JP3105591U - 貼り付け用封筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本考案はダンボール箱詰め包装品など被送付物の表面に貼り付け、伝票、小物、部品などを被送付物と同時送付する目的に用いられる貼り付け用封筒であって、輸送中は封止され、到着後に書類取り出しが容易な貼り付け用封筒を得ることを課題とする。
【解決手段】 上シート11が透明又は半透明であり、粘着剤層13を形成したシート片12と上シートを重ね合わせその四周縁の中で四辺または三辺を接着した封筒であり、上シート11に2本の開封用ミシン目61a、61bを設け、さらに、当該ミシン目に挟まれる領域に指掛り手段(切り込み線71又は開放端部82)を形成した。
【選択図】図1

Description

本考案はダンボール箱詰め包装品、封筒封入物など被送付物の表面に貼り付け、伝票、小物、部品などを被送付物と同時送付する目的に用いられる貼り付け用封筒に関するものである。
商品の納品明細書などの書類が封入可能な収納部付発送伝票として、上紙と、粘着紙である下紙を重畳し、その四周縁を接着して袋とし(以下四辺接着形という)、当該下紙に書類挿入口を設け、かつ、上紙に1本のミシン目を形成した収納部付発送伝票が知られている(例えば特許文献1参照)。
上記と同様の構成であるがミシン目がなく、上紙と下紙をポリエチレンシートで作成した四辺接着形貼り付け用封筒も使用されている。
さらに、方形のポリエチレンシートに粘着加工をして剥離紙を貼り合せ、ポリエチレンシートである上シートを重畳し、その三周縁をヒートシール加工により貼り合せて袋とした(以下三辺接着形という)貼り付け用封筒も使用されている。
実開平2−46657号公報
四辺接着形の貼り付け用封筒は、書類挿入口から伝票などの書類を入れ剥離紙を取り除いてダンボール箱などに貼り付けて使用される。三辺接着形の貼り付け用封筒は、封止されていない一辺から書類を入れ剥離紙を取り除いて、当該一辺を裏側(粘着加工側)に1〜2cm折り返してダンボール箱などに貼り付けて使用される。いずれの場合も、輸送中に書類などの紛失をなくすため出口が無い状態で貼り付け使用される。
送付物到着後に、書類などを取り出す場合には、貼り付けられた封筒を開封しなければならない。しかし、当該封筒は上手に破ることが困難であり、また無理やり開封すると書類も一緒に破れるなどの不都合がある。また、特許文献1に記載された1本ミシン目付の伝票にあっても、その開封にはナイフ、爪などを使用して切開しなければならず、開封時に書類が傷つくこともある。
そこで、本考案は、輸送中は封止され、到着後に書類取り出しが容易な貼り付け用封筒を得ることを課題とする。
本考案にかかる貼り付け用封筒は、上シートに2本の開封用ミシン目を設け、さらに、当該ミシン目に挟まれる領域に指掛り手段(切り込み線又は開放端)を設けたことを要旨とする。
請求項1にかかる考案は、透明又は半透明で略方形の上シート、前記上シートと略同一形状、略同一大きさのシート片と剥離紙からなり、前記シート片の裏面の略全面に粘着剤層を形成して、前記剥離紙を貼り合せて下シートとし、前記下シートに収納書類の挿入口を設け、前記上シートに略平行で相互の間隔が3mm以上30mm以下の2本の開封用ミシン目を形成し、前記2本の開封用ミシン目を結ぶ切り込み線を設け、前記シート片の表面に前記上シートを重ねて各々のシートが対面する四周縁部分を接着手段により接着した貼り付け用封筒である。
略言すれば、四辺接着形の貼り付け用封筒に2本の開封用ミシン目を設け、かつ、当該ミシン目を結ぶ切り込み線を設けた(以下ミシン目間切り込み形という)ものである。
当該切り込み線を指掛りとして、ミシン目に沿って上シートを破ることができるので、開封操作が容易となる。
