JP3209189U - 紙製梱包箱の蓋体の粘着強度を向上させる装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙製梱包箱の蓋体の粘着強度を向上させる装置を提供する。【解決手段】梱包箱3と剥離基材とからなる。梱包箱3は、開口の向かい合う両側に連結した第一外フラップ3Aと第二外フラップ3B、及び、開口のもう一方の向かい合う両側に連結した第一内フラップ3Cと第二内フラップ3Dと、を備える。第一外フラップ3Aと第二外フラップ3Bの自由端はそれぞれ切断されて複数の切り込み32が設けられ、それにより、複数の可動片33が形成される。前記剥離基材は第一外フラップ3Aと第二外フラップ3Bの可動片33に貼り付けられ、可動片33の動かせる特徴により、包装時、第一外フラップ3Aと第二外フラップ3Bをさらにしっかりと梱包箱に貼り付けることができる。【選択図】図1
Description
本考案は包装用の装置に関し、特に、梱包箱を開封後に繰り返し再利用できるようにし、梱包箱密封時に蓋体を更にしっかりと貼り付ける装置に関する。
消費者が荷物を受けとって開封する時、テープを剥がすか、ナイフでテープを切るかする必要がある。しかしながら、テープを剥がすにしても切るにしても、多かれ少なかれ梱包箱及びテープに傷がついてしまい、梱包箱をリサイクルして繰り返し使うことができなくなる。とりわけ、消費者がクーリングオフの期間内に買ったことを後悔して返品したいときには更に困る。傷ついてしまったために梱包箱は使えなくなり、そのまま捨てられてしまう。梱包箱は、大量の樹木を伐採して作られるため、環境保護の要求にも合わず、資源の無駄使いにもつながる。
上述の問題を解決するために、本考案者による台湾実用新案第105209353号では、梱包箱に結合することができ、梱包箱を密封し開封した後も、もう一度密封することで繰り返して利用できる密封開封装置を提供している。その構造は、細長い形をした剥離基材にその長手方向に沿って分離破線が形成され、且つ剥離基材の一側面に両面テープが貼り付けられている。二本の剥離基材の両面テープが梱包箱の向かい合う二つの主要な蓋板にそれぞれ貼り付けられることによって、梱包箱のうち一つの主要な蓋板を粘着・密封してから剥がして開封した後も、もう一つの主蓋板を使って再び密封できるため、梱包箱を繰り返し使用できる。さらには、梱包箱の向かい合う両側にそれぞれ二つの主蓋板を設けることで、何度も繰り返し使用できる梱包箱の機能を達成することもできる。
しかしながら、包裝する品物の需要によって梱包箱の寸法はそれぞれ異なるため、梱包箱が大きめの時、梱包箱の開口側辺に連結した開け口を覆うための蓋体の長さが増すことに加えて、紙製の蓋体の表面があまり平らではないため、蓋体に貼り付けられる剥離基材の粘着強度が低下し、梱包後、梱包箱の運送中に外力によって蓋板が僅かに開いてしまい、製造業者を悩ませている。
本考案は、包装蓋体に剥離基材を貼り付けることによって接着強度を高め、梱包後、接着不十分になる現象を避けるための設備を提供することを目的とする。
本考案は、梱包箱と、剥離基材とからなる。前記梱包箱は、開口の向かい合う両側に連結している第一外フラップと、第二外フラップとを備え前記第一外フラップと第二外フラップの自由端は、それぞれ切断された複数の切り込みからなる可動片が設けられる。前記剥離基材は第一外フラップと第二外フラップの可動片に貼り付けられることによって、前記可動片は動かせるようになり、第一外フラップと第二外フラップは包装時、更にしっかりと梱包箱に貼り付けられる。
本考案は紙製梱包箱の蓋体の粘着強度を向上させる装置を提供し、その技術的手段は梱包箱と剥離基材とからなり、そのうち、前記梱包箱は、箱体の上端開口の向かい合う両側に連結している第一外フラップと一第二外フラップ、及び、箱体の上端開き口のもう一つの向かい合う両側に連結している第一内フラップと一第二内フラップと、を備える。前記第一外フラップと前記第二外フラップの自由端にそれぞれ切断された複数の切り込みが設けられ、さらに、前記第一外フラップと前記第二外フラップの自由端にそれぞれ形成された複数の可動片が設けられる。前記剥離基材は連続して伸びる細長い形状で、前記剥離基材の長さに沿って分離破線が形成され、前記分離破線は剥離基材を基部と切り取り片の二つの部分に分け、前記剥離基材の一側の面に両面テープの一側の面が貼り付けられ、前記両面テープのもう一つの面は第一外フラップと第二外フラップ上に貼り付けられ、且つ前記可動片に貼り付けてかぶせる。
本考案による紙製梱包箱の蓋体の粘着強度を向上させる装置は、図1に示す梱包箱3と、図2に示す剥離基材1と、図3に示す両面テープ2と、からなる。そのうち、図1に示すように、梱包箱3は、速達便または物流運送のため品物を置いておく箱体であり、梱包箱3は、箱体上端の開口の向かい合う両側に連結した第一外フラップ3A及び第二外フラップ3Bと、箱体のもう一つの向かい合う両側に連結した第一内フラップ3C及び第二内フラップ3Dとを備える。第一外フラップ3Aと第二外フラップ3B上の自由端には、複数の切り込み32がそれぞれ入れられ、さらに、第一外フラップ3Aと第二外フラップ3Bの自由端には、複数の可動片33がそれぞれ形成される。つまり切り込み32によって分割されている各可動片33の一端は、第一外フラップ3Aと第二外フラップ3Bに連結しており、これにより、各可動片33は、第一外フラップ3Aと第二外フラップ3Bに対して自由に曲げることができる。
図2と図3に示すように、剥離基材1は、接着剤で貼り付きにくい適切な素材からなる薄くて長い物体であり、延伸して連続する細長い形にすることができ、長さに制限はない。また、巻き付けて束ねてしまうこともでき、保管や運送、加工に便利である。剥離基材1にはその長手方向に沿って分離破線13が形成され、分離破線13は剥離基材1を基部11と切り取り片12の二つの領域に分ける。分離破線13は破って基部11と切り取り片12に分けることができる。そのうち、基部11の長手方向の側辺には、基部11の幅方向に向かって突出した複数の突出部111が形成される。突出部111は、長方形や波形、半円形等にすることができ、前記突出部は等間隔に配置するのが好ましい。基部11の幅は切り取り片12の幅より広い。
