JPH0224163Y2 - - Google Patents

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JPH0224163Y2
JPH0224163Y2 JP1986198787U JP19878786U JPH0224163Y2 JP H0224163 Y2 JPH0224163 Y2 JP H0224163Y2 JP 1986198787 U JP1986198787 U JP 1986198787U JP 19878786 U JP19878786 U JP 19878786U JP H0224163 Y2 JPH0224163 Y2 JP H0224163Y2
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JP
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grommet
communication hole
lamp
housing
chamber
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JP1986198787U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、呼吸路兼水抜路を有する車輛用灯具
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の車輛用灯具を第6図を参照して
説明する。
第6図において、1はハウジングで、そのハウ
ジング1は内面に反射面10を設け、前面に開口
部11を設け、後部中央にバルブ取付孔12を設
ける。このハウジング1の後部の下端に突起13
を後方に一体に突設し、その突起13に灯室14
内の最下位部分と後述するグロメツト4内とを連
通する連通孔15を設ける。2はレンズで、その
周縁をハウジング1の前面開口部11の縁に溶着
する。このハウジング1とレンズ2とにより灯室
14を画成する。3はバルブで、フイラメントを
封入したガラス管球30と、そのガラス管球30
の後方より突設した口金31などからなり、その
ガラス管球30を灯室14内に挿入し、バルブ3
の口金31をハウジング1の取付孔12に嵌合し
てハウジング1に着脱可能に取付ける。4は管部
材としてのグロメツトで、このグロメツト4はゴ
ム製でU字形に屈曲しており、その一端をハウジ
ング1の突起13に外嵌して取付け、そのグロメ
ツト4の他端を下方に向け、そのグロメツト4の
他端の開口を、グロメツト4の一端が嵌合するハ
ウジング1の突起13の連通孔15より下方に位
置させる。
上述の車輛用灯具は、灯室14内と外部とがハ
ウジング1の突起13の連通孔15およびグロメ
ツト4を介して連通する。この結果、灯室14内
の呼吸作用を果すことができる。また、何等かの
原因で灯室14内に水が侵入したり、又は灯室1
4内において結露すると、その水は連通孔15と
グロメツト4の他端開口との落差により、灯室1
4内から連通孔15およびグロメツト4を経て外
部に排出される。さらに、グロメツト4はU字形
に屈曲し、かつ両端開口を上下にして取付けたの
で、グロメツト4の下端開口に水が入り、その水
がグロメツト4内を通つて灯室14内に侵入しよ
うとしても、屈曲した長い道程のグロメツト4内
の途中で水はその自重で落下してグロメツト4の
下端開口から外部に排出され、水の侵入を防ぐこ
とができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述の従来の車輛用灯具は、排水の
ために連通孔15を灯室の最下位部分に設ける必
要があり、また、グロメツト4の一端が嵌合する
ハウジング1の突起13の連通孔15とグロメツ
ト4の他端開口との間に落差を付けるため、U字
形に屈曲したグロメツト4をその両端を上下にし
て配設する必要があるため、グロメツト4の下半
分が灯具外形(レンズ2外形)よりはみ出してし
まう。グロメツト4が灯具外形よりはみ出ると、
車体への取付けが困難となり、また車体と灯具と
の隙間からグロメツト4が見えて外観体裁が悪い
という問題がある。
本考案の目的は、グロメツトなどの管部材を灯
具外形内に収めた車輛用灯具を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の目的を達成するため、ハウジ
ングの後部の下端の左右に2個の突起を突設し、
その2個の突起の内の一方に灯室の下端と連通す
る連通孔を設けると共に、他方の突起の下面に前
記連通孔より下方に開口が位置する切欠部を設
け、前記2個の突起にU字形に屈曲した管部材の
両端をそれぞれ嵌合して灯室内を前記一方の突起
の連通孔と管部材ならびに他方の突起の切欠部を
介して外部と連通せしめたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、ハウジングの後部に突設した2個の
突起に両端をそれぞれ嵌合した屈曲形の管部材
と、2個の突起の内の一方に灯室内の下端と連通
する連通孔と、他方の突起に設けた切欠部とによ
り、呼吸作用、排水作用、水の侵入防止作用を果
すと共に、管部材を灯具外形内に納めることがで
きる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る車輛用灯具の一実施例を第
