JP2599734Y2 - クリップ - Google Patents
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- JP2599734Y2 JP2599734Y2 JP1993051540U JP5154093U JP2599734Y2 JP 2599734 Y2 JP2599734 Y2 JP 2599734Y2 JP 1993051540 U JP1993051540 U JP 1993051540U JP 5154093 U JP5154093 U JP 5154093U JP 2599734 Y2 JP2599734 Y2 JP 2599734Y2
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- Japan
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- bush
- pin
- shaft
- shaft portion
- locking
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フランジから延びる軸
部をパネル穴に挿入し、軸部を拡径することによって拡
径軸部とフランジとの間にパネル及び他の取付部材を挟
持するクリップに関する。
部をパネル穴に挿入し、軸部を拡径することによって拡
径軸部とフランジとの間にパネル及び他の取付部材を挟
持するクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】フランジから延びる軸部をパネル穴に挿
入し、軸部を拡径することによって拡径軸部とフランジ
との間にパネル及び他の取付部材を挟持するクリップの
代表的なものとして、いわゆる錨脚クリップがある。こ
の錨脚クリップは、軸部が中央の支柱と支柱の先端から
フランジに向けて且つ支柱から離れるように錨の形状に
延びる一対の脚から成る。この錨脚クリップは、パネル
に取付部材を配置して、それらの取付穴を合わせ、軸部
を穴に挿入するだけで、取付部材をパネルとフランジと
で挟持することができ、取付作業が便利である。
入し、軸部を拡径することによって拡径軸部とフランジ
との間にパネル及び他の取付部材を挟持するクリップの
代表的なものとして、いわゆる錨脚クリップがある。こ
の錨脚クリップは、軸部が中央の支柱と支柱の先端から
フランジに向けて且つ支柱から離れるように錨の形状に
延びる一対の脚から成る。この錨脚クリップは、パネル
に取付部材を配置して、それらの取付穴を合わせ、軸部
を穴に挿入するだけで、取付部材をパネルとフランジと
で挟持することができ、取付作業が便利である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
錨脚クリップは、取付け後において、取付部材が分離さ
れようとする力に対抗する場合、その力が強いと錨脚の
部分が折れたりして、取付部材引き抜き抵抗力が弱いと
いう欠点があった。更に、挿入後のクリップの取り外し
において、パネルの裏面に手を延ばして錨脚を閉じる作
業を必要とし、取り外し作業が面倒であり、クリップの
再使用に不向きであった。
錨脚クリップは、取付け後において、取付部材が分離さ
れようとする力に対抗する場合、その力が強いと錨脚の
部分が折れたりして、取付部材引き抜き抵抗力が弱いと
いう欠点があった。更に、挿入後のクリップの取り外し
において、パネルの裏面に手を延ばして錨脚を閉じる作
業を必要とし、取り外し作業が面倒であり、クリップの
再使用に不向きであった。
【0004】従って、本考案の目的は、取付け容易であ
り、取り外し作業が簡単で、再使用可能なクリップを提
供することにある。
り、取り外し作業が簡単で、再使用可能なクリップを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本考案によれば、フランジから延びる軸部をパネル
穴に挿入し、軸部を拡径することによって拡径軸部とフ
ランジとの間にパネル及び他の取付部材を挟持するクリ
ップであって、ピンと、このピンが挿入される中空のブ
ッシュとから成り、前記ピンは、フランジとこのフラン
ジから延びる軸部とを備え、前記ブッシュは、ピンフラ
ンジを受けるフランジとピン軸部を収容する軸部とを備
え、前記ブッシュ軸部には、該軸部を複数の脚に分割す
る複数のスリットが形成され、該スリットとブッシュフ
ランジとの間のブッシュ軸部部分には半径方向内方に突
出する弾性係止手段が形成され、前記ピン軸部には、ピ
ン軸部がブッシュ軸部に中程まで挿入されてブッシュ軸
部を拡径しない仮止め状態で前記係止手段に係止する第
1の係止部と、ピン軸部がブッシュ軸部に完全に挿入さ
れてブッシュ軸部を拡径する本止め状態で前記係止手段
に係止する第2の係止部とが形成され、該第2係止部は
第1係止部よりピンフランジ側のピン軸部に設けられて
おり、前記第1係止部及び第2係止部は、ピンがブッシ
ュに対して第1の回転角度位置にあるとき前記係止手段
