JP6079250B2 - 冊子 - Google Patents
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Description
特許文献1の冊子状印刷物は一対の表紙の間に表紙より小さい寸法の冊子中紙片が挿入され綴じ部で冊子中紙片と表紙が綴じられ一体化されたものであって、冊子中紙片の綴じ部の内側に内側綴じ部を設け、綴じ部と内側綴じ部との間にミシン目線を設けることにより、例えば、クーポン券、優待券などを提供する場合にミシン目より該券を切取ることができるものである。
特許文献2のパーソナル小冊子は顧客の固有情報が印字された第1固有情報と、特典情報等の共通情報とを備えたものであって、特典情報はそれぞれ切取手段で切り離し可能になっているものである。
そして、特典情報として割引チケット等を設けたことが開示されている。
冊子を開封し、表表紙を捲り上げると矩形領域のみが切り離されて表表紙の裏面に第3の接着部により接合されたまま追従し、しかも接合されている第3の接着部が矩形領域の背側寄りに設けられているので、矩形領域の小口側が下方に垂れ下がった状態となり、顧客にとっては当該矩形領域が飛び出してくるように見えるので見逃すことがないというアイキャッチ効果がある。この矩形領域に例えばクーポン券等の特典情報を備えることにより、顧客に対し、特典情報を提供できると共に、商品の販売促進効果を高めることが可能となる。
表表紙10と第1の本紙31と裏表紙20は同じ大きさであり、第1の本紙以外の本紙32は図1(イ)における冊子1の上下方向の端縁間、すなわち上縁7と下縁8間の長さは同じであるが、図1(イ)における冊子1の左右方向の端縁間、すなわち背側2と小口側4間の長さは図1(ロ)に示すように短くなっている。
そして、表表紙10と裏表紙20と少なくとも表表紙10の裏面に接する第1の本紙31とが小口側4にて第2の接着部5にて接着剤5aにより接合されており、且つ、第2の接着部5に沿った第2の接着部5より背側2に寄った位置に開封用ミシン目6が備えられている。第1の本紙以外の本紙32は冊子1の左右方向の長さより短くなっているので小口側4の端縁が開封用ミシン目6よりも背側2に後退して構成されている。
第1の本紙以外の本紙32は1枚の例を示したが複数にすることもできる。また、第1の本紙以外の本紙32の大きさは第1の本紙31と同じにすることもできるが、その場合、第1の本紙31と同様に開封用ミシン目6を設ける必要がある。しかし、後述するが一実施形態のように第1の本紙以外の本紙32の左右方向の長さを短くした方が、開封用ミシン目の切除が容易になるので好ましい。なお、本願明細書では、表表紙10、裏表紙20および第1の本紙に備えた開封用ミシン目について符号610、620および631を付したが、これらを総称して開封用ミシン目6として示すこととする。
図2に示すように矩形領域310は背側2と小口側4が対向する方向を長辺とし、上縁7と下縁8が対向する方向を短辺とする長方形で形成する方が好ましい。その理由は開封用ミシン目6にて小口側4を切除して開封し、表表紙10を捲り上げた際、矩形領域310の小口側4が下方により垂れ下がる(図3参照)のでアイキャッチ効果を一層高めることができる。
また、矩形領域310の背側2寄りの部分が相対する表表紙10の裏面と第3の接着部9により接合されている。第3の接着部9はエマルジョン型接着剤等により剥離可能にスポット接着させることが好ましい。第3の接着部9を背側2寄りの部分に設けるのは、上記理由により開封用ミシン目6にて小口側4を切除して開封し、表表紙10を捲り上げた際、矩形領域310の小口側4が下方により垂れ下がり(図3参照)アイキャッチ効果を一層高めるためである。
見開き用のミシン目Cは、開封後、表表紙10、第1の本紙31、第1の本紙以外の本紙32を見開き状態を維持するため、あるいは必要な紙片を適宜切取可能とするためのものであり、見開き用のミシン目Cはカットの長さを0.3mm〜3.0mm、アンカットの長さを0.3mm〜3.0mm程度でよい。
切離し部311は開封用ミシン目6より開封後、表表紙10を捲り上げた際、矩形領域310のみを表表紙10の裏面に付着した状態で表表紙10に追従させるために設けるものであり、前記したように全カットもしくは部分的にアンカットを設けてもよい。
上記構成とすることにより、郵送、宅配等において開封されることがない良好な封緘性と、開封時における易開封性と、表表紙を捲り上げた際に矩形領域310に記載された特典情報が飛び出して見えるアイキャッチ性とを並立させることができる。
2 背側
3 第1の接着部
3a 接着剤
4 小口側
5 第2の接着部
5a 接着剤
6 開封用ミシン目
7 上縁
8 下縁
9 第3の接着部
9a 接着剤
10 表表紙
11 送り先宛名
20 裏表紙
30 本紙
31 第1の本紙
32 第1の本紙以外の本紙
310 矩形領域
310’ 矩形領域切離し片
311 切離し部
610 表表紙の開封用ミシン目
620 裏表紙の開封用ミシン目
631 第1の本紙の開封用ミシン目
M マージナルパンチ孔
S スリット線
C ミシン目
Claims (5)
- 表表紙と裏表紙と本紙を備え、
表表紙と裏表紙と全ての本紙が背側にて第1の接着部にて接合されており、
表表紙と裏表紙と少なくとも表表紙の裏面に接する第1の本紙とが小口側にて第2の接着部にて接合されており、且つ、第2の接着部に沿った第2の接着部より背側に寄った位置に開封用ミシン目が備えられており、
開封用ミシン目にて小口側を切除することで見開き可能とする冊子であって、
前記第1の本紙の一部に矩形領域が、前記開封用ミシン目と切離し部と上縁、前記開封用ミシン目と切離し部と下縁、または前記開封用ミシン目と切離し部により区画されており、
前記矩形領域の背側寄りの部分が相対する前記表表紙の裏面と第3の接着部により接合しており、
前記開封用ミシン目にて小口側を切除して、前記表表紙を捲り上げると前記表表紙に接合した前記矩形領域のみ前記表表紙に追従することを特徴とする冊子。 - 前記第1の接着部、前記第2の接着部に対し、前記第3の接着部が弱い接着力であることを特徴とする請求項1に記載の冊子。
- 前記表表紙の前記開封用ミシン目、前記裏表紙の前記開封用ミシン目に対し、前記第1の本紙の前記開封用ミシン目が切れ易いことを特徴とする請求項1又は2に記載の冊子。
- 前記第1の本紙以外の本紙の小口側端縁が前記開封用ミシン目よりも背側に後退していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冊子。
- 前記矩形領域が背側と小口側が対向する方向を長辺とし、前記上縁と前記下縁が対向する方向を短辺とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の冊子。
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JP2013005072A JP6079250B2 (ja) | 2013-01-16 | 2013-01-16 | 冊子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013005072A JP6079250B2 (ja) | 2013-01-16 | 2013-01-16 | 冊子 |
Publications (2)
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JP6079250B2 true JP6079250B2 (ja) | 2017-02-15 |
Family
ID=51414142
Family Applications (1)
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JP2013005072A Active JP6079250B2 (ja) | 2013-01-16 | 2013-01-16 | 冊子 |
Country Status (1)
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-
2013
- 2013-01-16 JP JP2013005072A patent/JP6079250B2/ja active Active
Also Published As
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JP2014136339A (ja) | 2014-07-28 |
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