JP4679871B2 - 締結具 - Google Patents

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本発明は、締結具に関するもので、特に、グロメットとピンとによって構成される締結具に関する。
例えば、自動車のパネル部品に内装部品を取り付ける場合には、グロメットとピンとによって構成されるプッシュ・リベットタイプ2ピースクリップ(以下、締結具と称する。)が用いられる(例えば、特許文献1参照。)。このような締結具においては、ピンの軸部先端にグロメットの脚部を拡開させる案内部が設けられており、パネル部品(締結部材)と内装部品(被締結部材)との取付穴に装着されたグロメットに対してピンが押込まれる。これにより、グロメットに対するピンのストローク量に応じてグロメットの脚部が拡開されて、脚部が拡開された際のグロメットの撓みの反力によって締結具に引込み力(軸力)が生じて、パネル部品と内装部品とが締結される。ここで、締結具の引込み力を確保するためには、グロメットを大きく撓ませること(グロメットの脚部を大きく拡開させること)が必要になる。
そして、クリップの引込み力を増大させる場合には、ピンの軸線に対して当該ピンの案内部の母線が成す角度(以下、案内部の頂角と称する。)を比較的大きく(例えば45°)設定すればよいが、この場合、該案内部の頂角の増加に伴いピンの挿入荷重が増大されるため、使い勝手が悪化すると共に、パネル部品に剛性を持たせることが必要になることで製造コストが増大する。ここで、ピンの挿入荷重を軽減させるためには、ピンの案内部の頂角を比較的小さく(例えば15°)設定して、ピンのグロメットに対するストローク量を大きくすればよいが、ピンの軸部の長さには制限があるため、十分な引込み力を確保した上で、ピンの挿入荷重を低減させるのは困難であった。
特開平8−270628号公報(段落番号0016〜0024、図1〜図3)
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ピンの挿入荷重が小さく、且つ、十分な引込み力が確保される締結具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、グロメットと、該グロメットに挿通されるピンとによって構成されて、前記グロメットが、鍔部と、該鍔部から延長されて前記鍔部に開口されたピン挿通孔が形成される脚部とを備えており、前記ピン挿通孔に挿通された前記ピンが前記グロメットに押し込まれることにより、前記グロメットの前記脚部に形成された被案内部が前記ピンの先端に形成された案内部によって案内されて、前記ピンの回りに分割された前記脚部が拡開される締結具であって、前記案内部は、前記ピンの軸線方向へ区分されて前記ピンの軸線に対して2段階に傾斜され、前記案内部の先端側の区分が前記ピンの軸線に対して30°〜65°に傾斜される案内面を有する第1の案内部と、前記案内部の基端側の区分が前記ピンの軸線に対して5°〜25°に傾斜される案内面を有する第2の案内部とを有し、前記ピンが前記グロメットに押し込まれるストローク前半では、前記第1の案内部の案内面によって前記被案内部が案内されて前記脚部が拡開されると共に、ストローク後半では、前記第2の案内部の案内面によって前記被案内部が案内されて前記脚部が拡開されることを特徴とする。
したがって、請求項1に記載の発明では、ピンのストローク量の増加に対するピンの挿入荷重の増加の度合が、ピンのストローク前半で従来の締結具と比較して大きく、ピンのストローク後半で従来の締結具と比較して小さくなる締結具が形成される。
ピンの挿入荷重が小さく、且つ、十分な引込み力が確保される締結具を提供することができる。
本発明の一実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。本締結具1は、グロメット2とピン3とによって構成されるプッシュ・リベットタイプ2ピースクリップであって、自動車のパネル部品等の締結部材4に内装部品等の被締結部材5を締結させるに際して、当該締結部材4と被締結部材5との整合された取付穴4a,5aに装着される。そして、グロメット2に対してピン3が押込められることにより、ピン3の先端側(図1における紙面視下側)に形成された案内部6にグロメット2の被案内部14が案内されて、グロメット2の脚部8が撓んで拡開される。このグロメット2の撓みの反力によって当該締結具1に引込み力(軸力)が生じて、締結部材4と被締結部材5とが締結される。そして、本締結具1では、ピン3の案内部6が、当該ピン3の軸線方向へ区分されてピンの軸線に対して2段階に傾斜されて、これにより、ピン3の挿入時における当該ピン3のストローク量の増加に対するピン3の挿入荷重の増加の度合が、ピン3のストロークの前半と後半とで段階的に切替えられる構造になっている。
