JPWO2006003743A1 - 情報隠蔽葉書及びその製造方法 - Google Patents

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美佐子 佐藤
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誠州 矢野
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Abstract

本発明に係る情報隠蔽葉書は、一枚のシートと、剥離紙と、からなる。前記シートは、折り返し線に沿って折り返し可能であり、前記折り返し線を境界として第一領域と第二領域とを有している。前記第二領域の表面には、前記折り返し線と平行に延びる第一のミシン目と、前記折り返し線から離れる方向に前記第一のミシン目と間隔をおいて前記第一のミシン目と平行に延びる第二のミシン目とが形成され、前記第二領域の裏面には、前記折り返し線と前記第一のミシン目との間に第一接着層が形成され、さらに、前記折り返し線と平行に延びる前記第二領域の辺と前記第二のミシン目との間に第二接着層が形成されている。前記剥離紙は前記裏面に貼り付けられている。前記第一接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを相互に貼り合わせた後に剥離可能であり、かつ、再貼り付け可能な接着力を有しており、前記第二接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを相互に貼り合わせた後に剥離不可能な接着力を有している。

Description

本発明は、葉書の配送中に葉書の本文記載面が第三者に見られてしまうことを防止する情報隠蔽葉書(「シークレット葉書」とも呼ばれる)及びその製造方法に関する。
従来から、葉書の本文記載面が受取人以外の第三者に見られてしまうことを防止するための情報隠蔽葉書が多数提案されている。
例えば、折り目が付けられている中心線を対称として二つ折り可能な葉書の一方の内面に剥離可能かつ再接着可能な接着層を形成したもの、本文記載欄に隠蔽用シールを貼り付けたものなどが提案されている(例えば、特開平7−17166号公報、特開平11−129654号公報)。
前者においては、接着層を介して葉書の二つの面を相互に貼り合わせることにより、葉書の本文記載面を隠すことができる。また、後者においては、本文記載欄に隠蔽用シールを貼り付けることにより、本文記載欄を隠すことができる。
しかしながら、従来の情報隠蔽葉書における接着層または隠蔽用シールは再接着可能であるので、受取人以外の第三者が一旦開封し、葉書の本文を見た後で、葉書の二つの面を相互に貼り合わせ、あるいは、隠蔽用シールを再接着すれば、葉書は未開封状態に戻るので、受取人以外の第三者が葉書の本文を見たことは判明しなくなる。
本発明は、このような従来の情報隠蔽葉書における問題点に鑑みてなされたものであり、一旦開封すれば、未開封状態に戻すことはできない情報隠蔽葉書を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、第一の形態として、一枚のシートと、剥離紙と、からなる情報隠蔽葉書であって、前記シートは、折り返し線に沿って折り返し可能であり、前記折り返し線を境界として第一領域と第二領域とを有しており、前記第二領域には、前記折り返し線と平行に延びる第一のミシン目と、前記折り返し線から離れる方向に前記第一のミシン目と間隔をおいて前記第一のミシン目と平行に延びる第二のミシン目とが形成され、前記第二領域の裏面には、前記折り返し線と前記第一のミシン目との間の領域に第一接着層が形成され、さらに、前記折り返し線と平行に延びる前記第二領域の辺と前記第二のミシン目との間の領域に第二接着層が形成され、前記剥離紙は前記第二領域の前記裏面に貼り付けられており、前記第一接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを相互に貼り合わせた後に剥離可能であり、かつ、再貼り付け可能な接着力を有しており、前記第二接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを相互に貼り合わせた後に剥離不可能な接着力を有している情報隠蔽葉書を提供する。
本発明に係る情報隠蔽葉書においては、剥離紙を剥がした後、第一領域と第二領域とを折り返し線を中心として折り合わせ、第一接着層及び第二接着層を介して第一領域の裏面と第二領域の裏面とを貼り合わせる。この状態で情報隠蔽葉書は発送される。情報隠蔽葉書を受け取った受取人は、第一のミシン目と第二のミシン目との間の領域を第一のミシン目及び第二のミシン目に沿って切り離すことにより、情報隠蔽葉書を開封することができる。本発明に係る情報隠蔽葉書においては、第一のミシン目と第二のミシン目との間の領域を切り離さない限りは、情報隠蔽葉書の開封を行なうことができないため、受取人が情報隠蔽葉書を受け取った時点において、該領域が切り離されていなければ、未だ情報隠蔽葉書は未開封であることを確認することができる一方、該領域が切り離されている場合には、情報隠蔽葉書は既に一旦開封されており、受取人以外の第三者が情報隠蔽葉書の本文を見たことを推定することができる。
前記折り返し線には目印として単に線を書いておいてもよく、あるいは、折り目を付けておいてもよい。折り目をつけておくことにより、第一領域と第二領域とを容易に折り合わせることができる。
あるいは、前記折り返し線にはミシン目を形成することができる。折り返し線にミシン目を形成しておくことにより、情報隠蔽葉書の開封後においては、第一領域と第二領域とを切り離して、例えば、第二領域の表面に印刷が施されている場合には、裏面に第一接着層が形成されている第二領域を壁に貼り付けて掲示板として使用することもできる。
前記折り返し線は前記シートの中心線であることは必ずしも必要ではないが、前記折り返し線は前記シートの中心線とすることにより、第一の領域と第二の領域とを完全に重ね合わせることができる。
前記第一接着層は、前記第二領域の何れか一方の裏面のほぼ全域にわたって形成することができる。
ただし、第一接着層をこのように形成することも必ずしも必要ではない。第一接着層は、第二領域の裏面を第一領域の裏面に貼り合わせた際に、第一領域の裏面に記載された本文が隠れるように第二領域の裏面が第一領域の裏面に貼り合わせられるような範囲に形成されれば十分である。
前記第一のミシン目と前記第二のミシン目との間に挟まれた領域は、他の領域と異なる配色または模様が施されていることが好ましい。
これにより、受取人は、第一のミシン目及び第二のミシン目の代わりに、周囲の第二領域とは異なる配色または模様を目印として、切り離す領域を容易に見つけ出すことができる。
