JP2599218B2 - 包装ケースの開口装置 - Google Patents

包装ケースの開口装置

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JP2599218B2
JP2599218B2 JP2260029A JP26002990A JP2599218B2 JP 2599218 B2 JP2599218 B2 JP 2599218B2 JP 2260029 A JP2260029 A JP 2260029A JP 26002990 A JP26002990 A JP 26002990A JP 2599218 B2 JP2599218 B2 JP 2599218B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] この発明は両側に口部を有する筒状のケース本体に対
しこの両口部間にわたり折り線を設けた包装ケースを平
坦状に折り畳んだ収納状態から筒状に開く装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、カートン等の包装ケースを平坦状に折り畳んだ
収納状態から筒状に開く装置を備えた包装機は種々提供
されている。この包装機においては、包装ケースが一部
の折り線により折り畳んだ平坦状態で収納され、この収
納状態から直線包装ケースを筒状に開くようになってい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところが、包装ケースは平坦状に折り畳んで収納され
ているため、同包装ケースを筒状に開いても、折り畳ま
れていた折り線付近に生ずる包装ケースの弾性などによ
り包装ケースが所定の開口形状を保持することができな
くなり、次工程における包装物品の供給やフラップによ
る口部の閉塞に支障を来たすおそれがあった。
特に、包装ケースがプラスチック製のものである場合
にはその欠点が顕著である。そのため、現在、プラスチ
ックからなるフラップ付き包装ケースにより物品を自動
包装する場合には、折り易い特殊な罫線を有する包装ケ
ースについてのみ、従来のカートン包装機を利用してい
るが、その他のものについては通常手作業で行っている
ため、その折り曲げ作業が大変面倒であった。
本発明は筒状のケース本体を有する包装ケースを平坦
状態から筒状に開いたとき所定の開口形状を保持するこ
とができるようにすることを目的としている。
発明の構成 [課題を解決するための手段] この目的に鑑み本発明に係る包装ケースの開口装置
は、後記する第一実施例の図面(第1〜8図)に示すよ
うに、両側に口部3を有する筒状のケース本体2対しこ
の両口部3間にわたり折り線4,5,6,7を設けた包装ケー
ス1を、一部の折り線5,7で折って収納するケース収納
部12と、このケース収納部12の取出側に隣接して設けた
ケース圧縮部18,19と、前記ケース収納部12の取出側か
ら包装ケース1を取出す位置とこの包装ケース1を前記
ケース圧接部18,19へ案内する位置との間で往復移動可
能なケース取出手段25と、このケース取出手段25により
取出された包装ケース1のケース本体2の各折り線4,5,
6,7のうち折られていない一つの折り線4又は6の部分
を、前記ケース圧接部18,19へ案内するガイド部20,21,2
2,23と、ケース収納部12からケース圧接部18,19に案内
される前記折り線4又は6部分を前記ガイド部20,21,2
2,23へ案内するために、その折り線4又は6部分の内側
に係合した状態で移動されるガイド部材26と、前記ケー
ス圧接部18,19から搬出された包装ケース1を筒状に開
くように挟持する開口手段38,50,57とからなるものであ
る。
又、本発明に係る包装ケースの開口装置は、後記する
第二実施例の図面(第11〜16図)に示すように、両側に
口部3を有する筒状のケース本体2に対しこの両口部3
間にわたり折り線4,5,6,7を設けた包装ケース1を、一
部の折り線5,7で折って収納するケース収納部12と、こ
のケース収納部12の取出側に隣接して設けた一対のケー
ス圧接部18,19と、この両ケース圧接部18,19間の間隙S
を調節する手段60,61と、前記ケース収納部12の取出側
から包装ケース1を取出す位置とこの包装ケース1を前
記ケース圧接部18,19間の間隙Sへ案内する位置との間
で往復移動可能なケース取出手段25と、このケース取出
手段25により取出された包装ケース1のケース本体2の
各折り線4,5,6,7のうち折られていない他の折り線4,6の
一つを、前記ケース圧接部18,19間の間隙Sへ案内する