請求項2にかかる考案は、透明又は半透明で略方形の上シート、前記上シートと略同一形状、略同一大きさのシート片と剥離紙からなり、前記シート片の裏面の略全面に粘着剤層を形成して、前記剥離紙を貼り合せて下シートとし、前記下シートに収納書類の挿入口を設け、前記上シートに略平行で相互の間隔が3mm以上30mm以下の2本のミシン目であって対向する辺を結ぶ2本の開封用ミシン目を形成し、前記シート片の表面に前記上シートを重ねて各々のシートが対面する四周縁部分であって、前記2本の開封用ミシン目の両端部近傍であり2本の開封用ミシン目に挟まれた2つの部分のなかから選択される一方部分を除いた四周縁部分を、接着手段により接着した貼り付け用封筒である。
略言すれば、四辺接着形の貼り付け用封筒に2本の開封用ミシン目を設け、かつ、当該ミシン目に挟まれる帯状部分の端部は非接着(開放)とした(以下ミシン目端開放形という)ものである。
当該開放部分を指掛りとして、ミシン目に沿って上シートを破ることができるので、開封操作が容易となる。
本考案において、開放部分は、ミシン目に挟まれる帯状部分の両端部のいずれか一方端部に設ければよいが、両端部に設けてもよい。
請求項3にかかる考案は、透明又は半透明で略方形の上シート、前記上シートと略同一形状、略同一大きさのシート片と剥離紙からなり、前記シート片の裏面の略全面に粘着剤層を形成して、前記剥離紙を貼り合せて下シートとし、前記上シートの一の辺を収納書類の挿入口として、前記上シートに略平行で相互の間隔が3mm以上30mm以下の2本の開封用ミシン目を形成し、前記2本の開封用ミシン目を結ぶ切り込み線を設け、前記シート片の表面に前記上シートを重ねて各々のシートが対面する四周縁部分であって、前記上シートの前記一の辺部分を除いた部分を接着手段により接着した貼り付け用封筒である。
略言すれば、三辺接着形の貼り付け用封筒にミシン目間切り込み形を適用したものである。
当該切り込み線を指掛りとして、ミシン目に沿って上シートを破ることができるので、開封操作が容易となる。
請求項4にかかる考案は、透明又は半透明で略方形の上シート、前記上シートと略同一形状、略同一大きさのシート片と剥離紙からなり、前記シート片の表面の略全面に粘着剤層を形成して、前記剥離紙を貼り合せて下シートとし、前記上シートの一の辺を収納書類の挿入口として、前記上シートに、前記挿入口である一の辺と直交する2辺を結ぶ、略平行で相互の間隔が3mm以上30mm以下の2本の開封用ミシン目を形成し、前記シート片の表面に前記上シートを重ねて、各々のシートが対面する四周縁部分であって、前記上シートの前記一の辺部分を除き、さらに、前記2本の開封用ミシン目の両端部近傍であり2本の開封用ミシン目に挟まれた2つの部分のなかから選択される一方部分を除いた四周縁部分を、接着手段により接着した貼り付け用封筒である。
略言すれば、三辺接着形の貼り付け用封筒に上記にミシン目端開放形を適用したものである。
当該開放部分を指掛りとして、ミシン目に沿って上シートを破ることができるので、開封操作が容易となる。
本考案において、2本のミシン目は、収納書類の挿入口となる非接着の一辺と略平行に設ける。開放部分は、ミシン目に挟まれる帯状部分の両端部のいずれか一方端部に設ければよいが、両端部に設けてもよい。
請求項5にかかる本考案は、透明又は半透明で略方形の上シート、前記上シートと略同一形状、略同一大きさのシート片と剥離紙からなり、前記シート片の表面の略全面に粘着剤層を形成して、前記剥離紙を貼り合せて下シートとし、前記上シートの一の辺を収納書類の挿入口として、前記上シートに、前記挿入口である一の辺と対向する他の辺間を結ぶ、略平行で相互の間隔が3mm以上30mm以下の2本の開封用ミシン目を形成し、前記シート片の表面に前記上シートを重ねて、各々のシートが対面する四周縁部分であって、前記上シートの前記一の辺部分を除き、さらに、前記2本の開封用ミシン目の両端部近傍を除いた四周縁部分を、接着手段により接着した貼り付け用封筒である。
略言すれば、三辺接着形の貼り付け用封筒に上記にミシン目端開放形を適用したものである。
当該開放部分を指掛りとして、ミシン目に沿って上シートを破ることができるので、開封操作が容易となる。
