JP2604139B2 - 調光器 - Google Patents

調光器

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JP2604139B2
JP2604139B2 JP61167030A JP16703086A JP2604139B2 JP 2604139 B2 JP2604139 B2 JP 2604139B2 JP 61167030 A JP61167030 A JP 61167030A JP 16703086 A JP16703086 A JP 16703086A JP 2604139 B2 JP2604139 B2 JP 2604139B2
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case
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heat
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mounting
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宏巳 安本
十一 五十嵐
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は調光器に係り、例えばスイッチなどと同様に
埋込みボックスなどに取付け枠を介して取付けられる1
モジュール照明用調光器本体の内部に収納された発熱性
の調光制御半導体素子の放熱構造に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の調光器は、例えば、実開昭52−11983
号公報などに記載されているように、調光器本体には発
熱性のトライアックなどの調光制御半導体素子を組込
み、この半導体素子の放熱を図るためにケースの前面に
放熱用のスリットを有する放熱部を形成した構造が採ら
れている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の調光器を埋込みボックスに取付けた連用取
付け枠に連接して取付けて使用した場合に放熱部が互い
に接近され、放熱が充分に行われず、放熱が良好に行わ
れるようにするにはケースが大型になり、例えば、JIS
規格のスイッチの大角形協約寸法の1個用スイッチ寸法
の2倍程度の大きさとなり、調光器全体が大型となり、
また、ケースの前面に放熱用のスリットが露出し、外観
性を損なうとともに埃が侵入し易い問題を有している。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、埋込みボ
ックスに取付け得る連用取付け枠に連設された調光器の
放熱部が互いに悪影響を与えないようにし、放熱効果を
高めるとともに、外観性を良好にし、ケース内に埃が侵
入するおそれのない調光器を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の調光器は、埋込みボックスに取付け得る一対
の取付け孔を両端に配設するとともに、中間部に細長の
器具取付け嵌合孔部を有し、この器具取付け嵌合孔部に
3組の器具固着手段を備えてなる連用取付け枠に選択的
に取付けることが可能な調光器であって、長辺方向の上
面両側部が前記連用取付け枠の裏面に当接し、かつ、短
辺方向の寸法が前記器具取付け嵌合孔部の長手方向のほ
ぼ1/3に形成されており、また、上面中央部に高さ方向
に突出した大角形のボス部を有してなるケースを備え、
前記ケースの少なくとも長辺方向の一端側に幅狭部を形
成し、この幅狭部に前記ケース内に収納された発熱性を
有する調光制御半導体素子の放熱部を形成したものであ
る。
(作用) 本発明の調光器は、連用取付け枠に調光器を連設して
使用する場合、隣接した調光器ケースの放熱部間に互い
に幅狭部にて間隙が形成され、この間隙にて形成される
空気層により熱影響を緩和し、放熱が促進され、放熱効
果が高められる。
また、ケースの前面に放熱用のスリットを有する放熱
部が露出されず、外観性が良好となるばかりでなく、ケ
ース内に埃の侵入が防止される。
(実施例) 本発明の一実施例の構成を図面について説明する。
1は調光器ケースで、合成樹脂にて成型されたケース
本体部2とこのケース本体部2の前面開口部に結合され
てこの開口部を閉塞するカバー部3とにてJIS規格の屋
内用小形スイッチの大角形協約寸法1個用スイッチのボ
ス寸法に形成されている。このケース1のケース本体部
2の開口部近傍に調光回路部品を接続した回路基盤4を
支持する受け突部5が形成されている。
また、前記カバー部3の前面中央部に高さ方向に突出
するボス部となる函体状の突出部6が形成され、長辺方
向の両端部は取付け金具7の係合受け部8に形成されて
いる。また、このカバー部3の函体状の突出部6の略中
