JPH039345Y2 - - Google Patents

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JPH039345Y2
JPH039345Y2 JP1986016177U JP1617786U JPH039345Y2 JP H039345 Y2 JPH039345 Y2 JP H039345Y2 JP 1986016177 U JP1986016177 U JP 1986016177U JP 1617786 U JP1617786 U JP 1617786U JP H039345 Y2 JPH039345 Y2 JP H039345Y2
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chip
circuit device
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電子機器に使用される回路装置に関
するものであり、特に小型で信頼性の高い回路装
置に関する。
従来の技術 従来の技術としては、第8図に回路装置の一例
としてRFモジユレータの一部を示すものがある。
図中、1は基板、2はICチツプをレジン封止し
たIC素子、3はチツプ状の表面波素子(以下、
SAWチツプという)をレジン封止した表面波装
置、4はコンデンサ、5は抵抗器、6は金属製の
ケースであり、これらIC素子2,表面波装置3,
コンデンサ4,抵抗器5は基板1に取付けられて
いる。
他の従来例としては、本願出願人が前に出願を
した昭和60年実用新案登録願第25686号,昭和60
年実用新案登録願第189208号がある。これら両出
願に開示された回路装置は、回路素子を取付けた
基板の選択された箇所に複数のチツプ素子を形成
し、その上からキヤツプを被せてなる構成のもの
であつた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の前者の構成の回路装置に
あつては、ICチツプ,SAWチツプが別々に封止
されており、このためパツケージに要する時間的
ロスがあり、又、両素子間の配線パターン距離が
長くなつたり、両素子の外部端子の存在により、
信号のロスが多くなり、導電パターンからの不要
輻射及び浮遊容量が発生して発振が生じる等動作
が不安定となり、更に回路素子が基板の一面のみ
に形成しているため形状が大型化してしまう等の
問題があつた。
又、後者の構成の回路装置にあつては、キヤツ
プと基板との密着性が悪く、基板上に形成された
複数のチツプ素子と外気とが触れて信頼性が劣化
するという問題点があつた。
問題点を解決する為の手段 本考案は、前項の問題点に鑑みこれを克服せん
として提案されたものであり、金属板上に、IC
チツプ並びにSAWチツプ等の複数のチツプ素子
を形成した第1の基板を取付け、かつ前記複数の
チツプ素子を一つの金属製のキヤツプで封止し、
更に前記基板に形成された回路の取出し端子を外
部に突出した第1の回路装置と、孔を有する第2
の基板の一方の面上に複数の回路素子を形成した
第2の回路装置とを別々に形成し、前記第2の基
板の他方の面から前記第1の回路装置の取出し端
子を前記孔に挿入し取付けるとともに、前記第1
の回路装置を前記第2の回路装置と電気的に接続
したことを特徴とする回路装置を提供するもので
ある。
作 用 本考案は、ICチツプ並びにSAWチツプ等の複
数のチツプ素子がキヤツプにて同時に封止され
て、チツプの組立作業を容易にし、回路装置の小
型化が図れ、かつチツプ素子が形成された基板を
回路素子が取付けられた他の基板と別々にしかも
キヤンシールされて信頼性が向上する。
実施例 次に本考案の実施例について説明する。第1図
乃至第7図は本考案の回路装置としてRFモジユ
レータを使用した場合の実施例を示し、第1図は
分解斜視図、第2図は一部の分解斜視図、第3図
はケースを除いた斜視図、第4図Aは複数のチツ
プ素子を封止する前の断面図、第4図Bは複数の
チツプ素子を封止した後の断面図、第5図は斜視
図、第6図は端子側からみた斜視図、第7図はケ
ース蓋を取除いた斜視図である。第1図中、7は
内方に突出する突起部7a〜7d,孔7e,アー
ス端子7f,7g,弾性片7hを有する上面開放
のケース本体、8は端子8a〜8fを樹脂部材8
gで一体化した取出し端子、9は上面にチツプト
ランジスタ9a、チツプコイル9b、チツプコン
デンサ9c,9d,コイル9eを取付け、丸孔9
f,9g,9hを形成し、裏面に後述する第2図
に示すチツプ素子をキヤン封止したものを取付け
たセラミツク基板、10は内方凸部10a,係合
片10bを有する金属製のケース蓋である。ここ
で基板9上にはトランジスタ9a等を回路配線す
る電極層及び抵抗素子が厚膜技術により形成され
ているが図を省略してある。
第2図は、第1図のセラミツク製の基板12を
裏返してみた分解斜視図である。図中、11は位
置決め用角部11cを有し、端子11aをガラス
溶着して支持する金属板、12はICチツプ12
a,SAWチツプ12b,コンデンサ12c,1
2dを固定形成し、丸孔12e,12fを形成し
たセラミツク製の基板、13は金属製のキヤツプ
である。ここで、基板12上には、ICチツプ1
2a,SAWチツプ12b等を回路配線する電極
層及び抵抗素子が厚膜技術により形成されている
が図を省略してある。基板12上に、ICチツプ
12a,SAWチツプ12bを固定形成し、これ
ら素子12a,12bを基板12上の電極にワイ
ヤーボンデイングした後、基板12の丸孔12