図1に示されるように、上記グロメット2には、略円板状に形成されて外径寸法が上記被締結部材5の取付穴5a(図3参照)の内径寸法よりも大きい鍔部7が形成される。また、該鍔部7の下面7aには、下方(図1における紙面視下方向)へ延びる上記脚部8が設けられる。さらに、該脚部8には、略円筒状に形成された基部9が形成されて、該基部9の内側には、上記鍔部7の上面7bに開口されたピン挿通孔10が形成される。また、上記脚部8は、基部9よりも下側(図1における紙面視下側)の部分が、相互に直交される当該脚部8の2つの軸平面によって分割されて、4本の脚片11が形成される。なお、各脚片11は、ヒンジ部12を介して基部9に接続されており、隣接される各脚片11の間には所定幅のスリット13が形成される。また、各ヒンジ部12の内側には、上記ピン挿通孔10が延長されて形成されて、さらに、各脚片11の内側には、上記ピン挿通孔10の略擂鉢状に形成された底部10aが形成される。また、上記グロメット2は、脚部8の各脚片11の内側の、鍔部7の下面7aからの距離が等しい位置に、当該グロメット2の中心線に向けて突出されて上記ピン3の案内部6に摺接される被案内部14が設けられる。
図2に示されるように、上記ピン3には、略円板状に形成されて外径寸法が上記グロメット2の鍔部7に開口されたピン挿通孔10の内径寸法よりも大きい頭部15が形成される。また、該頭部15の下面には、下方(図2における紙面視下方向)へ延びる軸部16が設けられる。さらに、該軸部16には、上記案内部6と、頭部15の下面から延びて略外円筒面を有する基部17とが、基部17と案内部6の上端(図2における紙面視上側の端)との双方の外径寸法よりも小さい外径寸法を有する略円柱状に形成された中間部18を介して、同一直線上に設けられる。そして、本締結具1では、上記案内部6の上端縁が円環状に形成されており、ピン3がグロメット2に対してストロークされて引込み力が十分に高められた時点で、上記案内部6の上端縁にグロメット2の各脚片11の被案内部14が係合される構造になっている。
また、図2に示されるように、上記案内部6は、先端側(図2における紙面視下側)に配置されて円錐台形状に形成された第1の案内部6a(先端側の区分)と、基部17側(図における紙面視上側)に配置されて円錐台形状に形成された第2の案内部6b(基端側の区分)と、に区分される。上記第1の案内部6aは、当該ピン3の軸線に対する案内面の傾斜角度α1(以下、頂角と称する。)が30°〜65°に設定されて、また、上記第2の案内部6bは、頂角α2が5°〜25°に設定される。そして、本締結具1は、ピン3がグロメット2に対してストロークされると、当該ストロークの前半では、第1の案内部6aの案内面によってグロメット2の脚部8の各脚片11の被案内部14が案内されて各脚片11が拡開されると共に、ストロークの後半では、第2の案内部6bの案内面によってグロメット2の脚部8の各脚片11の被案内部14が案内されて各脚片11が拡開される構造になっている。
また、図2に示されるように、上記ピン3には、軸部16の先端側(図2における紙面視下側)の軸線回りに、軸平面上に設けられた4枚のリブ20が等配される。そして、本締結具1では、各リブ20が、グロメット2の脚部8の隣接される脚片11間に形成された各スリット12に係合されて、グロメット2がピン3に対して回り止めされる構造になっている。なお、上記ピン3の案内部6は、先端が略球面状に形成されると共に、第1の案内部6aと第2の案内部6bとの案内面が切替え部19を介して連続される。また、本締結具1は、グロメット2とピン3とが組み付けられた状態(図1参照)で工場から出荷される。
次に、本締結具1の作用を説明する。まず、締結部材4に被締結部材5が重ね合わされて、締結部材4の取付穴4aに被締結部材5の取付穴5aが整合される。そして、図3に示されるように、グロメット2の脚部8が取付穴4a,5aに挿入されて当該グロメット2の鍔部7が被締結部材5に当接される。次に、図3に示される状態で、ピン3の頭部15が押込まれて当該ピン3がグロメット2に対してストロークされる。これにより、ピン3のストローク前半では、図4に示されるように、グロメット2の脚部8の各脚片11の被案内部14がピン3の第1の案内部6aに案内されて各脚片11が拡開される。そして、案内部6の切替え部19が各脚片11の被案内部14に到達されて、ピン3のストローク後半では、図5に示されるように、グロメット2の脚部8の各脚片11の被案内部14がピン3の第2の案内部6bに案内されて各脚片11が拡開される。そして、図6に示されるように、本締結具1では、グロメット2の脚部8の各脚片11の被案内部14がピン3の案内部6の上端縁に係合されることにより、締結部材4と被締結部材5とが締結された状態が保持される。