本発明は、さらに、第二の形態として、一枚のシートと、剥離紙と、からなる情報隠蔽葉書であって、前記シートは、第一の折り返し線及び第二の折り返し線に沿ってそれぞれ折り返し可能であり、前記第一の折り返し線の両側に第一領域及び第二領域を形成し、前記第二の折り返し線の両側に前記第二領域及び第三領域を形成しており、前記第三領域には、前記第二の折り返し線と平行に延びる第一のミシン目と、前記第二の折り返し線から離れる方向に前記第一のミシン目と間隔をおいて前記第一のミシン目と平行に延びる第二のミシン目とが形成され、前記第二領域の裏面には第一接着層が形成され、前記第三領域の裏面には、前記第二のミシン目と、前記第二の折り返し線と平行な前記第三領域の辺との間の領域に第二接着層が形成され、前記剥離紙は前記第二領域の前記裏面及び前記第三領域の前記裏面に貼り付けられており、前記第一接着層は、前記第一領域の裏面と前記第二領域の裏面とを相互に貼り合わせた後に剥離可能であり、かつ、再貼り付け可能な接着力を有しており、前記第二接着層は、前記第三領域の裏面と前記第一領域の表面とを相互に貼り合わせた後に剥離不可能な接着力を有している情報隠蔽葉書を提供する。
本発明に係る情報隠蔽葉書においては、剥離紙を剥がした後、第一領域と第二領域とを第一の折り返し線を中心として折り合わせ、第一接着層を介して第一領域の裏面と第二領域の裏面とを貼り合わせる。その後、第二の折り返し線を中心として第三領域を折り曲げ、第二接着層を介して第三領域の裏面を第一領域の表面に貼り付ける。この状態で情報隠蔽葉書は発送される。情報隠蔽葉書を受け取った受取人は、第一のミシン目と第二のミシン目との間の領域を第一のミシン目及び第二のミシン目に沿って切り離すことにより、情報隠蔽葉書を開封することができる。本発明に係る情報隠蔽葉書においては、第一のミシン目と第二のミシン目との間の領域を切り離さない限りは、情報隠蔽葉書の開封を行なうことができないため、受取人が情報隠蔽葉書を受け取った時点において、該領域が切り離されていなければ、未だ情報隠蔽葉書は未開封であることを確認することができる一方、該領域が切り離されている場合には、情報隠蔽葉書は既に一旦開封されており、受取人以外の第三者が情報隠蔽葉書の本文を見たことを推定することができる。
さらに、本発明は、第三の態様として、一枚のシートと、剥離紙と、からなる情報隠蔽葉書であって、前記シートは、折り返し線に沿って折り返し可能であり、前記折り返し線を境界として第一領域と第二領域とを有しており、前記第二領域には、前記折り返し線と平行に延びる第一のミシン目と、前記折り返し線から離れる方向に前記第一のミシン目と間隔をおいて前記第一のミシン目と平行に延びる第二のミシン目とが形成され、前記第一領域の裏面には、第一非接着層が形成され、前記第二領域の裏面には、第二接着層が形成され、前記第一非接着層は、前記折り返し線を中心として前記第一領域の裏面と前記第二領域の裏面とを折り合わせたときに、前記折り返し線と平行に延びる前記第二領域の辺と前記第二のミシン目との間の領域と重なり合わないように、形成されており、前記剥離紙は前記第二領域の前記裏面に貼り付けられており、前記第一非接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを前記第二接着層を介して相互に貼り合わせた後であっても、前記第二接着層から剥離可能であり、前記第二接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを相互に貼り合わせた後に剥離不可能な接着力を有している情報隠蔽葉書を提供する。
本発明に係る情報隠蔽葉書においては、剥離紙を剥がした後、第一領域と第二領域とを折り返し線を中心として折り合わせ、第二接着層を介して第一領域の裏面と第二領域の裏面とを貼り合わせる。ただし、第一非接着層は第二接着層から剥離可能であるので、第一領域の裏面に第一非接着層が形成されている領域においては、第一領域の裏面と第二領域の裏面とは実質的には貼り合わせられてはいない。実質的には、第一非接着層が形成されていない領域(折り返し線を中心として第一領域の裏面と第二領域の裏面とを折り合わせたときに、折り返し線と平行に延びる第二領域の辺と第二のミシン目との間の領域に対応する第一領域の領域)においてのみ、第一領域の裏面と第二領域の裏面とは貼り合わせられている。この状態で情報隠蔽葉書は発送される。情報隠蔽葉書を受け取った受取人は、第一のミシン目と第二のミシン目との間の領域を第一のミシン目及び第二のミシン目に沿って切り離すことにより、情報隠蔽葉書を開封することができる。これは、第一非接着層は第二接着層から剥離可能であるので、第一非接着層が形成されている領域においては、第一領域の裏面と第二領域の裏面とは貼り合わせられていないからである。本発明に係る情報隠蔽葉書においては、第一のミシン目と第二のミシン目との間の領域を切り離さない限りは、情報隠蔽葉書の開封を行なうことができないため、受取人が情報隠蔽葉書を受け取った時点において、該領域が切り離されていなければ、未だ情報隠蔽葉書は未開封であることを確認することができる一方、該領域が切り離されている場合には、情報隠蔽葉書は既に一旦開封されており、受取人以外の第三者が情報隠蔽葉書の本文を見たことを推定することができる。
本発明は、上記の第一の態様に係る情報隠蔽葉書の製造方法であって、印刷用紙から前記情報隠蔽葉書を裁断する工程と、前記第二領域の裏面に前記第一接着層及び前記第二接着層を同時に形成する工程と、前記第二領域の前記裏面に前記剥離紙を貼り付ける工程と、前記第二領域に前記第一のミシン目及び前記第二のミシン目を同時に形成する工程と、を備える情報隠蔽葉書の製造方法を提供する。
本製造方法により、上記の第一の態様に係る情報隠蔽葉書を製造することができる。
本製造方法は、前記第一領域及び前記第二領域の少なくとも何れか一方に印刷を行う工程を備えることが好ましい。
本製造方法は、前記折り返し線に、折り目を付け、または、ミシン目を形成する工程を備えることが好ましい。
本発明は、上記の第二の態様に係る情報隠蔽葉書の製造方法であって、印刷用紙から前記情報隠蔽葉書を裁断する工程と、前記第二領域の裏面に前記第一接着層を、前記第三領域の裏面に前記第二接着層をそれぞれ同時に形成する工程と、前記第二領域の前記裏面に前記剥離紙を貼り付ける工程と、前記第三領域に前記第一のミシン目及び前記第二のミシン目を同時に形成する工程と、を備える情報隠蔽葉書の製造方法を提供する。
本製造方法により、上記の第二の態様に係る情報隠蔽葉書を製造することができる。
本製造方法は、前記第一領域、前記第二領域及び前記第三領域の少なくとも何れか一つに印刷を行う工程を備えることが好ましい。
本製造方法は、前記第一及び第二の折り返し線に、折り目を付け、または、ミシン目を形成する工程を備えることが好ましい。
本発明は、上記の第三の態様に係る情報隠蔽葉書の製造方法であって、印刷用紙から前記情報隠蔽葉書を裁断する工程と、前記第一領域の裏面に前記第一非接着層を形成する工程と、前記第二領域の裏面に前記第二接着層を形成する工程と、前記第二領域の前記裏面に前記剥離紙を貼り付ける工程と、前記第二領域に前記第一のミシン目及び前記第二のミシン目を同時に形成する工程と、を備える情報隠蔽葉書の製造方法を提供する。
本製造方法により、上記の第三の態様に係る情報隠蔽葉書を製造することができる。
本発明に係る情報隠蔽葉書においては、第一のミシン目と第二のミシン目との間に挟まれる領域を切り離さない限りは、本発明に係る情報隠蔽葉書の開封を行なうことができない。このため、受取人が本情報隠蔽葉書を受け取った時点において、該領域が切り離されていなければ、未だ本情報隠蔽葉書は未開封であることを確認することができる。その一方、該領域が切り離されている場合には、情報隠蔽葉書は既に一旦開封されており、受取人以外の第三者が情報隠蔽葉書の本文を見たことを推定することができる。
