JP2010274422A - 観音開き付封筒兼用冊子およびその製造方法 - Google Patents
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【課題】1枚のシート状素材から容易に製造可能であると共に、閲覧性および広告宣伝効果を高めた封筒兼用冊子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る観音開き付封筒兼用冊子の製造方法は、シート状素材3を、第1折り線21に沿って曲折する第1ステップと、第1ステップで曲折した部分が内側になるように第2折り線22に沿って曲折して対向する第3折り線23部分を接着する第2ステップと、フラップ部18に繋がる部分が外側になるように第3折り線23に沿って曲折する第3ステップと、第4折り線24に沿って曲折してフラップ部18を接着する第4ステップと、曲折された第2折り線22部分を裁ち落として定形郵便寸法とする第5ステップと、からなる。
【選択図】図3
【解決手段】本発明に係る観音開き付封筒兼用冊子の製造方法は、シート状素材3を、第1折り線21に沿って曲折する第1ステップと、第1ステップで曲折した部分が内側になるように第2折り線22に沿って曲折して対向する第3折り線23部分を接着する第2ステップと、フラップ部18に繋がる部分が外側になるように第3折り線23に沿って曲折する第3ステップと、第4折り線24に沿って曲折してフラップ部18を接着する第4ステップと、曲折された第2折り線22部分を裁ち落として定形郵便寸法とする第5ステップと、からなる。
【選択図】図3
Description
本発明は、封筒として郵送可能な冊子およびその製造方法であり、特に観音開きページを備えるものに関する。
従来、各種案内状において冊子を郵送する場合、冊子を封筒内に収容した上で郵送する必要があった。このため、ダイレクトメールのように一度に大量に発送する場合には、大量の封筒を冊子とは別に用意する必要があると共に、冊子を封筒内に入れる作業が必要となるため、非常にコストと手間がかかるものとなっていた。
これに対し、冊子をそのまま封筒として郵送することが可能な封筒兼用冊子が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このように、冊子を封筒と兼用するようにすれば、冊子を封筒内に入れる作業を省略することができるため、ダイレクトメール等の発送のコストを低減することが可能となる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の封筒兼用冊子では、三方に封緘フラップを備える表紙を複数枚の紙葉と共に綴じて製本した上で、封緘フラップを貼り付けて封緘する必要があるため、製造方法が複雑となるという問題があった。結果として、ダイレクトメールとして使用するには、多大なコストと手間を要するものとなっていた。
また、封緘フラップ等に複数の開封用ミシン目を形成し、封緘時にこれらを一致させるようにしているため、各ミシン目の位置が少しでもずれている場合には、非常に開封しにくいものとなるという問題があった。このため、ダイレクトメールを受領した者の開封意欲を阻害してしまう場合があり、冊子状にすることで内容を深め、広告宣伝効果を高めているにもかかわらず、受領者に内容を閲覧してもらえない可能性が高くなっていた。
また、封筒を定形郵便寸法にする場合には、冊子部分全体を二つ折りにした上で封緘するため、開封後の冊子に折りぐせが残ってしまい、非常に閲覧しにくいものとなるという問題があった。このため、受領者に内容を見てもらえず、ダイレクトメールの広告宣伝効果を阻害してしまう場合があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、1枚のシート状素材から容易に製造可能であると共に、閲覧性および広告宣伝効果を高めた封筒兼用冊子およびその製造方法を提供しようとするものである。
(1)本発明は、一方の側端側に設けられる縦方向の第1折り線と、上下端の中間に設けられる横方向の第2折り線と、他方の側端と前記第1折り線の中間に設けられる縦方向の第3折り線と、前記他方の側端の前記第2折り線より下側部分に突設されるフラップ部と、前記フラップ部の基端側部分に設けられる縦方向の第4折り線と、を備えるシート状素材を、前記第1折り線に沿って曲折する第1ステップと、前記第1ステップで曲折した部分が内側になるように前記第2折り線に沿って曲折して対向する前記第3折り線部分を接着する第2ステップと、前記フラップ部に繋がる部分が外側になるように前記第3折り線に沿って曲折する第3ステップと、前記第4折り線に沿って曲折して前記フラップ部を接着する第4ステップと、曲折された前記第2折り線部分を裁ち落として定形郵便寸法とする第5ステップと、からなることを特徴とする、観音開き付封筒兼用冊子の製造方法である。