に有効に係止するが第2の回転角度位置にあるときその
係止が外れる位置に形成されており、前記第2係止部と
ピンフランジとの間のピン軸部外周面は、ブッシュの前
記係止手段が周方向にスライドできるように形成され、
ピン軸部の第2係止部がブッシュ軸部の前記係止手段に
連結された本止め状態においてピンを前記第1回転角度
位置から前記第2回転角度位置に回転すると、前記第2
係止部が周方向にブッシュ軸部の前記スリットまで移動
して前記係止手段との係合を解除するようになってお
り、クリップをパネルから取り外しできることを特徴と
するクリップが提供される。
め、本考案によれば、フランジから延びる軸部をパネル
穴に挿入し、軸部を拡径することによって拡径軸部とフ
ランジとの間にパネル及び他の取付部材を挟持するクリ
ップであって、ピンと、このピンが挿入される中空のブ
ッシュとから成り、前記ピンは、フランジとこのフラン
ジから延びる軸部とを備え、前記ブッシュは、ピンフラ
ンジを受けるフランジとピン軸部を収容する軸部とを備
え、前記ブッシュ軸部には、該軸部を複数の脚に分割す
る複数のスリットが形成され、該スリットとブッシュフ
ランジとの間のブッシュ軸部部分には半径方向内方に突
出する弾性係止手段が形成され、前記ピン軸部には、ピ
ン軸部がブッシュ軸部に中程まで挿入されてブッシュ軸
部を拡径しない仮止め状態で前記係止手段に係止する第
1の係止部と、ピン軸部がブッシュ軸部に完全に挿入さ
れてブッシュ軸部を拡径する本止め状態で前記係止手段
に係止する第2の係止部とが形成され、該第2係止部は
第1係止部よりピンフランジ側のピン軸部に設けられて
おり、前記第1係止部及び第2係止部は、ピンがブッシ
ュに対して第1の回転角度位置にあるとき前記係止手段
に有効に係止するが第2の回転角度位置にあるときその
係止が外れる位置に形成されており、前記第2係止部と
ピンフランジとの間のピン軸部外周面は、ブッシュの前
記係止手段が周方向にスライドできるように形成され、
ピン軸部の第2係止部がブッシュ軸部の前記係止手段に
連結された本止め状態においてピンを前記第1回転角度
位置から前記第2回転角度位置に回転すると、前記第2
係止部が周方向にブッシュ軸部の前記スリットまで移動
して前記係止手段との係合を解除するようになってお
り、クリップをパネルから取り外しできることを特徴と
するクリップが提供される。
【0006】
【作用】本考案によるクリップは、ピンをブッシュに対
して第1回転角度位置にして挿入すれば、仮止め状態に
なってピンとブッシュが連結されて、ユーザ等へ納品す
ることができ、この仮止め状態にあるクリップのブッシ
ュ軸部を取付部材及びパネルの穴へ押込みブッシュフラ
ンジを取付部材に接面させ、そのまま更にピン軸部を押
込んで本止め状態にすると、ブッシュ軸部が拡径して拡
径軸部とブッシュフランジとの間にパネル及び他の取付
部材を挟持することができる。次に、ピンをブッシュに
対して第1回転角度位置から第2回転角度位置に回転す
ることによってクリップをパネルから取り外しでき、再
使用できる。
して第1回転角度位置にして挿入すれば、仮止め状態に
なってピンとブッシュが連結されて、ユーザ等へ納品す
ることができ、この仮止め状態にあるクリップのブッシ
ュ軸部を取付部材及びパネルの穴へ押込みブッシュフラ
ンジを取付部材に接面させ、そのまま更にピン軸部を押
込んで本止め状態にすると、ブッシュ軸部が拡径して拡
径軸部とブッシュフランジとの間にパネル及び他の取付
部材を挟持することができる。次に、ピンをブッシュに
対して第1回転角度位置から第2回転角度位置に回転す
ることによってクリップをパネルから取り外しでき、再
使用できる。
【0007】本考案においては、ブッシュ軸部を、3つ
の脚に分割して第1回転角度位置から第2回転角度位置
までの角度を60°にすることができ、また、ブッシュ
軸部を、4つの脚に分割して第1回転角度位置から第2
回転角度位置までを45°の角度にすることもできる。
更に、ブッシュ軸部の脚に、半径方向外側に突出する弾
性係止部を形成し、ピンとブッシュが仮止めされている
とき、クリップをパネルに取付ける前に、ブッシュ軸部
を取付部材に挿入することによってクリップを取付部材
に取付けることもできる。
の脚に分割して第1回転角度位置から第2回転角度位置
までの角度を60°にすることができ、また、ブッシュ
軸部を、4つの脚に分割して第1回転角度位置から第2
回転角度位置までを45°の角度にすることもできる。
更に、ブッシュ軸部の脚に、半径方向外側に突出する弾
性係止部を形成し、ピンとブッシュが仮止めされている
とき、クリップをパネルに取付ける前に、ブッシュ軸部
を取付部材に挿入することによってクリップを取付部材
に取付けることもできる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
ながら説明する。本考案の第1実施例に係るクリップ1
は、図1〜図5に示すピン2と、図6〜図10に示され
るように、ピンが挿入されるように中空に形成されたブ