[第一の実施形態]
図1は本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書の表面の平面図、図2は本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書の裏面(剥離紙が貼り付けられていない状態)の平面図、図3は本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書の裏面(剥離紙が貼り付けられている状態)の平面図、図4は図3のA−A線における断面図である。
以下、図1乃至図4を参照して、本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書10を説明する。
本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書10は、一枚の紙製のシート11と、剥離紙19と、からなる。
シート11の中心線には折り返し線12が設けられており、シート11はこの折り返し線12に沿って折り返し可能に形成されている。
シート11は、折り返し線12を境界として、その左右に第一領域13と第二領域14とを有している。第一領域13と第二領域14とは相互に同じ大きさを有しており、それぞれ表面13a(図1参照)、14a(図1参照)と裏面13b(図2参照)、14b(図2参照)とを有している。第一領域13と第二領域14とはともに現在使用されている葉書と同じ大きさである。
第一領域13の表面13aには、切手を貼る枠20aと、郵便番号を記入する枠20bとが予め印刷されている。
第二領域14には、折り返し線12と平行に延びる第一のミシン目15と、折り返し線12から離れる方向に第一のミシン目15と間隔をおいて第一のミシン目15と平行に延びる第二のミシン目16とが形成されている。図1に示すように、第一のミシン目15及び第二のミシン目16は、折り返し線12とは反対側の第二領域14の辺14cの近傍に形成されている。
図2及び図4に示すように、第二領域14の裏面14bには、折り返し線12と第一のミシン目15との間の領域に、折り返し線12の近傍の領域を除いて、第一接着層17(左斜め下の斜線の領域)が形成されており、さらに、第二領域14の辺14cと第二のミシン目16との間の領域に第二接着層18(右斜め下の斜線の領域)が形成されている。
図3及び図4に示すように、剥離紙19は第二領域14の裏面14bに、すなわち、第一接着層17及び第二接着層18上に貼り付けられている。
第一接着層17は、折り返し線12を中心としてシート11を折り返して第二領域14の裏面14bと第一領域13の裏面13bとを相互に貼り合わせた後に剥離可能であり、かつ、再貼り付け可能な程度の接着力を有している。
また、第二接着層18は、折り返し線12を中心としてシート11を折り返して第二領域14の裏面14bと第一領域13の裏面13bとを相互に貼り合わせた後に剥離不可能な程度の接着力を有している。
次いで、本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書10の使用方法を以下に説明する。
先ず、第一領域13の表面13aに受取人の宛て名及び氏名を記入し、第一領域13の裏面13bに本文を記載した後、剥離紙19を第二領域14の裏面14bから剥がす。
次いで、折り返し線12を中心として第一領域13をK方向(図4参照)に折り曲げ、第一領域13の裏面13bと第二領域14の裏面14bとを相互に貼り合わせる。これにより、第一領域13の裏面13bと第二領域14の裏面14bとは第一接着層17及び第二接着層18を介して相互に貼り合わせられる。
受取人はこの状態で情報隠蔽葉書10を受け取る。
受取人は、第一のミシン目15と第二のミシン目16との間に挟まれた領域21の一端を持って、第一のミシン目15と第二のミシン目16に沿って、領域21を周囲の第二領域14から切り離す。この際、周囲の第二領域14は第一接着層17及び第二接着層18を介して第一領域13に貼り付けられているため、領域21のみが第一のミシン目15と第二のミシン目16に沿って切り離されることになる。
第二のミシン目16と第二領域14の辺14cとの間の領域は第二接着層18を介して第一領域13に貼り付けられているため、第一領域13からは剥がれない。
これに対して、折り返し線12と第一のミシン目15との間の領域は第一接着層17を介して第一領域13に貼り付けられているため、第一領域13から剥がすことが可能である。受取人は、領域21を切り離した後、領域21から折り返し線12の方向に折り返し線12と第一のミシン目15との間の第二領域14を第一領域13から剥がすことにより、第一領域13の裏面13bに記載された本文を読むことができる。
本文を読み終わった後は、折り返し線12と第一のミシン目15との間の第二領域14を再び第一領域13の裏面13bに貼り付けておくことができる。
以上のように、本実施形態に係る情報隠蔽葉書10によれば、第一のミシン目15と第二のミシン目16との間に挟まれた領域21を切り離すことにより、情報隠蔽葉書10の開封が行なわれ、領域21を切り離さない限りは、情報隠蔽葉書10の開封を行なうことができない。このため、受取人が情報隠蔽葉書10を受け取った時点において、領域21が切り離されていなければ、未だ情報隠蔽葉書10は未開封であることを確認することができる一方、領域21が切り離されている場合には、情報隠蔽葉書10は既に一旦開封されており、受取人以外の第三者が情報隠蔽葉書10の本文を見たことを推定することができる。
第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書10は以上のような構成に限定されるものではなく、以下のように、種々の変更を加えることが可能である。
シート11の中心線には折り返し線12が設けられているが、折り返し線12に代えて、第一のミシン目15及び第二のミシン目16と同様のミシン目を入れることも可能である。
情報隠蔽葉書10の開封後においては、第二領域14は不要となるが(本文は第一領域13の裏面13bに記載されているので)、シート11の中心線にミシン目を入れておくことにより、第一領域13と第二領域14とを切り離すことが可能になり、第一領域13のみを保存しておくことが可能になる。
あるいは、シート11の中心線には単に目印となる線を引いておくことも可能である。この線に沿ってシート11を折り曲げればよい。
さらに、第二領域14の表面14aに宣伝広告を印刷した場合、第二領域14の裏面14bには第一接着層17が形成されているため、切り離した第二領域14を、例えば、壁に貼り付けて見やすいようにすることも可能になる。
なお、第一の実施形態においては、折り返し線12はシート11の中心線に設けたが、折り返し線12を設ける位置はシート11の中心線に限定されるものではない。例えば、第一領域13を第二領域14よりも大きく形成し、折り返し線12をシート11の中心線よりも第二領域14側に移行させることもできる。
