JP3131589U - 袋綴じ構造 - Google Patents

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宙 井上
雄一 本間
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Abstract

【課題】四つの用紙片で構成される袋綴じを簡易に作製することができる袋綴じ構造を提供する。
【解決手段】袋綴じ構造18は、同一方向に連接された第1用紙片1〜第4用紙片4を各用紙片の境界で巻き四つ折りすることにより作製される。第1用紙片1の端部と第4用紙片4の端部は、接着されて綴じられており、第2用紙片2の端部は、第1用紙片1の仮接着領域に仮接着されている。第1用紙片1の接着剤21付近の第2用紙片側2に、第1の用紙片1を分断するための第1のミシン目11が形成されており、さらに、第4用紙片4にも、第2のミシン目12が形成されている。第4用紙片4には、雑誌類の頁に接着するための接着剤22が塗布されている。
【選択図】図6

Description

本考案は、雑誌等に綴じ込むための袋綴じ構造に関する。
雑誌や書籍等には、店頭での立ち読みを防止するため、袋綴じが利用される。袋綴じの構造については、二頁分を二つ折りして袋綴じしたものや、三頁分以上を外折して袋綴じしたものなど種々の構造が提案されている。
実用新案登録第2538355号公報 特開平7−309080号公報
しかしながら、従来の構造では、例えば横長に四頁分の大きさの袋綴じを作製する場合、仮接着する箇所が多く、或いは折り回数が多くなってしまい、作製工数が過剰であった。そこで、本考案は、四つの用紙片で構成される袋綴じを簡易に作製することができる袋綴じ構造を提供することを目的とする。
本考案に係る袋綴じ構造は、同一方向に連接された第1用紙片〜第4用紙片が、各用紙片の境界で巻き四つ折りされた袋綴じ構造であって、第1用紙片の端部と第4用紙片の端部は、接着されて綴じられており、さらに、第3用紙片に隣接する第2用紙片の端部は、第1用紙片に仮接着されていることを特徴とする。
この構造によれば、各用紙片を二回の折り回数で巻き四つ折りすることができ、しかも、第1用紙片の端部と第4用紙片の端部との接着と、第2用紙片の端部と第1用紙片との仮接着の、二箇所の接着及び仮接着により、簡易に、横長乃至縦長状の袋綴じを形成することができる。
また、本考案による袋綴じ構造において、第1用紙片の仮接着領域付近に、第1用紙片を分断するための第1のミシン目が形成されているとよい。この構造により、袋綴じを展開する際に、仮接着部分を剥がして第2用紙片を第1用紙片から離脱させ、第1のミシン目に沿って第1用紙片を分断することができる。
さらには、第1のミシン目は、第1用紙片における仮接着領域付近の第2用紙片側に形成されているとよい。この構造により、第1のミシン目に沿って第1用紙片を分断した際、第2用紙片に連接された側の分断された第1用紙片に、仮接着領域を残さないようにすることができる。
さらに、第4用紙片に、その第4用紙片を分断するための第2のミシン目が形成されているとよい。この構造により、第4用紙片を簡易に分断することで、横長乃至縦長状の独立した印刷物とすることができる。
また、第1用紙片の仮接着領域を有する面の第2用紙片によって覆われていない領域、及び/又は第1用紙片と接着されている面とは反対側の第4用紙片の面は、雑誌類の頁に接着されているとよい。この構造により、袋綴じを雑誌類の付録として利用することができる。
本考案の袋綴じ構造によれば、四つの用紙片で構成される袋綴じを簡易に作製することができる。
以下、図面を参照して本考案による袋綴じ構造の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、袋綴じを作製するための印刷物10であって、折り込まれる内側の面を示す正面図である。印刷物10は、長方形状に形成されており、第1用紙片1、第2用紙片2、第3用紙片3及び第4用紙片4が同一方向に連接されたものである。第1用紙片1の端部6と第4用紙片4の端部7とには、印刷物10の長手方向に対して垂直方向に接着剤20が塗布され、印刷物10は中心線の折り線8で折られて、綴じ合わせられる。この折り線8は、第2用紙片2と第3用紙片3との境界を成している。
また、第1用紙片1には、印刷物10の長手方向に対して垂直方向に、第1用紙片1を分断するための第1のミシン目11が形成されている。また、第4用紙片4にも、その第4用紙片4を分断するための第2のミシン目12が形成されている。
折り線13は、第1用紙片1と第2用紙片2との境界を成し、折り線14は、第3用紙片3と第4用紙片4との境界を成している。折り線13,14は、印刷物10を巻き四つ折りする際の二回目の折り線となる。
