は、セラミックス製の絶縁ベース(底板)111と、同じくセラミック製の絶縁枠112
、113との3層構造となっている。
絶縁枠112の内部空間は、絶縁枠113の内部空間よりも一回り小さく形成されてい
る。この絶縁枠112の上面には配線パターン114、115が形成されている。これら
の配線パターン114、115の左端側には一対の接続パッド114a、115aが形成
される。接続パッド114aは、内部配線114bを介して絶縁ベース111の底面上に
形成された実装電極116aに導電接続される。また接続パッド115aは、図示しない
内部配線を介して絶縁ベース111の底面上に形成された実装電極116bに導電接続さ
れる。
図5(c)に示す水晶振動素子120は、矩形状の圧電基板121の表面側に励振電極
122が形成され、裏面側に励振電極123が形成されている。励振電極122は、水晶
振動素子120の表面から圧電基板121の端縁を介して裏面上に形成されたリード端子
124に接続され、励振電極123は裏面上に形成されたリード端子125に接続されて
いる。
図5(c)に示す水晶振動素子120は、図5(a)の一点鎖線で示す位置に配置され
、上記リード端子124、125が図示しない導電性接着剤を介して素子搭載用パッド1
14a、115aに接合されている。
しかしながら、水晶振動子の小型化、低背化に伴って、図5に示したような従来の表面
実装型水晶振動子では、水晶振動素子120の表面側の励振電極122と接続される内部
配線114bと、水晶振動素子120の裏面側の励振電極123との間隔が狭くなり、内
部配線114bと励振電極123との間で浮遊容量Csが発生する。このような内部配線
114bと励振電極123との間の浮遊容量Csは、外乱などによって水晶振動素子12
0が機械的に振動すると、内部配線114bと励振電極123との間の距離が変化するこ
とによって容量値が変動し、水晶振動素子120の振動周波数が変動するという問題点が
あった。
そこで、特許文献1では、パッケージの内部配線114bが水晶振動素子120の裏面
側の励振電極123と接続されるように励振電極122、123とリード端子124、1
25の接続関係を入れ替えることで、水晶振動子の低背化に伴ってパッケージ上の内部配
線114bと水晶振動素子120との間隔が狭くなった場合でも、内部配線114bと水
晶振動素子120の表面側の励振電極122との間の発生する浮遊容量を低減するように
していた。
特開平11−214950号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている水晶振動子では、水晶振動素子120をパ
ッケージ内の素子搭載用パッド114a、115aにマウントする際のバラツキによって
パッケージの内部配線114bと水晶振動素子120の励振電極122間の距離が異なる
ため水晶振動子の特性にバラツキが発生する。この結果、従来の水晶振動子を発振回路に
組み込んだときに、発振回路の特性に影響を及ぼすという問題点があった。
本発明は、上記したような点を鑑みてなされたものであり、水晶振動素子の励振電極と
内部配線との間で発生する浮遊容量のバラツキを防止した圧電振動子と、その圧電振動子
を備えた圧電発振器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、圧電基板と、圧電基板の表裏両面に夫々形成され
た励振電極と、励振電極から夫々圧電基板の端縁に引き出されたリード端子と、を備えた
圧電振動素子と、上面に前記圧電振動素子のリード端子が電気的に接合される少なくとも
2つの素子搭載用パッドを備えた絶縁基板と、外部底面に設けられた複数の実装電極と、
素子搭載用パッドと実装電極とを接続する内部配線と、を有する表面実装用パッケージと
、を備えた圧電振動子であって、素子搭載用パッド上に圧電振動素子のリード端子を接続
した状態において、1つの実装電極と1つの素子搭載用パッドとを接続する内部配線が励
振電極と対面している。
このような本発明によれば、1つの実装電極と1つの素子搭載用パッドとを接続する内
部配線は励振電極と対面することで、圧電振動素子をマウントする位置にバラツキが発生
しても、圧電振動素子の励振電極と内部配線との間で発生する浮遊容量のバラツキを防止
することができるので、発振回路に組み込んだときに発振回路の特性に影響を及ぼすこと
がない。
また本発明は、内部配線を表面実装用パッケージ底板の内層に形成した。このように構
成すれば、パッケージ底板上に内部配線を形成する場合より内部配線と圧電振動素子の励
振電極との距離を広げることができるので、圧電振動素子の励振電極と内部配線との間で
発生する浮遊容量を抑制することができる。
また本発明は、実装電極を表面実装用パッケージの対角位置に配置した。このように構
成すれば、圧電振動子を発振回路などの回路基板に実装する際に、実装向きを気にするこ
となく実装することが可能になる。
また、本発明は表面実装用パッケージの一方の長辺内壁から内部配線端までの距離をA
、表面実装用パッケージの一方の長辺内壁から励振電極端までの距離をB、表面実装用パ
