JP2602123Y2 - 車両のワイヤハーネス用グロメットの遮水構造 - Google Patents
車両のワイヤハーネス用グロメットの遮水構造Info
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- JP2602123Y2 JP2602123Y2 JP1993059480U JP5948093U JP2602123Y2 JP 2602123 Y2 JP2602123 Y2 JP 2602123Y2 JP 1993059480 U JP1993059480 U JP 1993059480U JP 5948093 U JP5948093 U JP 5948093U JP 2602123 Y2 JP2602123 Y2 JP 2602123Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両のドアと車体とを
繋ぐ筒形のワイヤハーネス用グロメットの遮水構造に関
するものである。
繋ぐ筒形のワイヤハーネス用グロメットの遮水構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】車両において、防水側と被水側とを仕切
るパネルに設けた穴にワイヤハーネスを通す場合は、中
心部にワイヤハーネスが圧入嵌装されるワイヤハーネス
貫通部をもち外周に上記パネルの穴周縁部に嵌着される
環状溝をもったゴム製のグロメットを用い、パネルの穴
とそれを貫通するワイヤハーネスとの間に該グロメット
が介在することによって、被水側から防水側に水が侵入
しないようにしているのが普通である(例えば実開昭6
3−143450号公報参照)。
るパネルに設けた穴にワイヤハーネスを通す場合は、中
心部にワイヤハーネスが圧入嵌装されるワイヤハーネス
貫通部をもち外周に上記パネルの穴周縁部に嵌着される
環状溝をもったゴム製のグロメットを用い、パネルの穴
とそれを貫通するワイヤハーネスとの間に該グロメット
が介在することによって、被水側から防水側に水が侵入
しないようにしているのが普通である(例えば実開昭6
3−143450号公報参照)。
【0003】車室内からドアにワイヤハーネスを引き込
む場合は、図3(A)の概略図に示すように、ドアaの
前端面(ドアヒンジ側の端面)bとそれに対向する車体
パネルcとの間に筒形のグロメット1を装着し、該グロ
メット1の内部を通ってワイヤハーネス10がドアa内
に引き込まれる構成が採用される。
む場合は、図3(A)の概略図に示すように、ドアaの
前端面(ドアヒンジ側の端面)bとそれに対向する車体
パネルcとの間に筒形のグロメット1を装着し、該グロ
メット1の内部を通ってワイヤハーネス10がドアa内
に引き込まれる構成が採用される。
【0004】上記グロメット1は、一般に図3(B)に
示すように、筒部2の両端にドア前端面b及び車体パネ
ルcにそれぞれ設けられた穴にそれぞれ嵌装密着される
ディプ部3を設けた構造にゴム等の弾性材にて一体に構
成され、該グロメット1両端の開口部4の周縁にはワイ
ヤハーネス固定部4′が突設され、該ワイヤハーネス固
定部4′にワイヤハーネス10をテープにて固定するよ
うになっている。
示すように、筒部2の両端にドア前端面b及び車体パネ
ルcにそれぞれ設けられた穴にそれぞれ嵌装密着される
ディプ部3を設けた構造にゴム等の弾性材にて一体に構
成され、該グロメット1両端の開口部4の周縁にはワイ
ヤハーネス固定部4′が突設され、該ワイヤハーネス固
定部4′にワイヤハーネス10をテープにて固定するよ
うになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、車室内
からドアaにワイヤハーネス10を引き込むためのグロ
メット1は、ドアaの前端面bと車体パネルcとの間即
ち被水側から車室内及びドア内への水の侵入は完全に防
止できるが、該グロメット1両端の開口部4の径は、細
長い筒部2にワイヤハーネス10を容易に通すことがで
きるよう、筒部2の内径とほぼ同様にワイヤハーネス1
0の径よりかなり大きく構成されているので、ドア窓ガ
ラスやドアミラー取付部等を伝わってドア内部に入って
きた少量の雨水(水滴)がグロメット1のドア内側開口
部4に直接当ったりワイヤハーネス10を伝わったりし
て筒部2内に入り、その内部を伝わって他方の車室内側
開口部より車室内に侵入することがある、という課題を
有している。
からドアaにワイヤハーネス10を引き込むためのグロ
メット1は、ドアaの前端面bと車体パネルcとの間即
ち被水側から車室内及びドア内への水の侵入は完全に防