また、第一の実施形態においては、第一接着層17は、折り返し線12の近傍を除いて、第二領域14のほぼ全域にわたって形成されているが、第一接着層17をこのように形成することも必ずしも必要ではない。
第一接着層17は、第二領域14の裏面14bを第一領域13の裏面13bに貼り合わせた際に、第一領域13の裏面13bに記載された本文が隠れるように第二領域14の裏面14bが第一領域13の裏面13bに貼り合わせられるような範囲に形成されれば十分である。
また、第一のミシン目15と第二のミシン目16との間に挟まれた領域21には、周囲の第二領域14と区別しやすくするために、周囲の第二領域14とは異なる配色または模様などを施すことができる。これにより、受取人は、第一のミシン目15及び第二のミシン目16の代わりに、周囲の第二領域14とは異なる配色または模様の領域21を目印として、切り離す領域を見つけ出すことができる。
なお、本明細書中、ミシン目には「両刃抜き」と呼ばれるカットの仕方も含まれるものとする。
図5及び図6は本実施形態に係る情報隠蔽葉書10の製造装置を示す概略図であり、図7は本実施形態に係る情報隠蔽葉書10の製造方法を示すフローチャートである。
以下、図5、図6及び図7を参照して、本実施形態に係る情報隠蔽葉書10の製造方法を説明する。
図5に示す製造装置はオフセット印刷機である。
先ず、印刷用紙はロール22から裁断セクション23に送られ、シート11の大きさに裁断される(図7のステップS01)。
次いで、印刷用紙は印刷セクション24に送られ、印刷セクション24において、第一領域13の表面13aに枠20a、20bが印刷される(図7のステップS02)。第二領域14の表面14aにおける第一のミシン目15と第二のミシン目16との間に挟まれた領域21に周囲の領域とは異なる色を印刷する場合には、印刷セクション24において、領域21にその色が印刷される。
この後、印刷用紙は一旦集積される。
図6に示す製造装置はタック印刷機である。
一旦集積された印刷用紙は、接着剤塗布セクション25に送られ、第二領域14の裏面14bに第一接着層17を形成する接着剤及び第二接着層18を形成する接着剤が塗布される(図7のステップS03)。
次いで、印刷用紙は、剥離紙付与セクション26に送られ、剥離紙付与セクション26において、第二領域14の裏面14bに、すなわち、第一接着層17及び第二接着層18上に剥離紙19が貼り付けられる(図7のステップS04)。
次いで、印刷用紙はミシン目形成セクション27に送られ、第一接着層17及び第二接着層18の間に第一のミシン目15及び第二のミシン目16が形成される(図7のステップS05)。シート11の中心線にミシン目を入れる場合には、ミシン目形成セクション27において、第一のミシン目15及び第二のミシン目16とともにシート11の中心線にミシン目が形成される。
最後に、折り目セクション28において、シート11の中心線に折り目が入れられる(図7のステップS06)。
なお、印刷セクション24における印刷工程(図7のステップS02)は省略可能である。
[第二の実施形態]
図8は本発明の第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書の表面の平面図、図9は本発明の第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書の裏面(剥離紙が貼り付けられていない状態)の平面図、図10は図9のB−B線における断面図(剥離紙が貼り付けられている状態)、図11は本発明の第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書を発送する際の状態を示す平面図、図12は図11のC−C線における断面図である。
以下、図8乃至図12を参照して、本発明の第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書30を説明する。
本発明の第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書30は、一枚の紙製のシート31と、剥離紙41と、からなる。
シート31には第一の折り返し線32aと第二の折り返し線32bが設けられており、シート31は第一の折り返し線32a及び第二の折り返し線32bに沿ってそれぞれ折り返し可能に形成されている。
第一の折り返し線32aの両側には第一領域33及び第二領域34が形成され、第二の折り返し線32bの両側に第二領域34及び第三領域35が形成されている。第一領域33と第二領域34とは相互に同じ大きさを有しており、ともに現在使用されている葉書と同じ大きさである。第一領域33、第二領域34及び第三領域35はそれぞれ表面33a(図8参照)、34a(図8参照)、35a(図8参照)と裏面33b(図9参照)、34b(図9参照)、35b(図9参照とを有している。
第一領域33の表面33aには、切手を貼る枠20aと、郵便番号を記入する枠20bとが予め印刷されている。
第三領域35には、第二の折り返し線32bと平行に延びる第一のミシン目36と、第二の折り返し線32bから離れる方向に第一のミシン目36と間隔をおいて第一のミシン目36と平行に延びる第二のミシン目37とが形成されている。図8に示すように、第一のミシン目36及び第二のミシン目37は、第二の折り返し線32bとは反対側の第三領域35の辺35cの近傍に形成されている。
図9及び図10に示すように、第二領域34の裏面34bには、第一の折り返し線32aと第二の折り返し線32bとの間の領域に、第一の折り返し線32aの近傍の領域を除いて、第一接着層38(左斜め下の斜線の領域)が形成されている。
さらに、第三領域35の辺35cと第二のミシン目37との間の領域に第二接着層39(右斜め下の斜線の領域)が形成されている。
図10に示すように、剥離紙41は第二領域34の裏面34b及び第三領域35の裏面35bに、すなわち、第一接着層38及び第二接着層39を覆うように貼り付けられている。
第一接着層38は、第一の実施形態における第一接着層17と同様の接着力を有しており、第二接着層39は、第一の実施形態における第二接着層18と同様の接着力を有している。
次いで、本発明の第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書30の使用方法を以下に説明する。
先ず、第一領域33の表面33aに受取人の宛て名及び氏名を記入し、第一領域33の裏面33bに本文を記載した後、剥離紙41を第二領域34の裏面34b及び第三領域35の裏面35bから剥がす。
次いで、第一の折り返し線32aを中心として第一領域33の裏面33bと第二領域34の裏面34bとが相互に重なり合うように折り合わせる。これにより、第一領域33の裏面33bと第二領域34の裏面34bとは第一接着層38を介して相互に貼り合わせられる。
次いで、第二の折り返し線32bを中心として、第三領域35の裏面35bが第一領域33の表面33aの上に重なるように、第三領域35を折り曲げる。
次いで、図11及び図12に示すように、第二接着層39を介して第三領域35の裏面35bを第一領域33の表面33a上に貼り付ける。
受取人は、図11及び図12に示すように、第一領域33、第二領域34及び第三領域35が相互に貼り合わせられた状態で情報隠蔽葉書30を受け取る。
