JPH0720409U - クリップ - Google Patents

クリップ

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JPH0720409U
JPH0720409U JP5154093U JP5154093U JPH0720409U JP H0720409 U JPH0720409 U JP H0720409U JP 5154093 U JP5154093 U JP 5154093U JP 5154093 U JP5154093 U JP 5154093U JP H0720409 U JPH0720409 U JP H0720409U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 取付け容易であり、取り外し作業が簡単で、
再使用可能なクリップを提供する。 【構成】 クリップ1は、ピン2と中空のブッシュ3か
ら成り、ピンは、フランジ7と軸部8を備え、ブッシュ
は、ピンフランジを受けるフランジ16とピン軸部を収
容する軸部17とを備え、ブッシュ軸部には、軸部を複
数の脚に分割する複数のスリットが形成され、スリット
とブッシュフランジとの間のブッシュ軸部部分には半径
方向内方に突出する弾性係止爪22が形成され、ピン軸
部8には、ピン軸部がブッシュ軸部を拡径しない仮止め
状態で係止爪に係止する第1係止部12と、ピン軸部が
ブッシュ軸部に完全に挿入されてブッシュ軸部を拡径す
る本止め状態で係止爪に係止する第2係止部13が形成
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フランジから延びる軸部をパネル穴に挿入し、軸部を拡径すること によって拡径軸部とフランジとの間にパネル及び他の取付部材を挟持するクリッ プに関する。
【0002】
【従来の技術】
フランジから延びる軸部をパネル穴に挿入し、軸部を拡径することによって拡 径軸部とフランジとの間にパネル及び他の取付部材を挟持するクリップの代表的 なものとして、いわゆる錨脚クリップがある。この錨脚クリップは、軸部が中央 の支柱と支柱の先端からフランジに向けて且つ支柱から離れるように錨の形状に 延びる一対の脚から成る。この錨脚クリップは、パネルに取付部材を配置して、 それらの取付穴を合わせ、軸部を穴に挿入するだけで、取付部材をパネルとフラ ンジとで挟持することができ、取付作業が便利である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の錨脚クリップは、取付け後において、取付部材が分離さ れようとする力に対抗する場合、その力が強いと錨脚の部分が折れたりして、取 付部材引き抜き抵抗力が弱いという欠点があった。更に、挿入後のクリップの取 り外しにおいて、パネルの裏面に手を延ばして錨脚を閉じる作業を必要とし、取 り外し作業が面倒であり、クリップの再使用に不向きであった。
【0004】 従って、本考案の目的は、取付け容易であり、取り外し作業が簡単で、再使用 可能なクリップを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本考案によれば、フランジから延びる軸部をパネ ル穴に挿入し、軸部を拡径することによって拡径軸部とフランジとの間にパネル 及び他の取付部材を挟持するクリップであって、ピンと、このピンが挿入される 中空のブッシュとから成り、ピンは、フランジとこのフランジから延びる軸部と を備え、ブッシュは、ピンフランジを受けるフランジとピン軸部を収容する軸部 とを備え、ブッシュ軸部には、軸部を複数の脚に分割する複数のスリットが形成 され、スリットとブッシュフランジとの間のブッシュ軸部部分には半径方向内方 に突出する弾性係止手段が形成され、ピン軸部には、ピン軸部がブッシュ軸部に 中程まで挿入されてブッシュ軸部を拡径しない仮止め状態で係止手段に係止する 第1の係止部と、ピン軸部がブッシュ軸部に完全に挿入されてブッシュ軸部を拡 径する本止め状態で係止手段に係止する第2の係止部とが形成され、第2係止部 は第1係止部よりピンフランジ側のピン軸部に設けられており、第1係止部及び 第2係止部は、ピンがブッシュに対して第1の回転角度位置にあるとき係止手段 に有効に係止するが第2の回転角度位置にあるときその係止が外れる位置に形成 されており、ピンを第1回転角度位置から第2回転角度位置に回転することによ ってクリップをパネルから取り外しできることを特徴とするクリップが提供され る。
