JP4860344B2 - 簡易封筒 - Google Patents

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Description

本発明は、封緘及び開封する行為を容易に行い得る簡易封筒に関するものである。
一般的な封筒は、封筒表紙となる封筒表紙片と、封筒表紙片の一辺から連成された封緘片と、封筒表紙片の他三辺に夫々接合された封筒裏紙片とから構成されており、封緘片を裏側に折返して、封筒裏紙片と接着することにより封緘されるものとなっている。そして、封緘片又は封緘裏紙片のいずれか一方に、粘着層が形成され、容易に封緘できるものとしている。ここで、封緘する前に粘着層が別のものと接着してしまったり、粘着層の接着力が低下しないようにするために、例えば、粘着層をアドヘア糊などの自着性接着剤により形成したり、粘着層の表面に離型紙を貼っておくようにした構成が良く知られている。
一方、封緘された封筒を開封するには、封筒の端をハサミ等で切断するのであるが、この開封する行為を容易に行い得るようにした構成の封筒が種々提案されている。例えば特許文献1では、フラップ(封緘片)の両側端に粘着層を形成しない部分を設けると共に、封筒裏紙片の、フラップが接着される部分の両側に略L字状貫通縦切り目を夫々形成し、両縦切り目の間に、斜線状などの横切り目を一定間隔で形成した構成が提案されている。この構成は、フラップの一側方から指などを差し込んで、縦切り目及び横切り目に従って切断することにより、容易に開封可能となっている。
また、特許文献2では、封緘開封片(封緘片)の左右一方の側端に掴み片を設け、封筒裏紙片の、封緘開封片が接着される部分に沿ってカット目を設けた構成が提案されている。この構成は、掴み片を掴んで引張ることにより、カット目に従って切断することができ、容易に開封可能となっている。
特開2001−225847号公報 特開2002−193270号公報
上述した従来構成にあっては、開封する行為を、ハサミ等を使用することなく容易に行い得るようしたものであるが、封緘片と封筒裏紙片とを接着するための粘着層は、封緘片又は封筒裏紙片のいずれか一方に形成されており、上述したように、自着性接着剤により形成した構成や、その上面を被覆する離型紙が仮接着された構成となっている。
ところで、粘着層を、上述した自着性接着剤により形成した封筒にあっては、通常、離型紙を貼っていないため、封緘前では粘着層が露出した状態となっている。この封筒を多数重ねて積層したり、重ねた封筒の上から比較的重い物を載せたりすると、封筒の粘着層と該粘着層に接触した別の封筒とが密着して、封筒同士を接着してしまうことが懸念される。尚、封筒同士だけでなく、封緘前の封筒に、本などを載せておいた場合等でも、同様に、封筒の粘着層が本などと接着してしまう恐れもある。一方、粘着層の表面に、上述した離型紙を貼り付けた封筒にあっては、封緘する時に、離型紙を取り除くため、この離型紙が必ず廃棄物となってしまう。
本発明は、封緘前に粘着層が他の物と接着することなく、かつ離型紙等の廃棄物を生じないものであると共に、封緘及び開封する行為を容易に行い得る簡易封筒を提案するものである。
本発明は、矩形状をなし、その背面に、上辺に沿って離型層が形成された、封筒表面となる封筒表紙片と、封筒表紙片の離型層と剥離可能に仮接着される粘着層が形成され、仮接着された状態で、封筒表紙片の、離型層を少なくとも含む帯状上部に被着される封緘帯片と、封緘帯片を裏側へ折り込み可能かつ切断可能とする開封用折込線を介して、封緘帯片から下方へ連成され、封筒表紙片の帯状上部を除く主面部全体を裏側から覆って、封筒表紙片の下辺及び両側辺と夫々接合される下部裏紙片と、裏側へ折り込むための折込線を介して封筒表紙片の上辺から連成された上部裏紙片とを備えてなり、封緘帯片を開封用折込線から裏側へ折り込み、さらに、上部裏紙片を折込線から裏側へ折り込み、封緘帯片の粘着層と上部裏紙片とを接着することにより、封緘されるものであることを特徴とする簡易封筒である。
