JP3206610U - 紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置を提供する。【解決手段】長細形状の離形基材1の長辺に沿って開け口分離線が形成され、且つ離形基材1の一側面に両面テープ層2が粘着される。更に、離形基材1の両面テープ層2を包装体のメイン蓋板における包装面上に粘着させることにより、包装体のメイン蓋板が粘着包装可能になる。開封時には、メイン蓋板の開け口つまみ部12を裂き開ければ、包装体を開封することが出来る。また包装体を再使用する時には、他辺のメイン蓋板を使用して再び包装をすることで、複数回繰り返して包装体を再使用することが出来る。【選択図】図2
Description
本考案は、紙製の包装体を複数回繰り返し再使用するための包装装置に関し、特に、包装箱・ケース・袋等の包装体を繰り返し再使用可能にする、包装及び開封装置に関する。
インターネット技術の発展に伴い、電子商取引の成長も活発さを増している。電子商取引の業者は、品物を運送業者に配送委託する前に、包装箱でしっかりと包装する必要がある。包装時には一般的に、品物を包装箱・ケース・袋…等(以下では包装体と総称する)に入れてから、包装体の蓋板を被せた後、テープを貼って封をする。その他の郵送業務も、ほぼこれと同様である。
消費者が荷物を受け取って開封しようとする時には、テープを剥がすか、或はカッターなどでテープを切り開ける必要がある。しかし、テープを剥がしたり切り開けたりする場合には、いずれも包装箱がある程度破損してしまうため、包装体を回収して繰り返し使用することは出来なくなる。特に、消費者が返品可能な猶予期間内において、買わない方が良かったと思い直して返品しようをする時に面倒である。このように、破損した包装体が使用不能になって直ぐに捨てられることは資源の無駄である上に、大量の樹木を伐採して包装体を製造することは環境保護に反している。
本考案は、包装体に結合されて、包装・開封後の包装体を新たに再包装・再開封可能にすることで、繰り返し再使用出来るようにする、包装及び開封装置を提供することを目的とする。
本考案の特徴は、長細形状の離形基材の長辺に沿って開け口分離線が形成され、且つ前記離形基材の一側面に両面テープ層が粘着されることである。更に、離形基材の両面テープ層を包装体のメイン蓋板における包装面上に粘着させることにより、包装体のメイン蓋板が粘着包装可能になる。開封時には、メイン蓋板の開け口つまみ部を裂き開ければ、包装体を開封することが出来る。また包装体を再使用する時には、他辺のメイン蓋板を使用して再び包装をすることで、繰り返し包装体を再使用することが出来る。以上により、包装体を複数回使用可能になるという効果が得られる。
また本考案が提供する、紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置は、離形基材と、両面テープ層とからなる。前記離形基材には、前記離形基材の長辺に沿って開け口分離線が形成され、前記開け口分離線によって、前記離形基材は基部と開け口つまみ部の二つのエリアに分割される。前記両面テープ層は、相対する両側面にそれぞれ粘着性を備えた第一粘着部及び第二粘着部が設けられる。前記第一粘着部は、前記離形基材の一側面に粘着され、前記第二粘着部は、包装体のメイン蓋板における包装面上に粘着される。
(実施例1)
図1を参照する。本考案が提供する、紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置の実施例は、離形基材1と、両面テープ層2とからなる。このうち、離形基材1は、膠着剤に粘着しにくい適切な材料からなるとともに、延伸して連続的な長細形状をなし、且つ巻かれて一纏めにされることで保存・運搬・加工がし易くなる。更に離形基材1は、長辺に沿って開け口分離線13が形成されるとともに、開け口分離線13によって離形基材1は基部11と開け口つまみ部12の二つのエリアに分割され、且つ開け口分離線13が裂き開けられることで基部11と開け口つまみ部12は分離される。更にこのうち、基部11の長さ方向の側辺には、基部11の幅方向に突出した複数個の凸部111が連続して設けられる。凸部111は、多種の異なる形状をなすことが可能であり、且つ凸部111は等間隔で分布することが可能である。基部11の幅は、開け口つまみ部12の幅よりも大きい。
図1を参照する。本考案が提供する、紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置の実施例は、離形基材1と、両面テープ層2とからなる。このうち、離形基材1は、膠着剤に粘着しにくい適切な材料からなるとともに、延伸して連続的な長細形状をなし、且つ巻かれて一纏めにされることで保存・運搬・加工がし易くなる。更に離形基材1は、長辺に沿って開け口分離線13が形成されるとともに、開け口分離線13によって離形基材1は基部11と開け口つまみ部12の二つのエリアに分割され、且つ開け口分離線13が裂き開けられることで基部11と開け口つまみ部12は分離される。更にこのうち、基部11の長さ方向の側辺には、基部11の幅方向に突出した複数個の凸部111が連続して設けられる。凸部111は、多種の異なる形状をなすことが可能であり、且つ凸部111は等間隔で分布することが可能である。基部11の幅は、開け口つまみ部12の幅よりも大きい。