受取人は、第一のミシン目36と第二のミシン目37との間に挟まれた領域40の一端を持って、第一のミシン目36と第二のミシン目37に沿って、領域40を周囲の第三領域35から切り離す。この際、周囲の第三領域35は第一接着層39を介して第一領域33の表面33aに貼り付けられているため、領域40のみが第一のミシン目36と第二のミシン目37に沿って切り離されることになる。
第二のミシン目37と第三領域35の辺35cとの間の領域は第二接着層39を介して第一領域33の表面33aに貼り付けられているため、第一領域33からは剥がれない。
これに対して、第二領域34は第一接着層38を介して第一領域33の裏面33bに貼り付けられているため、第一領域33から剥がすことが可能である。受取人は、領域40を切り離した後、第二領域34を第一領域33から剥がすことにより、第一領域33の裏面33bに記載された本文を読むことができる。
本文を読み終わった後は、第二領域34を再び第一領域33の裏面33bに貼り付けておくことができる。
以上のように、本実施形態に係る情報隠蔽葉書30によれば、第一のミシン目36と第二のミシン目37との間に挟まれた領域40を切り離すことにより、情報隠蔽葉書30の開封が行なわれ、領域0を切り離さない限りは、情報隠蔽葉書30の開封を行なうことができない。このため、受取人が情報隠蔽葉書30を受け取った時点において、領域40が切り離されていなければ、未だ情報隠蔽葉書30は未開封であることを確認することができる一方、領域40が切り離されている場合には、情報隠蔽葉書30は既に一旦開封されており、受取人以外の第三者が情報隠蔽葉書30の本文を見たことを推定することができる。
さらに、本実施形態に係る情報隠蔽葉書30においては、第一の実施形態の場合と異なり、第一のミシン目36及び第二のミシン目37は第二領域34には形成されていないため、第一接着層38を第一の実施形態における第一接着層17よりも広くすることができる。すなわち、第一接着層38が形成された第二領域34の裏面34bによって覆われる第一領域33の裏面33bの面積を第一の実施形態よりも広くすることができる。すなわち、本文を記載する領域を第一の実施形態よりも広くすることができる。
第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書30は以上のような構成に限定されるものではなく、第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書10と同様に、種々の変更を加えることが可能である。
図13は本実施形態に係る情報隠蔽葉書30の製造方法を示すフローチャートである。
以下、図5、図6及び図13を参照して、本実施形態に係る情報隠蔽葉書30の製造方法を説明する。
本実施形態に係る情報隠蔽葉書30の製造に際しては、第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書10の場合と同様に、図5に示すオフセット印刷機と図6に示すタック印刷機とを用いる。
先ず、印刷用紙はロール22から裁断セクション23に送られ、シート31の大きさに裁断される(図13のステップS11)。
次いで、印刷用紙は印刷セクション24に送られ、印刷セクション24において、第一領域33の表面33aに枠20a、20bが印刷される(図13のステップS12)。第三領域35の表面35aにおける第一のミシン目36と第二のミシン目37との間に挟まれた領域40に周囲の領域とは異なる色を印刷する場合には、印刷セクション24において、領域40にその色が印刷される。
この後、印刷用紙は一旦集積される。
一旦集積された印刷用紙は、接着剤塗布セクション25に送られ、第二領域34の裏面34bに第一接着層38を形成する接着剤及び第三領域35の裏面35bに第二接着層39を形成する接着剤がそれぞれ塗布される(図13のステップS13)。
次いで、印刷用紙は、剥離紙付与セクション26に送られ、剥離紙付与セクション26において、第二領域34の裏面34b及び第三領域35の裏面35bに、すなわち、第一接着層38及び第二接着層39上に剥離紙41が貼り付けられる(図13のステップS14)。
次いで、印刷用紙はミシン目形成セクション27に送られ、第三領域35に第一のミシン目38及び第二のミシン目39が形成される(図13のステップS15)。シート31の中心線にミシン目を入れる場合には、ミシン目形成セクション27において、第一のミシン目38及び第二のミシン目39とともにシート31の中心線にミシン目が形成される。
最後に、折り目セクション28において、シート31の中心線に折り目が入れられる(図13のステップS16)。
なお、印刷セクション24における印刷工程(図13のステップS12)は省略可能である。
[第三の実施形態]
図14は本発明の第三の実施形態に係る情報隠蔽葉書の表面の平面図、図15は本発明の第三の実施形態に係る情報隠蔽葉書の裏面(剥離紙が貼り付けられていない状態)の平面図、図16は図15のD−D線における断面図(剥離紙が貼り付けられている状態)である。
以下、図14乃至図16を参照して、本発明の第三の実施形態に係る情報隠蔽葉書50を説明する。
本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書50は、一枚の紙製のシート51と、剥離紙59と、からなる。
シート51の中心線には折り返し線52が設けられており、シート51はこの折り返し線52に沿って折り返し可能に形成されている。
シート51は、折り返し線52を境界として、その左右に第一領域53と第二領域54とを有している。第一領域53と第二領域54とは相互に同じ大きさを有しており、それぞれ表面53a(図14参照)、54a(図14参照)と裏面53b(図15参照)、54b(図15参照)とを有している。第一領域53と第二領域54とはともに現在使用されている葉書と同じ大きさである。
第一領域53の表面53aには、切手を貼る枠20aと、郵便番号を記入する枠20bとが予め印刷されている。
第二領域54には、折り返し線52と平行に延びる第一のミシン目55と、折り返し線52から離れる方向に第一のミシン目55と間隔をおいて第一のミシン目55と平行に延びる第二のミシン目56とが形成されている。図14に示すように、第一のミシン目55及び第二のミシン目56は、折り返し線52とは反対側の第二領域54の辺54cの近傍に形成されている。具体的には、第二のミシン目56が、第二領域54の辺54cから距離Xだけ離れるように、形成されている。
図15及び図16に示すように、第一領域53の裏面53bには、第一非接着層57(左斜め下の斜線の領域)が形成されている。具体的には、第一非接着層57は、折り返し線52の近傍の領域を除いて、さらに、折り返し線52とは反対側の第一領域53の辺53cから距離Xの領域を除いて、形成されている。
さらに、第二領域54の裏面54bには、折り返し線52の近傍の領域を除いて、第二接着層58(右斜め下の斜線の領域)が形成されている。
図16に示すように、剥離紙59は第二領域54の裏面54bに、すなわち、第二接着層58上に貼り付けられている。
第二接着層58は、第一の実施形態における第二接着層18と同様の接着力を有している。
