JPH0635924U - 赤外線検出器 - Google Patents
赤外線検出器Info
- Publication number
- JPH0635924U JPH0635924U JP7685992U JP7685992U JPH0635924U JP H0635924 U JPH0635924 U JP H0635924U JP 7685992 U JP7685992 U JP 7685992U JP 7685992 U JP7685992 U JP 7685992U JP H0635924 U JPH0635924 U JP H0635924U
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- JP
- Japan
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- insulating substrate
- conductive
- conductive cap
- infrared
- infrared detector
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- Pending
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ノイズによる誤動作が防止される構成の赤外線
検出器を提供する。 【構成】焦電素子4等を搭載した絶縁性基板1に形成し
たクランドパターン2aと導電性キャップ6の裾部6b
とを電気的に接続した。また赤外線透過フィルタ8と導
電性キャップ6とを導電性接着剤7bにより接続した。
また、絶縁性基板1の下面に、端子電極部分2bを除い
てグランドパターン2aを形成した。
検出器を提供する。 【構成】焦電素子4等を搭載した絶縁性基板1に形成し
たクランドパターン2aと導電性キャップ6の裾部6b
とを電気的に接続した。また赤外線透過フィルタ8と導
電性キャップ6とを導電性接着剤7bにより接続した。
また、絶縁性基板1の下面に、端子電極部分2bを除い
てグランドパターン2aを形成した。
Description
【0001】
本考案は、人体等赤外線を発生する被検出体を焦電素子により検知する熱型赤 外線検出器に関する。
【0002】
この種の赤外線検出器は、実開平2−140427号公報に開示されているよ うに、絶縁性基板上に焦電素子とその周辺回路を構成するFET等の部品を搭載 し、その上に導電性キャップを被せ、該キャップの頭部開口部に赤外線透過フィ ルタを取付けてなるものである。
【0003】
このような赤外線検出器は、微弱な赤外線を検知して作動するものであり、ま たFETを用いた高インピーダンス回路が採用されるため、外部からのノイズに より焦電素子あるいはFET等の部品がノイズにより誤動作するおそれがあると いう問題点があった。
【0004】 本考案は、上記の問題点に鑑み、ノイズによる誤動作が防止される構成の赤外 線検出器を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、上記目的を達成するため、焦電素子及び周辺回路部品を搭載した絶 縁性基板に形成したグランドパターンと前記導電性キャップの裾部とを電気的に 接続したことを特徴とする。また、本発明において、好ましくは、前記赤外線透 過フィルタと前記導電性キャップとを導電性樹脂により接続し、さらに、前記絶 縁性基板の下面に、端子電極部分を除いてグランドパターンを形成した構造が採 用される。
【0006】
本考案においては、導電性キャップがグランドパターンに接続されるため、外 部からのノイズがシールドされ、焦電素子や周辺回路部品への影響が防止される 。
【0007】
図1(A)は本考案による赤外線検出器の一実施例を示す縦断面図、同(B) はその底面図である。これらの図において、1はセラミックあるいはガラスエポ キシ樹脂等でなる絶縁性基板、2a、2bはその表裏面に形成された導体パター ンであり、2aはグランドパターン、2bは後述の部品5に電気的に接続される 端子電極用の導体パターンである。図1(B)に示すように、グランドパターン 2aは、取付け面である下面に、端子電極用導体パターン2bの形成部分を除い てほぼ全面に形成されている。
【0008】 前記絶縁性基板1上には支持台3を介して焦電素子4が搭載され、焦電素子4 の下側にFETのような周辺回路部品5が配置されている。6は頭部開口部6a に赤外線透過フィルタ8を取付けた金属等でなる導電性キャップである。該導電 性キャップ6の下面開口面の裾部6bを、接着剤7aにより、絶縁性基板1上に 絶縁パターン10上に気密接着封止する。また、グランドパターン2aに対して は、導電性接着剤(または半田)11により導電性キャップ6を電気的に接続さ れる。該フィルタ8としては例えばシリコン基板に絶縁性誘電体薄膜を蒸着した ものを用い、前記赤外線透過フィルタ8の半導体部分を導電性接着剤7bにより 電気的に接続し、さらに気密封止のために他の接着剤9を施している。
【0009】 このように、導電性キャップ6をグランドパターン2aに電気的に接続するこ とにより、外部から焦電素子4や部品5へのノイズが導電性キャップ6において シールドされ、誤動作が防止される。また、本実施例においては、赤外線透過フ ィルタ8の半導体部分も導電性キャップ6に電気的に接続したので、赤外線透過 フィルタ8から焦電素子4等へ向かうノイズもシールドすることができる。さら に、グランドパターン2aを絶縁性基板1の下面全面に形成したので、シールド 効果はより完全となる。