【0006】
【作用】
本考案によるクリップは、ピンをブッシュに対して第1回転角度位置にして挿 入すれば、仮止め状態になってピンとブッシュが連結されて、ユーザ等へ納品す ることができ、この仮止め状態にあるクリップのブッシュ軸部を取付部材及びパ ネルの穴へ押込みブッシュフランジを取付部材に接面させ、そのまま更にピン軸 部を押込んで本止め状態にすると、ブッシュ軸部が拡径して拡径軸部とブッシュ フランジとの間にパネル及び他の取付部材を挟持することができる。次に、ピン をブッシュに対して第1回転角度位置から第2回転角度位置に回転することによ ってクリップをパネルから取り外しでき、再使用できる。
【0007】 本考案においては、ブッシュ軸部を、3つの脚に分割して第1回転角度位置か ら第2回転角度位置までの角度を60°にすることができ、また、ブッシュ軸部 を、4つの脚に分割して第1回転角度位置から第2回転角度位置までを45°の 角度にすることもできる。更に、ブッシュ軸部の脚に、半径方向外側に突出する 弾性係止部を形成し、ピンとブッシュが仮止めされているとき、クリップをパネ ルに取付ける前に、ブッシュ軸部を取付部材に挿入することによってクリップを 取付部材に取付けることもできる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。本考案の第1実 施例に係るクリップ1は、図1〜図5に示すピン2と、図6〜図10に示される ように、ピンが挿入されるように中空に形成されたブッシュ3とから成る2部品 クリップである。これらのピン及びブッシュはそれぞれプラスチックで一体成形 されている。また、図11〜図14は、クリップ1の取付け及び取り外し状態を 示しており、その内、図11はピンがブッシュに仮止めされてブッシュ軸部を拡 径しない仮止め状態を、図12はブッシュ軸部を拡径して拡径軸部とブッシュフ ランジとの間にパネル4及び取付部材5を挟持する本止め状態を、それぞれ示し ている。図13は、ピンの係止部がブッシュの係止爪から外された第1段階の取 り外し状態を示しており、図14は、ピンがブッシュから少し抜き出されてブッ シュ軸部を縮径させた第2段階の取り外し状態を示している。
【0009】 図1〜図5を参照してピン2について説明する。ピン2は、上部のフランジ7 と、フランジ7から下方に延びる軸部8とから成る。フランジ7の上面にはピン 2を回転させるためコインあるいはスクリュードライバ等が係合する溝9が形成 されている。軸部8には、図3の底面図に明らかなように、120°の間隔で軸 部の長手方向に延びる凹面の縦溝10が3本形成されており、これらの縦溝10 の中間には、ピン軸部8がブッシュ2に中程まで挿入される仮止め状態(図11 参照)でブッシュの弾性係止爪(後述)に係止する第1の係止部12と、ピン軸 部8がブッシュに完全に挿入された本止め状態(図12参照)でブッシュ係止爪 に係止する第2の係止部13とが形成されている。この第1係止部12と第2係 止部13については、断面形状が図4に、外観が図2に示されており、第2係止 部13は第1係止部12より上部すなわちフランジ7の側に形成されている。ま た、係止部12及び13は、軸部7の外周面に沿って縦溝12の間に120°の 間隔で3組形成されており、縦溝10と係止部12及び13の間隔が60°に形 成されている。従って、係止部12及び13がブッシュ3の係止爪に対して係合 できる第1の回転角度位置からピン軸部8を60°回転させて第2の回転角度位 置にすると、縦溝10にブッシュ3の係止爪が受入れられ、これにより、係止部 12及び13の係止が無効にされる。この回転を可能にするため、軸部8には、 フランジ7と第2係止部13との間の外周面に、周方向に延びる周溝14が形成 されている。このため、第2係止部13とブッシュ係止爪とが係合する図12の 本止め状態において、ピン2を60°回転させて図13に示すように第2係止部 13をブッシュ係止爪から外すことができる。