e,12fを金属板11の上面側に突出した端子
11aにそれぞれ挿入し、丸孔12e,12f付
近の電極と端子11aとを半田付あるいは接着塗
布して基板12を金属板11に固定するととも
に、下面側に突出した端子11aが基板12上に
形成された回路の取出し端子を構成する。キヤツ
プ13の金属板11への固定は、第4図に示す如
く、金属板11の両側に突起11bが形成され、
その突起11bにキヤツプ13のつば部13aを
置き、圧入しながら電流を流して行なわれる。そ
の後、端子11aを基板9の丸孔9g,9hに挿
入し、基板9の裏面、すなわち第1図の回路素子
取付面上で基板に配された電極と端子11aを半
田付あるいは接着塗布して、金属板11を基板9
に固定するとともに、基板12上に形成された回
路が端子11aを通じて基板9に形成された回路
と電気的に接続される。
第3図は、基板9に取出し端子8,ICチツプ
12a,SAWチツプ12bを内蔵したキヤツプ
13を装着した状態を示す斜視図である。
ここで、取出し端子8は端子8a〜8fが基板
9の丸孔9fにそれぞれ挿入し、基板9の上面に
形成された電極と基板9上に突出した端子8a〜
8fとを半田付あるいは接着塗布して基板9,1
2上に形成された回路の入力,出力,電源等の外
部端子を構成する。
第7図は、第8図に示す組立体をケース7の開
放側から挿着した状態の斜視図であり、このとき
基板9はその下面がケース本体7に形成された突
起部7a〜7dの上部に当接係止され、上面の隅
とケース7の側とを半田付することにより、ケー
ス本体7に位置決め固定される。
第5図は、第7図の状態にケース蓋10を被せ
完成した回路装置の斜視図であり、このとき、ケ
ース蓋10は係合片10bをケース本体7の側面
に弾性的に係合固定される。第6図は、回路装置
を端子側からみた斜視図であり、弾性片7hがキ
ヤツプ13の天井面に弾性的に当接し、ケース
7,10とキヤツプ13及び金属板11とが電気
的に同電位となり、回路装置をプリント基板等の
取付板に取付けたときはアース電位となる。
なお、上記説明中、回路装置としてRFモジユ
レータについて説明したが、これに限ることな
く、テレビジヨンのPIF等の回路装置等に使用さ
れる。
考案の効果 上述の如く、本考案の回路装置は、金属板上
に、複数のチツプ素子を形成した第1の基板を取
付け、かつ前記複数のチツプ素子をキヤツプ封止
した第1の回路装置と、第2の基板面上に複数の
回路装置を形成した第2の回路装置とを備え、前
記第2の基板の裏面に前記第1の回路装置を取付
けるとともに、前記第1の回路装置を前記第2の
回路装置と電気的に接続してなる構成のため、
ICチツプ並びにSAWチツプ等の複数のチツプ素
子をキヤツプにて同時に封止されているので、チ
ツプ組立作業が容易、又、低価格となり、これら
チツプ素子を含め回路素子が複数の基板に形成さ
れているので装置の小型化が図れ、更に前記チツ
プ素子はキヤンシールされているので信頼性が向
上する等の利点が生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は、本考案に係る回路装置の
実施例を示し、第1図は分解斜視図、第2図は一
部の分解斜視図、第3図はケースを除いた斜視
図、第4図Aはチツプ素子を封止する前の断面
図、第4図Bはチツプ素子を封止した後の断面
図、第5図は斜視図、第6図は端子側からみた斜
視図、第7図はケース蓋を取除いた斜視図、第8
図は従来の回路装置の一部を示す斜視図である。 1,9,12……基板、7……ケース本体、8
……取出し端子、10……ケース蓋、11……金
属板、12a……ICチツプ、12b……SAWチ
ツプ、13……キヤツプ、9a,9h……孔、1
1a……端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属板上に、ICチツプ並びにSAWチツプ等の
    複数のチツプ素子を形成した第1の基板を取付
    け、かつ前記複数のチツプ素子を一つの金属製の
    キヤツプで封止し、更に前記基板に形成された回
    路の取出し端子を外部に突出した第1の回路装置
    と、孔を有する第2の基板の一方の面上に複数の
    回路素子を形成した第2の回路装置とを別々に形
    成し、前記第2の基板の他方の面から前記第1の
    回路装置の取出し端子を前記孔に挿入し取付ける
    とともに、前記第1の回路装置を前記第2の回路
    装置と電気的に接続してなる構成の回路装置。
JP1986016177U 1986-02-06 1986-02-06 Expired JPH039345Y2 (ja)

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JPS62128674U JPS62128674U (ja) 1987-08-14
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JPS5950465B2 (ja) * 1975-11-07 1984-12-08 テイコクピストンリング カブシキガイシヤ シリンダライナ オヨビ ソノホ−ニングホウホウ

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JPS59171381U (ja) * 1983-05-02 1984-11-16 富士通株式会社 モジユ−ルケ−ス

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