図2を参照する。前述した両面テープ層2の相対する両側面には、それぞれ粘着性を備えた第一粘着部21及び第二粘着部22が設けられる。第一粘着部21は、離形基材1の一側面に粘着され、第二粘着部22は、包装箱3のメイン蓋板3A・3B包装面上に粘着されるために用いられる。本考案の実施例において、両面テープ層2の第一粘着部21は、基部11の大部分と開け口つまみ部12の全てに覆い被せられると同時に、両面テープ層2の第一粘着部21は凸部111には覆い被せられない。
(実施例2)
図3を参照する。図は、本考案の二本の離形基材1を実際に包装箱3に応用した様子を示している。このうち、包装箱3は、箱体の上端開口における相対する両側に接続された第一メイン蓋板3A及び第二メイン蓋板3Bと、箱体の上端開口におけるもう一つの相対する両側に接続された第一サブ蓋板3C及び第二サブ蓋板3Dとからなる。本考案は、離形基材1上の第二粘着部22をそれぞれ第一メイン蓋板3A及び第二メイン蓋板3Bの包装面上に粘着させる。また、包装箱体3の第一メイン蓋板3A及び第二メイン蓋板3Bの二側端における面上には、開け口つまみ部12両側と平行し且つ適切な長さを備えた切り分けスリット31が設けられる。
図3を参照する。図は、本考案の二本の離形基材1を実際に包装箱3に応用した様子を示している。このうち、包装箱3は、箱体の上端開口における相対する両側に接続された第一メイン蓋板3A及び第二メイン蓋板3Bと、箱体の上端開口におけるもう一つの相対する両側に接続された第一サブ蓋板3C及び第二サブ蓋板3Dとからなる。本考案は、離形基材1上の第二粘着部22をそれぞれ第一メイン蓋板3A及び第二メイン蓋板3Bの包装面上に粘着させる。また、包装箱体3の第一メイン蓋板3A及び第二メイン蓋板3Bの二側端における面上には、開け口つまみ部12両側と平行し且つ適切な長さを備えた切り分けスリット31が設けられる。
包装箱3を包装する時には、まず第一サブ蓋板3C及び第二サブ蓋板3Dを箱体に被せてから、第一メイン蓋板3Aを第一・二サブ蓋板3C・3D上面に被せる。更に、第二メイン蓋板3B上の基部11を裂き開けて、第一粘着部21を露出させる(図4及び図5参照)。この後、第二メイン蓋板3Bを第一メイン蓋板3A上面に被せると同時に、第一粘着部21を第一メイン蓋板3A上面に貼着することで包装が完了する。前述した凸部111には両面テープ層2が粘着していないため、使用者は凸部111の箇所からスムーズに離形基材1の基部11を裂き取ることが出来る。
図6を参照する。包装箱3を開封する時、使用者は、第二メイン蓋板3Bの一側端から、二つの切り分けスリット31の間における開け口つまみ部12をつまみ起こすとともに、開け口つまみ部12を離形基材1の長さ方向に沿って裂き開け、これにより第二メイン蓋板3Bが壊される。更に、開け口つまみ部12全体が接続された第二メイン蓋板3Bから完全に離れるまで裂き開けることで(図7参照)、開け口溝部30が形成されて、包装箱3を開封することが出来る。
図7に示した第二メイン蓋板3Bは再粘着することが出来ないため、包装箱3を再使用して物品を包装する時には、まず図8に示したように、包装箱3の各蓋板を開いて物品を入れた後、第一サブ蓋板3C及び第二サブ蓋板3Dを被せる(図9参照)。この後、第二サブ蓋板3Bを第一・二サブ蓋板3C・3D上面に被せるとともに、第一メイン蓋板3A上の離形基材1基部11を裂き取って第一粘着部21を露出させる(図10及び図11参照)。この後、再び第一メイン蓋板3Aを第二メイン蓋板3Bの上面に被せると同時に、第一粘着部21を第二メイン蓋板3B上面に貼着する(図12参照)ことで、包装が完了する。同様に、包装された包装箱3を開封する時にも前述した方法で、第一メイン蓋板3Aの一側端から二つの切り分けスリット31の間の開け口つまみ部12をつまみ起こして、離形基材1の長さ方向に沿って第一メイン蓋板3Aを裂き開ける。更に、開け口つまみ部12全体を完全に裂き開ければ、包装箱3を開封することが出来る。
前述の説明では、離形基材1を包装箱3上方の第一・第二メイン蓋板3A・3B包装面上に粘着させた。しかし、包装箱3底部にも、同等の第一・第二メイン蓋板、及び同等の第一・第二サブ蓋板が設けられているため、離形基材1を包装箱3下方におけるもう一つの第一・第二メイン蓋板に粘着させることも可能であり(図示せず)、これにより一つの包装箱3の上方と下方のメイン蓋板上における計四つの包装面に、離形基材1が粘着されることで、包装箱は少なくとも四回繰り返し再使用することが可能になる。