ッケージの他方の長辺内壁から励振電極端までの距離をC、表面実装用パッケージの他方
の長辺内壁から内部配線端までの距離をDとしたときに、内部配線と励振電極との位置関
係が、A>B+C、D>B+Cの条件を満たことを特徴とする。このように条件を満たす
ようにすれば、パッケージ上の内部配線と圧電振動素子の励振電極とを確実にオーバーラ
ップ(重畳)させることができるので、圧電振動素子のマウント位置のバラツキが生じて
も、内部配線と励振電極との対向面積を一定に保つことができる。これにより、圧電振動
素子の励振電極と内部配線との間で発生する浮遊容量のバラツキを防止することができる
また、本発明の圧電発振器は、本発明の圧電振動子と、発振回路部品とを備えて構成さ
れる。このように構成した場合も、圧電振動子と発振回路部品を接続する内部配線と圧電
振動素子の励振電極との対向面積のバラツキを格段に低減することができ、圧電振動素子
をマウントする際にバラツキが発生しても、圧電振動素子の励振電極と内部配線との間で
発生する浮遊容量のバラツキを防止することができるので、圧電発振器の特性に影響を及
ぼすことがない。
以下、図面を参照して本発明の圧電振動子の実施形態を詳細に説明する。なお、本実施
の形態では圧電振動子の一例として水晶振動子を例に挙げて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る表面実装型水晶振動子の概略構成を示した図であ
り、(a)は水晶振動子の上面図、(b)は(a)に示した水晶振動子を一点鎖線A−A
で切断した断面図、(c)は水晶振動子の底面図、(d)は水晶振動素子の上面図である
。なお、(a)ではパッケージ内の構造が分かり易いようにパッケージ上に接合される金
属蓋の図示は省略する。
この図1(a)〜(d)に示す圧電振動子1は表面実装用のパッケージ2の凹所3内に
水晶振動素子(圧電振動素子)10を収容してから凹所3を金属蓋4により封止するよう
にして構成される。
パッケージ2は、例えばセラミック等の絶縁材料からなるベース板2a、2bと、枠体
2cとの3層構造になっている。なお、枠体2cの代わりにシームリング等を用いること
も可能である。
パッケージ2の外底面には表面実装用の実装電極5a、5b、5c、5dが形成されて
いる。また凹所3の内底面に例えば導電性接着剤等の導電性接合部材6を介して水晶振動
素子10を接合する素子搭載用パッド(電極パッド)7a、7bが配置されている。なお
、凹所3の内底面も絶縁基板の上面に含まれる。
素子搭載用パッド7aは、パッケージ2の内底面上に形成された内部配線8a及びパッ
ケージ2のベース板2a、2bに形成されたバイアホール9aを介して実装電極5aに導
電接続される。また素子搭載用パッド7bは、パッケージ2のベース板2a、2bに形成
されたバイアホール9bを介して実装電極5bに導電接続される。
パッケージ2の上面には、金属蓋4を接合するためのメタライズ面(金属面)2dが形
成されている。このメタライズ面2dはパッケージ2に形成されたバイアホール9c、9
dを介して実装電極5c、5dに導電接続されている。
水晶振動素子10は、図1(d)に示すように水晶基板(圧電基板)11と、この水晶
基板11の両主面に夫々形成された励振電極12、13と、励振電極12、13から夫々
水晶基板11の端面に引き出されたリード端子12a、13aとを備えている。この場合
、励振電極12から引き出されたリード端子12aは、水晶基板11の端縁を介して水晶
基板11の裏面上まで形成されている。
また励振電極13から引き出されたリード端子13aは、水晶基板11の端縁を介して
表面上まで形成されている。従って、両リード端子12a、13aは圧電基板11の一端
縁11aに沿って近接配置された状態にある。この場合、各リード端子12a、13aは
、パッケージ側の素子搭載用パッド7a、7bと一対一で対応し得る位置関係となるよう
に形成されている。
このように構成される水晶振動子1においては、素子搭載用パッド7a、7bと水晶振
動素子10のリード端子12a、13aを接続した状態において、実装電極5aと素子搭
載用パッド7aとを接続する内部配線8aが水晶振動素子10の励振電極12、13と対
面し、且つ、内部配線8aと励振電極12、13との間の距離が一定となるように配置さ
れている。即ち、本実施形態の水晶振動子1を上面から見たときに内部配線8aが励振電
極12、13とオーバーラップ(重畳)するように配置した。
図2は、本実施形態の水晶振動子1の内部配線8aと励振電極12、13との位置関係
を示した図であり、この図2に示すように、パッケージ2の一方の長辺内壁から内部配線
8aの配線端までの距離をA、パッケージ2の一方の長辺内壁から励振電極12、13の
電極端までの距離をB、パッケージ2の他方の長辺内壁から励振電極12、13の電極端
までの距離をC、パッケージ2の他方の長辺内壁から内部配線8aの配線端までの距離を
Dとしたときに、内部配線8aと励振電極12、13との位置関係が、A>B+C、D>
B+Cの条件を満たすようにした。このように配置すれば、水晶振動子1を上面から見た