止できるが、該グロメット1両端の開口部4の径は、細
長い筒部2にワイヤハーネス10を容易に通すことがで
きるよう、筒部2の内径とほぼ同様にワイヤハーネス1
0の径よりかなり大きく構成されているので、ドア窓ガ
ラスやドアミラー取付部等を伝わってドア内部に入って
きた少量の雨水(水滴)がグロメット1のドア内側開口
部4に直接当ったりワイヤハーネス10を伝わったりし
て筒部2内に入り、その内部を伝わって他方の車室内側
開口部より車室内に侵入することがある、という課題を
有している。
【0006】本考案は上記のような従来の課題に対処す
ることを目的とするものである。
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記のように
筒部とその両端のディプ部とからなり車室内からドア内
へワイヤハーネスを引き込むために用いられるグロメッ
トにおいて、該グロメットのドア内側開口部の内周面に
係止溝を形成すると共に、該係止溝の外側において上記
開口部の下方部分を覆う縦壁部を一体に形成し、下端部
からほぼ中心部にかけてワイヤハーネス挿通用の切欠を
形成したほぼ平板状のプラグ本体と、該プラグ本体の切
欠の上縁部から内側に突出する内側固定部と、プラグ本
体の切欠の上方部分周縁より外側に突出し該切欠の上方
部分を覆う遮水傘部と、該遮水傘部の下縁部から外側に
突出する外側固定部とを遮水プラグを合成樹脂材にて一
体に構成し、切欠に通したワイヤハーネスを内側固定部
と外側固定部とにテープにて固定して遮水プラグに組付
け、該遮水プラグを内側固定部側からグロメットのドア
内側開口部に挿し込みプラグ本体の外周縁を上記係止溝
に嵌装して組付けたことを特徴とするものである。
筒部とその両端のディプ部とからなり車室内からドア内
へワイヤハーネスを引き込むために用いられるグロメッ
トにおいて、該グロメットのドア内側開口部の内周面に
係止溝を形成すると共に、該係止溝の外側において上記
開口部の下方部分を覆う縦壁部を一体に形成し、下端部
からほぼ中心部にかけてワイヤハーネス挿通用の切欠を
形成したほぼ平板状のプラグ本体と、該プラグ本体の切
欠の上縁部から内側に突出する内側固定部と、プラグ本
体の切欠の上方部分周縁より外側に突出し該切欠の上方
部分を覆う遮水傘部と、該遮水傘部の下縁部から外側に
突出する外側固定部とを遮水プラグを合成樹脂材にて一
体に構成し、切欠に通したワイヤハーネスを内側固定部
と外側固定部とにテープにて固定して遮水プラグに組付
け、該遮水プラグを内側固定部側からグロメットのドア
内側開口部に挿し込みプラグ本体の外周縁を上記係止溝
に嵌装して組付けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記のような構成を採ったことにより、グロメ
ットのドア内側開口部に嵌装されたプラグ本体のワイヤ
ハーネス挿通用の切欠は、遮水傘部とグロメットの縦壁
部とで完全に覆われ、ドア内に侵入しドア内壁面を伝わ
って流れてきた水滴がグロメットの開口部から入り込む
ことはなくなると共に、ワイヤハーネスは外側固定部か
ら上向きに向きを変えて遮水傘部の内面に沿い切欠の上
端部から内側固定部よりグロメットの筒部内に延びた状
態に保持されているので、ドア内においてワイヤハーネ
スを伝わってグロメット方向に流れてきた水滴は、外側
固定部付近の最下点部で滴下してしまい、ワイヤハーネ
スを伝わってグロメット内に入り込むようなことは全く
なくなる。
ットのドア内側開口部に嵌装されたプラグ本体のワイヤ
ハーネス挿通用の切欠は、遮水傘部とグロメットの縦壁
部とで完全に覆われ、ドア内に侵入しドア内壁面を伝わ
って流れてきた水滴がグロメットの開口部から入り込む
ことはなくなると共に、ワイヤハーネスは外側固定部か
ら上向きに向きを変えて遮水傘部の内面に沿い切欠の上
端部から内側固定部よりグロメットの筒部内に延びた状
態に保持されているので、ドア内においてワイヤハーネ
スを伝わってグロメット方向に流れてきた水滴は、外側
固定部付近の最下点部で滴下してしまい、ワイヤハーネ
スを伝わってグロメット内に入り込むようなことは全く
なくなる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1,図2を参照し
て説明する。
て説明する。
【0010】図1は、車室内からドア内にワイヤハーネ
スを引き込むためのグロメット1をドアaの前端面bに
設けた穴に嵌装密着させて組付けた状態を示す概略斜視
図であり、該グロメット1は筒部2とその両端のディプ