(実施例3)
図13は、本考案の包装及び開封装置を書類配送袋に応用した実施例の斜視図である。このうち、書類配送袋4は、袋体41と、袋口410の位置に接続された蓋部42とからなる。蓋部42の包装面上には、本考案の離形基材1が粘着されて設けられるとともに、蓋部42二側の面上には、開け口つまみ部12両側と平行し且つ適切な長さを備えた切り分けスリット421が設けられる。
図13は、本考案の包装及び開封装置を書類配送袋に応用した実施例の斜視図である。このうち、書類配送袋4は、袋体41と、袋口410の位置に接続された蓋部42とからなる。蓋部42の包装面上には、本考案の離形基材1が粘着されて設けられるとともに、蓋部42二側の面上には、開け口つまみ部12両側と平行し且つ適切な長さを備えた切り分けスリット421が設けられる。
図14と図15を参照する。包装をする時、まず離形基材1の基部11を裂き取って第一粘着部21を露出させる。この後、蓋部42を折り返して、第一粘着部21を袋体41に貼着する(図16参照)。書類配送袋を開封する時には、前述の方法と同様に、蓋部42の一側端から二つの切り分けスリット421の間の開け口つまみ部12をつまみ起こすとともに、開け口つまみ部12を離形基材1に沿って裂き開ける(図17参照)。更に、開け口つまみ部12全体を接続された蓋部42から完全に裂き取れば(図18参照)、書類配送袋4を開封して袋口410を露出させることが出来る(図19参照)。
1 離形基材
11 基部
111 凸部
12 開け口つまみ部
13 開け口分離線
2 両面テープ
21 第一粘着部
22 第二粘着部
3 包装箱
30 開け口溝部
31 切り分けスリット
3A 第一メイン蓋板
3B 第二メイン蓋板
3C 第一サブ蓋板
3D 第二サブ蓋板
4 書類配送袋
41 袋体
410 袋口
42 蓋部
421 切り分けスリット
11 基部
111 凸部
12 開け口つまみ部
13 開け口分離線
2 両面テープ
21 第一粘着部
22 第二粘着部
3 包装箱
30 開け口溝部
31 切り分けスリット
3A 第一メイン蓋板
3B 第二メイン蓋板
3C 第一サブ蓋板
3D 第二サブ蓋板
4 書類配送袋
41 袋体
410 袋口
42 蓋部
421 切り分けスリット
Claims (5)
- 離形基材と、両面テープ層とからなる、紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置であって、
前記離形基材は、延伸して連続的な細長形状をなすとともに、前記離形基材の長辺に沿って開け口分離線が形成され、
且つ前記開け口分離線によって、前記離形基材は、基部と開け口つまみ部の二つのエリアに分割され、
前記両面テープ層の相対する両側面には、それぞれ粘着性を備えた第一粘着部及び第二粘着部が設けられ、
前記第一粘着部は、前記離形基材の一側面に粘着され、
前記第二粘着部は、包装体のメイン蓋板における包装面上に粘着されるために用いられ、
更に、前記包装体の包装時には、予め前記離形基材の基部が裂き取られることを特徴とする、紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置。 - 更に、前記基部の長さ方向の側辺には、前記基部の幅方向に突出した複数個の凸部が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置。
- 更に、前記基部の幅は、前記開け口つまみ部の幅よりも大きいことを特徴とする、請求項2に記載の紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置。
- 更に、前記両面テープの第一粘着部は、前記基部の一部分及び前記開け口つまみ部の全てに覆い被せられるとともに、
前記両面テープの第一粘着部は、前記凸部には覆い被せられないことを特徴とする、請求項3に記載の紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置。 - 更に、前記包装体メイン蓋板の二側端における面上には、前記開け口つまみ部両側と平行し且つ適切な長さを備えた切り分けスリットが設けられることを特徴とする、請求項1に記載の紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置。
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JP2016003401U JP3206610U (ja) | 2016-07-14 | 2016-07-14 | 紙製包装体を複数回繰り返し再使用する包装及び開封装置 |
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