図2に示すように、両面テープ2の向かい合う両面には、粘着性の第一貼付部21と第二貼付部22が設けられ、第一貼付部21は剥離基材1の一側面に貼り付けられ、第二貼付部22は梱包箱に貼り付けることができる。本考案の好ましい実施例では、両面テープ2の第一貼付部21が基部11の一部と、切り取り片12の全部分を覆うと同時に、両面テープ2の第一貼付部21が突出部111を覆う。
図4と図5は、二本の剥離基材1を梱包箱3に実際に適用した本考案を示した図である。本考案は、二本の剥離基材1の第二貼付部22を第一外フラップ3Aと第二外フラップ3Bの自由端の可動片33にそれぞれ貼り付ける。それにより、両面テープ2を第一外フラップ3Aと第二外フラップ3Bにしっかりと貼り付けることができる。しかも、剥離基材1の両側の第一外フラップ3Aと第二外フラップ3Bには、剥離基材1の長手方向に平行する切れ目31が形成される。切れ目31は第一フラップ3Aと第二外フラップ3Bの少なくとも一側の端から剥離基材1の長手方向に伸びるように設けられる。本考案の好ましい実施例では、第一外フラップ3Aと第二外フラップ3Bの向かい合う両端に、切れ目31が形成される。
梱包箱を密封する時は、まず、第一内フラップ3Cと第二内フラップ3Dを箱体にかぶせ、それから第一外フラップ3Aを第一内フラップ3Cと第二内フラップ3Dの上にかぶせ、さらに、第二外フラップ3Bの上の剥離基材1を剥がして第一貼付部21(図5と図6に図示)をむき出しにし、それから第二外フラップ3Bを第一外フラップ3Aの上にかぶせると同時に、第一貼付部21を第一外フラップ3Aの上にしっかりと貼り付けると密封される。(図7に図示)
図8に示すように、梱包箱3を開封する時は、使用者は第二外フラップ3Bの一側の端から二つの切れ目31の間にある切り取り片12を持ち上げ、さらに切り取り片12を剥離基材1の長手方向に沿って引きはがして第二外フラップ3Bを分解する。切り取り片12全体を完全に剥がし、連結した第二外フラップ3Bが完全に分解され(図9)分離溝30が形成されると、梱包箱3が開封される。
1 剥離基材
11 基部
111 突出部
12 切り取り片
13 分離破線
2 両面テープ
21 第一貼付部
22 第二貼付部
3 梱包箱
30 分離溝
31 切れ目
32 切り込み
33 可動片
3A 第一外フラップ
3B 第二外フラップ
3C 第一内フラップ
3D 第二内フラップ
11 基部
111 突出部
12 切り取り片
13 分離破線
2 両面テープ
21 第一貼付部
22 第二貼付部
3 梱包箱
30 分離溝
31 切れ目
32 切り込み
33 可動片
3A 第一外フラップ
3B 第二外フラップ
3C 第一内フラップ
3D 第二内フラップ
Claims (3)
- 梱包箱と、剥離基材と、からなる紙製梱包箱の蓋体の粘着強度を向上させる装置であって、
前記梱包箱は、箱体の上端開口の向かい合う両側に連結された第一外フラップと第二外フラップとを備え、
前記第一外フラップと第二外フラップの自由端には、複数の切り込みがそれぞれ入れられ、
前記第一外フラップと第二外フラップの自由端には、複数の可動片が形成され、前記剥離基材の一側面には、両面テープの一側面が貼り付けられ、前記両面テープの他側面には、前記第一外フラップと前記第二外フラップの可動片が貼り付けられることを特徴とする、紙製梱包箱の蓋体の粘着強度を向上させる装置。 - 前記切り込みの長手方向は、第一外フラップと第二外フラップの自由端に平行していることを特徴とする、請求項1に記載の紙製梱包箱の蓋体の粘着強度を向上させる装置。
- 前記可動片の幅は、梱包箱の寸法や大きさによって決まることを特徴とする、請求項2に記載の紙製梱包箱の蓋体の粘着強度を向上させる装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005805U JP3209189U (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 紙製梱包箱の蓋体の粘着強度を向上させる装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016005805U JP3209189U (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 紙製梱包箱の蓋体の粘着強度を向上させる装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3209189U true JP3209189U (ja) | 2017-03-09 |
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JP2016005805U Active JP3209189U (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 紙製梱包箱の蓋体の粘着強度を向上させる装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3209189U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102289656B1 (ko) * | 2020-08-12 | 2021-08-12 | 김영진 | 포장용 박스 |
-
2016
- 2016-12-05 JP JP2016005805U patent/JP3209189U/ja active Active
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KR102289656B1 (ko) * | 2020-08-12 | 2021-08-12 | 김영진 | 포장용 박스 |
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