JP3195957U - 容器用トップカバーフィルム - Google Patents

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孝義 貝塚
孝義 貝塚
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Abstract

【課題】使用前に粘着剤塗布部を剥離紙で覆う必要がなく、果物などが入っている容器から内容物を取り出す際には、誰でも簡単に容器から取り外すことができる容器用トップカバーフィルムを提供する。【解決手段】矩形の合成樹脂のフィルム材1の一方の面における左右の辺縁に、この辺縁に沿うように帯状の粘着剤塗布部2が設けられているとともに、これら粘着剤塗布部の各々よりも内側に、粘着剤塗布部と概ね平行をなす帯状の離型剤塗布部3が設けられている。指先を差し入れるための粘着剤が塗布されていない部分2aが、粘着剤塗布部に1.5cm以上の間隔で非連続的に設けられている。【選択図】図3

Description

本考案は、容器の開口を覆うためのトップカバーフィルムに関し、詳しくは、果物類やきのこ類などの容器の上部の開口を覆うためのトップカバーフィルムに関する。
苺や葡萄などの傷み易い果物などを商品とする際には、外部から圧力を受けないように包装する必要がある。よって、これらの物を商品として陳列する際には、図6に示されるように、容器の外からでも内容物がよく見える合成樹脂製の容器21に内容物22を収容し、該容器21の開口23を透明の薄いトップカバーフィルム24で覆った状態で販売されている。
トップカバーフィルム24は、セロテープ(登録商標)などの粘着テープ25を使って容器21の側面に貼り付けられていた(図6参照)。また昨今は、粘着テープ25を貼る手間を省くために、図7に示されるように、予めトップカバーフィルム24の裏面の辺縁寄りに粘着剤26を塗布して剥離紙27を被せておき、容器21の使用時に剥離紙27を剥がして容器21の側面に粘着剤26部分を付着させるトップカバーフィルムもある。
剥離紙27としては、紙よりなる基材の表面に離型材たるシリコーン樹脂を塗工した剥離紙が使用されることが多いが、例えば100パックの容器に品物を詰める場合、200本の剥離紙がごみとなり、該剥離紙は樹脂がラミネート加工されていることから古紙として再利用することも難しかった。この剥離紙の問題に対して、古紙として再利用できるように樹脂層を用いない剥離紙が開発されたり、剥離紙を用いないトップカバーフィルムが提案されたりしている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の従来技術におけるトップカバーフィルムでは、フィルムを積層することにより、一枚のフィルムの粘着剤塗布部を隣接するフィルムの粘着剤塗布面とは反対側の面で覆うように構成されているため、粘着剤の塗布と該粘着剤を覆う離型剤塗布部とはフィルムの表裏が別々になることから、製作時に粘着剤および離型剤の塗工に手間を要し、製作コストが嵩むという問題があった。
また、トップカバーフィルムを取り外して容器内の内容物を取り出す際には、内容物を撒き散らしてしまう恐れがあるため、一方の手は該容器をしっかりと押さえ、他方の手は容器に貼り付けられているトップカバーフィルムの辺縁を徐々に引き剥がしながら該トップカバーフィルムを取り外していた。
しかし、トップカバーフィルムの辺縁を引き剥がすとき、手の指や爪を無理やりフィルム材と容器との間に差し入れていくので、容器を押さえている手に力が入りすぎたり、フィルム材と容器との間に差し入れる手の指や爪で内容物を押してしまい、特に、桃や葡萄などの特に柔らかくデリケートな内容物の場合には、これらの内容物を傷付けたり潰してしまったりすることがあった。
実用新案登録第3084222号公報
本考案は、粘着剤を覆うための剥離紙を使用することなく、トップカバーフィルムを一枚ずつ個別に使用することができ、さらに粘着剤と離型剤の塗工はトップカバーフィルムの片面だけで済ませることができ、しかもトップカバーフィルムを取り外して容器内の内容物を取り出す際に該トップカバーフィルムを容易に取り外すことができる容器用トップカバーフィルムを提供することを目的とする。
