JP2014136339A - 冊子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 その目的とするところは冊子を開封したときに矩形領域が飛び出し矩形領域を見落とすことがない冊子を提供することにある。
【解決手段】 表表紙と裏表紙と本紙を備え、表表紙と裏表紙と全ての本紙が背側の第1の接着部で接合され、表表紙と裏表紙と少なくとも表表紙の裏面に接する第1の本紙が小口側の第2の接着部で接合され、且つ第2の接着部より背側に寄った位置に開封用ミシン目が備えられ開封用ミシン目にて小口側を切除することで見開き可能な冊子であって、第1の本紙の一部に矩形領域が、開封用ミシン目と切離し部と上縁、開封用ミシン目と切離し部と下縁、または開封用ミシン目と切離し部により区画され、矩形領域の背側寄りの部分が相対する表表紙の裏面と第3の接着部により接合され開封用ミシン目にて小口側を切除し表表紙を捲り上げると表表紙に接合した矩形領域のみ表表紙に追従する冊子である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、商品カタログ、パンフレット等を冊子の状態で郵送、宅配等をすることができ、受取手(顧客)に提供する例えばクーポン券等の特典情報を備えた見開き可能な冊子に関する。詳しくは、冊子を開封し、表表紙を捲り上げると矩形領域のみ表表紙に追従して飛び出し、矩形領域に備えられた特典情報を提供できる冊子に関する。
商品情報やサービスなどを顧客に伝える広告手法とて電子メール等の電子媒体を利用することも増えているが,商品カタログ、パンフレット等を冊子の状態で顧客に郵送、宅配等によるダイレクトメールを利用して届けることも依然として多用されている。しかも、送り手(企業)が商品等の販売促進効果を高めるために冊子にクーポン券等の特典情報を綴じこむ手法が多用されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。ダイレクトメールを開封し、
特許文献1の冊子状印刷物は一対の表紙の間に表紙より小さい寸法の冊子中紙片が挿入され綴じ部で冊子中紙片と表紙が綴じられ一体化されたものであって、冊子中紙片の綴じ部の内側に内側綴じ部を設け、綴じ部と内側綴じ部との間にミシン目線を設けることにより、例えば、クーポン券、優待券などを提供する場合にミシン目より該券を切取ることができるものである。
特許文献2のパーソナル小冊子は顧客の固有情報が印字された第1固有情報と、特典情報等の共通情報とを備えたものであって、特典情報はそれぞれ切取手段で切り離し可能になっているものである。
そして、特典情報として割引チケット等を設けたことが開示されている。
しかしながら、特許文献1、特許文献2に開示された冊子は、特典情報の部分が切取可能とされているものの、冊子の中に綴じこまれた状態となっているために顧客によっては流し読みにより特典情報部分を見落としてしまうという問題がある。
特開2010−269448号公報 特開2005−7683号公報
そこで本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは冊子を開封したときに矩形領域が飛び出し矩形領域を見落とすことがない冊子を提供することにある。
本発明は、上記課題を達成するために、請求項1記載の本発明は、表表紙と裏表紙と本紙を備え、表表紙と裏表紙と全ての本紙が背側にて第1の接着部にて接合されており、表表紙と裏表紙と少なくとも表表紙の裏面に接する第1の本紙とが小口側にて第2の接着部にて接合されており、且つ、第2の接着部に沿った第2の接着部より背側に寄った位置に開封用ミシン目が備えられており、開封用ミシン目にて小口側を切除することで見開き可能とする冊子であって、前記第1の本紙の一部に矩形領域が、前記開封用ミシン目と切離し部と上縁、前記開封用ミシン目と切離し部と下縁、または前記開封用ミシン目と切離し部により区画されており、前記矩形領域の背側寄りの部分が相対する前記表表紙の裏面と第3の接着部により接合しており、前記開封用ミシン目にて小口側を切除して、前記表表紙を捲り上げると前記表表紙に接合した前記矩形領域のみ前記表表紙に追従することを特徴とする冊子である。