本考案において、2本のミシン目は、収納書類の挿入口となる非接着の一辺と略垂直に設ける。開放端は、収納書類の挿入口である開放辺の対辺部分に設ける。
請求項1乃至5いずれか記載の貼り付け用封筒の好ましい実施態様にあっては、前記上シートと前記下シートは熱溶融性の樹脂からなり、前記接着手段は、加熱融着であってもよい。
本実施態様によれば、接着加工工程が簡便となる効果がある。
本考案及びその好ましい実施態様は可能な限り組み合わせて実施することができる。
本考案により、輸送中は封止され、到着後に書類取り出しが容易な貼り付け用封筒を得ることができる。
本考案において、2本のミシン目の間隔は、上シートを帯状に切り裂くために相応しい幅に設ける。従って、通常、相互の間隔が3mm以上30mm以下であり、好ましくは5mm以上25mm以下である。
また、2本のミシン目は平行に形成することが好ましいが、必ずしも厳密な平行線である必要はなく、上シートがミシン目間で帯状に切り裂かれるものであればよい。
ミシン目とは、短い間隔のカットとアンカットを交互に連続した切断線(例えばマイクロミシン線)、相対的に長いカットと相対的に短いアンカットを交互に規則的に連続した切断線(例えば一点鎖線状、二点鎖線状切断線)などを意味する。上シートの材質、強度に応じて適宜のミシン目を使用することができる。例えば、厚さ40μmのポリエチレンシートを用いる場合には、カット4mmとアンカット1mmを交互に規則的に連続することができる。
本考案において、略方形とは、長方形、正方形、角を丸くした長方形、角を丸くした正方形、これらの辺の一部が外側に拡がった形状、これらの辺の一部が内側にへこんだ形状などをいう。上シートの大きさは、封筒内に収納する書類の大きさに応じて、任意の大きさにすることができる。
上シートとシート片は、同一形状、同一大きさであることが好ましいが、一方が他方よりも一回り大きくてもよい。特に三辺接着形の場合には、封止を完全にするために、収納書類の挿入口となる一辺部分で、上シートがシート片の端部よりもはみ出す大きさであることが好ましい。
下シートに形成する粘着剤層は、貼り付け用封筒が輸送中にはずれることがない強度になるように設計される。従って下シートの全面に形成することが好ましいが、中央部分に粘着剤層が無くてもよく、また、対辺の中間部分を結ぶ帯状部分は粘着剤層がなくてもよい。さらには、粘着剤層は、散点状、格子状に形成されてもよい。
粘着剤層は公知の粘着剤(例えば、アクリル系、ゴム系、ウレタン系など)を使用して粘着剤層を形成することができる。好ましくはアクリル系の粘着剤を使用する粘着剤層である。
剥離紙は、公知の剥離紙が使用でき、通常、紙の表面に剥離処理を施したものである。剥離処理として、シリコン樹脂被覆、フッ素樹脂被覆又はアミンベースの剥離剤の被覆が使用できる。また、表面にエンボス加工又はブラフト加工若しくは被覆剤に微粒子を添加する加工を施した紙などが使用出来る。
剥離紙には、剥離を容易にするために切断線を形成してもよい。
剥離紙はシート片の粘着剤層を全て覆う形状、大きさが必要である。また、シート片及び/又は上シートよりも一回り大きな大きさであってもよい。
上シートと下シートの四周縁部分を接着する接着手段としては、接着剤を使用することができ、また、両シートの素材として熱溶融性の素材を選択する場合には、加熱融着することができる。接着剤としては、両シートの素材に応じた公知の接着剤を使用することができる。例えば、ポリビニルアルコール、澱粉などからなる糊、前記の粘着剤などである。
接着する幅は、通常2mm〜6mm程度である。また、接着部分は周辺に近いことが好ましいが、必ずしも四周辺を含む必要はなく、加工の便宜に従い、四周辺から内側に一定距離(例えば5mm程度)離れた線上から内側に上述した幅の部分を接着してもよい。