(2)本発明はまた、前記第2ステップの前に、前記第3折り線部分に糊を塗布する第6ステップをさらに有することを特徴とする、上記(1)に記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法である。
(3)本発明はまた、前記第4ステップの前に、前記フラップ部に糊を塗布する第7ステップをさらに有することを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法である。
(4)本発明はまた、前記第1ステップの前に、前記フラップ部を備えた形状に前記シート状素材を切り出す第8ステップをさらに有することを特徴とする、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法である。
(5)本発明はまた、前記第4折り線は、前記他方の側端よりも外側に設定され、前記第8ステップにおいて、前記第4折り線に沿って開封用ミシン目を形成することを特徴とする、上記(4)に記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法である。
(6)本発明はまた、前記第8ステップにおいて、前記シート状素材の前記第2折り線よりも上側の領域または前記第1折り線と前記一方の側端の間の領域に、切取用ミシン目に囲まれた切離し領域を形成することを特徴とする、上記(4)または(5)に記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法である。
(7)本発明はまた、上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法によって製造されることを特徴とする、観音開き付封筒兼用冊子である。
本発明の封筒兼用冊子およびその製造方法によれば、1枚のシート状素材から容易に製造可能であると共に、閲覧性および広告宣伝効果を高めることが可能という優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
まず、本発明の第1の実施形態に係る封筒兼用冊子1について説明する。図1(a)および(b)は、封筒兼用冊子1の概略図である。
図1(a)に示されるように、封筒兼用冊子1は、背部10で綴じられた冊子を反対側の小口部11で封緘した構造となっている。この封筒兼用冊子1の表表紙部12および裏表紙部13には、図示は省略するが、例えば差出人の名称および住所や料金後納郵便の表示等の各種情報が予め印刷されている。また、この封筒兼用冊子1は、定形郵便の寸法、具体的には縦14〜23.5cm、横9〜12cm、厚み1cm以下に構成されており、定形郵便の安価な料金で郵送できるようになっている。
また、封緘された小口部11(折り目部分)には開封用ミシン目が形成されており、この開封用ミシン目に沿って小口部11を破断することにより、封筒兼用冊子1を開封し、内容を閲覧するようになっている。なお、封筒兼用冊子1の上端および下端は開放されているため、容易に開封できるようになっている。
図1(b)は、封筒兼用冊子1を開封した状態を示している。同図に示されるように、封筒兼用冊子1は、表表紙部12と裏表紙部13の間に、第1ページ部14および第2ページ部15を備えている。また、第2ページ部15には第1観音開き部16が接続され、裏表紙部13には第2観音開き部17が接続されている。これらの第1観音開き部16および第2観音開き部17は、予め折り畳まれた状態で第2ページ部15と裏表紙部13の間に収容されており、封筒兼用冊子1を開封した後に観音開き状に開くことが可能となっている。
本実施形態では、このように第1観音開き部16および第2観音開き部17を備えることによって、封筒兼用冊子1全体を定形郵便寸法に抑えながらも、ページ面積を大きくすることを可能としている。これにより、封筒兼用冊子1に含める情報量を増やすと共に閲覧性を高めることができるだけでなく、より大きな写真を掲載する等インパクトのある構成とすることができるため、ダイレクトメール等に使用した場合の広告宣伝効果を高めることが可能となっている。
次に、封筒兼用冊子1の製造方法について説明する。図2(a)および(b)、ならびに図3(a)〜(e)は、封筒兼用冊子1の製造方法を示した概略図である。