ッシュ3とから成る2部品クリップである。これらのピ
ン及びブッシュはそれぞれプラスチックで一体成形され
ている。また、図11〜図14は、クリップ1の取付け
及び取り外し状態を示しており、その内、図11はピン
がブッシュに仮止めされてブッシュ軸部を拡径しない仮
止め状態を、図12はブッシュ軸部を拡径して拡径軸部
とブッシュフランジとの間にパネル4及び取付部材5を
挟持する本止め状態を、それぞれ示している。図13
は、ピンの係止部がブッシュの係止爪から外された第1
段階の取り外し状態を示しており、図14は、ピンがブ
ッシュから少し抜き出されてブッシュ軸部を縮径させた
第2段階の取り外し状態を示している。
ながら説明する。本考案の第1実施例に係るクリップ1
は、図1〜図5に示すピン2と、図6〜図10に示され
るように、ピンが挿入されるように中空に形成されたブ
ッシュ3とから成る2部品クリップである。これらのピ
ン及びブッシュはそれぞれプラスチックで一体成形され
ている。また、図11〜図14は、クリップ1の取付け
及び取り外し状態を示しており、その内、図11はピン
がブッシュに仮止めされてブッシュ軸部を拡径しない仮
止め状態を、図12はブッシュ軸部を拡径して拡径軸部
とブッシュフランジとの間にパネル4及び取付部材5を
挟持する本止め状態を、それぞれ示している。図13
は、ピンの係止部がブッシュの係止爪から外された第1
段階の取り外し状態を示しており、図14は、ピンがブ
ッシュから少し抜き出されてブッシュ軸部を縮径させた
第2段階の取り外し状態を示している。
【0009】図1〜図5を参照してピン2について説明
する。ピン2は、上部のフランジ7と、フランジ7から
下方に延びる軸部8とから成る。フランジ7の上面には
ピン2を回転させるためコインあるいはスクリュードラ
イバ等が係合する溝9が形成されている。軸部8には、
図3の底面図に明らかなように、120°の間隔で軸部
の長手方向に延びる凹面の縦溝10が3本形成されてお
り、これらの縦溝10の中間には、ピン軸部8がブッシ
ュ2に中程まで挿入される仮止め状態(図11参照)で
ブッシュの弾性係止爪(後述)に係止する第1の係止部
12と、ピン軸部8がブッシュに完全に挿入された本止
め状態(図12参照)でブッシュ係止爪に係止する第2
の係止部13とが形成されている。この第1係止部12
と第2係止部13については、断面形状が図4に、外観
が図2に示されており、第2係止部13は第1係止部1
2より上部すなわちフランジ7の側に形成されている。
また、係止部12及び13は、軸部7の外周面に沿って
縦溝12の間に120°の間隔で3組形成されており、
縦溝10と係止部12及び13の間隔が60°に形成さ
れている。従って、係止部12及び13がブッシュ3の
係止爪に対して係合できる第1の回転角度位置からピン
軸部8を60°回転させて第2の回転角度位置にする
と、縦溝10にブッシュ3の係止爪が受入れられ、これ
により、係止部12及び13の係止が無効にされる。こ
の回転を可能にするため、軸部8には、フランジ7と第
2係止部13との間の外周面に、周方向に延びる周溝1
4が形成されている。このため、第2係止部13とブッ
シュ係止爪とが係合する図12の本止め状態において、
ピン2を60°回転させて図13に示すように第2係止
部13をブッシュ係止爪から外すことができる。
する。ピン2は、上部のフランジ7と、フランジ7から
下方に延びる軸部8とから成る。フランジ7の上面には
ピン2を回転させるためコインあるいはスクリュードラ
イバ等が係合する溝9が形成されている。軸部8には、
図3の底面図に明らかなように、120°の間隔で軸部
の長手方向に延びる凹面の縦溝10が3本形成されてお
り、これらの縦溝10の中間には、ピン軸部8がブッシ
ュ2に中程まで挿入される仮止め状態(図11参照)で
ブッシュの弾性係止爪(後述)に係止する第1の係止部
12と、ピン軸部8がブッシュに完全に挿入された本止
め状態(図12参照)でブッシュ係止爪に係止する第2
の係止部13とが形成されている。この第1係止部12
と第2係止部13については、断面形状が図4に、外観
が図2に示されており、第2係止部13は第1係止部1
2より上部すなわちフランジ7の側に形成されている。
また、係止部12及び13は、軸部7の外周面に沿って
縦溝12の間に120°の間隔で3組形成されており、
縦溝10と係止部12及び13の間隔が60°に形成さ
れている。従って、係止部12及び13がブッシュ3の
係止爪に対して係合できる第1の回転角度位置からピン
軸部8を60°回転させて第2の回転角度位置にする
と、縦溝10にブッシュ3の係止爪が受入れられ、これ
により、係止部12及び13の係止が無効にされる。こ
の回転を可能にするため、軸部8には、フランジ7と第
2係止部13との間の外周面に、周方向に延びる周溝1
4が形成されている。このため、第2係止部13とブッ
シュ係止爪とが係合する図12の本止め状態において、
ピン2を60°回転させて図13に示すように第2係止
部13をブッシュ係止爪から外すことができる。
【0010】図6〜図10を参照してブッシュ3につい
