JP2001193718A - クリップ - Google Patents

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JP2001193718A
JP2001193718A JP2000000696A JP2000000696A JP2001193718A JP 2001193718 A JP2001193718 A JP 2001193718A JP 2000000696 A JP2000000696 A JP 2000000696A JP 2000000696 A JP2000000696 A JP 2000000696A JP 2001193718 A JP2001193718 A JP 2001193718A
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grommet
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knob
elastic leg
clip
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Hiroshi Arisaka
洋 有坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮固定時にグロメット1が離脱しがたく、し
かも、固定時に強固に固定できる一方で取り外しには容
易に取り外せるクリップを提供する。 【解決手段】 クリップは、車体パネルP2の非円形の
取付孔P2Aに挿通自在なグロメット1と、このグロメ
ット1に対して挿脱可能なピン部材2と、を備える。上
記グロメット1は、フランジ状部1Bと、このフランジ
状部1Bに連続して拡開自在に設けられた弾性脚部1A
と、上記ピン部材2を挿脱自在な、横断面が非円形の中
空部1Cと、を備える。弾性脚部1Aは、上記取付孔P
2Aに対して第一の角度で挿脱可能で且つこの第一の角
度以外の第二の角度で挿脱不能な横断面形状を有する。
上記ピン部材2は、摘み部2Bと、この摘み部2Bに連
続して設けられた軸部2Aと、を備える。この軸部2A
は、上記中空部1Cに挿通することで上記弾性脚部1A
を拡開して該弾性脚部1Aを上記取付孔P2Aに係合さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、互いに重畳した
状態の部品同士を固定するためのクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パネル同士などの部品を
互いに一体化した状態で取り付けるような場合には締結
により取り付ける構造がある。しかしながら、締結作業
を行う場合には、ネジのリードに合わせたねじ込み作業
が必要となり、作業時間を短縮しにくいという問題があ
る。また、締結方式の場合には、外部に露出しているネ
ジ頭を隠して美観を損ねないようにするためにネジ頭を
覆うキャップなどを準備することもあり、この場合には
部品点数の増加を招いてしまう。
【0003】そこで、近年では、かような締結方式に代
えて、いわゆるワンプッシュ方式が可能なクリップを用
いることが提案されている(例えば、実開平7−105
28号公報、実開平7−20409号公報)。これら公
報に記載されている発明は、細部においては種々相違す
るが、基本的には、概ね次の通りである。すなわち、周
方向に複数分割されて内周面側から押し広げることが可
能な弾性脚部を有する筒状のグロメットと、このグロメ
ット内に挿入可能であって、周方向に上記弾性脚部に対
応して径方向に突出する突起を有したピン部材とを備え
ている。そして、上記グロメットを、互いに重ね合わさ
れた状態の取付部品である第一のパネル等と被取付部品
である第二のパネル等との互いに整合する位置に穿設さ
れた孔に差し入れる。次いで、上記グロメット内に上記
ピン部材を挿入すると、上記突起によって上記弾性脚が
径方向に押し広げられ、その一部が上記孔の周縁部に掛
かり止めされて取り付け部材同士が一体化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造におい
ては、締結作業と違って、ピン部材をグロメット内に差
し込むだけの操作で上記第一のパネル(取付部品)と第
二のパネル(被取付部品)とを固定することができるた
め、作業時間を短縮することが可能である。しかしなが
ら、互いに固定された第一、第二のパネルを搬送するよ
うな場合に、振動等によってクリップが上記孔から脱落
してしまうことがあった。このような不都合は、上記弾
性脚の拡開量を大きくして孔に対する掛かり止めを強固
にすれば解消されるが、実際の場合、上記第一、第二の
パネルは比較的軽く結合した(仮固定)状態で工場等に
運ばれ、互いに仮固定された第一、第二のパネルを上記
クリップを用いて、上記工場で別途他の部品等に固定さ
れる(本固定)ことが多い。従って、当初から第一、第
二のパネルを強固にしておくことは好ましくない。