封筒兼用冊子1の製造では、まず、図2(a)に示されるように、所定の用紙からなる大判シート状素材2の表裏面に複数冊分の内容(図示省略)を、オフセット印刷機等によりまとめて印刷する。そして、同図(b)に示されるように、1冊分のシート状素材3を、断裁機等により断裁し、切り出す。
1冊分のシート状素材3は、表表紙部12および裏表紙部13を左右に配置し、表表紙部12の上部に第1ページ部14を配置し、裏表紙部13の上部に第2ページ部15を配置し、第2ページ部15の右側に第1観音開き部16を配置し、裏表紙部13の右側に第2観音開き部17を配置し、第1表紙部12の左側に封緘用のフラップ部18を配置した形状となっている。
このうち、表表紙部12は、定形郵便の寸法と略同一の寸法で構成されている。そして、裏表紙部13、第1ページ部14および第2ページ部15は、高さが表表紙部12と略同一であり、横幅は表表紙部12よりも若干狭く構成されている。また、第1観音開き部16および第2観音開き部17は、高さは表表紙部12と略同一であるが、第2ページ部15および裏表紙部13にそれぞれ折り重ねられることから、横幅はこれらの横幅よりも狭く構成されている。フラップ部18は、裏表紙部13に貼り付けて封筒兼用冊子1を封緘するための部分であるため、高さは表表紙部12と略同一であるが、横幅は必要な糊代を確保できる幅に構成されている。
また、シート状素材3には、冊子状に製本するための折り線が設定されている。本実施形態では、右方の側端3a側に設けられる縦方向の第1折り線21と、シート状素材3の上端3bと下端3cの中間に設けられる横方向の第2折り線22と、左方の側端3dと第1折り線21の中間に設けられる縦方向の第3折り線23と、フラップ部18の基端側部分に設けられる縦方向の第4折り線24を設定する。
なお、これらの折り線21〜24は、そのまま各部12〜18の境界線となっている。具体的には、第1折り線21は、裏表紙部13および第2ページ部15と、第2観音開き部17および第1観音開き部16との境界線であり、第2折り線22は、表表紙部12、裏表紙部13および第2観音開き部17と、第1ページ部14、第2ページ部15および第1観音開き部との境界線である。そして、第3折り線23は、表表紙部12および第1ページ部14と裏表紙部13および第2ページ部15との境界線であり、第4折り線24は、表表紙部12とフラップ部18との境界線である。
上述のように、第1ページ部14の横幅は表表紙部12の横幅よりも若干狭いものとなっているため、第4折り線24は、左方の側端3dよりも若干左側に位置している。また、第4折り線24は小口部11に対応する部分であるため、開封用ミシン目30が第4折り線24に沿って形成されている。本実施形態では、専用の抜き型を使用して、大判シート状素材2からのシート状素材3の断裁と開封用ミシン目30の形成を同時に行うようにしているが、シート状素材3の断裁と開封用ミシン目30の形成を別に行うようにしてもよい。
なお、シート状素材3の方向は特に限定されるものではなく、本実施形態で示すシート状素材3の上下左右または表裏を入れ替えるようにしてもよい。また、シート状素材3の材質は特に限定されるものではなく、用紙以外にも、例えば各種樹脂や金属等の薄板や、樹脂フィルムや金属箔等を積層した積層フィルム等からシート状素材を構成するようにしてもよい。
封筒兼用冊子1の製造では、次に、切り出した1冊分のシート状素材3を、製本機等により各折り線21〜24に沿って順に曲折していく。この工程では、まず、図3(a)に示されるように、シート状素材3を第1折り線21に沿って曲折し、第1観音開き部16および第2観音開き部17を第2ページ部15および裏表紙部13に折り重ねる。
次に、糊塗布装置等により第3折り線23部分に糊を塗布する。この糊の塗布は、第3折り線23の全長にわたって塗布するようにしてもよいし、表表紙部12と裏表紙部13の境界、または第1ページ部14と第2ページ部15の境界のいずれか一方の部分のみに塗布するようにしてもよい。
次に、同図(b)に示されるように、折り重ねた第1観音開き部16および第2観音開き部17が内側になるように、シート状素材3を第2折り線22に沿って曲折し、対向する第3折り線23部分同士を接着する。これにより、表表紙部12、裏表紙部13、第1ページ部14および第2ページ部15は、第3折り線23部分を背部10として綴じられた状態となる。また、第1観音開き部16および第2観音開き部17は、観音開きページとして第2ページ部15および裏表紙部13の間に収容される。