央部には操作部となるつまみ9を回動自在に挿通する通
孔10が形成され、この通孔10に挿通されて外方に突出す
るつまみ9の基部には前記通孔10の内側周縁に係合して
抜け止めする係止縁部11が形成され、このつまみ9の基
部下面にはカム部12が形成されている。
また、前記ケース本体部2の長辺方向の両端部には上
部を残してケース本体部2の最大幅部の寸法L1より狭い
幅寸法L2の幅狭部13,14が形成され、この幅狭部13,14に
て前記取付け金具7の係止段部15が形成され、ケース本
体部2とカバー部3とはカバー部3の両係合受け部8に
それぞれ跨った取付け金具7の両端係止部16が係止段部
15に係止され、このケース本体部2とカバー部3とは取
付け金具7にて結合されている。また、この取付け金具
7には中央部に連用取付け枠17に取付け係止される取付
け孔部18がそれぞれ形成されている。
さらに、前記ケース本体部2の長辺方向の一端側とな
る幅狭部13の端面20と底面21に放熱用スリット22,23を
有する放熱部24が形成されている。このケース本体部2
の一端側端面20に開口した並行の複数の各スリット22は
ケース本体部2の高さ方向の底面側に抜けて形成され、
また、底面21に形成した複数の平行な各スリット23は前
記高さ方向のスリット22と交差する方向のケース本体部
2の短辺方向の幅方向に形成されている。
また、このケース本体部2の内部の他端部には端子収
納部25が仕切り壁26にて区画形成され、この端子収納部
25の下部にケース本体部2の底面に開口した電線挿通孔
27が形成されている。
また、前記回路基盤4の表面側には調光回路を形成す
る可変抵抗28とスイッチ29が接続配置され、このスイッ
チ29は前記つまみ9のカム部12にて開閉されるようにな
っている。また、この回路基盤4の裏面側には調光回路
を形成する調光制御半導体素子、例えばトライアック30
とコイル31、コンデンサ32,33,34、トリガーダイオー
ド、抵抗などが接続されている。
また、前記トライアック30には略L字状の放熱板35が
ビス36にて取付けられている。
さらに、前記回路基盤4の裏面側に略コ字状の端子板
37,37が接続されている。そして、この端子側37,37に自
己鎖錠端子38,38が嵌着され、さらに、この両鎖錠端子3
8,38間に解除子39が配設されている。
また、前記連用取付け枠17は周知の例えば3組のスイ
ッチなど調光器を含む器具を取付ける連用形取付け枠
で、器具取付け嵌合孔部40を有し、この器具取付け嵌合
孔部40には3組の器具固着手段が形成されている。この
3組の器具固着手段は、器具取付け嵌合孔部40の一側に
形成され前記取付け金具7の取付け孔部18に係合する突
部41と、この突部41に対向して他側に形成され取付け金
具7の取付け孔部18にかしめ孔42からのかしめにより係
合する突部43とにて構成される。さらに、この連用取付
け枠17の両端部に埋込みボックスに取付ける一対の取付
け孔44が形成され、さらに、この連用取付け枠17には化
粧板の取付けねじ孔45が形成されている。
そして、前記ケース1の長辺方向の上面両側部が前記
連用取付け枠17の裏面に当接し、かつ、短辺方向の寸法
が前記器具取付け嵌合孔部40の長手方向のほぼ1/3に形
成されている。
次に、前記調光回路を第8図について説明する。
交流電源46に負荷のランプ47を介して接続される端子
37,37間に、前記スイッチ29を介して抵抗48とコンデン
サ32およびコイル31とが直列に接続され、この抵抗48と
コンデンサ32と並列に抵抗49と可変抵抗28とコンデンサ
33とが直列に接続され、前記抵抗48とコンデンサ32との
接続点と可変抵抗28とコンデンサ33との接続点が抵抗50
を介して接続されている。また、前記可変抵抗28とコン
デンサ33との接続点にトリガーダイオード51が接続さ
れ、さらに、前記可変抵抗28とコンデンサ33と並列に前
記調光制御半導体素子のトライアック30が接続され、こ
のトライアック30のゲートに前記トリガーダイオード51
が接続されている。さらに、前記端子板37,37間に前記
スイッチ29を介してコンデンサ34が接続されている。
また、前記第1図乃至第7図に図示していないが、必
要に応じて前記スイッチ29と並列に抵抗52とネオンラン
プ53が直列に接続されている。
次に、この実施例の作用を説明する。
組立てに際しては、放熱板35が取付けたトライアック
30、可変抵抗28などの調光回路部品と端子板37,37を接
続した回路基盤4をケース本体部2にトライアック30を
取付けた裏面側を内側にして挿入すると、トライアック
30に取付けた放熱板35がケース本体部2の一端側の放熱
用スリット22,23を形成した内面に対向される。そし
て、この回路基盤4をケース本体部2の受け突部5に係
止し、つまみ9を通孔10に挿通したカバー部3をケース
本体部2の開口部に嵌着すると、回路基盤4は受け突部
