JP2606898Y2 - ミシン目付きシール葉書 - Google Patents

ミシン目付きシール葉書

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JP2606898Y2
JP2606898Y2 JP1993073358U JP7335893U JP2606898Y2 JP 2606898 Y2 JP2606898 Y2 JP 2606898Y2 JP 1993073358 U JP1993073358 U JP 1993073358U JP 7335893 U JP7335893 U JP 7335893U JP 2606898 Y2 JP2606898 Y2 JP 2606898Y2
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perforated
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JP1993073358U
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Inventor
健一 中村
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有限会社中村断截所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はミシン目付きシール葉書
に関し、さらに詳しくは受取人がミシン目に沿ってカバ
ー層を開封するまでは通信文面が隠蔽されていて秘密が
保たれ、かつこの葉書の開封を行っても切り取り滓が発
生しないミシン目付きシール葉書に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通常の葉書は通信文面がむき出し
であるため、秘密性の強い内容には不適であった。
【0003】そこで、通信文面欄に目隠しカバーを付け
て差し出すことができる、各種タイプのシール葉書も使
用されてきた。
【0004】しかるに、このシール葉書はシール用の特
殊な樹脂や接着剤、さらには特種の製造機械を利用する
ため、製造コストが高くなる欠点があった。
【0005】これに対し、特殊な樹脂や接着剤を使用せ
ず、また特殊な製造機械を使用せずに葉書の三辺の縁部
に切り取り用のミシン目を形成した葉書もあったが、こ
のミシン目は表面側から裏面側に至るまで(即ち、本体
層とカバー層の双方に渉るように)貫通状に形成されて
いたため、これを開封するとミシン目によって形成され
た切取線の外方側に位置する耳部が、葉書本体層から完
全に切り離されて、切り取り滓が発生してしまうという
問題点があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、シール素
材として高価な樹脂や接着剤を使用せず、また開封切り
取り時に切り取り滓が発生しないようにしたミシン目付
きシール葉書を提供して従来の問題点を解消しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、展開
状態が葉書二枚大となる大きさの葉書台紙を、葉書の通
信文面欄が内側になるよう半折りして二重層を形成し、
この葉書台紙を半折り二重層にすることにより、半折り
状態の葉書台紙の一片を連設端縁に形成し、葉書台紙の
残りの三片を開放端縁に形成し、この開放端縁に沿って
切断孔部と非切断部とを繰り返す一条のミシン目を半折
り状態の葉書台紙の一層側にのみ刻設し、該ミシン目の
二か所のコーナー部の少なくとも一方には、前記ミシン
目の切断孔部が位置して、コーナー部を軽く反らせると
切り離し始端が起立して爪先で摘めるように構成し、該
ミシン目と開放端縁とで挾まれた位置であって、葉書台
紙の二層間の対向面部位置には糊層を介在させるように
したことを特徴とするミシン目付きシール葉書をもっ
て、課題解決の手段とする。
【0008】
【作用】上記した本考案に係るミシン目付き葉書は、先
ずミシン目のコーナー部に、ミシン目の切断孔部を形成
しているため、この部分をわずかに反らせると、その部
分が捲れて爪先で摘めるように立ち上がり、ここを始端
としてミシン目に沿って切り取ると、葉書台紙の一層の
カバー層がミシン目位置から本体層と簡単に分離して通
信面部欄が閲覧可能な状態に展開される。
【0009】またミシン目位置の外方に存する切り取り
耳部は、カバー層からは切り離されるが葉書本体層には
付着したままの状態を保持するため、分離独立状の不要
なゴミは発生しないことになる。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図面の実施例により具体的に
説明するが、本考案はこれらに限定されるものではな
