JP3145556U - 書簡箋 - Google Patents

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敏久 黒川
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市原 由美子
黒川 直美
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Abstract

【課題】用紙群他端面への塵芥などの付着および用紙群の2つの先端コーナ部の上向きのめくり上がりなどを防止することで、用紙群本来の形態を維持して見栄えの低下を回避するとともに、工程の削減により製造作業性を向上させることができる書簡箋を提供する。
【解決手段】書簡箋1は、背4を介して表台紙3と裏台紙5が一体に連続したカバー体2と、多数の用紙8a一端部を糊付けして一体に重ねた用紙群8とからなり、カバー体2は、裏台紙5に連設されて用紙群8の他端面9Aを接離可能に覆う保護背6と、この保護背6に連設されて折り畳みにより用紙群8の最上面の用紙表面他端部の2つのコーナ部を覆い、かつ、折り畳み解除により最上面の用紙の表面から離れて2つのコーナ部を露出させる開閉部7とを備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、書簡箋に係り、主として便箋を含む書簡箋に関するものである。
従来、主として便箋を含む書簡箋として、たとえば図6に示すもの知られている。
この書簡箋50は、背51を介して表台紙52と裏台紙53が一体に連続したカバー体54と、多数の用紙55それぞれの一端部を糊付け56して一体に重ねた用紙群57とからなり、この用紙群57の糊付け56されている前記一端部が背51に覆われているとともに、裏台紙53の一端部表面に糊付けされている。
特になし。
ところが、前記従来の書簡箋50では、用紙群57の他端面57aが常時露出したままであるため、経時により塵芥などが付着して汚れるおそれを有している。また、書簡箋50の使用が繰り返されるのに応じて表台紙52の開閉頻度が高くなると、各用紙55の2つの先端コーナ部58,58が上向きにめくり上がって、各用紙55本来の形態が損なわれて見栄えを低下させる。そのため、書簡箋50の使用者、たとえば手紙の差出人は、前記形態が損なわれて見栄えが低下した各用紙55の使用を忌避しなければならず、残存する比較的多数の用紙55が無駄になる。
また、前記従来の書簡箋50において、カバー体54は、一般に、表台紙52の一端に背51を連設し、この背51の折り畳み片51aを裏台紙53の上端部裏面に糊付けすることによって構成されている。このような構成であると、用紙群57の糊付け56されている一端部を裏台紙53の一端部表面に糊付けする工程の他に、背51の折り畳み片51aを裏台紙53の上端部裏面に糊付けする煩雑な工程が必要になるので、カバー体54の製造作業性延いては書簡箋50の製造作業性が悪い問題点を有している。
本考案は、このような問題を解決するものであって、その目的とするところは、用紙群他端面への塵芥などの付着および各用紙の2つの先端コーナ部の上向きのめくり上がりなどを防止することで、各用紙本来の形態を維持して見栄えの低下を回避するとともに、工程の削減により製造作業性を向上させることができる書簡箋を提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案に係る書簡箋は、背を介して表台紙と裏台紙が一体に連続したカバー体と、多数の用紙それぞれの一端部を糊付けして一体に重ねた用紙群とからなり、この用紙群の糊付け端面が前記背に覆われて、該背と前記裏台紙の一端部の少なくともいずれか一方に糊付けされている書簡箋において、
前記カバー体は、前記裏台紙の他端に連設されて前記用紙群の他端面を接離可能に覆う保護背と、この保護背に連設されて折り畳みにより前記用紙群の最上面の用紙表面の少なくとも他端部の2つのコーナ部を覆い、かつ、折り畳み解除により前記最上面の用紙表面から離れて前記2つのコーナ部をを露出させる開閉部とを備えていることを特徴としている。