ガイド部20,21,22,23,26とからなるものである。
[作用] 本発明においては、包装ケース1を一部の折り線5,7
で折って収納してから、同ケース1を筒状に開く間に、
同ケース1を他の折り線4,6で折って変形させ、ケース
本体2の弾性を矯正して所定の開口形状を保持する。
この場合、包装ケース1の開口は強制的に行うか、又
はケース1の有する弾性復帰力を利用して行う。
[第一実施例] まず、本発明の第一実施例を第1〜8図に従って説明
する。
第1図に示すように本実施例の包装機に使用される包
装ケース1はプラスチックからなり、開いた状態で左右
両側に口部3を有するケース本体2は上壁2aと前壁2bと
下壁2cと後壁2dとから直方体形状をなし、各壁2a,2b,2
c,2d間には折り線4,5,6,7が左右両口部3間にわたり形
成されている。両口部3において前後両壁2b,2dには内
側フラップ8が折り線9を介して一体形成され、この内
側フラップ8は前後両壁2b,2dに対し面一となるように
延設されている。又、両口部3において上壁2aには外側
フラップ10が折り線11を介して一体形成され、この外側
フラップ10は上壁2aに対し面一となるように延設されて
いる。第2図に示すようにこのような包装ケース1は包
装前においてケース本体2の一部の折り線5,7で平坦状
に折り畳まれている。
次に、第2図に示すように折り畳まれた包装ケース1
を開口する装置について詳述する。
第3〜5図に示すように、ケース収納部12には左右両
側の位置決め側板13と、上側にある左右両天板14と、下
側にある左右両載置版15とが設けられ、両天板14の前部
及び両載置板15の前部にはそれぞれ位置決め部14a,15a
が相対向して突設されている。両載置板15間中央部にお
いて往復動チェーン16が掛渡され、この往復動チェーン
16に取着された押え部材17が上方へ立設されている。前
述したように折り畳まれた包装ケース1は両載置板15上
で立てて並べられ、両側板13と両天板14と両載置板15と
両天板14の位置決め部14a及び両載置板15の位置決め部1
5aと押え部材17とにより位置決めされている。両載置板
15上に並べられた各包装ケース1のうち最も後側の包装
ケース1は押え部材17により前方へ押え付けられ、その
押えにより各包装ケース1が互いに重ね合わされて最も
前側の包装ケース1が位置決め部14a,15aに引掛けられ
ている。
ケース収納部12の前方において両天板14付近には上下
一対の圧接ローラ18,19が回転可能に支持されている。
この上下両圧接ローラ18,19と両天板14の位置決め部14a
との間において上下両圧接ローラ18,19付近で上下両ガ
イドローラ20,21が回転可能に支持されている。上側の
ガイドローラ20と両天板14との間並びに下側のガイドロ
ーラ21と両載置板15との間においてそれぞれガイド板2
2,23が設けられている。両載置板15の前部付近に支持さ
れた往復回動軸24には上方へ延びる吸引アーム25が取着
され、同アーム25の上端部には吸引部25aが設けられて
いる。そして、吸引アーム25は最も前側の包装ケース1
を吸引する位置と、その位置から前方へ傾動して同包装
ケース1を上下両ガイドローラ20,21間に挿入する位置
とを取り得るようになっている。
前記位置決め部14a,15aに引掛けられている最も前側
の包装ケース1にはガイド部及びガイド部材としてのガ
イドロッド26が挿脱されるようになっている。このガイ
ドロッド26は包装ケース1の内側面の折り線6の部分に
係合して、その折り線6の部分を前記上下両ガイドロー
ラ20,21間へ案内する。
前記下側の圧接ローラ19とそれよりも前方で支持した
プーリ27aとの間、同プーリ27aとそれよりも前方で支持
したプーリ27bとの間にはそれぞれ複数本のベルト28,29
が互いに平行に掛渡されている。前記ベルト28,29の下
方には雄ねじ棒30が回転可能に支持され、この雄ねじ棒
30に螺合された雌ねじ部材31上に可動部材32が取着され
ている。この可動部材32の前後両側に支持された回動軸
33,34にはその回動に伴い上下方向へ傾動するアーム35,
36が取着され、この前後両アーム35,36の先端部にはス
トッパ37,38が上方へ突出するように取着されている。
後側のストッパ38よりも若干後方で可動部材32上には吸
引部材39が上下動可能に支持されている。そして、前後
両ストッパ37,38はアーム35,36の傾動に伴いベルト28,2
9上の搬送路に対し突出する位置と、同搬送路から下方
へ没入する位置とを取り得るようになっている。又、吸
引部材39もその上下動に伴い同搬送路に対し突出する位
