JP5126516B2 - 冊子状フォーム - Google Patents
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Description
また、データベースに登録されている個人情報を使用して、プリンタで個人情報を印字するとともに、予め印刷した共通の販売促進情報や、個々の顧客のニーズに応じて選択した販売促進情報をプリンタで印字するなどした用紙を、複数枚重ねた冊子状フォームも使用されている。
また、特許文献2に記載された冊子のように、弱接着剤を用いて最上位の用紙と最下位の用紙を接着させて、剥離可能な状態とした構成が知られているが、冊子の用途に応じて、冊子内の重ねられた枚数が異なるために、冊子内の枚数が少ない場合や多い場合などの状況に対応させて、弱接着剤の接着力を適切な状態に調整するのは難しいという問題がある。
最上位の用紙の横方向の他の一側端の裏側には線状に形成された接着剤が、最下位の用紙の横方向の他の一側端の表側には剥離剤層がそれぞれ冊子状フォームの側端に平行に形成され、前記最上位及び最下位の用紙は、前記最上位及び最下位の用紙より短い中間用紙を挟んで前記剥離剤層で剥離可能に接着され、前記線状に形成された接着剤の本数は、前記中間用紙の枚数に応じた本数で形成されていることを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係る冊子状フォームの斜視図、図2は、図1のA−A線断面図、図3は、本発明の実施形態に係る冊子状フォームを分解状態にした平面図、図4は、本発明の実施形態に係る冊子状フォームの最上位の用紙をめくり上げた状態を示す斜視図、図5は、図4のB−B線断面図である。
前記複数枚の用紙の内、最上位の用紙2aと最下位の用紙2fの用紙は、それらの間に挟み込まれた中間にある複数の用紙よりも、接着された部分からの横幅の長さ寸法においてより長い寸法で形成されている。
また、最上位の用紙2aの表面には、プリンタで宛名を印字するための宛名印字部6が設けられており、冊子状フォーム1を窓開き封筒に入れて郵送できるようになっている。
また、冊子の中間にある4枚の用紙2b,2c,2d,2eについても、最上位の用紙2a及び最下位の用紙2fの一端側に揃えられている側である、左端側にマージナルパンチ孔4が等間隔で形成されており、各々の6枚の用紙2a,2b,2c,2d,2e,2fを搬送させて、重ね合わせて丁合する工程において用紙の送り孔として用いられる。
尚、マージナルパンチ孔4が形成されている部分については、冊子状フォーム1を顧客に郵送などして送る際には、体裁を良くするためにスリッターで切り取った状態としてもよい。
つまり、中間の4枚の用紙2b,2c,2d,2eは、下位に重ねられている用紙ほど横幅の長さが長く形成されていることから階段状となる状態で重ねられており、段差になっている各用紙の右端付近の部分の表面に所望の見出し情報が表示できるようになっている。
尚、用途に応じて、複数挟み込まれた中間の4枚の用紙2b,2c,2d,2eだけに、それぞれ切り取りミシン5を形成するようにしてもよい。
これにより、各々の用紙2a,2b,2c,2d,2e,2fを切り取りミシン5から切り取れるようになっている。
そして、図2の断面図に示すように、最上位の用紙2aの裏面側と、最下位の用紙2fの表面側とが直接的に重なる部分において、最上位の用紙2aの裏面側の所定位置に線状に接着剤7a,7bが塗布されている。
つまり、最上位の用紙2aの裏面側の所定位置に線状に塗布した接着剤を、線状に1本以上設けた場合に、その本数を多く設けるほど接着力を強くすることができ、最上位の用紙2aと最下位の用紙2fの中間の用紙の枚数が多くなるにしたがって、最上位の用紙2aと最下位の用紙2fの間の接着力を強くすることで、簡単に剥離しない状態にしておくことが好ましい。
この剥離剤層8は、最上位の用紙2aの裏面側に、線状に塗布された接着剤7a,7bが重なる位置を含む部分に設けられている。
最下位の用紙2fの表面側に剥離剤層8が設けられていることで、線状に塗布された接着剤7a,7bで最上位の用紙2aと最下位の用紙2fとが接着された状態から、最上位の用紙2aを持ち上げることで剥離させることができる。
図3(a)には、最上位の用紙2aが示されているが、用紙の両側端部にマージナルパンチ孔4が等間隔で形成され、最下位の用紙2fと同一形状を有している。
図3(b)には、最上位から2番目に重ねられている用紙2bが示されている。
用紙2bは、用紙の横幅寸法その他の全ての用紙よりも小さな寸法の矩形形状として形成されている。
用紙2cは、その用紙2cの上に重ねられている用紙2bよりも、少しだけ横幅寸法が長く形成されており、右側部分において用紙2bと重ならない部分を有している。