これによれば、用紙群の他端面は、常時は、保護背によって接離可能に覆われて保護されるので、用紙群他端面への塵芥などの付着は確実に防止される。また、最上面用紙表面の少なくとも他端部の2つのコーナ部は、開閉部によって覆われることにより、各用紙他端部の2つのコーナ部が上向きにめくり上がる不都合を防止できる。
また、本考案に係る書簡箋のカバー体は、前記背と前記表台紙が第1折り畳み線を挟んで隣接し、前記背と前記裏台紙が第2折り畳み線を挟んで隣接しており、前記裏台紙と前記保護背が第3折り畳み線を挟んで隣接しているとともに、前記保護背と前記開閉部が第4折り畳み線を挟んで隣接するようにトムソン加工により裁断されて型取りされていることを特徴としている。これによると、従来必要とされていた背の折り畳み片を裏台紙の上端部裏面に糊付けする煩雑な工程が削減されるので、それだけ製造作業性が向上する。
さらに、本考案に係る書簡箋は、前記開閉部の表面に文様を印刷することが望ましい。これによると、表台紙と用紙群を構成する各用紙および裏台紙それぞれの一端から他端までの寸法を等しく設定したものであると、表台紙を開放した場合に、開閉部の表面に印刷されている文様を目視させて、従来の書簡箋とは異なる雰囲気を醸し出すことができる。また、用紙群を構成する各用紙と裏台紙それぞれの一端から他端までの寸法よりも表台紙の一端から他端までの寸法を小さく設定したものであれば、開閉部の表面に印刷されている文様を常時目視させることで、書簡箋に相応しい独自の雰囲気を醸し出して意匠的な効果をあげることができる。
本考案に係る書簡箋によれば、用紙群の他端面は、常時は、保護背によって接離可能に覆われて保護されるので、用紙群他端面への塵芥などの付着は確実に防止されるとともに、最上面用紙表面の少なくとも他端部の2つのコーナ部は、常時、開閉部によって覆われることにより、各用紙他端部の2つのコーナ部が上向きにめくり上がる不都合を防止できるので、各用紙本来の形態を維持して見栄えの低下を回避できるばかりか、従来必要とされていた煩雑な工程の削減によって、製造作業性を向上させることができる。
以下、本考案の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案に係る書簡箋の一実施形態を示す斜視図、図2は、表台紙を開放した状態の斜視図、図3は、カバー体を展開した状態の斜視図、図4は、カバー体の展開正面図である。
図1〜図4において、書簡箋1は主として便箋を含み、カバー体2と用紙群8とからなる。
カバー体2は、たとえば若干厚手の和紙からなり、表台紙3と、背4と、裏台紙5と、保護背6および開閉部7とを備えて、トムソン加工により裁断されて型取りされている。すなわち、背4と表台紙3は第1折り畳み線C1を挟んで隣接し、背4と裏台紙5は第2折り畳み線C2を挟んで隣接しており、裏台紙5と保護背6は第3折り畳み線C3を挟んで隣接しているとともに、保護背6と開閉部7は第4折り畳み線C4を挟んで隣接している。
用紙群8は、多数の用紙8aそれぞれの一端部を糊付け(図示省略)して一体に重ねたもので、該糊付けされた一端部の一端立面(糊付け端面)9は接離可能に背4に覆われるとともに、最下面の用紙8anの上端部下面(一端部下面)が裏台紙5の上端部表面(一端部表面)に糊付け(図示省略)されている。なお、このような最下面の用紙8anの上端部下面を裏台紙5の一端部表面に糊付けする構成に代えて、前記糊付けされた一端部の一端立面(糊付け端面)9を背4の内面に糊付けした構成であってもよい。
図4において、用紙群8を構成している多数の用紙8aそれぞれの幅寸法Wと、表台紙3、背4、裏台紙5、保護背6および開閉部7それぞれの幅寸法Wは同じ大きさに設定され、裏台紙5と多数の用紙8aそれぞれの上下方向の寸法L、つまり一端から他端までの寸法Lは、前記幅寸法Wよりも十分に大きく設定されて長方形を呈している。
また、図4における前記背4の高さhは、用紙群8の厚さに律して前記一端立面(糊付け端面)9を覆うことが可能な値に設定されており、保護背6の高さhも、用紙群8の厚さに律して他端面9Aを覆うことが可能な値に設定されている。また、表台紙3の一端から他端までの寸法L1は、裏台紙5と多数の用紙8aそれぞれの上下方向の寸法Lよりも幾分短い値(小さい値)に設定されているとともに、開閉部7の他端から先端(一端)までの寸法L2は、裏台紙5と多数の用紙8aそれぞれの上下方向の寸法Lの略1/2程度の値に設定されている。そして、図1,図2に示すように、開閉部7の表面には、書簡箋1相応しい図柄の江戸文様10が印刷されている。なお、前記江戸文様10の印刷は必ずしも必要ではない。