て説明する。ブッシュ3は、ピンフランジ7を受け、取
付部材5(図12参照)に接面するフランジ16と、ピ
ン軸部8を収容する中空の軸部17とから成る。ブッシ
ュフランジ16の上面には、ピンフランジ7を受ける凹
部18が形成されている。ブッシュ軸部17には、該軸
部を120°の間隔で3本の脚19に分割する3本のス
リット20が形成されている。そして、ブッシュ軸部1
7においては、各スリット20とブッシュフランジ16
との間の部分に、半径方向内方に突出する弾性の係止爪
22が形成されている。従って、図8に図示のように、
3本の脚19に分割する3本のスリット20の部分に
は、係止爪22がそれぞれ配置されることになる。この
係止爪22は、ピン軸部8の第1係止部12及び第2係
止部13に係合する。3本の脚19で構成されるブッシ
ュ軸部17の下部23はその内面が半径内側に肉厚に形
成されて、ピン軸部8がブッシュ軸部17に完全に挿入
された本止め状態(図12参照)においてブッシュ軸部
17の下部が拡径されるようになっている。また、ブッ
シュ軸部17の下部23の外面はパネル等の穴に挿入し
易いように、先細にテーパさせてある。
て説明する。ブッシュ3は、ピンフランジ7を受け、取
付部材5(図12参照)に接面するフランジ16と、ピ
ン軸部8を収容する中空の軸部17とから成る。ブッシ
ュフランジ16の上面には、ピンフランジ7を受ける凹
部18が形成されている。ブッシュ軸部17には、該軸
部を120°の間隔で3本の脚19に分割する3本のス
リット20が形成されている。そして、ブッシュ軸部1
7においては、各スリット20とブッシュフランジ16
との間の部分に、半径方向内方に突出する弾性の係止爪
22が形成されている。従って、図8に図示のように、
3本の脚19に分割する3本のスリット20の部分に
は、係止爪22がそれぞれ配置されることになる。この
係止爪22は、ピン軸部8の第1係止部12及び第2係
止部13に係合する。3本の脚19で構成されるブッシ
ュ軸部17の下部23はその内面が半径内側に肉厚に形
成されて、ピン軸部8がブッシュ軸部17に完全に挿入
された本止め状態(図12参照)においてブッシュ軸部
17の下部が拡径されるようになっている。また、ブッ
シュ軸部17の下部23の外面はパネル等の穴に挿入し
易いように、先細にテーパさせてある。
【0011】ピン2及びブッシュ3から成るクリップ1
を用いて、パネル4に取付部材5を取付け、その取付け
を解除する操作について、図11〜図14を参照して説
明する。図1のピン2を図6のブッシュ3に対して60
°回転させ、ピン軸部8の係止部12及び13がブッシ
ュ軸部17の係止爪22に係合できる状態(これが第1
回転角度位置となる)で、ピン軸部8をブッシュ軸部1
7に挿入する。ピン軸部8は、第1係止部12が係止爪
22に係合するまでブッシュ軸部17に挿入され、この
状態が図11の仮止め状態となり、ピン2とブッシュ3
とが連結されてクリップ1を一体にして、ユーザ等へ納
品される。この仮止め状態では、ブッシュ軸部17は拡
径していない。次に、パネル4の上に取付部材5を、両
者の取付穴が揃うように配置して、その取付穴へ、クリ
ップ1のブッシュ軸部17が挿入されてブッシュフラン
ジ16を取付部材5に接面させる。そして、ピン2をそ
のまま押込んで、第2係止部13を係止爪22に係合さ
せて、図12の本止め状態にする。ピン軸部8の押込み
によってブッシュ軸部17の下部23が半径方向外側に
押出されてブッシュ軸部17が拡径され、この拡径軸部
とブッシュフランジ16との間にパネル4及び取付部材
5を挟持して、パネル4に取付部材5を取付ける。な
お、この本止め状態を維持するため、ピン軸部8の下部
には一部を拡径するようにテーパ部分24(図4も参照
されたい)を設けるのが好ましい。
を用いて、パネル4に取付部材5を取付け、その取付け
を解除する操作について、図11〜図14を参照して説
明する。図1のピン2を図6のブッシュ3に対して60
°回転させ、ピン軸部8の係止部12及び13がブッシ
ュ軸部17の係止爪22に係合できる状態(これが第1
回転角度位置となる)で、ピン軸部8をブッシュ軸部1
7に挿入する。ピン軸部8は、第1係止部12が係止爪
22に係合するまでブッシュ軸部17に挿入され、この
状態が図11の仮止め状態となり、ピン2とブッシュ3
とが連結されてクリップ1を一体にして、ユーザ等へ納
品される。この仮止め状態では、ブッシュ軸部17は拡
径していない。次に、パネル4の上に取付部材5を、両
者の取付穴が揃うように配置して、その取付穴へ、クリ
ップ1のブッシュ軸部17が挿入されてブッシュフラン
ジ16を取付部材5に接面させる。そして、ピン2をそ
のまま押込んで、第2係止部13を係止爪22に係合さ
せて、図12の本止め状態にする。ピン軸部8の押込み
によってブッシュ軸部17の下部23が半径方向外側に
押出されてブッシュ軸部17が拡径され、この拡径軸部
とブッシュフランジ16との間にパネル4及び取付部材
5を挟持して、パネル4に取付部材5を取付ける。な