ところで、図7に示されるように、案内部6の頂角がαであるピン3が、グロメット2に対して挿入荷重Pで押込まれる場合に、ピン3の案内部6の案内面に対して垂直に作用されるグロメット2の脚部8の被案内部14からの反力をN1、案内部6と被案内部14との間に作用される案内面に沿った摩擦力をFとすると、
P=N1sin(α)+Fcos(α)
となる。
また、ピン3の案内部6とグロメット2の脚部8の被案内部14との摩擦角をλ、ピン3の案内部6に作用されるグロメット2がピン3を押し上げる力(以下、押上げ力と称する。)をNとすると、ピン3の挿入荷重に対する押上げ力Nの比(以下、N/P比と称する。)は、
N/P=cos(α)・cos(λ)/sin(α+λ)
となる(以下、第1の関係式と称する。)。
ここで、ピン3の案内部6とグロメット2の脚部8の被案内部14との摩擦係数を0.2とすると、
λ=tan-1(0.2)=11°
となり、上記第1の関係式において、λ=11°とした場合の、ピン3の案内部6の頂角とN/P比との関係、並びに、ピン3の案内部6の頂角とピン3のストローク量(規定の引込み力を得るために必要なピン3のストローク量)との関係は、それぞれ図8に示されるようになる。この図に示されるように、締結具1においては、ピン3の頂角αが小さい程、N/P比が大きくなり、より小さい挿入荷重Pで規定押上げ力(設計上求められる押上げ力)が得られるが、ピン3のストローク量が大きくなる。また、ピン3の頂角αが大きい程、より小さいピン3のストローク量で規定押上げ力が得られるが、N/P比が小さくなりピン3の挿入荷重Pが大きくなる。
ここで、第1の案内部6aの頂角α1を50°、第2の案内部6bの頂角α2を10°、従来の締結具の頂角αを30°とした場合に、本締結具1と従来の締結具とで、ピン3のストローク量と挿入荷重Pとの関係を比較すると、図9に示されるように、本締結具1においては、グロメット2の撓みが小さいピン3のストローク前半では、従来の締結具と比較して、ストローク量の増加に対するピン3の挿入荷重Pの増加の比が大きい状態(N/P比が小さい状態)で推移されて、この状態では、ピン3のストローク量に対するグロメット2の脚部8の各脚片11が拡開される度合いが大きくなる。また、本締結具1においては、ピン3の案内部6の切替え部19がグロメット2の被案内部14に到達された時点で被案内部14が案内される案内部6が第1の案内部6aから第2の案内部6bへ切替えられる。そして、グロメット2の撓みが大きいピン3のストローク後半では、従来の締結具と比較して、ストローク量の増加に対するピン3の挿入荷重Pの増加の比が小さい状態(N/P比が大きい状態)で推移されて、この状態では、ピン3のストローク量に対するグロメット2の脚部8の各脚片11が拡開される度合いが小さくなる。
したがって、本締結具1は、従来の締結具と比較して、グロメット2の撓みが小さくピン3に作用されるグロメット2からの反力が相対的に小さいピン3のストローク前半では、グロメット2の脚部8の各脚片11が小さいストローク量で大きく拡開されてピン3のストロークが稼がれると共に、グロメット2の撓みが大きくピン3に作用されるグロメット2からの反力が相対的に大きくなるピン3のストローク後半では、N/P比が高められてピン3の挿入荷重が軽減される。そして、締結具の引込み力はピン3をストロークエンドまで挿入するのに要する仕事量と略同値関係にあることから、本締結具1の引込み力は、図9におけるピン3のストロークと挿入荷重との関係を示す曲線C1とX軸とX=Lとによって囲繞される部分の面積で示されて、また、従来の締結具の引込み力は、図9におけるピン3のストロークと挿入荷重との関係を示す直線C2とX軸とX=Lとによって囲繞される部分の面積で示される。そして、図9に示されるように、双方の面積が略等しく、本締結具1の引込み力と従来の締結具の引込み力とが略等しくなることから、本締結具1は、従来の締結具に対してピン3のストローク量を延ばすことなく、且つ十分な引込み力を確保した上で、ピン3の挿入荷重Pが低減される。
この実施の形態では以下の効果を奏する。