また、請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の冊子において、前記第1の接着部、前記第2の接着部に対し、前記第3の接着部が弱い接着力であることを特徴とするものである。
また、請求項3記載の本発明は、請求項1又は2に記載の冊子において、前記表表紙の前記開封用ミシン目、前記裏表紙の前記開封用ミシン目に対し、前記第1の本紙の前記開封用ミシン目が切れ易いことを特徴とするものである。
また、請求項4記載の本発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の冊子において、前記第1の本紙以外の本紙の小口側端縁が前記開封用ミシン目よりも背側に後退していることを特徴とするものである。
また、請求項5記載の本発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の冊子において、前記矩形領域が背側と小口側が対向する方向を長辺とし、前記上縁と前記下縁が対向する方向を短辺とすることを特徴とするものである。
本発明の冊子は、表表紙と裏表紙と本紙を備え、表表紙と裏表紙と全ての本紙が背側にて第1の接着部にて接合されており、表表紙と裏表紙と少なくとも表表紙の裏面に接する第1の本紙とが小口側にて第2の接着部にて接合されており、且つ、第2の接着部に沿った第2の接着部より背側に寄った位置に開封用ミシン目が備えられており、開封用ミシン目にて小口側を切除することで見開き可能とする冊子であって、前記第1の本紙の一部に矩形領域が、前記開封用ミシン目と切離し部と上縁、前記開封用ミシン目と切離し部と下縁、または前記開封用ミシン目と切離し部により区画されており、前記矩形領域の背側寄りの部分が相対する前記表表紙の裏面と第3の接着部により接合しており、前記開封用ミシン目にて小口側を切除して、前記表表紙を捲り上げると前記表表紙に接合した前記矩形領域のみ前記表表紙に追従する構成とすることにより、
冊子を開封し、表表紙を捲り上げると矩形領域のみが切り離されて表表紙の裏面に第3の接着部により接合されたまま追従し、しかも接合されている第3の接着部が矩形領域の背側寄りに設けられているので、矩形領域の小口側が下方に垂れ下がった状態となり、顧客にとっては当該矩形領域が飛び出してくるように見えるので見逃すことがないというアイキャッチ効果がある。この矩形領域に例えばクーポン券等の特典情報を備えることにより、顧客に対し、特典情報を提供できると共に、商品の販売促進効果を高めることが可能となる。
また、請求項2記載の本発明は、第3の接着部の接着力が第1の接着部および第2の接着部の接着力より弱い接着力とされていることにより、上記効果に加え、表表紙の裏面に接合した矩形領域を表表紙より剥離できるので、例えばクーポン券として使用できる。
また、請求項3記載の本発明は、上記効果に加え、表表紙の開封用ミシン目、裏表紙の開封用ミシン目に対し、第1の本紙の開封用ミシン目が切れ易い構成とすることにより、表表紙を捲り上げた際、矩形領域のみを容易に切離すことができるという効果がある。
また、請求項4記載の本発明は、上記効果に加え、第1の本紙以外の本紙の小口側端縁が開封用ミシン目よりも背側に後退している構成とすることにより、開封用ミシン目により表表紙、裏表紙および第1の本紙を切り取るだけで開封できるので開封が容易になる。
また、請求項5記載の本発明は、上記効果に加え、矩形領域が背側と小口側が対向する方向を長辺とし、上縁と下縁が対向する方向を短辺とする構成とすることにより、表表紙を捲り上げた際、矩形領域の小口側が下方により垂れ下がるので切離された矩形領域が強調され顧客に対してアイキャッチ効果を一層高めることができる。
本発明に係る冊子の一実施形態を示す平面図と断面図である。 本発明に係る冊子の一実施形態を示す分解斜視図である。 本発明に係る冊子の開封後、表表紙を捲り上げた状態を示す説明図である。 本発明に係る冊子の製造方法の一実施例を説明する図である。
