JP4826896B2 - 封筒作成用シート - Google Patents

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Description

本発明は封筒作成用シートに関する。
封書を送付する際に、宛名などの情報を封筒に記載する作業をすべて手作業で行うと手間がかかることから、プリンタ印刷にて宛名書きを行うことのできる宛名書き用ラベルシールなどが用いられている(例えば、特許文献1を参照)。このラベルシールは、プリンタに挿入可能な定型サイズの糊シートに剥離紙を貼り付け、さらに、糊シートを所定の領域ごとにハーフカットして複数のラベルを形成したものである。
特開平10−24681号公報
封筒への宛名書きに上記のようなラベルシールを用いた場合、宛名などをプリンタで印刷した後に、ハーフカット部分でラベル毎に切り離して、封筒に貼り付ける作業が必要となり、手間がかかる。
このような手間を省くためには、封筒を、直接プリンタに挿入して宛名などを印刷することが考えられる。しかし、プリンタにて封筒に印刷を行う際には、封筒を1枚ずつプリンタにセットする必要があるので印刷作業に手間がかかっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、印刷作業に手間のかからない封筒作成用シートの提供を目的とする。
請求項の発明は、四角形をなす第1シートと、これと同一の大きさの第2シートとを重ね合わせてなり、前記各シートの三辺部分及びその三辺のうち対向する二辺に平行な線(区画線)に沿った部分に封筒形成用の糊剤層を設けて前記両シートを接合することでそれぞれ封口部を有する複数の封筒部が形成されており、前記シートには前記区画線に沿って各シートを分断するための切り取り案内線が形成され前記第1シートの四辺のうち前記三辺部分を除いた一辺を含む領域には封緘用の糊剤層が形成されると共に、前記第2シートには、前記三辺部分を除いた一辺を含む領域を除去して前記第1シートの前記封緘用糊剤層を形成した領域を前記封筒部の封緘部として露出させるためのスリットまたはミシン目が形成されている構成としたところに特徴を有する。
請求項の発明は、四角形をなす同一の大きさの第1及び第2のシートを重ね合わせてなり、前記各シートの少なくとも一方のシートに一方側を開口させたコ字型形状の封筒形成用の糊剤層を複数形成することで前記両シートを接合して封口部を有する複数の封筒部が形成されており、前記シートには前記封口部の外側領域を残して各封筒部毎に個別に分断するための切り取り案内線が形成され、前記第1シートの前記封口部の外側領域には封緘用の糊剤層が形成されると共に、前記第2シートには、前記封口部の外側領域を除去して前記第1シートの前記封緘用糊剤層を形成した領域を前記封筒部の封緘部として露出させるためのスリットまたはミシン目が形成されている構成としたところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項または請求項に記載のものにおいて、前記封緘用糊剤層は粘着剤よりなり、前記第2シートのうち少なくとも前記封緘用糊剤層に対応する部分には前記粘着剤が粘着することを阻止する非粘着加工が施されているところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項ないし請求項のいずれかに記載のものにおいて、前記第1シートのうち前記封緘部にはその角部を除去するための角部切取用のスリットが形成されているところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載のものにおいて、前記切取り案内線は、マイクロミシン目であるところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載のものにおいて、前記封筒作成用シートの少なくとも一部には、透視を規制するための裏面印刷が施されているところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載のものにおいて、前記第2シートは透視可能な透光性を有しているところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載のものにおいて、前記第1シートには、前記第1シートのうち前記第2シートが積層されない露出部分であって前記封口部に連なる部分、または前記第1シートの前記封緘部を、前記第2シート側に折り曲げ可能とする折りすじが形成されているところに特徴を有する。
<請求項および請求項の発明>
請求項および請求項に記載の発明によれば、四角形をなす第1シートと、これと同一の大きさの第2シートとを重ね合わせてなり、かつ、第1シートの所定領域には封緘用の糊剤層が形成されると共に、第2シートには、第1シートの封緘用糊剤層を形成した領域を封筒部の封緘部として露出させるためのスリットまたはミシン目が形成されている。したがって、封筒作成用シートには、ほとんど段差がないから、プリンタで印刷する際に、封筒作成用シートがプリンタにスムーズに挿入されるので円滑に印刷作業を行うことができる。そのうえ、印刷後は、第2シートのスリットまたはミシン目に沿って第2シートの所定領域を除去することで封緘部が形成されるから、複数の封筒を容易に作成することができる。