1図乃至第5図を参照して説明する。
図中、第6図と同符号は同一のものを示す。図
において、5はU字形に屈曲した管部材としての
ゴム製のグロメツトである。16はハウジング1
の後部の下端に後方に一体に突設した突起であつ
て、この突起16は連通孔15を設けた突起13
と水平方向に並列に配設されている。この突起1
6の下部にグロメツト5内と外部とが連通する切
欠部17を設ける。この切欠部17の下面は上述
の連通孔15の下面より下方に位置するようにす
る。
上述の連通孔15は、第4図および第5図に示
すように、ハウジング1の前面開口部11の下端
縁の立壁に臨ませて設け、灯室14内の最下位部
分とグロメツト5内とが連通するように構成され
ている。
前記グロメツト5の両端をハウジング1の2個
の突起13および16にそれぞれ嵌合し、切欠部
17の一部を露出させる。
本考案の車輛用灯具は、以上の如き構成よりな
るから、灯室14内と外部とは、突起13の連通
孔15、グロメツト5内、突起16の切欠部17
を経て連通する。この結果、灯室14内の呼吸作
用を果すことができる。また、何等かの原因で灯
室14内に水が侵入したり、又は灯室14内にお
いて結露すると、その水は連通孔15切欠部17
の開口との落差により連通孔15、グロメツト5
内、切欠部17を経て外部に排出される。すなわ
ち、灯室14内の排水作用をも果すことができ
る。さらに、グロメツト5は、U字形に屈曲し、
かつ両端開口を左右にし、連通孔15側と切欠部
17の開口との間に上下の落差を付けて設けた2
個の突起13および16にそれぞれ嵌合している
ので、突起16の切欠部17から水が入り、その
水がグロメツト5、連通孔15を通つて灯室14
内に侵入しようとしても、グロメツト5内の途中
で水はその自重で元に戻つて切欠部17から外部
に排出され、水の侵入を防ぐことができる。
特に、本考案においては、U字形に屈曲したグ
ロメツト5の両端を左右にしてハウジング1の2
個の突起13および16にそれぞれ嵌合したの
で、グロメツト5を灯具の外形内に納めることが
できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の車輛用灯具は、呼
吸作用、排水作用、水の侵入防止作用を果すと共
に、管部材を灯具外形内に納めることができるの
で、車体への取付けが容易となり、また外観体裁
を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る車輛用灯具の
一実施例を示し、第1図は断面図、第2図は底面
図、第3図は第2図における−線断面図、第
4図はハウジングの一部正面図、第5図は第4図
における−線断面図である。第6図は従来の
車輛用灯具を示す断面図である。 1……ハウジング、13,16……突起、14
……灯室、15……連通孔、17……切欠部、2
……レンズ、3……バルブ、5……グロメツト
(管部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングとレンズとにより灯室を画成した車
    輛用灯具において、ハウジングの後部の下端の左
    右に2個の突起を突設し、その2個の突起の内の
    一方に灯室の下端と連通する連通孔を設けると共
    に、他方の突起の下面に前記連通孔より下方に開
    口が位置する切欠部を設け、前記2個の突起にU
    字形に屈曲した管部材の両端をそれぞれ嵌合して
    灯室内を前記一方の突起の連通孔と管部材ならび
    に他方の突起の切欠部を介し外部と連通せしめた
    ことを特徴とする車輛用灯具。
JP1986198787U 1986-12-26 1986-12-26 Expired JPH0224163Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986198787U JPH0224163Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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JP1986198787U JPH0224163Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS63105205U JPS63105205U (ja) 1988-07-07
JPH0224163Y2 true JPH0224163Y2 (ja) 1990-07-03

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JP1986198787U Expired JPH0224163Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58142807U (ja) * 1982-03-23 1983-09-26 トヨタ自動車株式会社 自動車用ランプのランプハウジング水抜き・呼吸構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63105205U (ja) 1988-07-07

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