上シートの素材としては、樹脂、トレーシングペーパーなどが使用できる。樹脂は通常、オレフィン系、エステル系の樹脂である。オレフィン系の樹脂としてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルなどが挙げられる。エステル系の樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレートなどが挙げられる。強度、柔軟性、加熱融着の便宜、調達の容易性などからポリエチレンが好ましい。さらに、例えばL乳酸ポリマーなどの生分解性樹脂を使用することも出来る。
シート片の素材としては、紙、また、前記上シートと同一の素材を用いることができる。紙としてはコート紙、上質紙、クラフト紙、その他の紙類が使用できる。
四辺接着形の場合に、下シートに設ける収納書類の挿入口は、適宜の形状の挿入口が使用できる。例えばシート片にスリットを設ける形状である。また、帯状、星状の切り抜きを設けてもよい。スリットを設ける場合には、当該スリットは、前記剥離紙の切り込み線と重なる位置にあってもよく、異なる位置にあってもよい。加工の容易性から重なる位置に設けることが好ましい。
ミシン目切り込み形にあっては、切り込みは、ミシン目に挟まれる帯状部分の両端部のいずれか一端部又は両端部の接着部分を除く位置にあればよい。
以下に実施例により、本考案にかかる貼り付け用封筒をさらに説明する。この考案の実施例に記載されている部材や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載のない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、貼り付け用封筒−1の説明図である。(a)は表面図、(b)は底面図、(c)は断面図である。貼り付け用封筒−1は、四辺接着形及びミシン目間切り込み形貼り付け用封筒の実施例である。
貼り付け用封筒−1(1)は上シート11と下シート17からなる。上シート11は透明なポリエチレンシート(厚さ40μm)であり、その形状は長方形である。下シート17は、シート片12と剥離紙16からなる。シート片12は、上シート11と材質、厚さ、形状及び大きさが同一である。シート片12の下面全面に粘着剤層13を形成している。粘着剤はアクリル系の樹脂である。
剥離紙16は、上質紙である剥離原紙14の一方表面にシリコン樹脂層からなる剥離剤層15を形成したものである。下シート17はシート片12の粘着剤層13に剥離紙16を貼り合せたものである。
31、32は上シート11の長辺であり、33、34は短辺である。上シート11と下シート17は重ね合わされ、接着部21で加熱融着されている。接着部21は、長辺31、32と短辺33、34から内側に4mmの位置から開始し、さらに内側に4mmの幅であり、四周縁を取り囲んでいる。上シート11には2本のミシン目61a、61bが相互に平行して形成されている。また、ミシン目61a、61bは短辺34と平行であり、長辺31と長辺32間を結んでいる。ミシン目61a、61bはカット4mm、アンカット1mmが規則的に連続している。その間隔は20mmである。71は切り込み線であり、ミシン目61aとミシン目61bを結んでいる。
剥離紙16には、剥離のための切り込み19が形成されている。シート片12には収納書類の挿入口であるスリット18が形成されている。
切り込み19とスリット18は同一線上に重なって形成されているが、底面図(b)、断面図(c)では、理解の容易化のためスリット18の位置を紙面左側に移動して図示している。
貼り付け用封筒−1(1)の使用法を説明する。まず、スリット18から収納書類22を袋部分に挿入する。本例では収納書類22は、宛名票と納品伝票が重ね合わされた伝票である。次に切り込み19を手掛かりにして、剥離紙16を取り除き、配送品の表面に貼り付け用封筒−1を貼り付ける。上シート11は透明であり、宛名票記載文字が視認できるので、配送品が届け先に配送される。