第一非接着層57は、ニスやシリコンなどの溶剤を塗布し、乾燥させることにより形成されている。このため、第一非接着層57の表面はつるつるの状態になっており、第一非接着層57の表面の接着性は極めて小さい。従って、第二領域54の裏面54bと第一領域53の裏面53bとを第二接着層58を介して相互に貼り合わせた後であっても、第一非接着層57は第二接着層58から剥離可能である。すなわち、第一非接着層57が形成されている領域においては、第二領域54の裏面54bと第一領域53の裏面53bとは相互に剥離可能になっている。
次いで、本発明の第三の実施形態に係る情報隠蔽葉書50の使用方法を以下に説明する。
先ず、第一領域53の表面53aに受取人の宛て名及び氏名を記入する。なお、第一領域53の裏面53bには、例えば、印刷により、既に本文は記載されており、その上に第一非接着層57が形成されているものとする。あるいは、第一非接着層57の上に本文を記載してもよい。
この後、剥離紙59を第二領域54の裏面54bから剥がす。
次いで、折り返し線52を中心として第一領域53を折り曲げ、第一領域53の裏面53bと第二領域54の裏面54bとを相互に貼り合わせる。
前述のように、第一非接着層57が形成されている領域においては、第二領域54は第一領域53から剥離可能であるが、第一領域53の辺53cから距離Xの領域には第一非接着層57は形成されていないため、この領域においてのみ、第一領域53の裏面53bと第二領域54の裏面54bとは第二接着層58を介して相互に貼り合わせられる。
受取人はこの状態で情報隠蔽葉書50を受け取る。
受取人は、第一のミシン目55と第二のミシン目56との間に挟まれた領域61の一端を持って、第一のミシン目55と第二のミシン目56に沿って、領域61を周囲の第二領域54から切り離す。この際、領域61に対応する第一領域53上には第一非接着層57が形成されているのに対して、第二領域54の辺54cから距離Xの領域においては第二接着層58を介して第二領域54が第一領域53に貼り付けられているため、領域61のみが第一のミシン目55と第二のミシン目56に沿って切り離されることになる。
第二のミシン目56と第二領域54の辺54cとの間の領域、すなわち、第二領域54の辺54cから距離Xの領域は第二接着層58を介して第一領域53に貼り付けられているため、第一領域53からは剥がれない。
これに対して、折り返し線52と第一のミシン目55との間の領域には第二接着層58が形成されてはいるが、この領域に対応して、第一領域53の裏面53bに第一非接着層57が形成されているため、第二領域54を第一領域53から剥がすことが可能である。受取人は、領域61を切り離した後、領域61から折り返し線52の方向に折り返し線52と第一のミシン目55との間の第二領域54を第一領域53から剥がすことにより、第一領域53の裏面53bに記載された本文を読むことができる。
本文を読み終わった後は、折り返し線52と第一のミシン目55との間の第二領域54を再び第一領域53の裏面53bに貼り付けておくことができる。
以上のように、本実施形態に係る情報隠蔽葉書50によれば、第一のミシン目55と第二のミシン目56との間に挟まれた領域61を切り離すことにより、情報隠蔽葉書50の開封が行なわれ、領域61を切り離さない限りは、情報隠蔽葉書50の開封を行なうことができない。このため、受取人が情報隠蔽葉書50を受け取った時点において、領域61が切り離されていなければ、未だ情報隠蔽葉書50は未開封であることを確認することができる一方、領域61が切り離されている場合には、情報隠蔽葉書50は既に一旦開封されており、受取人以外の第三者が情報隠蔽葉書50の本文を見たことを推定することができる。
第三の実施形態に係る情報隠蔽葉書50は以上のような構成に限定されるものではなく、第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書10と同様に、種々の変更を加えることが可能である。
また、本実施形態においては、第一非接着層57は、折り返し線52の近傍と第一領域53の辺53cから距離Xの領域とを除いて、第一領域53の全域にわたって形成されているが、第一非接着層57をこのように形成することも必ずしも必要ではない。
第一非接着層57は、第二領域54の裏面54bを第一領域53の裏面53bに貼り合わせた際に、第一領域53の裏面53bに記載された本文が隠れるように第二領域54の裏面54bが第一領域53の裏面53bに貼り合わせられるような範囲に形成されれば十分であり、この場合、第二接着層58も第一非接着層57に対応する領域にのみ形成される。
そのような一例を図17に示す。
図17に示すように、第一非接着層57は、第一領域53内において、第一領域53の外周にのみ、枠状に形成されている。第二領域54の裏面54bに形成される第二接着層58も枠状の第一非接着層57に対応して枠状に形成されている。図17に示す例においては、枠状の第一非接着層57に囲まれる領域に本文が記載される。
図18は本実施形態に係る情報隠蔽葉書50の製造方法を示すフローチャートである。
以下、図18を参照して、本実施形態に係る情報隠蔽葉書50の製造方法を説明する。
本実施形態に係る情報隠蔽葉書50の製造に際しては、第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書10の場合と同様に、図5に示すオフセット印刷機と図6に示すタック印刷機とを用いる。
先ず、印刷用紙はロール22から裁断セクション23に送られ、シート31の大きさに裁断される(図18のステップS21)。
次いで、印刷用紙は印刷セクション24に送られ、印刷セクション24において、第一領域53の表面53aに枠20a、20bが印刷され、さらに、第一領域53の裏面53bに本文が印刷される(図18のステップS22)。第二領域54の表面54aにおける第一のミシン目55と第二のミシン目56との間に挟まれた領域61に周囲の領域とは異なる色を印刷する場合には、印刷セクション24において、領域61にその色が印刷される。
次いで、溶剤塗布セクション(図示せず)において、第一領域53の裏面53bにニス、シリコンその他の溶剤を塗布し、乾燥させることにより、第一領域53の裏面53bに第一非接着層57を形成する(図18のステップS23)。
この後、印刷用紙は一旦集積される。
一旦集積された印刷用紙は、接着剤塗布セクション25に送られ、第二領域54の裏面54bに第二接着層58を形成する接着剤がそれぞれ塗布される(図18のステップS24)。
次いで、印刷用紙は、剥離紙付与セクション26に送られ、剥離紙付与セクション26において、第二領域54の裏面54bに、すなわち、第二接着層58上に剥離紙59が貼り付けられる(図18のステップS25)。
次いで、印刷用紙はミシン目形成セクション27に送られ、第二領域54に第一のミシン目55及び第二のミシン目56が形成される(図18のステップS26)。シート51の中心線にミシン目を入れる場合には、ミシン目形成セクション27において、第一のミシン目55及び第二のミシン目56とともにシート51の中心線にミシン目が形成される。
最後に、折り目セクション28において、シート51の中心線に折り目が入れられる(図18のステップS27)。
なお、印刷セクション24における印刷工程(図18のステップS22)は省略可能である。