【0010】 なお、上記実施例においては、接着剤7a、7bとして弾性接着剤を用いれば 、絶縁性基板1と導電性キャップ6との間の相対変位、あるいは導電性キャップ 6と赤外線透過フィルタ8との間の相対変位を許容し、機械的衝撃や熱的衝撃に よる剥離やクラック発生を防止する上で好ましい。また、導電性キャップ6と絶 縁性基板1との間を気密封止する接着剤7aに導電性のものを用いて電気的接続 を行ってもよい。
【0011】
請求項1によれば、導電性キャップを基板のグランドパターンに接続したので 、シールド効果が向上し、ノイズによる焦電素子や周辺回路部品の誤動作を防止 することができ、信頼性の高い赤外線検出器が提供できる。
【0012】 請求項2によれば、赤外線透過フィルタを通してのノイズもシールドでき、さ らにノイズによる誤動作防止効果があがる。
【0013】 請求項3によれば、絶縁性基板の下面全面にグランドパターンを形成したので 、さらにノイズによる誤動作防止効果があがる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案による赤外線検出器の一実施例
を示す縦断面図、(B)はその底面図である。
を示す縦断面図、(B)はその底面図である。
1 絶縁性基板 2a グランドパターン 2b 端子電極用導体パターン 3 支持台 4 焦電素子 5 周辺回路部品 6 導電性キャップ 6b 裾部 7a 接着剤 7b 導電性接着剤 8 赤外線透過フィルタ 9 接着剤 10 絶縁パターン 11 導電性接着剤
Claims (3)
- 【請求項1】絶縁性基板に導体パターンを形成し、該絶
縁性基板上に焦電素子とその周辺回路部品を搭載し、頭
部開口部に半導体を基体とする赤外線透過フィルタを取
付けた導電性キャップを、前記焦電素子とその周辺回路
部品を覆うように前記絶縁性基板上に載置し、かつ該絶
縁性基板に導電性キャップを固定してなる赤外線検出器
において、絶縁性基板に形成したグランドパターンと前
記導電性キャップの裾部とを電気的に接続したことを特
徴とする赤外線検出器。 - 【請求項2】請求項1において、前記赤外線透過フィル
タの半導体部と前記導電性キャップとを導電性接着剤に
より接続したことを特徴とする赤外線検出器。 - 【請求項3】請求項1または2において、前記絶縁性基
板の下面に、端子電極部分を除いてグランドパターンを
形成したことを特徴とする赤外線検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7685992U JPH0635924U (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 赤外線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7685992U JPH0635924U (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 赤外線検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635924U true JPH0635924U (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=13617379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7685992U Pending JPH0635924U (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 赤外線検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635924U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011069649A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 赤外センサモジュール及び赤外センサモジュールの製造方法 |
JP2012181157A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Omron Corp | 赤外線温度センサ、電子機器、および赤外線温度センサの製造方法 |
JP2013050460A (ja) * | 2012-10-29 | 2013-03-14 | Omron Corp | 赤外線温度センサ、電子機器、および赤外線温度センサの製造方法 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP7685992U patent/JPH0635924U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011069649A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 赤外センサモジュール及び赤外センサモジュールの製造方法 |
JP2012181157A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Omron Corp | 赤外線温度センサ、電子機器、および赤外線温度センサの製造方法 |
JP2013050460A (ja) * | 2012-10-29 | 2013-03-14 | Omron Corp | 赤外線温度センサ、電子機器、および赤外線温度センサの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990330 |