<請求項の発明>
請求項に記載の発明によれば、封緘用糊剤層は粘着剤よりなり、第2シートのうち少なくとも封緘用糊剤層に対応する部分には粘着剤が粘着することを阻止する非粘着加工が施されているから、封緘部に粘着剤からなる糊剤層が形成されていても、第2シートのうち封緘用糊剤層に対応する部分を第1シートから容易に剥離除去することができる。
<請求項の発明>
請求項に記載の発明によれば、第1シートのうち封緘部にはその角部を除去するための角部切取用のスリットが形成されているから、第2シートのうち封緘部を覆う部分を剥離すると角部が切り取られる。したがって、封緘部を第2シート側に折り曲げた際に、角部が封筒の外側にはみだすことがないので、見た目が美しい。
<請求項の発明>
請求項に記載の発明によれば、切取り案内線は、マイクロミシン目になっているから、ハサミ等の工具を使わずに、封筒部同士を手で容易に切り離すことができる。また、マイクロミシン目は、通常のミシン目に比べて目が非常に細かいから、印刷時にプリンタのトナーがミシン目に付着しにくく、また、切り離した後の破断部分の凹凸が目立たないという効果を奏する。
<請求項の発明>
請求項に記載の発明によれば、封筒作成用シートの少なくとも一部には、透視を規制するための裏面印刷が施されているから、シートに施した裏面印刷にて、封筒の中身の透視を規制することができる。
<請求項の発明>
請求項に記載の発明によれば、第2シートは透視可能な透光性を有しているから、この封筒作成用シートを用いて作成した封筒は、一方の面から封筒の内容物を見ることが可能であるので、受取人の興味を引き開封率を上昇することができる。
<請求項の発明>
請求項に記載の発明によれば、第1シートには、封緘部として機能する部分を、第2シート側に折り曲げ可能とする折りすじが形成されているから、封緘の際に折りすじに沿って折ることができるので、封緘作業が容易で、かつ封緘後の見た目も美しい。
参考形態1>
参考形態1を図1および図2によって説明する。
本実施形態の封筒作成用シート10は、日本工業規格A列4番サイズ(以下、単に「A4サイズ」という)の第1シート11と、A4サイズの短辺を若干短くしたサイズの第2シート21とを、図1に示すように、互いの各三辺(図1における左辺、右辺および下辺)を整合した状態で、部分的に糊付けして、全体としてA4サイズに形成されている。
詳しくは、第1及び第2のシート11,21は、互いに整合された三辺に沿った帯状の糊代領域15と、長手方向に3等分する区画線12(三辺のうち対向する二辺に平行な線に相当)に沿った帯状の糊代領域15とで互いに糊剤を設けて接合されている。この糊代領域15の幅は、通常3ないし7mmに設定されるが、本参考形態においては約5mmに設定されている。また、これら糊代領域15は、幅方向の中央に、区画線12が位置するように配されており、各区画線12を跨いだ両側で、両シート11,21が接合され、これにより、両シート11,21の長手方向に沿って3つの封筒部16が均等に構成されている。
さらに、両シート11,21には、区画線12に沿って、マイクロミシン目13(本発明における切り取り案内線13)が形成され、隣合った封筒部16同士を引っ張って切り離すことができるようになっている。
第2シート21の四辺のうち、第1シート11と接合されていない図1における上辺部分は封口部16Aとされ、この封口部16Aよりも図1における上側の部分では、第1シート11の一部が、第2シート21から露出している。そして、この露出部分14は個々の封筒とされた際に第2シート21側に折り重ねられて封緘部14として機能する。この封緘部14のうち、第2シート21側に折り重ねられた際に第2シート21と接する側の面には、糊剤が塗布されている。
両シート11,21のうち互いに接しあう内側の面には、透視を規制するための内部印刷が施されている。
なお、図2に示すように、第1シート11のうち、外側の面には、切手貼付け欄11Aと郵便番号欄11Bとが、予め印刷されている。
次に本参考形態の封筒作成用シート10の製造方法を簡単に説明する。
まず、第1シート11の糊代領域15と封緘部14に相当する部分に糊剤を塗布した後、糊剤を塗布した面の上に、第1シート11の封緘部14に重ならないように第2シート21を重ねて貼り付ける。次いで、糊剤を乾燥させ、区画線12に沿ってマイクロミシン目13を形成する。本参考形態においては、糊剤として、水分を付与することで糊性を発揮するものが使用され、特に水糊などが好適に用いられる。
次に、本参考形態の封筒作成用シート10の使用法について説明する。