置と、同搬送路から下方へ没入する位置とを取り得るよ
うになっている。さらに、雄ねじ棒30が回転して雌ねじ
部材31が前後方向へ移動すると、可動部材32も前後両ス
トッパ37,38及び吸引部材39とともに前後方向へ移動す
るようになっている。
前記可動部材32の前方において支持された回転軸40に
は3個のスプロケット41が取着され、各スプロケット41
には搬送チェーン42,43が互いに平行に巻掛けられてい
る。中央の搬送チェーン42には複数の搬送部材44aが等
間隔に取着されているとともに、左右両側の搬送チェー
ン43には複数の搬送部材44bが中央の搬送部材44aに対し
ずらして等間隔に取着され、各搬送部材44a,44bにより
一組の搬送部材44となっている。
前記丸ベルト28の上方において支持された回転軸45に
は左右一対のスプロケット46が取着されているととも
に、前記スプロケット41の上方において支持された回転
軸47には左右一対のスプロケット48が取着され、この両
スプロケット46,48間に左右一対の搬送チェーン49が巻
掛けられている。この両チェーン49には複数の搬送部材
50が等間隔に取着されている。回転軸45には両スプロケ
ット46間において一対のプーリ51が取着されているとと
もに、回転軸47には両スプロケット48間において一対の
プーリ52が取着され、この両プーリ51,52間に左右一対
の平ベルト53が巻掛けられている。さらに、回転軸47に
は両スプロケット48と両プーリ52との間において左右一
対のプーリ54が取着され、この両プーリ54に左右一対の
平ベルト55が巻掛けられている。そして、この平ベルト
53,55及び搬送チェーン49と、それらの下方に位置する
前記ベルト28、29及び搬送チェーン42,43との間で搬送
路が形成され、この搬送路を前記搬送チェーン42,43上
の搬送部材44a,44b及び前記チェーン49上の搬送部材50
が通るようになっている。
前記ベルト28の上方において支持されたエアシリンダ
56のピストンロッド56aには開口部材57が取着され、こ
の開口部材57はピストンロッド56aの進退に伴いベルト2
8上の搬送路において後側のストッパ38に対し接近離間
し得るようになっている。
次に、このように構成された包装ケース開口装置の作
用について詳述する。
まず、包装ケース1のサイズが決まると、第3図に示
すように雄ねじ棒30が回転し、可動部材32が雌ねじ部材
31を介して前後方向へ移動して、所定位置で停止する。
ケース収納部12には第2図に示すように一部の折り線5,
7で平坦状に折り畳まれた包装ケース1が位置決め部14
a,15aと押え部材17との間で重合されて収納されてい
る。
吸引アーム25が最も前側の包装ケース1に向けて後方
へ傾動し、ケース本体2の下壁2cに吸引部25aが当接す
ると、ケース本体2が吸引部25aにより吸着される。そ
の後、吸引アーム25が前方へ傾動すると、ケース本体2
が上下両ガイド板22,23により案内されながら、前壁2b
と下壁2cとの間の折り線6の部分が第6図に示すように
ガイドロッド26によって上下両ガイドローラ20,21間に
挿入され、ケース本体2が上下両圧接ローラ18,19間に
挾入される。この時、吸引アーム25の吸引部25aによる
吸引は解除される。この上下両圧接ローラ18,19間にお
いて、ケース本体2がその一部の折り線4,6で平坦状に
折り畳まれた状態となり、ケース収納部12において折り
畳まれていた折り線5,7は開くとともに、ケース収納部1
2において開いていた折り線4,6は折り畳まれる。
上下両圧接ローラ18,19間から搬出された包装ケース
1はベルト28により搬送され、後側ストッパ38に当接し
て停止する。この時、吸引部材39が上動してケース本体
2の下壁2cを吸着する。そして、エアシリンダ56のピス
トンロッド56aにより開口部材57がストッパ38に接近す
ると、第7図に示すようにケース本体2の後壁2dが開口
部材57により押されてケース本体2が開口部材57とスト
ッパ38との間で挾持され、ケース本体2の口部3が開き
始める。
次に、第8図に示すように搬送部材50がケース本体2
の後壁2dに接近して当接すると、ケース本体2がこの搬
送部材50とストッパ38との間で挾持され、ケース本体2
の口部3が完全に開いてケース本体2が直方体形状をな
す。そして、ストッパ38が下動するとともに、吸引部材
39も下動して吸引を解除すると、包装ケース1は搬送部
材50により押されてベルト29上に至り、ケース本体2が
前側のストッパ37に当接して停止する。ケース本体2が
後側のストッパ38を通り過ぎると、後側のストッパ38は