かかる構成にあっては、封筒表紙片の帯状上部に仮接着されている封緘帯片を、該帯状上部から引き剥がして裏側へ折り込むことにより、封筒表紙片の主面部と下部裏紙片との間に所定の封入物を挿入可能となり、挿入後に、上部裏紙片を裏側へ折り込んで封緘帯片の粘着層に接着することによって、封緘できるものである。このように、封緘帯片を折り込み、次に上部裏紙片を折り込むことによって、容易に封緘することができるのである。そして、封緘後に、封緘帯片と下部裏紙片とを連成する開封用折込線から切断することにより、容易に開封することができるのである。
本構成の簡易封筒は、封緘帯片が封筒表紙片の帯状上部に仮接着されている状態で、封緘するための粘着層が離型層によって保護されている。このように粘着層が露出していないことから、簡易封筒を多数積層して保管したり、本などの重量物を載せたりしても、その重量による加圧によって、封筒同士が接着したり、封筒が本などと接着してしまうことがない。さらに、封入物を封入して封緘するまで、粘着層が離型層によって保護されることから、粘着層の接着力の劣化を抑制することができるという利点も有する。
また、封緘帯片の粘着層は、前記のように封筒表紙片の離型層により保護されるため、上述した従来構成のように、粘着層を保護するための離型紙を必要としない。そして、本構成は、封緘帯片及び上部裏紙片を順次折り込み、両者を接着することにより封緘できるものであるから、この封緘する際に、前記した離型紙などの廃棄物を生じない。また、離型紙を粘着層に被着した構成のように、その製造工程で離型紙を貼る行為を要せず、生産性が向上すると共に生産コストを削減することも可能となる。
尚、本構成にあって、上部裏紙片および封緘帯片としては、両者が裏側に夫々折り込まれた状態で、封緘帯片のほぼ全面を上部裏紙片が覆うように、それぞれの形状寸法を設定することが好適に用い得る。これにより、封緘した後の、封筒裏面の外観が良くなる。
上述した簡易封筒にあって、封筒表紙片は、その帯状上部に、封緘帯片が被着した状態で粘着層が接着される、易切断線により囲繞された窓生成部を備えているものである構成が提案される。
かかる構成にあっては、封緘帯片を、封筒表紙片に仮接着された状態から裏側へ折り込むことにより、該封緘帯片の粘着層と接着した窓生成部が易切断線で封筒表紙片から切り離されて、該封筒表紙片に窓部が形成されるようになっている。この窓部からは、封入する物に記した宛名などを表出させることができる。すなわち、宛名などを表出可能な窓部を、封緘する際に、封緘帯片を裏側へ折り込むことにより容易に形成できるのである。さらに、封筒表紙片から切り離された窓生成部は、封緘帯片と接着されたまま一体的に裏側へ折り込まれて、封緘後も接着された状態で保持されることとなる。このため、封緘する際に、窓生成部が廃棄物とならないのである。
尚、この構成にあって、窓生成部は、封緘帯片が裏側に折り込まれた場合に、該封緘帯片の裏面側に存在することとなる。このように裏面側に在る窓生成部を、裏側へ折り込まれた上部裏紙片で覆い隠すことができるように、窓生成部の形成位置や寸法形状、上部裏紙片の寸法形状を設定した構成が好適である。
本発明は、上述したように、上辺に沿って離型層が形成された帯状上部を備えた封筒表紙片と、離型層と仮接着される粘着層が形成され、仮接着された状態で帯状上部に被着される封緘帯片と、封緘帯片から開封用折込線を介して下方に連成され、封筒表紙片の主面部全体を覆い、封筒表紙片の下辺と両側辺に接合された下部裏紙片と、折込線を介して封筒表紙片から上方へ連成された上部裏紙片とを備えてなり、封緘帯片と上部裏紙片とを順次裏側へ折り込み、封緘帯片の粘着層に上部裏紙片を接着することによって、封緘されるものとしたから、容易に封緘することができると共に、封緘後に開封用折込線から切断することにより、容易に開封することができる。また、封緘するための粘着層を、封筒表紙片の離型層に仮接着して保護していることから、多数積層して保管したり、重量物を載せたりした場合にも、粘着層が他の物と接着することが無い。さらに、粘着層を保護するための離型紙を必要としないため、封緘時に該離型紙などの廃棄物が生まれない。