配送品受取人は、切り込み線71を指掛かりにして、ミシン目61a、61bに挟まれた帯状部分を切り取る。これにより形成される上シートの隙間から収納書類22を取り出す。
なお、ミシン目61a、61bは、短辺33と短辺34間を結ぶ方向に設けてもよい。
本例では、上シートの寸法は、250mm×144mmとした。
図2は、貼り付け用封筒−2の説明図である。(a)は表面図、(b)は底面図である。貼り付け用封筒−2(2)は、四辺接着形及びミシン目端開放形貼り付け用封筒の実施例である。
貼り付け用封筒−1と同一部分、同一部材には同一の図番号を付与している。また、上シート11と下シート17の材料、大きさおよび積層構造は、貼り付け用封筒−1と同一である。
上シート11には2本のミシン目62a、62bが相互に平行に形成されている。また、ミシン目62a、62bは短辺38と平行であり、長辺35と長辺36間を結んでいる。ミシン目62a、62bはカット4mm、アンカット1mmが規則的に連続している。その間隔は20mmである。
ミシン目62a、62bに挟まれる帯状部分の両端部82、72のなかの一方端部82は、接着部21が形成されず開放端となっている。
貼り付け用封筒−2(2)の使用法を説明する。まず、スリット18から収納書類を袋部分に挿入する。次に切り込み19を手掛かりにして、剥離紙16を取り除き、配送品の表面に貼り付け用封筒−2を貼り付け、配送品を届け先に配送する。
配送品受取人は、開放端82を指掛かりにして、ミシン目62a、62bに挟まれた帯状部分を切り取る。これにより形成される上シートの隙間から収納書類を取り出す。
なお、開放端は他方端部72部分に形成してもよい。また、両端部82、72共に接着部21を設けない開放端としてもよい。さらに、ミシン目62a、62bは、短辺37と短辺38間を結ぶ方向に設けてもよい
図3は、貼り付け用封筒−3の説明図である。(a)は表面図、(b)は底面図、(c)は断面図である。貼り付け用封筒−3(3)は、三辺接着形及びミシン目間切り込み形貼り付け用封筒の実施例である。
貼り付け用封筒−1と同一部分、同一部材には同一の図番号を付与している。また、上シート11と下シート17の材料は貼り付け用封筒−1と同一である。
39、40は上シート11の長辺であり、41、42は短辺である。上シート11と下シート17は重ね合わされ、接着部21で加熱融着されている。接着部21は、長辺39、40と短辺42の周囲にある。短辺41は接着部の無い開放端となっている。開放端は収納書類の挿入口である。
開放端では、上シート11の短辺41と剥離紙16の辺23が重なり、シート片12の辺24は短辺41から内側に10mmの位置にある。これは、書類挿入時と剥離紙剥離時の指掛りとし、さらに封止を完全にするためである。
上シート11には2本のミシン目63a、63bが相互に平行に形成されている。また、ミシン目63a、63bは短辺42と平行であり、長辺39と長辺40間を結んでいる。73は切り込み線であり、ミシン目63aとミシン目63bを結んでいる。
本例では、上シートの寸法は、250mm×125mmとした。
上記説明した以外は、貼り付け用封筒−3の積層構造などは、貼り付け用封筒−1と同一である。
貼り付け用封筒−3(3)の使用法を説明する。まず、開放辺である短辺41から収納書類22を袋部分に挿入する。本例では収納書類22は、宛名票と納品伝票が重ね合わされた伝票である。次に剥離紙16を取り除き、短辺41側を10〜20mm程度粘着剤側に折り返して、配送品の表面に、貼り付け用封筒−3を貼り付ける。
図4は、貼り付け用封筒−3の貼り付け状態を示す説明図である。
上シートの短辺41の周縁(矢印26で示す)がシート片12の粘着剤層13に粘着し、貼り付け用封筒−3が封止される。図中25は配送品の表面である。
上シート11は透明であり、宛名票記載文字が視認できるので、配送品が届け先に配送される。配送品受取人は、切り込み線73を指掛かりにして、ミシン目63a、63bに挟まれた帯状部分を切り取る。これにより形成される上シートの隙間から収納書類22を取り出す。