本考案の容器用トップカバーフィルムは、矩形の形状に形成された合成樹脂のフィルム材からなる容器用トップカバーフィルムであって、フィルム材の片面上で互いに対向する一対の辺縁の各々に沿って非連続的な帯状の粘着剤塗布部が設けられているとともに、フィルム材の同一面上で粘着剤塗布部の各々よりも内側に、粘着剤塗布部と平行に帯状の離型剤塗布部が設けられており、非連続的な帯状の粘着剤塗布部の各々が1.5cm以上の間隔で非連続的に辺縁に沿って設けられていることを特徴とする。
また、フィルム材の片面上で上記粘着剤塗布部よりも外側のフィルム材の辺縁に、縁取り印刷が施されていることを特徴とする。
本考案のトップカバーフィルムによれば、粘着剤塗布部が該粘着剤塗布部に隣接して設けられた離型材塗布部に貼り付けられているので、使用前に粘着剤塗布部を剥離紙で覆う必要がない。トップカバーフィルムの使用時には、フィルムの下面側に折り畳まれているフィルム材の辺縁を指で開くことによって左右の粘着剤塗布部が左右の離型材塗布部から容易に剥離され、そのまま粘着剤塗布部を容器の側面に容易かつ確実に貼り付けて使用することができる。すなわち、粘着剤塗布部を覆う剥離紙は不要である。
特には、本考案のトップカバーフィルムは、辺縁から少し離れた位置に粘着剤塗布部が配置されていることで、該トップカバーフィルムの折り畳みを開いて使用する際に、粘着剤が塗布されていない辺縁の部分に指を掛け易くなっている。
また、本考案のトップカバーフィルムは、フィルム材からなるトップカバーフィルムの辺縁に所定の間隔で粘着剤塗布部を設け、粘着剤が塗布されていない部分のフィルム材と容器との間に手の指を差し込めるようにしているので、トップカバーフィルムを取り外して容器内の内容物を取り出す際には、粘着剤が塗布されていない部分のフィルム材と容器との間に手の指を差し込み、フィルムを容器の上部開口方向に持ち上げることによってトップカバーフィルムを安定して取り除くことができ、従って、内容物の傷付けや押し潰しなどを無くすことができる。
また、トップカバーフィルムが透明なフィルム材からなり、該トップカバーフィルムの左右の辺縁に縁取り印刷が付された実施例においては、該トップカバーフィルムの折り畳みを開く際に指を掛ける部分を容易に識別することができる。
本考案に係るトップカバーフィルムの実施例を示す斜視図。 トップカバーフィルムの要部を拡大して示す縦断面斜視図。 トップカバーフィルムを裏返して展開した状態を示す斜視図。 トップカバーフィルムを容器に装着した状態を示す斜視図。 トップカバーフィルムを取り除く方法を示す斜視図。 従来のトップカバーフィルムの装着状態の一例を示す斜視図。 他の従来のトップカバーフィルムを裏返して示す斜視図。
本考案のトップカバーフィルムについて、添付の図面を参照しながら以下に説明する。
図1に示されるように、フィルム材1は、ポリプロピレン、ポリスチレンまたはポリエチレンテレフタレートなどの透明な合成樹脂のフィルム材であって、例えば、苺のパックとして一般に用いられている約11cm×16cmの縦横寸法と約5cmの高さ寸法を有する容器のトップカバーとして用いられる場合には、フィルム材1は、約22cm×15cmの縦横寸法を有する矩形の形状に形成されている。
フィルム材1の片面上で、互いに対向する一対の辺縁の各々に沿って粘着剤塗布部2が設けられていて、これらの粘着剤塗布部2には粘着剤が施されている。また、これらの粘着剤塗布部2の各々は、非連続的に1.5cm以上の間隔をもって左側縁部1aと右側縁部1bに沿って設けられているとよい。1.5cm以上の間隔は、人が指先を差し入れることができる最小限の寸法と考えられる。
図2に示されるように、フィルム材1の左側縁部1aおよび右側縁部1bは、使用する前には、容器にフィルム材1を装着する際に下側となる面上に折り畳まれている。