【0010】 図6〜図10を参照してブッシュ3について説明する。ブッシュ3は、ピンフ ランジ7を受け、取付部材5(図12参照)に接面するフランジ16と、ピン軸 部8を収容する中空の軸部17とから成る。ブッシュフランジ16の上面には、 ピンフランジ7を受ける凹部18が形成されている。ブッシュ軸部17には、該 軸部を120°の間隔で3本の脚19に分割する3本のスリット20が形成され ている。そして、ブッシュ軸部17においては、各スリット20とブッシュフラ ンジ16との間の部分に、半径方向内方に突出する弾性の係止爪22が形成され ている。従って、図8に図示のように、3本の脚19に分割する3本のスリット 20の部分には、係止爪22がそれぞれ配置されることになる。この係止爪22 は、ピン軸部8の第1係止部12及び第2係止部13に係合する。3本の脚19 で構成されるブッシュ軸部17の下部23はその内面が半径内側に肉厚に形成さ れて、ピン軸部8がブッシュ軸部17に完全に挿入された本止め状態(図12参 照)においてブッシュ軸部17の下部が拡径されるようになっている。また、ブ ッシュ軸部17の下部23の外面はパネル等の穴に挿入し易いように、先細にテ ーパさせてある。
【0011】 ピン2及びブッシュ3から成るクリップ1を用いて、パネル4に取付部材5を 取付け、その取付けを解除する操作について、図11〜図14を参照して説明す る。図1のピン2を図6のブッシュ3に対して60°回転させ、ピン軸部8の係 止部12及び13がブッシュ軸部17の係止爪22に係合できる状態(これが第 1回転角度位置となる)で、ピン軸部8をブッシュ軸部17に挿入する。ピン軸 部8は、第1係止部12が係止爪22に係合するまでブッシュ軸部17に挿入さ れ、この状態が図11の仮止め状態となり、ピン2とブッシュ3とが連結されて クリップ1を一体にして、ユーザ等へ納品される。この仮止め状態では、ブッシ ュ軸部17は拡径していない。次に、パネル4の上に取付部材5を、両者の取付 穴が揃うように配置して、その取付穴へ、クリップ1のブッシュ軸部17が挿入 されてブッシュフランジ16を取付部材5に接面させる。そして、ピン2をその まま押込んで、第2係止部13を係止爪22に係合させて、図12の本止め状態 にする。ピン軸部8の押込みによってブッシュ軸部17の下部23が半径方向外 側に押出されてブッシュ軸部17が拡径され、この拡径軸部とブッシュフランジ 16との間にパネル4及び取付部材5を挟持して、パネル4に取付部材5を取付 ける。なお、この本止め状態を維持するため、ピン軸部8の下部には一部を拡径 するようにテーパ部分24(図4も参照されたい)を設けるのが好ましい。
【0012】 図12の本止め状態から、図13の矢印25に示すように、ピン2を60°回 転させると、ピン軸部8の第2係止部13がブッシュ軸部17の係止爪22から 離れて係合が外れ、係止爪22は、ピン軸部8の縦溝10に受入れられる。この とき、ピン軸部の第1係止部12は、ブッシュ軸部の肉厚下部23に接面する。 ブッシュ軸部の肉厚下部23は拡径を強制されているので元に戻ろうとし、この 力が、第1係止部12のテーパ面に伝達されてピン2を少し上方に押し上げる。 この状態が、図13に示されている。押上げられたピン2を図14のように更に 引抜いて、その後ブッシュ3からピン2を引抜き、ブッシュ3を取付部材5及び パネル4から引抜いてクリップ1をパネルから取り外せば、取付部材5をパネル 4から取り外しできる。
【0013】 図15〜図29には、本考案の第2実施例に係るクリップ27を示している。 このクリップ27も、図15〜図21のピン28と、図22〜図27のブッシュ 29とから成る。また、図28〜図30は、クリップ27の仮止め状態及び本止 め状態を示している。
【0014】 図15〜図21を参照してピン28について説明する。ピン28は、フランジ 31と軸部32とから成り、フランジ上面にはピンを回転させるのに使用する溝 33が形成されている。軸部8には直径方向に対向して第1係止部34及び第2 係止部35が一対形成されている。また、ブッシュ29の係止爪を受入れる縦溝 37が係止部からピン軸部外周面に沿って45°離れた位置に一対直径方向に対 向して設けられている。従って、係止部34及び35がブッシュ29の係止爪に 対して係合できる第1の回転角度位置からピン軸部32を45°回転させて第2 の回転角度位置にすると、縦溝37にブッシュ係止爪が受入れられ、係止部34 及び35の係止が無効にされる。この回転を可能にするため、軸部32には、フ ランジ31と第2係止部35との間の外周面に、周方向に延びる周溝38が形成 されている。また、軸部32の下部の一部39は、拡径するようにテーパして本 止め状態の維持を図っている。