まず、封筒作成用シート10をプリンタにセットする。ここで、封筒作成用シート10は、全体として、プリンタに挿入可能なA4サイズをなしているから、一般のプリンタ用紙と同様に、容易にプリンタにセットすることができる。そして、プリンタを駆動させると、横並びに連なる各封筒部16に、宛名等が印刷されて封筒作成用シート10がプリンタから排出される。
次いで、区画線12に沿って形成されたマイクロミシン目13に沿って、各封筒部16同士を手で引張って切り離すと、1枚の封筒作成用シート10につき、プリンタ印刷済みの封筒を3枚作成することができる。
次に、それぞれの封筒に内容物を入れた後、封緘部14に形成された糊剤層17に水分を付与して、第2シート21側に折り曲げると封緘部14の糊剤層17を介して封緘が達成される。
参考形態によれば、1枚の封筒作成用シート10をプリンタ印刷すると3枚の封筒への印刷が可能であり、かつ、その封筒作成用シート10のサイズがA4サイズであるため、プリンタにセットしやすく印刷作業に手間がかからない。
また、マイクロミシン目13が切り取り案内線として設けられているから、印刷時のプリンタのトナーがミシン目23に付着しにくく、切り離した後の破断部分の凹凸が目立たない。さらに宛名書き印刷済の封筒作成用シート10をマイクロミシン目13に沿って、手で切り離すことができるから、作業性が良い。
加えて、封緘部14には、水分を付与することで糊性を発揮する糊剤からなる糊剤層17が形成されているから、水分を付与することで封緘可能であるので封緘作業に手間がかからない。その上、乾燥状態では糊剤層17が露出していても糊剤がプリンタなどに付着することがないので、糊剤層17を覆う剥離シートなどが不要である。さらに、封筒用の糊剤層17Aと封緘用の糊剤層17を形成するために同じ糊剤を使用することができるから糊加工にも手間がかからない。
参考形態2>
図3は、参考形態2を示す。参考形態1と同一の構成については同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところについてのみ説明する。
参考形態2においては、図3に示すように、第1シート11に、横寸法が第1シート11の横寸法と等しく、縦寸法が第1シート11の縦寸法の3分の1よりも短い3枚の第2シート21が、封筒作成用シート10の短辺に対して平行に間隔をあけて重ねられている。
詳しくは、両シート11,21は、それぞれの左右の対向する二辺が一致し、かつ第1シート11の一部が各第2シート21の上辺の上部に露出するように重ね合わせられて、第2シート21の周縁のうち左右の二側縁と下側縁に糊剤層17Aを設けることで接合されている。それによって、封筒作成用シート10には、第2シート21の上辺を封口部16Aとして有する3つの封筒部16が形成されている。また、封筒作成用シート10には封筒部16毎に個別に分断するためのマイクロミシン目13が第2シート21の下辺に沿って形成されている。
参考形態によれば、参考形態1によって作成される封筒よりも封口部16Aの広いものを作成することができるから、封筒の内容物の封入が容易となる。
<実施形態
次に、本発明の実施形態を図4ないし図6によって説明する。参考形態1と同一の構成については同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところについてのみ説明する。
実施形態においては、第1シート11と第2シート21とは大きさが同じであり、第1シート11と第2シート21とは全域において重なり合っている。また、図4に示すように第1シート11と第2にシートとは上部の帯状の領域(後述する封緘部14および帯状領域24)よりも下側において、左辺、右辺、下辺および長手方向に三等分する区画線12に沿った帯状の糊代領域15に粘着剤を設けることで接合されている。
第2シート21のうち第1シート11と接合されていない帯状領域24の下辺部分には、ミシン目23が形成されている。このミシン目23に沿って第2シート21の帯状領域24を切り取り除去することで、第1シート11の一部(封緘部14)を露出させることができる。
この封緘部14には粘着剤からなる糊剤層17が形成され、それに対応して第2シート21の帯状領域24にはシリコン層22が形成されることで、封緘部14の粘着剤が粘着するのを阻止する非粘着加工が施されている(図6参照)。
第1シート11の封緘部14にはその角部14Aを除去するための角部切り取り用のスリット19が形成されている。第2シート21の帯状領域24を切り取り除去すると、この角部切り取り用のスリット19に沿って封緘部14の角部14Aが切り取られる。角部14Aを切り取られた封緘部14は台形状をなし、第2シート21側に折り曲げたときに、はみださないようになっている。
また、第1シート11のうち、第2シート21のミシン目23(封口部16A)に対応する部分には図5に示すように折りすじ18が形成されており、封緘部14を第2シート21側に折り曲げて封緘する作業が容易に行えるようになっている。