なお、ミシン目63a、63bは、短辺41と短辺42間を結ぶ方向に設けてもよい。この場合には、切り込み線73は、折り込み封止時であっても表面に表れるように、開放片から一定距離(例えば30mm程度)以上を離して形成される。
図5は、貼り付け用封筒−4の説明表面図である。貼り付け用封筒−4(4)は、三辺接着形及びミシン目端開放形貼り付け用封筒の一の実施例である。
貼り付け用封筒−3と同一部分、同一部材には同一の図番号を付与している。また、上シート11と下シート17の材料、大きさ、積層構造は貼り付け用封筒−3と同一である。
上シート11には2本のミシン目64a、64bが相互に平行に形成されている。また、ミシン目64a、64bは短辺46と平行であり、長辺43と長辺44間を結んでいる。ミシン目64a、64bはカット4mm、アンカット1mmが規則的に連続している。その間隔は20mmである。
ミシン目64a、64bに挟まれる帯状部分の両端部84、74のなかの一方端部84は、接着部21が形成されず開放端となっている。
貼り付け用封筒−4の使用法を説明する。開放辺である短辺45から収納書類を袋部分に挿入する。次に剥離紙を取り除き、配送品の表面に貼り付け用封筒−4を貼り付け、配送品を届け先に配送する。
配送品受取人は、開放端84を指掛かりにして、ミシン目64a、64bに挟まれた帯状部分を切り取る。これにより形成される上シートの隙間から収納書類を取り出す。
なお、開放端は他方端部74部分に形成してもよい。また、両端部84、74共に接着部21を設けない開放端としてもよい。
図6は、貼り付け用封筒−5の説明表面図である。貼り付け用封筒−5(5)は、三辺接着形及びミシン目端開放形貼り付け用封筒の他の実施例である。
貼り付け用封筒−3と同一部分、同一部材には同一の図番号を付与している。また、上シート11と下シート17の材料、大きさ、積層構造は貼り付け用封筒−3と同一である。
上シート11には2本のミシン目65a、65bが相互に平行して形成されている。また、ミシン目65a、65bは長辺47と平行であり、短辺49と短辺50間を結んでいる。ミシン目65a、65bはカット4mm、アンカット1mmが規則的に連続している。その間隔は20mmである。
ミシン目65a、65bに挟まれる帯状部分の一方端部85は、接着部21が形成されず開放端となっている。また、他方端部75は開放端である短辺49と共通であり、同じく開放端である。
貼り付け用封筒−5の使用法を説明する。開放辺である短辺49から収納書類を袋部分に挿入する。次に剥離紙を取り除き、配送品の表面に貼り付け用封筒−5を貼り付け、配送品を届け先に配送する。
配送品受取人は、開放端85を指掛かりにして、ミシン目65a、65bに挟まれた帯状部分を切り取る。これにより形成される上シートの隙間から収納書類を取り出す。
本考案にかかる貼り付け用封筒は、被送付物の表面に貼り付け、伝票、小物、部品などを被送付物と同時送付する目的に用いることができる。特に、上シートが透明又は半透明であり、宛先伝票を被送付物の表面に貼り付けて、同時送付する用途に好適である。
貼り付け用封筒−1の説明図であり、(a)は表面図、(b)は底面図、(c)は断面図である。 貼り付け用封筒−2の説明図であり、(a)は表面図、(b)は底面図である。 貼り付け用封筒−3の説明図であり、(a)は表面図、(b)は底面図、(c)は断面図である。 貼り付け用封筒−3の貼り付け状態を示す説明図である。 貼り付け用封筒−4の説明表面図である 貼り付け用封筒−5の説明表面図である。
符号の説明
1 貼り付け用封筒−1
2 貼り付け用封筒−2
3 貼り付け用封筒−3
4 貼り付け用封筒−4
5 貼り付け用封筒−5
11 上シート
17 下シート
18 収納書類の挿入口であるスリット
21 接着部
61a、61b、62a、62b、63a、63b、64a、64b、65a、65b ミシン目
71、73 切り込み線
41、45、49 開放辺である短辺