い。
【0011】図1は、本考案の葉書台紙の展開状態の斜
視図で、葉書台紙1は葉書二枚大の大きさからなるもの
で、その中央線2に沿って葉書台紙1を半折り二重層に
折り重ね、通信文面欄3を内側に位置させる。
【0012】この葉書台紙1を半折り二重層に折り重ね
ることにより、葉書台紙の一片を連設端縁4に形成し、
葉書台紙の残りの三片を開放端縁5a、5b、5cに形
成する。
【0013】葉書台紙1を半折り二重層に折り重ねて、
一層を本体層1a、他層をカバー層1bとなし,本体層
1aの内面に前記通信文面欄3を形成する。
【0014】この本体層1a又はカバー層1bの何れか
一方に、前記開放端縁5a、5b、5cに沿ってミシン
目6を刻設形成する。図に示した実施例では、カバー層
1bにミシン目6を形成しているが、もちろんミシン目
6を本体層1aに形成するようにしても良い。
【0015】このミシン目6は、切断孔部6aと非切断
部6bとを交互に繰り返すことにより形成されるもの
で、切り取りに際しては切断孔部6aを利用しながら非
切断部6bを次々と切り離すことにより簡単に連続切断
が可能となる。
【0016】なお前記ミシン目6における切断孔部6a
の向き、間隔及び形は、引き離し方向に合わせて適宜選
択すると良い。
【0017】このミシン目6の二か所のコーナー部7の
少なくとも一方には、前記ミシン目の切断孔部6aが位
置するように構成しているため、このコーナー部7を軽
く反らせるだけで切り離し始端を爪先で摘めるように起
立させることができ、開封操作が簡単かつ確実に行える
ようになる。
【0018】さらに葉書台紙1において、ミシン目6と
開放端縁5a、5b、5cで挾まれた位置であって、本
体層1aとカバー層1bとの二層間の対向面部位置には
適宜の接着剤からなる糊層8が介在されている。
【0019】このため本考案では、カバー層1bにおけ
るミシン目6からなる切取線の外方側に位置する耳部
が、開封切り取り後にあっても、糊層8を介して本体層
1aと接続状態を保持するため、分離独立状の切り取り
滓が発生することはない。
【0020】なお従来例の図5、図6は、切り取り滓の
でないタイプであるが、特殊な樹脂や接着剤を使用した
葉書の例であり、符号9は樹脂をコーティングしない部
分で剥し始端部を表している。
【0021】本考案のシール葉書は、これを往復はがき
に仕立てて利用することもでき、その場合には往復はが
きの何れの面にシール層を形成しても良い。
【0022】
【考案の効果】よって本考案は、シール葉書でありなが
ら製造コストが低廉であり、また開封時に切り取り滓が
発生することもない等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】葉書台紙の展開状態の斜視図である。
【図2】葉書をシール状態にした斜視図である。
【図3】ミシン目のコーナー部から、カバー層を開封す
る状態の要部斜視図である。
【図4】カバー層を開封した状態の展開正面図である。
【図5】従来の特殊樹脂を利用したシール葉書の正面図
である。
【図6】同開封状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 葉書台紙 1a 本体層 1b カバー層 2 中央線 3 通信文面欄 4 連設端縁 5a、5b、5c 開放端縁 6 ミシン目 6a ミシン目の切断孔部 6b ミシン目の非切断部 7 ミシン目のコーナー部 8 糊層 9 剥し始端部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展開状態が葉書二枚大となる大きさの葉
    書台紙を、葉書の通信文面欄が内側になるよう半折りし
    て二重層を形成し、この葉書台紙を半折り二重層にする
    ことにより、半折り状態の葉書台紙の一片を連設端縁に
    形成し、葉書台紙の残りの三片を開放端縁に形成し、こ
    の開放端縁に沿って切断孔部と非切断部とを繰り返す
    条のミシン目を半折り状態の葉書台紙の一層側にのみ刻
    設し、該ミシン目の二か所のコーナー部の少なくとも一
    方には、前記ミシン目の切断孔部が位置して、コーナー
    部を軽く反らせると切り離し始端が起立して爪先で摘め
    るように構成し、該ミシン目と開放端縁とで挾まれた位
    置であって、葉書台紙の二層間の対向面部位置には糊層
    を介在させるようにしたことを特徴とするミシン目付き
    シール葉書。
JP1993073358U 1993-12-24 1993-12-24 ミシン目付きシール葉書 Expired - Lifetime JP2606898Y2 (ja)

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