部3とからなる構造にゴム等の弾性材にて一体に構成さ
れ、その内部にワイヤハーネス10を通して一方のディ
プ部3をドア前端面bに設けた穴に嵌装密着させ、他方
のディプ部3′をドア前端面bに対向する車体パネルに
設けた穴(図示省略)に嵌装密着させることにより、ワ
イヤハーネス10の車外を通る部分は該グロメット1の
筒部2にて完全に被服され又車体パネル及びドア前端面
bに設けた穴はグロメット1のディプ部3及び3′にて
完全に密閉シールされた状態で、車室内からドア内へワ
イヤハーネス10を引き込むことができるものであり、
上記の構成は図3に示す従来の構成とほぼ同じである。
スを引き込むためのグロメット1をドアaの前端面bに
設けた穴に嵌装密着させて組付けた状態を示す概略斜視
図であり、該グロメット1は筒部2とその両端のディプ
部3とからなる構造にゴム等の弾性材にて一体に構成さ
れ、その内部にワイヤハーネス10を通して一方のディ
プ部3をドア前端面bに設けた穴に嵌装密着させ、他方
のディプ部3′をドア前端面bに対向する車体パネルに
設けた穴(図示省略)に嵌装密着させることにより、ワ
イヤハーネス10の車外を通る部分は該グロメット1の
筒部2にて完全に被服され又車体パネル及びドア前端面
bに設けた穴はグロメット1のディプ部3及び3′にて
完全に密閉シールされた状態で、車室内からドア内へワ
イヤハーネス10を引き込むことができるものであり、
上記の構成は図3に示す従来の構成とほぼ同じである。
【0011】本考案では、図2に示すように、上記グロ
メット1のドア内側開口部4のディプ部3内周面に遮水
プラグの係止溝4aを設けると共に、該係止溝4aの外
側に開口部4の下側部分を覆う縦壁部4bを一体に形成
し、合成樹脂の一体成形品よりなる遮水プラグ5を上記
開口部4に嵌着することにより、ドア内部に入ってきた
水滴が開口部4から筒部2内に入らないようにしたもの
である。
メット1のドア内側開口部4のディプ部3内周面に遮水
プラグの係止溝4aを設けると共に、該係止溝4aの外
側に開口部4の下側部分を覆う縦壁部4bを一体に形成
し、合成樹脂の一体成形品よりなる遮水プラグ5を上記
開口部4に嵌着することにより、ドア内部に入ってきた
水滴が開口部4から筒部2内に入らないようにしたもの
である。
【0012】即ち、遮水プラグ5は、外周縁が上記グロ
メット1の係止溝4aに適合するほぼ平板状をなし下端
部から中心部に至るワイヤハーネス挿通用の切欠6aを
もったプラグ本体6と、該プラグ本体6の切欠6aの上
縁より内側に突出する内側固定部7と、プラグ本体6の
切欠6aの上方部分周縁から外側に突出し該切欠6aの
上方部分を覆う遮水傘部8と、該遮水傘部8の下縁中央
部より外側に湾曲して突出する外側固定部9とをもった
構造に合成樹脂にて一体に形成される。
メット1の係止溝4aに適合するほぼ平板状をなし下端
部から中心部に至るワイヤハーネス挿通用の切欠6aを
もったプラグ本体6と、該プラグ本体6の切欠6aの上
縁より内側に突出する内側固定部7と、プラグ本体6の
切欠6aの上方部分周縁から外側に突出し該切欠6aの
上方部分を覆う遮水傘部8と、該遮水傘部8の下縁中央
部より外側に湾曲して突出する外側固定部9とをもった
構造に合成樹脂にて一体に形成される。
【0013】そして、上記切欠6aにワイヤハーネス1
0を通し、該ワイヤハーネス10を内側固定部7と外側
固定部9とにそれぞれテープ11の巻付けにて固定する
ことにより、該ワイヤハーネス10は外側固定部9の下
側から遮水傘部8の内側面にほぼ沿って上向きに湾曲し
て切欠6aの上端部付近を通り内側固定部7の下面に沿
って内側に延びた状態に保持される。
0を通し、該ワイヤハーネス10を内側固定部7と外側
固定部9とにそれぞれテープ11の巻付けにて固定する
ことにより、該ワイヤハーネス10は外側固定部9の下
側から遮水傘部8の内側面にほぼ沿って上向きに湾曲し
て切欠6aの上端部付近を通り内側固定部7の下面に沿
って内側に延びた状態に保持される。
【0014】図1に示すように一方のディプ部3をドア
前端面の穴に嵌装密着させたグロメット1に、上記のよ
うにワイヤハーネス10を取付けた遮水プラグ5をその
内側固定部7側から上記グロメット1の開口部4に挿し
込み、プラグ本体6の外周縁を開口部4の内周面に設け
た係止溝4aに嵌合係止させて組付ける。すると、該プ
ラグ本体6の切欠6aは遮水傘部8とその下側の縦壁部
4bとで覆われ、該切欠6aの遮水傘部8で覆われた部
分をワイヤハーネス10が通ってドア内へと延び、内側
固定部7から延びたワイヤハーネス10は筒部2内を通