【0005】更に、上記クリップを利用して上記第一、
第二のパネルを別の部品に固定して成る製品の保守・点
検を行うような場合、これら第一、第二のパネルを上記
別の部品から取り外す必要がある。この場合、作業性を
向上させるには、上記クリップの取り外しを容易に行え
るようにする必要がある。しかしながら、固定時に強固
に固定でき、取り外しには容易に取り外せるようなクリ
ップは、未だ知られてはいないものであった。
【0006】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、仮固定時にグ
ロメットが離脱しがたく、しかも、固定時に強固に固定
できる一方で取り外しには容易に取り外せるようなクリ
ップを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明は、互いに重畳した状態の
取付部品と被取付部品とを固定するためのクリップであ
って、互いに整合する位置に形成された上記取付部品の
孔と被取付部品の非円形孔とに挿通自在なグロメット
と、このグロメットに対して挿脱可能なピン部材と、を
備え、上記グロメットは、フランジ状部と、このフラン
ジ状部に連続して拡開自在に設けられ、上記非円形孔に
対して第一の角度で挿脱可能で且つこの第一の角度以外
の第二の角度で挿脱不能な横断面形状を有する弾性脚部
と、これらフランジ状部及び弾性脚部を貫通して設けら
れ、上記ピン部材を挿脱自在な、横断面が非円形の中空
部と、を備え、上記ピン部材は、摘み部と、この摘み部
に連続して設けられ、上記中空部の横断面形状と対応す
る形状で互いに相対回転不能な横断面を有する軸部と、
を備え、この軸部は、上記中空部に挿通することで上記
弾性脚部を拡開して該弾性脚部を上記孔及び非円形孔に
係合させるものであることを特徴とするものである。
【0008】上述したように構成される請求項1に記載
したクリップを用いて、取付部品と非取付部品とを結合
固定する際の作用は、前述した従来構造とほぼ同様であ
る。すなわち、上記グロメットを、互いに重ね合わされ
た状態の取付部品と被取付部品との互いに整合する位置
に穿設された孔に差し入れる。次いで、上記グロメット
内に上記ピン部材を挿入する。この結果、上記ピン部材
によって上記弾性脚が径方向に押し広げられ、その一部
が上記孔の周縁部に掛かり止めされて取り付け部材同士
が一体化される。
【0009】特に、この請求項1に記載したクリップの
場合、被取付部品に非円形孔を設けており、上記グロメ
ットの弾性脚部を、上記非円形孔に対して第一の角度で
挿脱可能で且つこの第一の角度以外の第二の角度で挿脱
不能な横断面形状を有するものとしているため、この弾
性脚部を第二の角度となるよう回動させておけば、該グ
ロメットが互いに重ね合わされた被取付部材及び取付部
材から脱落することが防止され、以後の作業を円滑に行
えるようになる。また、本固定状態を解除し、取付部品
と被取付部品とを取り外すような場合には、上記ピン部
材を上記グロメットのフランジ状部上方まで引き抜いた
後、上記グロメットを第一の角度となるように回動させ
ることで容易に行える。従って、請求項1に記載したク
リップを用いることで、仮固定時にグロメットが離脱し
がたく、しかも、固定時に強固に固定できる一方で取り
外しには容易に取り外せるようになる。
【0010】次に、請求項2に記載した発明にあって
は、上記摘み部は、中央がくびれた細長い略瓢箪形であ
って、前記フランジ状部には、上記摘み部の形状に合致
するように中央がくびれた細長い略瓢箪形状でこの摘み
部の厚さと略等しい深さの溝部を設けており、前記ピン
部材を前記グロメットに完全に挿通した状態において、
上記摘み部が上記溝部に、互いの表面が同一平面となる
よう嵌入するようにしたことを特徴とするものである。
【0011】このような構成を有する請求項2に記載し
たクリップにあっては、上述した効果に加え、ピン部材
をグロメットに完全に挿入した本固定状態において上記
摘み部が上記溝部に入り込み、該摘み部の表面が上記フ
ランジ状部の表面と同一平面となるため、この摘み部が
回動することが防止されるため、ピン部材がグロメット
から抜け出ることが防止される。この結果、弾性脚部に
よる孔に対する掛かり止めが強固なままとなり、本固定
状態を長期間に亙って維持できる。しかも、該摘み部の
表面が上記フランジ状部の表面と同一平面となるため、
見栄えも良い。
【0012】尚、さらに、上記被取付部品の裏面側に、
上記グロメットの回転を規制するストッパを設けるとと
もに、該グロメットを構成する上記弾性脚部に、この弾
性脚部が上記孔に完全に挿通された状態において上記ス
トッパに係止自在な突片を設けた場合には、ストッパに
よってグロメットの回転が防止され、グロメットが上記
第一の角度となるのが防止されるため、グロメットが上
記孔から不用意に抜け出ることが防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す発明の実施