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明に係る冊子の一実施形態を示し、(イ)は平面図、(ロ)はX−X線断面図、(ハ)はY−Y線断面図、図2は本発明に係る冊子の一実施形態を示す分解斜視図、図3は本発明に係る冊子の開封後、表表紙を捲り上げた状態を示す説明図、図4は本発明に係る冊子の製造方法の一実施例を説明する図であり、図中の1は冊子、2は背側、3は第1の接着部、4は小口側、5は第2の接着部、6は開封用ミシン目、7は上縁、8は下縁、9は第3の接着部、3a、5a、9aは接着剤、10は表表紙、11は送り先宛名、20は裏表紙、30は本紙、31は第1の本紙、32は第1の本紙以外の本紙、310は矩形領域、310’は矩形領域切離し片、311は切離し部、610は表表紙の開封用ミシン目、620は裏表紙の開封用ミシン目、631は第1の本紙の開封用ミシン目、Mはマージナルパンチ孔、Sはスリット線、Cはミシン目をそれぞれ示す。
図1は本発明に係る冊子の一実施形態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は切離し部に交差する位置におけるX−X線断面図、(ハ)はY−Y線断面図、図2は本発明に係る冊子の一実施形態を示す分解斜視図であって、図1、図2に示すように本発明の冊子1は、矩形の表表紙10と、裏表紙20と、本紙30としての第1の本紙31と1枚の第1の本紙以外の本紙32とを備え、表表紙10、第1の本紙31、第1の本紙以外の本紙32、裏表紙20が順次重ねられ、背側2にて第1の接着部3にて接着剤3aにより接合されている。
表表紙10と第1の本紙31と裏表紙20は同じ大きさであり、第1の本紙以外の本紙32は図1(イ)における冊子1の上下方向の端縁間、すなわち上縁7と下縁8間の長さは同じであるが、図1(イ)における冊子1の左右方向の端縁間、すなわち背側2と小口側4間の長さは図1(ロ)に示すように短くなっている。
そして、表表紙10と裏表紙20と少なくとも表表紙10の裏面に接する第1の本紙31とが小口側4にて第2の接着部5にて接着剤5aにより接合されており、且つ、第2の接着部5に沿った第2の接着部5より背側2に寄った位置に開封用ミシン目6が備えられている。第1の本紙以外の本紙32は冊子1の左右方向の長さより短くなっているので小口側4の端縁が開封用ミシン目6よりも背側2に後退して構成されている。
第1の本紙以外の本紙32は1枚の例を示したが複数にすることもできる。また、第1の本紙以外の本紙32の大きさは第1の本紙31と同じにすることもできるが、その場合、第1の本紙31と同様に開封用ミシン目6を設ける必要がある。しかし、後述するが一実施形態のように第1の本紙以外の本紙32の左右方向の長さを短くした方が、開封用ミシン目の切除が容易になるので好ましい。なお、本願明細書では、表表紙10、裏表紙20および第1の本紙に備えた開封用ミシン目について符号610、620および631を付したが、これらを総称して開封用ミシン目6として示すこととする。
また、表表紙10の表面には送り先宛名11が印字され、左上にはゆうメール等の表示がされている。そして、冊子1の第1の接着部3に沿った第1の接着部3より小口側4に寄った位置にミシン目Cが、表表紙10、第1の本紙31、第1の本紙以外の本紙32、および裏表紙20の全ての紙片に設けられている。当該ミシン目Cは各紙片を折り曲げて見開き状態を維持できる、あるいは必要な本紙30を適宜ミシン目Cで切り離すことができるので顧客に便利性を与えることができので設ける方が好ましい。本願明細書では第1の本紙31、第1の本紙以外の本紙32を含めて本紙30と呼称することとする。
図2は本発明に係る冊子の一実施形態を示す分解斜視図であって、冊子1は、下から上に向かって裏表紙20、第1の本紙以外の本紙32、第1の本紙31、表表紙10が順次重ねられ背側2にて第1の接着部3で接合されており、表表紙10と第1の本紙31と裏表紙20とが小口側4にて第2の接着部5で接合された構成である。図2に示すように表表紙10の裏面に接する第1の本紙31には右上隅に矩形領域310が設けられている。矩形領域310は第1の本紙の開封用ミシン目631と切離し部311と上縁7により区画されている。切離し部311は上縁7と第1の本紙の開封用ミシン目631とを連結するL字で形成され矩形領域310を区画している。切離し部311は全カットでもよいが、部分的にアンカットを設けてもよい。切離し部311は第1の本紙の開封用ミシン目631と交差し、少し小口側4に伸びて形成する方が、開封用ミシン目6にて小口側4を切除して開封し、表表紙10を捲り上げた際、表表紙10に接合した矩形領域310のみが切離されて表表紙10により追従しやすくなるので好ましい。
