JP2602510B2 - 油冷式圧縮機 - Google Patents

油冷式圧縮機

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧縮機本体内に油を供給するようにした油
冷式圧縮機に関するものである。
(従来の技術) 従来、第3図に示す油冷式圧縮機が公知であり、吸込
流路2から圧縮機本体(以下、本体という。)3を経て
吐出流路4へと続くガス流路の他に、吐出流路4中に設
けた油回収器5の油溜め部分から油冷却器6、油ポンプ
7を経由して、本体3内のガス圧縮空間、軸受、軸封部
等の油供給箇所に至る油供給流路8が設けてある。また
油ポンプ7と本体3との間にアキュムレータ9が設けて
ある。
そして、吸込流路2からのガスを吸込むとともに、油
供給流路8から油の注入を受けつつガスを圧縮し、油と
ともに吐出流路4中に吐出した圧縮ガスから油だけを油
回収器5にて分離、回収し、これを油冷却器6により冷
却した後、油ポンプ7により上記油供給箇所に送り、そ
の後同様にして油を循環使用するようになっている。
ところで、このように油ポンプ7により給油するだけ
であれば油ポンプ7が故障等で停止した場合に、本体3
への給油が止まることになる。
通常、油ポンプ7が停止すると、本体3も停止するよ
うにしてあるが、本体3が停止するまで数秒はかかり、
その間に給油が止まると本体3、特に内部の軸受の破損
を招くおそれがある。
即ち、油ポンプ7が本体3の作動中に停止した場合、
油ポンプ7の前圧は本体3の吐出圧Pdであるが、油ポン
プ7は、通常ギヤポンプであるので、油ポンプ7の出口
圧が低くなっても油が油ポンプ7を通過しないため、給
油圧が低下し、油供給流路8だけでは、本体3への給油
は行われなくなる。第4図は、この場合の給油圧Poilの
変化を示す。
このため、この装置では油供給流路8にアキュムレー
タ9を設けて、油ポンプ7が停止しても数秒間は本体3
に給油が出来るようにしてある。即ち、第5図に示すよ
うに、油ポンプ7の動作中アキュムレータ9には、充填
ガスと油が入っており、圧力は本体3への給油圧Poilに
なっている。これに対して油ポンプ7が停止すると、第
6図に示すようにアキュムレータ9内の油の圧力が下が
り、この結果が充填ガスが膨張して本体3への給油が行
われるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) 油冷式圧縮機の場合、無給油式圧縮機に比べて、給油
量が格段に多く、このためアキュムレータ9は大きなも
のが要求され、ここから給油出来る時間を長くする必要
がある場合は、殆ど実用的でないようになるという問題
がある。
また、アキュムレータ9を設けることに伴って計装品
が多くなり、それだけ故障が発生し易いという問題があ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記従来の問題点を解決するために、本発明は、圧縮
機本体の吐出側に続く吐出流路中に設けた油回収器の油
溜め部分から油冷却器、油ポンプを経由して上記本体内
の軸受、軸封部を含む油供給箇所に至る油供給流路を備
えた油冷式圧縮機において、上記油供給箇所に向かう方
向の油の流れのみを許容する逆止弁を介して上記油ポン
プの入口側と上記油供給箇所のそれぞれに分岐される位
置に至る前の上記油ポンプの出口側を直結するバイパス
流路を設けて形成した。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図面にしたがって説明す
る。
第1図は、本発明に係る油冷式圧縮機を示し、第3図
に示す油冷式圧縮機とはアキュムレータ9の代わりに新
たにバイパス流路1を設け点を除き、他は実質的に同一
であり、互いに対応する部分には同一番号を付して説明
を略する。
即ち、本油冷式圧縮機では、本体3内の油供給箇所に
向かう方向の油の流れのみを許容する逆止弁10を介して
油ポンプ7の入口側と出口側とを直結するバイパス流路
1が設けてある。
上記のような油冷式圧縮機の場合、油ポンプ7の前圧
は本体3の吐出圧Pdとなる。そして、油ポンプ7よっ
て、油の圧力を概略(Pd+2)atg程度の給油圧Poilに
昇圧して本体3内に給油している。本体3内の油供給箇
所の圧力は本体3の吸込圧Psに近いため、油ポンプ7が
なくても給油できるが、本体3の起動時にはPd=Psであ
るので、油ポンプ7がなければ供給されないため、油ポ
ンプ7を使用している。
また、本圧縮機では、油ポンプ7の運転中は油ポンプ
7の出口側圧が入口側圧より高いが、逆止弁10のために
バイパス流路1を油が逆流することはない。これに対し
て油ポンプ7が停止した場合は、油の送り出しが停止
し、油ポンプ7の出口側圧が入口側圧より低くなり、バ
イパス流路1を油が流れ、油ポンプ7の出口側圧は、そ
の入口側圧、即ち本体3の吐出圧Pd以下には下がらな
い。したがって、油は必ず本体3に供給されることにな
る。
第2図はこの場合の給油圧Poilの変化を示す。さら
に、本体3が作動している間は、本体3に供給された油
はガスとともに吐出され、油回収器5で回収されるた
め、油回収器の油がなくなることはない。
(発明の効果) 以上の説明より明らかなように、本発明によれば、圧
縮機本体の吐出側に続く吐出流路中に設けた油回収器の
油溜め部分から油冷却器、油ポンプを経由して上記本体
内の軸受、軸封部を含む油供給箇所に至る油供給流路を
備えた油冷式圧縮機において、上記油供給箇所に向かう
方向の油の流れのみを許容する逆止弁を介して上記油ポ
ンプの入口側と上記油供給箇所のそれぞれに分岐される
位置に至る前の上記油ポンプの出口側を直結するバイパ
ス流路を設けて形成してある。
このため、アキュムレータおよびこれに付属する多く
の計製品が不用になり、単純な流路のみで、油ポンプの
停止時に、直ちに給油を停止すべきでない場合でも、給
油が続行され、軸受に必要な油程度であれば、十分長く
供給し続けることが出来るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る油冷式圧縮機のガス、油系統図、
第2図は第1図に示す装置の油ポンプの停止時の給油圧
の変化を示す図、第3図は従来の油冷式圧縮機のガス、
油系統図、第4図は第3図に示す装置の油ポンプの停止
時の給油圧の変化を示す図、第5図,第6図は油ポンプ
運転中と停止時の状態を示すアキュムレータの断面図で
ある。 1……バイパス流路、3……本体(圧縮機本体)、4…
…吐出流路、5……油回収器、6……油冷却器、7……
油ポンプ、8……油供給流路、10……逆止弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機本体の吐出側に続く吐出流路中に設
    けた油回収器の油溜め部分から油冷却器、油ポンプを経
    由して上記本体内の軸受、軸封部を含む油供給箇所に至
    る油供給流路を備えた油冷式圧縮機において、上記油供
    給箇所に向かう方向の油の流れのみを許容する逆止弁を
    介して上記油ポンプの入口側と上記油供給箇所のそれぞ
    れに分岐される位置に至る前の上記油ポンプの出口側を
    直結するバイパス流路を設けたことを特徴とする油冷式
    圧縮機。
JP62262200A 1987-10-15 1987-10-15 油冷式圧縮機 Expired - Fee Related JP2602510B2 (ja)

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