の形態例に基づき、この発明を詳細に説明する。
【0014】図1は、本形態例に係るクリップの要部を
示す斜視図である。本形態例に係るクリップは、互いに
重畳した状態で取り付けられる車体パネルP1、P2に
それぞれ形成されている取付孔P1A、P2Aに挿通可
能なグロメット1と、このグロメット1に対して挿脱可
能なピン部材2とを備えている。
【0015】上記グロメット1は、可撓性を有する樹脂
材料が用いられた成形品であり、図示矢印方向に相当す
る挿入方向前側に弾性脚部1Aを有し、この弾性脚部1
Aの上端には円盤状のフランジ状部1Bが形成されてい
る。更に、これらフランジ状部1Bと弾性脚部1Aとの
中央には、ピン部材2の軸部2Aを挿脱する中空部1C
が設けられている。また、上記フランジ状部1Bには、
ピン部材2の摘み部2Bの形状に対応する瓢箪形状の溝
部1B1が設けられている。
【0016】また、上記弾性脚部1Aは、周方向に沿っ
て複数に分割された片持ち梁状をなす片部1A1が設け
られており、その片部1A1のうちで、上記フランジ状
部1Bに形成されている溝部1B1の長軸方向に平行し
て軸心を挟んだ対称位置の片部(便宜上、符号1A1’
で示す)には、有底筒部1Aの外周面から外方に向け突
出する突起1A2が設けられている。この突起1A2の
突出量は、図1においてグロメット1の挿通方向(図示
矢印方向)における前側に位置する車体パネルP2に形
成されている取付孔P2Aの周辺に当接できる量とされ
ている。
【0017】尚、上記取付孔P2Aは、その周方向の一
部に上記突起1A2の突出量に対応してその突起1A2
を挿通することができるスリットP2Bが形成された、
非円形形状とされており、上記突起1A2は、取付孔P
2Aとの位相を変えることでスリットP2B以外の孔縁
周辺に当接できるようになっている。上記車体パネルP
1が特許請求の範囲に記載した取付部品に相当する。ま
た、上記車体パネルP2が特許請求の範囲に記載した被
取付部品に相当する。
【0018】ピン部材2は、図2に示すように、グロメ
ット1内に挿通される軸部2Aと摘み部2Bとを備えて
いる。上記軸部2Aには、軸心を中心にして対称位置に
平坦面2A1が形成されてグロメット1に形成されてい
る中空部1Cに挿入されることでグロメット1を回転さ
せることができるようになっている。また、上記摘み部
2Bは、平面視形状が長軸と短軸とを有する形状、つま
り、グロメット1側のフランジ状部1Aの溝部1A12
の形状に対応して瓢箪形状とされている。
【0019】一方、上述した車体パネルP1、P2のう
ちで、グロメット1の挿通方向前側に位置する車体パネ
ルP2側には、取付孔P2Aの近傍に、ストッパP2C
が設けられている。このストッパP2Cは、取付孔P2
Aを通過したグロメット1の突起1A2が回転した際の
回転停止位置を規定することができる位置に設けられて
いる。尚、図1においては、突起1A2と突部P2Cと
の位置関係を一点鎖線で示してある。
【0020】本形態例に係るクリップは、上述のように
構成されるため、車体パネルP1、P2同士を一体に固
定する場合、図3(A)に示すように、グロメット1が
車体パネルP1側から車体パネルP2側に向けて挿通さ
れる。車体パネルP1、P2側にグロメット1が挿通さ
れる際には、グロメット1に形成されている突起1A2
が車体パネルP2に形成されている取付孔P2Aが有す
るスリットP2Bを通過可能な向き(第一の角度)にさ
れた上で挿入され、更に、上記フランジ状部1Bが車体
パネルP1の上面に突き当てられる。このように、上記
第一の角度とは、上述のようにグロメット1が取付孔P
2Aに挿脱可能な状態を言う。
【0021】次いで、グロメット1にピン部材2が挿入
され、ピン部材2の操作によってグロメット1を回転で
きる状態とされる。上記ピン部材2は、軸部2Aのよう
に一様な径の外周面を持つのでなく、軸部2Aの外径よ
りも大きい長軸を備えているので、作業者が指で回しや
すくなっており、作業者により回転操作されると、これ
に連動してグロメット1を回転させることができる。ピ
ン部材2の回転操作によってグロメット1が上記第一の
角度とは異なる第二の角度となるよう回転すると、図3
(B)に示すように、突起1A2の位置が上記取付孔P
2AのスリットP2Bから外れ、スリットP2B以外の
孔縁周辺に対向当接することになる。これにより、グロ
メット1及びピン部材2は、車体パネルP1,P2同士
を接合した状態で抜け止めされる(仮固定状態)。尚、
上記第二の角度とは、グロメット1が取付孔P2Aに挿
脱不可能な状態をいう。
【0022】図3(B)に示した仮固定状態から更にピ
ン部材2を押し込むと、ピン部材2によってグロメット
1側の片部1A1、1A1’がグロメット1の内側から
押し広げられる。これにより、突起1A2が拡開されて
車体パネルP2の裏面側に圧接するので、車体パネルP
1,P2同士が突起1A1と受け面1Bとで挟持された
状態となり、一体化される(本固定状態)。ピン部材2
は、突起1A2が車体パネルP2の裏面に圧接した際に