図2は、印刷物10の折り込まれる外側の面を示す背面図である。第1用紙片1において、第1のミシン目11に沿って、その第1のミシン目11の近傍端部側における仮接着領域16には、第2用紙片2の端部を第1用紙片1に仮接着するため、仮接着に適した接着剤21が塗布されている。また、第4用紙片4の端部17には、袋綴じされた印刷物10を雑誌類の頁に接着するため、接着剤22が塗布される。
続いて、袋綴じを作製する方法を説明する。図1に示すように、印刷物10の折り線8を矢印の方向に折り、第1用紙片1の端部6と第4用紙片4の端部7のいずれか一方又は双方に接着剤20を塗布して貼り合わせる。図3は、第1用紙片1と第4用紙片4とを貼り合わせた状態を示す正面図である。さらに、図3の矢印に示すように、折り線13に沿って、巻き四つ折りの二回目の折りを行う。このとき、折り線14も同時に折り線13に沿って折られ、第3用紙片3に隣接する第2用紙片2の端部15が、第1用紙片1の仮接着領域16に塗布された接着剤21に接触し、仮接着される。
図4は、折り線13に沿って、巻き四つ折りの二回目の折りを行い、第2用紙片2を第1用紙片1に貼り合わせた状態を示す正面図である。図4に示すように、第2用紙片2の端部15と第1用紙片1の仮接着領域16とは、接着剤21により仮接着され、袋綴じ(袋綴じ構造)18が完成する。
図5は、袋綴じ18が形成された状態の背面図である。図5に示すように、袋綴じ18の背面には、第4用紙片4に形成されたミシン目12が現れている。また、袋綴じ18の背面は、第1用紙片1と接着されている面とは反対側であるため、袋綴じ18を雑誌類の頁に接着するために接着剤22が塗布された領域17が現れている。
図6は、図4のVI−VI断面の概略図である。図6に示すように、第1用紙片1の端部6と第4用紙片4の端部7とは接着剤20によって接着され、第3用紙片3に隣接する第2用紙片2の端部15は、接着剤21によって第1用紙片1に仮接着されている。第1のミシン目11は、第1用紙片1の接着剤21付近の第2用紙片2側に位置しており、第2のミシン目12は、第4用紙片4に塗布された接着剤20、22よりも第3用紙片3側に位置している。この袋綴じ18は、接着剤22によって、雑誌や書籍等雑誌類の付録として喉部側に接着される。
このように、第1用紙片1〜第4用紙片4の各用紙片を二回の折り回数で巻き四つ折りすることができ、しかも、第1用紙片1の端部6と第4用紙片4の端部7との接着と、第2用紙片2の端部15と第1用紙片1との仮接着の、二箇所の接着及び仮接着により、簡易に、袋綴じ構造18を作製することができる。
袋綴じ18は、インラインで接着(糊付け)、ミシン入れ、平行折り加工、断裁等の加工機能を有する装置を設置したオフセット輪転機によって作製することができる。この場合、接着(糊付け)やミシン入れは、ラインパターン状に形成する。或いは、オフセット枚葉機で、印刷物10を印刷した後、オフラインで断裁、折り加工、ミシン入れ等を行うことにより作製することもできる。
次に、この袋綴じ18が綴じ込まれた雑誌類を購入した読者が、袋綴じ18を展開する方法を説明する。
まず読者は、図4〜図6に示す状態から、接着剤21による接着力に抗して仮接着部分(第2用紙片2の端部15と第1用紙片1の仮接着領域16)を手で剥がし、第2用紙片2を第1用紙片1から離脱させる。そして、読者は、第1のミシン目11に沿って第1用紙片1を雑誌類から分断する。このとき、第1のミシン目11は、接着剤21よりも、第2用紙片2に連接された側の分断された第1用紙片1にあるため、分断された袋綴じ18側にある第1用紙片1には、仮接着領域16に付着している接着剤21は残らない。さらに、読者は、第2のミシン目12に沿って第4用紙片4を分断する。これにより、袋綴じ18の図1に示す、横長乃至縦長状の領域23(第1のミシン目11から第2のミシン目12までの間の領域)を雑誌類から完全に分離、独立した長辺型の印刷物とすることができる。
袋綴じ18の領域23は、印刷物10の大部分を占め、ほぼ四頁分の広い領域を有する。したがって、領域23に、有名人の全身写真やパノラマ写真、カレンダー等を印刷し、ポスターとして利用することもできる。この場合、第2用紙片2と第3用紙片3にわたって写真や絵柄を印刷してもよく、或いは第1用紙片1から第4用紙片4にわたって、写真や絵柄を印刷してもよい。
袋綴じ18は、A4、B5サイズ等の縦長状の書籍、冊子等の雑誌類に綴じ込むことができ、第1のミシン目11や第2のミシン目12に沿って切り取り、袋綴じ18を展開すれば、横長状の比較的大きいサイズの印刷物10を展開することができる。そして、袋綴じ18は二重に巻き折りされて、仮接着部分(第2用紙片2の端部15と第1用紙片1の仮接着領域16)によって仮接着されているため、袋綴じ18を雑誌類に付録として付属させる場合であっても、製本の際に、袋綴じ18が展開等により、ばらけてしまうことを防止することができる。