図1は本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書の表面の平面図である。 図2は本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書の裏面(剥離紙が貼り付けられていない状態)の平面図である。 図3は本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書の裏面(剥離紙が貼り付けられている状態)の平面図である。 図4は図3のA−A線における断面図である。 図5は本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書の製造装置を示す概略図である。 図6は本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書の製造装置を示す概略図である。 図7は本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書の製造方法を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書の表面の平面図である。 本発明の第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書の裏面(剥離紙が貼り付けられていない状態)の平面図である。 図9のB−B線における断面図(剥離紙が貼り付けられている状態)である。 本発明の第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書を発送する際の状態を示す平面図である。 図12は図11のC−C線における断面図である。 図13は本発明の第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書の製造方法を示すフローチャートである。 本発明の第三の実施形態に係る情報隠蔽葉書の表面の平面図である。 本発明の第三の実施形態に係る情報隠蔽葉書の裏面(剥離紙が貼り付けられていない状態)の平面図である。 図15のD−D線における断面図(剥離紙が貼り付けられている状態)である。 本発明の第三の実施形態の変形例に係る情報隠蔽葉書の裏面(剥離紙が貼り付けられていない状態)の平面図である。 図18は本発明の第三の実施形態に係る情報隠蔽葉書の製造方法を示すフローチャートである。
符号の説明
10 本発明の第一の実施形態に係る情報隠蔽葉書
11、31、51 シート
12、32、52 折り返し線
13、33、53 第一領域
14、34、54 第二領域
15、36、55 第一のミシン目
16、37、56 第二のミシン目
17、38 第一接着層
18、39、58 第二接着層
19、41、59 剥離紙
20a、20b 枠
22 ロール
23 裁断セクション
24 印刷セクション
25 接着剤塗布セクション
26 剥離紙付与セクション
27 ミシン目形成セクション
28 折り目セクション
30 本発明の第二の実施形態に係る情報隠蔽葉書
35 第三領域
50 本発明の第三の実施形態に係る情報隠蔽葉書
57 第一非接着層
この目的を達成するため、本発明は、一枚のシートと、剥離紙と、からなる情報隠蔽葉書であって、前記シートは、折り返し線に沿って折り返し可能であり、前記折り返し線を境界として第一領域と第二領域とを有しており、前記第二領域には、前記折り返し線と平行に延びる第一のミシン目と、前記折り返し線から離れる方向に前記第一のミシン目と間隔をおいて前記第一のミシン目と平行に延びる第二のミシン目とが形成され、前記第一領域の裏面には予め情報が印刷されており、かつ、前記第一領域の前記裏面上には第一非接着層が形成され、前記第二領域の裏面には、第二接着層が形成され、前記第一非接着層は、前記折り返し線を中心として前記第一領域の裏面と前記第二領域の裏面とを折り合わせたときに、前記折り返し線と平行に延びる前記第二領域の辺と前記第二のミシン目との間の領域と重なり合わないように、形成されており、前記剥離紙は前記第二領域の前記裏面に貼り付けられており、前記第一非接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを前記第二接着層を介して相互に貼り合わせた後であっても、前記第二接着層から剥離可能であり、前記第二接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを相互に貼り合わせた後に剥離不可能な接着力を有している情報隠蔽葉書を提供する。
本発明に係る情報隠蔽葉書においては、剥離紙を剥がした後、第一領域と第二領域とを折り返し線を中心として折り合わせ、第二接着層を介して第一領域の裏面と第二領域の裏面とを貼り合わせる。ただし、第一非接着層は第二接着層から剥離可能であるので、第一領域の裏面に第一非接着層が形成されている領域においては、第一領域の裏面と第二領域の裏面とは実質的には貼り合わせられてはいない。実質的には、第一非接着層が形成されていない領域(折り返し線を中心として第一領域の裏面と第二領域の裏面とを折り合わせたときに、折り返し線と平行に延びる第二領域の辺と第二のミシン目との間の領域に対応する第一領域の領域)においてのみ、第一領域の裏面と第二領域の裏面とは貼り合わせられている。この状態で情報隠蔽葉書は発送される。情報隠蔽葉書を受け取った受取人は、第一のミシン目と第二のミシン目との間の領域を第一のミシン目及び第二のミシン目に沿って切り離すことにより、情報隠蔽葉書を開封することができる。これは、第一非接着層は第二接着層から剥離可能であるので、第一非接着層が形成されている領域においては、第一領域の裏面と第二領域の裏面とは貼り合わせられていないからである。本発明に係る情報隠蔽葉書においては、第一のミシン目と第二のミシン目との間の領域を切り離さない限りは、情報隠蔽葉書の開封を行なうことができないため、受取人が情報隠蔽葉書を受け取った時点において、該領域が切り離されていなければ、未だ情報隠蔽葉書は未開封であることを確認することができる一方、該領域が切り離されている場合には、情報隠蔽葉書は既に一旦開封されており、受取人以外の第三者が情報隠蔽葉書の本文を見たことを推定することができる。
本発明は、上記の情報隠蔽葉書の製造方法であって、印刷用紙から前記情報隠蔽葉書を裁断する工程と、前記第一領域の裏面に情報を印刷する工程と、前記第一領域の裏面に前記第一非接着層を形成する工程と、前記第二領域の裏面に前記第二接着層を形成する工程と、前記第二領域の前記裏面に前記剥離紙を貼り付ける工程と、前記第二領域に前記第一のミシン目及び前記第二のミシン目を同時に形成する工程と、を備える情報隠蔽葉書の製造方法を提供する。
本製造方法により、上記の情報隠蔽葉書を製造することができる。

Claims (17)

  1. 一枚のシートと、剥離紙と、からなる情報隠蔽葉書であって、
    前記シートは、折り返し線に沿って折り返し可能であり、前記折り返し線を境界として第一領域と第二領域とを有しており、
    前記第二領域には、前記折り返し線と平行に延びる第一のミシン目と、前記折り返し線から離れる方向に前記第一のミシン目と間隔をおいて前記第一のミシン目と平行に延びる第二のミシン目とが形成され、