お、この本止め状態を維持するため、ピン軸部8の下部
には一部を拡径するようにテーパ部分24(図4も参照
されたい)を設けるのが好ましい。
【0012】図12の本止め状態から、図13の矢印2
5に示すように、ピン2を60°回転させると、ピン軸
部8の第2係止部13がブッシュ軸部17の係止爪22
から離れて係合が外れ、係止爪22は、ピン軸部8の縦
溝10に受入れられる。このとき、ピン軸部の第1係止
部12は、ブッシュ軸部の肉厚下部23に接面する。ブ
ッシュ軸部の肉厚下部23は拡径を強制されているので
元に戻ろうとし、この力が、第1係止部12のテーパ面
に伝達されてピン2を少し上方に押し上げる。この状態
が、図13に示されている。押上げられたピン2を図1
4のように更に引抜いて、その後ブッシュ3からピン2
を引抜き、ブッシュ3を取付部材5及びパネル4から引
抜いてクリップ1をパネルから取り外せば、取付部材5
をパネル4から取り外しできる。
5に示すように、ピン2を60°回転させると、ピン軸
部8の第2係止部13がブッシュ軸部17の係止爪22
から離れて係合が外れ、係止爪22は、ピン軸部8の縦
溝10に受入れられる。このとき、ピン軸部の第1係止
部12は、ブッシュ軸部の肉厚下部23に接面する。ブ
ッシュ軸部の肉厚下部23は拡径を強制されているので
元に戻ろうとし、この力が、第1係止部12のテーパ面
に伝達されてピン2を少し上方に押し上げる。この状態
が、図13に示されている。押上げられたピン2を図1
4のように更に引抜いて、その後ブッシュ3からピン2
を引抜き、ブッシュ3を取付部材5及びパネル4から引
抜いてクリップ1をパネルから取り外せば、取付部材5
をパネル4から取り外しできる。
【0013】図15〜図29には、本考案の第2実施例
に係るクリップ27を示している。このクリップ27
も、図15〜図21のピン28と、図22〜図27のブ
ッシュ29とから成る。また、図28〜図30は、クリ
ップ27の仮止め状態及び本止め状態を示している。
に係るクリップ27を示している。このクリップ27
も、図15〜図21のピン28と、図22〜図27のブ
ッシュ29とから成る。また、図28〜図30は、クリ
ップ27の仮止め状態及び本止め状態を示している。
【0014】図15〜図21を参照してピン28につい
て説明する。ピン28は、フランジ31と軸部32とか
ら成り、フランジ上面にはピンを回転させるのに使用す
る溝33が形成されている。軸部8には直径方向に対向
して第1係止部34及び第2係止部35が一対形成され
ている。また、ブッシュ29の係止爪を受入れる縦溝3
7が係止部からピン軸部外周面に沿って45°離れた位
置に一対直径方向に対向して設けられている。従って、
係止部34及び35がブッシュ29の係止爪に対して係
合できる第1の回転角度位置からピン軸部32を45°
回転させて第2の回転角度位置にすると、縦溝37にブ
ッシュ係止爪が受入れられ、係止部34及び35の係止
が無効にされる。この回転を可能にするため、軸部32
には、フランジ31と第2係止部35との間の外周面
に、周方向に延びる周溝38が形成されている。また、
軸部32の下部の一部39は、拡径するようにテーパし
て本止め状態の維持を図っている。
て説明する。ピン28は、フランジ31と軸部32とか
ら成り、フランジ上面にはピンを回転させるのに使用す
る溝33が形成されている。軸部8には直径方向に対向
して第1係止部34及び第2係止部35が一対形成され
ている。また、ブッシュ29の係止爪を受入れる縦溝3
7が係止部からピン軸部外周面に沿って45°離れた位
置に一対直径方向に対向して設けられている。従って、
係止部34及び35がブッシュ29の係止爪に対して係
合できる第1の回転角度位置からピン軸部32を45°
回転させて第2の回転角度位置にすると、縦溝37にブ
ッシュ係止爪が受入れられ、係止部34及び35の係止
が無効にされる。この回転を可能にするため、軸部32
には、フランジ31と第2係止部35との間の外周面
に、周方向に延びる周溝38が形成されている。また、
軸部32の下部の一部39は、拡径するようにテーパし
て本止め状態の維持を図っている。
【0015】図22〜図27を参照してブッシュ29を
説明する。ブッシュ29は、フランジ41と中空の軸部
42とから成る。ブッシュフランジ41の上面にはピン
フランジを受ける凹部43が形成されている。ブッシュ
軸部42には、軸部を90°の間隔で4本の脚に分割す
る4本のスリット44が形成されている。ブッシュ軸部
42においては、直径方向に対向する一対のスリット4
4に対し、該スリット44とフランジ41との間の部分
に、半径方向内方に突出する弾性の係止爪45が形成さ
れている。この係止爪45が、ピン軸部32の第1係止
部34及び第2係止部35に係合する。4本の脚に分割
されたブッシュ軸部42の下部の直径方向に対向する一
対の部分47は半径方向内側に肉厚に形成されており、
本止め状態(図30参照)においてブッシュ軸部42の
下部が拡径されるようになっている。更に、この第2実