上動し、上下両圧接ローラ18,19から搬送された次の包
装ケース1に当接する。なお、ケース本体2の後壁2dと
当接する搬送部材50の停止位置が供給基準位置Pとな
り、包装ケース1のサイズに合わせて可動部材32が前後
方向へ移動してその両ストッパ37,38の位置が決まる。
その後、前側のストッパ37が下動すると、搬送部材50
により包装ケース1が前方へ搬送され、本体ケース2が
中央の搬送部材44aに当接したところでケース本体2が
中央の搬送部材44aと左右両側の搬送部材44bとにより挾
持され、そのまま各搬送部材44a,44bにより包装ケース
1が前方へ搬送されるに従い搬送部材50がケース本体2
から上方へ離れる。
特に本実施例においては、両側に口部3を有する筒状
のケース本体2に対しこの両口部3間にわたり折り線4,
5,6,7を設けた包装ケース1を、一部の折り線5,7により
折り畳んだ平坦状態で収納する手段と、同ケース1を筒
状に開く手段との間に、同ケース1を他の折り線4,6に
より折り畳んで平坦状に変形させる手段を付加したの
で、ケース本体2が前記収納時の平坦状態に戻る弾性を
矯正することができ、ケース本体2の両口部3をほぼ長
方形状に保持し易くなる。従って、次工程において包装
物品を口部3から確実に挿入することができるととも
に、その挿入後口部3に対し内外のフラップ8,10を確実
に折り曲げることができる。
なお、前述した実施例では上下両圧接ローラ18,19、
上下両ガイドローラ20,21、上下両ガイド板22,23及び吸
引アーム25により前記ケース本体2の弾性矯正を行って
いるが、そのほか第9図(a)(b)に示すようにケー
ス本体2内に一対の回動板58を挿入してその回動板58の
回動により、ケース本体2の弾性矯正を行ったり、第10
図(a)(b)に示すようにケース本体2の外側を吸引
部材59により吸着してその吸引部材59の回動によりケー
ス本体2の弾性矯正を行ったりすることも可能である。
[第二実施例] 次に、本発明の第二実施例を第11〜16図に従って説明
する。
この第二実施例では、前記第一実施例においてケース
圧接ローラ18,19から搬出された包装ケース1を筒状に
開くように挾持する開口手段(ストッパ38、搬送部材5
0、開口部材57等)がない。一方、第13図に示すよう
に、両圧接ローラ18,19を回転可能に支持する両支軸18
a,19aは互いに連動する両回転軸60に螺合され、一方の
回転軸60上のハンドル61を回すと、両支軸18a,19aが回
転軸60に沿って上下動し、両圧接ローラ18,19が互いに
接近離間する。従って、両圧接ローラ18,19間の間隙S
を調節することができる。
さて、この第二実施例では、まず両圧接ローラ18,19
の間隙Sを予め調節する。この間隙Sは包装ケース1の
厚みや材質等の条件により適宜決められる。
ケース収納部12には第2図に示すように一部の折り線
5,7で平坦状に折り畳まれた包装ケース1が位置決め部1
4a,15aと押え部材17との間で重合されて収納されてい
る。
吸引アーム25が最も前側の包装ケース1に向けて後方
へ傾動し、ケース本体2の下壁2cに吸引部25aが当接す
ると、ケース本体2が吸引部25aにより吸着される。そ
の後、吸引アーム25が前方へ傾動すると、ケース本体2
が上下両ガイド板22,23により案内されながら、前壁2b
と下壁2cとの間の折り線6の部分が第14図に示すように
ガイドロッド26によって上下両ガイトローラ20,21間に
挿入され、ケース本体2が上下両圧接ローラ18,19間の
間隙Sに挾入される。この時、吸引アーム25の吸引部25
aによる吸引は解除される。この上下両圧接ローラ18,19
間においては、第15図に示すように、ケース本体2がそ
の一部の折り線4,6で折られた状態となり、ケース収納
部12において折り畳まれていた折り線5,7は開くととも
に、ケース収納部12において開いていた折り線4,6は折
られる。
上下両圧接ローラ18,19間の間隙Sを通って搬出され
た包装ケース1は第16図に示すように弾性復帰力により
筒状に開く。
その後は図示しないが、この包装ケース1は次の工程
へ搬送される。
第一実施例では包装ケース1の開口を強制的に行って
いるが、この第二実施例では前記間隙Sを通すことによ
り包装ケース1の弾性を矯正してその復帰力によりケー
ス本体2の両口部3を所定形状に開いている。
発明の効果 本発明によれば、ケース本体2の弾性を確実に矯正す
ることができ、ケース本体2の両口部3を所定形状に保
持し易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は本発明の第一実施例を示し、第1図はケー