    前記第二領域の裏面には、前記折り返し線と前記第一のミシン目との間の領域に第一接着層が形成され、さらに、前記折り返し線と平行に延びる前記第二領域の辺と前記第二のミシン目との間の領域に第二接着層が形成され、
    前記剥離紙は前記第二領域の前記裏面に貼り付けられており、
    前記第一接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを相互に貼り合わせた後に剥離可能であり、かつ、再貼り付け可能な接着力を有しており、
    前記第二接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを相互に貼り合わせた後に剥離不可能な接着力を有している情報隠蔽葉書。
  2. 前記第一接着層は、前記第二領域の何れか一方の裏面のほぼ全域にわたって形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報隠蔽葉書。
  3. 一枚のシートと、剥離紙と、からなる情報隠蔽葉書であって、
    前記シートは、折り返し線に沿って折り返し可能であり、前記折り返し線を境界として第一領域と第二領域とを有しており、
    前記第二領域には、前記折り返し線と平行に延びる第一のミシン目と、前記折り返し線から離れる方向に前記第一のミシン目と間隔をおいて前記第一のミシン目と平行に延びる第二のミシン目とが形成され、
    前記第一領域の裏面には、第一非接着層が形成され、前記第二領域の裏面には、第二接着層が形成され、
    前記第一非接着層は、前記折り返し線を中心として前記第一領域の裏面と前記第二領域の裏面とを折り合わせたときに、前記折り返し線と平行に延びる前記第二領域の辺と前記第二のミシン目との間の領域と重なり合わないように、形成されており、
    前記剥離紙は前記第二領域の前記裏面に貼り付けられており、
    前記第一非接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを前記第二接着層を介して相互に貼り合わせた後であっても、前記第二接着層から剥離可能であり、
    前記第二接着層は、前記第二領域の裏面と前記第一領域の裏面とを相互に貼り合わせた後に剥離不可能な接着力を有している情報隠蔽葉書。
  4. 前記折り返し線には折り目が付けられていることを特徴とする請求の範囲第1項または第3項に記載の情報隠蔽葉書。
  5. 前記折り返し線にはミシン目が形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項または第3項に記載の情報隠蔽葉書。
  6. 前記折り返し線は前記シートの中心線であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項の何れか一項に記載の情報隠蔽葉書。
  7. 一枚のシートと、剥離紙と、からなる情報隠蔽葉書であって、
    前記シートは、第一の折り返し線及び第二の折り返し線に沿ってそれぞれ折り返し可能であり、前記第一の折り返し線の両側に第一領域及び第二領域を形成し、前記第二の折り返し線の両側に前記第二領域及び第三領域を形成しており、
    前記第三領域には、前記第二の折り返し線と平行に延びる第一のミシン目と、前記第二の折り返し線から離れる方向に前記第一のミシン目と間隔をおいて前記第一のミシン目と平行に延びる第二のミシン目とが形成され、
    前記第二領域の裏面には第一接着層が形成され、
    前記第三領域の裏面には、前記第二のミシン目と、前記第二の折り返し線と平行な前記第三領域の辺との間の領域に第二接着層が形成され、
    前記剥離紙は前記第二領域の前記裏面及び前記第三領域の前記裏面に貼り付けられており、
    前記第一接着層は、前記第一領域の裏面と前記第二領域の裏面とを相互に貼り合わせた後に剥離可能であり、かつ、再貼り付け可能な接着力を有しており、
    前記第二接着層は、前記第三領域の裏面と前記第一領域の表面とを相互に貼り合わせた後に剥離不可能な接着力を有している情報隠蔽葉書。
  8. 前記第一接着層は、前記第二領域の裏面のほぼ全域にわたって形成されていることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の情報隠蔽葉書。
  9. 前記第一の折り返し線及び前記第二の折り返し線には折り目が付けられ、または、ミシン目が形成されていることを特徴とする請求の範囲第7項または第8項に記載の情報隠蔽葉書。
  10. 前記第一のミシン目と前記第二のミシン目との間に挟まれた領域は、他の領域と異なる配色または模様が施されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第9項の何れか一項に記載の情報隠蔽葉書。
  11. 請求の範囲第1項に記載の情報隠蔽葉書の製造方法であって、
    印刷用紙から前記情報隠蔽葉書を裁断する工程と、
    前記第二領域の裏面に前記第一接着層及び前記第二接着層を同時に形成する工程と、
    前記第二領域の前記裏面に前記剥離紙を貼り付ける工程と、
    前記第二領域に前記第一のミシン目及び前記第二のミシン目を同時に形成する工程と、
    を備える情報隠蔽葉書の製造方法。
  12. 請求の範囲第3項に記載の情報隠蔽葉書の製造方法であって、
    印刷用紙から前記情報隠蔽葉書を裁断する工程と、
    前記第一領域の裏面に前記第一非接着層を形成する工程と、
    前記第二領域の裏面に前記第二接着層を形成する工程と、
    前記第二領域の前記裏面に前記剥離紙を貼り付ける工程と、
    前記第二領域に前記第一のミシン目及び前記第二のミシン目を同時に形成する工程と、
    を備える情報隠蔽葉書の製造方法。
  13. 前記第一領域及び前記第二領域の少なくとも何れか一方に印刷を行う工程を備えることを特徴とする請求の範囲第11項または第12項に記載の情報隠蔽葉書の製造方法。
  14. 前記折り返し線に、折り目を付け、または、ミシン目を形成する工程を備えることを特徴とする請求の範囲第11項乃至第13項の何れか一項に記載の情報隠蔽葉書の製造方法。
  15. 請求の範囲第7項に記載の情報隠蔽葉書の製造方法であって、
    印刷用紙から前記情報隠蔽葉書を裁断する工程と、
    前記第二領域の裏面に前記第一接着層を、前記第三領域の裏面に前記第二接着層をそれぞれ同時に形成する工程と、
    前記第二領域の前記裏面に前記剥離紙を貼り付ける工程と、
    前記第三領域に前記第一のミシン目及び前記第二のミシン目を同時に形成する工程と、
    を備える情報隠蔽葉書の製造方法。
  16. 前記第一領域、前記第二領域及び前記第三領域の少なくとも何れか一つに印刷を行う工程を備えることを特徴とする請求の範囲第15項に記載の情報隠蔽葉書の製造方法。
  17. 前記第一及び第二の折り返し線に、折り目を付け、または、ミシン目を形成する工程を備えることを特徴とする請求の範囲第15項または第16項に記載の情報隠蔽葉書。
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