施例においては、ブッシュ軸部42の所定高さの位置
に、直径方向に対向して、半径方向外方にやや突出する
弾性の第2の係止爪48が一対形成されている。この第
2の係止爪48について更に詳しく説明すると、軸部4
2の下側からフランジ41に向けて上方に延び、上端が
自由端となって半径方向外側にやや突き出ている。従っ
て、ピン28とブッシュ29が仮止めされている状態
で、ブッシュ軸部42を取付部材5の取付穴に挿入する
ことによってクリップ27を取付部材5に取付けること
ができ、クリップ付きの取付部材5をパネル4に取付け
ることができる。また、この第2係止爪48は、図29
の本止め状態においてはピン軸部32によって半径方向
外方に突出させられ、パネル4への支持を強固にする。
説明する。ブッシュ29は、フランジ41と中空の軸部
42とから成る。ブッシュフランジ41の上面にはピン
フランジを受ける凹部43が形成されている。ブッシュ
軸部42には、軸部を90°の間隔で4本の脚に分割す
る4本のスリット44が形成されている。ブッシュ軸部
42においては、直径方向に対向する一対のスリット4
4に対し、該スリット44とフランジ41との間の部分
に、半径方向内方に突出する弾性の係止爪45が形成さ
れている。この係止爪45が、ピン軸部32の第1係止
部34及び第2係止部35に係合する。4本の脚に分割
されたブッシュ軸部42の下部の直径方向に対向する一
対の部分47は半径方向内側に肉厚に形成されており、
本止め状態(図30参照)においてブッシュ軸部42の
下部が拡径されるようになっている。更に、この第2実
施例においては、ブッシュ軸部42の所定高さの位置
に、直径方向に対向して、半径方向外方にやや突出する
弾性の第2の係止爪48が一対形成されている。この第
2の係止爪48について更に詳しく説明すると、軸部4
2の下側からフランジ41に向けて上方に延び、上端が
自由端となって半径方向外側にやや突き出ている。従っ
て、ピン28とブッシュ29が仮止めされている状態
で、ブッシュ軸部42を取付部材5の取付穴に挿入する
ことによってクリップ27を取付部材5に取付けること
ができ、クリップ付きの取付部材5をパネル4に取付け
ることができる。また、この第2係止爪48は、図29
の本止め状態においてはピン軸部32によって半径方向
外方に突出させられ、パネル4への支持を強固にする。
【0016】クリップ27の取付け操作について、図2
8〜図30を参照して説明する。ピン28をブッシュ2
9に第1回転角度位置にして挿入する。この挿入によ
り、図27に示すように、第1係止部34が係止爪45
に係合して仮止め状態となり、ピン28とブッシュ29
が連結されてクリップ27が一体になる。クリップ27
は、取付部材5のメーカー等に納入されてそこで第2係
止爪48を利用して、先付けされるように用いられても
よい。次に、パネル4等の取付穴へクリップ27のブッ
シュ軸部42が挿入されてブッシュフランジ41を取付
部材5に接面させる。ピン28をそのまま押込んで、第
2係止部35を係止爪45に係合させて、図29の本止
め状態にする。図30にも示すように、ピン軸部32の
押込みによってブッシュ軸部42の下部の肉厚部分47
が半径方向外側に押出されてブッシュ軸部42が拡径さ
れ、この拡径軸部とブッシュフランジ41との間にパネ
ル4及び取付部材5を挟持して、パネル4に取付部材5
を取付ける。なお、この本止め状態において、第2係止
爪48が図29に図示のようにピン軸部32によって半
径方向外方に突出させられ、パネル4への支持を強固に
する。クリップ27の取り外し操作は、ピン28をブッ
シュ29に対して45°回転させて、ブッシュ29の係
止爪45を、ピン軸部32の縦溝37に受入れさせれ
ば、そのままピン28を引抜くことができ、その後の操
作は、第1実施例と同様であるので、説明を省略する。
8〜図30を参照して説明する。ピン28をブッシュ2
9に第1回転角度位置にして挿入する。この挿入によ
り、図27に示すように、第1係止部34が係止爪45
に係合して仮止め状態となり、ピン28とブッシュ29
が連結されてクリップ27が一体になる。クリップ27
は、取付部材5のメーカー等に納入されてそこで第2係
止爪48を利用して、先付けされるように用いられても
よい。次に、パネル4等の取付穴へクリップ27のブッ
シュ軸部42が挿入されてブッシュフランジ41を取付
部材5に接面させる。ピン28をそのまま押込んで、第
2係止部35を係止爪45に係合させて、図29の本止
め状態にする。図30にも示すように、ピン軸部32の
押込みによってブッシュ軸部42の下部の肉厚部分47
が半径方向外側に押出されてブッシュ軸部42が拡径さ
れ、この拡径軸部とブッシュフランジ41との間にパネ
ル4及び取付部材5を挟持して、パネル4に取付部材5
を取付ける。なお、この本止め状態において、第2係止
爪48が図29に図示のようにピン軸部32によって半
径方向外方に突出させられ、パネル4への支持を強固に
する。クリップ27の取り外し操作は、ピン28をブッ
シュ29に対して45°回転させて、ブッシュ29の係