図2において、左側縁部1aと右側縁部1bの各々に塗布されている粘着剤塗布部2の粘着剤は、フィルム材1を折り畳んだときに粘着剤塗布部2と対向する位置に塗布されている離型剤塗布部3の離型剤に貼り付けられている。
図3は、左側縁部1aおよび右側縁部1bを展開した状態を示している。フィルム材1の左右の辺縁に沿って粘着剤塗布部2が設けられているとともに、同じフィルム面で粘着剤塗布部2よりも内側に離型剤塗布部3が設けられており、粘着剤塗布部2と離型剤塗布部3の間のフィルム上の位置に折目4が付されている。
粘着剤塗布部2に塗布する粘着剤としては、種々の適切な感圧性接着剤を使用することができ、望ましくは、一度剥がしても再び貼り直すことができる再剥離性を有する粘着剤であるとよい。
離型剤塗布部3に用いる離型剤としては、剥離紙の表面塗工用として一般に用いられているシリコーン樹脂を使用するとよい。
本考案のトップカバーフィルム8を容器9に貼り付ける方法について説明すると、トップカバーフィルム8の左側縁部1aおよび右側縁部1bを下側にした状態で(図2参照)、左右の辺縁における粘着剤が塗布されていない部分を指でつまんで、トップカバーフィルム8の中央部分を容器の上方に被せる。その後、指先でトップカバーフィルム8の左右の辺縁を指先で開きながら容器9の側面に沿って引き降ろす(図4参照)。
一実施例においては、フィルム材1の左右の辺縁における粘着剤が塗布されていない部分を指でつまみ易いように、トップカバーフィルム8の左右の側縁部に縁取り印刷7が施されていることで、トップカバーフィルム8の左右の側縁部を上方からも透視できるようになっている。
他の実施例においては、フィルム材1として、透明なフィルム材の代わりに半透明なフィルム材や不透明なフィルム材が使用される場合もある。
一実施例においては、フィルム材1は、個別のトップカバーフィルム8として予め矩形の形状に形成されている。他の実施例においては、連続的な長尺のフィルム材がロール状に巻き取られていて、このロールからトップカバーフィルム8が一枚分ずつ切り出されるように構成され、切り出し易いようにミシン目などの切り離し線が施されている場合もある。
図5に示されるように、容器9からトップカバーフィルム8を取り外して内容物たる商品10を取り出す際には、片方の手11で容器9を押さえながら、粘着剤が塗布されていない部分2aのフィルムと容器9との間の位置にもう片方の手11aの指12を差し込んで、トップカバーフィルム8を容器9から容易に剥がすことができる。このように、本考案のトップカバーフィルムは、子供の弱い力でもトップカバーフィルム8を容易に取り外すことができるという利点がある。
1…フィルム材
1a…左側縁部
1b…右側縁部
2…粘着剤塗布部
2a…粘着剤が塗布されていない部分
3…離型剤塗布部
4…折目
5…第1の粘着剤非塗布部
6…第2の粘着剤非塗布部
7…縁取り印刷部
8…トップカバーフィルム
9…容器
10…商品
11…手
11a…手
12…指
21…容器
22…内容物
23…開口
24…トップカバーフィルム
25…粘着テープ
26…粘着剤
27…剥離紙

Claims (2)

  1. 矩形の形状に形成された合成樹脂のフィルム材からなる容器用トップカバーフィルムであって、
    上記フィルム材の片面上で互いに対向する一対の辺縁の各々に沿って非連続的な帯状の粘着剤塗布部が設けられているとともに、上記フィルム材の同一面上で上記粘着剤塗布部の各々よりも内側に、上記粘着剤塗布部と平行に帯状の離型剤塗布部が設けられており、上記非連続的な帯状の粘着剤塗布部の各々が1.5cm以上の間隔で非連続的に上記辺縁に沿って設けられていることを特徴とする、容器用トップカバーフィルム。
  2. 上記フィルム材の片面上で上記粘着剤塗布部よりも外側のフィルム材の辺縁に、縁取り印刷が施されていることを特徴とする請求項1に記載の容器用トップカバーフィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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