5とカバー部3の押え突起3aとにて挟着保持され、つま
み9は可変抵抗28の回転軸28aに係合され、さらに、ス
イッチ29のアクチュエータ29aはつまみ9のカム部12に
係合される。この状態で、カバー部3の両端係合受け部
8にそれぞれ跨った取付け金具7の両側係止部16をケー
ス本体部2の係止段部15に係止することによりケース本
体部2とカバー部3とが結合されて調光器ケース1が形
成される。
そして、このケース1を連用取付け枠17の器具取付け
嵌合孔部40に嵌合し、第5図に示すように、ケース本体
部2の上面両側部が連用取付け枠17の裏面に当接し、こ
の連用取付け枠17の突部41に取付け金具7の一側の取付
け孔部18を係合し、取付け金具7の他側の取付け孔部18
にかしめ孔42からのかしめにより突部43を係合する。そ
して、この連用取付け枠17に第3図に示すように調光器
ケース1を連用取付け枠17に連設する。この状態で連設
された調光器ケース1,1のケース本体部2の放熱部24を
形成した幅狭部13の間に間隙Gが生じ、放熱部24が接触
されることがない。そして、この連用取付け枠17を壁面
の埋込みボックスなどに取付け、この連用取付け枠17に
化粧板を取付ける。この状態で、ケース1の放熱用スリ
ット22,23は前面に露出することがない。
そして、つまみ9の回転でカム部12がスイッチ29を閉
成するとともに可変抵抗28の回動軸28aが回動して抵抗
値が調整される。この抵抗値の変化でコンデンサ33の充
電時間が調整され、トリガーダイオード51を介してトラ
イアック30の導通が位相制御され、ランプ47に通電され
る電力量が制御されてランプ47は調光制御される。
そして、トライアック30の発熱は放熱板35に伝導さ
れ、ケース本体部2の放熱部24のスリット22,23から放
熱され、ケース本体部2,2間の間隙Gの空気層によって
隣接のケース本体部2に互いに熱的影響を与えることな
く、この間隙Gに熱対流が生じ、放熱が促進される。さ
らに、トライアック30の発熱は回路基盤4が遮熱板とな
ってケース1の表面側へは遮断され、表面側が加熱され
ることがない。また、ケース本体部2の放熱用スリット
22,23は埋込みボックス内に位置し、さらに内側に配設
された放熱板35に覆われ、塵埃が侵入されることがな
い。
さらに放熱板35はケース本体部2の内面形状に合せら
れ、組立て性が良好となる。
なお、前記実施例では、取付け金具7にてケース本体
部2とカバー部3との結合とケース1と連用取付け枠17
の取付け手段とを兼用したが、ケース1に連用取付け枠
17と係合する凹部などの取付け手段を形成し、取付け金
具7はケース本体部2とカバー部3との結合のみの機能
としても良い。
(発明の効果) 本発明によれば、調光器ケースに形成されたトライア
ックなどの調光制御半導体素子の放熱部はケースの幅狭
部に設けられ、ケースの放熱部が互いに接触することな
く、放熱部間には間隙が生じ、この間隙の空気層にて熱
的影響が緩和され、互いに連設されたケースに熱的影響
を与えることがなく、さらに、この間隙に熱対流が生
じ、放熱効果が促進され、放熱効果が高められる。ま
た、放熱部が露出されず外観性が良好になり、ケース内
に埃が侵入するおそれのないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す調光器の正面図、第2
図は同上側面図、第3図は同上調光器を連設した状態を
示す斜視図、第4図は同上調光器と取付け枠との斜視
図、第5図は同上取付け状態を示す斜視図、第6図は同
上調光器本体の分解斜視図、第7図は同上断面図、第8
図は同上回路図である。 1……調光器ケース、13……幅狭部、17……連用取付け
枠、24……放熱部、30……調光制御半導体素子としての
トライアック、40……器具取付け嵌合孔部、42……器具
個着手段のかしめ孔、44……取付け孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】埋込みボックスに取付け得る一対の取付け
    孔を両端に配設するとともに、中間部に細長の器具取付
    け嵌合孔部を有し、この器具取付け嵌合孔部に3組の器
    具固着手段を備えてなる連用取付け枠に選択的に取付け
    ることが可能な調光器であって、 長辺方向の上面両側部が前記連用取付け枠の裏面に当接
    し、かつ、短辺方向の寸法が前記器具取付け嵌合孔部の
    長手方向のほぼ1/3に形成されており、また、上面中央
    部に高さ方向に突出した大角形のボス部を有してなるケ
    ースを備え、 前記ケースの少なくとも長辺方向の一端側に幅狭部を形
    成し、この幅狭部に前記ケース内に収納された発熱性を
    有する調光制御半導体素子の放熱部を形成した調光器。
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