止爪45を、ピン軸部32の縦溝37に受入れさせれ
ば、そのままピン28を引抜くことができ、その後の操
作は、第1実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0017】
【考案の効果】本考案のクリップによれば、ピンをブッ
シュに対して第1回転角度位置にして挿入すれば、仮止
め状態になってピンとブッシュが連結されて、ユーザ等
へ納品することができ、この仮止め状態にあるクリップ
のブッシュ軸部を取付部材及びパネルの穴へ押込みブッ
シュフランジを取付部材に接面させ、そのまま更にピン
軸部を押込んで本止め状態にすると、ブッシュ軸部が拡
径して拡径軸部とブッシュフランジとの間にパネル及び
他の取付部材を挟持することができ、錨脚クリップのよ
うに錨脚が折れたりする惧れもなく、また、取付け姿勢
も常に一定となって取付けの不安定さもなくなり、更
に、ピンをブッシュに対して第1回転角度位置から第2
回転角度位置に回転することによってクリップをパネル
から取り外しできるので、取付け操作が容易であり、取
り外し作業も簡単であり、このため、再使用においても
そのままそのクリップを使用できる。
シュに対して第1回転角度位置にして挿入すれば、仮止
め状態になってピンとブッシュが連結されて、ユーザ等
へ納品することができ、この仮止め状態にあるクリップ
のブッシュ軸部を取付部材及びパネルの穴へ押込みブッ
シュフランジを取付部材に接面させ、そのまま更にピン
軸部を押込んで本止め状態にすると、ブッシュ軸部が拡
径して拡径軸部とブッシュフランジとの間にパネル及び
他の取付部材を挟持することができ、錨脚クリップのよ
うに錨脚が折れたりする惧れもなく、また、取付け姿勢
も常に一定となって取付けの不安定さもなくなり、更
に、ピンをブッシュに対して第1回転角度位置から第2
回転角度位置に回転することによってクリップをパネル
から取り外しできるので、取付け操作が容易であり、取
り外し作業も簡単であり、このため、再使用においても
そのままそのクリップを使用できる。
【図1】本考案の第1実施例に係るクリップのピンの平
面図である。
面図である。
【図2】図1のピンの正面図である。
【図3】図1のピンの底面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1のB−B線断面図である。
【図6】本考案の第1実施例に係るクリップのブッシュ
の平面図である。
の平面図である。
【図7】図6のブッシュの正面図である。
【図8】図6のブッシュの底面図である。
【図9】図6のC−C線断面図である。
【図10】図6のD−D線断面図である。
【図11】本考案の第1実施例に係るクリップの仮止め
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図12】図11のクリップの本止め状態を示す断面図
である。
である。
【図13】図11のクリップの取り外し状態の第1段階
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図14】図11のクリップの取り外し状態の第2段階
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図15】本考案の第2実施例に係るクリップのピンの
平面図である。
平面図である。
【図16】図15のピンの正面図である。
【図17】図15のピンの底面図である。
【図18】図15のE−E線断面図である。
【図19】図15のF−F線断面図である。
【図20】図16のG−G線断面図である。
【図21】図16のH−H線断面図である。
【図22】本考案の第2実施例に係るクリップのブッシ
ュの平面図である。
ュの平面図である。
【図23】図22のブッシュの正面図である。
【図24】図22のブッシュの底面図である。
【図25】図22のブッシュの側面図である。
【図26】図22のI−I線断面図である。
【図27】図22のJ−J線断面図である。
【図28】本考案の第2実施例に係るクリップの仮止め
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図29】図28のクリップの本止め状態を示す断面図
である。
である。
【図30】図29のクリップの本止め状態を別の断面に
おいて示す半断面図である。
おいて示す半断面図である。
1 クリップ 2 ピン 3 ブッシュ 4 パネル 5 取付部材 7 ピンフランジ 8 ピン軸部 9 溝 10 縦溝 12 第1係止部 13 第2係止部 14 周溝 16 ブッシュフランジ 17 ブッシュ軸部 19 脚 20 スリット 22 係止爪 27 クリップ 28 ピン 29 ブッシュ 31 ピンフランジ 32 ピン軸部 33 溝 34 第1係止部 35 第2係止部 37 縦溝 38 周溝 41 ブッシュフランジ 42 ブッシュ軸部 44 スリット 45 係止爪 48 第2係止爪
Claims (4)
- 【請求項1】 フランジから延びる軸部をパネル穴に挿