前記構成の書簡箋1によれば、その販売時または購入後の非使用時においては、図1に示すように、用紙群8の他端面9Aは、保護背6によって接離可能に覆われて保護されることになる。そのため、他端面9Aへの塵芥などの付着は確実に防止される。また、用紙群8における最上面の用紙8a1表面の他端部の2つのコーナ部8C,8Cは、販売時または購入後の非使用時において、図2に示すように開閉部7によって覆われることになり、このような状態は、各用紙8aの使用進行にともなって、最上面の用紙8a1が変化しても、変化した最上面の用紙8a1表面の他端部の2つのコーナ部8C,8Cが開閉部7によって覆われることになる。したがって、2つのコーナ部8C,8Cが上向きにめくり上がる不都合を確実に防止できるので、各用紙8a本来の形態を維持して見栄えの低下を回避することができる。
また、本考案に係る書簡箋1では、前記カバー体2をトムソン加工により裁断して型取りしているので、図6の従来例で説明した背51の折り畳み片51aを裏台紙53の上端部裏面に糊付けする煩雑な工程が削減され、それだけ製造作業性が向上する。
さらに、本考案に係る書簡箋1では、開閉部7の表面に書簡箋1相応しい図柄の江戸文様10が印刷されているので、前記実施形態のように、用紙群8を構成する多数の用紙8aと裏台紙5それぞれの一端から他端までの寸法Lよりも表台紙3の一端から他端までの寸法L1を小さく設定した構成であれば、開閉部7の表面に印刷されている江戸文様10の一部を常時目視させることで、書簡箋1に相応しい独自の雰囲気を醸し出して意匠的な効果をあげることができる。
一方、図5のように、用紙群8を構成する多数の用紙8と裏台紙4それぞれの一端から他端までの寸法Lと、表台紙3の一端から他端までの寸法Lとを同じ値に設定すれば、表台紙3を開放することで、開閉部7の表面に印刷されている江戸文様10を目視させて、従来の書簡箋とは異なる雰囲気を醸し出すことができる。
本考案に係る書簡箋の一実施形態を示す斜視図である。 表台紙を開放した状態の斜視図である。 カバー体を展開した状態の斜視図である。 カバー体の展開正面図である。 本考案に係る書簡箋の変形例を示す斜視図である。 従来例の斜視図である。
符号の説明
1 書簡箋
2 カバー体
3 表台紙
4 背
5 裏台紙
6 保護背
7 開閉部
8 用紙群
8a 多数の用紙
8a1 最上面の用紙
9 用紙群の一端立面(用紙群の糊付け端面)
9A 用紙群の他端面
10 文様(江戸文様)

Claims (3)

  1. 背を介して表台紙と裏台紙が一体に連続したカバー体と、多数の用紙それぞれの一端部を糊付けして一体に重ねた用紙群とからなり、この用紙群の糊付け端面が前記背に覆われて、該背と前記裏台紙の一端部の少なくともいずれか一方に糊付けされている書簡箋において、
    前記カバー体は、前記裏台紙の他端に連設されて前記用紙群の他端面を接離可能に覆う保護背と、この保護背に連設されて折り畳みにより前記用紙群の最上面の用紙表面の少なくとも他端部の2つのコーナ部を覆い、かつ、折り畳み解除により前記最上面の用紙表面から離れて前記2つのコーナ部をを露出させる開閉部とを備えていることを特徴とする書簡箋。
  2. 請求項1に記載の書簡箋において、
    前記カバー体は、前記背と前記表台紙が第1折り畳み線を挟んで隣接し、前記背と前記裏台紙が第2折り畳み線を挟んで隣接しており、前記裏台紙と前記保護背が第3折り畳み線を挟んで隣接しているとともに、前記保護背と前記開閉部が第4折り畳み線を挟んで隣接するようにトムソン加工により裁断されて型取りされていることを特徴とする書簡箋。
  3. 請求項1または請求項2に記載の書簡箋において、
    前記開閉部の表面に文様が印刷されていることを特徴とする書簡箋。
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