次に、同図(c)に示されるように、折り重ねた第1ページ部14および第2ページ部15が内側になるように、換言すれば、表表紙部12および裏表紙部13が外側になるように、シート状素材3を第3折り線23に沿って曲折する。上述のように、表表紙部12は、裏表紙部13、第1ページ部14および第2ページ部15よりも若干横幅が広いため、第1折り線21は、第1ページ部14の左方の端部3dと共に、第4折り線24よりも若干右側に位置することとなる。
次に、糊塗布装置等によりフラップ部18の表面に糊を塗布する。ここでは、第4折り線24に沿って曲折した場合に、裏表紙部13と対向する面にのみ糊を塗布する。なお、フラップ部18表面への糊の塗布を、第3折り線23部分への糊の塗布と同時に行うようにしてもよい。
次に、シート状素材3を第4折り線24に沿って曲折し、フラップ部18を裏表紙部13に接着する。これにより、封筒兼用冊子1が封緘されることとなる。最後に、上端に位置する第2折り線22部分を断裁機等により裁ち落として、定形郵便寸法に成形することで、封筒兼用冊子1が完成する。なお、さらに下端部分を裁ち落として形を整えるようにしてもよい。
図4(a)は、封筒兼用冊子1を下端から開封用ミシン目30に沿って開封する様子を示した概略図である。本実施形態では、裏表紙部13、第1ページ部14および第2ページ部15を表表紙部12よりも横幅を狭く構成することにより、第4の折り線24に沿って形成した開封用ミシン目30とこれらの各部13〜15の端部との間に隙間を設けるようにしている。これにより、第4の折り線24に沿って開封用ミシン目30を1本だけ形成しながらも、容易な開封を可能としている。
なお、この隙間の幅は特に限定されるものではなく、シート状素材3の材質や厚み等に応じて適宜に決定すればよい。また、同図(b)に示すように、表表紙部12の角部に開封の基点となる切欠き31を設けるようにしてもよい。この場合、さらに開封性を向上させることができる。
このように、本実施形態の製造方法によれば、1枚のシート状素材3から容易に観音開き付の封筒兼用冊子1を製造することができる。また、綴じ糸や針金等を使用するのではなく、糊付けによって各部12〜18を綴じるため、高価な中綴じ機等を必要とせず、低コストで高速に大量の観音開き付の封筒兼用冊子1を製造することができる。
このため、例えば大量のダイレクトメールを発送するような場合であっても、少ないコストと手間で観音開き付の封筒兼用冊子1を大量に準備することが可能となり、観音開きページを利用した広告宣伝等の効果を最大限に活用することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図5(a)は、本実施形態の封筒兼用冊子4の概略図である。
本実施形態の封筒兼用冊子4は、同図に示されるように、第2観音開き部17に切取用ミシン目32に囲まれた切離し領域33を備えており、その他の構成は第1の実施形態の封筒兼用冊子1と同一である。この切離し領域33には適宜の印刷が施されており、切離した後に例えば引換券や割引券等のクーポン券として使用することができるようになっている。すなわち、封筒兼用冊子4は、各種クーポン券を一体的に内蔵することが可能に構成されている。
図5(b)は、封筒兼用冊子4を製造するためのシート状素材5の概略図である。本実施形態では、専用の抜き型を使用することにより、切離し領域33を構成する切取用ミシン目32の形成を、大判シート状素材2からのシート状素材5の断裁および開封用ミシン目30の形成と同時に行うようにしている。封筒兼用冊子4のその他の製造方法は、第1の実施形態の封筒兼用冊子1と同一である。このようにすることで、各種クーポン券を内蔵した観音開き付の封筒兼用冊子4を、少ないコストと手間で大量に準備することが可能となる。
また、クーポン券を構成する切離し領域33は、封筒兼用冊子4と一体的に構成されると共に封筒兼用冊子4内部に封緘されて収容された状態となるため、郵送中の脱落や紛失の恐れが無く、安全に各種クーポン券を宛先に送付することができる。なお、切離し領域33を、第1ページ部14、第2ページ部15または第1観音開き部16に設けるようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の封筒兼用冊子およびその製造方法は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の封筒兼用冊子およびその製造方法は、広告宣伝用のダイレクトメールを始め、各種案内状やパンフレット、カタログ等の分野で利用することができる。
1、4 封筒兼用冊子
2 大判シート状素材