また、読者としては、二重に巻き折りされた袋綴じ18を、まず仮接着部分(第2用紙片2の端部15と第1用紙片1の仮接着領域16)を剥がして図3に示す第1用紙片1と第2用紙片2の印刷内容を観賞し、さらに第1のミシン目11又は第2のミシン目12に沿って切り取って、図1に示す第1用紙片1から第4用紙片4の印刷内容を観賞することとなる。したがって、読者にとっては、袋綴じ18を展開する都度、二回にわたって印刷内容への期待感と観賞を楽しむことができる。
なお、本考案は上記実施形態に限られない。
袋綴じ18の領域23を完全に雑誌類から分離しなくてよい場合は、第1のミシン目11又は第2のミシン目12を形成しなくともよい。また、読者がペーパーナイフ等で仮接着領域16付近や或いは折り線8等を切り取る場合は、第1のミシン目11と第2のミシン目12のいずれも形成しなくともよい。
袋綴じ18を雑誌類の頁に接着するために、上記実施形態では、第4用紙片4の端部17に接着剤22を塗布したが、この代わりに、図7に示すように、第1用紙片1の仮接着領域16を有する面の第2用紙片2に覆われない領域26、すなわち、第1用紙片1の端部に接着剤を塗布して、雑誌類の頁に接着してもよい。或いは、第4用紙片4の端部17と、第1用紙片1の仮接着領域16を有する面の第2用紙片2に覆われない領域26との両方に、接着剤を塗布して、その接着した領域を雑誌類に綴じ込むように接着してもよい。
その一方、袋綴じ18を雑誌等に綴じ込むのではなく、単体で取引する場合や、他の方法で商品に取り付ける場合は、必ずしも端部17に接着剤22を塗布しなくともよい。例えば、調味料が入ったボトルに、レシピを印刷した袋綴じ18を取り付ける場合などである。
また、袋綴じ18の上辺と下辺から内部を覗かれないよう、印刷物10の長手方向の縁部を仮接着してもよい。折り線8は、上記実施形態では、印刷物10の中心線であったが、中心線より多少ずれていても、袋綴じを形成することは可能である。さらに、第1用紙片1の仮接着剤21を塗布する仮接着領域16は、第1のミシン目11より端部側に設けたが、第1のミシン目11より第2用紙片2側に設けてもよい。また、図2において仮接着領域16と第1のミシン目11は、第1用紙片1の端部側により近接するように構成してもよい。
本実施形態に係る袋綴じ構造を作製するのに用いる印刷物の正面図である。 印刷物の背面図である。 第1用紙片と第4用紙片とを貼り合わせた状態を示す正面図である。 袋綴じの正面図である。 袋綴じの背面図である。 図4に示す袋綴じのVI−VI断面の概略図である 袋綴じの正面図である。
符号の説明
1…第1用紙片、2…第2用紙片、3…第3用紙片、4…第4用紙片、6…端部、7…端部、8…折り線(境界)、11…第1のミシン目、12…第2のミシン目、13…折り線(境界)、14…折り線(境界)、15…端部、16…仮接着領域、17…端部、18…袋綴じ(袋綴じ構造)、20…接着剤、21…接着剤、22…接着剤。

Claims (5)

  1. 同一方向に連接された第1用紙片〜第4用紙片が、各用紙片の境界で巻き四つ折りされた袋綴じ構造であって、
    第1用紙片の端部と第4用紙片の端部は、接着されて綴じられており、さらに、
    第3用紙片に隣接する第2用紙片の端部は、第1用紙片に仮接着されていることを特徴とする袋綴じ構造。
  2. 第1用紙片の仮接着領域付近に、第1用紙片を分断するための第1のミシン目が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の袋綴じ構造。
  3. 第1のミシン目は、第1用紙片における仮接着領域付近の第2用紙片側に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の袋綴じ構造。
  4. 第4用紙片に、その第4用紙片を分断するための第2のミシン目が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の袋綴じ構造。
  5. 第1用紙片の仮接着領域を有する面の第2用紙片によって覆われていない領域、及び/又は第1用紙片と接着されている面とは反対側の第4用紙片の面は、雑誌類の頁に接着されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の袋綴じ構造。
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