Claims (6)

  1. 透明又は半透明で略方形の上シート、前記上シートと略同一形状、略同一大きさのシート片と剥離紙からなり、
    前記シート片の裏面の略全面に粘着剤層を形成して、前記剥離紙を貼り合せて下シートとし、
    前記下シートに収納書類の挿入口を設け、
    前記上シートに、略平行で相互の間隔が3mm以上30mm以下の2本の開封用ミシン目を形成し、前記2本の開封用ミシン目を結ぶ切込み線を設け、前記シート片の表面に前記上シートを重ねて各々のシートが対面する四周縁部分を接着手段により接着した貼り付け用封筒。
  2. 透明又は半透明で略方形の上シート、前記上シートと略同一形状、略同一大きさのシート片と剥離紙からなり、
    前記シート片の裏面の略全面に粘着剤層を形成して、前記剥離紙を貼り合せて下シートとし、
    前記下シートに収納書類の挿入口を設け、
    前記上シートに略平行で相互の間隔が3mm以上30mm以下の2本のミシン目であって対向する辺を結ぶ2本の開封用ミシン目を形成し、前記シート片の表面に前記上シートを重ねて各々のシートが対面する四周縁部分であって、前記2本の開封用ミシン目の両端部近傍であり2本の開封用ミシン目に挟まれた2つの部分のなかから選択される一方部分を除いた四周縁部分を、接着手段により接着した貼り付け用封筒。
  3. 透明又は半透明で略方形の上シート、前記上シートと略同一形状、略同一大きさのシート片と剥離紙からなり、
    前記シート片の裏面の略全面に粘着剤層を形成して、前記剥離紙を貼り合せて下シートとし、
    前記上シートの一の辺を収納書類の挿入口として、
    前記上シートに略平行で相互の間隔が3mm以上30mm以下の2本の開封用ミシン目を形成し、前記2本の開封用ミシン目を結ぶ切込み線を設け、
    前記シート片の表面に前記上シートを重ねて各々のシートが対面する四周縁部分であって、前記上シートの前記一の辺部分を除いた部分を接着手段により接着した貼り付け用封筒。
  4. 透明又は半透明で略方形の上シート、前記上シートと略同一形状、略同一大きさのシート片と剥離紙からなり、
    前記シート片の表面の略全面に粘着剤層を形成して、前記剥離紙を貼り合せて下シートとし、
    前記上シートの一の辺を収納書類の挿入口として、
    前記上シートに、前記挿入口である一の辺と直交する2辺を結ぶ、略平行で相互の間隔が3mm以上30mm以下の2本の開封用ミシン目を形成し、
    前記シート片の表面に前記上シートを重ねて、各々のシートが対面する四周縁部分であって、前記上シートの前記一の辺部分を除き、さらに、前記2本の開封用ミシン目の両端部近傍であり2本の開封用ミシン目に挟まれた2つの部分のなかから選択される一方部分を除いた四周縁部分を、接着手段により接着した貼り付け用封筒。
  5. 透明又は半透明で略方形の上シート、前記上シートと略同一形状、略同一大きさのシート片と剥離紙からなり、
    前記シート片の表面の略全面に粘着剤層を形成して、前記剥離紙を貼り合せて下シートとし、
    前記上シートの一の辺を収納書類の挿入口として、
    前記上シートに、前記挿入口である一の辺と対向する他の辺間を結ぶ、略平行で相互の間隔が3mm以上30mm以下の2本の開封用ミシン目を形成し、
    前記シート片の表面に前記上シートを重ねて、各々のシートが対面する四周縁部分であって、前記上シートの前記一の辺部分を除き、さらに、前記2本の開封用ミシン目の両端部近傍を除いた四周縁部分を、接着手段により接着した貼り付け用封筒。
  6. 前記上シートと前記下シートは熱溶融性の樹脂からなり、前記接着手段は、加熱融着であることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の貼り付け用封筒。


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