ときに内部配線8aを励振電極13と確実にオーバーラップさせることができるので内部
配線8aと励振電極12、13との対向面積を一定に保つことができる。
これにより、水晶振動素子10をパッケージ2にマウントする際のマウント位置のバラ
ツキが発生しても、水晶振動素子10の励振電極12、13と内部配線8aとの間で発生
する浮遊容量Csのバラツキを防止できるので、発振回路に組み込んだときに発振回路の
特性に影響を及ぼすことがない。
また、本実施形態の水晶振動子1では、長方形状(矩形状)のパッケージの四隅に実装
電極5a〜5dを配置したうえで、水晶振動素子10と接続される実装電極5a、5bを
対角位置に配置した。このように構成すれば、水晶振動子の向きを意識することなく水晶
振動子を発振回路基板の実装することが可能になる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る表面実装型水晶振動子の概略構成を示した図で
あり、(a)は水晶振動子の上面図、(b)は(a)に示した水晶振動子を一点鎖線B−
Bで切断した断面図、(c)は水晶振動子の底面図である。なお、図3(a)においても
パッケージ内の構造が分かり易いようにパッケージ上に接合される金属蓋の図示は省略す
る。また図1に示した水晶振動子1と同一部位には同一符号を付して説明は省略する。
この図3に示す水晶振動子20は、実装電極5aと素子搭載用パッド7aとを接続する
内部配線21aをパッケージ2の底板内層に形成した点に特徴がある。即ち、内部配線2
1aをパッケージ2の底板であるベース板2aとベース板2bとの間に形成し、内部配線
21aと素子搭載用パッド7aとの間をバイアホール22aにより導通接続するようにし
た。そして、この場合も水晶振動子20を上面から見たときに内部配線21aが励振電極
12、13とオーバーラップするように配置することで、内部配線21aと励振電極13
との間の距離を一定に保つようにした。これにより、水晶振動素子10をパッケージ2に
マウントする際のマウント位置のバラツキが発生しても、水晶振動素子20の励振電極1
2、13と内部配線8aとの間で発生する浮遊容量Csのバラツキを防止することできる
ので、発振回路に組み込んだときに発振回路の特性に影響を及ぼすことがない。
また図3に示すように水晶振動子20を構成した場合は、図1に示したようにパッケー
ジ2の底板上に内部配線8aを形成する場合より内部配線21aと励振電極12、13と
の間隔を広げることができるため、励振電極12、13と内部配線21aとの間で発生す
る浮遊容量Csを低減することができる。
また、通常、パッケージ2内に水晶振動素子10をマウントする場合は、パッケージ2
の上面に形成されたメタライズ面(金属面)2dの位置を基準にしてマウントを行うよう
にしている。このため、図1に示したようにパッケージ2の底板上に内部配線8aが露出
している場合は、内部配線8aをメタライズ面2dと誤認する虞がある。これに対して、
図3に示した水晶振動子20ではパッケージ2の内層に内部配線21aを形成するように
しているので、内部配線21aをメタライズ面2dと誤認することがない。
なお、本実施形態では、凹所を有するパッケージ2の上面に平板状の金属蓋4を接合し
て水晶振動素子10を気密封止するようにしているが、パッケージ2の構造はあくまでも
一例であり、例えばフラットなパッケージ基板(絶縁基板)の上面に素子搭載用パッド7
a、7bを設け、この素子搭載用パッド7a、7b上に圧電振動素子10を搭載したうえ
で、逆椀状(逆凹状)の金属蓋を接合して気密封止する場合にも適用可能である。
次に、本発明の水晶振動子を備えた圧電発振器について説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る圧電発振器の概略構成を示した図であり、(a)は水
晶発振器の上面図、(b)は(a)に示した水晶発振器を一点鎖線C−Cで切断した断面
図である。
この図4に示す圧電発振器(水晶発振器)30は、セラミック製のパッケージ31の上
面側に水晶振動素子10を収容する凹所32が設けられており、この凹所32の底面に設
けられている素子搭載用パッド33a、33b上に導電性接着剤等の導電性接合部材34
により水晶振動素子10が電気的、機械的に固定されている。この凹所32の開口面には
金属蓋35が取り付けられておりその内部を気密封止するようにしている。またパッケー
ジ31の下面側には表面実装用の実装電極36、36が形成されている。またパッケージ
31の下面側には凹陥部37が形成されており、この凹陥部37の内底面にICチップ3
8が実装されている。
ICチップ38は、発振回路と温度補償回路が構成されたベアチップである。ベアチッ
プは、例えばシリコン基板の片面側に集積回路と、集積回路に接続された電極とが露出配
置されている。そして、この電極が形成されている面をパッケージ31の内底面に向けた
状態(フェイスダウン状態)にして、接続部材であるバンプ39を用いて凹陥部37の内
底面に設けられている内部パッド40に接続するようにしている。この場合、水晶振動素