入し、軸部を拡径することによって拡径軸部とフランジ
との間にパネル及び他の取付部材を挟持するクリップに
おいて、 ピンと、このピンが挿入される中空のブッシュとから成
り、前記ピンは、フランジとこのフランジから延びる軸
部とを備え、前記ブッシュは、ピンフランジを受けるフ
ランジとピン軸部を収容する軸部とを備え、前記ブッシ
ュ軸部には、該軸部を複数の脚に分割する複数のスリッ
トが形成され、該スリットとブッシュフランジとの間の
ブッシュ軸部部分には半径方向内方に突出する弾性係止
手段が形成され、前記ピン軸部には、ピン軸部がブッシ
ュ軸部に中程まで挿入されてブッシュ軸部を拡径しない
仮止め状態で前記係止手段に係止する第1の係止部と、
ピン軸部がブッシュ軸部に完全に挿入されてブッシュ軸
部を拡径する本止め状態で前記係止手段に係止する第2
の係止部とが形成され、該第2係止部は第1係止部より
ピンフランジ側のピン軸部に設けられており、前記第1
係止部及び第2係止部は、ピンがブッシュに対して第1
の回転角度位置にあるとき前記係止手段に有効に係止す
るが第2の回転角度位置にあるときその係止が外れる位
置に形成されており、前記第2係止部とピンフランジと
の間のピン軸部外周面は、ブッシュの前記係止手段が周
方向にスライドできるように形成され、ピン軸部の第2
係止部がブッシュ軸部の前記係止手段に連結された本止
め状態においてピンを前記第1回転角度位置から前記第
2回転角度位置に回転すると、前記第2係止部が周方向
にブッシュ軸部の前記スリットまで移動して前記係止手
段との係合を解除するようになっており、クリップをパ
ネルから取り外しできることを特徴とするクリップ。 - 【請求項2】 ブッシュ軸部は、3つの脚に分割されて
いて第1回転角度位置から第2回転角度位置までの角度
が60°であることを特徴とする請求項1に記載のクリ
ップ。 - 【請求項3】 ブッシュ軸部は、4つの脚に分割されて
いて第1回転角度位置から第2回転角度位置までの角度
が45°であることを特徴とする請求項1に記載のクリ
ップ。 - 【請求項4】 ブッシュ軸部の脚には、半径方向外側に
突出する弾性係止部が形成されていて、ピンが仮止めさ
れたブッシュ軸部を前記取付部材の穴に挿入して取付け
ることができることを特徴とする請求項1に記載のクリ
ップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993051540U JP2599734Y2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993051540U JP2599734Y2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | クリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720409U JPH0720409U (ja) | 1995-04-11 |
JP2599734Y2 true JP2599734Y2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=12889865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993051540U Expired - Lifetime JP2599734Y2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599734Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4485281B2 (ja) * | 2004-08-05 | 2010-06-16 | 株式会社ニフコ | 留め具 |
JP4679871B2 (ja) * | 2004-10-08 | 2011-05-11 | トヨタ自動車株式会社 | 締結具 |
JP4630890B2 (ja) * | 2007-09-10 | 2011-02-09 | 本田技研工業株式会社 | 車両用クリップ |
JP5888675B2 (ja) * | 2012-03-15 | 2016-03-22 | 株式会社ニフコ | クリップ |
JP6037815B2 (ja) * | 2012-12-18 | 2016-12-07 | 株式会社ニフコ | 挟持用ホルダー |
JP6976756B2 (ja) * | 2017-07-11 | 2021-12-08 | ポップリベット・ファスナー株式会社 | クリップ |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP1993051540U patent/JP2599734Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0720409U (ja) | 1995-04-11 |
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