【0015】 図22〜図27を参照してブッシュ29を説明する。ブッシュ29は、フラン ジ41と中空の軸部42とから成る。ブッシュフランジ41の上面にはピンフラ ンジを受ける凹部43が形成されている。ブッシュ軸部42には、軸部を90° の間隔で4本の脚に分割する4本のスリット44が形成されている。ブッシュ軸 部42においては、直径方向に対向する一対のスリット44に対し、該スリット 44とフランジ41との間の部分に、半径方向内方に突出する弾性の係止爪45 が形成されている。この係止爪45が、ピン軸部32の第1係止部34及び第2 係止部35に係合する。4本の脚に分割されたブッシュ軸部42の下部の直径方 向に対向する一対の部分47は半径方向内側に肉厚に形成されており、本止め状 態(図30参照)においてブッシュ軸部42の下部が拡径されるようになってい る。更に、この第2実施例においては、ブッシュ軸部42の所定高さの位置に、 直径方向に対向して、半径方向外方にやや突出する弾性の第2の係止爪48が一 対形成されている。この第2の係止爪48について更に詳しく説明すると、軸部 42の下側からフランジ41に向けて上方に延び、上端が自由端となって半径方 向外側にやや突き出ている。従って、ピン28とブッシュ29が仮止めされてい る状態で、ブッシュ軸部42を取付部材5の取付穴に挿入することによってクリ ップ27を取付部材5に取付けることができ、クリップ付きの取付部材5をパネ ル4に取付けることができる。また、この第2係止爪48は、図29の本止め状 態においてはピン軸部32によって半径方向外方に突出させられ、パネル4への 支持を強固にする。
【0016】 クリップ27の取付け操作について、図28〜図30を参照して説明する。ピ ン28をブッシュ29に第1回転角度位置にして挿入する。この挿入により、図 27に示すように、第1係止部34が係止爪45に係合して仮止め状態となり、 ピン28とブッシュ29が連結されてクリップ27が一体になる。クリップ27 は、取付部材5のメーカー等に納入されてそこで第2係止爪48を利用して、先 付けされるように用いられてもよい。次に、パネル4等の取付穴へクリップ27 のブッシュ軸部42が挿入されてブッシュフランジ41を取付部材5に接面させ る。ピン28をそのまま押込んで、第2係止部35を係止爪45に係合させて、 図29の本止め状態にする。図30にも示すように、ピン軸部32の押込みによ ってブッシュ軸部42の下部の肉厚部分47が半径方向外側に押出されてブッシ ュ軸部42が拡径され、この拡径軸部とブッシュフランジ41との間にパネル4 及び取付部材5を挟持して、パネル4に取付部材5を取付ける。なお、この本止 め状態において、第2係止爪48が図29に図示のようにピン軸部32によって 半径方向外方に突出させられ、パネル4への支持を強固にする。クリップ27の 取り外し操作は、ピン28をブッシュ29に対して45°回転させて、ブッシュ 29の係止爪45を、ピン軸部32の縦溝37に受入れさせれば、そのままピン 28を引抜くことができ、その後の操作は、第1実施例と同様であるので、説明 を省略する。
【0017】
【考案の効果】
本考案のクリップによれば、ピンをブッシュに対して第1回転角度位置にして 挿入すれば、仮止め状態になってピンとブッシュが連結されて、ユーザ等へ納品 することができ、この仮止め状態にあるクリップのブッシュ軸部を取付部材及び パネルの穴へ押込みブッシュフランジを取付部材に接面させ、そのまま更にピン 軸部を押込んで本止め状態にすると、ブッシュ軸部が拡径して拡径軸部とブッシ ュフランジとの間にパネル及び他の取付部材を挟持することができ、錨脚クリッ プのように錨脚が折れたりする惧れもなく、また、取付け姿勢も常に一定となっ て取付けの不安定さもなくなり、更に、ピンをブッシュに対して第1回転角度位 置から第2回転角度位置に回転することによってクリップをパネルから取り外し できるので、取付け操作が容易であり、取り外し作業も簡単であり、このため、 再使用においてもそのままそのクリップを使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るクリップのピンの平
面図である。
【図2】図1のピンの正面図である。
【図3】図1のピンの底面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1のB−B線断面図である。
【図6】本考案の第1実施例に係るクリップのブッシュ
の平面図である。
【図7】図6のブッシュの正面図である。
【図8】図6のブッシュの底面図である。
【図9】図6のC−C線断面図である。