り、図示しない車体パネルの穴に嵌装密着された他方デ
ィプ部3′の開口部から車室内へと引き出された状態と
なる。
前端面の穴に嵌装密着させたグロメット1に、上記のよ
うにワイヤハーネス10を取付けた遮水プラグ5をその
内側固定部7側から上記グロメット1の開口部4に挿し
込み、プラグ本体6の外周縁を開口部4の内周面に設け
た係止溝4aに嵌合係止させて組付ける。すると、該プ
ラグ本体6の切欠6aは遮水傘部8とその下側の縦壁部
4bとで覆われ、該切欠6aの遮水傘部8で覆われた部
分をワイヤハーネス10が通ってドア内へと延び、内側
固定部7から延びたワイヤハーネス10は筒部2内を通
り、図示しない車体パネルの穴に嵌装密着された他方デ
ィプ部3′の開口部から車室内へと引き出された状態と
なる。
【0015】この状態でドア内部に入りドア内壁面を伝
わって滴下してきた水滴は、遮水傘部8とプラグ本体6
と縦壁部4bとによって遮水され、開口部4内に直接流
入することはない。又、上記したようにワイヤハーネス
10は外側固定部9から遮水傘部8の内側面にほぼ沿っ
てせり上がった状態に保持されているので、ドア内部に
てワイヤハーネス10を伝わってグロメット1の開口部
4方向に流れてきた水滴は、外側固定部9付近(最下点
付近)で滴下してしまい、開口部4から筒部2内に流入
するようなことはなくなり、ドア窓ガラスやドアミラー
取付部等からドア内部に侵入した少量の水がグロメット
1内を通って車室内に入る虞れは全くなくなる。
わって滴下してきた水滴は、遮水傘部8とプラグ本体6
と縦壁部4bとによって遮水され、開口部4内に直接流
入することはない。又、上記したようにワイヤハーネス
10は外側固定部9から遮水傘部8の内側面にほぼ沿っ
てせり上がった状態に保持されているので、ドア内部に
てワイヤハーネス10を伝わってグロメット1の開口部
4方向に流れてきた水滴は、外側固定部9付近(最下点
付近)で滴下してしまい、開口部4から筒部2内に流入
するようなことはなくなり、ドア窓ガラスやドアミラー
取付部等からドア内部に侵入した少量の水がグロメット
1内を通って車室内に入る虞れは全くなくなる。
【0016】又、上記のように開口部4の内周面に設け
た係止溝4a内にプラグ本体6の外周縁が嵌入係止され
ていることによって、ディプ部3は該プラグ本体6にて
縮径変形できないよう内側から支持された構造となり、
ワイヤハーネス10に引っ張り力が作用してもグロメッ
ト1がドア前端面bの穴から脱落する虞れは全くなくな
る。
た係止溝4a内にプラグ本体6の外周縁が嵌入係止され
ていることによって、ディプ部3は該プラグ本体6にて
縮径変形できないよう内側から支持された構造となり、
ワイヤハーネス10に引っ張り力が作用してもグロメッ
ト1がドア前端面bの穴から脱落する虞れは全くなくな
る。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、車室内か
らドア内へワイヤハーネスを引き込むための筒形のグロ
メットの取付け開口面積を取付作業が容易に行なえるよ
う充分大きくした上で、ドア内部に侵入した水滴がグロ
メット内部やワイヤハーネスを伝わって車室内へ侵入す
る虞れをなくし、更にワイヤハーネスの引っ張りによる
グロメットの脱落の虞れを完全になくすことができるも
ので、構成の簡単なること,ワイヤハーネスの引き回し
作業が容易であること等と相俟って実用上多大の効果を
もたらし得るものである。
らドア内へワイヤハーネスを引き込むための筒形のグロ
メットの取付け開口面積を取付作業が容易に行なえるよ
う充分大きくした上で、ドア内部に侵入した水滴がグロ
メット内部やワイヤハーネスを伝わって車室内へ侵入す
る虞れをなくし、更にワイヤハーネスの引っ張りによる
グロメットの脱落の虞れを完全になくすことができるも
ので、構成の簡単なること,ワイヤハーネスの引き回し
作業が容易であること等と相俟って実用上多大の効果を
もたらし得るものである。
【図1】自動車のドアにワイヤハーネス引き込み用グロ
メットの一端部を取付けた状態を示す概略外観斜視図で
ある。
メットの一端部を取付けた状態を示す概略外観斜視図で
ある。
【図2】本考案の実施例を示すもので、(A)は図1に
示すグロメットのドア側取付部に遮水プラグを取付けた
状態を示す斜視図、(B)は(A)のB矢視図、(C)
は(B)のC−C断面図、(D)はグロメットのドア側
取付部と遮水プラグの分解斜視図である。
示すグロメットのドア側取付部に遮水プラグを取付けた
状態を示す斜視図、(B)は(A)のB矢視図、(C)
は(B)のC−C断面図、(D)はグロメットのドア側