3、5 1冊分のシート状素材
3a シート状素材の右方の側端
3b シート状素材の上端
3c シート状素材の下端
3d シート状素材の左方の側端
18 フラップ部
21 第1折り線
22 第2折り線
23 第3折り線
24 第4折り線
30 開封用ミシン目
32 切取用ミシン目
33 切離し領域
2 大判シート状素材
3、5 1冊分のシート状素材
3a シート状素材の右方の側端
3b シート状素材の上端
3c シート状素材の下端
3d シート状素材の左方の側端
18 フラップ部
21 第1折り線
22 第2折り線
23 第3折り線
24 第4折り線
30 開封用ミシン目
32 切取用ミシン目
33 切離し領域
Claims (7)
- 一方の側端側に設けられる縦方向の第1折り線と、
上下端の中間に設けられる横方向の第2折り線と、
他方の側端と前記第1折り線の中間に設けられる縦方向の第3折り線と、
前記他方の側端の前記第2折り線より下側部分に突設されるフラップ部と、
前記フラップ部の基端側部分に設けられる縦方向の第4折り線と、を備えるシート状素材を、
前記第1折り線に沿って曲折する第1ステップと、
前記第1ステップで曲折した部分が内側になるように前記第2折り線に沿って曲折して対向する前記第3折り線部分を接着する第2ステップと、
前記フラップ部に繋がる部分が外側になるように前記第3折り線に沿って曲折する第3ステップと、
前記第4折り線に沿って曲折して前記フラップ部を接着する第4ステップと、
曲折された前記第2折り線部分を裁ち落として定形郵便寸法とする第5ステップと、からなることを特徴とする、
観音開き付封筒兼用冊子の製造方法。 - 前記第2ステップの前に、前記第3折り線部分に糊を塗布する第6ステップをさらに有することを特徴とする、
請求項1に記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法。 - 前記第4ステップの前に、前記フラップ部に糊を塗布する第7ステップをさらに有することを特徴とする、
請求項1または2に記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法。 - 前記第1ステップの前に、前記フラップ部を備えた形状に前記シート状素材を切り出す第8ステップをさらに有することを特徴とする、
請求項1乃至3のいずれかに記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法。 - 前記第4折り線は、前記他方の側端よりも外側に設定され、
前記第8ステップにおいて、前記第4折り線に沿って開封用ミシン目を形成することを特徴とする、
請求項4に記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法。 - 前記第8ステップにおいて、前記シート状素材の前記第2折り線よりも上側の領域または前記第1折り線と前記一方の側端の間の領域に、切取用ミシン目に囲まれた切離し領域を形成することを特徴とする、
請求項4または5に記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の観音開き付封筒兼用冊子の製造方法によって製造されることを特徴とする、
観音開き付封筒兼用冊子。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009125941A JP2010274422A (ja) | 2009-05-26 | 2009-05-26 | 観音開き付封筒兼用冊子およびその製造方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035170A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Gulliver Corp | 折り畳み印刷物の製造方法 |
JP2019025887A (ja) * | 2017-07-26 | 2019-02-21 | ケイディケイ株式会社 | 折り畳み封書及びその製造方法 |
JP2019084809A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | ケイディケイ株式会社 | 折り畳み封書 |
JP2020006671A (ja) * | 2018-07-05 | 2020-01-16 | ケイディケイ株式会社 | 折り畳み封書及びその製造方法 |
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