また、矩形領域310は上記位置に限定されるものではなく、第1の本紙31の右下隅に図示しないが第1の本紙の開封用ミシン目631と切離し部311と下縁8により区画して設けてもよい。この場合には図2の切離し部311を上下反転させたL字とし、下縁8と第1の本紙の開封用ミシン目631とを連結するように設け矩形領域310を区画すればよい。または上縁7と下縁8で挟まれた領域の中間に第1の本紙の開封用ミシン目631と切離し部311により区画して設けてもよい。ただし、中間に設ける場合には図示しないが切離し部311はコの字で開いた側が第1の本紙の開封用ミシン目631と接するか、または交差するように設ける。
図2に示すように矩形領域310は背側2と小口側4が対向する方向を長辺とし、上縁7と下縁8が対向する方向を短辺とする長方形で形成する方が好ましい。その理由は開封用ミシン目6にて小口側4を切除して開封し、表表紙10を捲り上げた際、矩形領域310の小口側4が下方により垂れ下がる(図3参照)のでアイキャッチ効果を一層高めることができる。
また、矩形領域310の背側2寄りの部分が相対する表表紙10の裏面と第3の接着部9により接合されている。第3の接着部9はエマルジョン型接着剤等により剥離可能にスポット接着させることが好ましい。第3の接着部9を背側2寄りの部分に設けるのは、上記理由により開封用ミシン目6にて小口側4を切除して開封し、表表紙10を捲り上げた際、矩形領域310の小口側4が下方により垂れ下がり(図3参照)アイキャッチ効果を一層高めるためである。
つぎに図1〜図3を参照しながら本発明の冊子1の開封方法を説明する。冊子1をダイレクトメール等で受取った顧客は開封用ミシン目6にて小口側4を切除して開封する。つぎに表表紙10を捲り上げると第1の本紙31に設けられた矩形領域310が第3の接着部9において表表紙10の裏面に接合されているので矩形領域310のみが切離し部311で第1の本紙31より切離され、切離された矩形領域切離し片310’は表表紙10に追従し、図3に示すように矩形領域切離し片310’が飛び出したように見えるので矩形領域切離し片310’に対して顧客にインパクトと興味を与えることができ、矩形領域切離し片310’に記載された特典情報としてのクーポン券を見逃すことがない。その後、ミシン目Cで折り返し見開き状態にして記載された情報を閲覧する。なお、特典情報としてクーポン券の例を示したが、限定されるものではなく顧客に優先的に伝えたいサービス情報を掲載できる。また、顧客から返信が必要な場合には矩形領域310を返信葉書とすることもでき、この場合には第1の本紙31の用紙に郵便法の規定に基づいた坪量の用紙を用いる。
つぎに、図2を参照しながら本発明の要部について説明する。本発明の冊子1は第1の接着部3、第2の接着部5、および第3の接着部9を備え、第1の接着部3および第2の接着部5は強接着とし、第1の接着部3、第2の接着部5に対し、第3の接着部9が弱い接着力にすることが好ましい。そうすることにより、冊子の郵送、宅配等のときに受ける外部からの衝撃やハンドリング時の外力により第1の接着部3および第2の接着部5より剥離することがない。そして、顧客が冊子1を開封後、表表紙10の裏面より矩形領域310を容易に剥がすことができる。
また、本発明の冊子1は開封用ミシン目6、見開き用のミシン目C、および切離し部311を備え、それぞれの役割を分担させたことも特徴である。表表紙の開封用ミシン目610、第1の本紙の開封用ミシン目631、および裏表紙の開封用ミシン目620の全ての開封用ミシン目6は切り目(カット)の長さを1.0mm〜10.0mm、非切り目(アンカット)の長さを0.5mm〜2.0mmとするのが好ましく、郵送、宅配時あるいはハンドリングにおいて開封用ミシン目6から外力や衝撃により開封することが防げ、開封時に開封用ミシン目6より小口側4を切除し開封を可能とする。
見開き用のミシン目Cは、開封後、表表紙10、第1の本紙31、第1の本紙以外の本紙32を見開き状態を維持するため、あるいは必要な紙片を適宜切取可能とするためのものであり、見開き用のミシン目Cはカットの長さを0.3mm〜3.0mm、アンカットの長さを0.3mm〜3.0mm程度でよい。
切離し部311は開封用ミシン目6より開封後、表表紙10を捲り上げた際、矩形領域310のみを表表紙10の裏面に付着した状態で表表紙10に追従させるために設けるものであり、前記したように全カットもしくは部分的にアンカットを設けてもよい。