ここで、封筒表紙片が、その帯状上部に、封緘帯片が被着した状態で粘着層が接着される、易切断線により囲繞された窓生成部を備えたものである構成にあっては、封緘帯片を裏側へ折り込むことにより、窓生成部が封筒表紙片から切り離され、該封筒表紙片に窓部を形成できる。そして、窓生成部は、封緘後も封緘帯片と接着した状態で保持されるため、封緘する際に廃棄物とならない。
本発明の実施例を添付図面を用いて説明する。
図1,2に、本実施例の簡易封筒1の、封緘する行為を行う前の状態(いわゆる、使用前状態)を示す。この簡易封筒1は、封筒表紙片2、上部裏紙片3、下部裏紙片4、封緘帯片5とから構成されている。
簡易封筒1を構成する封筒表紙片2は、封筒表紙となるものであって、裏面視した右上部位置に、易切断線12により囲繞された窓生成部11が形成されている。ここで、易切断線12は、ミシン目からなり、窓生成部11を封筒表紙片2から容易に切り離すことができるように形成されている。また、封筒表紙片2の背面には、前記窓生成部11の左右両側に、この封筒表紙片2の上辺に沿って離型層14a,14bが形成されている。この離型層14a,14bは、後述する封緘帯片5に形成された粘着層20a,20bと剥離可能となる材料が塗布されて設けられている。
上記した封筒表紙片2には、上記した窓生成部11及び離型層14a,14bの下方となる下部領域を裏側(背面側)から覆うように下部裏紙片4が接合されている。この下部裏紙片4が接合された下部領域が、封筒表紙片2の主面部2bである。そして、下部裏紙片4は、主面部2bで、封筒表紙片2の下辺及び両側辺と所定の接着剤24により夫々接着されている。封筒表紙片2の主面部2bと下部裏紙片4とによって、上方を開口する袋状挿入部19(図2(B)参照)が形成されている。袋状挿入部19には、後述するように、封緘帯片5が裏側へ折り込まれた状態で、所定の封入物30を挿入可能となっている。
上記した下部裏紙片4には、ミシン目に形成された開封用折込線16を介して、封緘帯片5が上方へ連成されている。この開封用折込線16は、封緘帯片5を裏側へ折り込み可能とすると共に、封緘帯片5を下部裏紙片4から容易に切断可能とするように形成されている。封緘帯片5は、封筒表紙片2と対向する内面に、上記した封筒表紙片2の離型層14a,14bと剥離可能に仮接着される粘着層20a,20bが形成されている。さらに、同じ内面に、上記した封筒表紙片2の窓生成部11に接着される粘着層20cも形成されている。すなわち、封緘帯片5は、その粘着層20a,20bが封筒表紙片2の離型層14a,14bに仮接着された状態で、封筒表紙片2の主面部2b上側領域である帯状上部2aに被着されている。尚、この被着された状態で、封緘帯片5の粘着層20cは窓生成部11と接着されている。
また、上記した封筒表紙片2には、ミシン目に形成された折込線10を介して、上方に上部裏紙片3が連成されている。すなわち、封筒表紙片2の上辺が折込線10となっている。この折込線10は、上部裏紙片3を裏側へ折り込み可能とするように形成されている。尚、上部裏紙片3は、封緘帯片5を裏側へ折り込んだ後に、裏側へ折り込まれることによって、封緘帯片5の粘着層20a,20bと接着できるように、その寸法形状が設定されている。
次に、上述した簡易封筒1を封緘する手順について説明する。
図1,2のように、封緘行為を行う前の状態(使用前状態)の簡易封筒1を準備する。そして、封筒表紙片2の帯状上部2aに被着されている封緘帯片5を、帯状上部2aから引き剥がして、図3,4のように、開封用折込線16から裏側へ折り込む。ここで、封緘帯片5の粘着層20a,20bは、帯状上部2aの離型層14a,14bから比較的容易に剥離される。また、封筒表紙片2の窓生成部11は、封緘帯片5の粘着層20cに接着されていることから、封緘帯片5が封筒表紙片2から引き剥がされることにより、易切断線12で切断されて、封筒表紙片2から切り離される。これにより、封筒表紙片2には、窓生成部11が取り除かれたことにより開口する窓部22が形成される。このように裏側へ折り込んだ封緘帯片5は、下部裏紙片4の裏面に重ねた状態で、粘着層20a,20bを裏面側に露出している。また、窓生成部11は、裏面側で、封緘帯片5に接着されたまま存在する。