発生する反力によって片部1A1,1A1’の内周面に
対して摩擦係合することができるので、不用意に抜け出
ることがない。
【0023】本形態例に係るクリップの場合、上述した
ように車体パネルP2に非円形孔である取付孔P2Aを
設けており、上記グロメット1の弾性脚部1Aを、上記
取付孔P2Aに対して上記第一の角度で挿脱可能で且つ
上記第二の角度で挿脱不能な横断面形状を有するものと
している。このため、上記弾性脚部1Aを第二の角度と
なるよう回動させておけば、該グロメット1が車体パネ
ルP1、P2から脱落することが防止され、他の工場で
他の部材に本固定する等の以後の作業を円滑に行えるよ
うになる。また、本固定状態を解除し、車体パネルP
1、P2を取り外すような場合には、上記ピン部材2を
フランジ状部1Bより上方まで引き抜いた後、上記グロ
メット1を第一の角度となるように回動させることで、
この取り外し作業を容易に行える。
【0024】更に、ピン部材2をグロメット1に完全に
挿入した本固定状態においては、上記摘み部2Bが上記
溝部1B1に入り込み、該摘み部2Bの表面が上記フラ
ンジ状部1Bの表面と同一平面となるため、この摘み部
2Bが回動することが防止され、ピン部材2がグロメッ
ト1から抜け出ることが防止される。この結果、弾性脚
部1Aによる取付孔P1A、P2Aに対する掛かり止め
が強固なままとなり、本固定状態を長期間に亙って維持
できる。しかも、該摘み部2の表面が上記フランジ状部
1Bの表面と同一平面となるため、見栄えも良い。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載したクリップにあって
は、仮固定時にグロメットが離脱しがたく、しかも、固
定時に強固に固定できる一方で取り外しには容易に取り
外せるようになる。
【0026】また、請求項2に記載した発明にあって
は、上述した効果に加え、ピン部材の摘み部が回動する
ことが防止されるため、ピン部材がグロメットから抜け
出ることが防止される。この結果、弾性脚部による孔に
対する掛かり止めが強固なままとなり、本固定状態を長
期間に亙って維持できる。しかも、該摘み部の表面が上
記フランジ状部の表面と同一平面となるため、見栄えも
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係るクリップの要
部斜視図である。
【図2】同じくグロメットとピン部材とを分離した状態
を示す斜視図である。
【図3】同じくグロメットとピン部材との取り付け状態
を示しており、(A)は、グロメットの挿入状態を、
(B)はグロメットの回動状態を、(C)はグロメット
の片部の拡開状態を、それぞれ示している。
【符号の説明】 1 グロメット 1A 弾性脚部 1A1、1A1’ 片部 1A2 突起 1B フランジ状部 1B1 溝部 1C 中空部 2 ピン部材 2A 軸部 2A1 平坦面 2B 摘み部 P1、P2 車体パネル P2A 取付孔 P2B スリット P2C ストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに重畳した状態の取付部品と被取付
    部品とを固定するためのクリップであって、 互いに整合する位置に形成された上記取付部品の孔と被
    取付部品の非円形孔とに挿通自在なグロメットと、この
    グロメットに対して挿脱可能なピン部材と、を備え、 上記グロメットは、フランジ状部と、このフランジ状部
    に連続して拡開自在に設けられ、上記非円形孔に対して
    第一の角度で挿脱可能で且つこの第一の角度以外の第二
    の角度で挿脱不能な横断面形状を有する弾性脚部と、こ
    れらフランジ状部及び弾性脚部を貫通して設けられ、上
    記ピン部材を挿脱自在な、横断面が非円形の中空部と、
    を備え、 上記ピン部材は、摘み部と、この摘み部に連続して設け
    られ、上記中空部の横断面形状と対応する形状で互いに
    相対回転不能な横断面を有する軸部と、を備え、この軸
    部は、上記中空部に挿通することで上記弾性脚部を拡開
    して該弾性脚部を上記孔及び非円形孔に係合させるもの
    であることを特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】 前記摘み部は、中央がくびれた細長い略
    瓢箪形であって、前記フランジ状部には、上記摘み部の
    形状に合致するように中央がくびれた細長い略瓢箪形状
    でこの摘み部の厚さと略等しい深さの溝部を設けてお
    り、前記ピン部材を前記グロメットに完全に挿通した状
    態において、上記摘み部が上記溝部に、互いの表面が同
    一平面となるよう嵌入するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のクリップ。
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