本締結具1は、グロメット2とピン3とによって構成されるプッシュ・リベットタイプ2ピースクリップであって、グロメット2の脚部8の各脚片11の被案内部14が案内されるピン3の案内部6が、第1の案内部6a(先端側の区分)と第2の案内部6b(基端側の区分)とにピン3の軸線方向へ区分される。
したがって、ピン3の各案内部6a,6bの頂角α1,α2、並びに当該案内部6における切替え部19の位置を必要に応じて任意に設定することにより、用途に応じて多種多様な仕様の締結具1を提供することが可能になる。
本締結具1は、第1の案内部6aの頂角α1が30°〜65°に設定されると共に、第2の案内部6bの頂角α2が5°〜25°に設定される。したがって、本締結具1では、グロメット2の撓みが小さくピン3に作用されるグロメット2からの反力が小さいピン3のストローク前半では、被案内部14が比較的大きい頂角αの第1の案内部6aによって案内されることにより、グロメット2の脚部8の各脚片11が小さいストローク量で大きく拡開されて、ピン3のストロークが稼がれると共に、グロメット2の撓みが大きくピン3に作用されるグロメット2からの反力が大きくなるピン3のストローク後半では、被案内部14が比較的小さい頂角αの第2の案内部6bによって案内されることにより、N/P比が高められてピン3の挿入荷重Pが軽減される。
これにより、本締結具1では、ピン3の軸部16の長さ(ピン3の首下長さ)に制限があって従来の締結具に対してピン3のストローク量を延ばすことができない場合であっても、十分な引込み力(従来の締結具と同等の引込み力)を、より小さいピン3の挿入荷重Pで発生させることが可能になる。
なお、実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
本締結具1では、ピン3の案内部6が2つに区分されて当該案内部6が2段階に傾斜されるが、ピン3の案内部6を3つ以上に区分させてもよく、例えば、ピン3の案内部6を3つに区分させて当該案内部6を3段階に傾斜させてもよい。
本締結具1では、グロメット2の脚部8が4本の脚片11に分割されたが、例えば、当該脚部8を3本の脚片11に分割させてもよい。この場合、脚片11の本数に、ピン3のリブ20の枚数を整合させる。
本締結具の説明図である。 本締結具のピンの正面図である。 本締結具の説明図であって、本締結具が締結部材と被締結部材との取付穴に挿入された状態を示す図である。 本締結具の説明図であって、グロメットの脚部の脚片がピンの第1の案内部に案内されて拡開されるピンのストローク前半の状態を示す図である。 本締結具の説明図であって、グロメットの脚部の脚片がピンの第2の案内部に案内されて拡開されるピンのストローク後半の状態を示す図である。 本締結具の説明図であって、グロメットの脚部の脚片がピンの案内部の上端縁に係合された状態を示す図である。 本締結具の説明図であって、ピンの案内部に作用される力の態様を示す図である。 本締結具の説明図であって、ピンの案内部の頂角とN/P比との関係、並びに、ピンの案内部の頂角とピンのストローク量との関係を示す図である。 本締結具の説明図であって、ピンのストローク量に対する挿入荷重の変化の推移を示す図である。
符号の説明
1 締結具、2 グロメット、3 ピン、6 案内部、6a 第1の案内部(先端側の案内部)、6b 第2の案内部(基端側の案内部)、7 鍔部、8 脚部、10 ピン挿通穴14 被案内部

Claims (1)

  1. グロメットと、該グロメットに挿通されるピンとによって構成されて、前記グロメットが、鍔部と、該鍔部から延長されて前記鍔部に開口されたピン挿通孔が形成される脚部とを備えており、前記ピン挿通孔に挿通された前記ピンが前記グロメットに押し込まれることにより、前記グロメットの前記脚部に形成された被案内部が前記ピンの先端に形成された案内部によって案内されて、前記ピンの回りに分割された前記脚部が拡開される締結具であって、前記案内部は、前記ピンの軸線方向へ区分されて前記ピンの軸線に対して2段階に傾斜され、前記案内部の先端側の区分が前記ピンの軸線に対して30°〜65°に傾斜される案内面を有する第1の案内部と、前記案内部の基端側の区分が前記ピンの軸線に対して5°〜25°に傾斜される案内面を有する第2の案内部とを有し、前記ピンが前記グロメットに押し込まれるストローク前半では、前記第1の案内部の案内面によって前記被案内部が案内されて前記脚部が拡開されると共に、ストローク後半では、前記第2の案内部の案内面によって前記被案内部が案内されて前記脚部が拡開されることを特徴とする締結具。
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