次に本実施形態の封筒作成用シート10の製造方法を簡単に説明する。まず、第1シート11の糊代領域15と封緘部14に相当する部分に粘着剤を塗布した後、粘着剤を塗布した面の上に、第1シート11の封緘部14と、シリコン層22を形成した第2シート21の帯状領域24とを対応するように重ねて貼り付ける。
次に、本実施形態の封筒作成用シート10の使用法について説明する。
まず、封筒作成用シート10をプリンタにセットする。ここで、封筒作成用シート10は、上下に配されている2枚のシートが全域において重なり合っているので1枚の紙と同様に印刷することが可能であり、プリンタにスムーズに挿入され、円滑に印刷を行うことができる。
次いで、区画線12に沿って形成されたマイクロミシン目13に沿って、各封筒部16同士を手で引張って切り離すと1枚の封筒作成用シート10につき、プリンタ印刷済みの封筒を3枚作成することができる。
個々の封筒に切り離す作業と同時または前後して、第2シート21のミシン目23に沿って帯状領域24を切り取り除去すると、その角部14Aが角部切り取り用のスリット19に沿って切り取られ、台形状をなす第1シート11の封緘部14が露出する。
上記のようにして得られた、それぞれの封筒に内容物を入れた後に、封緘部14を折りすじ18に沿って第2シート21側に折り曲げると、折り曲げ作業を容易に行うことができ、封緘部14の糊剤層17を介して封緘が達成される。
本実施形態によれば、同一の大きさの第1シート11と第2シート21とが重ねられているから、封筒作成用シート10にはほとんど段差がなく、1枚の紙として取り扱うことができ、円滑に印刷作業を行うことができる。
また、封緘用糊剤層17は粘着剤よりなり、第2シート21の帯状領域24には粘着剤が粘着することを阻止する非粘着加工が施されているから、封緘部14に粘着剤からなる糊剤層17が形成されていても、帯状領域24を第1シート11から容易に剥離除去することができ、別途剥離シートなどを貼り付ける必要はない。
さらに、第2シート21に封緘部14を露出させるためのミシン目23が形成され、第1シート11の封緘部14には、角部14Aを除去するための角部除去用スリット19が形成されているから、帯状領域24をミシン目に沿って切り取り除去するだけで、角部14Aが切り取られて台形状をなしている封緘部14が露出する。そして、この角部14Aが切り取られた封緘部14を第2シート21側に折り曲げて封緘すると、角部14Aが封筒の外側にはみだすことがないので、見た目が美しい。加えて、第1シート11には、折りすじ18が形成されているから、封緘の際に折りすじ18に沿って折ることができ、封緘作業が容易で、かつ封緘後の見た目も美しい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態においては、封筒作成用シートは、全体としてA4サイズをなすものであったが、プリンタ印刷可能な大きさであればよく、例えば、全体としてB4サイズに形成されるものであっても良い。
(2)上記実施形態の封筒作成用シートは、その長手方向に同じ大きさの3つの封筒部が並んでいるものであったが、これに限らず封筒作成用シートの長手方向ではなく短辺方向に区画線を配したものでもよく、2つの封筒部またはそれ以上の封筒部が並んでいるものであっても良いし、複数の異なった大きさの封筒が形成されるように区画線を配したものであってもよい。
(3)上記参考形態1においては、封筒作成用シートは、第1シートと、その短辺が若干短いサイズの第2シートとの2枚の別々のシートから形成されたものとしたが、これに限らず、封筒作成用シート全体としてプリンタに挿入可能なサイズをなすものであれば、1枚のシートを折り曲げて、上下で互いにずらした状態で2枚重ねにしたものでも良い。
(4)上記実施形態においては、第1及び第2のシートの接合は糊付けとしたが、これに限らず接着剤など、シートを接合できるものであれば、他の接合手段であってもよい。
(5)上記実施形態においては、切取り案内線をマイクロミシン目としたが、これに限らず単に切取りの印だけを付し、ハサミ等の工具を用いて切り離すものでも良い。
(6)上記実施形態においては、第1および第2の両シートのうち互いに接しあう内側の面には、透視を規制するための内部印刷が施されているが、内部印刷を施していないものであっても良い。
また、第1シートは、印刷が可能なものであれば良くより鮮明な印刷が可能な高品質紙などを使用してもよいし、第2シートは、通常封筒に使用される普通紙のみならず、透明フィルムなどを使用しても良い。第2シートに透明フィルムなどの透視可能な透光性を有するものを用いると一方の面から封筒の内容物を見ることが可能であるので受取人の興味を引き開封率を上昇させることができる。
(7)封筒作成用シートは、第1シートの印刷面だけでなく、第2シートにも印刷可能である。また、宛名書き印刷だけでなく、差出人の住所・氏名印刷済封筒や結婚式のオリジナル案内状などの作成用、さらには、会社PRなどを印刷した業務用封筒作成用などにも使用できる。