次に、図3(d)には、最上位から4番目に重ねられている用紙2dが示されている。
用紙2dは、その用紙2dの上に重ねられている用紙2cよりも、少しだけ横幅寸法が長く形成されており、右側部分において用紙2cと重ならない部分を有している。
用紙2eは、その用紙2eの上に重ねられている用紙2dよりも、少しだけ横幅寸法が長く形成されており、右側部分において用紙2dと重ならない部分を有している。
次に、図3(f)には、最上位から6番目に重ねられている最下位の用紙2fが示されている。
用紙2fは、最上位の用紙2aと同一形状を有しており、その用紙2fの上に重ねられている用紙2eよりも、少しだけ横幅寸法が長く形成されている。
尚、図3(f)には、剥離剤層8の上面に接着剤7a,7bが塗布されているように表示されているが、これは接着剤7a,7bが重なる位置を示すものであり、接着剤7a,7bは、最上位の用紙2aの裏面に塗布される。
冊子状フォーム1は、冊子状にする前に、各々の用紙2a,2b,2c,2d,2e,2fに必要に応じてプリンタにより個人情報などを印字した後に、丁合いして接着一体化する。
冊子状フォーム1は、窓開き封筒などに封入して郵送するが、冊子状フォーム1の右側において、最上位の用紙2aと最下位の用紙2fとが接着剤7a,7bにより接着状態となっており、封入処理を行なう際に、複数の用紙がめくれ上がらないようになっている。
また、受取人は、冊子状フォーム1の中間に挟み込まれている複数の用紙を順時にめくって、必要に応じて切り取りミシン5から切り取って使用することもできる。
2a,2b,2c,2d,2e,2f 用紙
3a,3b,3c,3d,3e 接着剤
4 マージナルパンチ孔
5 切り取りミシン
6 宛名印字部
7a,7b 接着剤
8 剥離剤層
Claims (1)
- 縦方向の長さが同一の複数枚の矩形状の用紙がそれぞれの用紙の横方向の一側端で揃えて接着されて一体化された冊子状フォームであって、
最上位の用紙の横方向の他の一側端の裏側には線状に形成された接着剤が、最下位の用紙の横方向の他の一側端の表側には剥離剤層がそれぞれ冊子状フォームの側端に平行に形成され、前記最上位及び最下位の用紙は、前記最上位及び最下位の用紙より短い中間用紙を挟んで前記剥離剤層で剥離可能に接着され、
前記線状に形成された接着剤の本数は、前記中間用紙の枚数に応じた本数で形成されていることを特徴とする冊子状フォーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008124127A JP5126516B2 (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 冊子状フォーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008124127A JP5126516B2 (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 冊子状フォーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009269365A JP2009269365A (ja) | 2009-11-19 |
JP5126516B2 true JP5126516B2 (ja) | 2013-01-23 |
Family
ID=41436333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008124127A Active JP5126516B2 (ja) | 2008-05-12 | 2008-05-12 | 冊子状フォーム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5126516B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04250030A (ja) * | 1991-01-17 | 1992-09-04 | K D K Kk | 封書素材及び封書作成方法 |
JP2607078Y2 (ja) * | 1993-09-02 | 2001-03-19 | 内田紙工業株式会社 | 小冊子入り封筒 |
-
2008
- 2008-05-12 JP JP2008124127A patent/JP5126516B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2009269365A (ja) | 2009-11-19 |
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