子10が接続される素子搭載用パッド33a、33bと、ICチップ38が接続される内
部パッド40とは夫々内部配線41a、41bにより接続される。
このように構成される水晶発振器30においても内部パッド40と素子搭載用パッド3
3a、33bとを接続する内部配線41a、41bが水晶振動素子10の励振電極13と
オーバーラップする位置に形成されており、内部配線41a、41bと励振電極13との
対向面積を一定に保つようにしている。これにより、水晶振動素子10のマウントする位
置にバラツキが発生しても、水晶振動素子10の励振電極12、13と内部配線41a、
41bとの間で発生する浮遊容量Csのバラツキを防止することができるので、水晶発振
器30の特性に影響を及ぼすことがない。
なお、本実施形態では、H型パッケージ31を使用した圧電発振器30を例に挙げて説
明したが、これはあくまでも一例であり、例えば圧電振動子と、IC部品を収容した発振
回路とを組み合わせて二階建て構造の圧電発振器や、圧電振動素子とIC部品とを同一パ
ッケージ内に収容したシングルシール構造の圧電発振器等にも適用可能であることは言う
までもない。
本発明の第1の実施形態に係る表面実装型水晶振動子の概略構成を示した図である。 本実施形態の水晶振動子の内部配線と励振電極との位置関係を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る表面実装型水晶振動子の概略構成を示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る表面実装型水晶発振器の概略構成を示した図である。 従来の圧電デバイスの一例として表面実装型水晶振動子の概略構造を示した図である。
符号の説明
1、20…水晶振動子、2、31…パッケージ、32…凹所、4、35…金属蓋、5a
〜5c、36…実装電極、6、34…導電性接着剤、7a、7b、33a、33b…素子
搭載用パッド、8a、21a、41a、41b…内部配線、9a〜9c、22a…バイア
ホール、10…水晶振動素子、11…水晶基板、12、13…励振電極、12a、13a
…リード端子、30…水晶発振器、37…凹陥部、38…ICチップ、39…バンプ、4
0…内部パッド

Claims (5)

  1. 圧電基板と、該圧電基板の表裏両面に夫々形成された励振電極と、前記励振電極から夫
    々前記圧電基板の端縁に引き出されたリード端子と、を備えた圧電振動素子と、
    上面に前記圧電振動素子のリード端子が電気的に接合される少なくとも2つの素子搭載
    用パッドを備えた絶縁基板と、外部底面に設けられた複数の実装電極と、前記素子搭載用
    パッドと前記実装電極とを接続する内部配線と、を有する表面実装用パッケージと、を備
    えた圧電振動子であって、
    前記素子搭載用パッド上に前記圧電振動素子のリード端子を接続した状態において1つ
    の前記実装電極と1つの前記素子搭載用パッドとを接続する内部配線が前記励振電極と対
    面していることを特徴とする圧電振動子。
  2. 前記内部配線を前記表面実装用パッケージ底板の内層に形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の圧電振動子。
  3. 前記実装電極を前記表面実装用パッケージの対角位置に配置したことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の圧電振動子。
  4. 前記表面実装用パッケージの一方の長辺内壁から前記内部配線端までの距離をA、前記
    表面実装用パッケージの一方の長辺内壁から前記励振電極端までの距離をB、前記表面実
    装用パッケージの他方の長辺内壁から前記励振電極端までの距離をC、前記表面実装用パ
    ッケージの他方の長辺内壁から前記内部配線端までの距離をDとしたときに、前記内部配
    線と前記励振電極との位置関係が、A>B+C、かつD>B+Cの条件を満たことを特徴
    とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の圧電振動子。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の圧電振動子と、発振回路部品と、を備えて構成さ
    れることを特徴とする圧電発振器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015213231A (ja) * 2014-05-02 2015-11-26 セイコーエプソン株式会社 電子部品、電子機器、及び移動体

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JP2015213231A (ja) * 2014-05-02 2015-11-26 セイコーエプソン株式会社 電子部品、電子機器、及び移動体

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