取付部と遮水プラグの分解斜視図である。
【図3】従来構造を示すもので、(A)は車室内からド
ア内へのワイヤハーネス引き込み構造の概略を説明する
説明図、(B)は従来のグロメットのドア側取付部の斜
視図である。
ア内へのワイヤハーネス引き込み構造の概略を説明する
説明図、(B)は従来のグロメットのドア側取付部の斜
視図である。
1 グロメット 2 筒部 3 ディプ部 4 開口部 4a 係止溝 4b 縦壁部 5 遮水プラグ 6 プラグ本体 6a 切欠 7 内側固定部 8 遮水傘部 9 外側固定部 10 ワイヤハーネス
Claims (1)
- 【請求項1】 筒部の両端部にディプ部を有する形状に
ゴム等の弾性材にて一体に形成され、ドアパネルとそれ
に対向する車体パネルとに設けた穴に該筒部両端のディ
プ部を嵌装密着させることにより車室内とドア内とを連
通させ、該筒部内を通ってワイヤハーネスが車室内から
ドア内へ引き込まれるようにしたグロメットにおいて、
該グロメットのドア内側開口部の内周面に係止溝を形成
すると共に、該係止溝の外側において該開口部の下方部
分を覆う縦壁部を一体に形成し、外周縁が該グロメット
の係止溝に適合するほぼ平板状をなし下端部からほぼ中
心部に至るワイヤハーネス挿通用の切欠をもったプラグ
本体と、該プラグ本体の切欠の上縁から内側に突出する
内側固定部と、該プラグ本体の切欠の上方部分周縁から
外側に突出し該切欠の上方部分周縁を覆う遮水傘部と、
該遮水傘部の下縁部から外側に突出する外側固定部とを
もった遮水プラグを合成樹脂材にて一体に構成し、該プ
ラグ本体の切欠に通したワイヤハーネスを内側固定部と
外側固定部とにテープにて固定して遮水プラグに組付
け、該遮水プラグを内側固定部側からグロメットのドア
内側開口部に挿し込みプラグ本体の外周縁を該係止溝に
嵌装して組付けたことを特徴とする車両のワイヤハーネ
ス用グロメットの遮水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059480U JP2602123Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 車両のワイヤハーネス用グロメットの遮水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059480U JP2602123Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 車両のワイヤハーネス用グロメットの遮水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723619U JPH0723619U (ja) | 1995-05-02 |
JP2602123Y2 true JP2602123Y2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=13114520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993059480U Expired - Fee Related JP2602123Y2 (ja) | 1993-10-07 | 1993-10-07 | 車両のワイヤハーネス用グロメットの遮水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602123Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5549466B2 (ja) * | 2010-07-29 | 2014-07-16 | 住友電装株式会社 | グロメット |
JP5226841B2 (ja) * | 2011-09-20 | 2013-07-03 | 株式会社村上開明堂 | ドアミラー |
JP7195743B2 (ja) * | 2018-02-10 | 2022-12-26 | スズキ株式会社 | グロメット |
JP7009036B2 (ja) * | 2018-03-26 | 2022-01-25 | 日本車輌製造株式会社 | 杭打機 |
-
1993
- 1993-10-07 JP JP1993059480U patent/JP2602123Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0723619U (ja) | 1995-05-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |