JP2766719B2 - ガス圧縮ユニット - Google Patents

ガス圧縮ユニット

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JP2766719B2
JP2766719B2 JP2237159A JP23715990A JP2766719B2 JP 2766719 B2 JP2766719 B2 JP 2766719B2 JP 2237159 A JP2237159 A JP 2237159A JP 23715990 A JP23715990 A JP 23715990A JP 2766719 B2 JP2766719 B2 JP 2766719B2
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oil
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compression unit
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仁宣 佐藤
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/0007Injection of a fluid in the working chamber for sealing, cooling and lubricating

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヘリウムガス等をスクロール型圧縮機で圧縮
するのに好適なガス圧縮ユニットに関する。
〔従来の技術〕
従来のヘリウムガス圧縮ユニットの系統図が第3図に
示されている。
第3図において、スクロール型圧縮機1で圧縮された
ヘリウムガスは油を含んだ状態で吐出されて吐出ガスク
ーラ6に入り、ここで冷却水によって冷却された後、オ
イルセパレータ7へ導かれ、ここでヘリウムガスと油が
分離される。
次いでヘリウムガスはアドソーバ8に入り、ここでガ
ス中に含まれる油の蒸気が除去された後、図示外の極低
温冷凍機の膨張機構に送られる。極低温冷凍機から流入
するヘリウムガスはサージボトル9を経て圧縮機1に吸
入され、ここで再び圧縮される。
上記オイルセパレータ7で分離された油は圧縮機1に
戻り、その油溜り5内に貯溜される。
またヘリウムガスを圧縮するとその圧縮ガスは高温と
なるため、油溜り5と圧縮機1の固定スクロール2及び
旋回スクロール3により形成される一対の圧縮室4との
間を管接続しポンプ12及びオイルクーラ13を介装したイ
ンジェクション経路11が設けられている。而して油溜り
5内の油はポンプ12により吸入、吐出されオイルクーラ
13を通流する過程で冷却水によって冷却された後、圧縮
室4内に噴射される。これによって圧縮ガスが冷却され
る。
次いで油は圧縮ガスと共に圧縮機1から吐出され前記
したオイルセパレータ7を経て油溜り5内に帰還され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のガス圧縮ユニットには解決すべき次の課題
があった。
即ち、従来のスクロール型圧縮機1を有するガス圧縮
ユニットにあっては、低圧下にある油溜り5内の油を圧
縮室4内に噴射させて圧縮ガスを冷却する上において、
高揚程のポンプ12を必要とするため、ポンプ12は高価と
なる他、故障し易く、ガス圧縮ユニットの円滑運転に支
障を来す不具合があった。
本発明は上記事情に鑑み、ポンプを不要としたガス圧
縮ユニットを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題の解決手段として、ガスを圧縮する
ためのスクロール型圧縮機を有するガス圧縮ユニットに
おいて、上記圧縮機よりガスと共に吐出され、セパレー
タにて分離された油の一部を同セパレータの底部から導
出して上記圧縮機の圧縮室内へ噴射するインジェクショ
ン経路と、上記セパレータの余剰油を同セパレータの側
部の所定油面位置から導出して圧縮機の油溜りに戻す油
返し管路とを具備してなることを特徴とするガス圧縮ユ
ニットを提供するものである。
〔作用〕
本発明は上記構成を具えていることにより、次の作用
を有する。
即ち、圧縮機よりガスと共に吐出された油は、オイル
セパレータに導かれガスと分離される。このオイルセパ
レータ内に貯溜された油は圧縮機の吐出側の高圧力と圧
縮機の圧縮室内の低圧力との圧力差によってインジェク
ション経路内を通流しオイルクーラで冷却された後、圧
縮室内へ噴射される。これによって圧縮室内の圧縮ガス
が冷却される。
また、オイルセパレータにおける余剰油は、同オイル
セパレータの側部の適正油面位置から導出され、油返し
通路を経て圧縮機の油溜りに戻される。これによってオ
イルセパレータの油面は適正油面に保持され、同セパレ
ータ内に過剰な油が貯溜されることが無くなる。また圧
縮機内の油面も適正レベルに保持される。
〔実施例〕
本発明の第1実施例を第1図に基づいて説明する。第
1図は本実施例に係るヘリウムガス圧縮ユニットの系統
図であり、第3図と同一部材には同一符号を付して、そ
の説明は省略する。以降、第2実施例についても同様で
ある。
図においてスクロール型圧縮機1と吐出ガスクーラ6
との間には前段のオイルセパレータ20が配設され、この
前段のオイルセパレータ20の底部と圧縮機1の一対の圧
縮室4とを接続するインジェクション経路21が設けられ
ている。インジェクション経路21の中途にはオイルクー
ラ13と、このインジェクション経路21内を通流する油の
流量を調整するキャピラリチューブ、オリフィス等の流
量調節手段22が各々介装されている。
また、前段のオイルセパレータ20の側部の適正油面位
置と圧縮機1の吸入管とを接続する油返し管23が設けら
れている。
而して圧縮機1でヘリウムガスと共に吐出された油は
前段のオイルセパレータ20内に導かれ、ここで大部分の
油がヘリウムガスと分離される。前段のオイルセパレー
タ20内に貯溜された油は圧縮機1の吐出側の圧力(高
圧)と圧縮機1の一対の圧縮室4内の圧力(低圧)との
圧力差によって、インジェクション経路21内を通流しオ
イルクーラ13で冷却された後、流量調節手段22を経て圧
縮室4内に噴射される。かくして圧縮室4内の圧縮ガス
は噴射された油により所定の温度以下に冷却される。
一方、前段のオイルセパレータ20内の余剰の油はこの
オイルセパレータ20の側部より溢流して油返し管23を流
れ、オイルセパレータ7で分離された油と共に圧縮機1
の油溜り5内に導かれる。これにより圧縮機1内の油量
は常時確保される。
以上のように本実施例では圧縮機1の吐出側と圧縮室
4内との圧力差を利用して、前段のオイルセパレータ20
で分離され、オイルクーラ13で冷却された油を圧縮室4
内へ導びくためのインジェクション経路21を設けたの
で、油を圧縮室4内へ噴射させるためのポンプ等の動力
機器を配設する必要はない。
またオイルセパレータ20内に貯った余剰油を側部から
溢流させて油返し管23を通して圧縮機1の油溜り5内に
戻しているので、同オイルセパレータ20の油面は、その
側部の油導出部にて規定される適正油面に保持され、同
オイルセパレータ20内に余分な油が溜まることは無い。
次に本発明の第2実施例を第2図により説明する。
第2図においてオイルセパレータ7の底部と一対の圧
縮室4とを接続するインジェクション経路31が設けら
れ、このインジェクション経路31の中途には流量調節手
段22が介装されている。
またオイルセパレータ7の側部と圧縮機1の吸入管と
を接続する油返し管33が設けられている。他の構成は前
段のオイルセパレータ20及びその付属管とオイルクーラ
13を除いた第1図と同じであり、同一部材には同一符号
が付されている。
而して圧縮機1でヘリウムガスと共に吐出された油は
吐出ガスクーラ6を通流する過程で冷却された後、オイ
ルセパレータ7に導かれ、ここでヘリウムガスと分離さ
れる。オイルセパレータ7内に貯溜された油は第1実施
例と同様に圧力差によってインジェクション経路31内を
通流し、流量調節手段22を経たのち圧縮室4内に噴射さ
れる。これによって圧縮ガスが所定温度以下に冷却され
る。
一方、オイルセパレータ7内の余剰の油は上記第1実
施例と同様に、油返し管33内を通って圧縮機1の油溜り
5内に導かれる。これによって圧縮機1内の油量は常時
確保される。
従って第2実施例も第1実施例と同様に圧縮機1の吐
出側と圧縮室4内の圧力差を利用してオイルセパレータ
7で分離された油を圧縮室4内へ導くためのインジェク
ション経路31を設けたため、油を圧縮室4内へ噴射させ
るためのポンプを配設する必要はない。
さらに本実施例における圧縮室4内へ噴射される油は
吐出ガスクーラ6及びオイルセパレータ7で冷却分離さ
れるので、第1実施例とは異なり、前段のオイルセパレ
ータ20及びオイルクーラ13は不要となり機器点数が更に
削減されるという利点がある。
以上の通り、第1、第2実施例によれば圧縮機1の吐
出圧と圧縮室4内との圧力差によって、前段のオイルセ
パレータ20及びオイルクーラ13によって分離、冷却され
た油を、または吐出ガスクーラ6及びオイルセパレータ
7によって冷却、分離された油をインジェクション経路
21,31によって圧縮室4へ還流噴射するのでポンプを必
要としないという利点がある。
〔発明の効果〕
本発明は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
即ち、本発明によれば圧縮機よりガスと共に吐出さ
れ、冷却及び分離された油の一部を上記圧縮機の圧縮室
内に噴射するインジェクション経路を設けたため、圧縮
ガスを冷却するための油は圧縮機の吐出側の圧力と圧縮
室内の圧力との圧力差によってインジェクション経路を
通流し、圧縮室内に噴射される。
この結果、油を圧縮室内に噴射させるためのポンプ等
の動力機器が不要となるので低コストのガス圧縮ユニッ
トが得られる。
またポンプを用いないのでポンプの故障等に基づく運
転トラブルがなくなり、ガス圧縮ユニットの運転信頼性
が向上する。
さらに、オイルセパレータにおける余剰油はその側部
の適正油面位置から導出され、油返し通路を経て圧縮機
の油溜りに戻されるので、オイルセパレータ内の貯溜油
が過剰になることがなく常時適正な油面に保持されると
ともに、圧縮機の油溜りの油面も常時適正レベルに保持
され、油量不足による運動部分の焼付き等の不具合の発
生が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るガス圧縮ユニットの
系統図、第2図は本発明の第2実施例に係るガス圧縮ユ
ニットの系統図、第3図は従来のヘリウムガス圧縮ユニ
ットを示す系統図である。 1……圧縮機、4……圧縮室、6……吐出ガスクーラ、
7……オイルセパレータ、13……オイルクーラ、20……
前段のオイルセパレータ、21,31……インジェクション
経路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04C 18/02 F04C 29/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスを圧縮するためのスクロール型圧縮機
    を有するガス圧縮ユニットにおいて、上記圧縮機よりガ
    スと共に吐出され、セパレータにて分離された油の一部
    を同セパレータの底部から導出して上記圧縮機の圧縮室
    内へ噴射するインジェクション経路と、上記セパレータ
    の余剰油を同セパレータの側部の所定油面位置から導出
    して圧縮機の油溜りに戻す油返し管路とを具備してなる
    ことを特徴とするガス圧縮ユニット。
JP2237159A 1990-09-10 1990-09-10 ガス圧縮ユニット Expired - Lifetime JP2766719B2 (ja)

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Families Citing this family (2)

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JP2686862B2 (ja) * 1991-06-28 1997-12-08 三菱電機株式会社 注油式密閉型スクロール圧縮機
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