封緘帯片5を裏側に折り込むことにより、封筒表紙片2の主面部2bと下部裏紙片4とにより形成された袋状挿入部19が挿入可能な状態となる(図4参照)。そして、この袋状挿入部19に所定の封入物30を挿入する。ここで、封入物30は、袋状挿入部19から上方へはみ出すように挿入されており、挿入された状態で封筒表紙片2の窓部22から表出する位置に、宛名を記載している。すなわち、封入物30を挿入することによって、封筒表面の窓部22に宛名が表出する。
このように封入物30を袋状挿入部19に挿入した後、図5,6のように、上部裏紙片3を、折込線10から裏側へ折り込む。そして、上部裏紙片3を、先に裏側に折り込まれている封緘帯片5に裏側から重ねて、封緘帯片5の粘着層20a,20bと接着する。これにより、簡易封筒1が封緘されたこととなる。この封緘された状態が、本実施例の簡易封筒1の、発送(投函)可能な状態である。尚、本実施例の簡易封筒1にあっては、封入物30を、上記した袋状挿入部19内だけでなく、封緘された状態で帯状上部2aと上部裏紙片3とにより挟まれた部分でも、封入できるものとなっている。
次に、上述したように封緘された簡易封筒1を開封する手順について説明する。上部裏紙片3と封緘帯片5とが接着されて封緘されている状態にあって、封緘帯片5と下部裏紙片4とを連成する開封用折込線16を切断する。この開封用折込線16は、上述したように、比較的容易に切断可能とするミシン目から形成されているから、ハサミ等を用いることなく切断することができ得る。図7,8のように、開封用折込線16を切断して、封緘帯片5が接着されている上部裏紙片3を、折込線10から上方へ折り戻す。これにより、袋状挿入部19(図4参照)に挿入した封入物30を取り出すことができる。このように、封緘された簡易封筒1は、開封用折込線16を切断することにより、容易に開封できるのである。
このように、本発明にかかる簡易封筒1は、封緘帯片5と上部裏紙片3とにより封緘するようにしたものであり、封緘する行為を行う前の状態(使用前状態)で、封緘帯片5の粘着層20a,20bを、封筒表紙片2の離型層14a,14bに仮接着しておくことにより保護している。使用前状態では粘着層20a,20bが露出していないことから、この簡易封筒1を多数積層して保管したり、その上に重量物などを載せたりしても、その重量による加圧によって、簡易封筒1同士が接着してしまったり、簡易封筒1と重量物とが接着してしまうことがない。また、この簡易封筒1では、粘着層20a,20bを離型層14a,14bによって保護しているから、該粘着層20a,20bを保護するための離型紙などを必要としない。そのため、上述した従来の、離型紙で粘着層を保護した構成のように、封緘時に離型紙が廃棄物として生じることが、本実施例の簡易封筒1では無い。さらに、簡易封筒1は、封緘するまでに、廃棄物を生じないのである。
さらに、この簡易封筒1では、封筒表紙片2に易切断線12で囲繞された窓生成部11を形成し、この窓生成部11の背面に、封緘帯片5の粘着層20cを接着したものであり、封緘帯片5を折り込むことによって、封筒表紙片2に窓部22を形成するようになっている。封筒表紙片2に形成した窓生成部11は、封緘帯片5に接着されることから、該封緘帯片5が裏側へ折り込まれて上部裏紙片3と接着されて封緘された状態でも、封緘帯片5と一体的に維持されている。したがって、この窓生成部11を、封緘する際に廃棄物として処理する必要がない。すなわち、簡易封筒1は、封緘する行為で、廃棄物を生じないのである。