【図10】図6のD−D線断面図である。
【図11】本考案の第1実施例に係るクリップの仮止め
状態を示す断面図である。
【図12】図11のクリップの本止め状態を示す断面図
である。
【図13】図11のクリップの取り外し状態の第1段階
を示す断面図である。
【図14】図11のクリップの取り外し状態の第2段階
を示す断面図である。
【図15】本考案の第2実施例に係るクリップのピンの
平面図である。
【図16】図15のピンの正面図である。
【図17】図15のピンの底面図である。
【図18】図15のE−E線断面図である。
【図19】図15のF−F線断面図である。
【図20】図16のG−G線断面図である。
【図21】図16のH−H線断面図である。
【図22】本考案の第2実施例に係るクリップのブッシ
ュの平面図である。
【図23】図22のブッシュの正面図である。
【図24】図22のブッシュの底面図である。
【図25】図22のブッシュの側面図である。
【図26】図22のI−I線断面図である。
【図27】図22のJ−J線断面図である。
【図28】本考案の第2実施例に係るクリップの仮止め
状態を示す断面図である。
【図29】図28のクリップの本止め状態を示す断面図
である。
【図30】図29のクリップの本止め状態を別の断面に
おいて示す半断面図である。
【符号の説明】
1 クリップ 2 ピン 3 ブッシュ 4 パネル 5 取付部材 7 ピンフランジ 8 ピン軸部 9 溝 10 縦溝 12 第1係止部 13 第2係止部 14 周溝 16 ブッシュフランジ 17 ブッシュ軸部 19 脚 20 スリット 22 係止爪 27 クリップ 28 ピン 29 ブッシュ 31 ピンフランジ 32 ピン軸部 33 溝 34 第1係止部 35 第2係止部 37 縦溝 38 周溝 41 ブッシュフランジ 42 ブッシュ軸部 44 スリット 45 係止爪 48 第2係止爪

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジから延びる軸部をパネル穴に挿
    入し、軸部を拡径することによって拡径軸部とフランジ
    との間にパネル及び他の取付部材を挟持するクリップに
    おいて、 ピンと、このピンが挿入される中空のブッシュとから成
    り、前記ピンは、フランジとこのフランジから延びる軸
    部とを備え、前記ブッシュは、ピンフランジを受けるフ
    ランジとピン軸部を収容する軸部とを備え、前記ブッシ
    ュ軸部には、該軸部を複数の脚に分割する複数のスリッ
    トが形成され、該スリットとブッシュフランジとの間の
    ブッシュ軸部部分には半径方向内方に突出する弾性係止
    手段が形成され、前記ピン軸部には、ピン軸部がブッシ
    ュ軸部に中程まで挿入されてブッシュ軸部を拡径しない
    仮止め状態で前記係止手段に係止する第1の係止部と、
    ピン軸部がブッシュ軸部に完全に挿入されてブッシュ軸
    部を拡径する本止め状態で前記係止手段に係止する第2
    の係止部とが形成され、該第2係止部は第1係止部より
    ピンフランジ側のピン軸部に設けられており、前記第1
    係止部及び第2係止部は、ピンがブッシュに対して第1
    の回転角度位置にあるとき前記係止手段に有効に係止す
    るが第2の回転角度位置にあるときその係止が外れる位
    置に形成されており、ピンを前記第1回転角度位置から
    前記第2回転角度位置に回転することによってクリップ
    をパネルから取り外しできることを特徴とするクリッ
    プ。
  2. 【請求項2】 ブッシュ軸部は、3つの脚に分割されて
    いて第1回転角度位置から第2回転角度位置までの角度
    が60°であることを特徴とする請求項1に記載のクリ
    ップ。
  3. 【請求項3】 ブッシュ軸部は、4つの脚に分割されて
    いて第1回転角度位置から第2回転角度位置までの角度
    が45°であることを特徴とする請求項1に記載のクリ
    ップ。
  4. 【請求項4】 ブッシュ軸部の脚には、半径方向外側に
    突出する弾性係止部が形成されていて、ピンが仮止めさ
    れたブッシュ軸部を前記取付部材の穴に挿入して取付け
    ることができることを特徴とする請求項1に記載のクリ
    ップ。
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