上記構成とすることにより、郵送、宅配等において開封されることがない良好な封緘性と、開封時における易開封性と、表表紙を捲り上げた際に矩形領域310に記載された特典情報が飛び出して見えるアイキャッチ性とを並立させることができる。
次に図4を参照しながら本発明の冊子の製造方法の一例を説明する。本発明の冊子1は、まず、印刷工程において表表紙10、第1の本紙31、第1の本紙以外の本紙32、裏表紙20より左右方向が幅広の用紙を用い、それぞれの用紙の片面ないしは両面にオフセット印刷、グラビア印刷、凸版印刷、フレキソ印刷等の印刷方式で印刷されロール状に巻き取られる。印刷時に表表紙10、第1の本紙31、裏表紙20の各幅広の用紙には開封用ミシン目6と必要に応じて見開き用ミシン目Cが形成される。第1の本紙以外の本紙32の幅広の用紙には見開き用のミシン目Cが形成される。つぎに、丁合い工程において、印刷された表表紙10、第1の本紙31、第1の本紙以外の本紙32、裏表紙20の幅広の用紙の各ロールを巻き戻し、図4においては左側(背側)が第1の接着部3で表表紙10、第1の本紙31、第1の本紙以外の本紙32および裏表紙20の広幅の用紙が接合され、右側(小口側)が第2の接着部5で表表紙10、第1の本紙31、および裏表紙20の広幅の用紙が接合される。第1の接着部3と第2の接着部5は、通称ライングルーと呼ばれる方式にてエマルジョン糊で接合する。なお、第1の本紙31には接合する前に、所定の切離し部の形状の刃を備えた型を用いて所定の位置に切離し部311を形成すると共に所定位置に例えばエマルジョン糊をスポット的に塗布し、表表紙10の裏面と第3の接着部9で剥離可能に接着される。つぎにスリット線Sで流れ方向(上縁7と下縁8が対向する方向)両側をスリットし、さらに流れ方向と交差する方向にカットされ冊子1が製造される。
1 冊子
2 背側
3 第1の接着部
3a 接着剤
4 小口側
5 第2の接着部
5a 接着剤
6 開封用ミシン目
7 上縁
8 下縁
9 第3の接着部
9a 接着剤
10 表表紙
11 送り先宛名
20 裏表紙
30 本紙
31 第1の本紙
32 第1の本紙以外の本紙
310 矩形領域
310’ 矩形領域切離し片
311 切離し部
610 表表紙の開封用ミシン目
620 裏表紙の開封用ミシン目
631 第1の本紙の開封用ミシン目
M マージナルパンチ孔
S スリット線
C ミシン目

Claims (5)

  1. 表表紙と裏表紙と本紙を備え、
    表表紙と裏表紙と全ての本紙が背側にて第1の接着部にて接合されており、
    表表紙と裏表紙と少なくとも表表紙の裏面に接する第1の本紙とが小口側にて第2の接着部にて接合されており、且つ、第2の接着部に沿った第2の接着部より背側に寄った位置に開封用ミシン目が備えられており、
    開封用ミシン目にて小口側を切除することで見開き可能とする冊子であって、
    前記第1の本紙の一部に矩形領域が、前記開封用ミシン目と切離し部と上縁、前記開封用ミシン目と切離し部と下縁、または前記開封用ミシン目と切離し部により区画されており、
    前記矩形領域の背側寄りの部分が相対する前記表表紙の裏面と第3の接着部により接合しており、
    前記開封用ミシン目にて小口側を切除して、前記表表紙を捲り上げると前記表表紙に接合した前記矩形領域のみ前記表表紙に追従することを特徴とする冊子。
  2. 前記第1の接着部、前記第2の接着部に対し、前記第3の接着部が弱い接着力であることを特徴とする請求項1に記載の冊子。
  3. 前記表表紙の前記開封用ミシン目、前記裏表紙の前記開封用ミシン目に対し、前記第1の本紙の前記開封用ミシン目が切れ易いことを特徴とする請求項1又は2に記載の冊子。
  4. 前記第1の本紙以外の本紙の小口側端縁が前記開封用ミシン目よりも背側に後退していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冊子。
  5. 前記矩形領域が背側と小口側が対向する方向を長辺とし、前記上縁と前記下縁が対向する方向を短辺とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の冊子。
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