尚、封入物30としては、主に送るべき封入物と、窓部22から表出する宛名などを記した表出用の紙片とに分けたものとしても良い。このような表出用の紙片を同封することにより、封入物は、簡易封筒1に封入可能な範囲内で様々なサイズのものでよいこととなる。ここで、本実施例の構成では、上述したように、上部裏紙片3と封筒表紙片2の帯状上部2aとに挟まれた部分でも封入することができるものである。そのため、封入物は、袋状挿入部19内に完全に収容されるものでも、部分的に袋状挿入部19から上方へはみでてしまうもののいずれであっても封入可能となっている。
上述した実施例にあって、上部裏紙片を、封緘帯片と接着した場合に、該封緘帯片の外辺と上部裏紙片の外辺とが揃うように、その寸法形状を設定した構成とすることもできる。この構成では、封緘帯片に接着した窓生成部が上部裏紙片により完全に隠れるため、封緘した状態で裏面側の外観が良くなる。
上述した実施例の簡易封筒1にあっては、封緘する行為を行う前の状態で、封緘帯片5が封筒表紙片2の帯状上部2aに被着しており、その裏側に上部裏紙片3が折り込まれた形態としておくこともできる。このように上部裏紙片3が折り込まれた形態とすることにより、使用前状態で簡易封筒1の面積が小さくなるため、保管し易くなる。この形態から封緘する手順としては、一旦上部裏紙片3を上方へ折り戻した後、上記した手順に従って封緘することとなる。
上述した実施例にあっては、封筒表紙片2の帯状上部2aに、窓生成部11を設け、その左右両側に離型層14a,14bを設けた構成であるが、この他の構成として、例えば、帯状上部2aの、窓生成部11の上側となる部分に、上辺に沿った一直線状の離型層を設けた構成とすることもできる。この構成では、封緘帯片に、前記した離型層に仮接着される粘着層が一直線状に設けられる。これにより、上部裏紙片と封緘帯片とが両側端間で連続して接着して封緘されるため、封緘された使用状態を安定して保持する作用が向上する。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で適宜用いることができる。例えば、下部裏紙片4が、封筒表紙片2と同じ一枚の紙片からなるものとし、封筒表紙片2の下辺から裏側へ折り込まれて主面部2bを覆って、その両側辺を接着することにより接合されたものとしても良い。また、窓生成部11を形成しない構成とすることもできる。
本実施例の簡易封筒1を表す裏面図である。 簡易封筒1の、図1で示した(A)x−x断面図と(B)y−y断面図である。 簡易封筒1の封緘帯片5を裏側へ折り込んだ状態を表す裏面図である。 図3で示したw−w断面図である。 簡易封筒1を封緘した状態(使用状態)を表す裏面図である。 図5で示したp−p断面図である。 封緘した簡易封筒1を開封した状態を表す裏面図である。 図7で示したt−t断面図である。
符号の説明
1 簡易封筒
2 封筒表紙片
2a 帯状上部
2b 主面部
3 上部裏紙片
4 下部裏紙片
5 封緘帯片
10 折込線
11 窓生成部
12 易切断線
14a,14b 離型層
20a,20b,20c 粘着層
22 窓部

Claims (2)

  1. 矩形状をなし、その背面に、上辺に沿って離型層が形成された、封筒表面となる封筒表紙片と、
    封筒表紙片の離型層と剥離可能に仮接着される粘着層が形成され、仮接着された状態で、封筒表紙片の、離型層を少なくとも含む帯状上部に被着される封緘帯片と、
    封緘帯片を裏側へ折り込み可能かつ切断可能とする開封用折込線を介して、封緘帯片から下方へ連成され、封筒表紙片の帯状上部を除く主面部全体を裏側から覆って、封筒表紙片の下辺及び両側辺と夫々接合される下部裏紙片と、
    裏側へ折り込むための折込線を介して封筒表紙片の上辺から連成された上部裏紙片と
    を備えてなり、
    封緘帯片を開封用折込線から裏側へ折り込み、さらに、上部裏紙片を折込線から裏側へ折り込み、封緘帯片の粘着層と上部裏紙片とを接着することにより、封緘されるものであることを特徴とする簡易封筒。
  2. 封筒表紙片は、その帯状上部に、封緘帯片が被着した状態で粘着層が接着される、易切断線により囲繞された窓生成部を備えているものである請求項1に記載の簡易封筒。
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