(8)上記実施形態においては、糊剤として粘着剤を用いたが、水分存在下に粘着性を発揮するものなどを使用しても良い。また、第2シートの非粘着加工は、シリコン塗布によるものに限定されない。
(9)上記参考形態2においては封緘部が露出したものであったが、実施形態のように第1シートと第2シートが全域において重ねられているものであってもよい。この場合、第1シートの封緘部には封緘用の糊剤層が形成されると共に、第2シートには、第1シートの封緘用糊剤層を形成した領域を封筒部の封緘部として露出させるためのスリットまたはミシン目が形成されている形態であればよい。
(10)上記実施形態においては、封緘部には角部を切り取って除去するためのスリットが設けられ、角部を除去した後の封緘部は台形状をなすものであったが、角部切り取り用のスリットを備えないものであってもよいし、角部を除去した後の封緘部の形状が台形でないものであってもよい。
(11)上記実施形態においては、第2シートに封緘部を露出させるためのミシン目が設けられていたが、部分的にスリットを入れることで封緘部を露出可能としてもよい。
(12)上記参考形態1および2においては、水分存在下で粘着力を発揮する糊剤層が設けられた封緘部を備え、その封緘部は露出しているが、封緘部の糊剤として粘着剤を用い、その粘着剤の上に剥離シートを貼り付けたものであってもよい。
参考形態1の封筒作成用シートの背面図 その正面図 参考形態2の封筒作成用シートの背面図 実施形態の封筒作成用シートの背面図 その正面図 図4のA−A断面図
符号の説明
10…封筒作成用シート
11…第1シート
12…区画線
13…マイクロミシン目(切り取り案内線)
14…封緘部
16…封筒部
16A…封口部
21…第2シート

Claims (8)

  1. 四角形をなす第1シートと、これと同一の大きさの第2シートとを重ね合わせてなり、
    前記各シートの三辺部分及びその三辺のうち対向する二辺に平行な線(区画線)に沿った部分に封筒形成用の糊剤層を設けて前記両シートを接合することでそれぞれ封口部を有する複数の封筒部が形成されており、
    前記シートには前記区画線に沿って各シートを分断するための切り取り案内線が形成され、
    前記第1シートの四辺のうち前記三辺部分を除いた一辺を含む領域には封緘用の糊剤層が形成されると共に、前記第2シートには、前記三辺部分を除いた一辺を含む領域を除去して前記第1シートの前記封緘用糊剤層を形成した領域を前記封筒部の封緘部として露出させるためのスリットまたはミシン目が形成されていることを特徴とする封筒作成用シート。
  2. 四角形をなす同一の大きさの第1及び第2のシートを重ね合わせてなり、
    前記各シートの少なくとも一方のシートに一方側を開口させたコ字型形状の封筒形成用の糊剤層を複数形成することで前記両シートを接合して封口部を有する複数の封筒部が形成されており、
    前記シートには前記封口部の外側領域を残して各封筒部毎に個別に分断するための切り取り案内線が形成され、
    前記第1シートの前記封口部の外側領域には封緘用の糊剤層が形成されると共に、前記第2シートには、前記封口部の外側領域を除去して前記第1シートの前記封緘用糊剤層を形成した領域を前記封筒部の封緘部として露出させるためのスリットまたはミシン目が形成されていることを特徴とする封筒作成用シート。
  3. 前記封緘用糊剤層は粘着剤よりなり、前記第2シートのうち少なくとも前記封緘用糊剤層に対応する部分には前記粘着剤が粘着することを阻止する非粘着加工が施されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の封筒作成用シート。
  4. 前記第1シートのうち前記封緘部にはその角部を除去するための角部切取用のスリットが形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の封筒作成用シート。
  5. 前記切取り案内線は、マイクロミシン目であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の封筒作成用シート。
  6. 前記封筒作成用シートの少なくとも一部には、透視を規制するための裏面印刷が施されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の封筒作成用シート。
  7. 前記第2シートは透視可能な透光性を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の封筒作成用シート。
  8. 前記第1シートには、前記第1シートのうち前記第2シートが積層されない露出部分であって前記封口部に連なる部分、または前記第1シートの前記封緘部を、前記第2シート側に折り曲げ可能とする折りすじが形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の封筒作成用シート。
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