ス本体を開いた状態を示す包装ケースの斜視図、第2図
はケース本体を平坦状に折り畳んだ包装ケースを示す側
面図、第3図は第一実施例に係る包装ケース開口装置を
含む包装機の一部分を示す概略側断面図、第4図は同じ
く一部切欠概略平面図、第5図は同じく一部切欠概略平
面図、第6図はケース収納部から取出された包装ケース
が上下両圧接ローラ間に案内されて挾入される状態を示
す側断面図、第7図及び第8図は弾性矯正された包装ケ
ースが挾持されて開かれた状態を示す側断面図、第9図
(a)(b)及び第10図(a)(b)はそれぞれ包装ケ
ースの弾性矯正手段の別例を示す概略作用説明図、第11
〜16図は本発明の第二実施例を示し、第11図は第二実施
例に係る包装ケース開口装置を含む包装機の一部分を示
す概略側断面図、第12図は同じく一部切欠概略平面図、
第13図は上下両圧接ローラの間隙を調節するための手段
を示す概略図、第14図はケース収納部から取出された包
装ケースが上下両圧接ローラ間に案内されて挾入される
状態を示す側断面図、第15図は包装ケースが両圧接ロー
ラ間に挾入された状態を示す側断面図、第16図は包装ケ
ースがその弾性復帰力により筒状に開いた状態を示す側
断面図である。 1……包装ケース、2……ケース本体、3……口部、4,
5,6,7……折り線、12……ケース収納部、18,19……ケー
ス圧接ローラ(ケース圧接部)、20,21……ガイドロー
ラ(ガイド部)、22,23……ガイド板(ガイド部)、25
……吸引アーム(ケース取出手段)、26……ガイドロッ
ド(ガイド部及びガイド部材)、38……ストッパ(開口
手段)、50……搬送部材(開口手段)、57……開口部材
(開口手段)、S……間隙、60……回転軸、61……ハン
ドル。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側に口部(3)を有する筒状のケース本
    体(2)に対しこの両口部(3)間にわたり折り線(4,
    5,6,7)を設けた包装ケース(1)を、一部の折り線
    (5,7)で折って収納するケース収納部(12)と、 このケース収納部(12)の取出側に隣接して設けたケー
    ス圧接部(18,19)と、 前記ケース収納部(12)の取出側から包装ケース(1)
    を取出す位置とこの包装ケース(1)を前記ケース圧接
    部(18,19)へ案内する位置との間で往復移動可能なケ
    ース取出手段(25)と、 このケース取出手段(25)により取出された包装ケース
    (1)のケース本体(2)の各折り線(4,5,6,7)のう
    ち折られていない一つの折り線(4又は6)の部分を、
    前記ケース圧接部(18,19)へ案内するガイド部(20,2
    1,22,23)と、 ケース収納部(12)からケース圧接部(18,19)に案内
    される前記折り線(4又は6)の部分を前記ガイド部
    (20,21,22,23)へ案内するために、その折り線(4又
    は6)の部分の内側に係合した状態で移動されるガイド
    部材(26)と、 前記ケース圧接部(18,19)から搬出された包装ケース
    (1)を筒状に開くように挟持する開口手段(38,50,5
    7)とからなることを特徴とする包装ケースの開口装
    置。
  2. 【請求項2】両側に口部(3)を有する筒状のケース本
    体(2)に対しこの両口部(3)間にわたり折り線(4,
    5,6,7)を設けた包装ケース(1)を、一部の折り線
    (5,7)により折って収納するケース収納部(12)と、 このケース収納部(12)の取出側に隣接して設けた一対
    のケース圧接部(18,19)と、 この両ケース圧接部(18,19)間の間隙(S)を調節す
    る手段(60,61)と、 前記ケース収納部(12)の取出側から包装ケース(1)
    を取出す位置とこの包装ケース(1)を前記ケース圧接
    部(18,19)間の間隙(S)へ案内する位置との間で往
    復移動可能なケース取出手段(25)と、 このケース取出手段(25)により取出された包装ケース
    (1)のケース本体(2)の各折り線(4,5,6,7)のう
    ち折られていない他の折り線(4,6)の一つを、前記ケ
    ース圧接部(18,19)間の間隙(S)へ案内するガイド
    部(20,21,22,23,26)とからなることを特徴とする包装
    ケースの開口装置。
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